JP3992626B2 - 豆のさや剥き装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、豆類、特に枝豆をさやから取り出すための機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
枝豆は、ビールのおつまみとして馴染み深いが、小豆と同様、餅やまんじゅうのあん(餡)の原料としても用いられる。従来、枝豆のほとんどは、茹でた後、手作業でさやから取り出していた。しかしこれでは、大量のあんを作る場合、能率が悪い。そこで一部で機械化も行われている。例えば、特許公開2000−116368に記載の装置は、2本のローラを上下に並べ、その間にさや付き豆を送り込んで、さやを剥ぐようにしたものであるが、このような上下のローラ配置では、ローラの間にさや入り豆を確実に送り込むことが難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、構造が簡単で、動作の確実な豆のさや剥き機を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明のさや剥ぎ装置は、中に入っている豆をしごき出しながらさやを挟み込んで下に落とす、互に反対方向に回転駆動される前後2本のローラを有する。これらのローラは同位置にくびれ部分があってその部分でローラの間に落とし穴があいている。ローラの上に残された豆はこの落とし穴を通って下に落ちるように構成されている(請求項1)。
【0005】
この装置では、さや入りの豆を上から落とすように供給すると、2本のローラがさやを挟み込み込んで下に排出する。このとき、さやの中の豆はしごかれてさやから外に飛び出し、2本のローラの上に残る。この豆は、ローラの上を転動し、やがて、ローラのくびれ部分の落とし穴から下に落ちて回収される
【0006】
このように、2本のローラが前後に並んでいるので、さや入りの豆の供給は、ベルトコンベア等からローラの上に落とすだけでよく、構造が極めてシンプルにできる。また、さやから取り出された豆が、ローラのくびれ部分に空いている落とし穴から下に落ち、簡単確実に回収することができる。
【0007】
なお、さやをスリップしないで確実に咥え込むために、ストリッパローラの表面をゴムライニングなど、弾性材料で覆うことが好ましい(請求項3)
【0008】
さやから出てストリッパローラの上に残された豆は、ローラの上を転動し、やがては落とし穴の中に落ちるが、ローラの周面に螺旋溝を設ければ、豆が落とし穴に向けて送られ、すばやく穴に落とすことができる(請求項1)
【0009】
さや入り豆をローラに供給するためにベルトコンベヤを設ける場合、ローラ間の落とし穴の手前のコンベヤ上に、さや入り豆を左右に振り分けて落とし穴に落ちないようにするガイドを設けることが好ましい(請求項2)。また、豆から粘液質の汁が出て、ローラが滑りやすくなるので、ストリッパローラに上から水を掛ける手段を設けて洗い流すようにするとよい(請求項4)
【0010】
【発明の実施の形態】
この装置は、図1および2に示すように、機台1に、さや付き枝豆を上から受け入れるホッパ2、該ホッパから下に落ちた枝豆を受容して移送するベルトコンベア3、該コンベア上に枝豆が折り重ならないように均すためのゴムブレード付きローラ5、コンベアから落ちた枝豆からさやを剥ぎ取る2本のストリッパローラ6を設ける。電動機は3台あって、符号7がストリッパローラ駆動用、符号9が均しローラ駆動用、符号10がベルトコンベア駆動用である。
【0011】
一対のストリッパローラ6は、図3および4に拡大して示すように、ベルトコンベア3の先端のほぼ真下に、前後に並べて機台1上に支持されている。符号11は軸受けである。ストリッパローラ6の各軸端に平歯車12を固定して互に噛合させ、片方のローラを電動機7でチェーン駆動することにより、図4に矢印で示すように、各ローラは互に反対方向に回転する。回転数は100rpmほどである。
【0012】
図3に示すようにストリッパローラ6は、一定間隔でくびれた部分6aがあり、その部分で両ローラの間に、豆の落とし穴13が形成されている。くびれ部分以外の大径部6bは、外周に5mmの厚さでゴムライニング15が施してある。ライニングを含めたローラ外径は60mmほどである。両ローラは、大径部6bが互に接する格好で取り付けられている。各大径部6bには、大径部中央を境にして対称にライニング面に螺旋溝16を刻んである。溝の深さは1.5mmほどである。
【0013】
ベルトコンベア3からさや入り豆がストリッパローラ間の落とし穴13に落ちないようにするため、コンベアの先端に上から見てV字形のガイドプレート17を設け、そのまま進めば穴13に落ちる位置にある豆をこのガイドプレートで左右に振り分けるようにする。ガイドプレート17を支えるために、機台1にフレーム19を取り付け、これにガイドプレート17同士を結ぶ垂直の板20をねじで固定する。この垂直の板20は、ベルトコンベアから落ちるさや付きの豆がストリッパローラの間に確実に落ちるように案内する機能も担っている。
【0014】
一対のストリッパローラの前後は、豆が飛び出さないように板21で囲う。また、ストリッパローラ間の落とし穴13の直下からシュータ22を斜め下に延設する。
【0015】
ストリッパローラ6に沿ってその上部に水パイプ23を設け、その下面に穿設した小孔から水が噴き出して、ストリッパローラ上に落ちるようにする。
【0016】
さや付きの枝豆を茹でた後、ホッパ2に入れる。ホッパから落ちた豆はベルトコンベア3に載って運ばれるが、途中でゴムブレード付きローラ5で掻き均され、豆はコンベア上に均一に分散して運ばれる。豆がコンベアの先端の近くまで来ると、V字ガイド17が待っており、これに当たった豆は左右に振り分けられ、ローラ間の落とし穴13は落ちないで、ローラの大径部6bの間に落ちる。
【0017】
こうしてさや付き豆25は、水パイプ23から噴き出す水と共に、ストリッパローラ6の間に落ち、図4に示すように、さや25aが両ローラに挟まれて下に引きずり込まれ、同時に、さやに入っていた豆25bは、さやの外にしごき出される。剥ぎ取られたさや25aは、ストリッパローラの直下のかご26の中に落ちる。一方、さやから出た豆25bは、ストリッパローラ6の上に残るが、ローラの周面に刻んである螺旋溝16に送られてローラの軸方向に移動し、落とし穴13の中に落ちる。落ちた豆25bは水と共にシュータ22を通って別のかご27の中に滑り落ちる。
【0018】
なお、さやを剥ぐとき中からヌルヌルした汁が出て、ストリッパローラが滑りやすくなるが、これは水パイプ23から出る水で洗い流される。こうして、ベルトコンベアで送られてくるさや付き豆のさやを次々と剥ぎ取ることができる。
【0019】
なお、ストリッパローラ6の直径が大き過ぎると、さや25aだけでなく、豆25bまでローラの間に挟み込まれてしまう。逆に小さ過ぎると、さやが挟み込めない。ローラ6の直径は45〜75mmくらいが適当である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 さや剥き装置の側面図である。
【図2】 さや剥き装置の平面図である。
【図3】 ストリパローラの拡大平面図である。
【図4】 ストリパローラの断面図である。
【符号の説明】
1 機台
3 ベルトコンベア
6 ストリッパローラ
6a くびれ部分
6b 大径部
13 落とし穴
15 ライニング
16 螺旋溝
23 水パイプ
25 さや付き豆

Claims (4)

  1. 中に入っている豆をさやからしごき出しながら、豆を残してさやだけを挟み込んで下に落とす、互に反対方向に回転駆動される、軸をほぼ水平にして横並びに配置されている2本一対のストリッパローラを有しており、これらのローラは同位置にくびれ部分があって、その部分が該ローラ間に落とし穴を形成しており、該ローラの上に残された豆はこの落とし穴を通って下に落ちるように構成し、該ストリッパローラの上に残された豆が該落とし穴に向けて送られるよう、該ローラの周面に螺旋溝を設けた豆のさや剥き装置。
  2. さや入り豆を該ストリッパローラに供給するベルトコンベヤを設け、該コンベヤ上の先端に、さや入り豆を左右に振り分けて該ローラ間の落とし穴に落ちないようにするガイドを設けた請求項1に記載の豆のさや剥き装置。
  3. 該ストリッパローラの周面を弾性材料で覆った請求項1または2に記載の豆のさや剥き装置。
  4. 該ストリッパローラに上から水を掛ける手段を設けた請求項1、2または3に記載の豆のさや剥き装置。
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