JP2001150087A - コンロッド用プリフォームの製造装置 - Google Patents

コンロッド用プリフォームの製造装置

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JP2001150087A JP33629999A JP33629999A JP2001150087A JP 2001150087 A JP2001150087 A JP 2001150087A JP 33629999 A JP33629999 A JP 33629999A JP 33629999 A JP33629999 A JP 33629999A JP 2001150087 A JP2001150087 A JP 2001150087A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大端部と小端部と大小両端部間の棹部とを有
するコンロッドを鍛造成形するプリフォームの製造装
置。 【解決手段】 プリフォーム素材の軸部W′cを拘束す
るチャッキング部103aと、小端用塊部W′bの軸部
W′c側のアンダーカット部分の形状に合致する上端の
成形部とを形成した開閉自在な複数の分割ダイ103を
備える下型を複数の鍛圧ステーションに順送りする。最
後位の鍛圧ステーションに、小塊用塊部のアンダーカッ
ト部分以外の部分の形状に合致する成形部150aを有
する上パンチ150を配置し、残りの鍛圧ステーション
に延長部W′dに外嵌する上ダイ110,120,13
0,140と鍛圧パンチ111,121,131,14
1を配置し、各上ダイの下部内周に、拡開部110a,
120a,130a,140aを形成し、拡開部の軸長
及び径を前位の鍛圧ステーションの上ダイから後位の鍛
圧ステーションの上ダイに向けて順に大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大端部と小端部と
大小両端部間の棹部とを有するコンロッドを鍛造で成形
するための素材となるコンロッド用プリフォームの製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンロッドの製造方法として、コ
ンロッドの棹部に相当する軸部と、大端部に相当する軸
部一端の大端用塊部と、小端部に相当する軸部他端の小
端用塊部とを有するプリフォームを鍛造用の金型装置の
型内にセットし、鍛造でコンロッドを成形する方法が知
られている(特開昭61−137640号公報参照)。
そして、プリフォームは、一般に、スウェージング成形
で製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スウェージング成形
は、ダイスまたは素材を回転させながら遂次成形を行う
ものであり、コンロッド用プリフォームでは大端用塊部
と軸部との径差が大きいため、成形に時間がかかり設備
も大形化する不具合がある。
【0004】かかる不具合を解消するため、プリフォー
ムの軸部と軸部の軸方向先方にのびる延長部とから成る
軸状部を大端用塊部と一体に形成したプリフォーム素材
を製造し、プリフォーム素材の延長部を軸方向に押し潰
して小端用塊部を成形することによりプリフォームを製
造することが考えられる。然し、小端用塊部の据込み比
(小端用塊部の成形に必要な延長部の軸長/延長部の
径)はかなり大きくなり、そのため、延長部の押し潰し
に際し座屈を生じ易くなる。座屈は偏肉や皺等の成形不
良の原因となるため、座屈を如向にして防止するかが課
題となる。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、プリフォーム
素材の延長部を座屈を生ずることなく押し潰して、小端
用塊部を精度良く成形し得るようにした装置を提供する
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、大端部と小端部と大小両端部間の棹部とを有
するコンロッドを鍛造で成形するための素材となるプリ
フォームであって、棹部に相当する軸部と、大端部に相
当する軸部一端の大端用塊部と、小端部に相当する軸部
他端の小端用塊部とを有するものを、軸部と軸部の軸方
向先方にのびる延長部とから成る軸状部を大端用塊部と
一体に成形したプリフォーム素材から製造する装置にお
いて、プリフォーム素材を大端用塊部において上方から
挿入セット自在な型本体上に、プリフォーム素材の軸部
を拘束するチャッキング部と、小端用塊部の軸部側のア
ンダーカット部分の形状に合致する上端の成形部とを有
する開閉自在な複数の分割ダイを設けて成る下型を複数
の鍛圧ステーションに順送り自在とし、下型の送り方向
最後位の鍛圧ステーションに、小端用塊部のアンダーカ
ット部分以外の部分の形状に合致する下向きに開口する
成形部を有する昇降自在な上パンチを配置すると共に、
残りの複数の鍛圧ステーションに、夫々、下型にセット
されたプリフォーム素材の前記延長部に外嵌する昇降自
在な上ダイと、該延長部を上方から鍛圧する上ダイに対
し昇降自在なパンチとを配置し、上ダイの下部内周に下
方に向って拡開する拡開部を形成し、拡開部の軸長及び
径を下型の送り方向前位の鍛圧ステーションに配置する
上ダイから後位の鍛圧ステーションに配置する上ダイに
向けて順に大きくしている。
【0007】上ダイを下降させて下型の分割ダイ上に着
座させると、分割ダイの成形部と上ダイの拡開部とで据
込み空間が形成され、パンチによる延長部の鍛圧で据込
み空間に肉が張り出すように延長部が押し潰される。そ
して、拡開部の軸長及び径を小さくした上ダイを配置す
る前位の鍛圧ステーションでは、延長部の軸部寄りの限
られた部分のみが押し潰され、結局、上ダイを配置する
複数の鍛圧ステーションにおいて延長部が軸部寄りの部
分から複数回に分けて軸方向に押し潰され、最後位の鍛
圧ステーションでの上パンチによる鍛圧により小端用塊
部が成形される。
【0008】このように、延長部が複数回に分けて段階
的に押し潰されるため、1回当りの据込み比(延長部の
押し潰し長さ/延長部の径)が小さくなり、座屈の発生
を抑制して、小端用塊部を精度良く成形できるようにな
る。
【0009】また、本発明では、プリフォーム素材を同
一の下型に保持させたまま全ての鍛圧ステーションにお
ける成形が行われるため、各鍛圧ステーションに各別の
下型を配置して、プリフォーム素材を複数の鍛圧ステー
ションの下型に順に移し換えるものと異り、各下型に対
するプリフォーム素材の脱着作業が不要となって、生産
効率が向上する。
【0010】一方、本発明のように同一の下型を用いる
ものでは、最後位の鍛圧ステーションでの成形後に上パ
ンチが小端用塊部のアンダーカット部分に引掛って離型
不能となることがないように、下型に設ける分割ダイの
成形部でアンダーカット部分を全て成形する必要があ
る。その結果、分割ダイの成形部で画定される据込み空
間の内容積が大きくなり、分割ダイの成形部が肉で埋め
られていない状態で成形が行われる前位の鍛圧ステーシ
ョンでの据込み比が大きくなって、座屈を生じ易くな
る。
【0011】この場合、上ダイのうち少なくとも最前位
の鍛圧ステーションに配置する上ダイの下端に、分割ダ
イの成形部に入り込む、拡開部を開口させた環状突起を
形成すれば、分割ダイの成形部で画定される据込み空間
の実質的な内容積が環状突起により縮小され、当該鍛圧
ステーションでの据込み比が小さくなって、座屈が有効
に防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(A)は、クランクピンに対
する連結部となる大端部Waとピストンピンに対する連
結部となる小端部Wbと大小両端部Wa,Wb間の棹部
Wcとを有するエンジン用のコンロッドWを示してい
る。このコンロッドWは、図1(B)に示すプリフォー
ムW′を素材とし、図2に示す鍛造金型装置により冷間
の閉塞鍛造で成形される。
【0013】プリフォームW′は、棹部Wcに相当する
軸部W′cと、大端部Waに相当する軸部W′cの一端
の大端用塊部W′aと、小端部Wbに相当する軸部W′
cの他端の小端用塊部W′bとを有しており、これら大
端用塊部W′aと小端用塊部W′bと軸部W′cとの体
積比は大端部Waと小端部Wbと棹部Wcとの体積比と
略同等に設定されている。
【0014】鍛造金型装置は、可動型たる上ダイ1と、
固定型たる下ダイ2と、コンロッドWの輪郭に合致する
形状の成形穴3aを形成した中間ダイ3とを備えてお
り、下ダイ2を囲うダイリング4上に設けた上ダイ1用
のガイドリング5により中間ダイ3を下ダイ2上に押え
付けている。また、上ダイ1と下ダイ2とに、夫々、大
端用パンチ61,62と小端用パンチ71,72とを上下動
自在に挿設している。
【0015】コンロッドWの成形に際しては、先ず、図
2(A)に示す如く、下ダイ2上にプリフォームW′を
中間ダイ3の成形穴3aに収まるようにセットし、次
に、図2(B)に示す如く、上ダイ1を下降させて型締
めし、プリフォームW′の第1段階の鍛造を行う。次
に、図2(C)に示す如く、上ダイ1側のパンチ61
1を押下げると共に下ダイ2側のパンチ62,72を押
上げて、第2段階の鍛造を行う。これによれば、コンロ
ッドWの大端部Waの穴明け部分と小端部Wbの穴明け
部分とが鍛圧され、上下のダイ1,2と中間ダイ3とで
画定される成形空間に残っている欠肉部に肉が流れて欠
肉部が埋められ、上下の各ダイ1,2に合致する側面形
状と中間ダイ3に合致する輪郭形状を持つコンロッドW
が成形される。次に、上ダイ1側のパンチ61,71の押
下げを継続したまま下ダイ2側のパンチ62、72の押上
げを解除し、図2(D)に示す如く、大端用のパンチ6
1,62間と小端用のパンチ71,72間に残された余肉を
打ち抜いて、大端部Waと小端部Wbの穴明けを行う。
【0016】ところで、下ダイ2にセットしたプリフォ
ームW′が転動して位置ずれすると、鍛造に際し偏肉を
生じて、コンロッドWの成形精度が悪くなる。そこで、
本実施形態では、プリフォームW′の大端用塊部W′a
を、その周面の一部に軸部W′cの軸線に平行な平坦面
W′a1を有する非円形の断面形状、例えば、対向する
2つの平坦面W′a1を有する長円形の断面形状に形成
している。これによれば、下ダイ2に平坦面W′a1
着座するようにプリフォームW′をセットすることでプ
リフォームW′が下ダイ2上で転動しなくなり、プリフ
ォームW′の位置ずれによる成形精度の悪化が防止され
る。
【0017】プリフォームW′は、図3(A)に示す丸
棒状のビレットW″から製造される。これを詳述する
に、先ず、図3(B)に示す如く、ビレットW″を用い
て、軸部W′cと軸部W′cの軸方向先方に小端用塊部
W′bと同体積分の長さだけのびる延長部W′dとから
成る軸状部を押出し成形し、次に、ビレットW″の非押
出し部を据込み成形して、前記軸状部と大端用塊部W′
aとを有する図3(C)に示す如きプリフォーム素材を
製造する。尚、大端用塊部W′aは、この据込み成形で
上記の如き長円形の断面形状に形成される。次に、プリ
フォーム素材の延長部W′dを、図3(D)〜(H)に
示す如く、軸部W′c寄りの部分から複数回に分けて軸
方向に押し潰して小端用塊部W′bを成形する。
【0018】図3(D)〜(H)に示す工程は、図4に
示す如く、ターンテーブル100上に等ピッチで複数の
下型101を配置したロータリ式のプレス装置を用いて
行われる。下型101は、図5及び図6に示す如く、プ
リフォーム素材を大端用塊部W′aにおいて上方から挿
入セット自在な型本体102と、型本体102上に開閉
自在に設けた複数(図示例では4個)の分割ダイ103
とを備えている。分割ダイ103には、軸部W′cを拘
束するチャッキング部103aと、小端用塊部W′bの
軸部W′c側のアンダーカット部分W′b1の形状に合
致する上端の成形部103bとが形成されている。ま
た、分割ダイ103は、型本体102の上端外周部に取
付けた、上方に向って拡開するテーパーコーン104に
収納されており、各分割ダイ103間にばね105を縮
設し、分割ダイ103をテーパーコーン104内で押し
下げることにより分割ダイ103がばね105の付勢力
に抗して型締めされ、テーパーコーン104に挿設した
ロックピン106で型締め状態にロックされるようにし
ている。型本体102には、更に、ノックアウト107
が設けられており、ロックピン106によるロックを解
除した状態でノックアウト107を上動させることによ
り、プリフォームW′と共に分割ダイ103が押し上げ
られて型開きされるようにしている。
【0019】プレス装置には、ターンテーブル100に
よる下型101の回転軌跡に沿って、着脱ステーション
S0と第1乃至第5の鍛圧ステーションS1〜S5との
計6個のステーションが60°間隔で設置されており、
ターンテーブル100の60°宛の間歇回転で下型10
1が着脱ステーションS0から第1乃至第5鍛圧ステー
ションS1〜S5に順送りされて着脱ステーションS0
に戻されるようにしている。
【0020】第1乃至第4鍛圧ステーションS1〜S4
には、図7(A)〜(D)に示す如く、下型101に保
持されるプリフォーム素材の延長部W′dに外嵌する昇
降自在な上ダイ110,120,130,140と、延
長部W′dを上方から鍛圧する上ダイに対し昇降自在な
パンチ111,121,131,141とが配置されて
おり、第5鍛圧ステーションS5には、図7(E)に示
す如く、小端用塊部W′bのアンダーカット部分W′b
1以外の部分の形状に合致する下向きに開口する成形部
150aを有する昇降自在な上パンチ150が配置され
ている。
【0021】各上ダイ110,120,130,140
の下部内周には、下方に向って拡開する拡開部110
a,120a,130a,140aが形成されている。
ここで、第1鍛圧ステーションS1に配置する上ダイ1
10の拡開部110aの軸長L1及び径D1、第2鍛圧
ステーションS2に配置する上ダイ120の拡開部12
0aの軸長L2及び径D2、第3鍛圧ステーションS3
に配置する上ダイ130の拡開部130aの軸長L3及
び径D3、第4鍛圧ステーションS4に配置する上ダイ
140の拡開部140aの軸長L4及び径D4の関係
は、L1<L2<L3<L4及びD1<D2<D3<D
4になっている。更に、第1と第2の鍛圧ステーション
S1,S2に配置する上ダイ110,120の下端に
は、分割ダイ103の成形部103bに入り込む、拡開
部110a,120aを開口させた環状突起110b,
120bが形成されている。
【0022】小端用塊部W′bの成形に際しては、先
ず、着脱ステーションS0において、下型101の型本
体102にプリフォーム素材の大端用塊部W′aを挿入
した後、分割ダイ103を型締めしてこの状態にロック
ピン106でロックし、プリフォーム素材の軸部W′c
を分割ダイ103のチャッキング部103aで拘束す
る。
【0023】下型101は次に第1鍛圧ステーションS
1に送られ、該ステーションS1において、上ダイ11
0がプリフォーム素材の延長部W′dに外嵌され、パン
チ111により延長部W′dが上方から鍛圧される。こ
れによれば、分割ダイ103の成形部103bと上ダイ
110の拡開部110aとで画定される据込み空間に肉
が張り出すように延長部W′dが軸方向に押し潰され
る。その後、第2乃至第4鍛圧ステーションS2〜S4
においても延長部W′dの押し潰しが行われる。そし
て、第1乃至第4鍛圧ステーションS1〜S4の配置す
る上ダイ110,120,130,140の拡開部11
0a,120a,130a,140aの軸長及び径に上
記の如き寸法差を付けているため、延長部W′dは第1
乃至第4鍛圧ステーションS1〜S4において軸部W′
c寄りの部分から段階的に押し潰され、最終的に第5鍛
圧ステーションS5での上パンチ150による鍛圧によ
り小端用塊部W′bが成形される。そのため、各鍛圧ス
テーションS1〜S5での据込み比(延長部W′dの押
し潰し長さ/延長部W′dの径)が小さくなり、押し潰
しに際しての座屈が抑制されて、偏肉や皺等の成形不良
を生ずることなく小端用塊部W′bが成形される。
【0024】尚、第1や第2の鍛圧ステーションS1,
S2では、分割ダイ103の成形部103bの内容積が
大きいため、据込み比が過大になって座屈を生ずる可能
性がある。然し、本実施形態では、第1と第2の鍛圧ス
テーションS1,S2に配置する上ダイ110,120
に上記の如く環状突起110b,120bを形成してい
るため、成形部103bの実質的な内容積が環状突起1
10b,120bによって縮小され、その結果、第1と
第2の鍛圧ステーションS1,S2での据込み比が小さ
くなり、座屈の発生が防止される。
【0025】上記の如く小端用塊部W′bを成形した
後、下型101が着脱ステーションS0に戻されると、
ロックピン106によるロックを解除してノックアウト
107を上動させ、成形済みのプリフォームW′を下型
101から取出すと共に、下型101に次のプリフォー
ム素材をセットする。そして、以上の作業の繰返しでプ
リフォームW′を連続して製造する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プリフォーム素材の延長部を座屈を生ずるこ
となく押し潰して、小端用塊部を精度良く成形でき、プ
リフォームの生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)コンロッドの斜視図、(B)プリフォ
ームの斜視図
【図2】 (A)コンロッド成形用鍛造金型装置の鍛造
開始前の状態を示す断面図、(B)前記金型装置の第1
段階の鍛造完了時点の状態を示す断面図、(C)前記金
型装置の第2段階の鍛造完了時点の状態を示す断面図、
(D)前記金型装置の鍛造終了時点の状態を示す断面図
【図3】 (A)〜(H)プリフォームの製造手順を示
す工程図
【図4】 プリフォームを製造する本発明装置の一例の
下半部の平面図
【図5】 図4の装置で用いる下型の断面図
【図6】 下型に設ける分割ダイの平面図
【図7】 (A)第1鍛圧ステーションでの成形状態を
示す断面図、(B)第2鍛圧ステーションでの成形状態
を示す断面図、(C)第3鍛圧ステーションでの成形状
態を示す断面図、(D)第4鍛圧ステーションでの成形
状態を示す断面図、(E)第5鍛圧ステーションでの成
形状態を示す断面図
【符号の説明】
W コンロッド Wa 大端部 Wb 小端部 Wc 棹部 W′ プリフォーム W′a 大端用塊部 W′b 小端用塊部 W′c 軸部 W′d 延長部 S1〜S5 鍛圧ステーショ
ン 101 下型 102 型本体 103 分割ダイ 103a チャッキング部 103b 成形部 110,120,130,140 上ダイ 110a,120a,130a,140a 拡開部 110b,120b 環状突起 111,121,131,141 パンチ 150 上パンチ 150a 成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 浩 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中野 昭三 石川県加賀市永井町71の1の1 株式会社 月星製作所内 (72)発明者 奥野 清和 石川県加賀市永井町71の1の1 株式会社 月星製作所内 Fターム(参考) 4E087 CA33 CB03 EC13 EC23 HA34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大端部と小端部と大小両端部間の棹部と
    を有するコンロッドを鍛造で成形するための素材となる
    プリフォームであって、棹部に相当する軸部と、大端部
    に相当する軸部一端の大端用塊部と、小端部に相当する
    軸部他端の小端用塊部とを有するものを、軸部と軸部の
    軸方向先方にのびる延長部とから成る軸状部を大端用塊
    部と一体に成形したプリフォーム素材から製造する装置
    において、 プリフォーム素材を大端用塊部において上方から挿入セ
    ット自在な型本体上に、プリフォーム素材の軸部を拘束
    するチャッキング部と、小端用塊部の軸部側のアンダー
    カット部分の形状に合致する上端の成形部とを有する開
    閉自在な複数の分割ダイを設けて成る下型を複数の鍛圧
    ステーションに順送り自在とし、 下型の送り方向最後位の鍛圧ステーションに、小端用塊
    部のアンダーカット部分以外の部分の形状に合致する下
    向きに開口する成形部を有する昇降自在な上パンチを配
    置すると共に、 残りの複数の鍛圧ステーションに、夫々、下型にセット
    されたプリフォーム素材の前記延長部に外嵌する昇降自
    在な上ダイと、該延長部を上方から鍛圧する上ダイに対
    し昇降自在なパンチとを配置し、上ダイの下部内周に下
    方に向って拡開する拡開部を形成し、拡開部の軸長及び
    径を下型の送り方向前位の鍛圧ステーションに配置する
    上ダイから後位の鍛圧ステーションに配置する上ダイに
    向けて順に大きくする、 ことを特徴とするコンロッド用プリフォームの製造装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上ダイのうち少なくとも下型の送り
    方向最前位の鍛圧ステーションに配置する上ダイの下端
    に、分割ダイの成形部に入り込む、拡開部を開口させた
    環状突起を形成することを特徴とする請求項1に記載の
    コンロッド用プリフォームの製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104353771A (zh) * 2014-11-24 2015-02-18 山东矿机集团莱芜煤机有限公司 导向套制坯模具
CN114367795A (zh) * 2021-12-29 2022-04-19 湖南中航紧固系统有限公司 汽车换挡液压活塞杆的加工方法

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