JP3982514B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の一実施形態によるカラオケ装置の全体構成を示すブロック図である。同図において、30は装置各部を制御するCPUである。このCPU30には、バスBUSを介してROM31、RAM32、ハードディスク装置(HDD)37、通信制御部36、リモコン受信部33、表示パネル34、パネルスイッチ35、音源装置38、音声データ処理部39、効果用DSP40、文字表示部43、LDチェンジャ44、表示制御部45および音声処理用DSP49が接続されている。
図2において、楽曲データは、ヘッダ、楽音トラック、ガイドメロディトラック、歌詞トラック、音声トラック、効果トラックおよび音声データ部からなっている。ヘッダには、その楽曲データに関する種々の情報が書き込まれており、例えば曲番号、曲名、ジャンル、発売日、曲の演奏時間(長さ)等のデータが書き込まれている。
このような楽曲データは、カラオケの演奏開始時にHDD37から読み出され、RAM32にロードされる。
リモコン受信部33は、リモコン51から送られてくる赤外線信号を受信して入力データを復元する。リモコン51は、選曲スイッチなどのコマンドスイッチやテンキースイッチ等を備えており、利用者がこれらのスイッチを操作するとその操作に応じたコードで変調された赤外線信号を送信する。
表示パネル34は、このカラオケ装置の前面に設けられており、現在演奏中の曲コードや予約曲数などを表示するものである。パネルスイッチ35は、カラオケ装置の前面に設けられており、曲コード入力スイッチやキーチェンジスイッチ等を含んでいる。また、リモコン51またはパネルスイッチ35によって採点機能のオン/オフが指定できるようになっている。
次に、本実施形態の採点処理部50について説明する。この採点処理部50は、上述した音声処理用DSP49、CPU30等のハードウェアと採点用のソフトウェアによって構成される。図7は、採点処理部50の構成を示すブロック図である。同図において、採点処理部50は、第1の採点部50A、第2の採点部50B、合成部50Cおよび評価部50Dからなる。
第1,第2の採点部50A,50Bは、一対のA/Dコンバータ501a,501b、データ抽出部502a,502b、比較部503a,503b、およびフィルタ504a,504bによって構成される。
Ti:計測時刻データ(演奏クロックの相対時間で計測)
ΔT:持続時間データ(前回の計測時刻からの時間)
Mi:リファレンスメロディ状態データ
(歌唱が必要な区間か否か、歌唱区間で「1」、非歌唱区間で「0」)
Si:歌唱状態データ(歌唱の有無、歌唱中で「1」、非歌唱中で「0」)
Fi:音高差データ(音高の差分をログスケール(cent単位)で指示)
Li:音量差データ(音量の差分をログスケール(dB単位)で指示)
ただし、「i」は、i番目のサンプルであることを示している。
また、リファレンスメロディ状態データMiは、ガイドメロディトラックに記録されている各パートに対応した楽曲データに基づいて、CPU30が生成する。具体的には、当該楽曲データ中のノートオンステータス、ノートオフステータスから生成される。
また、歌唱状態データSiは、データ抽出部502a,502bから供給される各音量データを予め定められた閾値と比較することによって、各比較部503a,503bが生成する。この場合、閾値は、利用者が歌唱しているか否かを判別可能なレベルに設定される。
これにより、前回のサンプルと比較して変化の大きいサンプルを無効にして、歌い手の歌唱力を正当に評価することが可能となる。
この場合は、いずれの採点部で行われる採点にあっても、有効な歌唱区間であって、かつ歌い手が歌唱している期間である。このため、差分データの平均値を算出する。
Fi’=(Fi1+Fi2)/2
Li’=(Li1+Li2)/2
この場合、第2の採点部50Bで行われる採点は、非歌唱区間かあるいは歌唱中でない期間に行われている。一方、第1の採点部50Aで行われる採点は、有効歌唱区間において歌い手が歌唱中である期間である。このため、差分データDiffbは無視される。
Fi’=Fi1
Li’=Li1
この場合、第1の採点部50Aで行われる採点は、非歌唱区間かあるいは歌唱中でない期間に行われている。一方、第2の採点部50Bで行われる採点は、有効歌唱区間において歌い手が歌唱中である期間である。このため、差分データDiffaは無視される。
Fi’=Fi2
Li’=Li2
また、デュエット曲の単独歌唱区間において、本来歌唱すべきでない歌唱音声は採点対象とならず、本来予定されている歌唱音声のみに基づいて、正確な採点結果を得ることができる。
Q1(X)=k1*Fi+k2*Li
Q2(X)=k3*Fi+k4*Li
ただし、k1>k3、k2<k4であるものとする。
Q1a=100−(k1*Fi1+k2*Li1)
Q1b=100−(k1*Fi2+k2*Li2)
Q2a=100−(k3*Fi1+k4*Li1)
Q2b=100−(k3*Fi2+k4*Li2)
k1/k2=(Li2−Li1)/(Fi1−Fi2)
この場合には、同一の採点結果となってしまうので、歌唱力の優劣を判定することができない。しかしながら、バトル曲は、その判定結果によって、歌い手や周りの聴衆はカラオケの雰囲気を盛り上げるために歌唱されるものである。したがって、判定結果が引き分けであると、せっかく歌唱しても面白味に欠けてしまう。そこで、本実施形態にあっては、第3,第4の評価関数演算部530,540を設け、第2の評価関数Q2(x)で歌唱力の優劣を評価できるようにしている。
次に、本実施形態による動作について説明する。なお、この例においては、特に断らない限り、歌い手は歌唱すべき区間で歌唱中であり、歌唱状態データSi=1であったものとする。
まず、二人の歌い手が、バトル曲を歌唱する場合について図10を参照しつつ説明する。この例のバトル曲は、図10に示すように前奏・間奏区間t1,t5および第1〜第3歌唱区間t2〜t4から構成されているものとする。この場合には、各歌い手毎に採点する必要があるため、図10(B)に示すようにセレクタ48はストレートモードに設定される。
次に、一人の歌い手が通常の曲を歌唱する場合について説明する。この場合には、いずれか一方の採点部によって、差分データを生成してもよいが、本実施形態では、ノイズの低減を図るために、第1,第2の採点部50A,50Bで同時に処理を行い、その平均値に基づいて採点を行うようにしている。
このため、セレクタ48はミックスモードに設定され、第1の採点部50Aと第2の採点部50Bには、同一のリファレンスメロディデータ#Aが供給される。そして、合成部50Cは差分データDiffaと差分データDiffbの平均値を算出し、合成差分データDiffcとして出力する。
これにより、A/Dコンバータ501a,501bにおいて、量子化する際に発生する誤差や、音高を検出する際の誤差等によって生じるノイズ成分を低減して、歌唱力を精度の良く採点することが可能となる。
次に、男女の歌い手がデュエット曲を歌唱する場合について説明する。デュエット曲中には、一般に、男性のみが歌唱する男性歌唱区間、女性のみが歌唱する女性歌唱区間、男性と女性が同時に歌唱する混成歌唱区間、および両者がともに歌唱しない前奏・間奏区間がある。混成区間にあっては、両者が同時に歌唱するため、歌唱力の採点は、第1,第2の採点部50A,50Bの各々で行う必要がある。これに対して、男性歌唱区間あるいは女性歌唱区間では、いずれか一方で差分データを生成すれば、採点を行うことができるが、本実施形態にあっては、採点精度を向上させる目的で、この場合にも両方の採点部を用いて差分データを生成し、これを合成部50Cで平均して合成差分データを得ている。
また、各マイク47a,47bの入力レベルをキャラクタの大きさとして表示するので、音量を一見して知ることができる。さらに、歌唱すべきマイクの種類を容易に判別することもできる。
すなわち、一人の歌い手が歌唱する場合には、SN比を改善した合成差分データDiffcに基づいて採点結果を得ることができ、デュエット曲においては、歌唱区間の性質に応じて、合成部50Cの動作を切り替えることによって精度の良くかつ妥当な採点結果を算出することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態には限定されず、以下のような各種の変形が可能である。
(1)例えば、実施形態では、デュエット曲をカラオケ演奏する場合を例としたが、これに限らず、3つ以上のボーカルパートからなるコーラスの歌唱に対応すべく拡張することも可能である。この場合、採点処理部50をパートの数に対応した系統に拡張し、ガイドメロディもパートの数に対応したトラック数だけ用意すればよい。
(2)また、実施形態のように、採点結果として各音楽要素の平均値を求めるのではなく、音高、音量あるいはリズムの得点を各音楽要素毎の採点結果として出力してもよい。
(4)また、実施形態では、デュエット曲においてボーカルのパート毎に得られる得点の平均値を出力したが、個別に出力するようにしてもよいし、あるいは、両方を出力するようにしてもよい。個別に出力する場合は、差分データDiffa,Diffb各々に基づいて採点結果を評価部50Dで算出すればよい。
(5)その他、複数の歌唱音声のうち採点結果の最も高い者の点数を強調表示するなど、種々の表示態様を採用することによって利用者の楽しみをさらに増すことができる。
Claims (2)
- 曲データに基づいて、楽曲の演奏を行うとともに歌詞をモニタに表示させるカラオケ装置において、
第1のマイクロホンから取り込まれる歌唱音声信号と第2のマイクロホンから取り込まれる歌唱音声信号とを混合または選択して第1の出力端子と第2の出力端子から出力する選択手段と、
前記第1の出力端子から出力される前記歌唱音声信号に基づいて歌唱音量を検出する第1の検出手段と、
前記第2の出力端子から出力される前記歌唱音声信号に基づいて歌唱音量を検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段によって検出された歌唱音量に応じて第1のキャラクタの形状を可変して前記モニタに表示させるとともに、前記第2の検出手段によって検出された歌唱音量に応じて第2のキャラクタの大きさを可変して前記モニタに表示させる表示制御手段と、
前記曲データに基づいて、前記選択手段の切換と前記第1,第2のキャラクタの設定とを同期して制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記曲データが二人の歌い手によって歌唱される混成歌唱区間と一方の歌い手によって歌唱される単独歌唱区間から構成されるものであることを検知すると、
前記混成歌唱区間において、前記第1のマイクロホンからの前記歌唱音声信号を第1の出力端子から出力するように、かつ、前記第2のマイクロホンからの前記歌唱音声信号を第2の出力端子から出力するように前記選択手段を制御するとともに、前記第1,第2の検出手段によって検出された歌唱音量に対応して前記第1,第2のキャラクタの形状を可変し、
前記単独歌唱区間において、混合した前記歌唱音声信号を前記第1,第2の出力端子から出力するように前記選択手段を制御するとともに、前記一方の歌い手による前記歌唱音声信号から検出された歌唱音量に応じて、対応する一方のキャラクタの形状を可変し、他方のキャラクタを縮小しかつ大きさを変化しないように制御する
ことを特徴とするカラオケ装置。 - 前記制御手段は、
前記単独歌唱区間において、前記他方のキャラクタを縮小しかつ大きさを変化しないように制御することに代えて、他方のキャラクタを表示しないように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
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JP2004122846A JP3982514B2 (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | カラオケ装置 |
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