JP3985289B2 - 連続式熱処理炉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続式熱処理炉、特にマッフルを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、セラミック成形体(以下、ワークとする)の焼成には、マッフルを有する連続式熱処理炉が用いられている。
【0003】
図6に示すように、この連続式熱処理炉20は、入口22aと出口22bとを有する熱処理炉本体21内に、加熱マッフル23aと冷却マッフル23bとからなる熱処理マッフル23が設けられている。
加熱マッフル23aは、入口22aに連通して設けられ、加熱ゾーンを形成している。また、冷却マッフル23bは、加熱マッフル23aに連通して設けられるとともに、出口22bに連通し、冷却ゾーンを形成している。
また、加熱マッフル23aと冷却マッフル23bとの境界にはマッフル固定部24が設けられており、加熱マッフル23aと冷却マッフル23bとを熱処理炉本体21に固定している。また、加熱マッフル23aの下方には、加熱マッフル23aを支持する支持レンガ27が設けられている。このほか、連続式熱処理炉20は、断熱材中にヒータを埋め込んだモジュールヒータブロック25と、搬送ベルト26とを有している。
【0004】
従来の連続式熱処理炉20において、加熱マッフル23aおよび冷却マッフル23bは、加熱マッフル23aと冷却マッフル23bとの境界にあるマッフル固定部24に固定されており、モジュールヒータブロック25よって加熱されると、熱膨張のため、加熱マッフル23aは入口22a方向に伸びる。
このため、加熱マッフル23aは、支持レンガ27上を移動できるように支持レンガ27には固定されていない。
【0005】
また、ワークの熱処理工程について説明すると、ワークは、搬送ベルト26上に載置されて熱処理炉本体21内に搬送され、加熱マッフル23a内の加熱ゾーン23bにおいて脱脂と焼成とのそれぞれの熱処理をされた後、冷却マッフル23b内の冷却ゾーンで冷却され、焼結体として次工程に送られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の連続式熱処理炉20には以下のような問題点があった。
1.加熱マッフル23aがモジュールヒータブロック25によって加熱され、入口22a方向に延伸すると、支持レンガ27が摩擦力により加熱マッフル23aに引っ張られ、倒れてしまったり、破損してしまうことがある。
【0007】
2.加熱マッフル23aは、支持レンガ27の上面によって支持されているため、加熱マッフル23aと支持レンガ27との当接面積が大きく、熱容量の大きい支持レンガ27の影響を受けてしまう。
例えば、最高温度の均熱部分では、ワークが支持レンガ27の上を通過するとき、ワークの熱処理温度が2〜5℃落ち込むことなどがある。
【0008】
本発明の目的は、熱処理中に加熱マッフルが延伸しても、加熱マッフルの支持状態を損なうことがなく、かつ、加熱マッフルが支持台の熱容量の影響を受けない連続式熱処理炉を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような目的に鑑みてなされたものである。
本願第1の発明の連続式熱処理炉は、入口と出口とを有する連続式熱処理炉本体と、前記熱処理炉本体内に配置されており、熱処理ゾーンを形成する加熱マッフルと、前記加熱マッフルの近傍に設けられるとともに被熱処理物を加熱する加熱手段と、前記加熱マッフル内を通って前記熱処理炉本体の前記入口から前記出口まで前記被熱処理物を搬送する搬送手段と、前記加熱マッフルを支持する支持部材とからなる連続式熱処理炉であって、前記支持部材は、前記加熱マッフルに固定される前記加熱マッフルと同じ材質からなる脚部材及び前記熱処理炉本体内に設置される支持台により構成され、前記脚部材の先端は前記支持台と面接触する平面部を有し、前記支持部材間に加熱手段が配置されたことを特徴とする。
【0010】
このような構成にすることによって、熱処理中に加熱マッフルが延伸しても、加熱マッフルの支持状態を損なうことがなく、かつ、加熱マッフルが支持台の熱容量の影響を受けない連続式熱処理炉とすることができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
また、脚部材が加熱マッフルを支持するため、加熱マッフルが支持台の熱容量の影響を受けることを防止することができる。
【0020】
さらに、脚部材の高さを調節することによって、加熱マッフルの底部と断熱材との距離を調節することができ、加熱マッフルの底部と断熱材との間に十分なスペースを設けることができる。
【0021】
また、本願発明の連続式熱処理炉においては、前記脚部材の先端は、設置面と面接触する平面部を有することによって、脚部材をより安定した状態で設置面に設置することができる。
【0022】
【0023】
さらに、本願発明の連続式熱処理炉においては、前記脚部材は、台部材の上に設置されることによって、支持台の高さを必要最低限にすることができ、支持台の損傷を防ぐことができるとともに、加熱マッフルを設ける高さを調節することができる。
【0024】
【0025】
また、加熱マッフルから熱処理炉本体への熱伝導を抑制することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の前提となる連続式熱処理炉においては、加熱手段は、(Fe)Al−Cr系やNi−Cr系等の金属を材質とし、形状や設置方法などは特に限定しない。
具体的には、断熱材に埋め込んで加熱マッフルの周囲に設置するものが挙げられる。
【0027】
また、円柱状部材の本数や径の大きさなどは、使用する加熱マッフルの重量により変化するので、特に限定はしない。
また、円柱状部材の材質は特に限定しないが、具体的には、耐熱金属のほか、アルミナ、ムライト、炭化珪素等のセラミックなどが挙げられる。
また、円柱状部材の形状は、中実状でも中空状でもよい。
また、球状部材の材質は特に限定はしないが、具体的には、耐熱金属あるいはセラミックなどが挙げられる。
【0028】
また、球状部材の個数や径の大きさなどは、使用する加熱マッフルの重量により変化するので、特に限定はしない。
また、球状部材の設置方法は、球状部材が回転でき、かつ、一定箇所に保持できるものであれば特に限定はしない。
【0029】
また、支持台は、加熱マッフルを下方から支持し、回転体の保持部を有していれば、形状や設置数などのその他の要素は特に限定はしない。
また、支持台の材質としては、高強度であり、かつ、断熱性がよいという理由から、耐熱レンガであることが好ましい。
【0030】
本発明の連続式熱処理炉においては、加熱手段は、炭化珪素、MoSi2等からなるセラミックヒータや、(Fe)Al−Cr系、Ni−Cr系等からなる金属ヒータなど特に限定するものではないが、ヒータの温度をより高温にし、処理品を高速に加熱することが必要な場合は、セラミックヒータを使用することになる。
なお、ヒータの形状や設置方法などは特に限定しない。
【0031】
また、脚部材は、加熱マッフルと同じステンレスやインコネルなどの耐熱金属を材質とし、加熱マッフルに固定されている。
なお、脚部材の加熱マッフルへの固定方法は特に限定しない。
【0032】
ここで、本発明の連続式熱処理炉における熱処理炉本体は、加熱マッフルおよび冷却マッフルと、加熱手段と、支持部材と、入口および出口を有している。
【0033】
また、加熱マッフルは、熱処理ゾーンを形成するトンネル形状のものであれば、その他の形状は特に限定しない。
また、加熱マッフルの材質は、ステンレスやインコネル等の耐熱金属が挙げられる。
【0034】
また、搬送手段は、熱処理炉本体の入口から加熱マッフル内を介して熱処理炉本体の出口まで搬送できるものであれば、特に限定しないが、具体的には、耐熱金属からなる搬送ベルト等が挙げられる。
【0035】
次に、本発明を実施例に基づき、さらに具体的に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0036】
参考実施例)本発明の前提となる参考実施例について説明する。
図1は参考実施例の連続式熱処理炉の概略断面図、図2は参考実施例の支持部材の概略斜視図、図3は支持部材の変形例の概略斜視図を示す。
【0037】
図1に示すように、本参考実施例の連続式熱処理炉1は、炉台2と、熱処理炉本体3と、加熱マッフル5aと冷却マッフル5bとからなる熱処理マッフル5と、マッフル固定部6と、モジュールヒータブロック7aと、搬送手段9と、支持部材11とから構成されている。
【0038】
さらに詳しく説明すると、熱処理炉本体3は、入口4aと出口4bとを備えている。
また、熱処理炉本体3は、連続式熱処理炉1の熱処理マッフル5、マッフル固定部6、モジュールヒータブロック7a、支持部材11を内部に収納し、箱形を組み合わせた形状である。
【0039】
加熱マッフル5aは、耐熱金属(sus310s、インコネル)からなり、底部が平面のトンネル状である。
また、加熱マッフル5aは、一方の端部が熱処理炉本体3の入口4aに連通し、他方の端部が冷却マッフル5bに連通するように配置され、支持部材11によって支持されている。
また、加熱マッフル5aは、冷却マッフル5bとの境界に設けられたマッフル固定部6により、熱処理炉本体3に固定されている。
【0040】
冷却マッフル5bは、加熱マッフル5aと同じ耐熱金属(sus310s、インコネル)からなり、底部が平面のトンネル状である。
また、冷却マッフル5bは、一方の端部が加熱マッフル5aに連通し、他方の端部が熱処理炉本体3の出口4bと連通するように配置され、加熱マッフル5aとの境界に設けられたマッフル固定部6により、熱処理炉本体3に固定されている。
【0041】
モジュールヒータブロック7aは、加熱手段であるヒータを断熱材の中に埋め込んだもので、加熱マッフル5aを取り囲むように設けられている。
また、加熱マッフル5a中でワークを加熱するにあたり、所望の昇温曲線が得られるように、モジュールヒータブロック7aは、複数の種類のものが配置され、それぞれが異なる温度で熱処理を行うようになっている。
なお、本参考実施例では、モジュールヒータブロック7aは6箇所に設けられており、熱処理温度調節も6段階にわたってできるようになっている。
ここで、モジュールヒータブロック7aに使用されるヒータは、(Fe)Al−Cr系からなる金属ヒータである。
また、モジュールヒータブロック7aに使用される断熱材は、セラミック繊維からなるものである。
【0042】
搬送ベルト9は、耐熱金属(sus310s、インコネル)からなるメッシュタイプのものを使用し、熱処理炉本体3の入口4aから出口4bにわたってワークを搬送する。
搬送ベルト9は、熱処理炉本体3の内部に設けられたベルト駆動機構(図示しない)によって動力を得ている。
また、参考実施例では、ベルト駆動機構を炉台2の中に設けているが、炉台2の外に設けてもよい。
【0043】
支持部材11は、加熱マッフル5aを支持する支持台11aと、支持台11a上にあって加熱マッフル5aと当接している回転体とからなり、加熱マッフル5aの下側に設けられている。
具体的な設置位置としては、モジュールヒータブロック7aの両端とモジュールヒータブロック7aの種類が変化する箇所との7箇所に設けられている。
【0044】
支持部材11のうち回転体は、本参考実施例では、耐熱金属(sus310s、インコネル)からなる中実状の支持ローラ11bである。
図2に示すように、本参考実施例では1箇所につき3本の支持ローラ11bを加熱マッフル5aの延伸方向13に直交する方向に設けている。
また、支持ローラ11bの回転位置を固定するために、両サイド(図2では一方のサイドを示している)に4個のベアリング11d1とベアリング11d1を固定するブラケット11d2とからなる支持ローラ固定台11dを設けている。
図2のように、3本の支持ローラ11bを4個(両サイドで8個)のベアリング11d1で支持しているので支持ローラ11bの回転位置を固定できるとともに、スムーズな回転ができるようになっている。
【0045】
支持部材11のうち支持台11aは、耐熱レンガであり、加熱マッフル5aを支持しているとともに、加熱マッフル5aの重みによって生じる支持ローラ11bの反りを防止している。
また、支持台11aには、支持ローラ11bに当接するための凹部11eが設けられている。
なお、支持台11aの側面の下部を取り囲むように金枠11fが設けられており、この金枠11fを熱処理炉本体3に固定することによって、加熱マッフル5aの延伸による位置ズレを起こさないようになっている。
【0046】
また、図3に示すように、回転体の変形例として支持ボール11cを使用する。
支持ボール11cの材質は、Al23系セラミックである。
支持ボール11cは、支持台11a上に設けられた凹部11eに25個載置され、加熱マッフル5aの延伸に合わせてそれぞれが回転する。
このとき、支持ボール11cがスムーズに回転するように、支持ボール11cと凹部11eの周縁との間に若干の遊び空間ができるようにする。
【0047】
(実施例)本発明の実施例について説明する。
図4は実施例の連続式熱処理炉の概略断面図、図5は実施例の支持部材の概略斜視図を示す。
【0048】
図4に示すように、本実施例の連続式熱処理炉1は、炉台2と、熱処理炉本体3と、加熱マッフル5aと冷却マッフル5bとからなる熱処理マッフル5と、マッフル固定部6と、ヒータ7bと、断熱材8と、搬送手段9と、支持部材12とから構成されている。
【0049】
さらに詳しく説明すると、熱処理炉本体3は、入口4aと出口4bとを備えている。
また、熱処理炉本体3は、連続式熱処理炉1の熱処理マッフル5、マッフル固定部6、ヒータ7b、支持部材12を内部に収納し、箱形を組み合わせた形状である。
【0050】
加熱マッフル5aは、耐熱金属(sus310s、インコネル)からなり、底部が平面のトンネル状である。
また、加熱マッフル5aは、一方の端部が熱処理炉本体3の入口4aに連通し、他方の端部が冷却マッフル5bに連通するように配置され、支持部材12によって支持されている。
また、加熱マッフル5aは、冷却マッフル5bとの境界に設けられたマッフル固定部6により、熱処理炉本体3に固定されている。
【0051】
冷却マッフル5bは、加熱マッフル5aと同じ耐熱金属(sus310s)からなり、底部が平面のトンネル状である。
また、冷却マッフル5bは、一方の端部が加熱マッフル5aに連通し、他方の端部が熱処理炉本体3の出口4bと連通するように配置され、加熱マッフル5aとの境界に設けられたマッフル固定部6により、熱処理炉本体3に固定されている。
【0052】
ヒータ7bは、炭化珪素からなる棒状のものを使用し、加熱マッフル5aの上下に加熱マッフル5aの長手方向に直交するように設けられている。
また、加熱マッフル5a中でワークを加熱するにあたり、所望の昇温曲線が得られるように、ヒータ7bは、複数の区画ごとに配置され、それぞれの区画のヒータ7bが異なる温度で熱処理を行うようになっている。
なお、本実施例では、ヒータ7bは1ブロックにつき上下2本ずつ計4本設けられ、区画はそれぞれ6箇所に、支持部材12または断熱材8を介して連続して配置されており、熱処理温度調節も6段階にわたってできるようになっている。
【0053】
断熱材8は、セラミック繊維からなり、加熱マッフル5aとヒータ7bを取り囲むように設けられている。
また、加熱マッフル5aの上部では、ヒータ7bを各ブロックに区分けするように、断熱材8を区画壁8aとして配置している。
【0054】
搬送ベルト9は、耐熱金属(sus310s、インコネル)からなるメッシュタイプのものを使用し、熱処理炉本体3の入口4aから出口4bにわたってワークを搬送する。
搬送ベルト9は、熱処理炉本体3の内部に設けられたベルト駆動機構(図示しない)によって動力を得ている。
また、実施例では、ベルト駆動機構を炉台2の中に設けているが、炉台2の外に設けてもよい。
【0055】
図5に示すように、支持部材12は、加熱マッフル5aを支持する支持台12aと、支持台12a上にあって加熱マッフル5aに固定されている脚部材12bとからなり、加熱マッフル5aの下側に設けられている。
具体的な設置位置としては、ヒータ7aが設けられている区画の両端と、区画と区画との境界の箇所との7箇所に設けられている。
【0056】
支持部材12のうち支持台12aは、耐熱レンガであり、加熱マッフル5aを支持しているとともに、脚部材12bを支持している。
また、支持台12aは、1箇所につき加熱マッフル5aの両サイドに2本設けられている。
なお、支持台12aは、加熱マッフル5aの延伸方向に平行な面に沿って金枠12cが設けられており、加熱マッフル5aの延伸によって、加熱マッフル5aの延伸方向に垂直な方向に位置ズレを起こさないようになっている。
【0057】
支持部材12のうち脚部材12bは、加熱マッフル5aと同じ耐熱金属(sus310s)からなり、加熱マッフル5aに溶接することによって固定されている。
また、脚部材12bの形状は、L字型のフレーム12b1にマッフル支持板12b2を組み合わせたもので、支持台12aの熱容量の影響をできるだけ受けないようになっている。
【0058】
【発明の効果】
本発明の連続式熱処理炉を用いれば、熱処理中に加熱マッフルが延伸しても、加熱マッフルの支持状態を損なうことがなく、かつ、加熱マッフルが支持台の熱容量の影響を受けないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の前提となる参考実施例の連続式熱処理炉の概略断面図。
【図2】 本発明の前提となる参考実施例の支持部材の概略斜視図。
【図3】 本発明の前提となる参考実施例の支持部材の変形例の概略斜視図。
【図4】 本発明にかかる実施例の連続式熱処理炉の概略断面図。
【図5】 本発明にかかる実施例の支持部材の概略断面図。
【図6】 従来の連続式熱処理炉の概略断面図。
【符号の説明】
1 連続式熱処理炉
3 熱処理炉本体
5 熱処理マッフル
5a 加熱マッフル
5b 冷却マッフル
7 モジュールヒータブロック(加熱手段)
9 搬送ベルト(搬送手段)
11、12 支持部材
11a、12a 支持台
11b 支持ローラ(円柱状部材)
11c 支持ボール(球状部材)
12b 脚部材

Claims (1)

  1. 入口と出口とを有する連続式熱処理炉本体と、前記熱処理炉本体内に配置されており、熱処理ゾーンを形成する加熱マッフルと、前記加熱マッフルの近傍に設けられるとともに被熱処理物を加熱する加熱手段と、前記加熱マッフル内を通って前記熱処理炉本体の前記入口から前記出口まで前記被熱処理物を搬送する搬送手段と、前記加熱マッフルを支持する複数の支持部材とからなる連続式熱処理炉であって、
    前記支持部材は、前記加熱マッフルに固定される前記加熱マッフルと同じ材質からなる脚部材及び前記熱処理炉本体内に設置される支持台により構成され、
    前記脚部材の先端は前記支持台と面接触する平面部を有し、
    前記支持部材間に加熱手段が配置されたことを特徴とする連続式熱処理炉。
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