JP3983419B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用エアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の助手席側に対してもエアバッグ装置を設けることが普及しつつある。助手席側に設けられるエアバッグ装置としては、種々のものが提案されている。
【0003】
以下、助手席側に設けられるエアバッグ装置について図26を用いて説明する。助手席側のエアバッグ装置1は、自動車のフロントウインドウガラス2の下方に位置する助手席側のインストルメントパネル3の上面に形成された開口4の部分に挿入配置されている。
【0004】
このエアバッグ装置1は、前記インストルメントパネル3に形成された係止孔5に対し係止爪6を係止させることにより嵌合保持可能な樹脂製のリッド7を備えていると共に、リッド7の脚部8に形成されたフック係止孔9に対して挿入・係止可能なリッド取付フック10を有するエアバッグモジュール11を備えている。
【0005】
そして、エアバッグモジュール11は、その下部に側方から見てほぼU字状の断面を有するガイド部材12を備えており、このガイド部材12をステアリングサポートメンバなどの図示しない車体側メンバへボルトなどの締結部材を用いて締結固定させるようにしている。
【0006】
さらに、エアバッグ装置1は、エアバッグモジュール11およびリッド7によって形成されたエアバッグ収納空間13内に折り畳んで収納されたバッグ本体14を備えている。なお、バッグ本体14は、車両前後方向を基準として、前側(前側折畳塊15)と後側(後側折畳塊16)とに分けて折り畳まれている。
【0007】
そして、リッド7の裏面には、例えば、平面視H形状をした開裂溝17(全体的な図示省略)が形成されている。そして、バッグ本体14が膨張した時の押圧力によってこの開裂溝17が開裂し、脚部8の根本部18を中心として開裂溝17を形成する部分が矢印イ,ロで示すように互いに離反する方向へ開く(観音開きとなる)ことにより、膨出開口が形成される(実際には開いたときに形成される)ようになっている。
【0008】
また、前記エアバッグモジュール11は、圧力気体を噴出する筒状のインフレータ20と、該インフレータ20を収納すると共に該インフレータ20から噴出された圧力気体の噴出量や噴出方向を制御するためディフューザ開口21を有する筒状のディフューザ22とを備えている。ディフューザ開口21は、ディフューザ22上面における前後方向の中間位置に形成されており、この位置にバッグ本体14の圧力気体導入口19が形成されている。
【0009】
なお、図中、符号23はバッグ本体14の巻崩れを防止するための開裂可能なラッピング材である。
【0010】
そして、上記バッグ本体14は、先ず、図27〜図29に示すように、両側部を車両前後方向へ延びる複数の折目線24〜26に沿って順に縦に蛇腹折りされて、幅寸法をバッグ本体14の圧力気体導入口19の幅寸法とほぼ等しい寸法に整えられる。
【0011】
このように縦折りされたバッグ本体14は、次に、図30、図31に示すように、前端部が2回転分だけ上側へロール巻きされた後、1山分だけ山折りされて前側折畳塊15が形成されると共に、後端部が3.5山分だけ山折りされた後、3/4回転分だけ下側へロール巻きされて後側折畳塊16が形成される。
【0012】
上記構成では、インフレータ20が作動すると、インフレータ20から圧力気体が噴出され、ディフューザ開口21によって噴出量や噴出方向が制御されつつ圧力気体導入口19からバッグ本体14内へと圧力気体が導入される。
【0013】
バッグ本体14は、この圧力気体の導入に伴って前側折畳塊15と後側折畳塊16がそれぞれ膨張し、この膨張の圧力により先ずリッド7の一部がH形状の開裂溝17に沿って開裂されて膨出開口が形成されると同時に、この膨出開口からバッグ本体14が、車体斜め後方へ向かって膨出する。これによって、バッグ本体14は助手席側の乗員の頭部等を受け止め、頭部等がインストルメントパネル3などに当接しないように保護する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用エアバッグ装置では、以下のような問題があった。
【0015】
即ち、バッグ本体14は、先ず両側部を縦折りにしてから前後部を横折りにして折り畳まれているので、バッグ本体14の展開初期においては、後で折られた前後部は比較的容易に展開されて行くが、先に折られて内側になっている両側部はスムーズに展開され難い傾向があった。
【0016】
このように、バッグ本体14の縦折りにされた両側部が展開初期にスムーズに展開されないと、縦折りにされた両側部分が塊となってリッド7から飛出してくるおそれがある。
【0017】
このように、圧力気体が入っていない塊のままの両側部分がリッド7から飛出してくると、フロントウインドウガラス2に影響を与えるおそれがある。
【0018】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、圧力気体が入っていない塊のままの両側部分がリッドから飛出して来るのを防止することのできる車両用エアバッグ装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、発明では、圧力気体によって車室内乗員側へ膨出するバッグ本体の両側部を縦折りにし、次に縦折にされたバッグ本体の前後部を横折りにしてバッグ本体収納容器内へ収容した車両用エアバッグ装置において、前記バッグ本体の圧力気体導入口部分に、該圧力気体導入口からバッグ本体内へ入った圧力気体の噴出方向を車幅方向へ導く整流部材を取付けたことを特徴としている。
【0020】
このような構成によれば、前記バッグ本体の圧力気体導入口部分に、整流部材を取付けてバッグ本体内への圧力気体の噴出方向を積極的に車幅方向へ導かせるようにしているので、バッグ本体を、先ず両側部を縦折りにしてから前後部を横折りにして折り畳んでいる場合でも、先に折られて内側になっているバッグ本体の両側部へ圧力気体を積極的に導入して、両側部をスムーズに展開させることが可能となる。
【0021】
このように、バッグ本体の縦折りにされた両側部が展開初期から圧力気体を導入されてスムーズに展開されるようになると、縦折りにされた両側部分が塊のまま飛出してくることがなくなり、以て、両側部分がフロントウインドウガラスなどに影響を与えることを防止することができる。
【0022】
また、本発明では、前記整流部材が、整流布であることを特徴としている。
【0023】
このような構成によれば、前記整流部材を、整流布としたことにより、安価且つ無理なく簡単に圧力気体導入口部分に整流部材を取付けることが可能となる。
【0024】
そして、請求項1に記載された発明では、前記整流布が、前記圧力気体導入口の車両前後方向の開口寸法よりも長い寸法を有して前記圧力気体導入口の車幅方向のほぼ中央部を車両前後方向へ延びる所定幅の帯状を呈した整流部を有することを特徴としている。
【0025】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、前記整流部は、圧力気体導入口の車両前後方向の開口寸法よりも長い寸法を有して圧力気体導入口の車幅方向のほぼ中央部を車両前後方向へ延びる所定幅の帯状を呈しているので、圧力気体導入口を介してバッグ本体内へ圧力気体が導入されると、整流部は、圧力気体を受けてバッグ本体内方へ半筒状に膨らみ、車幅方向の両端部から圧力気体を噴出することにより、圧力気体の噴出方向を積極的に車幅方向へ変更させるようにする。よって、先に折られて内側になっているバッグ本体の両側部へ積極的に圧力気体を導入して、両側部をスムーズに展開させることが可能となる。
【0031】
また、請求項1に記載された発明では、前記バッグ本体の圧力気体導入口に取付けられた枠状のリテーナの車幅方向中央部に、前記整流部の中央部を押さえる圧力気体噴出方向制御用の縦棧を形成したことを特徴としている。
【0032】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、前記リテーナの車幅方向中央部に、圧力気体噴出方向制御用の縦棧を形成したことにより、展開時に整流部の中央部が縦棧で押えられ両端部のみが膨らまされることとなるので、膨らんだ整流部の車幅方向両端から斜め上方へ向けて圧力気体が噴出されるようになる。これにより、バッグ本体の両側部へ圧力気体を一層導入し易くすることが可能となる。また、バッグ本体の側部に設けられた縫糸に圧力気体が直接掛って、縫糸が溶損されることを防止することができる。
【0035】
請求項に記載された発明では、前記整流布に対し、車幅方向の両端に前記リテーナから突設されたリテーナボルトの車両前後方向のピッチよりも広い間隔でボルト孔を形成すると共に、車幅方向の中間部に前記リテーナボルトの車両前後方向のピッチとほぼ等しい間隔で別のボルト孔を形成して、前記リテーナボルトを通した時に、車幅方向両端のボルト孔と車幅方向中間部のボルト孔とによって囲まれるたるみ部に前記整流部を形成させるようにしたことを特徴としている。
【0036】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、整流布の形状が単純となるため、整流布の加工が容易化され、整流布を安価に作製することが可能となる。
【0037】
また、リテーナボルトに整流布を通した時に、車幅方向両端のボルト孔と車幅方向中間部のボルト孔とによって囲まれるたるみ部に整流部を形成させるようにしているので、リテーナをバッグ本体収納容器へ組付ける際に整流部がリテーナボルトの先端にからんでリテーナボルトを通せなくなるようなことがなくなり、よって、組付時に整流部を仮止めする必要がなくなり、組付性を向上することができる。
【0038】
更に、このようにして得られた整流部は、良好な整流機能を確保することができる。
【0039】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0040】
図1〜図9は、この発明の実施の形態1を示すものである。なお、前記従来例と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0041】
まず、構成を説明すると、この実施の形態1のものでは、エアバッグ装置30は、自動車のフロントウインドウガラス31の下方に位置する助手席側のインストルメントパネル32の上面に形成された開口33の部分に対して挿入配置される。なお、図1の場合、上記インストルメントパネル32は、芯材のみによって形成されたハードパネルとなっている。
【0042】
上記エアバッグ装置30は、前記開口33の周縁部に係止爪34を係止させて嵌合保持可能な樹脂製のリッド35を備えていると共に、リッド35の脚部36に形成された長孔状のフック係止孔37に対して挿入・係止可能なリッド取付フック38を有するエアバッグモジュール39を備えている。なお、前記フック係止孔37にはリッド取付フック38を押え付けるための薄肉片40が形成されている。
【0043】
そして、このエアバッグモジュール39は、圧力気体を噴出するようにした筒状のインフレータ42を収容する、側方から見てほぼ逆Ω字状をしたインフレータ収納容器43を備えている。このインフレータ収納容器43は、ステアリングサポートメンバなどの図示しない車体側メンバへボルトなどの締結部材を用いて締結固定される。
【0044】
更に、前記エアバッグモジュール39は、インフレータ42から噴出された圧力気体の噴出量や噴出方向を制御するディフューザ開口44をその底部に備え、且つ、バッグ本体45を折り畳んだ状態で収納可能で且つ膨出時にバッグ本体45のガイド部材となるバッグ本体収納容器46を備えている。なお、バッグ本体45は、前側(前側折畳塊47)と後側(後側折畳塊48)とに分けて折り畳まれている。
【0045】
前記バッグ本体45は、その圧力気体導入口57の内側に枠状をした金属製のリテーナ49が口金として取付けられている。なお、バッグ本体収納容器46の底部およびリテーナ49は、主に前側折畳塊47を載置する前側傾斜部58と、主に後側折畳塊48を載置する後側傾斜部59とを車両前後方向60の中央部に有しており、車幅方向61から見てほぼW字状を呈している。
【0046】
更に、リテーナ49の前縁部と後縁部からは、圧力気体導入口57の内面および外面の少くとも一方に縫い付けられた(縫製線62)ループ状のパッチ部材63を貫通するリテーナボルト50が下方へ向けて突設され、このリテーナボルト50をインフレータ収納容器43のフランジ部とバッグ本体収納容器46の底部へ通して外側からナット51を螺着することにより、これらを一体に連結可能としている。
【0047】
そして、リッド35の裏面には、例えば、平面視H形状をした開裂溝52(全体的な図示省略)が形成されている。そして、バッグ本体45が膨張した時の押圧力によってこの開裂溝52が開裂し、脚部36の根本部を中心として開裂溝52を形成する部分が矢印イ,ロで示すように互いに離反する方向へ開く(観音開きとなる)ことにより、膨出開口が形成される(実際には開いたときに形成される)ようになっている。
【0048】
なお、図中、符号53はバッグ本体45の巻き崩れを防止するためのラッピングベルトである。
【0049】
そして、上記バッグ本体45は、先ず、図27〜図29に示すように、両側部を車両前後方向60へ延びる複数の折目線54〜56に沿って順に縦に蛇腹折りされて、幅寸法をバッグ本体45の圧力気体導入口57の幅寸法とほぼ等しい寸法に整えられる。
【0050】
縦折りされたバッグ本体45は、次に、図30、図31に示すように、前端が2回転分だけ上側へロール巻きされた後、1山分だけ山折りされて前側折畳塊47が形成されると共に、後端が3.5山分だけ山折りされた後、3/4回転分だけ下側へロール巻きされて後側折畳塊48が形成される。
【0051】
この実施の形態1では、更に、バッグ本体45の圧力気体導入口57部分に、圧力気体導入口57からバッグ本体45内へ入った圧力気体の噴出方向を車幅方向61へ導く整流布64などの整流部材65を付ける。
【0052】
具体的には、上記整流布64は、図2〜図7に示すように、圧力気体導入口57の車両前後方向60の開口寸法よりも長い寸法を有して圧力気体導入口57の車幅方向61のほぼ中央部を車両前後方向60へ延びる所定幅の帯状を呈した整流部66と、該整流部66の一方の端部に設けられ圧力気体導入口57のほぼ前縁部に沿ってほぼC字状に延びる取付部67と、整流部66の他方の端部に設けられ圧力気体導入口57の後縁部に沿ってほぼI字状に延びる取付部68とで構成されている。なお、各取付部67,68の対応する位置にはリテーナボルト50を通すボルト孔69が形成されている。
【0053】
そして、バッグ本体45の圧力気体導入口57の外側(のパッチ部材63)に上記整流布64を当接配置し、前縁部側のリテーナボルト50にほぼC字状の取付部の貫通孔を通すと共に、後縁部側のリテーナボルト50にほぼI字状の取付部の貫通孔を通すことにより、上記整流布64がセットされるようになっている。
【0054】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0055】
インフレータ42が作動すると、このインフレータ42から圧力気体が噴出され、ディフューザ開口44、圧力気体導入口57、リテーナ49を介してバッグ本体45内へと圧力気体が導入される。
【0056】
バッグ本体45は、この圧力気体の導入に伴って膨張し、この膨張の圧力により先ずリッド35の一部がH形状の開裂溝52に沿って開裂されて膨出開口が形成されると同時に、この膨出開口からバッグ本体45が、車体斜め後方(車室内乗員側)へ向かって膨出する。これによって、バッグ本体45は助手席側の乗員の頭部等を受け止め、頭部等がインストルメントパネル32などに当接しないように保護する。
【0057】
特に、この実施の形態1では、バッグ本体45の圧力気体導入口57部分に、整流布64などの整流部材65を取付けてバッグ本体45内への圧力気体の噴出方向を積極的に車幅方向61へ導かせるようにしているので、バッグ本体45を、先ず両側部を縦折りにしてから前後部を横折りにして折り畳んでいる場合でも、先に折られて内側になっているバッグ本体45の両側部へ圧力気体を積極的に導入して、両側部をスムーズに展開させることが可能となる。
【0058】
このように、バッグ本体45の縦折りにされた両側部が展開初期から圧力気体を導入されてスムーズに展開されるようになると、縦折りにされた両側部分が塊のままリッド7から飛出してくることがなくなり、以て、両側部分がフロントウインドウガラス2などに影響を与えることを防止することができる。
【0059】
より具体的には、整流部材65を、整流布64としたことにより、安価且つ無理なく簡単に圧力気体導入口57部分に整流部材65を取付けることが可能となる。
【0060】
整流部66は、圧力気体導入口57の車両前後方向60の開口寸法よりも長い寸法を有して圧力気体導入口57の車幅方向61のほぼ中央部を車両前後方向60へ延びる所定幅の帯状を呈しているので、圧力気体導入口57、リテーナ49を介してバッグ本体45内へ圧力気体が導入されると、図8に示すように、整流部66は、圧力気体を受けてバッグ本体45内方へ半筒状に膨らみ、車幅方向61の両端部から圧力気体を噴出することにより、圧力気体の噴出方向を積極的に車幅方向61へ変更させるようにする。
【0061】
よって、図9に示すように、先に折られて内側になっているバッグ本体45の両側部へ積極的に圧力気体を導入して、両側部をスムーズに展開させることが可能となる。
【0062】
【発明の実施の形態2】
図10〜図12は、この発明の実施の形態2を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0063】
まず、構成を説明すると、この実施の形態2のものでは、整流布64をセットする際に、整流部66に折込部71を積極的に形成させ、折込部71の車両前後方向60に対する設置位置によって圧力気体の方向制御を行わせるようにしたものである。
【0064】
即ち、例えば、整流部66の折込部71を、後側傾斜部59に形成するようにする。
【0065】
なお、折込部71の位置および形状を安定させるために、折込部71に圧力によって容易に切断されるようにしたヒューズ縫い部72を設けるようにしても良い。
【0066】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0067】
整流部66に折込部71を積極的に形成させ、折込部71の車両前後方向60に対する設置位置によって圧力気体の方向制御を行わせることができる。
【0068】
即ち、例えば、整流部66の折込部71を、後側傾斜部59側(圧力気体導入口57の後方)に形成することにより、展開初期において整流部66は、図12に示すように、圧力気体導入口57の後方にて半筒状に膨らまされることとなるので、積極的にバッグ本体45における後側折畳塊48の両側部へ圧力気体を導入することができるようになる。
【0069】
このように、バッグ本体45における後側折畳塊48の両側部へ圧力気体を導入させることにより、バッグ本体45全体の展開方向を車両前後方向60後方へと導くことができるようになり、以て、フロントウインドウガラス2への影響を少なくすることができる。
【0070】
同時に、後側折畳塊48の両側部へ圧力気体が優先的に導入されることにより後側折畳塊48の両側部をスムーズに展開させて、後側折畳塊48の突出力を低減させることが可能となる。
【0071】
なお、折込部71に圧力によって容易に切断されるようにしたヒューズ縫い部72を設けることにより、展開前の折込部71の設置位置および形状を安定させることができ、且つ、展開時に支障なく整流部66を膨らませることができる。
【0072】
上記以外については、前記実施の形態1と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0073】
【変形例】
図13、図14は、実施の形態2の変形例を示すものであり、整流部66の折込部71を、前側傾斜部58側(圧力気体導入口57の前方)に形成したものである。
【0074】
このように、整流部66の折込部71を、前側傾斜部58側(圧力気体導入口57の前方)に形成することにより、展開初期において整流部66は、図14に示すように、圧力気体導入口57の前方にて半筒状に膨らまされることとなるので、積極的にバッグ本体45における前側折畳塊47の両側部へ圧力気体を導入することができるようになる。
【0075】
そして、バッグ本体45における前側折畳塊47の両側部へ圧力気体を優先的に導入させることにより、前側折畳塊47の両側部をスムーズに展開させて、前側折畳塊47の突出力を低減させ、以て、フロントウインドウガラス2への影響を少なくすることができる。
【0076】
上記以外については、前記実施の形態2と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0077】
【発明の実施の形態3】
図15〜図17は、この発明の実施の形態3を示すものである。なお、前記実施の形態1,2と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0078】
まず、構成を説明すると、この実施の形態3のものでは、リテーナ49の開口部73の車幅方向61中央部に、整流部66の中央部を押さえる圧力気体噴出方向制御用の縦棧74を形成したものである。
【0079】
なお、図中、符号75は折り畳まれたバッグ本体45の側部に設けられた縫糸である。
【0080】
次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0081】
リテーナ49の開口部73の車幅方向61中央部に、圧力気体噴出方向制御用の縦棧74を形成したことにより、展開時に整流部66の中央部が縦棧74で押えられ両端部のみが膨らまされることとなるので、図16、図17に示すように、膨らんだ整流部66の車幅方向61両端から斜め上方へ向けて圧力気体が噴出されるようになる。
【0082】
これにより、バッグ本体45の両側部へ圧力気体を一層導入し易くすることが可能となる。
【0083】
また、バッグ本体45の側部に設けられた縫糸75に圧力気体が直接掛って、縫糸75が溶損されることを防止することができる。
【0084】
上記以外については、前記実施の形態1,2と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0085】
【発明の実施の形態4】
図18は、この発明の実施の形態4を示すものである。なお、前記実施の形態1〜3と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0086】
まず、構成を説明すると、この実施の形態4のものでは、バッグ本体45の圧力気体導入口57部分に設けた、整流布64などの整流部材65を、展開初期経過後に、圧力気体導入口57部分から少くとも一部分が離脱可能としたものである。
【0087】
より具体的には、整流部66を、圧力によって容易に切断されるようにしたヒューズ縫い部76によって少くとも二枚の布片をつなぎ合せた、継ぎ合せ構造とする。
【0088】
なお、継ぎ合せ部77は、整流部66の付根部分に形成しても、整流部66の中間部に形成しても良い。
【0089】
次に、この実施の形態4の作用について説明する。
【0090】
整流部66を、圧力によって容易に切断されるようにしたヒューズ縫い部76によって少くとも二枚の布片をつなぎ合せた、継ぎ合せ構造とすることにより、展開初期にのみ整流布64などの整流部材65を機能させ、展開初期経過後には圧力気体導入口57部分から整流布64などの整流部材65の少くとも一部分を離脱させることができるようになる。
【0091】
これにより、整流布64などの整流部材65が作動しなくなり、展開初期を経過した後のバッグ本体45の展開制御を、ディフューザ開口44部分に行わせることができるようになる。
【0092】
具体的には、展開初期に圧力気体によって膨らまされた整流部66は、その後、圧力気体の圧力によってヒューズ縫い部76が切断され、機能しないようになる。
【0093】
上記以外については、前記各実施の形態1〜3と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0094】
【発明の実施の形態5】
図19、図20は、この発明の実施の形態5を示すものである。なお、前記実施の形態1〜4と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0095】
この実施の形態5のものでは、バッグ本体45の圧力気体導入口57の対向両端縁に縫製線62で縫製され、且つ、筒状のインフレータ42を包囲保持する帯状保持布451を設けてなる構造の車両用エアバッグ装置において、前記実施の形態1〜4の整流布(ないしは整流部材)と同様な整流布64を設けたものである。すなわち、バッグ本体45の内側面におけるその圧力気体導入口57の対向両端縁に縫製線62で縫製され、且つ、圧力気体導入口57からバッグ本体45内へ入った圧力気体の噴射方向を車幅方向61へ導く帯状の整流布64を設けたものである。
【0096】
上記以外については、前記各実施の形態1〜4と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0097】
【発明の実施の形態6】
図21は、この発明の実施の形態6を示すものである。なお、前記実施の形態1〜5と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0098】
この実施の形態5のものでは、整流部材65としての整流布64に対し、車幅方向61の両端にリテーナボルト50の車両前後方向60のピッチ80よりも広い間隔81(ピッチ80<間隔81)でボルト孔69aを形成すると共に、車幅方向61の中間部にリテーナボルト50の車両前後方向60のピッチ80とほぼ等しい間隔82(ピッチ80間隔82)でボルト孔69bを形成して、リテーナボルト50を通した時に、車幅方向61両端のボルト孔69aと車幅方向61中間部のボルト孔69bとによって囲まれる部分にたるみ部83を形成させるようにしている。
【0099】
更に、整流部材65の車幅方向61の両端中間部(前記たるみ部83の部分)を、リテーナ49の開口幅84に応じ切欠いて(切欠部85)、前記たるみ部83に整流部66を形成し、整流布64全体をほぼI字状としている。
【0100】
なお、図21の場合、リテーナボルト50は、車幅方向61に対して4本設けられるようになっている。
【0101】
この実施の形態によれば、整流布64の形状が単純となるため、整流布64の加工が容易化され、整流布64を安価に作製することが可能となる。
【0102】
また、リテーナボルト50に整流布64を通した時に、車幅方向61両端のボルト孔69aと車幅方向61中間部のボルト孔69bとによって囲まれる部分にたるみ部83を形成させ、このたるみ部83をリテーナ49の開口幅84に応じ切欠いて整流部66を形成させるようにしているので、図23(a)(b)に示すように、リテーナ49をバッグ本体収納容器46へ組付ける際に整流部66がリテーナボルト50の先端にからんでリテーナボルト50を通せなくなるようなことがなくなり、よって、組付時に整流部66を仮止めする必要がなくなり、図22(a)(b)に示すように、組付性を向上することができる。
【0103】
更に、このようにして得られた整流部66は、上記各実施の形態1〜4のものと同様の良好な整流機能を確保することができる。
【0104】
【変形例】
図24は、実施の形態5の第1の変形例を示すものであり、整流布64における車両前後方向60の両縁部をほぼ円弧状にカットして(カット部86)、整流布64全体をほぼX字状としたものである。このようにしても前記実施の形態5と同様の作用効果を得ることができる。また、カット部86により整流布64の前縁部と後縁部に余分な部分がなくなるので、その分、整流布64の納まりを良くすることができる。
【0105】
図25は、実施の形態5の第2の変形例を示すものであり、整流布64における車両前後方向60の両縁部をほぼ台形状にカットして(カット部87)、整流布64全体をほぼX字状としたものである。このようにしても前記実施の形態5と同様の作用効果を得ることができる。また、カット部86により整流布64の前縁部と後縁部に余分な部分がなくなるので、その分、整流布64の納まりを良くすることができる。
【0106】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記各実施の形態の上記した以外の組合せも有効である。
【0107】
【発明の効果】
以上説明してきたように、発明によれば、バッグ本体の圧力気体導入口部分に、整流部材を取付けてバッグ本体内への圧力気体の噴出方向を積極的に車幅方向へ導かせるようにしているので、バッグ本体を、先ず両側部を縦折りにしてから前後部を横折りにして折り畳んでいる場合でも、先に折られて内側になっているバッグ本体の両側部へ圧力気体を積極的に導入して、両側部をスムーズに展開させることが可能となる。
【0108】
このように、バッグ本体の縦折りにされた両側部が展開初期から圧力気体を導入されてスムーズに展開されるようになると、縦折りにされた両側部分が塊のまま飛出してくることがなくなり、以て、両側部分がフロントウインドウガラスなどに影響を与えることを防止することができる。
【0109】
また、本発明によれば、整流部材を、整流布としたことにより、安価且つ無理なく簡単に圧力気体導入口部分に整流部材を取付けることが可能となる。
【0110】
そして、請求項1の発明によれば、整流部は、圧力気体導入口の車両前後方向の開口寸法よりも長い寸法を有して圧力気体導入口の車幅方向のほぼ中央部を車両前後方向へ延びる所定幅の帯状を呈しているので、圧力気体導入口を介してバッグ本体内へ圧力気体が導入されると、整流部は、圧力気体を受けてバッグ本体内方へ半筒状に膨らみ、車幅方向の両端部から圧力気体を噴出することにより、圧力気体の噴出方向を積極的に車幅方向へ変更させるようにする。よって、先に折られて内側になっているバッグ本体の両側部へ積極的に圧力気体を導入して、両側部をスムーズに展開させることが可能となる。
【0115】
また、請求項1の発明によれば、リテーナの車幅方向中央部に、圧力気体噴出方向制御用の縦棧を形成したことにより、展開時に整流部の中央部が縦棧で押えられ両端部のみが膨らまされることとなるので、膨らんだ整流部の車幅方向両端から斜め上方へ向けて圧力気体が噴出されるようになる。これにより、バッグ本体の両側部へ圧力気体を一層導入し易くすることが可能となる。また、バッグ本体の側部に設けられた縫糸に圧力気体が直接掛って、縫糸が溶損されることを防止することができる。
【0117】
請求項の発明によれば、整流布の形状が単純となるため、整流布の加工が容易化され、整流布を安価に作製することが可能となる。
【0118】
また、リテーナボルトに整流布を通した時に、車幅方向両端のボルト孔と車幅方向中間部のボルト孔とによって囲まれるたるみ部に整流部を形成させるようにしているので、リテーナをバッグ本体収納容器へ組付ける際に整流部がリテーナボルトの先端にからんでリテーナボルトを通せなくなるようなことがなくなり、よって、組付時に整流部を仮止めする必要がなくなり、組付性を向上することができる。
【0119】
更に、このようにして得られた整流部は、良好な整流機能を確保することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の側方断面図である。
【図2】図1のバッグ本体の圧力気体導入口に設けられる整流部材の平面図である。
【図3】図2の整流部材の取付状態を示す図である。
【図4】図2の整流部材の斜視図である。
【図5】図4の取付状態を示す図である。
【図6】図2の整流部材の側面図である。
【図7】図6の取付状態を示す図である。
【図8】図2の整流部材が膨らんだ状態を示す斜視図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】本発明の実施の形態2にかかる整流部材の斜視図である。
【図11】図10の折込部の位置を示す側方断面図である。
【図12】図11の整流部材が膨らんだ状態を示す図である。
【図13】実施の形態2の変形例の折込部の位置を示す側方断面図である。
【図14】図13の整流部材が膨らんだ状態を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態3を示す斜視図である。
【図16】図15の整流部材が膨らんだ状態を示す斜視図である。
【図17】図16の正面図である。
【図18】本発明の実施の形態4にかかる整流部材の平面図である。
【図19】本発明の実施の形態5にかかる整流部材の側方断面図である。
【図20】図19の斜視図である。
【図21】本発明の実施の形態5にかかる整流部材の平面図である。
【図22】(a)は実施の形態5の整流部材の組付前の状態を表わす側方断面図、(b)は組付後の状態を表わす側方断面図である。
【図23】(a)は他の整流部材の組付前の状態を表わす側方断面図、(b)は組付後の状態を表わす側方断面図である。
【図24】実施の形態5の第1の変形例にかかる整流部材の平面図である。
【図25】実施の形態5の第2の変形例にかかる整流部材の平面図である。
【図26】従来例の側方断面図である。
【図27】バッグ本体の平面図である。
【図28】図27のバッグ本体を縦折りにした状態を示す平面図である。
【図29】図28をA−A方向から見た図である。
【図30】図28のバッグ本体を前後に折り畳んでいる状態を示す側面図である。
【図31】図30に続くバッグ本体を前後に折り畳んでいる状態を示す側面図である。
【符号の説明】
45 バッグ本体
46 バッグ本体収納容器
49 リテーナ
50 リテーナボルト
57 圧力気体導入口
60 車両前後方向
61 車幅方向
64 整流布
65 整流部材
66 整流部
69a ボルト孔
69b ボルト孔
71 折込部
74 縦棧
80 ピッチ
81 間隔
82 間隔82
83 たるみ部

Claims (2)

  1. 圧力気体によって車室内乗員側へ膨出するバッグ本体の両側部を縦折りにし、次に縦折にされたバッグ本体の前後部を横折りにしてバッグ本体収納容器内へ収容した車両用エアバッグ装置において、
    前記バッグ本体の圧力気体導入口部分に、該圧力気体導入口からバッグ本体内へ入った圧力気体の噴出方向を車幅方向へ導く整流部材を取付け
    前記整流部材が、整流布であり、
    該整流布が、前記圧力気体導入口の車両前後方向の開口寸法よりも長い寸法を有して前記圧力気体導入口の車幅方向のほぼ中央部を車両前後方向へ延びる所定幅の帯状を呈した整流部を有し、
    前記バッグ本体の圧力気体導入口に取付けられた枠状のリテーナの車幅方向中央部に、前記整流部の中央部を押さえる圧力気体噴出方向制御用の縦棧を形成したことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  2. 圧力気体によって車室内乗員側へ膨出するバッグ本体の両側部を縦折りにし、次に縦折にされたバッグ本体の前後部を横折りにしてバッグ本体収納容器内へ収容した車両用エアバッグ装置において、
    前記バッグ本体の圧力気体導入口部分に、該圧力気体導入口からバッグ本体内へ入った圧力気体の噴出方向を車幅方向へ導く整流部材を取付け、
    前記整流部材が、整流布であり、
    該整流布に対し、車幅方向の両端に、前記バッグ本体の圧力気体導入口に取付けられた枠状のリテーナから突設されたリテーナボルトの車両前後方向のピッチよりも広い間隔でボルト孔を形成すると共に、車幅方向の中間部に前記リテーナボルトの車両前後方向のピッチとほぼ等しい間隔で別のボルト孔を形成して、前記リテーナボルトを通した時に、車幅方向両端のボルト孔と車幅方向中間部のボルト孔とによって囲まれるたるみ部に前記整流部を形成させるようにしたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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