JP3985069B2 - 屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分の除去方法、及びその装置 - Google Patents

屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分の除去方法、及びその装置 Download PDF

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本発明は、移動トイレなどの屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分の除去方法と、該方法の実施に適した可搬形濾過装置に関する。
便室の床面部に便器を設け、該床面部の下側に屎尿処理槽を形成し、前記屎尿処理槽内の屎尿が熱で蒸散されるようにはなされているものの、屎尿中などに混入する紙繊維質分などを除去する手段を有しない簡易な構造となされいて、必要な場所に架設的に設置される移動トイレは存在している。
該移動トイレとして、例えば本出願人の提案に係る特願2003−387788号や特願2004−104284号などが存在している。
)。
上記した移動トイレを例えば1ヶ月以上に亘って使用するとき、屎尿処理槽内の汚水中の殆どの固形分は微生物に分解されて蓄積されることは生じないが、使用されたトイレットペーパーが屎尿処理槽内で水に溶けて生成される紙繊維質分(セルロースなど)は微生物によっては分解され難いため、用便使用回数の増大に応じて漸次に蓄積されていく。これを放置していると、屎尿処理槽内の汚水中での微生物による分解能力が低下し、やがて移動トイレの使用が不可能となる。
これに対処するには、特許文献1に示すように屎尿処理槽に濾過手段を付加的に形成することにより、屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分などを漉し取るようにすることが考えられる。
特開平9−268632号公報
上記した特許文献1に示すように移動トイレごとに濾過手段を付加的に形成することは、移動トイレの製造コストを増大させてしまうのである。
本発明は斯かる実情の下、移動トイレの屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分を移動トイレの製造コストを増大させることなく、簡易且つ能率的に取り除くことを可能となすものである。
上記目的を達成するため、本発明に係る屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分の除去方法は、請求項1に記載したように、密閉空間形成体の内方に濾過袋を挿入されるバケットを配設し、該バケットよりも下側となる密閉空間形成体の底部にその内方から空気及び液体を吸引排出するための排出口を設け、一方では一端が外界に開口され他端が前記バケットの上面の開口の平面視範囲内に開口され必要に応じて該平面視範囲内からこれの外側へ変位させ得るものとなされた流入管を設け、前記密閉空間形成体の上面には前記バケットを抜き出すための開閉口を設け、また前記排出口に気液吸引排出ポンプの吸引口を連通させると共に、前記流入管の前記一端に吸引ホースを、そして前記気液吸引排出ポンプの吐出口に排出ホースを連通させ、前記吸引ホースの先端を屎尿処理槽内の汚水中に浸し、前記排出ホースの先端を前記屎尿処理槽内に位置させた後、前記気液吸引排出ポンプを作動させ、前記汚水を濾過袋を経るように循環流動させ、屎尿液中に混入している紙繊維質分を濾過袋内に漉し出すように実施することを特徴とする。
また本発明に係る可搬形濾過装置は、請求項2に記載したように、密閉空間形成体の内方に濾過袋を挿入されるバケットを配設し、該バケットよりも下側となる密閉空間形成体の底部にその内方から空気及び液体を吸引排出するための排出口を設け、一方では一端が外界に開口され他端が前記バケットの上面開口の平面視範囲内に開口され必要に応じて該平面視範囲内からこれの外側へ変位させ得るものとなされた流入管を設けるほか、前記密閉空間形成体の上面に前記バケットを抜き出すための開閉口を設けてなる濾過要部を備え、また前記排出口に気液吸引排出ポンプの吸引口を連通させると共に、前記流入管の前記一端に吸引ホースを、そして前記気液吸引排出ポンプの吐出口に排出ホースを連通させたことを特徴とする。
この際、請求項3に記載したように、前記濾過要部及び前記気液吸引排出ポンプのほか、該気液吸引排出ポンプを作動させるためのバッテリは台車上に載設するのがよい。
上記した本発明によれば次のような効果が得られる。
即ち、任意位置に存在している移動トイレや常設トイレなどの近傍にて、これらの屎尿処理槽内の汚水を濾過袋内を経るように循環流動させ、濾過袋内に紙繊維質分を漉し取ることにより、屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分を数十分程度の時間内に有効に除去することができるようになる。
このように紙繊維質分を除去することを繰り返される屎尿処理槽はその内部清掃を行わなければならなくなる時期の到来が大きく延長されるため、その保守管理コストが低減するものとなり、また移動トイレなどの屎尿処理槽の構造は従来のままか或いは殆ど変わりないため、移動トイレなどの製造コストの増大も回避されるのである。
また気液吸引排出ポンプが作動することにより、汚水が呼び水などを要することなく濾過袋を経るように流動するようになって、濾過袋内に紙繊維質分が漸次に溜まっていくのであり、このように溜まった紙繊維質分はこれの周囲に存在している水分を気液吸引排出ポンプにより発生される真空圧により強制的に吸い出されるため、濾過袋内の紙繊維質分は水切りされた軽いものなってその取扱いが容易となる。
また濾過袋及びバケットは、流入管の一部を変位させることにより、密閉空間形成体の上面の開閉口から正立姿勢のまま引き出せるようになるのであり、したがって紙繊維質分の溜まっている濾過袋をバケットから抜き出しその開口を封じて投棄する処理を簡易且つ衛生的に行えるようになるのである。
さらに濾過要部及び気液吸引排出ポンプ及びバッテリを台車上に載設することにより、これらを任意位置の移動トイレなどの近傍に便利に近づけることができるほか、バッテリの存在により、商用電源の存否とは関係なく且つ、商用電源を使用することによるブレーカ遮断などの障害を生じさせることなく、紙繊維質分を除去することができるのである。
なお、請求項3記載の可搬形濾過装置は屎尿処理槽内の汚水の処理に限らず種々の汚水の処理に使用できるものである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る可搬形濾過装置を示す斜視図、図2は前記可搬形濾過装置の断面図、図3は前記可搬形濾過装置の使用例を示す図である。
図1に示すように、本発明に係る可搬形濾過装置は台車1を備え、該台車1上に濾過要部2、気液吸引排出ポンプ3及びバッテリ4を載設されたものとなされている。
濾過要部2の詳細は次のようになされている。
即ち、外周囲を包囲した密閉空間形成体5を備えており、該密閉空間形成体5は縦向き筒状部6を主体となし、該縦向き筒状部6の上端開口を閉鎖するための上蓋部7、該縦向き筒状部6の下端開口を閉鎖するための下蓋部8とを具備し、内方を密閉空間となされている。縦向き筒状部6は高さ中央を径大部6aとなされ、該径大部6aの上側部分を径大部6aよりも小径となされた入口部6bとなされ、径大部6aの下側部分を入口部6bよりも小径となされた出口部6cとなされている。上蓋部7個所が密閉空間形成体5の上面の開閉口となされており、具体的には、図2に示すように、上蓋部7の上面に摘み部7aが形成されると共に上蓋部7の下部周面に雄ネジa1が形成され、一方では該雄ネジa1の螺合される雌ネジa2が入口部6bの上端内周面に形成され、密閉空間形成体5の上面が上蓋部7の脱着により開閉されるようになっている。下蓋部8は出口部6cの下端に脱着可能に螺着されている。
そして、密閉空間形成体5の内方には濾過袋9を挿入されるバケット10が配置されており、該バケット10は、直径を入口部6bのそれよりも少し小さくなされた直円筒形となされると共に周面部10a及び底面部10bに多数の透孔を形成されており、使用状態では、縦向き筒状部6の径大部6aの下部内周面に突出状に形設された複数の受け片b1で底面部10b及び外周面部10a下端を支持されて下端部を位置決めされ、上端部が縦向き筒状部6の入口部6bの内方に位置されて横倒れを規制された状態となされているものである。濾過袋9は紙材で形成され上面のみを開放されたもので上下方向長さをバケット10の深さよりも例えば5cm程度長くなされ全壁面に縦横寸法が例えば1mm×2mm程度となされた透孔を多数形成され市販品として存在しているものである。該濾過袋9はバケット10の内面に接するように挿入されると共に、バケット10の上面開口よりも上方にはみ出した上部9aが180度反転されてバケット10の上部外周面を被うように位置されるものであり、このように180度反転された上部9aの外周面にゴム環11が弾圧状に外嵌されている。
縦向き筒状部6の入口部6bの内方には流入管12が設けてあり、該流入管12は一端が外界に開口され他端がバケット10の上面開口の平面視範囲内に開口され必要に応じて該平面視範囲内からこれの外側へ変位させ得るものとなされたものである。図示例の流入管12は入口部6bの周壁部に貫通状に固着された固着管部材12aと、該固着管部材12aの内方端に挿入された直状管部材12bと、該直状管部材12bの先側に挿入された90度曲がり管部材(90度エルボ)12cからなっており、直状管部材12bが固着管部材12aから抜き出されることにより、直状管部材12b及び90度曲がり管部材12cが縦向き筒状部6の上面開口を通じて密閉空間形成体5の外方へ取り出せるものとなされている。また縦向き筒状部6の出口部6cの周面壁部の成る可く下側に、出口部6cの内方に存在している空気や液体(比較的小さい固形物を含む)を吸引排出するための排出口をなす水平管部材13が貫通状に固着されている。
このように形成された濾過要部2は支持部材14a、14bを介して台車1に固定されており、排出口13からは吸引管14が延出されており、また流入管12の外方端からは吸引ホース15が延出されている。
気液吸引排出ポンプ3はゴム質材で形成された図示しないインペラと、該インペラを包囲したケーシング3aと、前記インペラを回転駆動するモータ3bを備え、前記インペラがモータ3bの駆動力でケーシング3a内で偏心回転されることにより呼び水を要することなくケーシング3aの吸引口部c1から空気や液体などを吸引しケーシング3aの吐出口部c2から排出するものとなされている。
そして、吸引口部c1には吸引ホース14の先端が連通され、吐出口部c2からは排出ホース16が延出されており、またモータ3bはバッテリ4から電力を供給されるようになされている。
図2中、17は上蓋部7に嵌着されたパッキンで、上蓋部7と縦向き筒状部6の上端との間を気密状に封止する上で寄与するものであり、また図3中、18は台車1のハンドルであり、19a及び19bはバッテリ4からモータ3bへ電力を供給するためのケーブルである。
次に上記した本発明に係る可搬形濾過装置により移動トイレの屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分を除去する場合の使用例及び作用について説明する。
図3中の移動トイレ20は便室21の床面部22に便器23を設け、該床面部22の下側に引き出し式の屎尿処理槽24を形成し、屎尿処理槽24内の屎尿が熱で蒸散されるようになされているが、屎尿などに混入する紙繊維質分などを濾過する手段を有しない簡易な構造となされ、工事現場や人の大勢集まる野外などに単数或いは多数、架設的又は常設的に設置されるものである。
該移動トイレ20においては、通常、1ヶ月程度使用されると、例えば3個〜4個のロール状トイレットペーパーが使用されるが、この状態になると、その屎尿処理槽24内の汚水w中にはトイレットペーパーが水に溶けて生成される紙繊維質分が多量に蓄積されて混入し、微生物による汚水w中の粗大物の分解活動を抑制するようになる。
作業者はこのような状態となっている任意な1つの移動トイレ20の近傍まで、上記した可搬形濾過装置を押し引き操作により移動させ、吸引ホース15の先部をその屎尿処理槽24内の汚水w中に浸し、排出ホース16の先部を屎尿処理槽24内に位置させる。この際、汚水wの表面には便粗大物が浮遊しているため、吸引ホース15の先部は成る可く屎尿処理槽24の底面に近づける。また汚水w中の便粗大物は少ない方が紙繊維質分の除去にとって好ましいため、夜間中のトイレ不使用時にその屎尿処理槽24内において微生物による分解処理が進行していて未だ未使用状態である早朝などに、該作業を実施するのがよい。
この状態下で、作業者はバッテリ4からモータ3bへ電力を供給して、気液吸引排出ポンプ3を作動させる。気液吸引排出ポンプ3の作動初期には、密閉空間形成体5の内方には空気のみが存在しているため、気液吸引排出ポンプ3は真空ポンプとして作用し、出口部6c内の空気を吸引管13、ケーシング3a及び排出ホース16を通じて排出し、密閉空間形成体5の内方の全体を負圧にする。該負圧は、屎尿処理槽24内の汚水wを吸引ホース16及び流入管12を通じて密閉空間形成体5の内方に流入させる。
このように流入された汚水wは、密閉空間形成体5の内方において重力作用により落下し、濾過袋9内に流下するのであり、ここで濾過袋9はこれの壁面の透孔の大きさに関連した特定大きさ以上の紙繊維質分などの固形物を内方に漉し出し前記特定大きさ未満の固形物や液体を透過させる。濾過袋9を透過した固形物や液体は出口部6c内方から排出口13を経て吸引管14内に達し、ケーシング3a及び排出ホース16を通じて屎尿処理槽24内へ排出される。
以後、気液吸引排出ポンプ3は前記特定大きさ未満の固形物や液体を定常的に吸引排出するのであり、これにより屎尿処理槽24内の汚水wは濾過要部2を経て循環されるものとなる。
該循環時間の経過に伴って、濾過袋9内には汚水w中の紙繊維質分などが漸次に漉し出され蓄積していき、例えば20分程度が経過すると、屎尿処理槽24内の汚水w中の紙繊維質分の混合割合が許容範囲内に減少した状態となる。
この状態となったとき、作業者は吸引ホース15の先部を屎尿処理槽24内の汚水wから引き上げるのであり、この後、例えば数十秒程度が経過したとき、モータ3bへの電力供給を停止して、気液吸引排出ポンプ3の作動を停止させる。前記数十秒程度の気液吸引排出ポンプ3の作動は吸引ホース15、濾過要部2、吸引管14、ケーシング3a及び排出ホース16内に残留している固形物や液体を排出させる上で寄与する。
特に濾過袋9においては、気液吸引排出ポンプ3の吸引力により負圧の空気が内側から壁面を通過して外側へ流動するのであり、該空気流動は内側に漉し出されている紙繊維質分などに含まれる水分を強制的に分離排除するのであり、これにより紙繊維質分などは効果的に水切りされ十分に脱水された状態となる。
気液吸引排出ポンプ3の作動が停止された後、作業者は、摘み部7aを持って上蓋部7を入口部6aから取り外し、次に流入管12の直状管部材12bを固着管部材12aから引き抜いて直状管部材12b及び90度曲がり管部材12cを取り外し、次に濾過袋9及びバケット10をこれの正立姿勢を保持したまま上方へ引き上げて縦向き筒状部6の外方へ移動させ、次に濾過袋9の上部のゴム環11を取り外す共に、濾過袋9をバケット10から抜き出し、濾過袋9の上部を封止具で密状に封鎖する。こうして封鎖され紙繊維質分の入った濾過袋9は埋め立て地などに投棄される。この際、密閉空間形成体5の内方には液状分が殆ど存在しない状態となっているため、作業者の手は殆ど汚れず濾過袋の処理は衛生的に行われる。
空になったバケット10には新たな濾過袋9を挿入し、既述したところと同様にゴム環11で濾過袋9上部をバケットに係止させ、この後、濾過袋9及びバケット10を図2に示す状態に戻す。
以上で1つの移動トイレ20の処理は終了するのであり、以後は次の移動トイレの場所まで移動させ、上記と同様な処理を行う。
上記可搬形濾過装置は、移動トイレ20の屎尿処理槽24内の汚水wをドラム缶などに汲み取るように使用することもできるのであり、また屎尿処理槽24内の汚水wに限らず、種々の汚水の濾過などに使用して差し支えないものである。
本発明に係る可搬形濾過装置を示す斜視図である。 前記可搬形濾過装置の断面図である。 前記可搬形濾過装置の使用例を示す図である。
符号の説明
1 台車
2 濾過要部
3 気液吸引排出ポンプ
4 バッテリ
5 密閉空間形成体
9 濾過袋
10 バケット
12 流入管
13 排出口
15 吸引ホース
16 排出ホース
24 屎尿処理槽
c1 吸引口部
c2 吐出口部

Claims (3)

  1. 密閉空間形成体の内方に濾過袋を挿入されるバケットを配設し、該バケットよりも下側となる密閉空間形成体の底部にその内方から空気及び液体を吸引排出するための排出口を設け、一方では一端が外界に開口され他端が前記バケットの上面開口の平面視範囲内に開口され必要に応じて該平面視範囲内からこれの外側へ変位させ得るものとなされた流入管を設け、前記密閉空間形成体の上面には前記バケットを抜き出すための開閉口を設け、また前記排出口に気液吸引排出ポンプの吸引口を連通させると共に、前記流入管の前記一端に吸引ホースを、そして前記気液吸引排出ポンプの吐出口に排出ホースを連通させ、前記吸引ホースの先端を屎尿処理槽内の汚水中に浸し、前記排出ホースの先端を前記屎尿処理槽内に位置させた後、前記気液吸引排出ポンプを作動させ、前記汚水を濾過袋を経るように循環流動させ、汚水中に混入している紙繊維質分を濾過袋内に漉し出すように実施することを特徴とする屎尿処理槽内の汚水中の紙繊維質分の除去方法。
  2. 密閉空間形成体の内方に濾過袋を挿入されるバケットを配設し、該バケットよりも下側となる密閉空間形成体の底部にその内方から空気及び液体を吸引排出するための排出口を設け、一方では一端が外界に開口され他端が前記バケットの上面の開口の平面視範囲内に開口され必要に応じて該平面視範囲内からこれの外側へ変位させ得るものとなされた流入管を設けるほか、前記密閉空間形成体の上面に前記バケットを抜き出すための開閉口を設けてなる濾過要部を備え、また前記排出口に気液吸引排出ポンプの吸引口を連通させると共に、前記流入管の前記一端に吸引ホースを、そして前記気液吸引排出ポンプの吐出口に排出ホースを連通させたことを特徴とする可搬形濾過装置。
  3. 前記濾過要部及び前記気液吸引排出ポンプのほか、該気液吸引排出ポンプを作動させるためのバッテリを台車上に載設してなることを特徴とする請求項2記載の可搬形濾過装置。
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