JP3992411B2 - コンロッド用プリフォームの製造装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大端部と小端部と大小両端部間の棹部とを有するコンロッドを鍛造で成形するための素材となるコンロッド用プリフォームの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンロッドの製造方法として、コンロッドの棹部に相当する軸部と、大端部に相当する軸部一端の大端用塊部と、小端部に相当する軸部他端の小端用塊部とを有するプリフォームを鍛造用の金型装置の型内にセットし、鍛造でコンロッドを成形する方法が知られている(特開昭61−137640号公報参照)。そして、プリフォームは、一般に、スウェージング成形で製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スウェージング成形は、ダイスまたは素材を回転させながら遂次成形を行うものであり、コンロッド用プリフォームでは大端用塊部と軸部との径差が大きいため、成形に時間がかかり設備も大形化する不具合がある。
【0004】
かかる不具合を解消するため、プリフォームの軸部と軸部の軸方向先方にのびる延長部とから成る軸状部を大端用塊部と一体に形成したプリフォーム素材を製造し、プリフォーム素材の延長部を軸方向に押し潰して小端用塊部を成形することによりプリフォームを製造することが考えられる。然し、小端用塊部の据込み比(小端用塊部の成形に必要な延長部の軸長/延長部の径)はかなり大きくなり、そのため、延長部の押し潰しに際し座屈を生じ易くなる。座屈は偏肉や皺等の成形不良の原因となるため、座屈を如向にして防止するかが課題となる。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、プリフォーム素材の延長部を座屈を生ずることなく押し潰して、小端用塊部を精度良く成形し得るようにした装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、大端部と小端部と大小両端部間の棹部とを有するコンロッドを鍛造で成形するための素材となるプリフォームであって、棹部に相当する軸部と、大端部に相当する軸部一端の大端用塊部と、小端部に相当する軸部他端の小端用塊部とを有するものを、軸部と軸部の軸方向先方にのびる延長部とから成る軸状部を大端用塊部と一体に成形したプリフォーム素材から製造する装置において、プリフォーム素材を大端用塊部において上方から挿入セット自在な型本体上に、プリフォーム素材の軸部を拘束するチャッキング部と、小端用塊部の軸部側のアンダーカット部分の形状に合致する上端の成形部とを有する開閉自在な複数の分割ダイを設けて成る下型を複数の鍛圧ステーションに順送り自在とし、下型の送り方向最後位の鍛圧ステーションに、小端用塊部のアンダーカット部分以外の部分の形状に合致する下向きに開口する成形部を有する昇降自在な上パンチを配置すると共に、残りの複数の鍛圧ステーションに、夫々、下型にセットされたプリフォーム素材の前記延長部に外嵌する昇降自在な上ダイと、該延長部を上方から鍛圧する上ダイに対し昇降自在なパンチとを配置し、上ダイの下部内周に下方に向って拡開する拡開部を形成し、拡開部の軸長及び径を下型の送り方向前位の鍛圧ステーションに配置する上ダイから後位の鍛圧ステーションに配置する上ダイに向けて順に大きくしている。
【0007】
上ダイを下降させて下型の分割ダイ上に着座させると、分割ダイの成形部と上ダイの拡開部とで据込み空間が形成され、パンチによる延長部の鍛圧で据込み空間に肉が張り出すように延長部が押し潰される。そして、拡開部の軸長及び径を小さくした上ダイを配置する前位の鍛圧ステーションでは、延長部の軸部寄りの限られた部分のみが押し潰され、結局、上ダイを配置する複数の鍛圧ステーションにおいて延長部が軸部寄りの部分から複数回に分けて軸方向に押し潰され、最後位の鍛圧ステーションでの上パンチによる鍛圧により小端用塊部が成形される。
【0008】
このように、延長部が複数回に分けて段階的に押し潰されるため、1回当りの据込み比(延長部の押し潰し長さ/延長部の径)が小さくなり、座屈の発生を抑制して、小端用塊部を精度良く成形できるようになる。
【0009】
また、本発明では、プリフォーム素材を同一の下型に保持させたまま全ての鍛圧ステーションにおける成形が行われるため、各鍛圧ステーションに各別の下型を配置して、プリフォーム素材を複数の鍛圧ステーションの下型に順に移し換えるものと異り、各下型に対するプリフォーム素材の脱着作業が不要となって、生産効率が向上する。
【0010】
一方、本発明のように同一の下型を用いるものでは、最後位の鍛圧ステーションでの成形後に上パンチが小端用塊部のアンダーカット部分に引掛って離型不能となることがないように、下型に設ける分割ダイの成形部でアンダーカット部分を全て成形する必要がある。その結果、分割ダイの成形部で画定される据込み空間の内容積が大きくなり、分割ダイの成形部が肉で埋められていない状態で成形が行われる前位の鍛圧ステーションでの据込み比が大きくなって、座屈を生じ易くなる。
【0011】
この場合、上ダイのうち少なくとも最前位の鍛圧ステーションに配置する上ダイの下端に、分割ダイの成形部に入り込む、拡開部を開口させた環状突起を形成すれば、分割ダイの成形部で画定される据込み空間の実質的な内容積が環状突起により縮小され、当該鍛圧ステーションでの据込み比が小さくなって、座屈が有効に防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1(A)は、クランクピンに対する連結部となる大端部Waとピストンピンに対する連結部となる小端部Wbと大小両端部Wa,Wb間の棹部Wcとを有するエンジン用のコンロッドWを示している。このコンロッドWは、図1(B)に示すプリフォームW′を素材とし、図2に示す鍛造金型装置により冷間の閉塞鍛造で成形される。
【0013】
プリフォームW′は、棹部Wcに相当する軸部W′cと、大端部Waに相当する軸部W′cの一端の大端用塊部W′aと、小端部Wbに相当する軸部W′cの他端の小端用塊部W′bとを有しており、これら大端用塊部W′aと小端用塊部W′bと軸部W′cとの体積比は大端部Waと小端部Wbと棹部Wcとの体積比と略同等に設定されている。
【0014】
鍛造金型装置は、可動型たる上ダイ1と、固定型たる下ダイ2と、コンロッドWの輪郭に合致する形状の成形穴3aを形成した中間ダイ3とを備えており、下ダイ2を囲うダイリング4上に設けた上ダイ1用のガイドリング5により中間ダイ3を下ダイ2上に押え付けている。また、上ダイ1と下ダイ2とに、夫々、大端用パンチ61,62と小端用パンチ71,72とを上下動自在に挿設している。
【0015】
コンロッドWの成形に際しては、先ず、図2(A)に示す如く、下ダイ2上にプリフォームW′を中間ダイ3の成形穴3aに収まるようにセットし、次に、図2(B)に示す如く、上ダイ1を下降させて型締めし、プリフォームW′の第1段階の鍛造を行う。次に、図2(C)に示す如く、上ダイ1側のパンチ61,71を押下げると共に下ダイ2側のパンチ62,72を押上げて、第2段階の鍛造を行う。これによれば、コンロッドWの大端部Waの穴明け部分と小端部Wbの穴明け部分とが鍛圧され、上下のダイ1,2と中間ダイ3とで画定される成形空間に残っている欠肉部に肉が流れて欠肉部が埋められ、上下の各ダイ1,2に合致する側面形状と中間ダイ3に合致する輪郭形状を持つコンロッドWが成形される。次に、上ダイ1側のパンチ61,71の押下げを継続したまま下ダイ2側のパンチ62、72の押上げを解除し、図2(D)に示す如く、大端用のパンチ61,62間と小端用のパンチ71,72間に残された余肉を打ち抜いて、大端部Waと小端部Wbの穴明けを行う。
【0016】
ところで、下ダイ2にセットしたプリフォームW′が転動して位置ずれすると、鍛造に際し偏肉を生じて、コンロッドWの成形精度が悪くなる。そこで、本実施形態では、プリフォームW′の大端用塊部W′aを、その周面の一部に軸部W′cの軸線に平行な平坦面W′a1を有する非円形の断面形状、例えば、対向する2つの平坦面W′a1を有する長円形の断面形状に形成している。これによれば、下ダイ2に平坦面W′a1が着座するようにプリフォームW′をセットすることでプリフォームW′が下ダイ2上で転動しなくなり、プリフォームW′の位置ずれによる成形精度の悪化が防止される。
【0017】
プリフォームW′は、図3(A)に示す丸棒状のビレットW″から製造される。これを詳述するに、先ず、図3(B)に示す如く、ビレットW″を用いて、軸部W′cと軸部W′cの軸方向先方に小端用塊部W′bと同体積分の長さだけのびる延長部W′dとから成る軸状部を押出し成形し、次に、ビレットW″の非押出し部を据込み成形して、前記軸状部と大端用塊部W′aとを有する図3(C)に示す如きプリフォーム素材を製造する。尚、大端用塊部W′aは、この据込み成形で上記の如き長円形の断面形状に形成される。次に、プリフォーム素材の延長部W′dを、図3(D)〜(H)に示す如く、軸部W′c寄りの部分から複数回に分けて軸方向に押し潰して小端用塊部W′bを成形する。
【0018】
図3(D)〜(H)に示す工程は、図4に示す如く、ターンテーブル100上に等ピッチで複数の下型101を配置したロータリ式のプレス装置を用いて行われる。下型101は、図5及び図6に示す如く、プリフォーム素材を大端用塊部W′aにおいて上方から挿入セット自在な型本体102と、型本体102上に開閉自在に設けた複数(図示例では4個)の分割ダイ103とを備えている。分割ダイ103には、軸部W′cを拘束するチャッキング部103aと、小端用塊部W′bの軸部W′c側のアンダーカット部分W′b1の形状に合致する上端の成形部103bとが形成されている。また、分割ダイ103は、型本体102の上端外周部に取付けた、上方に向って拡開するテーパーコーン104に収納されており、各分割ダイ103間にばね105を縮設し、分割ダイ103をテーパーコーン104内で押し下げることにより分割ダイ103がばね105の付勢力に抗して型締めされ、テーパーコーン104に挿設したロックピン106で型締め状態にロックされるようにしている。型本体102には、更に、ノックアウト107が設けられており、ロックピン106によるロックを解除した状態でノックアウト107を上動させることにより、プリフォームW′と共に分割ダイ103が押し上げられて型開きされるようにしている。
【0019】
プレス装置には、ターンテーブル100による下型101の回転軌跡に沿って、着脱ステーションS0と第1乃至第5の鍛圧ステーションS1〜S5との計6個のステーションが60°間隔で設置されており、ターンテーブル100の60°宛の間歇回転で下型101が着脱ステーションS0から第1乃至第5鍛圧ステーションS1〜S5に順送りされて着脱ステーションS0に戻されるようにしている。
【0020】
第1乃至第4鍛圧ステーションS1〜S4には、図7(A)〜(D)に示す如く、下型101に保持されるプリフォーム素材の延長部W′dに外嵌する昇降自在な上ダイ110,120,130,140と、延長部W′dを上方から鍛圧する上ダイに対し昇降自在なパンチ111,121,131,141とが配置されており、第5鍛圧ステーションS5には、図7(E)に示す如く、小端用塊部W′bのアンダーカット部分W′b1以外の部分の形状に合致する下向きに開口する成形部150aを有する昇降自在な上パンチ150が配置されている。
【0021】
各上ダイ110,120,130,140の下部内周には、下方に向って拡開する拡開部110a,120a,130a,140aが形成されている。ここで、第1鍛圧ステーションS1に配置する上ダイ110の拡開部110aの軸長L1及び径D1、第2鍛圧ステーションS2に配置する上ダイ120の拡開部120aの軸長L2及び径D2、第3鍛圧ステーションS3に配置する上ダイ130の拡開部130aの軸長L3及び径D3、第4鍛圧ステーションS4に配置する上ダイ140の拡開部140aの軸長L4及び径D4の関係は、L1<L2<L3<L4及びD1<D2<D3<D4になっている。更に、第1と第2の鍛圧ステーションS1,S2に配置する上ダイ110,120の下端には、分割ダイ103の成形部103bに入り込む、拡開部110a,120aを開口させた環状突起110b,120bが形成されている。
【0022】
小端用塊部W′bの成形に際しては、先ず、着脱ステーションS0において、下型101の型本体102にプリフォーム素材の大端用塊部W′aを挿入した後、分割ダイ103を型締めしてこの状態にロックピン106でロックし、プリフォーム素材の軸部W′cを分割ダイ103のチャッキング部103aで拘束する。
【0023】
下型101は次に第1鍛圧ステーションS1に送られ、該ステーションS1において、上ダイ110がプリフォーム素材の延長部W′dに外嵌され、パンチ111により延長部W′dが上方から鍛圧される。これによれば、分割ダイ103の成形部103bと上ダイ110の拡開部110aとで画定される据込み空間に肉が張り出すように延長部W′dが軸方向に押し潰される。その後、第2乃至第4鍛圧ステーションS2〜S4においても延長部W′dの押し潰しが行われる。そして、第1乃至第4鍛圧ステーションS1〜S4の配置する上ダイ110,120,130,140の拡開部110a,120a,130a,140aの軸長及び径に上記の如き寸法差を付けているため、延長部W′dは第1乃至第4鍛圧ステーションS1〜S4において軸部W′c寄りの部分から段階的に押し潰され、最終的に第5鍛圧ステーションS5での上パンチ150による鍛圧により小端用塊部W′bが成形される。そのため、各鍛圧ステーションS1〜S5での据込み比(延長部W′dの押し潰し長さ/延長部W′dの径)が小さくなり、押し潰しに際しての座屈が抑制されて、偏肉や皺等の成形不良を生ずることなく小端用塊部W′bが成形される。
【0024】
尚、第1や第2の鍛圧ステーションS1,S2では、分割ダイ103の成形部103bの内容積が大きいため、据込み比が過大になって座屈を生ずる可能性がある。然し、本実施形態では、第1と第2の鍛圧ステーションS1,S2に配置する上ダイ110,120に上記の如く環状突起110b,120bを形成しているため、成形部103bの実質的な内容積が環状突起110b,120bによって縮小され、その結果、第1と第2の鍛圧ステーションS1,S2での据込み比が小さくなり、座屈の発生が防止される。
【0025】
上記の如く小端用塊部W′bを成形した後、下型101が着脱ステーションS0に戻されると、ロックピン106によるロックを解除してノックアウト107を上動させ、成形済みのプリフォームW′を下型101から取出すと共に、下型101に次のプリフォーム素材をセットする。そして、以上の作業の繰返しでプリフォームW′を連続して製造する。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、プリフォーム素材の延長部を座屈を生ずることなく押し潰して、小端用塊部を精度良く成形でき、プリフォームの生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)コンロッドの斜視図、(B)プリフォームの斜視図
【図2】 (A)コンロッド成形用鍛造金型装置の鍛造開始前の状態を示す断面図、(B)前記金型装置の第1段階の鍛造完了時点の状態を示す断面図、(C)前記金型装置の第2段階の鍛造完了時点の状態を示す断面図、(D)前記金型装置の鍛造終了時点の状態を示す断面図
【図3】 (A)〜(H)プリフォームの製造手順を示す工程図
【図4】 プリフォームを製造する本発明装置の一例の下半部の平面図
【図5】 図4の装置で用いる下型の断面図
【図6】 下型に設ける分割ダイの平面図
【図7】 (A)第1鍛圧ステーションでの成形状態を示す断面図、(B)第2鍛圧ステーションでの成形状態を示す断面図、(C)第3鍛圧ステーションでの成形状態を示す断面図、(D)第4鍛圧ステーションでの成形状態を示す断面図、(E)第5鍛圧ステーションでの成形状態を示す断面図
【符号の説明】
W コンロッド Wa 大端部
Wb 小端部 Wc 棹部
W′ プリフォーム W′a 大端用塊部
W′b 小端用塊部 W′c 軸部
W′d 延長部 S1〜S5 鍛圧ステーション
101 下型 102 型本体
103 分割ダイ 103a チャッキング部
103b 成形部
110,120,130,140 上ダイ
110a,120a,130a,140a 拡開部
110b,120b 環状突起
111,121,131,141 パンチ
150 上パンチ 150a 成形部

Claims (2)

  1. 大端部と小端部と大小両端部間の棹部とを有するコンロッドを鍛造で成形するための素材となるプリフォームであって、棹部に相当する軸部と、大端部に相当する軸部一端の大端用塊部と、小端部に相当する軸部他端の小端用塊部とを有するものを、軸部と軸部の軸方向先方にのびる延長部とから成る軸状部を大端用塊部と一体に成形したプリフォーム素材から製造する装置において、
    プリフォーム素材を大端用塊部において上方から挿入セット自在な型本体上に、プリフォーム素材の軸部を拘束するチャッキング部と、小端用塊部の軸部側のアンダーカット部分の形状に合致する上端の成形部とを有する開閉自在な複数の分割ダイを設けて成る下型を複数の鍛圧ステーションに順送り自在とし、
    下型の送り方向最後位の鍛圧ステーションに、小端用塊部のアンダーカット部分以外の部分の形状に合致する下向きに開口する成形部を有する昇降自在な上パンチを配置すると共に、
    残りの複数の鍛圧ステーションに、夫々、下型にセットされたプリフォーム素材の前記延長部に外嵌する昇降自在な上ダイと、該延長部を上方から鍛圧する上ダイに対し昇降自在なパンチとを配置し、上ダイの下部内周に下方に向って拡開する拡開部を形成し、拡開部の軸長及び径を下型の送り方向前位の鍛圧ステーションに配置する上ダイから後位の鍛圧ステーションに配置する上ダイに向けて順に大きくする、
    ことを特徴とするコンロッド用プリフォームの製造装置。
  2. 前記上ダイのうち少なくとも下型の送り方向最前位の鍛圧ステーションに配置する上ダイの下端に、分割ダイの成形部に入り込む、拡開部を開口させた環状突起を形成することを特徴とする請求項1に記載のコンロッド用プリフォームの製造装置。
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