JP3990584B2 - 紙カップ漏れ検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙カップの漏れを検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙カップの漏れを検査するには、紙カップを密閉可能な紙カップ収納容器に入れ、その紙カップの内部又は外部を密封し、密封した空間を真空に引き、その到達真空度によって漏れを検査する方法、或いは、紙カップの内部及び外部の両方を密封し、内部及び外部の一方にエアを吹き込み、他方における圧力上昇によって漏れを検査する方法が採られている。いずれにしても、漏れ検査のために紙カップを紙カップ収納容器に入れて検査する必要がある。これらの漏れ検査を多数の紙カップについて連続的に行うための従来装置は、間欠旋回する旋回テーブルの回転中心軸線から一定距離の位置に、円周方向に一定ピッチで複数の紙カップ収納容器を設け、紙カップ収納容器が所定の走行経路を1ピッチずつ間欠的に走行する構成とし、その紙カップ収納容器の走行経路の上方に、紙カップを1個ずつ供給する紙カップ供給装置と、検査済の紙カップを排出させるための紙カップ排出路とをぞれぞれ定位置に固定して設け、紙カップ収納容器への紙カップの供給、排出を行う構成としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来の構成では、検査を行うための紙カップ収納容器が旋回するため、次のような問題があった。すなわち、紙カップの漏れを検査するための紙カップ収納容器には、検査用真空若しくはエアの供給配管、漏れ検出のための圧力取り込み用の配管、紙カップを吹き飛ばして排出するためのエアの供給配管、紙カップを紙カップ収納容器から突き出すためのエアシリンダへの2系列の空気配管、そのエアシリンダの出し引きを確認するシリンダセンサへの配線等、多くの空気配管及び電気配線を接続する必要があり、しかも、これらの空気配管及び電気配線は、旋回テーブルに設けている紙カップ収納容器の個数分必要になる。そして、これらの多系統の空気配管及び電気配管は、旋回テーブル外部の固定位置から旋回テーブルに引き込む必要があるため、多系統の高価で大型のロータリコネクタとロータリジョイントが必要になる。そのため、旋回テーブルの中心中空軸は大型のロータリコネクタとロータリジョイントの取り付けや多数の配線、配管を通すため、直径が大きくなり、それに伴い装置全体も大型になる。また、配線、配管の長さが長くなると、圧力損失や圧力伝達時間が延び、検査時間が長くなり、装置の処理速度が遅くなる。更に、ロータリジョイントを配管に使用することで気密性が悪くなり、検査精度に影響を及ぼすといった問題があった。なお、旋回テーブルの中心中空軸を通す配線や配管を減らすために、電磁弁、検査用センサ、アンプ等必要機材を旋回テーブル上に搭載することも考えられるが、この構成とすると、旋回する部材の総重量が重く、その動力源、架台もそれに見合った大型のものを要し、装置価格も高価になり、満足すべき解決策とはならない。
【0004】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、旋回テーブルへの配線や配管を少なくして、大型のロータリコネクタやロータリジョイントの必要を無くし、且つ旋回する部材の総重量を軽くすることで装置価格を抑え、更に圧力検出用の配管を短くして敏速な漏れ検出を可能として処理速度を高めることの可能な、紙カップの漏れ検出装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するため、紙カップの漏れ検査に用いる複数の紙カップ収納容器を、垂直な中心軸線から一定半径位置に円周方向に等ピッチで固定した位置に配置し、その紙カップ収納容器に紙カップを供給する紙カップ供給装置及び紙カップ収納容器から搬送用のエアで押し出される紙カップを排出させる紙カップ排出管を、間欠旋回する旋回テーブルに取り付けるという構成とし、更に、紙カップ収納容器に設けている蓋を、紙カップ排出管及び紙カップ供給装置が到達する前に開き、通り過ぎた後に閉じるために、前記旋回テーブルの旋回を利用したカム機構を用いるという構成としたものである。この構成により、多系統の配管や配線を接続すべき紙カップ収納容器が定位置に固定して設けられているので、大型のロータリコネクタやロータリジョイントが必要なく、配管や配線の構造を簡略化することができると共にその長さを短くでき、装置のコストを下げることができると共に保守、管理も容易となる。また、検査速度を早くすることができ、漏れ検出の処理速度を早くして、装置の処理量を大きくできる。一方、紙カップ供給装置及び紙カップ排出管を旋回テーブルに搭載して旋回させる構成とするが、これらはシンプルな構造でよいので、装置全体を複雑化させることがない。更に、紙カップ収納容器の蓋の開閉に旋回テーブルの回転を利用したカム機構を用いたことにより、蓋の開閉が確実であり、蓋が閉じた状態の紙カップ収納容器の上に、紙カップ排出管や紙カップ供給装置が移動して来てぶつかるということがなく、これにより蓋に紙カップ排出管や紙カップ供給装置がぶつかって破損するといったトラブルを確実に回避できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の紙カップ漏れ検査装置は、垂直な中心軸線から一定半径位置に円周方向に等ピッチで配置された複数の漏れ検査ユニットであって、それぞれが、検査すべき紙カップを上方から出し入れ可能な紙カップ収納容器と、該紙カップ収納容器の上端開口を開閉すると共にその紙カップ収納容器内にセットされた紙カップの開口を開閉する蓋と、紙カップ収納容器内の紙カップの底部に搬送用のエアを吹き付けて紙カップを排出させるためのエア吹き付け手段を備えた、前記複数の漏れ検査ユニットと、該漏れ検査ユニットの紙カップ収納容器内にセットした紙カップの漏れを検査する検査手段と、前記複数の漏れ検査ユニットの上方に配置され、前記中心軸線を中心として間欠旋回する旋回テーブルと、該旋回テーブルに、該旋回テーブルが停止した時に一つの紙カップ収納容器の上となる位置に保持され、該旋回テーブルの停止の都度検査すべき紙カップを1個ずつ下方に送り出し、下方に位置する紙カップ収納容器に供給する紙カップ供給装置と、前記旋回テーブルに保持された紙カップ排出管であって、その入口が、前記旋回テーブルが停止した時に1個の紙カップ収納容器の上端開口に向かい合う位置となるように配置された紙カップ排出管と、前記漏れ検査ユニットに設けている蓋を、前記紙カップ排出管及び紙カップ供給装置が到達する前に開き、通り過ぎた後に閉じる蓋開閉手段とを備え、該蓋開閉手段が前記旋回テーブルの旋回を利用したカム機構を備えているという構成としたものである。この構成により、紙カップ供給装置が間欠的に旋回しながら、蓋が開いた状態の各紙カップ収納容器内に次々と紙カップを供給し、各紙カップ収納容器では、紙カップが供給された後間欠的に旋回している紙カップ排出管が回ってくるまでに、蓋を閉じて紙カップに対する漏れ検出を行い、その後蓋を開き、紙カップ排出管が上に来て停止した時、エア吹き付け手段が紙カップに搬送用のエアを吹き付けて紙カップを吹き飛ばし、その紙カップを紙カップ排出管を通して排出するという動作を行うことができ、紙カップ収納容器を移動させることなく、紙カップの漏れ検査を連続的に行うことができる。
【0007】
前記した蓋開閉手段の好適な実施の形態としては、前記旋回テーブルに一緒に旋回するように且つ前記中心軸線を取り囲んで設けられたカムと、前記複数の漏れ検査ユニットのそれぞれに対応して昇降可能に設けられ、前記カムによって昇降させられるカムフォロワを備えた昇降部材と、該昇降部材の昇降によって前記蓋を開閉するように昇降部材と蓋とを連結する連結手段を有する構成を挙げることができ、この構成により、旋回テーブルの回転によって、紙カップ排出管及び紙カップ供給装置が各紙カップ収納容器の上に到達する前に確実に蓋を開くことができ、閉じた状態の蓋に紙カップ排出管又は紙カップ供給装置がぶつかって破損するといったトラブルを回避できる。
【0008】
前記蓋開閉手段は、カムで昇降部材を押し上げ、蓋を閉位置に保持する構成としてもよいが、この構成とすると蓋を確実に閉位置に保持するためには各部品の加工精度及び組み立て精度を高くする必要がある。そこで、前記蓋開閉手段に、前記昇降部材を押し上げて蓋を閉位置に保持する付勢手段を設け、且つ、蓋を閉じた位置に保持すべき漏れ検査ユニットに対応する位置のカム領域では、前記付勢手段によって蓋を閉じた位置に保持しうるよう前記カムフォロワがカムに対して非接触となるようにカム曲線を定めるという構成とすることが好ましい。この構成とすると、蓋を閉位置に保持するには付勢手段による押し上げ力を用い、カムは蓋を開くために用いれば良いので、各部品の加工精度及び組み立て精度をラフとすることができ、製造が容易となる。
【0009】
この場合、前記した付勢手段にはばねを用いても良いが、ばねに代えてエアシリンダを用い、そのエアシリンダによる蓋閉じ方向の付勢力を、漏れ検査ユニットの蓋を閉状態に保持すべき時期には確実に蓋を閉状態に保持しうる大きさとし、その他の時期では、それより小さくするか、0にするように制御する構成とすることが好ましい。この構成とすると、蓋を開く時のエアシリンダによる付勢力が小さいので、カムによって蓋を容易に開くことができ、カムやカムフォロワの摩耗を小さくできる。
【0010】
【実施例】
以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係る紙カップ漏れ検査装置の概略斜視図、図2はその紙カップ漏れ検査装置を、紙カップ搬送装置を除去して示す概略平面図、図3はその紙カップ漏れ検査装置を、紙カップ供給装置が紙カップ補充部の下に位置する状態で示す概略断面図、図4はその紙カップ漏れ検査装置を、紙カップ排出管が紙カップ補充部の下に位置する状態で示す概略断面図である。図1〜図4において、1は紙カップ、2は架台であり、水平な支持板2aを備えている。4はその支持板2a上に設けられた複数の漏れ検査ユニットである。この漏れ検査ユニット4は、支持板2aのほぼ中央に垂直に設定された中心軸線O−Oから一定半径位置に円周方向に等ピッチで、固定した位置に配置されている。
【0011】
この漏れ検査ユニット4は、図5、図6に示すように、検査すべき紙カップ1を上方から出し入れ可能な紙カップ収納容器6と、その紙カップ収納容器6の上端開口を開閉すると共にその紙カップ収納容器6内にセットされた紙カップの開口を開閉する蓋7と、その蓋7を保持し、支点Pを中心として旋回可能な蓋開閉用アーム8と、蓋を開閉するための手段(詳細は後述する)と、紙カップ収納容器6内の紙カップ1の底部に紙カップ搬送用のエアを吹き付けて紙カップを上方に排出させるためのエア吹き付け手段を構成するエアノズル9及びそれに接続したエア配管(図示せず)と、紙カップ収納容器6内の紙カップ1を突き上げる突き上げ部材10aとそれを昇降させるエアシリンダ10bとを備えた突き上げ手段10等を備えている。ここで、紙カップ収納容器6に形成している空間12は、紙カップ1のテーパ状の胴部1aの上端部分をきつく嵌め込むサイズに作られており、且つ紙カップ収納容器6の上端には、紙カップ1の周縁部1bを乗せるための段部13を形成している。この構成により、紙カップ収納容器6内に紙カップ1を収納させ、蓋7を閉じると、その蓋7が紙カップ1の周縁部1bを紙カップ収納容器6の段部13に強く押し付けることにより、紙カップ1の内部を密封すると共に紙カップ1の外側の空間12をも密封することができる。なお、密封を確実とするため、蓋7の紙カップ周縁部1bに接触する領域にはゴムパッキンを貼り付けておき、また、紙カップ収納容器6の紙カップ周縁部1bに接触する領域にはOリング等のシール部材を配置している。
【0012】
この漏れ検査ユニット4には、紙カップ収納容器6内に収納した紙カップ1の漏れを検査する検査手段が連結されている。この検査手段は、蓋7の外周から下面の中央に通じるように形成されたエア通路15及びそれに接続された配管16を通して紙カップ1内に検査用エアを供給するエア吹き込み手段(図示せず)と、紙カップ収納容器6の側面に形成された圧力検出用の通路18及び配管19を介して接続された圧力検出器20を備えている。この圧力検出器20は、紙カップ1に漏れがあって空間12内の圧力が上昇した時に、それを検出するものであり、従って、検査用エアを吹き込まれた紙カップから紙カップ収納容器内に漏れるエアを検出する手段を構成する。この構成により、図5に示すように、蓋7を閉じて紙カップ1を密封した状態で、エア吹き込み手段から蓋7のエア通路15を介して検査用エアを供給することにより、紙カップ1内に大気圧より高い検査用エアを供給でき、その時の紙カップ1の外側の空間12内の圧力を圧力検出器20で検査することで、紙カップ1に漏れがあったか否かを敏速に、例えば1秒以下で測定できる。
【0013】
上記したように、複数の漏れ検査ユニット4は定位置に固定して設けられている。このため、各漏れ検査ユニット4に対して漏れ検査を行うために接続している配管16、19には従来のようにロータリジョイント等を用いる必要がなく、簡単な構造とすることができると共に短くでき、配管を短くすることで漏れ検査時間を短縮できると共に配管途中での漏れや圧力損失をなくし、正確な漏れ検査が可能となる。また、各漏れ検査ユニット4には、紙カップ1の排出のためのエアノズル9へのエア配管や、突き上げ手段10のエアシリンダ10bへのエア配管並びにシリンダセンサへの配線が接続されているが、これらの配管及び配線にもロータリジョイント等が必要なく、簡単となっている。
【0014】
図1〜図4において、22は複数の漏れ検査ユニット4の上方に配置され、中心軸線O−Oを中心として旋回可能な旋回テーブル、23はその旋回テーブル22を支持した中空の回転軸、24はその回転軸23を間欠回転させる駆動装置である。この駆動装置24は、駆動源となるモータ24aと、そのモータ24aの連続回転を間欠回転に変換して回転軸23に伝達するインデックス装置24bを備えており、旋回テーブル22を漏れ検査ユニットの数と同分割で旋回させる構成となっている。この構成により、旋回テーブル22の同じ位置が、複数の漏れ検査ユニット4上を次々と間欠移動する。
【0015】
26は、旋回テーブル22に保持され、その旋回テーブル22の停止の都度検査すべき紙カップ1を1個ずつ下方に送り出し、下方に位置する紙カップ収納容器6に供給する紙カップ供給装置である。この紙カップ供給装置26は、旋回テーブル22が停止した時に一つの紙カップ収納容器6の真上に位置するように配置されており、図7、図8に示すように、複数の丸棒27aを円筒状に配置してその中に複数の紙カップ1を積み重ねた状態でストックするストック部27と、その下に配置され、ストックされている紙カップを1個ずつ切り分けて下方に送り出すロールコンベア28を備えている。このロールコンベア28は、紙カップ1を取り囲むように配置された4本のらせん付ロール29を備え、そのらせん付ロール29には、下方に行くに従ってピッチが増大するらせん29aが形成されている。このらせん付ロール29は連続回転することで、そのらせん29aで紙カップ1の上端の周縁部を下方に案内し、集積状態の紙カップ1を切り分けて下方に送り出すことができる。らせん付ロール29を回転駆動するため、旋回テーブル22を支持した中空の回転軸23内に、ロールコンベア駆動軸31が設けられ、ベルト32、プーリ33等によって各らせん付ロール29に駆動連結されている。そして、ロールコンベア駆動軸31は、旋回テーブル22を間欠旋回させる駆動装置24のモータ24a(図3参照)によって連続回転させられる構成であり、その回転速度は、旋回テーブル22が間欠旋回し、紙カップ供給装置26が一つの紙カップ収納容器6を上に停止した時に、1個の紙カップ1をその紙カップ収納容器6内に供給することができるように設定されている。この構成により、旋回テーブル22が間欠旋回している間に、複数の紙カップ収納容器6に紙カップ1を次々と供給して行くことができる。ここで、ロールコンベア28の駆動を、旋回テーブル22とは別の固定した位置に設けている駆動装置24から取ったことで、旋回テーブル22上にモータ等の駆動源を設ける必要がなく、配線や構造を簡単化できる。
【0016】
図1〜図4において、35は、旋回テーブル22に保持されている紙カップ供給装置26に紙カップ1を補充するための紙カップ補充部、36はその紙カップ補充部35に紙カップを投入する投入ダクトであり、紙カップ成型機(図示せず)で製造された紙カップを空気搬送してくるように配置されている。紙カップ補充部35は、装置架台2に設けられた支持部2bに、紙カップ供給装置26が移動して来て停止した時にその真上に位置するように取り付けられている。図9に示すように、紙カップ補充部35は、紙カップ1を案内するように配置された複数の丸棒37と、上下2段に配置されたシャッター38a、39aと、それを往復動させるエアシリンダ38b、39bを備えている。この紙カップ補充部35による紙カップの補充は次のように行われる。すなわち、通常は、上側のシャッター38aは開、下側のシャッター39aは閉状態となっており、投入ダクト36から次々と送られてくる紙カップ1が下側のシャッター39aの上に集積されてゆく。そして、その紙カップ補充部35の下に、紙カップ供給装置26(図3参照)が移動して来て停止すると、上側のシャッター38aが閉じて、その上の紙カップの下降を阻止し、その状態で下側のシャッター39aが開き、所定数の紙カップを紙カップ供給装置26を供給する。その後、下側のシャッター39aが閉じ、上側のシャッター38aが開いて次回の供給動作に備える。
【0017】
図1〜図4において、41は、紙カップ収納容器6から検査済の紙カップ1を排出させるための紙カップ排出管である。この紙カップ排出管41は紙カップ1を空気搬送できるよう樹脂等の管で構成されており、旋回テーブル22に一緒に旋回するように保持されている。更に、この紙カップ排出管41は全体が略S字形状に作られており、その下端の入口を、旋回テーブル22の旋回方向に関して紙カップ供給装置26よりも前で且つ旋回テーブル22が停止した時に一つの紙カップ収納容器6の真上に位置するように配置し、上端の出口を中心軸線O−O上で上向きとなるように配置している。この紙カップ排出管41の上端は、装置架台2に設けられている支持部2cに回転可能な形態で支持されている。紙カップ排出管41の中間位置には、紙カップ排出管41内を通過する紙カップが出口に向かって円滑に流れるよう給気口42を設け、それに接続した配管43から流れ補助のための圧縮空気を送り込む構成としている。
【0018】
支持部2cには、下端に下向きの導入口を備えた紙カップ搬送装置45が、その導入口を中心軸線O−O上に位置させ且つ紙カップ排出管41の上端の出口に対向させて固定されている。この紙カップ搬送装置45は、検査済の紙カップを、検査結果に基づいて良否に仕分けする仕分け部46と、その仕分け部46に連結された良品搬送路47と不良品搬送路48を備えている。ここで、仕分け部46は多数の丸棒46aを紙カップの外形寸法に合わせて円状に配して紙カップ通路を形成し、その途中から二又に分岐し、その分岐部分にポイント切替え用案内アーム46bを配置し、その案内アーム46bをエアシリンダ46cで駆動する構成としている。このエアシリンダ46cは、紙カップの漏れ検査結果に基づいて切替動作を行うよう、制御される。良品搬送路47及び不良品搬送路48は、それぞれ紙カップを良品集積所、不良品集積所に搬送するものであり、エア搬送ダクト等が用いられる。
【0019】
図10において、51は、各漏れ検査ユニット4に設けている蓋7を、紙カップ排出管41(図1〜図4参照)及び紙カップ供給装置26が到達する前に開き、通り過ぎた後に閉じる蓋開閉手段である。この蓋開閉手段51は、旋回テーブル22に一緒に旋回するように且つ中心軸線O−Oを取り囲んで設けられ、下端にカム面53aを形成した円筒板状のカム53と、複数の漏れ検査ユニット4のそれぞれに対応して垂直に設けられた昇降案内軸54と、その昇降案内軸54に昇降可能に設けられた昇降部材55と、その昇降部材55に保持され、カム53によって昇降させられるカムフォロワ56等を備えたカム機構52を備えている。昇降部材55は、水平な溝55aを備え、その溝55a内に蓋7を保持した蓋開閉用アーム8に保持させたベアリング58を移動可能な形態で挿入させている。この構成により、昇降部材55の昇降によって蓋7を開閉できる。従って、これらの溝55a、ベアリング58等は昇降部材の昇降によって前記蓋を開閉するように昇降部材と蓋とを連結する連結手段を構成する。
【0020】
蓋開閉手段51は更に、昇降部材55を押し上げて蓋7を閉位置に保持する付勢手段60を備えている。この実施の形態では、付勢手段60としてエアシリンダが用いられている。このエアシリンダ60には、エアシリンダ60を作動させるためのエア配管が接続されており、そのエア配管にはエア供給を制御するための制御手段(図示せず)が設けられている。この制御手段は、旋回テーブル22の旋回に合わせてエアシリンダ60に対するエアの供給、排出等を制御するものであり、旋回テーブル22の1回転中の一定領域(詳細は後述する)では、エアシリンダ60に、そのエアシリンダによって蓋7を閉状態に保持しうる大きさの付勢力を発生させることの可能な圧力のエアを供給してエアシリンダ60をオン状態とし、その他の領域では、エアシリンダ60をそのピストンロッドを自在に移動させることができるオフ状態とするように制御する構成としている。ここで用いる制御手段としては、電磁作動式の切替弁でもよいが、旋回テーブル22と同期駆動されるメカバルブを用いることが、構造が簡単でコストを低くできるので好ましい。
【0021】
カム53のカム曲線は、図11に示すカム曲線62a、62b、62c、62dのように設定されている。カム曲線62aは、対応する漏れ検査ユニット4の蓋7を閉位置に保持すべき領域に、高い位置で水平にとなるように設けたものであり、また、カム曲線62cは、対応する漏れ検査ユニット4の蓋7を開位置に保持すべき領域に、低い位置で水平となるように設けたものである。カム曲線62bは、蓋を開ける過程となる領域に傾斜して設けたものであり、カム曲線62dは、蓋を閉める過程となる領域にほぼ垂直に設けたものである。紙カップ排出管41及び紙カップ供給装置26の旋回テーブル22に対する取り付け角度位置は、図11のA点及びB点であり、カム曲線62cを設けている領域内としている。カム曲線62aは、図10にも示すように、エアシリンダ60で昇降部材55を上昇させて蓋7を閉位置に保持した時、カムフォロワ56との間に微小な隙間65が形成されるように設定されている。蓋7を閉じるためのエアシリンダ60へのエア配管に設けている切替弁は、図11に示すように、蓋を開状態に保つ領域に設けているカム曲線62cの終わり近傍の位置(c点)から、蓋を閉状態に保持する領域に設けているカム曲線62aの全域に渡って、蓋を閉位置に保持するのに必要な付勢力を発生させるようエア供給を行ってエアシリンダ60をオン状態とし、その他の領域ではエアシリンダ60をオフ状態とするように定めている。
【0022】
この構成により、一つの漏れ検査ユニット4において、旋回アーム22の回転によって、カム53のカム曲線62bの始点aがカムフォロワ56に到達すると、エアシリンダ60がオフ状態となり、その後、カム曲線62bがカムフォロワ56を押し下げることで蓋7を開いて行き、カム曲線62bの終点bで蓋7を確実に開く。その後、蓋7を開いた状態の漏れ検査ユニット4の上を紙カップ排出管41及び紙カップ供給装置26が通過する。そして、カムフォロワ56がカム曲線62c上のc点に達した時点でエアシリンダ60にエアが供給され、カム曲線62dが通過することでカム53による昇降部材55の押し下げが解除され、昇降部材55はエアシリンダ60で押し上げられ、蓋7が閉じ、その後閉位置に保持される。以上のように、蓋7の開閉を行うことができる。このように、カム53がカムフォロワ56を押し下げることで蓋7を閉位置から開く構成としたため、紙カップ排出管41及び紙カップ供給装置26が到達する時には蓋7が確実に開いており、蓋7に紙カップ排出管41及び紙カップ供給装置26がぶつかって破損するといったトラブルを回避できる。なお、蓋7の開閉は、カム53を用いなくても、エアシリンダ60へのエア供給の切替によって行うことは可能である。しかしながら、エアシリンダ60で蓋7を開く構成とすると、万一、エアシリンダ60が故障したり、エア配管系統や電気系統に不具合が発生した場合には、蓋7が開かず、その状態で紙カップ排出管41及び紙カップ供給装置26が到達して蓋7にぶつかり、破損してしまうが、本実施例ではこのようなトラブルが生じることがない。
【0023】
次に、以上の構成になる紙カップ漏れ検査装置による検査動作を説明する。旋回テーブル22が間欠旋回しており、それに保持している紙カップ供給装置26と紙カップ排出管41が、下方に円状に配置されている複数の紙カップ収納容器6の上を順次移動してゆく。今、一つの紙カップ収納容器6において、図5、図10に示すように、紙カップ収納容器6内に紙カップ1がセットされ、漏れ検査が終了しているものとする。この紙カップ収納容器6に紙カップ排出管41(図4参照)が接近してくると、紙カップ排出管41が到達する前にカム53がカムフォロワ56を押し下げて昇降部材55を押し下げ、蓋7を二点鎖線で示す開位置に開く。その状態で、その紙カップ収納容器6の上に紙カップ排出管41が移動してきて停止する。次に、紙カップ収納容器6の底部に設けている突き上げ手段10が作動し、突き上げ部材10aが上昇して紙カップ1を少し押し上げる。これにより、紙カップ1が紙カップ収納容器6にきつく嵌合していても、その嵌合を確実に外すことができる。同時に、エアノズル9が紙カップ搬送用のエアを吹き出す。これにより、検査済の紙カップ1は紙カップ排出管41内を空気搬送されて上部の仕分け部46(図1〜4参照)に送り出される。この時、仕分け部46では、その紙カップ1の漏れ検査結果に基づいて、案内アーム46bが、紙カップ排出管41から送り出される紙カップ1を良品搬送路47、不良品搬送路48のいずれかに案内する位置となっている。かくして、紙カップ排出管41から送り出された紙カップ1は漏れ検査結果に基づいて、良品搬送路47、不良品搬送路48のいずれかに送られ、良品集積所、不良品集積所のいずれかに搬送される。
【0024】
次に、紙カップ1を送り出した後の紙カップ収納容器6の上に、図7に示すように、紙カップ供給装置26が移動してきて停止する。その時にも、ロールコンベア28は回転を続けており、1個の紙カップ1を切り分けて紙カップ収納容器6内に投下する。その後、紙カップ供給装置26が次の紙カップ収納容器の上に移動すると、先に紙カップ1を投下した紙カップ収納容器6では、カム53によるカムフォロワ56の拘束が解除され、図5、図10に示すように、エアシリンダ60が昇降部材55を押し上げて蓋7を閉じる。これにより、紙カップ1の上端開口が蓋7で閉じられると共に紙カップ収納容器6も蓋7で閉じられる。その後、紙カップ1内に蓋7に形成したエア通路15を通して検査用のエアが吹き込まれ、圧力検出器20は紙カップ1の外側の空間12内の圧力を監視して圧力上昇を検出する。そして、予め設定した以上の圧力上昇がある場合には、紙カップ1に漏れがあると判断し、圧力上昇がない場合には漏れが無いと判断する。この漏れ検査は、紙カップ排出管41が到達するまでに完了しておく。そして、紙カップ排出管41が到達すると、上記した手順で紙カップ1の排出を行う。
【0025】
以上のように、各紙カップ収納容器6において、紙カップの投入、蓋閉、漏れ検査、蓋開、紙カップの排出の諸動作が行われ、旋回テーブル22の間欠旋回に応じて、紙カップ供給装置26が複数の紙カップ収納容器6に次々と紙カップ1を供給し、紙カップ排出管41から検査済の紙カップ1が次々と仕分け部46に送られ、その仕分け部46を経て良品搬送路47、不良品搬送路48のいずれかに送り出される。このように、図示の漏れ検査装置では、多数の紙カップを連続的に漏れ検査することができる。しかも、紙カップ収納容器6における漏れ検査に要する時間を短くすることができるため、処理速度を早くして処理能力を大きくすることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明の紙カップ漏れ検査装置では、漏れ検査を行うための複数の漏れ検査ユニットを固定した位置に設け、その漏れ検査ユニットに対して紙カップの供給、排出を行う部分を間欠旋回させる構成としたことで、構造がシンプルとなり、小型で安価な装置が実現できる。
また、漏れ検査ユニットが固定できるため、従来、検査を行う部分を旋回させる構成とし、その旋回や移動に合わせて設けていた複雑な配管や配線を減らすことができ、保守、管理が容易となる。
更に、漏れ検査ユニットへの配管が短くなり、検査用エアの配管上での圧力損失や圧力伝達速度の遅れが緩和され、且つロータリジョイント等のつなぎも無くなって気密性が確保でき、検査速度や検査精度を向上させることができる。
更に、蓋を開くためにカム機構を用いたことで、エア配管系統や、電気系統に故障が生じても、紙カップ排出管や紙カップ供給装置が到達する前に確実に蓋を開くことができ、閉じた状態の蓋に紙カップ排出管や紙カップ供給装置がぶつかって破損するといったトラブルを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙カップ漏れ検査装置の概略斜視図
【図2】上記紙カップ漏れ検査装置を、紙カップ搬送装置を除去して示す概略平面図
【図3】上記紙カップ漏れ検査装置を、紙カップ供給装置が紙カップ補充部の下に位置する状態で示す概略断面図
【図4】上記紙カップ漏れ検査装置を、紙カップ排出管が紙カップ補充部の下に位置する状態で示す概略断面図
【図5】上記紙カップ漏れ検査装置に設けている漏れ検査ユニットの概略断面図
【図6】上記漏れ検査ユニットの概略平面図
【図7】上記紙カップ漏れ検査装置に設けている紙カップ供給装置及びその近傍を示す概略断面図
【図8】上記紙カップ供給装置のロールコンベアの概略平面図
【図9】上記紙カップ漏れ検査装置に設けている紙カップ補充部の概略断面図
【図10】上記紙カップ漏れ検査装置に設けているカム機構及び漏れ検査ユニットを示す示す概略断面図
【図11】上記カム機構のカム曲線を示すグラフ
【符号の説明】
1 紙カップ
2 架台
4 漏れ検査ユニット
6 紙カップ収納容器
7 蓋
8 蓋開閉用アーム
9 エアノズル
10 突き上げ手段
12 空間
22 旋回テーブル
23 回転軸
24 駆動装置
26 紙カップ供給装置
27 ストック部
28 ロールコンベア
35 紙カップ補充部
36 投入ダクト
38a、39a シャッター
41 紙カップ排出管
45 紙カップ搬送装置
46 仕分け部
47 良品搬送路
48 不良品搬送路
51 蓋開閉手段
52 カム機構
53 カム
54 昇降案内軸
55 昇降部材
56 カムフォロワ
60 付勢手段(エアシリンダ)
Claims (4)
- 垂直な中心軸線から一定半径位置に円周方向に等ピッチで配置された複数の漏れ検査ユニットであって、それぞれが、検査すべき紙カップを上方から出し入れ可能な紙カップ収納容器と、該紙カップ収納容器の上端開口を開閉すると共にその紙カップ収納容器内にセットされた紙カップの開口を開閉する蓋と、紙カップ収納容器内の紙カップの底部に搬送用のエアを吹き付けて紙カップを排出させるためのエア吹き付け手段を備えた、前記複数の漏れ検査ユニットと、該漏れ検査ユニットの紙カップ収納容器内にセットした紙カップの漏れを検査する検査手段と、前記複数の漏れ検査ユニットの上方に配置され、前記中心軸線を中心として間欠旋回する旋回テーブルと、該旋回テーブルに、該旋回テーブルが停止した時に一つの紙カップ収納容器の上となる位置に保持され、該旋回テーブルの停止の都度検査すべき紙カップを1個ずつ下方に送り出し、下方に位置する紙カップ収納容器に供給する紙カップ供給装置と、前記旋回テーブルに保持された紙カップ排出管であって、その入口が、前記旋回テーブルが停止した時に1個の紙カップ収納容器の上端開口に向かい合う位置となるように配置された紙カップ排出管と、前記漏れ検査ユニットに設けている蓋を、前記紙カップ排出管及び紙カップ供給装置が到達する前に開き、通り過ぎた後に閉じる蓋開閉手段とを備え、該蓋開閉手段が前記旋回テーブルの旋回を利用したカム機構を備えていることを特徴とする紙カップ漏れ検査装置。
- 前記蓋開閉手段が、前記旋回テーブルに一緒に旋回するように且つ前記中心軸線を取り囲んで設けられたカムと、前記複数の漏れ検査ユニットのそれぞれに対応して昇降可能に設けられ、前記カムによって昇降させられるカムフォロワを備えた昇降部材と、該昇降部材の昇降によって前記蓋を開閉するように昇降部材と蓋とを連結する連結手段を有することを特徴とする請求項1記載の紙カップ漏れ検査装置。
- 前記蓋開閉手段が更に、前記昇降部材を押し上げて前記蓋を閉位置に保持する付勢手段を備えており、前記蓋を閉じた位置に保持すべき漏れ検査ユニットに対応する位置のカム領域では、前記付勢手段によって蓋を閉じた位置に保持しうるよう前記カムフォロワがカムに対して非接触となるようにカム曲線を定めていることを特徴とする請求項2記載の紙カップ漏れ検査装置。
- 前記付勢手段をエアシリンダで構成すると共に、そのエアシリンダによる蓋閉じ方向の付勢力を、漏れ検査ユニットの蓋を閉状態に保持すべき時期には確実に蓋を閉状態に保持しうる大きさとし、その他の時期では、それより小さくするか、0にするように制御する構成としたことを特徴とする請求項3記載の紙カップ漏れ検査装置。
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