JP2004334472A - 情報入力装置及び携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ない操作で多くの情報を入力することができる操作性に優れた情報入力装置を提供する。
【解決手段】情報入力装置7は、略中央に孔部31が形成された操作ダイヤル16を有し、該操作ダイヤル16の回転により、所定の情報を入力するための回転入力部10と、操作ダイヤル16に形成された前記孔部31に挿入固定され、所定の方向に傾倒自在でスイッチをオン・オフするスティック33を有し、該スティック33の傾倒操作により、所定の情報を入力するための傾倒入力部11とを備える。例えば、GPS機能を持つの携帯電話機に本発明の情報入力装置7を搭載すれば、表示部に表示させた地図を、スティック33の前後左右方向への傾倒操作でスクロールさせ、操作ダイヤル16の回転操作によって地図を拡大又は縮小して表示させることができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報入力装置及び携帯端末装置に関し、詳細には、より少ない操作で多くの情報を入力することのできる情報入力装置及び携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末装置では、カタカナやアルファベットが割り当てられたテンキーを押すことによって文字入力が行われる。しかしながら、この携帯端末装置でかな漢字変換を行う場合、入力する漢字によっては決定するまでにテンキーを何回も押さなくてはならないことがある。
【0003】
この入力操作の煩わしさを解消するために、テンキーで入力したかな文字に対応する漢字変換候補を、筐体に取り付けた回転体を回転させることによってスクロールさせ、該回転体を押し込むことにより選択された漢字を決定する技術が開示されている。さらに、テンキーを使用せずに、2つの回転体を利用してかな漢字変換を行うようにした技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところで、近年の携帯電話機においては、GPS(Global Positioning System)などの機能に地図データを取り込んで自分自身の現在位置を確認したり、ゲームなどのコンテンツを取り込んで仮想空間内のキャラクターを操作するといった具合に、これまでの文字入力に加えてこれら各種コンテンツに応じた数多くの操作をする必要性が高まってきている。
【0005】
その一つの技術として、本願出願人は、携帯電話機の筐体表面に円盤状の回転体を設け、この回転体を前後左右に筐体側へ押し込むことにより、表示部に表示された画像を上下左右方向に移動させ、また、回転体を回転させることにより、表示部に表示された画像の向きを回転させたりする携帯情報端末を提案している(例えば、特願2001−361092号)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−163953号公報(第5頁、図6〜図8)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、近年の携帯電話機などの携帯端末装置では、各種コンテンツに応じた数多くの操作を行う必要があることから、なるべく少ない操作でより多くの情報を入力する技術の開発が望まれている。
【0008】
そこで、本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、より少ない操作で多くの情報を入力することができる操作性に優れた情報入力装置及び携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報入力装置は、略中央に孔部が形成された回転板を有し、該回転板の回転により、所定の情報を入力するための第1の操作手段と、前記第1の操作手段に形成された前記孔部に挿入固定され、所定の方向に傾倒自在でスイッチをオン・オフするスティックを有し、該スティックの傾倒操作により、所定の情報を入力するための第2の操作手段と、前記第1の操作手段と前記第2の操作手段を搭載させる基板とを備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明の情報入力装置によれば、第1の操作手段である回転板の回転操作と、第2の操作手段であるスティックの傾倒操作によって、所定の情報を入力することができるため、例えば一本の指でこれら2つの操作手段を操作してより少ない操作で多くの情報の入力が可能となる。また、本発明の情報入力装置によれば、一本の指で回転板とスティックを操作し得るため、情報入力時の操作性が大幅に改善される。
【0011】
本発明の携帯端末装置は、情報入力装置が筐体の一部に設けられており、略中央に孔部が形成された回転板を有し、該回転板の回転により、所定の情報を入力するための第1の操作手段と、前記回転板の回転方向及び回転量を検出する回転検出手段と、前記第1の操作手段に形成された前記孔部に挿入固定され、所定の方向に傾倒自在でスイッチをオン・オフするスティックを有し、該スティックの傾倒操作により、所定の情報を入力するための第2の操作手段と、前記スティックの傾倒操作による前記スイッチのオン・オフを検出するスイッチ検出手段と、前記第1の操作手段と前記第2の操作手段を搭載させる基板とからなる。
【0012】
本発明の携帯端末装置によれば、第1の操作手段である回転板の回転操作と、第2の操作手段であるスティックの傾倒操作によって、所定の情報を入力することができるため、例えば一本の指でこれら2つの操作手段を操作してより少ない操作で多くの情報の入力が可能となる。また、本発明の携帯端末装置によれば、一本の指で回転板とスティックを操作し得るため、情報入力時の操作性が大幅に改善される。
【0013】
第1の操作手段及び第2の操作手段による所定の情報の入力とは、文字、メニュー又は画像の表示状態を変化させること、または、文字、メニュー又は画像をスクロールさせると共に選択した文字又はメニューを決定すること、等である。なお、第1の操作手段による所定の情報の入力内容と第2の操作手段による所定の情報の入力内容は、同じであってもよいし、或いは、異なっていてもよい。
【0014】
第1の操作手段によって文字の表示状態を変化させるとは、例えばかな漢字変換を行う場合、入力したかなに対応して出力されるかな文字、漢字或いは英字などの変換文字候補の中から所定の変換文字を選択する際に、回転板を回転させてカーソルを移動させ、そのカーソルの移動により変換文字候補が表示部に次々と現れる状態変化のことを言うものとする。
【0015】
同じく、第1の操作手段によってメニューの表示状態を変化させるとは、例えば携帯端末装置の一つである携帯電話機の各種機能を表示するメニュー群の中から所定のメニュー項目を選択する際に、回転板を回転させてカーソルを移動させ、そのカーソルの移動によりメニューが表示部に次々とスクロールして現れる状態変化のことを言うものとする。
【0016】
同様に、第1の操作手段によって画像の表示状態を変化させるとは、例えばGPS機能を持つ携帯電話機の表示部に地図を表示させたときに、回転板を回転させることによって、地図を拡大表示させたり縮小表示させたりする状態変化のことを言うものとする。
【0017】
第2の操作手段によって文字の表示状態を変化させるとは、例えばかな漢字変換を行う場合、入力したかなに対応して出力されるかな文字、漢字或いは英字などの変換文字候補の中から所定の変換文字を選択する際に、スティックを傾倒操作してカーソルを移動させ、そのカーソルの移動により変換文字候補が表示部に次々と現れる状態変化のことを言うものとする。
【0018】
同じく、第2の操作手段によってメニューの表示状態を変化させるとは、例えば携帯端末装置の一つである携帯電話機の各種機能を表示するメニュー群の中から所定のメニュー項目を選択する際に、スティックを傾倒操作してカーソルを移動させ、そのカーソルの移動によりメニューが表示部に次々とスクロールして現れる状態変化のことを言うものとする。
【0019】
同様に、第2の操作手段によって画像の表示状態を変化させるとは、例えばGPS機能を持つ携帯電話機の表示部に地図を表示させたときに、スティックを前後左右方向に傾倒操作することによって、表示部に表示された地図を上下左右にスクロールさせる状態変化のことを言うものとする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態は、本発明に係る情報入力装置を、携帯端末装置の一つである携帯電話機に適用した例である。
【0021】
「携帯電話機の概略構成」
本実施の形態の携帯電話機1は、図1に示すように、第1の筐体2と、第2の筐体3を有し、これら第1の筐体2と第2の筐体3をヒンジ部4を介して二つ折りに重ねた状態と開いた状態に開閉可能とする、いわゆる折り畳み式の携帯電話機である。第1の筐体2には、マイクロフォン5、テンキー6、情報入力装置7などが設けられている。一方、第2の筐体3には、スピーカ8、表示部9などが設けられている。
【0022】
「情報入力装置の構成」
情報入力装置7は、図2に示すように、第1の操作手段である回転入力部10と、第2の操作手段である傾倒入力部11とを有し、これら回転入力部10及び傾倒入力部11を取り付ける基板12とから構成されている。
【0023】
回転入力部10は、図3に示すように、ホルダ13、スケール14、ダイヤル本体15、及び操作ダイヤル16からなる。なお、ダイヤル本体15及び操作ダイヤル16は、本発明の回転板に相当する。
【0024】
基板12は、例えば、絶縁性樹脂からなり、略矩形の板状体として形成される。この基板12の四隅には、ホルダ13を固定するための上移動規制部材17が形成されている。上移動規制部材17は、先端に爪部を有し、その爪部でホルダ13の前記基板12からの上方向への移動を規制する。また、基板12には、ホルダ13の面内方向での回動を規制する回動規制部材18A,18Bが設けられている。この回動規制部材18A,18Bは、上移動規制部材17の両側に上方へ立ち上がる壁部として形成されている。これら上移動規制部材17及び回動規制部材18A,18Bによって、ホルダ規制部19Aが構成され、これと同様のホルダ規制部19B,19C,19Dが基板12の隅にそれぞれ設けられている。
【0025】
ホルダ13は、図3及び図4に示すように、中央に孔13Aを有する絶縁性ディスクとされ、この孔13Aの周縁に上方へ向けて突出するダイヤル保持筒20を有している。このダイヤル保持筒20は、後述するダイヤル本体15などを回転自在に保持する回転軸として機能する。また、ホルダ13には、導電性を有する弾性材であるブラシ21A,21B,21Cが設けられている。これらブラシ21A,21B,21Cは、ホルダ13の上に配置される後述のスケール14と電気的に接触するようになっている。そして、スケール14とブラシ21A,21B,21Cの接触状態変化を検出することによって、前記操作ダイヤル16の回転量及び回転方向が検出される。
【0026】
具体的には、ブラシ21A,21Bが配置される径方向の位置は、スケール14に形成されたスリット22と接触する位置とされている。操作ダイヤル16の回転操作によりスケール14が回転すると、ブラシ21A,21Bとスケール14との間では、接触と非接触が繰り返される。一方、もう一つのブラシ21Cは、アースブラシとして機能し、スケール14と常時接する位置に配置されている。したがって、ブラシ21A又はブラシ21Bと、ブラシ21Cの間の導通状態変化(ブラシ21A又はブラシ21Bとスケール14との接触と非接触の繰り返し)に対応して発生するパルス数に基づいて、操作ダイヤル16の回転量を算出することができる。
【0027】
また、ブラシ21Aとブラシ21Bを周方向に若干ずらして配置することにより、操作ダイヤル16の回転方向を検出することができる。すなわち、図2の状態において、操作ダイヤル16が反時計周り方向に回転された場合、ブラシ21Aとスケール14が接触することにより発生するパルスの立ち上がり(または立ち下がり)が、ブラシ21Bとスケール14が接触することにより発生するパルスの立ち上がり(または立ち下がり)より、ずれている分だけ、早いタイミングで検出されることになる。
【0028】
また、反対に、操作ダイヤル16が時計周り方向に回転された場合、ブラシ21Bとスケール14が接触することにより発生するパルスの立ち上がり(または立ち下がり)が、ブラシ21Aとスケール14が接触することにより発生するパルスの立ち上がり(または立ち下がり)より、早いタイミングで検出されるこことなる。したがって、このように現れるパルスの立ち上がり(または立ち下がり)のタイミングのずれに基づいて、前記操作ダイヤル16の回転方向が検出される。
【0029】
なお、ホルダ13の周縁部には、前記したホルダ規制部19A,19B,19C,19Dと係合する被規制部材23A,23B,23C,23Dが形成されている。これらホルダ規制部19A,19B,19C,19Dと被規制部材23A,23B,23C,23Dとの係合により、前記ホルダ13の基板12に対する回動が規制され、回動不可能となる。
【0030】
また、ホルダ13の周縁部には、後述するダイヤル本体15のホルダ13からの脱落を防止して保持するダイヤル本体保持部材24A,24B,24C,24Dが設けられている。このダイヤル本体保持部材24A,24B,24C,24Dは、ダイヤル本体15側へ向かって上方へ立ち上がる先端部に爪部を有し、その爪部を該ダイヤル本体15の周縁部に引っ掛けることによって、前記ダイヤル本体15の脱落を防止する。
【0031】
また、ホルダ13の上面には、操作ダイヤル16を回転させたときにクリック感をユーザに持たせるための突起部25が形成されている。これにより、操作ダイヤル16が回転されると、この突起部25とダイヤル本体15の下面側周縁部に形成された波形状の凹凸部26とが係合して、ユーザにクリック感が与えられる。
【0032】
スケール14には、前記したダイヤル保持筒20を挿嵌させる中心孔27が形成されている。また、このスケール14には、操作ダイヤル16の回転量及び回転方向を検出するための複数のスリット22が形成されている。これらスリット22は、前記中心孔27を中心として所定ピッチで放射状に形成されている。このスケール14は、図5に示すように、ダイヤル本体15の裏面に固定され、ホルダ13の上に配置される。
【0033】
ダイヤル本体15には、前記したダイヤル保持筒20を挿嵌させる孔28が形成されている。また、ダイヤル本体15の上面には、操作ダイヤル16を回転させたときにこのダイヤル本体15も一緒に回転するようにするための連結突起部29が形成されている。この連結突起部29は、操作ダイヤル16の裏面に形成された凹部30に嵌合し、操作ダイヤル16の回転力をダイヤル本体15に伝えるようになっている。また、ダイヤル本体15の下面側周縁部には、ホルダ13に形成された突起部25と係合する凹凸部26が形成されている。
【0034】
操作ダイヤル16には、後述する傾倒入力部11を挿嵌させる孔部である中心孔31が形成されている。また、操作ダイヤル16の裏面には、ダイヤル本体15に形成された連結突起部29が嵌合する凹部30が形成されている。さらに、この操作ダイヤル16には、回転操作時に適度な摩擦を生じさせて操作性を良好なものとするための溝32が放射状に複数形成されている。
【0035】
傾倒入力部11は、図3及び図6に示すように、ユーザが上下左右方向に傾けて操作するスティック33と、このスティック33をガイド保持すると共にスイッチを備えた本体部34とからなる。
【0036】
スティック33は、円筒体又は円柱体として形成され、その上端部に、ユーザが親指などによって操作し易いように円盤形状の操作部35を有している。また、このスティック33の下端部には、本体部34に設けられた4つのスイッチ36A,36B,36C,36Dをオン・オフするためのスイッチ押下げ部37A,37B,37C,37Dが形成されている。なお、図6では、2つのスイッチ36A,36Cは図示を省略してある。そして、このスティック33は、図3中矢印Aで示すように、前後方向及び左右方向にそれぞれ傾倒可能なように前記本体部34に取り付けられている。また、このスティック33は、前後左右方向だけではなく、図7の二点鎖線で示すように操作ダイヤル16側へと下方に押し込む方向にも動くようになっている。
【0037】
本体部34は、ホルダ13に形成されたダイヤル保持筒20に嵌合される得る程度の大きさとされた、底部を有した円筒体として形成されている。このホルダ13には、スティック33をその内部に挿入させるスティック挿入孔40が中心部に形成されている。そして、このホルダ13の底面には、前後方向及び左右方向にそれぞれスイッチ36A,36B,36C,36Dが設けられている。
【0038】
かかるスイッチ36A,36B,36C,36Dは、例えば弾性変形自在なドーム形状の電極接触部材38と、前記スイッチ押下げ部37A,37B,37C,37Dにより押し潰されて弾性変形して前記電極接触部材38と接触することによりスイッチオンとなる電極39とから構成されている。スティック33が操作されていない状態では、スイッチ36A,36B,36C,36Dは全てオフの状態にあり、スティック33が前後左右の何れか一方向に傾倒された状態では、倒された方向のスイッチ36A,36B,36C,36Dのみがオンとなる。また、スティック33が下方に押し込まれたときには、全てのスイッチ36A,36B,36C,36Dがオンとなる。
【0039】
以上のように構成された情報入力装置7は、図8に示すように、回路基板41の一方の面41aに設けられている。このように、アセンブリとして形成された情報入力装置7を一方の面41aから実装すれば、製造工程を簡略化することができる。なお、情報入力装置7の基板12自体を、回路基板41としてもよい。また、この回路基板41に代えて情報入力装置7を第1の筐体2に直接設けるようにしてもよい。
【0040】
[携帯電話機の内部構成]
次に、携帯電話機1の内部構成例について説明する。図9は、本実施の形態の携帯電話機1の内部構成例を示すブロック図である。
【0041】
制御部42は、メモリ43のROM(Read Only Memory)43Aに格納されている制御プログラムをRAM(Random Access Memory)43Bに展開し、その展開した制御プログラムに従って携帯電話機1の全体動作を制御する。例えば、制御部42は、ユーザからの指示に基づいて所定のプログラムを起動し、地図やメール作成画面などを表示部9に表示する。そして、入力検出部44の回転検出部45により、前記回転入力部10に対する入力が検出されたとき(具体的には、操作ダイヤル16が回転されたとき)、制御部42は、DSP(Digital Signal Processor)46を制御して、回転入力部10の回転量や回転方向などを算出し、表示部9に表示されている画像の表示を制御する。回転入力部10に対する入力に応じて表示部9の表示を制御する制御部42の処理については、後に詳述する。
【0042】
また、回転検出部45には、前記したブラシ21A,21B,21Cが接続されており、回転検出部45は、ブラシ21A,21Bとスケール14との接触・非接触の状態を監視し、上述したように、接触状態の変化に対応するパルスを制御部42に出力する。この回転検出部45は、本発明の回転検出手段に相当する。
【0043】
入力検出部44の押下検出部47には、傾倒入力部11に設けられたスイッチ36A,36B,36C,36Dが接続されており、この押下検出部47は、これらのスイッチ36A,36B,36C,36Dが押されたときにそれを検出し、対応する信号を制御部42に出力する。この押下検出部47は、本発明のスイッチ検出手段に相当する。
【0044】
RF(Radio Frequency)部48は、アンテナ49を介して基地局との間で電波を送受信し、例えば音声通話モード時において、アンテナ49で受信されたRF信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理などの所定の処理を施し、得られた音声データをDSP46に出力する。また、RF部48は、DSP46から音声データが供給されてきたとき、ディジタルアナログ変換処理、及び周波数変換処理などの所定の処理を施し、得られた音声信号をアンテナ49から送信する。
【0045】
DSP46は、RF部48から供給されてきた音声データに対して、例えばスペクトラム逆拡散処理を施し、得られたデータを音声コーデック50に出力する。また、DSP46は、音声コーデック50から供給されてきた音声データに対してスペクトラム拡散処理を施し、得られたデータをRF部48に出力する。また、DSP46は、制御部42による制御に基づいて画像を表示するための回転量の算出、回転方向の算出及び表示範囲の算出などの処理を行う。
【0046】
音声コーデック50は、マイクロフォン5により集音されたユーザの音声を音声データに変換し、それをDSP46に出力する。また、音声コーデック50は、DSP46から供給されてきた音声データをアナログ音声信号に変換し、対応する音声信号をスピーカ8から出力する。
【0047】
制御部42には、必要に応じてドライブ51が接続され、磁気ディスク52、光ディスク53、光磁気ディスク54或いは半導体メモリ55などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて制御部42にインストールされる。
【0048】
操作入力検出部56は、携帯電話機1に設けられたテンキー6、通話ボタン、電源ボタンなどのボタンからの入力を検出し、対応する信号を制御部42に出力する。
【0049】
[情報入力装置による操作例]
次に、上述のように構成された情報入力装置7によって、所定の情報を入力する操作について説明する。本実施の形態では、GPS機能を持つ携帯電話機1の表示部9に地図を表示させ、情報入力装置7によって前記地図を前後左右方向に移動させたり拡大縮小する操作例として説明する。
【0050】
ここでの情報入力装置7の操作は、図10に示すように、操作ダイヤル16を時計回り方向B又は反時計回り方向Cに回転させることによって表示部9に表示された画像を拡大又は縮小表示し、また、スティック33を前後方向D,E及び左右方向F,Gに倒して画像をスクロールさせ、スティック33を下方向Hに押し込んで画面上に任意のマーカーを表示させるものとする。図10は、操作ダイヤル16とスティック33の操作を明瞭なものとするため、図示を省略して示してある。
【0051】
図11は、表示部9に表示された地図を拡大、縮小又はスクロールさせる地図表示変更処理を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、このフローチャートを説明するに際して便宜上、図6(b)の時計表示で12時の位置に設けられたスイッチ36Aを上ボタン、3時の位置に設けられたスイッチ36Bを右ボタン、6時の位置に設けられたスイッチ36Cを下ボタン、9時の位置に設けられたスイッチ36Dを左ボタンと称する。
【0052】
回転入力部10の操作ダイヤル16が回転されると、ステップS1の処理において、制御部42は、回転検出部45により前記操作ダイヤル16の回転が検出されたか否かを判定し、回転させることが指示されていないと判定した場合(NO)、この地図表示変更処理をステップS2に進める。
【0053】
ステップS2の処理において、制御部42は、押下検出部47により前記傾倒入力部11のスティック33が上方向に傾倒されて上ボタンが押下されたことが検出されたか否かを判定し、上ボタンが押下された場合(YES)は、この地図表示変更処理をステップS3の処理に進める。ステップS3の処理では、DSP46は、表示部9に表示されている図12の地図表示状態9Aから、地図を下方向にスクロールして地図表示状態9Bとする。すなわち、前記地図表示状態9Aの略中央に表示される位置P1より上の位置P2が、前記地図表示状態9Bにおいて、表示部9の中心となるように前記地図が下方向にスクロールする。
【0054】
ステップS2の処理において、制御部42は、押下検出部47により上ボタンが押下されたことが検出されていないと判定した場合(NO)は、この地図表示変更処理をステップS4の処理に進める。ステップS4の処理では、制御部42は、スティック33が下方向に傾倒されて下ボタンが押下されたことが検出されたか否かを判定する。
【0055】
制御部42は、ステップS4の処理において、スティック33が下方向に傾倒されて下ボタンが押下されたことを検出した場合(YES)には、この地図表示変更処理をステップS5の処理に進める。ステップS5の処理では、DSP46は、表示部9に表示されている図12の地図表示状態9Aから、地図を上方向にスクロールして地図表示状態9Cとする。すなわち、前記地図表示状態9Aの略中央に表示される位置P1より下の位置P3が、前記地図表示状態9Cにおいて、表示部9の中心となるように前記地図が上方向にスクロールする。
【0056】
ステップS4の処理において、制御部42は、押下検出部47により下ボタンが押下されたことが検出されていないと判定した場合(NO)は、この地図表示変更処理をステップS6の処理に進める。ステップS6の処理では、制御部42は、スティック33が左方向に傾倒されて左ボタンが押下されたことが検出されたか否かを判定する。
【0057】
制御部42は、ステップS6の処理において、スティック33が左方向に傾倒されて左ボタンが押下されたことを検出した場合(YES)には、この地図表示変更処理をステップS7の処理に進める。ステップS7の処理では、DSP46は、表示部9に表示されている図12の地図表示状態9Aから、地図を右方向にスクロールして地図表示状態9Dとする。すなわち、前記地図表示状態9Aの略中央に表示される位置P1より左の位置P4が、前記地図表示状態9Dにおいて、表示部9の中心となるように前記地図が右方向にスクロールする。
【0058】
ステップS6の処理において、制御部42は、押下検出部47により左ボタンが押下されたことが検出されていないと判定した場合(NO)は、この地図表示変更処理をステップS8の処理に進める。ステップS8の処理では、制御部42は、スティック33が右方向に傾斜されて右ボタンが押下されたことが検出されたか否かを判定する。
【0059】
制御部42は、ステップS8の処理において、スティック33が右方向に傾斜されて右ボタンが押下されたことを検出した場合(YES)には、この地図表示変更処理をステップS9の処理に進める。ステップS9の処理では、DSP46は、表示部9に表示されている図12の地図表示状態9Aから、地図を左方向にスクロールして地図表示状態9Eとする。すなわち、前記地図表示状態9Aの略中央に表示される位置P1より右の位置P5が、前記地図表示状態9Eにおいて、表示部9の中心となるように前記地図が左方向にスクロールする。
【0060】
ステップS8の処理において、制御部42は、押下検出部47により右ボタンが押下されたことが検出されていないと判定した場合(NO)は、この地図表示変更処理をステップS10の処理に進める。ステップS10の処理では、制御部42は、スティック33が下方向に押下されて全ての上下左右のボタンが押下されたことが検出されたか否かを判定する。
【0061】
制御部42は、ステップS10の処理において、スティック33が下方向に押下されて全ての上下左右のボタンが押下されたことを検出した場合(YES)には、この地図表示変更処理をステップS11の処理に進める。ステップS11の処理では、DSP46は、画面上に目印となるマーカーなどの印(図示は省略する)を表示する。なお、ステップS10の処理において、全てのボタンが押下されたことが検出されていないと判定した場合(NO)は、この地図表示変更処理をステップS2の処理に移行させる。
【0062】
この一方、ステップS1の処理において、制御部42は、回転検出部45により操作ダイヤル16の回転が検出されたと判定した場合(YES)、この地図表示変更処理をステップS12の処理に進める。
【0063】
ステップS12の処理において、制御部42は、回転検出部45によって操作ダイヤル16の時計回り方向への回転が検出されたと判定した場合(YES)は、この地図表示変更処理をステップS13の処理に進める。ステップS13の処理では、DSP46は、表示部9に表示されている図12の地図表示状態9Aから、地図を画面の中央位置P1を中心として拡大表示する。図13(a)は、拡大表示された地図表示状態9Fを示す。
【0064】
このとき、制御部42は、回転検出部45により検出されたパルス数に基づいて回転量を算出し、その算出した回転量に応じて地図を拡大する。操作ダイヤル16の回転量が多ければ、それに応じて地図が拡大し、回転量が少なければ地図の拡大する割合が小さくなる。
【0065】
ステップS12の処理において、制御部42は、回転検出部45によって操作ダイヤル16の時計回り方向への回転が検出されたと判定しなかった場合(NO)は、この地図表示変更処理をステップS14の処理に進める。すなわち、制御部42が、操作ダイヤル16の反時計回り方向を検出した場合は、この地図表示変更処理をステップS14の処理に進める。ステップS14の処理では、DSP46は、表示部9に表示されている図12の地図表示状態9Aから、地図を画面の中央位置P1を中心として縮小表示する。図13(b)は、縮小表示された地図表示状態9Gを示す。
【0066】
以上のようにして、スティック33を前後左右方向に傾倒操作することによって、表示部9に表示された地図を上方向、下方向、左方向及び右方向にスクロールさせることができると共に、操作ダイヤル16を回転させることによって地図を拡大又は縮小させることができる。このように、本発明によれば、スティック33による傾倒操作と、操作ダイヤル16による回転操作を組み合わせることによって、簡単に地図のスクロール及び拡大縮小を行うことができ、より多くの操作を簡略化して簡単に操作することができる。また、親指などで操作ダイヤル16とスティック33を操作することができるため、大幅な操作性を向上させることができる。
【0067】
[その他の実施の形態]
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態では、GPS機能を持つ携帯電話機1の表示部9に地図を表示させ、情報入力装置7によって前記地図を前後左右方向に移動させたり拡大縮小する操作例として説明したが、所定の情報を入力するための文字やメニューの表示状態を変化させるために、前記情報入力装置7を使用してもよい。
【0068】
図14は、前述した情報入力装置7を使用して、携帯電話機1のメモリ43に記憶されているアドレス帳を検索して決定する例である。この例では、操作ダイヤル16を時計回り方向に回転させると、表示部9に表示されているアドレス帳のアドレス名の上をカーソル57が下方向に移動する。ここでは、「中山さん」というアドレス名の上に位置していたカーソル57が、操作ダイヤル16の時計回り方向への回転により、「会社」というアドレス名の上にカーソル57が移動する。この一方、操作ダイヤル16を反時計回り方向に回転させると、逆にカーソル57は、下から上方向へ移動する。決定するには、スティック33を下方向に押し込む。
【0069】
図15は、情報入力装置7を使用して電子メールのメッセージを作成する際に、入力されたかな文字に対応するかな文字、漢字或いは英字などの変換文字群の中から所定の変換文字を選択する例である。例えば、テンキー6を押して「き」なる文字が表示部9に表示されたとすると、表示部9の画面下には、この「き」に対応するかな文字、漢字或いは英字などの変換文字群が複数表示される。図15の例では、「き」、「今日」、「局地」、「北川」、「Km」、「きたら」、「勤務」、「切れた」、「帰宅」なる変換候補が表示部9の画面下に表示されている。
【0070】
これらの変換候補の中から所定の候補を選択するには、操作ダイヤル16を時計回り方向に回転させる。すると、カーソル57は、図15中矢印Iで示すように、変換候補が配置される左側から右側へと移動し、右端で下段へ行き、その下段の右端から左端へと移動する。そして、この2段目に選択する候補が無い場合は、表示画面が上にスクロールして次の段(3段目)の変換候補文字群が現れる。図15では、カーソル57は、「今日」という変換候補の上にある状態が示されている。操作ダイヤル16を反時計回り方向に回転させると、カーソル57は時計回り方向へ操作ダイヤル16を回したのとは逆向きに移動する。
【0071】
なお、前述の例では、アドレスの選択や文字入力候補の選択には、操作ダイヤル16を回転させてカーソル57を移動させたが、スティック33を上下左右方向に傾倒操作してカーソル57を移動させるようにしてもよい。そして、この場合の決定操作は、スティック33を下方向へ押し込むことにより行う。
【0072】
また、本発明の情報入力装置7は、前述したように地図のスクロールや拡大及び縮小操作、文字入力時の変換文字選択及び決定の他に、携帯電話機1の有する各種機能のメニュー項目の選択操作や決定などに利用することができる。また、ズームレンズを有したカメラ付の携帯電話機1では、被写体を撮影する際に、この情報入力装置7を利用して被写体をズームアップしたりする操作をすることも可能である。
【0073】
また、上述の実施の形態では、回転入力部10と傾倒入力部11とからなる情報入力装置7を、回路基板41の一方の面41aに設けたが、図16に示すように、傾倒入力部11のうち本体部34を回路基板41の他方の面41bに突出させてスティック33の高さを低くすることにより、操作ダイヤル16を回転させる際の操作性を向上させてもよい。この形態の情報入力装置7では、スティック33の高さが低くなった分、操作ダイヤル16を回転させる際に、指などがスティック33に当たることなく操作ダイヤル16をスムーズに回転させることができる。
【0074】
この形態の情報入力装置7は、図17に示すように、回路基板41に本体部34を挿入させる貫通孔58を形成し、その貫通孔58を介して本体部34を回路基板41の他方の面41bに設ける。このように、本体部34を回路基板41の一方の面41aから反対側の他方の面41bに突出させれば、本体部34の高さ分だけ回路基板41の一方の面41aから突出するスティック33の高さが低くなるため、当該スティック33が邪魔にならず操作ダイヤル16を回転させることができる。また、この形態の情報入力装置7によれば、携帯電話機1の表面から突出するスティック33の高さを低くできるため、薄型化を実現することができる。
【0075】
この他、図18に示すように、回路基板41に貫通孔58を形成し、回転入力部10(同図には操作ダイヤル16のみを図示してある)を回路基板41の一方の面41aに設け、傾倒入力部11のスティック33を前記貫通孔58を介して他方の面41bから一方の面41aに突出させて当該傾倒入力部11を回路基板41の他方の面41bに設ける。この形態の情報入力装置7も先の図17のものと同様に、スティック33の高さを低くすることができるため、薄型化を実現することができる。
【0076】
また、上述の実施の形態では、スティック33を下方向へ押し込んで4つのスイッチ36A,36B,36C,36Dが全て押されたときに、例えばメニュー項目を決定するとしたが、図19に示すように、スティック33の下端中央部にスイッチ押下げ部37Eを形成し、その真下にドーム形状のスイッチ36Eを設け、このスイッチ36Eが押されたときに決定としてもよい。
【0077】
なお、この場合は、本体部34内に前後左右に配置されたスイッチ36A,36B,36C,36Dをドーム形状のスイッチとせずに、スイッチ押下げ部37A,37B,37C,37Dの下端に電極59を形成すると共に、本体部34の底部にも電極60を形成して、これら電極59、60の接触又は非接触でスイッチのオン・オフとしてもよい。
【0078】
以上、本発明を適用した情報入力装置7は、携帯電話機1に限らずハンドヘルドPC或いはPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末装置にも適用することができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明の情報入力装置によれば、第1の操作手段である回転板の回転操作と、第2の操作手段であるスティックの傾倒操作によって、所定の情報を入力することができるため、例えば一本の指でこれら2つの操作手段を操作して少ない操作で多くの情報の入力を行うことができ、また、情報入力時の操作性を大幅に向上させることができると共にユーザの入力を簡単なものとすることができる。
【0080】
また、本発明の携帯端末装置によれば、第1の操作手段である回転板の回転操作と、第2の操作手段であるスティックの傾倒操作によって、所定の情報を入力することができるため、例えば一本の指でこれら2つの操作手段を操作して少ない操作で多くの情報の入力を行うことができる。特に、携帯端末装置では、各種コンテンツに対応して複数の情報入力操作が必要となるが、本発明によれば、これら複数の情報入力操作に対してもより少ない操作で多くの情報を素早く操作して入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の情報入力装置を携帯電話機に適用した例を示す斜視図である。
【図2】図2は、情報入力装置の斜視図である。
【図3】図3は、情報入力装置の分解斜視図である。
【図4】図4は、情報入力装置の構成部品であるホルダを裏面側から見た状態の斜視図である。
【図5】図5は、スケールをダイヤル本体に嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
【図6】図6(a)は、傾倒入力部の断面図、図6(b)は本体部に設けられたスイッチの配置状態を示す図である。
【図7】図7は、傾倒入力部のスティックが前後左右方向及び下方向に動く様子を示した図である。
【図8】図8(a)は情報入力装置を回路基板の一方の面に設けた図であり、図8(b)は情報入力装置を回路基板の一方の面に設ける前の状態を示す図である。
【図9】図9は、本実施の形態の携帯電話機の内部構成例を示す機能ブロック図である。
【図10】図10は、情報入力装置の操作ダイヤル及びスティックの操作例を示す図である。
【図11】図11は、表示部に表示された地図を拡大、縮小又はスクロールさせる地図表示変更処理を示すフローチャートである。
【図12】図12は、表示部に表示される地図を上下左右方向にスクロールさせる例を示す図である。
【図13】図13は、表示部に表示される地図を拡大又は縮小させる例を示す図である。
【図14】図14は、情報入力装置を使用して携帯電話機のメモリに記憶されているアドレス帳を検索して決定する例を示す図である。
【図15】図15は、情報入力装置を使用して電子メールのメッセージを作成する際に、入力されたかな文字に対応するかな文字、漢字或いは英字などの変換文字群の中から所定の変換文字を選択する例を示す図である。
【図16】図16は、傾倒入力部のうち本体部を回路基板の他方の面に突出させてスティックの高さを低くすることにより、操作ダイヤルを回転させる際の操作性を向上させた例を示す図である。
【図17】図17は、回路基板に本体部を挿入させる貫通孔を形成し、その貫通孔を介して本体部を回路基板の他方の面に設けた例を示す図である。
【図18】図18は、回路基板に貫通孔を形成し、回転入力部を回路基板の一方の面に設け、傾倒入力部のスティックを前記貫通孔を介して他方の面から一方の面に突出させて当該傾倒入力部を回路基板の他方の面に設けた例を示す図である。
【図19】図19は、スティックの下端中央部にスイッチ押下げ部を形成し、その真下にドーム形状のスイッチを設け、このスイッチが押されたときに決定とする例とした傾倒入力部の断面図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機
2…第1の筐体
3…第2の筐体
6…テンキー
7…情報入力装置
10…回転入力部
11…傾倒入力部
12…基板
16…操作ダイヤル
33…スティック
34…本体部
44…入力検出部
45…回転検出部
47…押下検出部

Claims (5)

  1. 略中央に孔部が形成された回転板を有し、該回転板の回転により、所定の情報を入力するための第1の操作手段と、
    前記第1の操作手段に形成された前記孔部に挿入固定され、所定の方向に傾倒自在でスイッチをオン・オフするスティックを有し、該スティックの傾倒操作により、所定の情報を入力するための第2の操作手段と、
    前記第1の操作手段と前記第2の操作手段を搭載させる基板とを備えた
    ことを特徴とする情報入力装置。
  2. 請求項1記載の情報入力装置であって、
    前記第1の操作手段及び前記第2の操作手段は、前記基板の一方の面に設けられた
    ことを特徴とする情報入力装置。
  3. 請求項1記載の情報入力装置であって、
    前記第1の操作手段は、前記基板の一方の面に設けられ、
    前記第2の操作手段は、前記スティックを前記基板に形成された貫通孔を介して該基板の他方の面側から一方の面側へ突出させて前記基板の他方の面に固定された
    ことを特徴とする情報入力装置。
  4. 請求項1記載の情報入力装置であって、
    前記第1の操作手段及び前記第2の操作手段は、前記基板の一方の面に設けられ、該第2の操作手段の下端部を、該基板に形成した貫通孔を介して他方の面側に突出させた
    ことを特徴とする情報入力装置。
  5. 情報入力装置が筐体の一部に設けられた携帯端末装置であって、
    略中央に孔部が形成された回転板を有し、該回転板の回転により、所定の情報を入力するための第1の操作手段と、
    前記回転板の回転方向及び回転量を検出する回転検出手段と、
    前記第1の操作手段に形成された前記孔部に挿入固定され、所定の方向に傾倒自在でスイッチをオン・オフするスティックを有し、該スティックの傾倒操作により、所定の情報を入力するための第2の操作手段と、
    前記スティックの傾倒操作による前記スイッチのオン・オフを検出するスイッチ検出手段と、
    前記第1の操作手段と前記第2の操作手段を搭載させる基板とからなる
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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