JP3992223B2 - 携帯情報端末およびプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報端末およびプログラムに関し、特に、より快適に各種の操作を行うことができるようにした携帯情報端末およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ユーザは、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末に様々なコンテンツを取り込み、それを利用するようになってきた。
【0003】
これにより、ユーザは、例えば、場所や時間の制約を受けることなく、取り込んだゲームを楽しむことができ、また、地図データを取り込んでGPS(Global Positioning System)機能とともに利用し、自分自身の現在地を確認したりすることができる。
【0004】
この場合、例えば、ゲームの主人公の行動の制御や、地図上での目的地までの経路の確認は、一般的に、端末に設けられている上下左右ボタンや、その周辺のボタンを状況に応じてそれぞれ操作することで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の端末においては、個々のボタンが独立に離間して設けられているため、例えば、端末を片手で保持した状態でスムーズに操作することが困難であり、ゲームなどをしている場合に、その操作性が非常に悪いという課題があった。
【0006】
また、筐体の表面から若干突出しているスティック状の部材を上下左右に傾けることで指令を入力する形式のものも存在する。しかしながら、このスティック状の部材は、例えば、カーソルを上方向に移動させようとして操作したにも関わらず、実際には右上方向に移動されてしまうといったような、ユーザの意図を必ずしも正確に反映していない入力がなされてしまい、微妙な操作を正確に行うことができるようになるためには、相当の習熟が必要とされるという課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、携帯電話機などの携帯情報端末において、より快適に、正確かつ効率的に、各種の指令を入力することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の携帯情報端末は、回転体の回転を検出する回転検出手段と、回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、画像の表示を制御する表示制御手段とを備え、表示制御手段は、回転体に対する操作に応じて移動するアバタと、アバタの背景となる背景画像を表示するとともに、回転検出手段により検出された回転体の回転に応じて背景画像を回転して表示し、押下検出手段による検出結果に応じて背景画像の範囲を切り替えて表示することを特徴とする。
【0009】
表示制御手段には、アバタを、オブジェクトが立体的に示される仮想空間内に表示させ、背景画像を、仮想空間におけるアバタの前方の風景の画像として表示させることができる。
【0010】
押下検出手段には、回転体の所定面の、上下左右ボタンとして割り当てられた複数の位置に対する押下を検出させることができる。
【0011】
背景画像を平面画像として表示している場合、表示制御手段には、押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンの方向と反対方向に背景画像をスクロールさせ、回転検出手段により回転が検出された方向と反対方向に背景画像を回転させることができる。
アバタを、オブジェクトが立体的に示される仮想空間内に表示し、背景画像を、仮想空間におけるアバタの前方の風景の画像として表示している場合、表示制御手段には、押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが上ボタン、または下ボタンであるとき、背景画像を拡大、または縮小して表示させ、押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが左ボタン、または右ボタンであるとき、右方向、または左方向に背景画像をスクロールさせ、回転検出手段により回転が検出されたとき、仮想空間内の水平方向において回転方向と反対方向に背景画像を回転させることができる。
【0012】
本発明の第1のプログラムは、回転体の回転を検出する回転検出手段と、回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、画像を表示する表示手段とを備える携帯情報端末を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、表示手段における画像の表示を制御する表示制御ステップを含み、表示制御ステップは、回転体に対する操作に応じて移動するアバタと、アバタの背景となる背景画像を表示するとともに、回転検出手段により検出された回転体の回転に応じて背景画像を回転して表示し、押下検出制御手段による検出結果に応じて背景画像の範囲を切り替えて表示することを特徴とする
本発明の第2の携帯情報端末は、回転体の回転を検出する回転検出手段と、回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、画像の表示を制御する表示制御手段とを備え、表示制御手段は、画像として地図を表示するとともに、回転検出手段により検出された回転体の回転に応じて地図を回転して表示し、押下検出手段による検出結果に応じて地図の範囲を切り替えて表示することを特徴とする。
表示制御手段には、地図を、鳥瞰表示される立体画像として表示させることができる。
押下検出手段には、回転体の所定面の、上下左右ボタンとして割り当てられた複数の位置に対する押下を検出させることができる。
地図を平面画像として表示している場合、表示制御手段には、押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンの方向と反対方向に地図をスクロールさせ、回転検出手段により回転が検出された方向と反対方向に地図を回転させることができる。
地図を、鳥瞰表示される立体画像として表示している場合、表示制御手段は、押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが上ボタン、または下ボタンであるとき、地図を拡大、または縮小して表示させ、押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが左ボタン、または右ボタンであるとき、右方向、または左方向に地図をスクロールさせ、回転検出手段により回転が検出されたと判断したとき、水平面内において回転方向と反対方向に地図を回転させることができる。
本発明の第2のプログラムは、回転体の回転を検出する回転検出手段と、回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、画像を表示する表示手段とを備える携帯情報端末を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、表示手段における地図の表示を制御する表示制御ステップを含み、表示制御ステップは、回転検出手段により検出された回転体の回転に応じて地図を回転して表示し、押下検出制御手段による検出結果に応じて地図の範囲を切り替えて表示することを特徴とする。
【0013】
本発明の第1の携帯情報端末、およびプログラムにおいては、回転体の回転が検出され、回転体の所定面への押下が検出され、画像の表示が制御される。また、回転体に対する操作に応じて移動するアバタと、アバタの背景となる背景画像とが表示されるとともに、回転体の回転に応じて画像が回転して表示され、検出結果に応じて画像の範囲が切り替えられて表示される。
本発明の第2の携帯情報端末、およびプログラムにおいては、回転体の回転が検出され、回転体の所定面への押下が検出され、画像の表示が制御される。また、画像として地図が表示されるとともに、回転体の回転に応じて地図が回転して表示され、検出結果に応じて地図の範囲が切り替えて表示される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した携帯電話機1の外観の構成例を示す図である。
【0015】
携帯電話機1のほぼ中央には、ほぼ円盤状の回転入力部14が設けられている。回転入力部14は、白抜き矢印で示されるように、ほぼ中央の、紙面に対して垂直な回転軸を中心として、時計方向または反時計方向に回転自在に構成されている。ユーザは、回転入力部14、回転入力部14の左右にそれぞれ設けられている通話ボタン15、電源ボタン16、および、その下方に設けられているテンキー17を操作し、各種の指令を入力することができる。
【0016】
図1に示される携帯電話機1においては、ユーザは、LCD(Liquid Crystal Display)などにより構成される表示部13を見ながら、回転入力部14を回転させたり、或いは、回転入力部14の上面(平面)の所定の位置を携帯電話機1の内部方向に押下することで、例えば、所定のゲームをしたり、地図を利用したりすることができる。
【0017】
携帯電話機1の正面の上端近傍、および下端近傍には、スピーカ12とマイクロフォン18がそれぞれ設けられており、ユーザは、通話するときこれらを利用する。また、携帯電話機1の上端面には、アンテナ11が筐体から突出した状態で設けられている。
【0018】
なお、図1に示される、いわゆるストレート型のものだけでなく、携帯電話機1は、表示部13が設けられる第1の筐体と、回転入力部14やテンキー17が設けられる第2の筐体を、ヒンジを介して折り畳み可能に構成するようにしてもよい。
【0019】
図2乃至図5は、回転入力部14の構造の例を示す。
【0020】
図2に示されるように、回転入力部14は、基本的に、ベース31、ホルダ32、スケール33、ダイヤル本体34、操作ダイヤル35、および中央ボタン部材36から構成される。
【0021】
ベース31は、例えば、絶縁性樹脂からなり、略矩形の板形状のものとして形成される。ベース31の上面の中央には中央ボタン41が設けられており、その周辺に、周辺ボタン42A乃至42Dがそれぞれ等間隔で配設されている。ベース31は、周辺ボタン42Aと周辺ボタン42Cを結ぶ線が、図1の携帯電話機1の上下方向の中心線とほぼ平行になるように配置される。従って、周辺ボタン42Aは、図1に示される携帯電話機1の上側に位置し、周辺ボタン42Bは、左側に位置する。また、周辺ボタン42Cは、図1に示される携帯電話機1の下側に位置し、周辺ボタン42Dは、右側に位置する(以下、適宜、周辺ボタン42Aを上ボタン42Aと、周辺ボタン42Bを左ボタン42Bと、周辺ボタン42Cを下ボタン42Cと、周辺ボタン42Dを右ボタン42Dと、それぞれ称する)。
【0022】
上動規制部材43には、ベース31の中央側に延びる爪が設けられており、その爪により、ホルダ32の上側への移動が規制される。上動規制部材43の両側には、やや離間して、回動規制部材44A、および44Bが設けられており、回動規制部材44A、および44Bにより、ホルダ32の回動が規制される。これらの上動規制部材43、回動規制部材44A、および44Bにより、ホルダ規制部51Aが構成され、同様のもの(ホルダ規制部51B,51C,51D)がベース31の4隅のうちの他の3隅にそれぞれ配置される。
【0023】
ホルダ32は、中央に孔を有する絶縁性ディスクの形状とされ、上面の中央部には、ダイヤル本体34等を回転自在に保持するダイヤル保持筒61が、孔の周辺から上面側(図2において上側)に突出した状態で形成されている。従って、ダイヤル保持筒61の孔の中心の軸が、ダイヤル本体34等の回転軸となる。
【0024】
また、ホルダ32の上面には、導電性を有する弾性材であるブラシ62A,62B、および62Cが配設されており、ブラシ62A,62B、および62Cと、ホルダ32の上に配置されるスケール33との電気的な接続の状態の変化を検出することで、回転入力部14(操作ダイヤル35)の回転量、および回転方向が検出される。
【0025】
具体的には、ブラシ62A、および62Bが配設される径方向の位置は、スケール33がホルダ32の上に配置されたとき、スケール33のスリット72と接触する位置とされ、回転入力部14が回転操作され、それに伴ってスケール33が回転されたとき、ブラシ62A、および62Bとスケール33との間では、接触(スリット72とスリット72の間の位置)、非接触(スリット72の位置)が繰り返されることとなる。
【0026】
一方、ブラシ(アースブラシ)62Cは、スケール33がホルダ32の上に配置されたとき、スケール33と常時接する位置に配設され、スケール33が回転されたとき、ブラシ62A、または62Bとの間で、スケール33を介して導通、または非導通を繰り返すこととなる。
【0027】
従って、ブラシ62A、または62Bと、ブラシ62Cの間の導通状態の変化(ブラシ62A、または62Bとスケール33の接触、非接触の繰り返し)に対応して発生されるパルスの数に基づいて、回転入力部14の回転量を算出することができる。
【0028】
また、ブラシ62Aとブラシ62Bを周方向に若干ずらして配設することにより、回転入力部14の回転方向を検出することができる。すなわち、図1の状態において回転入力部14が反時計方向に回転された場合、ブラシ62Aとスケール33が接触することにより発生されるパルスの立ち上がり(または立ち下がり)が、ブラシ62Bとスケール33が接触することにより発生されるパルスの立ち上がり(または立ち下がり)より、ずれている分だけ、早いタイミングで検出されることとなる。
【0029】
また、反対に、回転入力部14が時計方向に回転された場合、ブラシ62Bとスケール33が接触することにより発生されるパルスの立ち上がり(または立ち下がり)が、ブラシ62Aとスケール33が接触することにより発生されるパルスの立ち上がり(または立ち下がり)より、早いタイミングで検出されることとなる。
【0030】
従って、このように現れる、パルスの立ち上がり(または立ち下がり)のタイミングのずれに基づいて、回転入力部14の回転方向が検出される。
【0031】
ホルダ32の周縁部には、ホルダ規制部51A乃至51Dに対応して被規制部材63A乃至63Dが形成されており、ホルダ32がベース31上に配置されたとき、この被規制部材63A乃至63Dの変移(回動および離脱)が、ホルダ規制部51A乃至51Dによりそれぞれ規制される。
【0032】
なお、ホルダ32の裏面の、周辺ボタン42A乃至42Dに対応する位置には、図3に示されるように、ボタン押下用突起部101A乃至101Dが設けられている。従って、図1に示される携帯電話機1において、回転入力部14の上側が紙面と垂直な方向に押下されたとき、ボタン押下用突起部101Aにより上ボタン42A(周辺ボタン42A)が押下され、回転入力部14の左側が押下されたとき、ボタン押下用突起部101Bにより左ボタン42B(周辺ボタン42B)が押下される。同様に、回転入力部14の下側が押下されたとき、ボタン押下用突起部101Cにより下ボタン42C(周辺ボタン42C)が押下され、回転入力部14の右側が押下されたとき、ボタン押下用突起部101Dにより右ボタン42D(周辺ボタン42D)が押下される。
【0033】
ダイヤル本体保持部材64A乃至64Dは、ホルダ32の周縁部に、それぞれ所定の距離だけ離間し、上面側(図中上側)に突出した状態で形成されている。ダイヤル本体保持部材64A乃至64Dの上端部には、ホルダ32の中心側に延びる爪が形成されており、この爪により、ダイヤル本体34の離脱が制限されるようになされている。
【0034】
また、ホルダ32の上面には、クリック感用突起部65が設けられており、回転入力部14が回転されたとき、このクリック感用突起部65と、ダイヤル本体34のクリック感用凹凸部83により、ユーザに対するクリック感が発生される。
【0035】
スケール33の中央部には、ダイヤル保持筒61が挿嵌される孔71が形成され、その周辺部には、上述したように、スケール33の周縁部近傍に、所定の角度ピッチで放射状に多数のスリット72が形成されている。スケール33は、図4に示されるように、ダイヤル本体34の裏面に固定され、ホルダ32の上に配置される。
【0036】
ダイヤル本体34の中心には、ダイヤル保持筒61が挿嵌される孔81が形成され、また、ダイヤル本体34の上面には、伝動突起部82が形成されている。伝動突起部82は、操作ダイヤル35の裏面に形成される伝動凹部92に嵌合し、操作ダイヤル35の回転力をダイヤル本体34に伝動する。
【0037】
また、ダイヤル本体34の裏面の周縁部には、図4に示されるような波状のクリック感用凹凸部83が、その全周に渡って形成されており、上述したように、その凹部にクリック感用突起部65が遊嵌される。
【0038】
操作ダイヤル35の中央には、中央ボタン部材36が挿嵌される孔91が形成され、また、操作ダイヤル35の裏面には、ダイヤル本体34の伝動突起部82が嵌合される伝動凹部92が形成されている。なお、操作ダイヤル35の上面には、回転操作時に適度な摩擦を生じて操作性を良くするため、放射状に延びる多数の溝93が形成されている。
【0039】
以上のような各部材から、図5に示されるような回転入力部14が構成され、操作ダイヤル35の上面が露出した状態で携帯電話機1に組み込まれる。
【0040】
図5に示される回転入力部14において、ユーザは、操作ダイヤル35の右上方(図1では、上側)を押下することで、例えば、表示部13に表示されているカーソルを上に移動させることができ、また、操作ダイヤル35の左上方(図1では、左側)を押下することで、表示部13に表示されているカーソルを左に移動させることができる。
【0041】
すなわち、図5に示される回転入力部14の右上方のベース31の部分には周辺ボタン42Aが、左上方のベース31の部分には周辺ボタン42Bが、それぞれ配設されることとなり、それらのボタンが押下されることで、その押下に連動して、上述したようにカーソルが移動される。
【0042】
図6は、本発明を適用した携帯電話機1の内部の構成例を示すブロック図である。
【0043】
制御部111は、メモリ117のROM(Read Only Memory)117Aに格納されている制御プログラムをRAM(Random Access Memory)117Bに展開し、展開した制御プログラムに従って、携帯電話機1の全体の動作を制御する。
【0044】
例えば、制御部111は、ユーザからの指示に基づいて、所定のプログラムを起動し、ゲーム画像や地図を表示部13に表示する。そして、入力検出部115の回転検出部121により、回転入力部14に対する入力が検出されたとき(回転入力部14が回転されたとき)、制御部111は、DSP(Digital Signal Processor)を制御して、回転入力部14の回転量や回転方向等を算出し、表示部13に表示されている画像の表示を制御する。回転入力部14に対する入力に応じて、表示部13の表示を制御する制御部111の処理ついては後に詳述する。
【0045】
RF(Radio Frequency)部112は、アンテナ11を介して、基地局との間で電波を送受信し、例えば、音声通話モード時において、アンテナ11で受信されたRF信号を増幅して周波数変換処理およびアナログディジタル変換処理等の所定の処理を施し、得られた音声データをDSP113に出力する。また、RF部112は、DSP113から音声データが供給されてきたとき、ディジタルアナログ変換処理、および周波数変換処理等の所定の処理を施し、得られた音声信号をアンテナ11から送信する。
【0046】
DSP113は、RF部112から供給されてきた音声データに対して、例えば、スペクトラム逆拡散処理を施し、得られたデータを音声コーデック114に出力する。また、DSP113は、音声コーデック114から供給されてきた音声データに対してスペクトラム拡散処理を施し、得られたデータをRF部112に出力する。また、DSP113は、制御部111による制御に基づいて、画像を表示するための回転量の算出、回転方向の算出、および表示範囲の算出等の処理を行う。
【0047】
音声コーデック114は、マイクロフォン18により集音されたユーザの音声を音声データに変換し、それをDSP113に出力する。また、音声コーデック114は、DSP113から供給されてきた音声データをアナログ音声信号に変換し、対応する音声信号をスピーカ12から出力する。
【0048】
入力検出部115の回転検出部121には、図2のブラシ62A,62B、および62Cが接続されており、回転検出部121は、ブラシ62A、および62Bとスケール33との接触、非接触の状態を監視し、上述したように、接触状態の変化に対応するパルスを制御部111に出力する。
【0049】
入力検出部115の押下検出部122には、図2の中央ボタン41、および周辺スイッチ42A乃至42Dが接続されており、押下検出部122は、これらのボタンが押下されたとき(回転入力部14の上面が内部方向に押下されたとき)、それを検出し、対応する信号を制御部111に出力する。
【0050】
制御部111には、必要に応じてドライブ210が接続され、磁気ディスク211、光ディスク212、光磁気ディスク213、或いは半導体メモリ214などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて制御部111にインストールされる。
【0051】
入力検出部116は、携帯電話機1に設けられている通話ボタン15、電源ボタン16、およびテンキー17等の他のボタンからの入力を検出し、対応する信号を制御部111に出力する。
【0052】
次に、以上のような構成を有する携帯電話機1の動作について説明する。
【0053】
始めに、図7、および図8のフローチャートを参照して、主人公(以下、適宜、アバタと称する)を2次元の平面内で移動させるゲームにおいて、回転入力部14に対する入力に応じて、画像(平面画像)の表示を制御する制御部111の処理について説明する。
【0054】
なお、図9は、回転入力部14に対する操作と、表示部13に表示されるアバタ131の移動の対応例を示す図である。図9Bにおいて、上側がアバタ131の正面に相当する。
【0055】
例えば、図9Aに示されるように、回転入力部14の上側が押圧され、押下検出部122により、上ボタン42Aが押下されたことが検出されたとき、制御部111は、図9Bに示されるように、表示部13に表示されているアバタ131を平面内で前進させる(背景画像を下方向にスクロールする(切り替える))。同様に、図9Aに示されるように、回転入力部14が押圧され、左ボタン42B、下ボタン42C、または右ボタン42Dが押下されたことが検出されたとき、制御部111は、図9Bに示されるように、アバタ131を平面内で左方向、下方向、または右方向に、それぞれ移動させる(背景を右方向、上方向、または左方向にスクロールする)。
【0056】
また、制御部111は、図9Aに示されるように、時計方向、または反時計方向に回転入力部14が回転操作され、回転検出部121により、それが検出されたとき、図9Bに示されるように、アバタ131の正面を時計方向、または反時計方向に、回転量に応じて回転させる。例えば、アバタ131の正面が画面の上方向を向くように設定されている場合、アバタ131の位置(表示部13の中央)を中心として、背景画像が反時計方向、または時計方向に、所定の角度だけ回転される。
【0057】
回転入力部14が操作されたとき、図7のステップS1において、制御部111は、回転検出部121により回転が検出されたか否か、すなわち、アバタ131の向きを回転させることが指示されたか否かを判定し、回転させることが指示されていないと判定した場合、ステップS2に進む。
【0058】
ステップS2において、制御部111は、押下検出部122により、上ボタン42Aが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ131を前進させることが指示されたか否かを判定し、前進させることが指示されたと判定した場合、ステップS3に進み、アバタ131を平面内において前進させる(表示部13に表示されている背景を下方向にスクロールする)。
【0059】
図10の表示部13Aに示される画面は、表示部13の表示例を示す図であり、背景画像として、上下方向に道路141が表示され、表示部13Aの右上方と左下方に、それぞれ水平に、道路142と道路143が表示されている。また、アバタ131は、表示部13Aの中央の位置P1に表示されている。
【0060】
従って、図10の表示部13Aに示される画面の状態において、上ボタン42Aが押下された場合、その表示は、白抜き矢印A1の先に示される、表示部13Bに示されるものとなる。すなわち、位置P1より所定の距離だけ上方にある位置P2にアバタ131が移動され、位置P2が表示部13の中央に対応するように画像が切り替えられている(表示部13Aの表示の状態から、背景が下方向にスクロールされている)。
【0061】
図7の説明に戻り、ステップS3において背景が切り替えられた後、処理は終了され、再び、回転入力部14が操作されたとき、同様の処理が実行される。
【0062】
一方、ステップS2において、制御部111は、押下検出部122により、上ボタン42Aが押下されたことが検出されていないと判定した場合、ステップS4に進み、下ボタン42Cが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ131を後退させることが指示されたか否かを判定する。
【0063】
制御部111は、ステップS4において、アバタ131を後退させることが指示されたと判定した場合、ステップS5に進み、アバタ131を平面内において後退させる(表示部13に表示されている背景を上方向にスクロールする)。
【0064】
従って、例えば、図10の表示部13Bに示される画面の状態において、下ボタン42Cが押下されたとき、その表示は、表示部13Aに示されるものとなる。すなわち、位置P1が画面の中央(アバタ131の位置)に対応するように、画像が上方向にスクロールされる。
【0065】
制御部111は、ステップS4において、押下検出部122により、下ボタン42Cが押下されたことが検出されていないと判定した場合、ステップS6に進み、左ボタン42Bが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ131を左方向に移動させることが指示されたか否かを判定する。
【0066】
制御部111は、ステップS6において、アバタ131を左方向に移動させることが指示されたと判定した場合、ステップS7に進み、アバタ131を左方向に移動させる(表示部13に表示されている背景を右方向にスクロールする)。
【0067】
例えば、図10の表示部13Aに示される画面の状態において、左ボタン42Bが押下されたとき、ステップS7の処理により、その表示は、白抜き矢印A2の先に示される、表示部13Cに示されるものとなる。
【0068】
すなわち、位置P1より左側にある位置P3にアバタ131が移動され、その位置P3が画面の中央に対応するように、背景が右方向にスクロールされる。従って、表示部13Aに示される画面と較べて、アバタ131が移動した分だけ、道路142の横方向の長さが短く表示され、道路143の横方向の長さが長く表示されている。
【0069】
一方、制御部111は、ステップS6において、押下検出部122により、左ボタン42Bが押下されたことが検出されていないと判定した場合、ステップS8に進み、右ボタン42Dが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ131を右方向に移動させることが指示されたか否かを判定する。
【0070】
制御部111は、ステップS8において、アバタ131を右方向に移動させることが指示されたと判定した場合、ステップS9に進み、アバタ131を右方向に移動させる(表示部13に表示されている背景を左方向にスクロールする)。
【0071】
例えば、図10の表示部13Cの画面が表示されている状態において、右ボタン42Dが押下されたとき、アバタ131が画面の中央の位置P1に立つように背景が左方向にスクロールされ、その表示は、表示部13Aに示されるものとなる。
【0072】
一方、制御部111は、ステップS8において、右ボタン42Dが押下されたことが検出されていないと判定した場合、中央ボタン41が押下されたと認識し、ステップS10に進み、中央ボタン41が押下されたときに実行されるものとして予め設定されている処理(アクション)を実行する。
【0073】
例えば、中央ボタン41が押下されたときのアクションとして、アバタ131の前方にいる相手に話しかけることが設定されている場合、制御部111は、ステップS10において、前方にいる相手に話しかけるアクションをアバタ131に実行させる。このように、中央ボタン41には、例えば、アバタ131をジャンプさせる、または、前方の相手に攻撃するなどの様々なアクションを対応づけて設定することができる。
【0074】
一方、ステップS1で、回転検出部121により回転が検出されたと判定した場合、制御部111は、図8のステップS11において、時計方向への回転が検出されたか否か、すなわち、アバタ131の正面を、現在の正面を基準として時計方向に回転させることが指示されたか否かを判定する。
【0075】
上述したように、制御部111は、ブラシ62Aとスケール33が接触することにより発生されるパルスと、ブラシ62Bとスケール33が接触することにより発生されるパルスの立ち上がり(または立ち下がり)のタイミングのずれに基づいて、回転方向を検出する。
【0076】
制御部111は、ステップS11において、時計方向への回転が検出されたと判定した場合、ステップS12に進み、回転検出部121により検出されたパルスの数に基づいて回転量を算出し、算出した回転量に応じて、アバタ131を時計方向に回転させる(表示部13の中心を基準として背景を反時計方向に回転させる)。
【0077】
例えば、図10の表示部13Aに示される画面の状態において、回転入力部14が90度だけ時計方向に回転された場合、表示部13に表示される画面は、白抜き矢印A3の先に示される、表示部13Dに示されるものとなる。
【0078】
すなわち、表示部13Dにおいては、位置P1を中心として背景が反時計方向に90度だけ回転され、アバタ131の正面が、表示部13Aの右側に対応するように回転されている。その結果、表示部13Dにおいては、道路141が横方向の道路として表示され、道路142、および道路143が縦方向の道路として表示されている。
【0079】
この例においては、回転入力部14が回転された角度と、アバタ131を回転させる角度が同じ比率(1:1)とされているが、回転入力部14が回転された角度よりもアバタ131の回転角度を大きくするなど、回転の比率を好みに応じて設定できるようにしてもよい。
【0080】
一方、ステップS11において、制御部111は、時計方向への回転が検出されていないと判定した場合、反時計方向への回転が検出されたと認識し、ステップS13に進み、回転検出部121により検出されたパルスの数に基づいて回転量を算出し、算出した回転量に応じて、アバタ131を反時計方向に回転させる(画面の中央を中心として背景を時計方向に回転させる)。
【0081】
例えば、図10の表示部13Dに示される画面の状態において、回転入力部14が90度だけ反時計方向に回転された場合、表示される画面は、表示部13Aに示されるものとなる。
【0082】
回転入力部14に対する入力が検出される毎に、以上のような処理が実行されるため、ユーザは、それぞれ離間して設けられている複数のボタンを操作することなく、1つの操作部である回転入力部14のみを回転、または押下するだけで、より正確かつ効率的に各種の指令を入力することができる。また、回転入力部14を回転させることにより、それに連動して画面が回転されるため、画面の表示と一体感のある操作を行うことができる。
【0083】
以上においては、平面内に表示されるアバタ131を移動させる場合について説明したが、上述した処理は、表示部13に表示されている地図の表示を切り替える場合についても適用することもできる。
【0084】
例えば、図11の表示部13Aに示されるように地図が表示され、位置P11が画面の中央に対応している状態において、回転入力部14の上ボタン42Aが押下されたとき、位置P11より上方にある位置P12が画面の中央に対応するように、表示部13Aに示される地図が下方向にスクロールされ、その表示は、白抜き矢印A11の先に示される、表示部13Bに示されるものとなる。
【0085】
同様に、表示部13Aに示される表示の状態において、回転入力部14が所定の角度だけ反時計方向に回転された場合、その表示は、白抜き矢印A12の先に示される、表示部13Cに示されるものとなる。
【0086】
すなわち、表示部13Aの左側が、画面の上方に対応するものとなるように、表示部13Aの位置P11を中心として、時計方向に回転された地図が表示される。なお、表示部13Cにおいては、表示部13Aの表示のときに上方にあった位置P12が画面の右方向に移動されている。
【0087】
また、表示部13Aに示される表示の状態において、回転入力部14の右ボタン42Dが押下された場合、表示部13Aの表示のときに右側に表示されていた位置P13が、中央に対応して表示されるようにスクロールされ、その表示は、白抜き矢印A13の先に示される、表示部13Dに示されるものとなる。
【0088】
なお、以上のようにして地図の表示が切り替えられる場合において、例えば、中央ボタン41が操作される毎に地図が拡大表示、または縮小表示されるように、地図の尺度が順次切り替わるようにしてもよい。
【0089】
以上においては、図10、および図11に示されるような、平面画像の表示を切り替える場合について説明したが、次に、図12、および図13のフローチャートを参照して、仮想空間における風景画像や、鳥瞰して表示する地図画像などの立体画像の表示を切り替える場合について説明する。
【0090】
始めに、表示部13に表示される仮想空間において、図14のアバタ151の移動に応じて、背景画像の表示を切り替える処理について説明する。
【0091】
図14の表示部13Aのほぼ中央には、アバタ151の背面が表示されており、回転入力部14を操作することにより、このアバタ151を移動させることができるようになされている。表示部13Aには、画面中央(アバタ151の前方)にオブジェクト161が表示されており、その左側にオブジェクト162が表示されている。また、アバタ151の正面に対してオブジェクト161の右側には、オブジェクト164が表示されている。なお、表示部13Aにおいては、アバタ151は、現在、位置P21に立っているとされる。位置P22は、位置P21の左側に所定の距離だけ離間した位置である。
【0092】
例えば、図14の表示部13Aに表示される画面の状態において、制御部111は、図12のステップS21において、回転検出部121により回転が検出されたか否か、すなわち、アバタ151の向きを回転させることが指示されたか否かを判定する。
【0093】
ステップS21において、制御部111は、アバタ151の向きを回転させることが指示されていないと判定した場合、ステップS22に進み、押下検出部122により、上ボタン42Aが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ151を前進させることが指示されたか否かを判定する。
【0094】
制御部111は、ステップS22において、アバタ151を前進させることが指示されたと判定した場合、ステップS23に進み、アバタ151を仮想空間内において前進させ、表示部13に表示されている風景画像を拡大表示(ズーム表示)する。
【0095】
例えば、図14の表示部13Aに示される画面の状態において、上ボタン42Aが押下された場合、アバタ151が仮想空間内において所定の距離だけ前進され、その表示は、白抜き矢印A21の先に示される、表示部13Bに示されるものとなる。すなわち、図14の表示部13Bにおいては、表示部13Aの表示と較べて、オブジェクト161、および162が拡大表示されている。オブジェクト164は、視野外に移動したため、表示されていない。
【0096】
一方、ステップS22において、制御部111は、押下検出部122により、上ボタン42Aが押下されたことが検出されていないと判定した場合、ステップS24に進み、下ボタン42Cが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ151を後退させることが指示されたか否かを判定する。
【0097】
制御部111は、ステップS24において、アバタ151を後退させることが指示されたと判定した場合、ステップS25に進み、アバタ151を仮想空間内において後退させ、表示部13に表示されている背景を縮小表示(ワイド表示)する。
【0098】
例えば、図14の表示部13Bに示される画面の状態において、下ボタン42Cが押下されたとき、表示部13Aに示されるように、各オブジェクトが縮小表示され、より広範囲の背景が表示される。
【0099】
制御部111は、ステップS24において、押下検出部122により、下ボタン42Cが押下されたことが検出されていないと判定した場合、ステップS26に進み、左ボタン42Bが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ151を左方向に移動させることが指示されたか否かを判定する。
【0100】
制御部111は、ステップS26において、アバタ151を左方向に移動させることが指示されたと判定した場合、ステップS27に進み、アバタ151を左方向に移動させ、表示部13に表示されている背景を右方向にスクロールする。
【0101】
例えば、図14の表示部13Aに示される画面の状態において、左ボタン42Bが押下されたとき、アバタ151が位置P22に移動されるとともに、背景が右方向にスクロールされ、その表示は、白抜き矢印A22の先に示される、表示部13Cに示されるものとなる。
【0102】
なお、表示部13Cにおいては、オブジェクト161がアバタ151の右前方に表示されるとともに、表示部13Aにおいては表示されていなかったオブジェクト165が新たに表示されている。
【0103】
一方、制御部111は、ステップS26において、押下検出部122により、左ボタン42Bが押下されたことが検出されていないと判定した場合、ステップS28に進み、次に、右ボタン42Dが押下されたことが検出されたか否か、すなわち、アバタ151を右方向に移動させることが指示されたか否かを判定する。
【0104】
制御部111は、ステップS28において、アバタ151を右方向に移動させることが指示されたと判定した場合、ステップS29に進み、アバタ151を右方向に移動させ、表示部13に表示されている背景を左方向にスクロールする。
【0105】
例えば、図14の表示部13Cの画面が表示されている状態において、右ボタン42Dが押下されたとき、背景が左方向にスクロールされて、表示範囲が切り替えられるとともに、アバタ151が位置P21に移動され、その表示は、表示部13Aに示されるものとなる。
【0106】
制御部111は、ステップS28において、右ボタン42Dが押下されたことが検出されていないと判定した場合、中央ボタン41が押下されたと認識し、ステップS30に進み、中央ボタン41が押下されたときに実行されるものとして予め設定されている処理(アクション)を実行する。
【0107】
例えば、中央ボタン41が押下されたときのアクションとして、アバタ151の前方にいる相手に話しかけることが設定されている場合、制御部111は、ステップS30において、前方にいる相手に話しかけるアクションをアバタ151に実行させる。
【0108】
一方、ステップS21で、回転検出部121により回転が検出されたと判定した場合、制御部111は、図13のステップS31において、時計方向への回転が検出されたか否か、すなわち、アバタ151の正面を、現在の位置を基準として、仮想空間の水平面内において、時計方向に回転させることが指示されたか否かを判定する。
【0109】
制御部111は、ステップS31において、時計方向への回転が検出されたと判定した場合、ステップS32に進み、アバタ151の向きを時計方向に回転させ、アバタ151の現在の位置を基準として、算出した回転量に応じて、仮想空間の水平面内において、反時計方向に背景を回転させる。
【0110】
例えば、図14の表示部13Aに示される画面の状態において、回転入力部14が所定の角度だけ時計方向に回転された場合、表示部13に表示される画面は、白抜き矢印A23の先に示される、表示部13Dに示されるものとなる。
【0111】
すなわち、背景が、位置P21を中心として、水平面内において、反時計方向に回転され、例えば、表示部13Aでは画面の右端に表示されていたオブジェクト164がアバタ151のほぼ正面に移動されて表示される。
【0112】
一方、ステップS31において、制御部111は、時計方向への回転が検出されていないと判定した場合、反時計方向への回転が検出されたと認識し、ステップS33に進み、アバタ151の向きを反時計方向に回転させ、背景を、算出した回転量に応じて、アバタ151の現在の位置を中心として時計方向に回転させる。
【0113】
例えば、図14の表示部13Dに示される画面の状態において、回転入力部14が所定の角度だけ反時計方向に回転された場合、表示される画面は、表示部13Aに示されるものとなる。
【0114】
以上においては、アバタ151の背面が表示部13の中心に常時表示されるとしたが、図15に示されるように、アバタ151は表示せず、携帯電話機1を利用するユーザの視界に相当する画面が表示され、同様に、仮想空間内の移動に伴って背景の表示が切り替えられるようにしてもよい。
【0115】
例えば、図15の表示部13Aの画面が表示されている場合において、回転入力部14の下ボタン42Cが押下されたとき、表示部13に表示される画面は、白抜き矢印A31の先に示される表示部13Bに示されるように、ワイド表示されたものとなる。表示部13Bにおいては、表示部13Aの画面と較べて、オブジェクト181乃至183がそれぞれ縮小表示されている。
【0116】
また、例えば、図15の表示部13Aに示される画面が表示されている状態において、回転入力部14が反時計方向に回転されたとき、その表示は、白抜き矢印A32の先に示される表示部13Cに示されるように、背景が、仮想空間内における現在位置を中心として、水平面内において、時計方向に回転されたものとなる。すなわち、表示部13Aにおける左方向が正面となり、オブジェクト181が画面の右端に表示される。
【0117】
さらに、例えば、図15の表示部13Aの画面が表示されている状態において、回転入力部14の右ボタン42Dが押下されたとき、その表示は、白抜き矢印A33の先に示されるものとなり、表示部13Aの表示と較べて、オブジェクト181、および182がそれぞれ左方向にずれて表示される。
【0118】
以上のように、回転入力部14を操作することで、ユーザは、表示部13における立体画像の表示を切り替えることができる。
【0119】
次に、回転入力部14からの入力に応じて、表示部13に鳥瞰表示されている地図(立体画像)の表示を切り替える処理について説明する。
【0120】
例えば、図16の表示部13Aに示される地図が表示されている場合において、回転入力部14の上ボタン42Aが押下されたとき、表示部13に表示される画面は、白抜き矢印A41の先に示される、表示部13Bの画面のようにズーム表示される。図16の表示部13Bにおいては、表示部13Aと較べて、縮尺が変更され、オブジェクト191が拡大表示されている。
【0121】
また、例えば、図16の表示部13Aに示される画面が表示されている場合において、回転入力部14が反時計方向に回転されたとき、その表示は、白抜き矢印A42の先に示されるように、背景が、水平面内において、時計方向に回転され、オブジェクト191の面191Bが、より広い領域にわたって表示されたもの(ユーザの正面に移動されて表示されたもの)となる。
【0122】
さらに、図16の表示部13Aに示される画面が表示されている場合において、回転入力部14の右ボタン42Dが押下されたとき、その表示は、白抜き矢印A43の先に示される表示部13Dに示されるものとなり、表示部13Aの表示と較べて、オブジェクト191が左方向にずれて表示される。
【0123】
以上のように、回転入力部14を回転させることにより、それに伴って、画像が回転されて表示されるため、複数のボタンを操作して行う場合に較べて、画面の表示と一体感のある操作が可能となる。
【0124】
また、1つの入力部で様々な操作が可能であるため、複数のボタンが独立して設けられている携帯電話機に較べて、小型化を図ることができる。
【0125】
以上においては、回転操作部14は、携帯電話機1に設けられるとしたが、同様の構成を有する入力部が、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)や携帯型のパーソナルコンピュータなどの携帯情報端末に設けられるようにしてもよい。また、テレビジョン受像器、ビデオレコーダ、カーナビゲーションなどに利用される各種のリモートコントローラとしての携帯情報端末にも適用することができる。
【0126】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0127】
この記録媒体は、図6に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク211(フロッピディスクを含む)、光ディスク212(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク213(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ214などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROMや、記憶部に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0128】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0129】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、表示を制御することができる。
【0130】
また、本発明によれば、より快適に、正確かつ効率的に、各種の入力操作を行うことができる。
【0131】
さらに、本発明によれば、画面の表示と一体感のある操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機の外観の構成を示す正面図である。
【図2】図1の回転入力部の構成を示す組立分解図である。
【図3】図2のホルダの裏面の構成を示す斜視図である。
【図4】図2のダイヤル本体の裏面の構成を示す斜視図である。
【図5】図1の回転入力部の構成を示す斜視図である。
【図6】図1の携帯電話機の内部の構成例を示すブロック図である。
【図7】図1の携帯電話機の表示処理を説明するフローチャートである。
【図8】図1の携帯電話機の表示処理を説明する、図7に続くフローチャートである。
【図9】回転入力部に対する入力と、アバタの移動の対応例を示す図である。
【図10】表示部に表示される画面の切り替えの例を示す図である。
【図11】表示部に表示される画面の切り替えの他の例を示す図である。
【図12】図1の携帯電話機の他の表示処理を説明するフローチャートである。
【図13】図1の携帯電話機の他の表示処理を説明する、図12に続くフローチャートである。
【図14】表示部に表示される画面の切り替えの例を示す図である。
【図15】表示部に表示される画面の切り替えの他の例を示す図である。
【図16】表示部に表示される画面の切り替えのさらに他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機, 13 表示部, 14 回転入力部, 111 制御部,113 DSP, 115 入力検出部, 121 回転検出部, 122 押下検出部

Claims (12)

  1. 回転体の回転を検出する回転検出手段と、
    前記回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、
    画像の表示を制御する表示制御手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記回転体に対する操作に応じて移動するアバタと、前記アバタの背景となる背景画像を表示するとともに、前記回転検出手段により検出された前記回転体の回転に応じて前記背景画像を回転して表示し、前記押下検出手段による検出結果に応じて前記背景画像の範囲を切り替えて表示する
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記表示制御手段は、前記アバタを、オブジェクトが立体的に示される仮想空間内に表示し、前記背景画像を、前記仮想空間における前記アバタの前方の風景の画像として表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記押下検出手段は、前記回転体の所定面の、上下左右ボタンとして割り当てられた複数の位置に対する押下を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 前記背景画像を平面画像として表示している場合、
    前記表示制御手段は、前記押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンの方向と反対方向に前記背景画像をスクロールさせ、前記回転検出手段により回転が検出された方向と反対方向に前記背景画像を回転させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  5. 前記アバタを、オブジェクトが立体的に示される仮想空間内に表示し、前記背景画像を、前記仮想空間における前記アバタの前方の風景の画像として表示している場合、
    前記表示制御手段は、前記押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが上ボタン、または下ボタンであるとき、前記背景画像を拡大、または縮小して表示させ、前記押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが左ボタン、または右ボタンであるとき、右方向、または左方向に前記背景画像をスクロールさせ、前記回転検出手段により回転が検出されたとき、前記仮想空間内の水平方向において回転方向と反対方向に前記背景画像を回転させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  6. 回転体の回転を検出する回転検出手段と、
    前記回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、
    画像を表示する表示手段と
    を備える携帯情報端末を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記表示手段における画像の表示を制御する表示制御ステップを含み、
    前記表示制御ステップは、前記回転体に対する操作に応じて移動するアバタと、前記アバタの背景となる背景画像を表示するとともに、前記回転検出手段により検出された前記回転体の回転に応じて前記背景画像を回転して表示し、前記押下検出制御手段による検出結果に応じて前記背景画像の範囲を切り替えて表示する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 回転体の回転を検出する回転検出手段と、
    前記回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、
    画像の表示を制御する表示制御手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記画像として地図を表示するとともに、前記回転検出手段により検出された前記回転体の回転に応じて前記地図を回転して表示し、前記押下検出手段による検出結果に応じて前記地図の範囲を切り替えて表示する
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  8. 前記表示制御手段は、前記地図を、鳥瞰表示される立体画像として表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯情報端末。
  9. 前記押下検出手段は、前記回転体の所定面の、上下左右ボタンとして割り当てられた複数の位置に対する押下を検出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯情報端末。
  10. 前記地図を平面画像として表示している場合、
    前記表示制御手段は、前記押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンの方向と反対方向に前記地図をスクロールさせ、前記回転検出手段により回転が検出された方向と反対方向に前記地図を回転させる
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯情報端末。
  11. 前記地図を、鳥瞰表示される立体画像として表示している場合、
    前記表示制御手段は、前記押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが上ボタン、または下ボタンであるとき、前記地図を拡大、または縮小して表示させ、前記押下検出手段により押下が検出された位置に対応するボタンが左ボタン、または右ボタンであるとき、右方向、または左方向に前記地図をスクロールさせ、前記回転検出手段により回転が検出されたと判断したとき、水平面内において回転方向と反対方向に前記地図を回転させる
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯情報端末。
  12. 回転体の回転を検出する回転検出手段と、
    前記回転体の所定面への押下を検出する押下検出手段と、
    画像を表示する表示手段と
    を備える携帯情報端末を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記表示手段における地図の表示を制御する表示制御ステップを含み、
    前記表示制御ステップは、前記回転検出手段により検出された前記回転体の回転に応じて前記地図を回転して表示し、前記押下検出制御手段による検出結果に応じて前記地図の範囲を切り替えて表示する
    ことを特徴とするプログラム。
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