JP2004271613A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004271613A JP2004271613A JP2003058585A JP2003058585A JP2004271613A JP 2004271613 A JP2004271613 A JP 2004271613A JP 2003058585 A JP2003058585 A JP 2003058585A JP 2003058585 A JP2003058585 A JP 2003058585A JP 2004271613 A JP2004271613 A JP 2004271613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- map
- switch
- navigation device
- scroll
- zoom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【課題】スクロール操作およびズーム操作を連続的に行えるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ装置の画面上に表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール機能および表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム機能を備えたナビゲーション装置であって、周辺の地図へ切り替えおよび地図の拡大縮小を連続して行える操作手段を備えている。本発明によると、ユーザは1つの操作手段により、スクロール操作およびズーム操作を連続して行うことができる。よって、連続する動作の間で他のスイッチを確認するという不要な動作を省略できるので、操作性が向上する。
【選択図】 図2
【解決手段】ディスプレイ装置の画面上に表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール機能および表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム機能を備えたナビゲーション装置であって、周辺の地図へ切り替えおよび地図の拡大縮小を連続して行える操作手段を備えている。本発明によると、ユーザは1つの操作手段により、スクロール操作およびズーム操作を連続して行うことができる。よって、連続する動作の間で他のスイッチを確認するという不要な動作を省略できるので、操作性が向上する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されるナビゲーション装置に関する。特に、操作性を向上させたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されるナビゲーション装置は、一般に自車位置の周辺や目的位置周辺の地図を表示している画面を、その周辺の地図に切替えることができるスクロール機能を備えている。また、ナビゲーション装置はマクロな地図情報とミクロな地図情報とをユーザが必要に応じて知ることができるように、地図の倍率が変更できるズーム機能も具備している。
【0003】
図5は従来のナビゲーション装置のディスプレイ100を示した図である。ディスプレイ100にはナビゲーションの入力操作を行うための複数の操作スイッチ101が設けられている。ここで、一般的なナビゲーション操作では、例えば目的地に近づいたときに画面をスクロールさせてその周辺の地図を表示させ、さらにその目的地周辺のより詳細な情報を得ようとして地図を拡大表示させるという動作を連続し実行している場合が多い。
【0004】
また、特許文献1ではナビゲーション装置用の操作装置を開示している。この操作装置は特に3D表示した場合の操作性を向上させるように構成されており、1つの操作部で3D表示のスクロール、視点の回転、目的地の設定ができるように工夫されている。
【特許文献1】特開2002−243485号 公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示した従来のナビゲーション装置ではスクロール操作が行われるスイッチ101aと、ズーム操作が行われるスイッチ101b、101cとが別々に設けられている。よって、前述したようにユーザは画面のスクロールおよびズームの動作を連続して行いたいにも拘らずそのような操作を行うことができない。すなわち、従来のナビゲーション装置では、スイッチ101aを操作して所望の地図にスクロールしてから一度、手を離す。次にスイッチ101b、101cの位置を確認してからこれらのスイッチ101b、101cを操作して画面を拡大あるいは縮小させるという動作を行っている。このように従来のナビゲーション装置では、ユーザがスクロール操作およびズーム操作を続けて行うことが不可能であり操作性に劣る装置となっていたる。また、このような操作を車両運転中のドライバが実行することは危険でもある。
【0006】
前述した特許文献1では1つの操作部で複数の操作ができるようにした技術を開示してはいる。しかしながら、この技術は特に3D表示機能があるナビゲーション装置での操作の改良に係るもので、本明細書で先に指摘したような一般的なナビゲーション操作で画面をスクロールし、続けてズーム操作を行うという場合の改善に関するものではない。よって、特許文献1で開示するナビゲーション装置でも、上記で指摘した問題を同様に有している。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の課題を解消し、スクロール操作およびズーム操作を連続的に行えるナビゲーション装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のナビゲーション装置は、ディスプレイ装置の画面上に表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール機能および表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム機能を備えたナビゲーション装置であって、周辺の地図へ切り替えおよび地図の拡大縮小を連続して行える操作手段を備えている。本発明によると、ユーザは1つの操作手段により、スクロール操作およびズーム操作を連続して行うことができる。よって、従来のナビゲーション装置のように連続する動作の間で他のスイッチを確認するという間の動作がなくなるので、操作性が向上したナビゲーション装置として提供できる。また、このような装置であれば、ユーザは前方から目を離すことなく異なる操作を連続して行うことができるので、より安全性の高い装置として提供できる。
【0009】
前記操作手段は、傾倒および回転自在に設けた操作レバーと、前記操作レバーを傾倒させた複数の方向に地図をスクロールできる多方向スイッチと、前記操作レバーを回動させることにより地図の拡大縮小ができるロータリスイッチとを含んで構成することができる。また、本発明には傾倒および回転自在に設けた操作レバーと、前記操作レバーを傾倒させた複数の方向に地図をスクロールできる多方向スイッチと、前記操作レバーを回動させることにより地図の拡大縮小ができるロータリスイッチとを含んで構成されているナビゲーション操作用装置が含まれる。
【0010】
また、本発明には表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール操作と、表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム操作とを連続して実行するナビゲーション操作方法が含まれる。前記スクロール操作に続けてズーム操作を実行することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、GPS受信機11、自立航法用センサ12、操作パネル13、音声入力部14、リモコン操作部15、入力インターフェース16、地図データ等を記憶する記憶部17、音声出力部18、スピーカ19、表示制御部20、ディスプレイ21、プログラムメモリ22、データメモリ23、および各部を制御する制御部24を含んでいる。
【0012】
GPS受信機11は、人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信し車両の現在位置と現在方位を測定する。自立航法用センサ12は、車両の移動距離を検出する車速センサや車両の回転角度を検出する角度センサを含んでいる。GPS受信機11および自立航法用センサ12の出力信号は制御部24に供給され、制御部24はこれらの出力信号に基づき車両の現在位置および方位を算出する。
【0013】
操作パネル13、音声入力部14およびリモコン操作部15は、ナビゲーション装置の入力を構成する。ユーザは、これらの入力を介してナビゲーション装置に対して目的地までのルートの探索、ディスプレイ画面の設定変更等の各種の指示や設定を与える。操作パネル13は、例えば、ディスプレイ21の下部に設けられた複数の操作キー21aを用いることができる。特に、本装置1では、この操作キー21aの中に、スクロール操作およびズーム操作が実行できる後述の操作スイッチ30が含まれている。音声入力部14は、図示されない音声入力マイクからユーザの音声入力を入力インターフェース16へ伝達し、ここで音声アナログ信号をデジタル信号に変換する。リモコン操作部15は複数の入力キーを含み、ユーザが入力キーを操作したとき、その入力操作を無線を通して入力インターフェース16へ伝達する。入力インターフェース16は、操作パネル13、音声入力部14、リモコン操作部15に接続され、ユーザにより入力された入力情報を制御部24に伝える。
【0014】
記憶部17は、CD、DVD、あるいはハードディスク等の記録媒体であって、ナビゲーション装置に必要とされる地図、道路、交差点、案内表示用のパターン、住所、電話、施設等のデータを記憶する。好ましくはハードディスクを用いることにより、大容量の記憶を実現可能とし、高速なアクセスおよびデータの書き換えを可能にする。
【0015】
音声出力部18はスピーカ19に接続され、制御部24の制御によりスピーカ19から音声を出力させる。例えば、目的地に到達するまでの情報として、交差点の手前で進路方向の注意を促す音声を出力をしたり、あるいは、ユーザがナビゲーション装置に対して対話形式により入力を行うときに、ユーザに対して操作入力についての指示を音声で与える。
【0016】
表示制御部20はディスプレイ21に接続され、制御部24の制御によりディスプレイ21に地図を表示したり、あるいは地図上に車両の現在位置を示す車両マークや目的地までのルート、交差点での案内表示、車両の移動軌跡等を合成させる。さらに、ユーザによって操作パネル13等から入力された指示や操作に関する情報が地図上にあるいはそれとは別の画面上に表示される。さらに、表示制御部20は操作スイッチ30の操作に基づいて画面をスクロールし、ズームして表示する。この表示制御部20は、好ましくはFIFO等のVRAMを含み、記憶部17から読み出された地図、道路、案内表示に関するデータをVRAMに記憶する。
【0017】
プログラムメモリ22は、ナビゲーション装置において実行される各種プログラムを記憶する。例えば、目的地までの経路を探索するプログラム22a、ディスプレイ21上に描画される地図や建物等の設定・変更・編集等を行うプログラム22b、あるいは地図上の車両位置を補正するマッチングするプログラム22c等を記憶する。プログラムメモリ22は、ROMあるいはRAM等のメモリを用いて構成される。
【0018】
データメモリ23は、制御部24によって処理された演算結果や記憶部17から読み出された地図に関するデータ23aを記憶する。例えば、制御部24により目的地までの経路の探索処理が行われたとき、その探索結果としての案内経路データ23bを記憶したり、あるいは案内経路上に交差点がある場合、記憶部17から読み出された交差点データ23cを記憶する。データメモリ23は、DRAMやSRAMを用いることができ、不揮発性のフラッシュメモリを用いてもよい。
【0019】
記憶部17に記憶される地図データは、所定の経緯度で区切られた図葉を単位とし、各図葉の地図データには図葉番号が付与され、図葉番号を指定することで特定の図葉の地図データを読み出すことができる。各図葉の地図データには、地図表示に必要な描画データと、道路標示やマップマッチング、経路探索等の処理に必要な道路データと、交差点に関する交差点データが含まれる。
【0020】
上記したように本ナビゲーション装置1は、従来のナビゲーション装置と同様の構成を有しているが、さらに説明するような従来には無い構成を含んでいる。図2は図1のディスプレイ21に含まれる複数の操作キー21aの1つである操作スイッチ30を拡大した断面図である。この操作スイッチ30は、これ1つでディスプレイ21に表示する図面をスクロール操作し、かつ、ズーム操作できる機能を備えている。この操作スイッチ30の内部構成を図2を参照して説明する。
【0021】
操作スイッチ30は、複合操作型の電気スイッチ装置である。操作スイッチ30はその内側に多方向スイッチとロータリスイッチとを含んで構成されており、これら多方向スイッチとロータリスイッチは後述するように一体化されている。なお、本操作スイッチ30は、図1に示すように、ディスプレイ21に対して横向きにセットされるが、図2では上下方向の向きで示している。
【0022】
まず、内側の多方向スイッチについて説明すると、この多方向スイッチは合成樹脂製のベース31を具備しており、ベース31上に合成樹脂製のハウジング32が載置されている。ハウジング32はロータリスイッチの外殻を形成するもので、ベース31とハウジング32とは所定の位置で嵌合している。ハウジング32の上部開放端には合成樹脂製の蓋体33が被着されており、蓋体33の中央の孔に合成樹脂製の駆動体34が嵌合している。駆動体34には金属製の操作レバー35が挿入されており、これら駆動体34と操作レバー35は一体的に傾倒可能である。この両者34、35はスプライン結合されて軸線方向へ相対移動できるようになっている。この操作レバー35がユーザにより操作される。
【0023】
前記ベース31の内底面に、第1の固定接点36とこの第1の固定接点36と接離する第1の可動接点板38が載置されており、これら第1の固定接点36と第1の可動接点板38とで1つの常開スイッチが構成されている。第1の可動接点板38と操作レバー35の下端との間にスイッチ駆動片39とが介設されている。また、前記駆動体34には第2の可動接点板41がインサート成形等の手段を用いて固定されており、この第2の可動接点板41の外周縁に複数、例えば8つの突部41aが周方向に所定間隔を保って形成されている。この8つの突起は、スクロールさせることができる方向に応じて設定される。即ち、本実施形態では上下左右方向およびその間の斜向き方向にスクロールできるナビゲーション装置であり、計8方向への画面のスクロールが可能である。
【0024】
ベース31の内底面と第2の可動接点板41との間に導電性のコイルばね42が介設されており、第2の可動接点板41はコイルばね42の付勢力によって蓋体33の下面に圧接されている。蓋体33の下面にもスクロール方向に対応した8つの第2の固定接点43が周方向に所定間隔を保って配設されており、これら第2の固定接点43は端子として外部へ導出されている。これら第2の固定接点43群と第2の可動接点板41とで8つの常閉スイッチが構成されている。この上側の常閉スイッチと、前述した底部側の常開スイッチはコイルばね42を介して導通されている。
【0025】
次に、外側のロータリスイッチについて説明すると、このロータリスイッチは、前述したハウジング32と、ハウジング32の内部に回転可能に保持された合成樹脂製の操作リング44とを具備している。ハウジング32の内底面には複数のパターン接点45群が周方向に所定間隔を保って配設されており、これらパターン接点45は端子として外部へ導出されている。操作リング44の内周面の上部にスクロール方向に対応して8つの切欠き44aが形成されており、前記第2の可動接点板41の各突部41aはこれら切欠き44a内にそれぞれ挿入されている。また、操作リング44の下面に摺動子46が取り付けられており、摺動子46はパターン接点45群上を摺動するようになっている。さらに、操作リング44の上面にカム山44bが形成されており、前記蓋体33の下面に取り付けられたクリック板がカム山44bと係脱することによってクリック感が得られるようになっている。
【0026】
このように構成された操作スイッチ30において、スクロール操作をする場合を図2と共に、さらに図3を参照しながら説明する。なお、図3はユーザによる操作レバー35の操作方向を示した図であり、(A)はスクロール操作の場合、(B)はズーム操作の場合、(C)は入力動作の場合を示している。スクロール操作をする場合、図2で中立位置に保持された操作レバー35を図3(A)で示す8方向のいずれか任意方向へ傾けると、操作レバー35は傾倒方向の反対側に位置する第2の可動接点板41と第2の固定接点43の当接部を中心として回動し、8個の常閉スイッチのうち1つだけオンしたまま残りが全てオフになる。さらに操作レバー35を同方向へ傾倒すると、操作レバー35の下端がスイッチ駆動片39を介して第1の可動接点板38を押圧し、第1の可動接点板38が第1の固定接点36に接触した時点で常開スイッチがオンになる。その結果、常開スイッチと1つの常閉スイッチとの間に導通路が形成される。よって、例えば、第1の固定接点36と各第2の固定接点43間の出力信号をマイコンに取り込めば、どの第2の固定接点43からオン信号が出力されるかによって操作レバー35の傾倒方向を判定できる。この場合、第2の可動接点板41の各突部41aは操作リング44の切欠き44a内を回動するため、操作リング44は操作レバー35の傾倒操作の妨げにならない。
【0027】
一方、ロータリスイッチを操作する場合は図3(B)に示されている。図2の中立位置に保持された操作レバー35を正逆いずれの方向へ回転しても、操作レバー35と駆動体34および第2の可動接点板41が一体的に回転する。この回転は、さらに突部41aと切欠き44aの係合部分を介して操作リング44に伝達されるため、操作リング44が操作レバー35に連動して回転する。これにより、摺動子46がパターン接点45群上を摺動するため、操作リング44の回転量(すなわち、操作レバー35の回転量)に応じた信号が出力される。本実施形態では、図3(B)に示すように、操作レバー35を右へ正回転させたときに得られる信号に基づいてズームアップ、左へ逆回転させたときに得られる信号に基づいてズームダウンされる。
【0028】
以上説明した本ナビゲーション装置1によると、ユーザは1つの操作レバー35を操作するだけで、ディスプレイ21に表示する画面をスクロールし、続けて画面を拡大あるいは縮小させるズーム操作も行うことができる。よって、操作性が向上したナビゲーション装置として提供できる。また、ユーザが運転手である場合、前方から目を離すことなく連続した操作が可能であるので、安全性を高めた装置となる。
【0029】
なお、上記操作スイッチ30は操作レバー35を図2の中立位置から図3(C)で示すように、操作レバー35を真っ直ぐに押し込むと、駆動体34と第2の可動接点板41は移動せず、操作レバー35のみが真下(図1では真横)に移動してスイッチ駆動片39を介して第1の可動接点板38を押圧する。そして、第1の可動接点板38が第1の固定接点36に接触した時点で、常開スイッチと全ての常閉スイッチとの間に導通路が形成されるため、各第2の固定接点43からの8つのオン信号に基づいて制御部24が操作レバー35のプッシュ動作を検出することができ、これを確定入力信号として採用できる。
【0030】
また、操作スイッチ30に関して、内側の多方向スイッチの構造は上記実施例に限定されず、操作レバーの傾倒動作に応じて位置信号を出力するものであればよい。また、外側のロータリスイッチについても上記構造に限定されず、操作リングが360度以内の有限回転であるロータリボリュームに置換することも可能であり、その場合は、操作リングの回転角度を規制するストッパをベース等の固定側部材に設ければよい。
【0031】
図4は、上記操作スイッチ30に変えて、ナビゲーション装置1に採用できる他の形態のスイッチを例示した図である。このスイッチ50は中央に多方向スイッチ52が配設され、その周部を押圧すると中央軸51が傾倒するようにした構造である。また、中央軸51を中心に同心円状にリング53が配置されている。このリング53は正逆回転可能に設定されたロータリスイッチである。このスイッチ50は操作部が2つとなるが、ユーザはこの両スイッチを連続して操作できる。よって、図3に示す構造のスイッチも前述した操作スイッチ30と同様に本ナビゲーション装置に採用できる。
【0032】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したところから明らかなように、本発明によれば、ユーザは1つの操作手段により、スクロール操作およびズーム操作を連続して行うことができる。よって、従来のナビゲーション装置のように連続する動作の間で他のスイッチを確認するという間の動作がなくなるので、操作性が向上したナビゲーション装置として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ディスプレイに含まれる複数の操作キーの1つである操作スイッチを拡大した断面図である。
【図3】ユーザによる操作レバーの操作方向を示した図であり、(A)はスクロール操作の場合、(B)はズーム操作の場合、(C)は入力動作の場合を示す図である。
【図4】図2に示した操作スイッチに変えて、ナビゲーション装置に採用できる他の形態のスイッチを例示した図である。
【図5】従来のナビゲーション装置のディスプレイを示した図である。
【符号の説明】
1:ナビゲーション装置、21:ディスプレイ、30:操作スイッチ(操作手段)、34:駆動体、35:操作レバー、36:第1の固定接点、38:第1の可動接点版、39:スイッチ駆動片、41:第2の可動接点板、42:コイルばね、43:第2の固定接点、44:操作リング、45:パターン接点、46:摺動子
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されるナビゲーション装置に関する。特に、操作性を向上させたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されるナビゲーション装置は、一般に自車位置の周辺や目的位置周辺の地図を表示している画面を、その周辺の地図に切替えることができるスクロール機能を備えている。また、ナビゲーション装置はマクロな地図情報とミクロな地図情報とをユーザが必要に応じて知ることができるように、地図の倍率が変更できるズーム機能も具備している。
【0003】
図5は従来のナビゲーション装置のディスプレイ100を示した図である。ディスプレイ100にはナビゲーションの入力操作を行うための複数の操作スイッチ101が設けられている。ここで、一般的なナビゲーション操作では、例えば目的地に近づいたときに画面をスクロールさせてその周辺の地図を表示させ、さらにその目的地周辺のより詳細な情報を得ようとして地図を拡大表示させるという動作を連続し実行している場合が多い。
【0004】
また、特許文献1ではナビゲーション装置用の操作装置を開示している。この操作装置は特に3D表示した場合の操作性を向上させるように構成されており、1つの操作部で3D表示のスクロール、視点の回転、目的地の設定ができるように工夫されている。
【特許文献1】特開2002−243485号 公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示した従来のナビゲーション装置ではスクロール操作が行われるスイッチ101aと、ズーム操作が行われるスイッチ101b、101cとが別々に設けられている。よって、前述したようにユーザは画面のスクロールおよびズームの動作を連続して行いたいにも拘らずそのような操作を行うことができない。すなわち、従来のナビゲーション装置では、スイッチ101aを操作して所望の地図にスクロールしてから一度、手を離す。次にスイッチ101b、101cの位置を確認してからこれらのスイッチ101b、101cを操作して画面を拡大あるいは縮小させるという動作を行っている。このように従来のナビゲーション装置では、ユーザがスクロール操作およびズーム操作を続けて行うことが不可能であり操作性に劣る装置となっていたる。また、このような操作を車両運転中のドライバが実行することは危険でもある。
【0006】
前述した特許文献1では1つの操作部で複数の操作ができるようにした技術を開示してはいる。しかしながら、この技術は特に3D表示機能があるナビゲーション装置での操作の改良に係るもので、本明細書で先に指摘したような一般的なナビゲーション操作で画面をスクロールし、続けてズーム操作を行うという場合の改善に関するものではない。よって、特許文献1で開示するナビゲーション装置でも、上記で指摘した問題を同様に有している。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の課題を解消し、スクロール操作およびズーム操作を連続的に行えるナビゲーション装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のナビゲーション装置は、ディスプレイ装置の画面上に表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール機能および表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム機能を備えたナビゲーション装置であって、周辺の地図へ切り替えおよび地図の拡大縮小を連続して行える操作手段を備えている。本発明によると、ユーザは1つの操作手段により、スクロール操作およびズーム操作を連続して行うことができる。よって、従来のナビゲーション装置のように連続する動作の間で他のスイッチを確認するという間の動作がなくなるので、操作性が向上したナビゲーション装置として提供できる。また、このような装置であれば、ユーザは前方から目を離すことなく異なる操作を連続して行うことができるので、より安全性の高い装置として提供できる。
【0009】
前記操作手段は、傾倒および回転自在に設けた操作レバーと、前記操作レバーを傾倒させた複数の方向に地図をスクロールできる多方向スイッチと、前記操作レバーを回動させることにより地図の拡大縮小ができるロータリスイッチとを含んで構成することができる。また、本発明には傾倒および回転自在に設けた操作レバーと、前記操作レバーを傾倒させた複数の方向に地図をスクロールできる多方向スイッチと、前記操作レバーを回動させることにより地図の拡大縮小ができるロータリスイッチとを含んで構成されているナビゲーション操作用装置が含まれる。
【0010】
また、本発明には表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール操作と、表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム操作とを連続して実行するナビゲーション操作方法が含まれる。前記スクロール操作に続けてズーム操作を実行することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、GPS受信機11、自立航法用センサ12、操作パネル13、音声入力部14、リモコン操作部15、入力インターフェース16、地図データ等を記憶する記憶部17、音声出力部18、スピーカ19、表示制御部20、ディスプレイ21、プログラムメモリ22、データメモリ23、および各部を制御する制御部24を含んでいる。
【0012】
GPS受信機11は、人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信し車両の現在位置と現在方位を測定する。自立航法用センサ12は、車両の移動距離を検出する車速センサや車両の回転角度を検出する角度センサを含んでいる。GPS受信機11および自立航法用センサ12の出力信号は制御部24に供給され、制御部24はこれらの出力信号に基づき車両の現在位置および方位を算出する。
【0013】
操作パネル13、音声入力部14およびリモコン操作部15は、ナビゲーション装置の入力を構成する。ユーザは、これらの入力を介してナビゲーション装置に対して目的地までのルートの探索、ディスプレイ画面の設定変更等の各種の指示や設定を与える。操作パネル13は、例えば、ディスプレイ21の下部に設けられた複数の操作キー21aを用いることができる。特に、本装置1では、この操作キー21aの中に、スクロール操作およびズーム操作が実行できる後述の操作スイッチ30が含まれている。音声入力部14は、図示されない音声入力マイクからユーザの音声入力を入力インターフェース16へ伝達し、ここで音声アナログ信号をデジタル信号に変換する。リモコン操作部15は複数の入力キーを含み、ユーザが入力キーを操作したとき、その入力操作を無線を通して入力インターフェース16へ伝達する。入力インターフェース16は、操作パネル13、音声入力部14、リモコン操作部15に接続され、ユーザにより入力された入力情報を制御部24に伝える。
【0014】
記憶部17は、CD、DVD、あるいはハードディスク等の記録媒体であって、ナビゲーション装置に必要とされる地図、道路、交差点、案内表示用のパターン、住所、電話、施設等のデータを記憶する。好ましくはハードディスクを用いることにより、大容量の記憶を実現可能とし、高速なアクセスおよびデータの書き換えを可能にする。
【0015】
音声出力部18はスピーカ19に接続され、制御部24の制御によりスピーカ19から音声を出力させる。例えば、目的地に到達するまでの情報として、交差点の手前で進路方向の注意を促す音声を出力をしたり、あるいは、ユーザがナビゲーション装置に対して対話形式により入力を行うときに、ユーザに対して操作入力についての指示を音声で与える。
【0016】
表示制御部20はディスプレイ21に接続され、制御部24の制御によりディスプレイ21に地図を表示したり、あるいは地図上に車両の現在位置を示す車両マークや目的地までのルート、交差点での案内表示、車両の移動軌跡等を合成させる。さらに、ユーザによって操作パネル13等から入力された指示や操作に関する情報が地図上にあるいはそれとは別の画面上に表示される。さらに、表示制御部20は操作スイッチ30の操作に基づいて画面をスクロールし、ズームして表示する。この表示制御部20は、好ましくはFIFO等のVRAMを含み、記憶部17から読み出された地図、道路、案内表示に関するデータをVRAMに記憶する。
【0017】
プログラムメモリ22は、ナビゲーション装置において実行される各種プログラムを記憶する。例えば、目的地までの経路を探索するプログラム22a、ディスプレイ21上に描画される地図や建物等の設定・変更・編集等を行うプログラム22b、あるいは地図上の車両位置を補正するマッチングするプログラム22c等を記憶する。プログラムメモリ22は、ROMあるいはRAM等のメモリを用いて構成される。
【0018】
データメモリ23は、制御部24によって処理された演算結果や記憶部17から読み出された地図に関するデータ23aを記憶する。例えば、制御部24により目的地までの経路の探索処理が行われたとき、その探索結果としての案内経路データ23bを記憶したり、あるいは案内経路上に交差点がある場合、記憶部17から読み出された交差点データ23cを記憶する。データメモリ23は、DRAMやSRAMを用いることができ、不揮発性のフラッシュメモリを用いてもよい。
【0019】
記憶部17に記憶される地図データは、所定の経緯度で区切られた図葉を単位とし、各図葉の地図データには図葉番号が付与され、図葉番号を指定することで特定の図葉の地図データを読み出すことができる。各図葉の地図データには、地図表示に必要な描画データと、道路標示やマップマッチング、経路探索等の処理に必要な道路データと、交差点に関する交差点データが含まれる。
【0020】
上記したように本ナビゲーション装置1は、従来のナビゲーション装置と同様の構成を有しているが、さらに説明するような従来には無い構成を含んでいる。図2は図1のディスプレイ21に含まれる複数の操作キー21aの1つである操作スイッチ30を拡大した断面図である。この操作スイッチ30は、これ1つでディスプレイ21に表示する図面をスクロール操作し、かつ、ズーム操作できる機能を備えている。この操作スイッチ30の内部構成を図2を参照して説明する。
【0021】
操作スイッチ30は、複合操作型の電気スイッチ装置である。操作スイッチ30はその内側に多方向スイッチとロータリスイッチとを含んで構成されており、これら多方向スイッチとロータリスイッチは後述するように一体化されている。なお、本操作スイッチ30は、図1に示すように、ディスプレイ21に対して横向きにセットされるが、図2では上下方向の向きで示している。
【0022】
まず、内側の多方向スイッチについて説明すると、この多方向スイッチは合成樹脂製のベース31を具備しており、ベース31上に合成樹脂製のハウジング32が載置されている。ハウジング32はロータリスイッチの外殻を形成するもので、ベース31とハウジング32とは所定の位置で嵌合している。ハウジング32の上部開放端には合成樹脂製の蓋体33が被着されており、蓋体33の中央の孔に合成樹脂製の駆動体34が嵌合している。駆動体34には金属製の操作レバー35が挿入されており、これら駆動体34と操作レバー35は一体的に傾倒可能である。この両者34、35はスプライン結合されて軸線方向へ相対移動できるようになっている。この操作レバー35がユーザにより操作される。
【0023】
前記ベース31の内底面に、第1の固定接点36とこの第1の固定接点36と接離する第1の可動接点板38が載置されており、これら第1の固定接点36と第1の可動接点板38とで1つの常開スイッチが構成されている。第1の可動接点板38と操作レバー35の下端との間にスイッチ駆動片39とが介設されている。また、前記駆動体34には第2の可動接点板41がインサート成形等の手段を用いて固定されており、この第2の可動接点板41の外周縁に複数、例えば8つの突部41aが周方向に所定間隔を保って形成されている。この8つの突起は、スクロールさせることができる方向に応じて設定される。即ち、本実施形態では上下左右方向およびその間の斜向き方向にスクロールできるナビゲーション装置であり、計8方向への画面のスクロールが可能である。
【0024】
ベース31の内底面と第2の可動接点板41との間に導電性のコイルばね42が介設されており、第2の可動接点板41はコイルばね42の付勢力によって蓋体33の下面に圧接されている。蓋体33の下面にもスクロール方向に対応した8つの第2の固定接点43が周方向に所定間隔を保って配設されており、これら第2の固定接点43は端子として外部へ導出されている。これら第2の固定接点43群と第2の可動接点板41とで8つの常閉スイッチが構成されている。この上側の常閉スイッチと、前述した底部側の常開スイッチはコイルばね42を介して導通されている。
【0025】
次に、外側のロータリスイッチについて説明すると、このロータリスイッチは、前述したハウジング32と、ハウジング32の内部に回転可能に保持された合成樹脂製の操作リング44とを具備している。ハウジング32の内底面には複数のパターン接点45群が周方向に所定間隔を保って配設されており、これらパターン接点45は端子として外部へ導出されている。操作リング44の内周面の上部にスクロール方向に対応して8つの切欠き44aが形成されており、前記第2の可動接点板41の各突部41aはこれら切欠き44a内にそれぞれ挿入されている。また、操作リング44の下面に摺動子46が取り付けられており、摺動子46はパターン接点45群上を摺動するようになっている。さらに、操作リング44の上面にカム山44bが形成されており、前記蓋体33の下面に取り付けられたクリック板がカム山44bと係脱することによってクリック感が得られるようになっている。
【0026】
このように構成された操作スイッチ30において、スクロール操作をする場合を図2と共に、さらに図3を参照しながら説明する。なお、図3はユーザによる操作レバー35の操作方向を示した図であり、(A)はスクロール操作の場合、(B)はズーム操作の場合、(C)は入力動作の場合を示している。スクロール操作をする場合、図2で中立位置に保持された操作レバー35を図3(A)で示す8方向のいずれか任意方向へ傾けると、操作レバー35は傾倒方向の反対側に位置する第2の可動接点板41と第2の固定接点43の当接部を中心として回動し、8個の常閉スイッチのうち1つだけオンしたまま残りが全てオフになる。さらに操作レバー35を同方向へ傾倒すると、操作レバー35の下端がスイッチ駆動片39を介して第1の可動接点板38を押圧し、第1の可動接点板38が第1の固定接点36に接触した時点で常開スイッチがオンになる。その結果、常開スイッチと1つの常閉スイッチとの間に導通路が形成される。よって、例えば、第1の固定接点36と各第2の固定接点43間の出力信号をマイコンに取り込めば、どの第2の固定接点43からオン信号が出力されるかによって操作レバー35の傾倒方向を判定できる。この場合、第2の可動接点板41の各突部41aは操作リング44の切欠き44a内を回動するため、操作リング44は操作レバー35の傾倒操作の妨げにならない。
【0027】
一方、ロータリスイッチを操作する場合は図3(B)に示されている。図2の中立位置に保持された操作レバー35を正逆いずれの方向へ回転しても、操作レバー35と駆動体34および第2の可動接点板41が一体的に回転する。この回転は、さらに突部41aと切欠き44aの係合部分を介して操作リング44に伝達されるため、操作リング44が操作レバー35に連動して回転する。これにより、摺動子46がパターン接点45群上を摺動するため、操作リング44の回転量(すなわち、操作レバー35の回転量)に応じた信号が出力される。本実施形態では、図3(B)に示すように、操作レバー35を右へ正回転させたときに得られる信号に基づいてズームアップ、左へ逆回転させたときに得られる信号に基づいてズームダウンされる。
【0028】
以上説明した本ナビゲーション装置1によると、ユーザは1つの操作レバー35を操作するだけで、ディスプレイ21に表示する画面をスクロールし、続けて画面を拡大あるいは縮小させるズーム操作も行うことができる。よって、操作性が向上したナビゲーション装置として提供できる。また、ユーザが運転手である場合、前方から目を離すことなく連続した操作が可能であるので、安全性を高めた装置となる。
【0029】
なお、上記操作スイッチ30は操作レバー35を図2の中立位置から図3(C)で示すように、操作レバー35を真っ直ぐに押し込むと、駆動体34と第2の可動接点板41は移動せず、操作レバー35のみが真下(図1では真横)に移動してスイッチ駆動片39を介して第1の可動接点板38を押圧する。そして、第1の可動接点板38が第1の固定接点36に接触した時点で、常開スイッチと全ての常閉スイッチとの間に導通路が形成されるため、各第2の固定接点43からの8つのオン信号に基づいて制御部24が操作レバー35のプッシュ動作を検出することができ、これを確定入力信号として採用できる。
【0030】
また、操作スイッチ30に関して、内側の多方向スイッチの構造は上記実施例に限定されず、操作レバーの傾倒動作に応じて位置信号を出力するものであればよい。また、外側のロータリスイッチについても上記構造に限定されず、操作リングが360度以内の有限回転であるロータリボリュームに置換することも可能であり、その場合は、操作リングの回転角度を規制するストッパをベース等の固定側部材に設ければよい。
【0031】
図4は、上記操作スイッチ30に変えて、ナビゲーション装置1に採用できる他の形態のスイッチを例示した図である。このスイッチ50は中央に多方向スイッチ52が配設され、その周部を押圧すると中央軸51が傾倒するようにした構造である。また、中央軸51を中心に同心円状にリング53が配置されている。このリング53は正逆回転可能に設定されたロータリスイッチである。このスイッチ50は操作部が2つとなるが、ユーザはこの両スイッチを連続して操作できる。よって、図3に示す構造のスイッチも前述した操作スイッチ30と同様に本ナビゲーション装置に採用できる。
【0032】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したところから明らかなように、本発明によれば、ユーザは1つの操作手段により、スクロール操作およびズーム操作を連続して行うことができる。よって、従来のナビゲーション装置のように連続する動作の間で他のスイッチを確認するという間の動作がなくなるので、操作性が向上したナビゲーション装置として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ディスプレイに含まれる複数の操作キーの1つである操作スイッチを拡大した断面図である。
【図3】ユーザによる操作レバーの操作方向を示した図であり、(A)はスクロール操作の場合、(B)はズーム操作の場合、(C)は入力動作の場合を示す図である。
【図4】図2に示した操作スイッチに変えて、ナビゲーション装置に採用できる他の形態のスイッチを例示した図である。
【図5】従来のナビゲーション装置のディスプレイを示した図である。
【符号の説明】
1:ナビゲーション装置、21:ディスプレイ、30:操作スイッチ(操作手段)、34:駆動体、35:操作レバー、36:第1の固定接点、38:第1の可動接点版、39:スイッチ駆動片、41:第2の可動接点板、42:コイルばね、43:第2の固定接点、44:操作リング、45:パターン接点、46:摺動子
Claims (5)
- ディスプレイ装置の画面上に表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール機能および表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム機能を備えたナビゲーション装置であって、
周辺の地図へ切り替えおよび地図の拡大縮小を連続して行える操作手段を備えたナビゲーション装置。 - 前記操作手段は、傾倒および回転自在に設けた操作レバーと、前記操作レバーを傾倒させた複数の方向に地図をスクロールできる多方向スイッチと、前記操作レバーを回動させることにより地図の拡大縮小ができるロータリスイッチとを含んで構成されている、請求項1に記載のナビゲーション装置。
- 傾倒および回転自在に設けた操作レバーと、前記操作レバーを傾倒させた複数の方向に地図をスクロールできる多方向スイッチと、前記操作レバーを回動させることにより地図の拡大縮小ができるロータリスイッチとを含んで構成されているナビゲーション操作用装置。
- 表示している地図を周辺の地図に切り替えるスクロール操作と、表示している地図を拡大あるいは縮小するズーム操作とを連続して実行するナビゲーション操作方法。
- 前記スクロール操作に続けてズーム操作を実行する請求項4に記載のナビゲーション操作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058585A JP2004271613A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058585A JP2004271613A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004271613A true JP2004271613A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33121663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003058585A Withdrawn JP2004271613A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004271613A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100299059A1 (en) * | 2005-08-19 | 2010-11-25 | Andreas Vogel | Method for operating a navigation system and a navigation system |
US7956853B2 (en) | 2005-02-18 | 2011-06-07 | Denso Corporation | Apparatus operating system |
US7969412B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-06-28 | Denso Corporation | Display apparatus and method, program of controlling same |
-
2003
- 2003-03-05 JP JP2003058585A patent/JP2004271613A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7956853B2 (en) | 2005-02-18 | 2011-06-07 | Denso Corporation | Apparatus operating system |
US20100299059A1 (en) * | 2005-08-19 | 2010-11-25 | Andreas Vogel | Method for operating a navigation system and a navigation system |
US7969412B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-06-28 | Denso Corporation | Display apparatus and method, program of controlling same |
US8477096B2 (en) | 2006-03-24 | 2013-07-02 | Denso Corporation | Display apparatus and method of controlling same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5259898B2 (ja) | 表示装置、及び表示処理方法 | |
JP4111885B2 (ja) | 地図検索表示方法及び装置 | |
US7825991B2 (en) | Multi-video display system | |
JP2004217169A (ja) | 車両用操作装置及び車両用入力装置 | |
JP2009510404A (ja) | 車両ナビゲーションシステム | |
US11345238B2 (en) | Vehicle function control apparatus and method using a detachable knob | |
JP2000098884A (ja) | 地図表示装置 | |
JP2008216991A (ja) | 表示装置 | |
JP4067374B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2008146454A (ja) | 車載機器の操作装置 | |
JP2006256599A (ja) | 機器操作装置 | |
JP2008217767A (ja) | 表示装置 | |
JP2008196923A (ja) | 車両用地図表示装置 | |
JP2004078888A (ja) | 画像表示装置及びナビゲーション装置 | |
JP2007017269A (ja) | ナビゲーション装置 | |
US20080319662A1 (en) | Electronic device and recording medium | |
JP2004271613A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2008209915A (ja) | 表示装置 | |
JP2000098882A (ja) | 地図表示装置 | |
JPH0895736A (ja) | 階層的メニュ選択による指示入力装置及び階層的メニュ表示方法 | |
JP2012094062A (ja) | 表示システム及び表示方法 | |
JP2004226266A (ja) | 画像情報表示装置 | |
JPH11232026A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3992223B2 (ja) | 携帯情報端末およびプログラム | |
JP2012088851A (ja) | 表示システム及び表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |