JP3985341B2 - 電線コネクタ外れ検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、電気機器駆動回路とその電源、例えば電気自動車の走行用電気モータ駆動回路とその高圧電源との間の電線を接続する電線コネクタの外れを検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車の走行用電気モータ駆動回路とその高圧電源との間の電線を接続する電線コネクタが外れたとき、自動的に、走行用電気モータ駆動回路に含まれているコンデンサを瞬時に放電させる装置の要求がある。
【0003】
この装置を構成するためには、電線コネクタが外れたことを検出する検出装置が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記装置を構成するためには、電線コネクタが外れたことを検出する検出装置が必要となる。
【0005】
この出願の発明は、電線コネクタが外れたことを的確に検出する検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この出願の請求項1の発明は、電気機器駆動回路とその電源との間の電線を接続する電線コネクタに併設され、該電線コネクタが接続状態にあるときには第1の電圧を出力し、また該電線コネクタが外れ状態にあるときには前記第1の電圧とは異なる第2の電圧を出力するインターロックループ回路と、
前記インターロックループ回路の出力が前記第2の電圧から前記第1の電圧に切換わることに応じてコンデンサの充電を開始し、また前記インターロックループ回路の出力が前記第1の電圧から前記第2の電圧に切換わることに応じて前記コンデンサの放電を開始するコンデンサ充放電制御回路と、
前記インターロックループ回路の出力が前記第1の電圧であるときには前記コンデンサの最高電圧よりも高い電圧の基準電圧を出力し、また前記インターロックループ回路の出力が前記第2の電圧であるときには前記コンデンサの最高電圧よりも低いが前記コンデンサの最低電圧よりは高い電圧の基準電圧を出力する基準電圧切換回路と、
前記コンデンサの電圧を前記基準電圧と比較し、その前者がその後者よりも低いときには高電圧を出力し、またその前者がその後者よりも高いときには低電圧を出力する比較回路
とを備えた電線コネクタ外れ検出装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
この出願の発明に係る電線コネクタ外れ検出装置を図1に示す。図1において、電線コネクタ外れ検出装置10は、電気自動車の走行用電気モータ駆動回路とその高圧電源との間の電線を接続する電線コネクタCNに併設されたインターロックループ回路11と、コンデンサC1を充電及び放電させるコンデンサ充放電制御回路12と、基準電圧切換回路13と、比較回路14、電源V1と、スイッチSW1とを備える。
【0008】
このインターロックループ回路11は、トランジスタTR3を備える。このトランジスタTR3は、そのコレクタが抵抗R13とスイッチSW1を介して電源V1のプラス端子に接続され、またそのエミッタが電源V1及びV2のマイナス端子と接続され、更にそのベースが抵抗R11、コネクタCN、抵抗R0及びスイッチSW2を介して電源V2のプラス端子に接続されると共に抵抗R12を介して電源V1及びV2のマイナス端子と接続される。而して、コネクタCNが接続状態にあると共にスイッチSW1及びSW2が共に閉じているときにはトランジスタTR3がオンとなってそのコレクタ電圧が低電圧となっているが、コネクタCNが接続状態から外れ状態に変化したときにはトランジスタTR3がオフとなってそのコレクタ電圧が高電圧となる。
【0009】
コンデンサ充放電制御回路12のトランジスタTR1は、そのエミッタがスイッチSW1を介して電源V1のプラス端子に接続され、またそのコレクタが抵抗R3及びR4を介して電源V1及びV2のマイナス端子と接続され、更にそのベースが抵抗R1を介してトランジスタTR3のコレクタに接続されると共に抵抗R2とスイッチSW1を介して電源V1のプラス端子に接続される。コンデンサC1の一方端子は抵抗R3と抵抗R4の間に接続され、またその他方端子は電源V1及びV2のマイナス端子と接続される。而して、スイッチSw1が閉じているときにおいて、トランジスタTR3のコレクタ電圧が高電圧から低電圧に切換わることに応じてトランジスタTR1がオフからオンに切換わってコンデンサC1の充電が開始され、コンデンサC1の電圧は最高電圧Vc(抵抗R3と抵抗R4の抵抗比で決まる)まで上がる。また、トランジスタTR3のコレクタ電圧が低電圧から高電圧に切換わることに応じてトランジスタTR1がオンからオフに切換わってコンデンサC1の放電が開始され、コンデンサC1の電圧は最低電圧(略0V)まで下がる。
【0010】
基準電圧切換回路13のトランジスタTR2は、そのエミッタがスイッチSW1を介して電源V1のプラス端子に接続され、またそのコレクタが抵抗R7及びR9を介して電源V1及びV2のマイナス端子と接続され、更にそのベースが抵抗R5を介してトランジスタTR3のコレクタに接続されると共に抵抗R6とスイッチSW1を介して電源V1のプラス端子に接続される。抵抗R7及びR9の間は抵抗R8及びスイッチSW1を介して電源V1のプラス端子に接続される。而して、スイッチSw1が閉じているときにおいて、トランジスタTR3のコレクタ電圧が高電圧から低電圧に切換わることに応じてトランジスタTR2がオフからオンに切換わってポイントAの電圧が高電圧Vb(抵抗R7及びR8の並列合成抵抗と抵抗R9の抵抗比で決まる)となり、また、トランジスタTR3のコレクタ電圧が低電圧から高電圧に切換わることに応じてトランジスタTR2がオンからオフに切換わってポイントAの電圧が低電圧Va(抵抗R8と抵抗R9の抵抗比で決まる)となる。電圧VbはコンデンサC1の最高電圧Vcよりも高く、また電圧VaはコンデンサC1の最低電圧よりも高いがコンデンサ電圧Vcよりは低い。
【0011】
比較回路14はコンパレータCOMPと抵抗R10とで構成される。コンパレータCOMPのプラス側入力端子にはポイントAの電圧が入力電圧V(+)として入力され、またそのマイナス側入力端子にはコンデンサC1の電圧が入力電圧V(−)として入力される。コンパレータCOMPの出力電圧は、走行用電気モータ駆動回路内の大容量コンデンサを急速に放電させるなどの所定の作動を行う処理回路に入力される。この処理回路は、低電圧のトリガパルス信号に入力に応答して作動する。
【0012】
図2は、スイッチSW1及びSW2が共に閉じている状態において、コネクタCNの状態が、外れ−接続−外れと順次切換わったときの、トランジスタTR1及びTR2のオン、オフ状態、コンパレータCOMPの入力電圧V(+)及びV(−)、コンパレータCOMPの出力電圧の変化を示す。先ず、コネクタCNが外れ状態にあるときは、トランジスタTR1及びTR2が共にオフとなり、コンパレータCOMPの入力電圧V(+)はVaに、またその入力電圧V(−)はVaよりも低い最低電圧となり、従ってコンパレータCOMPの出力電圧は高電圧となる。次に、コネクタCNが接続されると、トランジスタTR1がオフからオンに切換わることによりコンデンサC1の充電が開始して入力電圧V(−)がVcに向かって上昇を開始するが、トランジスタTR2のオフからオンへの切換わりにより入力電圧V(+)が瞬時にVb(Vcよりも高い)まで上昇するので、V(+)>V(−)の状態が維持され、コンパレータCOMPの出力電圧は高電圧のままとなる。次いで、コネクタCNが再び外れとなると、トランジスタTR1がオンからオフに切換わることによりコンデンサC1の放電が開始して入力電圧V(−)がVcから下降を開始する一方、トランジスタTR2のオンからオフへの切換わりにより入力電圧V(+)が瞬時にVaまで下降するので、入力電圧V(−)が入力電圧Vaを下回るまでの期間においてV(+)<V(−)となりコンパレータCOMPの出力電圧が低電圧となる。コンデンサC1の放電が進行して入力電圧V(−)が入力電圧Vaを下回ったときにはコンパレータCOMPの出力電圧が再び高電圧となる。このようにしてコンパレータCOMPから処理回路に低電圧のトリガパルス信号が入力されることにより、処理回路が所定の作動を行う。
【0013】
コネクタCNが外れ状態にあるか、或いはネクタCNが接続されているがスイッチSW2が開の状態において、スイッチSW1が閉じられた場合、トランジスタTR3がオフになっていてトランジスタTR1がオンとはならないため、コンデンサC1への充電は行われず、コンパレータCOMPから誤ったトリガパルス信号が出力されることはない。
【0014】
【発明の効果】
以上に説明したように、この出願の発明に係る電線コネクタ外れ検出装置は、電線コネクタが外れたことを的確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明に係る電線コネクタ外れ検出装置の回路図である。
【図2】図1の装置の作用を説明するタイムチャート図である。
【符号の説明】
10・・・電線コネクタ外れ検出装置
11・・・インターロックループ回路
12・・・コンデンサ充放電制御回路
13・・・基準電圧切換回路
14・・・比較回路
C1・・・コンデンサ
V1、V2・・・電源
SW1、SW2・・・スイッチ
Claims (1)
- 電気機器駆動回路とその電源との間の電線を接続する電線コネクタに併設され、該電線コネクタが接続状態にあるときには第1の電圧を出力し、また該電線コネクタが外れ状態にあるときには前記第1の電圧とは異なる第2の電圧を出力するインターロックループ回路と、
前記インターロックループ回路の出力が前記第2の電圧から前記第1の電圧に切換わることに応じてコンデンサの充電を開始し、また前記インターロックループ回路の出力が前記第1の電圧から前記第2の電圧に切換わることに応じて前記コンデンサの放電を開始するコンデンサ充放電制御回路と、
前記インターロックループ回路の出力が前記第1の電圧であるときには前記コンデンサの最高電圧よりも高い電圧の基準電圧を出力し、また前記インターロックループ回路の出力が前記第2の電圧であるときには前記コンデンサの最高電圧よりも低いが前記コンデンサの最低電圧よりは高い電圧の基準電圧を出力する基準電圧切換回路と、
前記コンデンサの電圧を前記基準電圧と比較し、その前者がその後者よりも低いときには高電圧を出力し、またその前者がその後者よりも高いときには低電圧を出力する比較回路
とを備えた電線コネクタ外れ検出装置。
Priority Applications (1)
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JP14472898A JP3985341B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 電線コネクタ外れ検出装置 |
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JP14472898A JP3985341B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 電線コネクタ外れ検出装置 |
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Family Applications (1)
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JP14472898A Expired - Fee Related JP3985341B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 電線コネクタ外れ検出装置 |
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- 1998-05-26 JP JP14472898A patent/JP3985341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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