JP3988713B2 - 車両用走行制御装置 - Google Patents

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本発明は、車間距離を一定に保ちながら先行車両に追従走行する車両用走行制御装置に関する。
先行車両に追従走行しているときに、先行車両のブレーキランプとターンシグナルランプが点灯したら先行車両が走行車線から離脱すると判断し、先行車両が走行車線から完全に離脱する前に自車両の加速を開始させることによって、一般的な運転者の運転感覚に合った走行制御を行うようにした車両用走行制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開平10−109564号公報
しかしながら、先行車両が前方の障害物を回避するために走行車線を離脱する場合があり、そのような場合にもブレーキランプとターンシグナルランプが点灯することがある。このような場合に、先行車両のブレーキランプとターンシグナルランプが点灯したからといって自車両の加速を開始すると、自車両が障害物を回避するための余裕時間が減少するという問題がある。
先行車両の横方向加速度がしきい値以上の場合は先行車両が障害物を回避動作中であると判定し、先行車両に追従走行中に先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合は自車の加速を禁止する。
また、先行車両の横方向の変位量がしきい値以上で、かつ先行車両の横方向の加速度がしきい値以上の場合には、先行車両が障害物を回避動作中であると判定し、先行車両に追従走行中に先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合は自車の加速を禁止する。
本発明によれば、運転者の障害物に対する余裕時間の減少を防止することができる。
図1は一実施の形態の構成を示す。この車両はエンジン1を走行駆動源とする車両であり、エンジン1の駆動力は自動変速機2、プロペラシャフト3、最終減速機4を介して駆動輪5a、5bに伝達される。また、駆動輪5a、5bと従動輪6a、6bにはそれぞれディスクブレーキ7a〜7dが装備されている。
エンジン制御装置8はスロットルバルブ開度指令値θに応じてエンジン1のスロットルバルブ開度制御、燃料噴射制御、点火時期制御などを行い、エンジン1のトルクと回転速度を制御する。また、制動制御装置9は制動圧指令値Pに応じて制動油圧を発生させ、ディスクブレーキ7a〜7dに供給する。
自動変速機2の出力側には自車速Vを検出する車速センサー10が設けられている。また、車両前部の車体下部には先行車両との車間距離Dを検出する車間距離センサー11が設けられている。この車間距離センサー11は、例えばレーザー光を発射して先行車両からの反射光を受光し、先行車両との車間距離Dを計測するとともに、先行車両の位置を検出して自車線上の先行車両を認識する。車間距離センサー11には、スキャンニング式あるいはマルチビーム式のレーザーレーダー装置やミリ波レーダー装置などを用いることができる。
一方、車室内のフロントウインドウ上部の車幅方向中央には、車両前方を撮像するためのカメラ12が設けられている。このカメラ12には、CCDカメラやCMOSカメラなどを用いることができる。画像処理装置13は、カメラ12で撮像した画像を処理して先行車両の横方向の変位量Eと、横変位量Eの時間的変化に基づいて先行車両の横方向の速度vと加速度αを検出する。
図2はカメラ12で撮像した自車両前方の画像である。画像処理装置13は、カメラ12で撮像した画像から先行車両と自車線の白線を検出し、先行車両下側の車幅方向中央位置Pと自車線中央との水平距離を先行車両の横変位量Eとして算出するとともに、横変位量Eの時間的変化に基づいて横方向速度vと横方向加速度αを検出する。自車線の中央線は、図3に示すように、左右の白線の間の水平方向の中央位置(図中に△印で示す)をピックアップして求める。この実施の形態では、先行車両の右方向への変位を正とし、左方向への変位を負として表す。なお、画像処理による先行車両の横変位量E、横方向速度vおよび横方向加速度αの検出方法については、例えば特開平10−208047号公報などにより公知であり、この実施の形態ではこれ以上の詳細な説明を省略する。
車室内の運転席近傍には操作スイッチ14が設けられている。この操作スイッチ14には、運転者が車両用走行制御装置の起動と停止を行うスイッチや、設定車速Vsetを入力するスイッチなどが含まれる。
走行制御用コントローラー15は、車間距離センサー11により検出された先行車両の有無と車間距離Dなどの情報、画像処理装置13により検出された先行車両の横変位量E、横方向速度v、横方向加速度αなどの情報、操作スイッチ14により設定された設定車速Vsetなどの情報に基づいて、先行車両が存在する場合には設定車速Vset以下で先行車両との車間距離Dがその目標値Dになるように車間距離制御を行うとともに、先行車両が存在しない場合には自車速Vが設定車速Vsetになるように車速制御を行い、制御演算結果のスロットルバルブ開度指令値θをエンジン制御装置8へ出力し、制御結果の制動圧指令値Pを制動制御装置9へ出力する。
図4は走行制御コントローラー15の機能を示す制御ブロック図である。走行制御コントローラー15はマイクロコンピューターのソフトウエア形態による目標車間距離設定部21、車間距離指令値演算部22、相対速度演算部23、目標車速演算部24、目標車速選択部25および車速制御部26を備えている。
目標車間距離設定部21は次式により自車速Vに応じた目標車間距離Dを設定する。
=V*To+Do ・・・(1)
(1)式において、Toは車間時間、Doは停車時の車間距離である。なお、自車速Vに代えて先行車両の車速Vtに応じた目標車間距離Dを設定してもよい。
車間距離指令値演算部22は、車間距離Dがその目標値Dに達するまでの車間距離の時間的な変化を表す車間距離指令値Dtを決定する。具体的には、目標車間距離Dに対して次式に示すローパスフィルターFt(s)を施し、車間距離指令値Dtを演算する。
Ft(s)=ω/(s+2ζωs+ω) ・・・(2)
(2)式において、ωとζは車間距離制御系における応答特性を目標の応答特性とするための固有振動数と減衰係数であり、sは微分演算子である。
相対速度演算部23は、車間距離センサー11により検出した先行車両との車間距離Dに基づいて先行車両との相対速度ΔVを演算する。具体的には、車間距離Dに対して次式に示すバンドパスフィルターFd(s)を施し、相対速度ΔVを演算する。
Fd(s)=ωcs/(s+2ζcωcs+ωc) ・・・(3)
(3)式において、ωcは固有振動数、ζcは減衰係数であり、これらは車間距離Dに含まれるノイズ成分の大きさと、短周期の車体前後の加速度変動の許容値とにより決定する。また、sは微分演算子である。なお、バンドパスフィルターに代えてハイパスフィルターを車間距離Dに施し、相対速度ΔVを演算してもよい。
目標車速演算部24は、フィードバック補償器を用いて車間距離Dを車間距離指令値Dtに一致させるための目標車速Vを演算する。具体的には、次式により先行車両との車間距離Dと相対速度ΔVに基づいて目標車速Vを演算する。
=Vt−{fd(Dt−D)+fv*ΔV} ・・・(4)
(4)式において、fdは距離制御ゲイン、fvは車速制御ゲインであり、Vtは先行車速度(Vt=V+ΔV)である。
目標車速選択部25は、先行車両の有無、先行車両が離脱傾向にあるか否か、および先行車両が障害物を回避中か否かに基づいて目標車速V、設定車速Vsetおよび現在の自車速Vのいずれかを選択し、選択目標車速Vsとして出力する。詳細を後述するが、先行車両が存在しないときは設定車速Vsetを選択目標車速Vsとする。また、先行車両が自車の走行車線から離脱傾向にない場合は目標車速Vと設定車速Vsetの低い方の車速を選択目標車速Vsとする。
さらに、先行車両が障害物を回避中でなく自車の走行車線から離脱傾向にある場合には、設定車速Vsetを選択目標車速Vsとして加速を許可する。一方、先行車両が自車の走行車線から離脱傾向にあっても障害物を回避中の場合は、現在の自車速Vを選択目標車速Vsとして加速を禁止する。
車速制御部26は、自車速Vを選択目標車速Vsに一致させるための目標制駆動力Forを演算し、目標制駆動力Forに基づいてスロットルバルブ開度指令値θと制動圧指令値Pを決定し、エンジン制御装置8と制動制御装置9へ出力する。
図5は一実施の形態の走行制御プログラムを示すフローチャートである。走行制御コントローラー15は、操作スイッチ14により走行制御装置が起動されると例えば10msecごとに図5に示す走行制御プログラムを実行する。
ステップ1において、車間距離センサー11から先行車両との車間距離D、画像処理装置13から先行車両の横変位量E、横方向速度vおよび横方向加速度α、操作スイッチ14により設定された設定車速Vsetを読み込むとともに、上記(4)式により目標車速Vを演算する。ステップ2では、車間距離センサー11による検出結果に基づいて自車線上の先行車両の有無を判定する。先行車両が存在しないときはステップ5へ進み、自車速Vを設定車速Vsetに一致させる車速制御を行うために選択目標車速Vsに設定車速Vsetを設定する。
一方、自車線上に先行車両が存在するときはステップ3へ進み、先行車両が自車線から離脱傾向にあるか否かを判定する。
ここで、先行車両が自車線から離脱傾向にあるか否かの判定方法について説明する。図6は先行車両の離脱判定マップを示す。図において、マップの横軸には先行車両の横変位量Eをとり、縦軸には先行車両の横方向速度vをとる。横変位量Eが自車線の幅Wの±1/10で、横方向速度vが比較的大きな所定値±v1であるときのマップ上の座標(±W/10,±v1)と、横変位量Eが自車線の幅Wの±1/2で、横方向速度vが0であるときのマップ上の座標(±W/2,0)とを結んだ直線を、先行車両離脱判定の境界線L1とし、この境界線L1を超えて横変位量Eまたは横方向速度vの絶対値が大きくなった場合には、先行車両が自車線から離脱傾向にあると判定する。なお、横変位量Eが自車線幅Wの1/10未満の場合には、横方向速度vに関わらず先行車両は離脱傾向にないと判定する。
離脱判定の境界線L1は、種々の実験により運転者が先行車両の離脱を認識する適当な境界線を設定することが望ましく、その形状は直線形状に限定されない。また、図7に示すように、境界線L1を先行車両との車間距離Dに応じて変化させる、すなわち車間距離Dが長くなるほど横方向速度v1の絶対値を小さくして先行車両が離脱傾向にあると判定され易くし、逆に車間距離Dが短くなるほど横方向速度v1の絶対値を大きくして先行車両が離脱傾向にあると判定されにくくする。
ふたたび図5に示すフローチャートに戻り、先行車両が自車線から離脱傾向にない場合はステップ7へ進み、目標車速Vと設定車速Vsetの内のいずれか低い方を選択目標車速Vsに設定する。一方、先行車両が自車線から離脱傾向にある場合にはステップ4へ進み、先行車両が障害物を回避中か否かを判定する。
ここで、先行車両が障害物を回避中か否かの判定方法を説明する。第1の判定方法は、横方向加速度絶対値|α|が所定加速度αA以上のときに先行車両が障害物を回避中と判定する。ここで、所定加速度αAは予め実験などにより決定する。なお、所定加速度αAは車間距離Dが短いほど、または自車速Vが高いほど小さくなるようにしてもよい。
第2の判定方法は、図8に示すように、横変位量絶対値|E|と横方向加速度絶対値|α|との二次元マップ上において、横変位量絶対値|E|が所定量EA以上で、かつ横方向加速度絶対値|α|が所定値αA以上の領域にある場合に、先行車両が障害物を回避中であると判定する。この第2の判定方法によれば、上述した第1の判定方法に比べ、例えば車輪が轍の上を走行して先行車両の挙動が多少乱れても、そのような先行車両の横ぶれの影響を受けずに障害物回避中か否かを正確に判定することができる。ここで、所定加速度αAと所定変位量EAは予め実験などにより決定する。なお、図8の判定マップにおいて、車間距離Dが短いほど、または自車速Vが高いほど所定加速度αAを小さくしてもよい。
図5のフローチャートに戻って、先行車両が自車線から離脱傾向にあって、かつ障害物を回避中でない場合はステップ5へ進み、選択目標車速Vsに設定車速Vsetを設定して加速を許可する。一方、先行車両が自車線から離脱傾向にあって、かつ障害物を回避中の場合にはステップ6へ進み、選択目標車速Vsに現在の自車速Vを設定して加速を禁止する。
選択目標車速Vsを設定したらステップ8へ進み、自車速Vを選択目標車速Vsまで加速するための目標加速度αを演算する。
α=k(Vs−V) ・・・(5)
(5)式において、kは速度を加速度に変換する係数である。続くステップ9で目標加速度αが許容最大加速度αa_maxを上まわるか、または許容最大減速度αd_maxを下回る場合には、それらの許容値以内に制限する。
ステップ10において目標加速度αに車両質量Mを乗じて目標制駆動力Forを演算する。
For=α*M ・・・(6)
続くステップ11では制御指令値であるスロットルバルブ開度指令値θと制動圧指令値Pを演算し、スロットルバルブ開度指令値θをエンジン制御装置8へ出力し、制動圧指令値Pを制動制御装置9へ出力する。エンジン制御装置8はスロットルバルブ開度指令値θにしたがってエンジン1のスロットルバルブ開度を調節し、制動制御装置9は制動圧指令値Pにしたがってディスクブレーキ7a〜7dを駆動制御する。
このように、一実施の形態によれば、自車線上の先行車両を認識して先行車両との車間距離を検出する車間距離センサー11と、自車速を検出する車速センサー10と、先行車両に追従走行する場合は予め設定した車速Vset以下で先行車両との車間距離Dが目標車間距離Dとなるように車間距離制御を行い、自車線上に先行車両がいない場合には自車速Vが設定車速Vsetとなるように車速制御を行う走行制御コントローラー15とを備えた車両用走行制御装置において、走行制御コントローラー15によって、先行車両が障害物回避動作中であるか否かを判定し、先行車両に追従走行中に先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合は自車の加速を禁止するようにしたので、運転者の障害物に対する余裕時間の減少を防止することができる。
また、一実施の形態によれば、走行制御コントローラー15によって、先行車両が自車線から離脱傾向にあるか否かを判定するとともに、先行車両が障害物回避動作中であるか否かを判定し、先行車両に追従走行中に、先行車両が自車線から離脱傾向にあると判定されても、先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合には自車の加速を禁止するようにしたので、先行車両の障害物回避のための自車線からの離脱を確実に検知でき、運転者の障害物に対する余裕時間の減少を防止することができる。
一実施の形態によれば、カメラ12と画像処理装置13により先行車両の横方向の加速度αを検出し、走行制御コントローラー15によって、検出された先行車両の横方向加速度絶対値|α|がしきい値αA以上の場合は先行車両が障害物を回避動作中であると判定するようにしたので、先行車両の障害物回避動作を確実に検知できる。
一実施の形態によれば、カメラ12と画像処理装置13により先行車両の横方向の変位量Eと加速度αを検出し、走行制御コントローラー15によって、検出された先行車両の横方向の変位量絶対値|E|がしきい値EA以上で、かつ検出された先行車両の横方向の加速度絶対値|α|がしきい値αA以上の場合には、先行車両が障害物を回避動作中であると判定するようにしたので、例えば車輪が轍の上を走行して先行車両の挙動が多少乱れても、そのような先行車両の横ぶれの影響を受けずに障害物回避中か否かをより正確に検知できる。
一実施の形態によれば、カメラ12と画像処理装置13により先行車両の横方向の変位量Eと速度vを検出し、走行制御コントローラー15によって、検出された先行車両の横方向の変位量Eと速度vとが先行車両の横方向変位量と横方向速度との二次元マップ上に予め設定された領域内にある場合には、先行車両が自車線から離脱傾向にあると判定するようにしたので、先行車両の自車線からの離脱傾向を正確に検知できる。
一実施の形態によれば、車間距離センサー11により検出された先行車両との車間距離Dが短いほど、障害物回避判定における横方向加速度αのしきい値αAを低くするようにしたので、車間距離Dが短いときに先行車両が障害物回避動作を行っても、運転者の障害物に対する余裕時間の減少を防止することができる。
一実施の形態によれば、車速センサー10により検出された自車速Vが高いほど、障害物回避判定における横方向加速度αのしきい値αAを低くするようにしたので、自車速Vが高いときに先行車両が障害物回避動作を行っても、運転者の障害物に対する余裕時間の減少を防止することができる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、車間距離センサー11が車間距離検出手段を、車速センサー10が自車速検出手段を、走行制御コントローラー15が走行制御手段、障害物回避判定手段および離脱判定手段を、カメラ12と画像処理装置13が横変位検出手段、横方向速度検出手段および横方向加速度検出手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
一実施の形態の構成を示す図である。 カメラで撮像した自車両前方の画像を示す図である。 自車線中央の求め方を説明するための図である。 走行制御コントローラーの構成を示すブロック図である。 一実施の形態の走行制御プログラムを示すフローチャートである。 先行車両の自車線からの離脱傾向を判定するためのマップ図である。 先行車両の自車線からの離脱傾向を判定するためのマップ図である。 先行車両が障害物を回避中か否かを判定するためのマップ図である。
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
3 プロペラシャフト
4 最終減速機
5a、5b 駆動輪
6a、6b 従動輪
7a〜7d ディスクブレーキ
8 エンジン制御装置
9 制動制御装置
10 車速センサー
11 車間距離センサー
12 カメラ
13 画像処理装置
14 操作スイッチ
15 走行制御コントローラー
21 目標車間距離設定部
22 車間距離指令値演算部
23 相対速度演算部
24 目標車速演算部
25 目標車速選択部
26 車速制御部

Claims (6)

  1. 自車線上の先行車両を認識して先行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    自車速を検出する自車速検出手段と、
    先行車両に追従走行する場合は予め設定した車速(以下、設定車速という)以下で先行車両との車間距離が目標車間距離となるように車間距離制御を行い、自車線上に先行車両がいない場合には自車速が前記設定車速となるように車速制御を行う走行制御手段とを備えた車両用走行制御装置において、
    先行車両の横方向の加速度を検出する横方向加速度検出手段と、
    前記横方向加速度検出手段により検出された先行車両の横方向加速度がしきい値以上の場合は先行車両が障害物を回避動作中であると判定する障害物回避判定手段を備え、
    前記走行制御手段は、先行車両に追従走行中に、前記障害物回避判定手段により先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合は自車の加速を禁止することを特徴とする車両用走行制御装置。
  2. 自車線上の先行車両を認識して先行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    自車速を検出する自車速検出手段と、
    先行車両に追従走行する場合は予め設定した車速(以下、設定車速という)以下で先行車両との車間距離が目標車間距離となるように車間距離制御を行い、自車線上に先行車両がいない場合には自車速が前記設定車速となるように車速制御を行う走行制御手段とを備えた車両用走行制御装置において、
    先行車両の横方向の変位量を検出する横変位検出手段と、
    先行車両の横方向の加速度を検出する横方向加速度検出手段と、
    前記横変位検出手段により検出された先行車両の横方向の変位量がしきい値以上で、かつ前記前記横方向加速度検出手段により検出された先行車両の横方向の加速度がしきい値以上の場合には、先行車両が障害物を回避動作中であると判定する障害物回避判定手段とを備え、
    前記走行制御手段は、先行車両に追従走行中に、前記障害物回避判定手段により先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合は自車の加速を禁止することを特徴とする車両用走行制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用走行制御装置において、
    先行車両が自車線から離脱傾向にあるか否かを判定する離脱判定手段を備え、
    前記走行制御手段は、先行車両に追従走行中に、前記離脱判定手段により先行車両が自車線から離脱傾向にあると判定されても、前記障害物回避判定手段により先行車両が障害物回避動作中であると判定された場合には自車の加速を禁止することを特徴とする車両用走行制御装置。
  4. 請求項に記載の車両用走行制御装置において、
    前記離脱傾向判定手段は、先行車両の横方向の変位量を検出する横変位検出手段と、先行車両の横方向の速度を検出する横方向速度検出手段とを有し、前記横変位検出手段により検出された先行車両の横方向の変位量と前記横方向速度検出手段により検出された先行車両の横方向の速度とが、先行車両の横方向変位量と横方向速度との二次元マップ上に予め設定された領域内にある場合には、先行車両が自車線から離脱傾向にあると判定することを特徴とする車両用走行制御装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の車両用走行制御装置において、
    前記車間距離検出手段により検出された先行車両との車間距離が短いほど、前記横方向加速度のしきい値を低くすることを特徴とする車両用走行制御装置。
  6. 請求項または請求項に記載の車両用走行制御装置において、
    前記自車速検出手段により検出された自車速が高いほど、前記横方向加速度のしきい値を低くすることを特徴とする車両用走行制御装置。
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