JP3989770B2 - 支柱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線空間等として利用することができ、またオプション部材を取り付けることもできる支柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のOA化の推進に伴って、オフィス内には多くの配線が溢れかえるようになっている。特に床下から立ち上げた配線や、天井から室内に引き下ろした配線の引き回しは、オフィス空間に見苦しい形で露出しがちであり、配線が通路を横断していたり天井からぶら下がっているとオフィスの機能低下や不慮の事故の原因ともなりかねない。
【0003】
一方、最近では、オフィスの床面に起立させた複数の支柱に横架材を支持させて、パネルや収納棚、天板等のオプション部材を配置することで特定の作業空間を形成するようにしたものが知られてきている。このような構成の作業空間は、オフィスレイアウトをフレキシブルに行い得ることで注目されているが、作業空間を構築する支柱に配線案内機能を持たせることによって、配線を露出させないすっきりとしたオフィス空間を形成することも考えられている。
【0004】
その他にも、例えばデスクにはコンピュータや照明器具等、特に多くの配線を要する設備が配置されることから、デスクの天板を支持する脚支柱の内部に床下から立ち上げた配線を案内させるようにしたものも考えられている。
このような構成の支柱や脚支柱では、その内部を上下に連通して延びる一つの空洞として、その空洞を配線案内路として利用したり、支柱(脚支柱を含む)を支柱本体とその一縁部に沿って装着されるカバーとから構成し、支柱本体とカバーとの間に配線案内路となる空間を形成するようにしたものが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、予め支柱本体に沿って配線案内路内にOA機器や照明器具等の電力線、社内LAN、WAN等の通信線、OA機器同士の接続ケーブル等の配線が通っている場合や、カバーに予め取り付けられた電源用コンセントや情報用コンセントから支柱本体側に配線が延びている場合などに、カバーを支柱本体に装着しようとすると、カバーと支柱本体との間の取付部分に配線が干渉して、カバーを装着しにくい場合がある。また、多種類の配線が混在して同時に使用される昨今の事情を考慮すると、上述のように配線案内路を一つしか備えていない構成の支柱や脚支柱であると配線を種類や目的ごとに分類することが困難であるため、一見しただけではどれが何の配線であるのか判断することが難しい。特に配線類には、それが使用される機器によって情報用又は通信用と電力用に分類され、それらは弱電用と強電用とに区別されており、それぞれに対応するコンセントも区別して設けられているのが通常である。そのため、配線類を無秩序に配線案内路に格納するのではなく、種類ごとに異なる配線案内路に区別して収納したい、できれば使用態様に応じてユーザー自身で自由に配線を変更したいという、ユーザー側の要望もある。さらに、支柱内部に形成した配線案内路に配線を通したりその配線を取り出したりするには、支柱を持ち上げたり傾けたりする必要が生じるため、作業が大がかりとなり極めて煩雑である。
【0006】
以上のような問題を解消するために本発明は、床下や天井から引き出した配線類を収容し得る有用な配線案内機能を付与するとともに、支柱本体に対するカバーの取付作業を極めて容易なものとすることを主たる目的とした支柱を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の支柱は、床面に起立姿勢で配置される支柱本体と、該支柱本体に装着されるカバーとを具備してなり、支柱本体とそれに装着したカバーとの間に、支柱本体の長手方向に沿って延び空間を形成するようにしたものであって、支柱本体を、該支柱本体の中核となり床面に起立姿勢で配置される中心体と、中心体の外側壁と共に上下に連続して延び配線等を収容可能なメインダクトを構成する一対の隔壁と、中心体から外方に向けて突出し中心体に沿って上下に延びる複数のアームとから構成し、隣接して対をなすアームの先端部を除くいずれかの部位にそれぞれ前記カバーを装着し得るカバー取付部を形成するとともに、カバーの幅方向側端部よりも内寄りの位置に前記隣接するアームのカバー取付部に対応して対をなして取り付けられる被取付部を形成し、支柱本体においてこれらカバー取付部及び被取付部からなる一対の取付部位を前記メインダクトよりもさらに外側にのみ設けるとともに、カバーを装着した状態でアームの先端部を外部に露出させ、該アームの先端部にオプション部材取付部を形成し、該オプション部材取付部が、支柱本体に沿って上下に連続して延び外方に向けて開口するように形成した連続溝を具備していることを特徴としている。
【0008】
支柱としては、横架材等を支持して所定の作業空間を形成する構造物の支柱、デスクやテーブルの脚支柱、パーティションパネル等を支持する支柱など、種々の支柱一般に適用することができるが、上記のような構成の支柱であれば、まず支柱本体の中心体及びアームとそれに装着したカバーとの間に、支柱に沿った配線案内路として利用できる空間を容易に形成することができる。そして、その空間内において、支柱本体に沿って配置された配線やカバーに取り付けられるコンセント等から支柱本体側に延びる配線等の無秩序になりがちなものを、一対の隔壁間におけるメインダクト内に秩序立てて納めておくことができるので、その結果、カバーを配線と取付部位において干渉させずにスムーズに支柱本体に装着することができるようになる。また、隔壁とアームとの間には、メインダクトが形成された隔壁間の空間とは相互に仕切られた別の空間が一つ又は複数形成されるので、これらの空間にそれぞれ異なる種類の配線等を分類して収容することもできる。
【0009】
特に、カバー取付部を各アームの基端部と先端部との中間部よりも基端部側に形成した場合には、一対の隣接するアーム同士のカバー取付部間距離が小さくなるため、従来であれば配線等が前記取付部位に干渉しがちとなるが、隔壁を、アームにおけるカバー取付部よりも基端部側乃至中心体の外側壁から外方へ突出させて形成しておくと、そのような不具合を有効に解消することができる。また、カバー取付部を各アームの基端部に形成した場合には、隔壁を中心体の外側壁から外方へ突出させて形成することが、上記不具合の解消のためには有効である。
【0010】
このような構成を利用して、カバーの一部にコンセントを保持し得るコンセント保持部を形成する場合には、一対の隔壁間に形成されるメインダクト内にコンセント保持部に保持されたコンセントの一部を収容し得るように構成すると、コンセントから延びる配線をメインダクト内に好適に納めておくことができる。また、カバーの一部には、カバーと支柱本体との間に形成される空間内を外部に連通させる開口窓を形成しても、メインダクト内から配線を支柱外へ容易に引き出すことができる。
【0011】
カバーと支柱本体との好適な取付構造としては、カバーを、支柱の外側壁を構成するカバー本体と、カバー本体の幅方向側端部よりも内寄りの位置において支柱本体側へ突出させて形成した前記被取付部とを有するものとして、取付部位において被取付部をカバー取付部に着脱可能に係合させるように構成したものが挙げられる。
【0012】
この場合、単一のカバーを用いて一対のアーム間に複数の区画された空間を形成するには、カバー本体の両側端部を、前記アームの先端部よりも前方に位置付けていることが好ましい。
【0013】
一方、このような支柱に、天板、棚、パネル、照明器具、支柱間に亘る配線ダクト等のオプション部材を取り付けて、会議室やグループあるいは個人用のスペースとしてフレキシブルなオフィス空間を形成し得るようにするためには、カバーを装着した状態で、隣接するカバー本体の側端部同士の間においてアームの先端部を外部に露出させ、該アームの先端部にオプション部材取付部を形成することが望ましい。このようにすることで、支柱に形成した空間内の配線等に影響を与えることなくオプション部材を取り付けることができるようになる。
【0014】
このような場合、オプション部材の取付高さ位置を自由に変更できるようにするためには、オプション部材取付部に、支柱本体に沿って上下に連続して延び外方に向けて開口するようにアームの先端部に形成した連続溝を設けるとよい。このような連続溝に対応して、簡単にオプション部材を取り付けられる好適な具体的構成としては、この連続溝をその開口縁部よりも内部の方が幅寸法の広い形状を有するものとして、連続溝の開口縁部を起立姿勢で通過させて位置付けた内部で水平軸周りに一方向へ回転させることによって開口縁部からの抜け出しが規制されるナット部材に対してオプション部材をそのオプション部材側からネジ止めにより取り付け得るように構成したものが挙げられる。
【0015】
以上のような構成の支柱を、鉛直軸周りの方向を問わずに配置し得るようにして、施工の簡便化を図り得る具体例には、中心体の周囲に、それぞれ同一形状をなす前記複数のアームを略等間隔で突出させた構成とすることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本実施形態の支柱2を床面Fに複数起立状態で配置するとともに、隣接する支柱2の上端部間に横架材8を支持させて形成した構造体1によって、オフィス空間に所定の作業空間、いわゆる作業空間モジュールを形成したものを全体の外観図として示している。支柱2には、オプション部材として棚用の円形天板10や配線ダクト10xを取り付けられるようにしているが、オプション部材にはその他にもデスク用の天板10yや照明器具10z等も取り付け得ることができる。
【0018】
まず、支柱2の具体的構成について説明する。
【0019】
この支柱2は、図2及び図8に示すように、アルミ押し出し成形材を所定の長手寸法に切断することによって長手方向に沿って各部等断面形状をなすようにした支柱本体3と、その支柱本体3に着脱可能に装着されるカバー6とからなるものである。
【0020】
支柱本体3は、その中核部分をなし中心に位置付けられる中心体4と、中心体4から四方に延ばした四本のアーム5とを一体成形したものである。中心体4は、平断面視概略正方形の角パイプ状をなすもので、支柱本体3に対応する長手寸法を有している。アーム5は、いずれも同一形状を有し中心体4と略同一の長手寸法を有しており、それぞれ中心体4の四つの起立壁41における外向面により構成される各四隅をそれぞれ基端部51aとして中心体4の平断面形状である正方形の対角線に沿って外方に向けて延びる平板状のアーム本体51と、アーム本体51の先端部を二股に分岐させた一対の先端部52と、アーム本体51の基端部51aと先端部52との中間部よりも基端部51a側の部位においてアーム本体51の肉厚を部分的に膨出させた形状をなす一対のカバー取付部53とを備えている。そして、これらカバー取付部53よりもさらに基端部51a寄りの部位に、外方へ向けて相互に約90°をなして開くように突出させた板状をなす一対の隔壁56を形成している。なお、この支柱本体3は、図示しないが下端部において中心体4の中央部に挿入した固定ナットに床面F側から突出させたボルトを止着することにより床面Fに固定している。
【0021】
先端部52は主として、アーム本体51の先端から平面視クランク状をなして複数箇所で屈曲させた第1の起立壁521と、第1の起立壁521の基端部から中心体4の一起立壁41と略平行するようにごく短く延ばした第2の起立壁522とから構成される。また、前記第1の起立壁521には、同一のアーム本体51から突出する他方の先端部52における第1の起立壁521と相寄る方向に突出する板状の突出壁523を形成して、これら突出壁523と二つの第1の起立壁521とによって囲まれる空間に平面視矩形状をなして上下に延びる連続溝54を形成している。この連続溝54は、前記一対の突出壁523の先端間を通じて外部に開放されているため、その開口縁部54aよりも内部の方が広がった形状となっている。また、連続溝54よりもさらにアーム本体51側の部位は、アーム本体51の先端と一対の第1の起立壁521の基端部とによって平面視コ字形に囲まれ連続溝54に対して開放されて上下に延びる溝部55を形成している。そして、これら突出壁523、連続溝54及び溝部55によって、オプション部材取付部Xを構成している。
【0022】
カバー取付部53は、いずれもアーム本体51の基端部51aから先端部52側へ向けて所定距離偏位した基端部51a寄りの位置において、図2及び図6〜図8に示すように、当該アーム本体51の左右両側に平断面視概略台形状をなすように膨出させたものであり、このようなカバー取付部53をアーム本体51の長手方向に沿って上下に連続させている。そして、このカバー取付部53のうち中心体4側を向く面を窪ませて、上下に延びる凹部53aを形成し、この凹部53aに、カバー6に形成される後述の被取付部たる爪部62aを着脱可能に係合させるようにしている。
【0023】
また、一つのアーム5に形成される一対の隔壁56は、アーム本体51に形成した前記カバー取付部53よりもさらに基端部51a側の部位において、このアーム本体51と約45°の角度をなして、すなわち中心体4の起立壁41に対して略直交方向へ延びる薄板状のものである。各隔壁56の先端部は、その隔壁56が設けられるアーム本体51に隣接するアーム本体51側へ向けて僅かに屈曲させている。そして、隣接するアーム5によって挟まれる空間内において、それぞれのアーム5に設けた2つの隔壁56と、アーム本体51の隔壁56よりも基端部51a側の部位と、中心体4の一つの起立壁41とによって包囲され、外方へ向けて開放される空間を、配線等をこの支柱2に沿って通すためのメインダクト57としている。
【0024】
カバー6は、アーム5の一方の第2の起立壁522の基端部からそれに隣接するアーム5の第2の起立壁522までの幅寸法を有し支柱本体3よりも若干短い高さ寸法を有するカバー本体61と、カバー本体61の後向面から前記中心体4に向けて突出させた一対の突出壁62とを一体に成形した弾性変形可能な合成樹脂製の部材である。カバー本体61は、外側に向けて凸となるように若干湾曲させており、両側端部を斜め後方に向けて内側へ屈曲させた屈曲部61aを形成し、この屈曲部61aをアーム5の第1の起立壁521の先端部ないしは第2の起立壁522の基端部の前方に位置付けるようにしている。また、突出壁62は、隣接するアーム5のカバー取付部53同士の対向面側に沿ってそれぞれ延びるもので、前記カバー取付部53に取り付けられる被取付部として機能する。そして、それらの先端部もそれぞれ外側方に向けて屈曲させて爪部62aを形成しており、この爪部62aをそれぞれカバー取付部53の凹部53aに中心体4側から係合させるようにしている。なお、この突出壁62の基端部は一旦内側へ略直角に屈曲させており、突出壁62全体としてクランク状をなすように形成してある。すなわち、この突出壁62は、カバー6が支柱本体3に取り付けられる際の被取付部として機能するものである。
【0025】
また、このカバー6には、図2、図5及び図8に示すように、電源コンセントC1や情報コンセントC2を保持し得るコンセント保持部63を形成している。具体的にこのコンセント保持部63は、カバー本体61の適宜の高さ位置に形成したものであって、保持対象である電源コンセントC1や情報コンセントC2の大きさや形状に対応してカバー本体61の厚みを貫通させた例えば矩形状の貫通孔631、632からなるものである。そして、これら貫通孔631、632に電源コンセントC1や情報コンセントC2の外部に露出させる表面C1a、C2aの周縁部を係合させることにより、カバー本体61に電源コンセントC1や情報コンセントC2を保持させるようにしている。
【0026】
このような構成に基づいて、一対の爪部62aをそれぞれアーム5のカバー取付部53に対して素材の弾性を利用して係合させることによりカバー本体61を扁平に弾性変形させてカバー6を装着すると、中心体4の一起立壁41、隣接する一対のアーム本体51の基端部51a側、カバー本体61の幅方向中央部、一対の突出壁62、及び一対の隔壁57によって包囲されそれぞれ上下に延びる四つの第1の空間S1が形成されることになる。そして、この第1の空間S1内に前記メインダクト57が形成されている。なお、本実施形態では、一つのアーム本体51に設けられたカバー取付部53と隔壁56との位置関係に基づき、前記突出壁62は、それらカバー取付部53と隔壁56との間に軽圧入されている。このとき、電源コンセントC1や情報コンセントC2のうち、カバー本体61の背面側に位置づけられる後端部側C1b、C2bは、図8に示すように、カバー6を支柱本体3に装着した状態で、対向している一対の隔壁56間のメインダクト57に収容される。したがって、電源コンセントC1や情報コンセントC2の後端部側C1b、C2bから背後に延びる配線C1c、C2cもメインダクト57に収容されることになる。
【0027】
またこの第1の空間S1の両側部において、隣接する一対のアーム5間には、アーム本体51の先端部側及びアーム5の先端部52、カバー取付部53、カバー本体61の側端部、及び突出壁62によって包囲される第2の空間S2がそれぞれ形成される。その際、各アーム本体51は、隣接する第1の空間S1同士を区画する隔壁として機能し、またカバー取付部53及び突出壁62は、隣接する第1の空間S1と第2の空間S2とを区画する隔壁として機能している。なお、カバー本体61の屈曲部61aと突出壁62との間には、カバー6を支柱本体3に装着した状態でアーム5の第2の起立壁522の前面に前方からわずかに接するように後方に向けて突出させた複数のリブ63を設けており、カバー6の装着時における安定化を図っている。また、床面Fにおける支柱2を配置すべき個所には図示しないが配線引き出し用の穴を開けて、その穴と支柱2の第1及び第2の空間S1、S2とを連通させるようにしている。さらに、カバー6を装着した状態では、カバー本体61の両側端部に形成した屈曲部61aはアーム5の何れの部位にも接しておらず、寧ろ第1の起立壁521の先端部ないし第2の起立壁522との間に若干の隙間sが生じている。
【0028】
このような構成の支柱2に支持される横架材8は、図3に示すように両側端部を開口させたチャネル材であり、隣接する支柱2の上端部にそれぞれ取り付けた連結部材9を介して両支柱2に支持されている。連結部材9は、支柱2の上端部に取り付けた図示しないアジャスタ部材に対して上下移動させた任意の位置で固定できるようになっており、隣接する支柱2同士の間で各連結部材9を上下動作させることで横架材8を水平に保つようにしている。そのために、連結部材9には隣接する支柱2に向けて突出する突起部91を形成しており、これら突起部91に横架材8を上方から落とし込んで載せるようにしている。また、横架材8の上面には、配線類を載せられるように長手方向に延びる案内溝81を形成している。そして、支柱2に形成された空間Sを、天井付近の空間や横架材8の内部又は案内溝81に連通させるように、連結部材9にはそれぞれ開口窓92、93を形成している。なお、外部から連結部材9等を隠すため、支柱2の上端部には図1に示すようなコーナーカバー13を被せている。
【0029】
次に、支柱2の中間高さ位置において、オプション部材取付部Xに図1に示す円形天板10をオプション部材として取り付ける場合について一例として取り上げ、図4〜図7を参照して説明する。
【0030】
この円形天板10は、支柱2を中心部に挿通させた平面視ドーナツ形をなすもので、その形状を直径方向に均等に二分割した形状の一対の天板要素10a、10bを接合してなるものである。各天板要素10a、10bは、オプション部材取付部Xにおける連続溝54に位置付けたナット部材12にボルトBによって固定される取付部材11によって支持されている。取付部材11は、支柱2の隣接するカバー6の側端部間距離よりも若干小さい幅寸法を有する起立板111と、この起立板111からV字形に広がって斜め上方に延びる二つの支持桿112、113と、各支持桿112、113の上端部に略水平な姿勢で取り付けられ天板要素10a、10bを下方から支持する水平板114とからなる。起立板111には上端部及び下端部にそれぞれボルトBを厚み方向に挿通し得る貫通孔111aを形成している。支持桿112、113は起立板111に支持される基端部の高さ位置を相互に異ならせるとともに、水平板114を前端部側、後端部側でそれぞれ支持するようにしている。水平板114は、平面視台形状をなすもので、下方から天板要素10a、10bにネジ止めするようにしている。このような取付部材11を支柱2の四つのオプション部材取付部Xにそれぞれ配置して、隣接する二つの取付部材11によって一つの天板要素10a、10bをそれぞれ支持するようにしている。
【0031】
一方、ナット部材12は、前記連続溝54の開口縁部54aよりも若干小さい幅寸法と、連続溝54の内部における幅寸法に略等しい高さ寸法と、連続溝54の奥行き寸法に略等しい厚み寸法を有し、中央部に前記ボルトBの先端部を止着し得るネジ孔12aを形成した板状の部材であって、正面視した場合長方形の一対角部分を斜めに切除したような扁平な六角形状をなしている。そして、図7に示すように、このナット部材12を長手方向を上下方向に一致させた姿勢で連続溝54の開口縁部54aを通過させて連続溝54内に位置付け、その位置で同図に矢印a方向で示すように時計回りに回転させて姿勢を水平軸周りに90°変更した状態にして、前記取付部材11の起立板111の貫通孔111aに挿入したボルトBをナット部材12のネジ孔12aに止着するようにしている。この状態で、ナット部材12と起立板111との間に突出壁523を共締めにして挟み込んでいる。なお、ここでは一つの起立板111に対してナット部材12を二個使用している。また、ボルトBの先端部Baは連続溝54の奥方の溝部55内に逃がすようにしている。さらに、ボルトBの頭部と起立板111との間には、リング状の座金Wを配置している。
【0032】
なお、ナット部材としては、上述したような回転動作により取り付けられるものに限らず、連続溝54の開口縁部54aに正対する姿勢から鉛直軸周りに傾斜させた姿勢で連続溝54内に挿入するようなものを利用してもよい。そして、いずれかの態様のナット部材を用いることにより、上記円形天板10以外にも、配線ダクト10x、デスク用の天板10y、照明器具10z等の種々のオプション部材を支柱2に取り付けることができる。特に、天板10yが配線案内機能を有していない場合には、この天板10yの取付高さ位置と略同様の高さに配線ダクト10xを支柱2間に亘って取り付けるようにすると、配線ダクト10xによって配線を外部に露出させない好適な配線案内機能を天板10yの近傍に付帯させることができる。
【0033】
以上のように、本実施形態の支柱2は、支柱本体3とそれに装着したカバー6との間に、上下に延びる空間S1、S2が形成されるとともに、そのうち空間S1においては、支柱本体3とカバー6との取付部位Yよりも内側における支柱本体3に設けた隔壁56と中心体4の外側壁41によって包囲されるメインダクト57が更に形成されている。また、空間S1と空間S2とは、隔壁56及びカバー6の突出壁62とによって区画されている。図8に想像線で示すように、床面Fから立ち上げたり天井から引き下ろした電力線や通信線等の種々の配線類H1、H2をそれら各空間S1、S2に分類して通すことができ、各空間S1、S2を好適な配線案内路として利用することが可能である。この場合、例えば第1の空間S1には電力供給用の強電配線H1を格納するとともに、第1の空間S2には情報通信用の弱電配線H2を格納し、それらをカバー取付部53及び突出壁62によって仕切るようにすることで、種類別の配線を容易に行うことができる。特に、一対の対向する隔壁56を一対の対向するカバー取付部53よりも基端部51a側に設けていることから、空間S1側では、カバー6に設けた電源コンセントC1や情報コンセントC2の後端部側C1b、C2b及び配線C1c、C2cや、前記配線類Hをメインダクト57内に収容させておくことで、カバー6を支柱本体3に装着する際に、それら配線C1c、C2cや配線類Hが、突出壁62とカバー取付部53との係合の障害となることがないため、カバー6の装着作業を極めて容易化することが可能である。
【0034】
特に本実施形態の支柱2は、横架材8等と共にオフィス内の作業空間を形成する構造物1に適用しているため、特に多くの配線類Hを使用することが予想されるが、このような支柱2によって配線類H1、H2を分類して案内しそれらをカバー6によって隠蔽することで、オフィス空間をすっきりとしたものとすることができ、作業効率の向上や事故の防止を有効に図ることが可能である。また、支柱2に案内させた配線C1c、C2cや配線類Hを横架材8にも案内させて、他の支柱2へと引き回すことも可能である。
【0035】
特にカバー6にはコンセント保持部63を形成し、このコンセント保持部63に電源コンセントC1や情報コンセントC2を保持させた構成としているため、これら各コンセントC1、C2から延びる配線C1c、C2cを、突出壁62のカバー取付部53に対する装着時に干渉させないようにメインダクト57内に収容させることで、カバー6の装着作業にとって好都合である。
【0036】
また、カバー6は支柱本体3に着脱できるため、支柱本体3の設置後でもカバー6を取り外せば前記空間Sに収容された配線C1c、C2cや配線類Hが露出されることになり、容易に配線作業やメンテナンスを行うことができる。さらにこのカバー6は、合成樹脂製の弾性変形可能な素材からなるものであるので、その弾性変形を利用すれば容易に支柱本体3に着脱することができ、また装着後は簡単には脱落しないようにすることもできる。
【0037】
支柱本体3の具体的構成は、その中核となる中心体4と、中心体4から外方に向けて突出する四つのアーム5とから構成したものであり、アーム5の延出方向における中間位置よりも基端部51a寄りにカバー取付部53を形成して、隣接するアーム5のカバー取付部53同士にカバー6を装着するようにしているため、簡単な構成の支柱本体3にカバー6を容易に装着することができ、また支柱本体3とカバー6との間に好適な空間S1を形成しつつアーム本体51に隣接する空間S1同士を仕切る隔壁としての機能を付与することが容易である。
【0038】
より具体的には、カバー6側には被取付部たる突出壁62を一対形成してこれをカバー取付部53に係合させるようにしており、さらにカバー本体61の両側端部をアーム5の先端部の前方に位置付けているため、カバー6を支柱本体3に装着すると、前記空間(第1の空間)S1に加えてその両側方に第2の空間S2をも形成することができる。したがって、支柱2には、第1の空間S1が4つ、第2の空間S2が8つ形成される。すなわち、一つの支柱本体3と4つのカバー6によって合計12の配線案内路として利用し得る空間H1、H2が得られるので、種類ごとに分別した配線の格納が極めて好適に行える。特にカバー6の突出壁62とカバー取付部53とを相対向させているため、カバー6の装着時にはカバー6を取付方向すなわち中心体4側へ押圧するだけの極めて簡単な動作で突出壁62とカバー取付部53とが係合することになり、容易に装着作業を行うことができる。逆に、カバー6の取り外しも極めて容易に行うことができる。
【0039】
一方、隣接するアーム5同士の間に露出されるアーム5の先端部には、カバー6を装着した状態で前記円形天板10等のオプション部材を取り付け得るオプション部材取付部Xを形成しているので、支柱2の配線案内機能には影響を与えることなく、しかもその都度カバー6を取り外すこともなく円形天板10等を支柱2に取り付けて、極めて使い勝手のよいオフィス空間を容易に構築できる。
【0040】
さらに、このオプション部材取付部Xは、外方に向けて開口し上下に延びる連続溝54を備えているため、その連続溝54に対して自由な高さ位置に円形天板10等を取り付けられることになり、オフィス空間のレイアウトの変更も容易である。そして、連続溝54を開口縁部54aよりも内部の幅寸法の方を広げて、その開口片部54aを通過させたナット部材12を連続溝54の内部で水平軸周りに一方向へ回転させることによって開口縁部54aから抜け出ないようにした上で、ナット部材12に円形天板10等のオプション部材をボルトBで止着するようにしているため、支柱2に対する自由な高さ位置で円形天板10等を極めて簡単且つ安定的に取り付けることが可能である。
【0041】
さらに支柱本体3は、中心体4の周囲に同一形状の四つのアーム5を等間隔で突出させているので、支柱2を鉛直軸周りの方向を問わずに配置することができ、また支柱2の周囲にいずれも同じ状態で横架材8や、円形天板10、配線ダクト10x等のオプション部材を支持させることができるようになり、施工作業の簡便化や部材の共通化を図ることが可能である。
【0042】
なお、本発明は上記実施形態のものに限られない。例えば図9に断面図を示すものは、カバー取付部53’を上記実施形態のカバー取付部53よりも更にアーム本体51の基端部51aに設け、隔壁56’を中心体4の外側壁41の側端部ないしアーム本体51の基端部51aに設けたものである。また、カバー6の突出壁62’は、前記カバー取付部53’に対応して設けたものであり、上記実施形態におけるカバー6の突出壁62と略同じ位置に基端部を有し、先端部をそれよりも更に内側へ屈曲させた形状をなしている。この変形例においても、カバー6を支柱本体3に取り付けるための取付部位Y’は、カバー取付部53’に形成した凹部53a’と突出壁62aの先端部に形成した爪部62a’とを着脱可能に係合させる構成としている。このような構成の支柱1としても、隔壁56’同士の間にメインダクト57’が形成されることになり、このメインダクト57’内に配線類HやコンセントC1等の配線C1c等を収容させることで、カバー6の装着が容易であるなどの上記実施形態と同様の作用効果を奏するものである。また、この他にも、カバー取付部をアーム本体51の基端部に設けるとともに、隔壁を対向する一対のカバー取付部の内側となる中心体の外側壁に設けるなどの変更を加えても、同様の作用効果が得られるのはいうまでもない。
【0043】
その他、カバーに支柱本体との間の空間に収容される配線を引き出し得る開口窓を形成し、この開口窓を通じて配線を支柱から外部へ引き回し得るようにするなど、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したように、支柱を、床面に起立姿勢で配置される支柱本体と、該支柱本体に装着されるカバーとの間に、支柱本体の長手方向に沿って延びる空間を形成したものであるので、その空間を配線案内路として利用することができる。そして、カバーの装着のために、支柱の中核部分をなす中心体から外方へ延びる複数のアームの基端部から先端部以外の部位にカバー取付部を形成するとともに、このカバー取付部に取り付けられる被取付部をカバーに形成し、さらにこれら隣接するアームのカバー取付部及び被取付部よりも内側に形成した隔壁間にメインダクトを形成しているため、このメインダクトに前記空間に挿通した配線等を納めておけば、カバーの装着時に、配線などが被取付部のカバー取付部への接近の障害となることがないため、スムーズな操作でカバーを支柱本体に装着することが可能である。また、前記空間が、カバー取付部及び被取付部、及び隔壁等によって複数に区画されていれば、それら区画された空間に複数種類の配線等を分類し整理して収容することもできる。
【0045】
また、支柱として横架材等を支持して所定の作業空間を形成する構造物の支柱やデスクやテーブルの脚支柱等として適用すれば、少なくとも床下から引き出して立ち上げられる電力線や通信線等の種々の配線類を好適に分類して収容しカバーによって隠蔽した状態にして、オフィス等の室内空間をすっきりとさせることができ、さらには作業効率の向上や事故の防止を有効に図ることが可能である。さらに、支柱が、床面から天井付近まで延びるものであれば、同様に天井から引き出した配線類も分類して収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したオフィス空間の概観を示す斜視図。
【図2】同実施形態の上端部近傍を一部分解して示す斜視図。
【図3】同実施形態に横架材を支持させた状態を一部省略して示す斜視図。
【図4】同実施形態に天板を取り付けた状態を示す部分的な正面図。
【図5】図4におけるA−A線断面図。
【図6】図5の一部を拡大して示す断面図。
【図7】同天板の取付状態を示す分解斜視図。
【図8】同実施形態に配線類を格納した状態を示す概略的断面図。
【図9】同実施形態の一変形例を図8に対応して示す概略断面図。
【符号の説明】
2…支柱
3…支柱本体
4…中心体
5…アーム
6…カバー
10…オプション部材(円形天板)
12…ナット部材
53、53a’…カバー取付部
54…連続溝
56…隔壁
57…メインダクト
62、62a’…被取付部(突出壁)
63…コンセント保持部
S1、S2…空間
X…オプション部材取付部
Y、Y’…取付部位
Claims (10)
- 床面に起立姿勢で配置される支柱本体と、該支柱本体に装着されるカバーとを具備してなり、支柱本体とそれに装着したカバーとの間に、支柱本体の長手方向に沿って延び空間を形成するようにしたものであって、支柱本体を、該支柱本体の中核となり床面に起立姿勢で配置される中心体と、中心体の外側壁と共に上下に連続して延び配線等を収容可能なメインダクトを構成する一対の隔壁と、中心体から外方に向けて突出し中心体に沿って上下に延びる複数のアームとから構成し、隣接して対をなすアームの先端部を除くいずれかの部位にそれぞれ前記カバーを装着し得るカバー取付部を形成するとともに、カバーの幅方向側端部よりも内寄りの位置に前記隣接するアームのカバー取付部に対応して対をなして取り付けられる被取付部を形成し、
支柱本体においてこれらカバー取付部及び被取付部からなる一対の取付部位を前記メインダクトよりもさらに外側にのみ設けるとともに、
カバーを装着した状態でアームの先端部を外部に露出させ、該アームの先端部にオプション部材取付部を形成し、該オプション部材取付部が、支柱本体に沿って上下に連続して延び外方に向けて開口するように形成した連続溝を具備していることを特徴とする支柱。 - カバー取付部を各アームの基端部と先端部との中間部よりも基端部側に形成し、前記隔壁を、アームにおけるカバー取付部よりも基端部側乃至中心体の外側壁から外方へ突出させて形成している請求項1記載の支柱。
- カバー取付部を各アームの基端部に形成し、前記隔壁を中心体の外側壁から外方へ突出させて形成している請求項1記載の支柱。
- カバーの一部に、コンセントを保持し得るコンセント保持部を形成し、前記一対の隔壁間に形成されるメインダクト内に、コンセント保持部に保持されたコンセントの一部を収容し得るようにしている請求項1、2又は3記載の支柱。
- カバーの一部に、カバーと支柱本体との間に形成される空間内を外部に連通させる開口窓を形成している請求項1、2、3又は4記載の支柱。
- カバーが、支柱の外側壁を構成するカバー本体と、カバー本体の幅方向側端部よりも内寄りの位置において支柱本体側へ突出させて形成した前記被取付部とを具備し、前記取付部位において被取付部を前記カバー取付部に着脱可能に係合させるように構成している請求項1、2、3、4又は5記載の支柱。
- カバー本体の両側端部を、前記アームの先端部よりも前方に位置付けていることを特徴とする請求項6記載の支柱。
- カバーを装着した状態で、隣接するカバー本体の側端部同士の間においてアームの先端部を外部に露出させ、該アームの先端部に前記オプション部材取付部を形成していることを特徴とする請求項7記載の支柱。
- 前記連続溝がその開口縁部よりも内部の方が幅寸法の広い形状を有し、連続溝の開口縁部を起立姿勢で通過させて位置付けた内部で水平軸周りに一方向へ回転させることによって開口縁部からの抜け出しが規制されるナット部材に対して前記オプション部材を該オプション部材側からネジ止めにより取り付け得るように構成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の支柱。
- 中心体の周囲に、それぞれ同一形状をなす前記複数のアームを略等間隔で突出させていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の支柱。
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