JP3982532B2 - 楽音再生装置および携帯端末装置 - Google Patents
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この楽音再生装置の構成例を図10に示し、音色を変更する際の説明を以下に行う。図10において、CPU(Central Processing Unit)110は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データや、SMAF(Synthetic Music Mobile Application Format)データ等のシーケンスデータをRAM(Random Access Memory)111から読み出して音源ハードウェア部115に供給している。音源ハードウェア部115は供給されたシーケンスデータを再生して楽音信号をスピーカ134に出力している。この音源ハードウェア部115は、音色パラメータ保存領域130と楽音を再生処理するデータ処理部133を備えている。音色パラメータ保存領域130は、RAM(Random Access Memory)に確保された領域やレジスタにより構成されている。
さらに、上記本発明の楽音再生装置において、前記音源手段は、所定のフォーマットに変換されたシーケンスデータに基づいて楽音を再生するようにしてもよい。
さらにまた、上記本発明の楽音再生装置において、前記汎用記憶手段は、第1の音源メモリと第2の音源メモリとを備え、前記音源制御手段は、前記システム制御手段による命令に含まれている先頭アドレスが前記第1の音源メモリ内にあるか、前記第2の音源メモリ内にあるかを判別し、前記第1の音源メモリ又は前記第2の音源メモリ内にある先頭アドレスに対応する音色パラメータを読み出すようにしてもよい。
さらにまた、上記本発明の楽音再生装置において、前記第1の音源メモリはRAM(Random AccessMemory)であり、前記第2の音源メモリはROM(Read OnlyMemory)であるようにしてもよい。
さらにまた、上記本発明の楽音再生装置において、前記楽音再生装置は、外部からデータを受信可能とするデータ受信手段を有し、該データ受信手段により受信されたデータが前記汎用記憶手段に格納されるようにしてもよい。
また、システム制御手段は汎用記憶手段における変更したい音色パラメータの先頭アドレスを送ることにより、音色変更処理が行われるので、システム制御手段と楽音再生装置とのデータ転送量を削減することができる。
図1に示す携帯電話機1は、一般にリトラクタブルとされたアンテナ25を備えており、基地局2と無線回線により接続可能とされている。アンテナ25は変調・復調機能を有する通信部13に接続されている。中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)10は、電話機能プログラムを実行することにより携帯電話機1の各部の動作を制御するシステム制御部であり、動作時の経過時間を示したり、特定の時間間隔でタイマ割込を発生するタイマを備えている。また、CPU10は着信時等の楽音再生時にシーケンスデータを所定量ずつ音源ハードウェア部15に転送している。RAM11は基地局2を介して接続したダウンロードセンター等からダウンロードされたシーケンスデータの格納エリアや、CPU10のワークエリア等が設定されるRAM(Random Access Memory)である。ROM12はCPU10が実行する送信や着信の各種電話機能プログラムや楽音再生関連処理等のプログラムや、プリセットされたシーケンスデータ等の各種データが格納されているROM(Read Only Memory)である。
図2に示す本発明の楽音再生装置において、RAM11にはシーケンスデータや種々の音色の音色パラメータが格納されている。このRAM11に格納されている例えばGM音源規格の音色パラメータ群が、CPU10の制御の基で音源ハードウェア部15の音源メモリ30に転送されて登録されている。音源メモリ30に音色パラメータ群を登録する際には、CPU10は音色パラメータ送信命令aをRAM11に与えて登録すべき音色パラメータ群における音色パラメータを順次読み出して、読み出した音色パラメータbが音源メモリ30へ供給される。同時にCPU10は、音色パラメータライト命令(メモリへの音色パラメータ登録)cを制御部31に与える。これを受けて制御部31は、音色パラメータbを音源メモリ30に書き込むアドレスを生成して音色パラメータ書込命令dを音源メモリ30に与える。これにより、RAM11から読み出された音色パラメータaは音源メモリ30の所定の領域に書き込まれるようになる。なお、音源メモリ30に登録されている各音色パラメータの先頭アドレスが書き込まれた音色パラメータテーブルはCPU10がRAM11のワークエリアに保存している。
図3に示す構成において、CPU10からの音色パラメータライト命令cは音源メモリアドレス生成回路31aに与えられ、登録される音色パラメータを書き込むアドレスが生成されて音源RAM30aのアドレス入力端子に与えられる。音源RAM30aは、入力ビット幅および出力ビット幅が例えば8ビットとされた汎用メモリとされている。CPU10からの音色パラメータライト命令cが与えられる際には、CPU10から音色パラメータ送信命令aがRAM11に与えられて登録すべき音色パラメータが読み出されて、その音色パラメータbが音源RAM30aのデータ入力端子に与えられている。そこで、音源メモリアドレス生成回路31aから順次与えられるアドレス位置に音色パラメータbが逐次書き込まれる。この場合、任意の数からなる音色パラメータ群、例えばGM音源規格の全ての音色パラメータを音源RAM30aに書き込むことができる。なお、各音色パラメータを音源RAM30aに書き込む先頭アドレスは、CPU10が音色パラメータライト命令cにおいて音源メモリアドレス生成回路31aに与えており、各音色パラメータの先頭アドレスを書き込んだ音色パラメータテーブルがRAM11に記憶される。
なお、音源ROM30bには予め所定の音色パラメータ群が格納されており、そのデータ構成は図4に示すデータ構成例と同様とされている。
このように、音源RAM30aは音色パラメータのみではなく他のデータも記憶することのできる汎用メモリとされている。
楽音再生装置が適用されている携帯電話機において、着信を報知するメロディを楽音再生装置が再生するように設定されている場合は、着信があった際に楽音再生指示が行われて図6に示す再生処理がスタートされる。そして、ステップS1にて各種レジスタがリセットあるいはデフォルト値とされる等の、音源ハードウェア部15を初期化する初期化処理が行われる。次いで、ステップS2の音色パラメータのメモリ登録処理,ステップS3の音色変更処理,ステップS4の音データ処理が並列して行われる。このステップ2ないしステップS3の処理は、シーケンスデータが終了、あるいは停止指示されるまで繰り返し実行され、これによりシーケンスデータを再生した楽音が出力されるようになる。
図7に音色パラメータのメモリ登録処理フローチャートを示す。
楽音の再生開始が指示されて初期化処理が行われた後に、ユーザが入力部17のボタンを操作して音色パラメータのメモリ登録を選択すると、図7に示す音色パラメータのメモリ登録処理が開始される。すると、ステップS10においてCPU10からの登録要求があるか否かが判定される。ここで、CPU10から音色パラメータライト命令cが音源ハードウェア部15に与えられていると共に、RAM11に音色パラメータ送信命令aが与えられている場合は、YESと判定されてステップS11に進み、ステップS11にてRAM11から読み出された音色パラメータが音源メモリ30における音源RAM30aに登録される。登録が終了すると音色パラメータのメモリ登録処理は終了してリターンされる。また、ステップS10にてCPU10からの登録要求がないと判定された場合も音色パラメータのメモリ登録処理は終了してリターンされる。
楽音の再生開始が指示されて初期化処理が行われた後に、シーケンスデータ中に埋め込まれた音色変更メッセージ等により音色変更処理が開始されると、ステップS20にてCPU10から音色変更命令がきているか否かが判定される。ここで、CPU10が音源ハードウェア部15における制御部31に音色変更命令cを与えている場合はYESと判定されて、ステップS21およびステップS22に進む。ステップS21では音源RAM30aあるいは音源ROM30bから指定された音色パラメータが読み出されて音色キャッシュメモリ32aへ送信される。そして、ステップS21と並列に処理されるステップS22においては、送信された音色パラメータが音色キャッシュメモリ32aにおいて受信され、指定されたチャンネルの音色パラメータが書き換えられる。ステップS21およびステップS22の処理が終了すると音色変更処理が終了してリターンされる。また、ステップS20にてCPU10からの音色変更命令がきていないと判定された場合も音色変更処理が終了してリターンされる。
楽音の再生開始が指示されて音源ハードウェア部15の初期化処理が行われた後に、制御データにおける各イベントの再生タイミングとなった際に制御部31から音源コア33に制御データがセットされる。これにより、楽音を再生するタイミングとなったことになり音データ処理が開始される。そして、ステップS30にて音源コア33にキーオンがセットされていてキーオン中か否かが判定される。ここで、キーオンがセットされている場合はYESと判定されてステップ31に進み、音源コア33は音色キャッシュメモリ32aから再生するチャンネルの音色パラメータを読み出す。次いで、ステップS32にて読み出した音色パラメータおよびセットされた制御データに基づいて楽音を再生するデータ処理が行われる。そして、ステップS33にて再生された楽音データが出力(発音)される。ステップS33の処理が終了すると音データ処理が終了してリターンされる。また、ステップS30にてキーオン中でないと判定された場合も音データ処理が終了してリターンされる。
以上説明した本発明の楽音再生装置は、携帯端末装置である上記した携帯電話機のみに適用されるものではなく、楽音を出力可能な携帯情報機器や、楽音を出力可能な携帯型パーソナルコンピュータ等に適用することができる。この際に、テキストや画像コンテンツに同期して音楽コンテンツデータを再生するようにしてもよい。
さらにまた、音源ハードウェア部15における音源コア33の音源方式は、FM音源方式に限るものではなく、波形メモリ音源(PCM音源、ADPCM音源)方式、物理モデル音源方式等とすることができ、音源の構成としてはDSP等を用いたハードウェア音源とすることができる。
Claims (7)
- 装置全体を制御するシステム制御手段を有する装置内に配設され、楽音を再生する楽音再生装置において、
任意の数からなる音色パラメータ群を含む各種データを登録可能な汎用記憶手段と、
設定された音色パラメータに基づく楽音を再生する音源手段と、
入力データ幅に対して音色パラメータを前記音源手段に転送する出力データ幅が大きくされているキャッシュメモリと、
前記システム制御手段による命令に基づいて前記楽音再生装置を制御する音源制御手段とを備え、
前記汎用記憶手段は、音色パラメータの1チャンネル分のデータ幅より小さいデータ幅で前記キャッシュメモリに音色パラメータを出力するようにされ、
前記キャッシュメモリは、音色パラメータの少なくとも1チャンネル分を1回で前記音源手段に出力するようにされており、
前記音源手段に設定する音色を変更する際に、前記音源制御手段が変更する音色の音色パラメータを前記汎用記憶手段に記憶されている音色パラメータ群から読み出して、前記キャッシュメモリへ転送し、前記音源制御手段が前記音源手段に再生を指示した際に、該キャッシュメモリから前記音源手段へ前記音色パラメータが転送されるようにしたことを特徴とする楽音再生装置。 - 前記音源制御手段は、前記音色パラメータに付与された所定のアドレスの先頭アドレスを指定することにより前記汎用記憶手段から前記音色パラメータを読み出すことを特徴とする請求項1記載の楽音再生装置。
- 前記音源手段は、所定のフォーマットに変換されたシーケンスデータに基づいて楽音を再生することを特徴とする請求項1記載の楽音再生装置。
- 前記汎用記憶手段は、第1の音源メモリと第2の音源メモリとを備え、前記音源制御手段は、前記システム制御手段による命令に含まれている先頭アドレスが前記第1の音源メモリ内にあるか、前記第2の音源メモリ内にあるかを判別し、前記第1の音源メモリ又は前記第2の音源メモリ内にある先頭アドレスに対応する音色パラメータを読み出すことを特徴とする請求項1記載の楽音再生装置。
- 前記第1の音源メモリはRAM(Random AccessMemory)であり、前記第2の音源メモリはROM(Read OnlyMemory)であることを特徴とする請求項4記載の楽音再生装置。
- 前記楽音再生装置は、外部からデータを受信可能とするデータ受信手段を有し、該データ受信手段により受信されたデータが前記汎用記憶手段に格納されることを特徴とする請求項1記載の楽音再生装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の楽音再生装置が携帯端末装置内に配設されており、
前記システム制御手段は、前記携帯端末装置の機能処理をメイン処理として実行するようになされていることを特徴とする携帯端末装置。
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