JP3982061B2 - 自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造 - Google Patents

自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造、より具体的には、走行中の車両が障害物(例えば、歩行者)に衝突した際、障害物がはね上げられてフード上に倒れ込んだ場合に、歩行者の頭部がフード上面と二次衝突した場合の衝撃を吸収緩和して障害物を保護する、自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のフードはね上げ装置の機能は、走行中の車両が障害物に衝突した際、フードの後端をはね上げて、エンジンルーム内の構造物とフードとの間にクリアランスを確保し、フード上面に障害物が二次衝突した場合の衝撃を吸収緩和する、というものである。
【0003】
従来の自動車のフードはね上げ装置としては、例えば米国特許第4249632号に記載されているように、図13に示すような構造のものがあった。
この従来技術は、歩行者保護用の安全装置を示すもので、車両101前端部のバンパ102に設けられたセンサ103によって、歩行者104の衝突が検出されると、フード105の後端下部に設けられたエアバック106が膨張展開し、フード105の後端部を上方に持ち上げて、フード105の後端部をエアバック106のクッション作用により歩行者104がフード105に二次衝突した際の衝撃を緩和する、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の装置にあっては、フード105の後端部のはね上げにエアバック106を仕様し、フード105後端の車体上に取り付けているが、エアバック自体が大型のため収納するためにスペースを要する、という問題点があった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、フード後端部のはね上げに筒式アクチュエータを使用し、フードの後端のエアボックス内に配置する構成のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、請求項1に記載の第1の発明は、車両の前端が障害物に衝突したことを衝突検出手段が検出すると、はね上げ手段として筒式アクチュエータを使用し、そのアクチュエータの作動によりフードの後端をはね上げる。このとき、筒式アクチュエータは、車体縦壁面に上方向に作動力が作用するように取り付けられるが、車体パネルとアクチュエータ間に補強部材を設けることにより、アクチュエータ作動時に発生する車体側反力を吸収することができ、確実にフードをはね上げることができる。
また、はね上げ手段を筒式アクチュエータとしたことにより、取り付けスペースをあまり必要とせず、補強部材には、アクチュエータの位置決め機能を設けることにより、車体へのアクチュエータの取り付けが容易になる。
さらに、アクチュエータをエンジンルームと車体壁面パネルで隔壁されたエアボックス内の前壁に設け、車体壁面パネルに補強部材を介しエンジンルーム側から締結手段にて締結する、または、アクチュエータをエアボックス内の横壁に設け、車体壁面パネルに補強部材を介し車体外側から締結手段にて締結する、または、アクチュエータをエアボックス内の後壁に設け、車体壁面パネルに補強部材を介し車室内から締結手段にて締結する構造にしたため、狭いエアボックス内での締結作業を行う必要がないため、エアボックスの外からエアツールや電動工具が使用できるため、作業効率が向上する。
【0007】
又、フード後端をはね上げることにより、フードと車体側の構造物との間にクリアランスが確保され、衝突後の障害物がフード上に倒れ込んだ場合のフード上面との二次衝突を吸収緩和して、障害物を保護することができる。
【0008】
請求項2に記載の第2の発明は、第1の発明による自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造において、アクチュエータ下端の形状に合わせて補強部材を沿わせたため、少なくともアクチュエータ作動時に発生する車体側反力としての下方向荷重と車体パネルと荷重点のオフセットによるモーメントが作用して、アクチュエータが下方に変形移動しても、補強部材のアクチュエータ下部がストッパとなり、アクチュエータ作動力の反力を受けることができ、フード後端をさらに確実にはね上げることができる。また、補強部材の剛性向上により、アクチュエータ取り付け部を軽量化することができる。
【0009】
請求項3に記載の第3の発明は、第1の発明による自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造において、アクチュエータ下端の形状に合わせて車体パネルを沿わせたため、少なくともアクチュエータ作動時に発生する車体側反力としての下方向荷重と車体パネルと荷重点のオフセットによるモーメントが作用して、アクチュエータが下方に変形移動しても、車体パネルのアクチュエータ下部がストッパとなり、アクチュエータ作動力の反力を受けることができ、フード後端をさらに確実にはね上げることができるとともに、補強部材の軽量化が可能となる。
【0010】
請求項4に記載の第4の発明は、第1の発明による自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造において、アクチュエータの車体側への取り付け締結部を含むフランジまたは本体の少なくとも前後方向または下方向または左右方向を位置決めするガイド面またはストッパ面を補強部材に設けたことにより、アクチュエータを車体に取り付けるとき、車体上部よりアクチュエータを挿入し、補強部材に設けられた前後方向と左右方向のガイドに沿わせ、最終的には下方向のストッパに当てることによりアクチュエータが位置決めされるため、アクチュエータの取り付けが簡素化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるフードはね上げ装置を備えた車両の概略構成を示す斜視図である。車両1は、車体2の前部にエンジンルーム3を有し、エンジンルーム3の前方にバンパ4を有し、エンジンルーム3の上面に該上面を覆うフード5を有する。
なお、符号9はバンパセンサである。
【0013】
図2(a)はフードはね上げ装置の衝突時の作動状態示す側面図、図2(b)はフードはね上げ前の状態を示す側面図である。
フードはね上げ装置は、車両1の前端が障害物(主として歩行者が考えられるので、ここでは歩行者として説明する)に衝突したときに、図2(a)に示すように、フード5の後端5bを一定高さにはね上げるものであり、ここでは、フード5の後端5bを車体2にロックするフードロック機構7と、車両1の前端(バンパ4)が障害物(歩行者)に衝突したことを検出し、その検出出力に応じてフード5の後端5bをはね上げるべきか否かを判断して作動信号を出力するコントローラ10と、コントローラ10からの信号を受けて作動させることによりフード5の後端5bを前端5aのフードロック機構7を支点にしてはね上げる筒式アクチュエータ8とからなる。
【0014】
図3に、筒式アクチュエータ8の構成を示す。
筒式アクチュエータ8は、電気信号によりインフレータ21内の火薬を爆発させ、内部22のガス圧の上昇によりピストン23を押し上げ、フード5をはね上げるものである。
なお、図中符号25はアクチュエータの本体、25aは本体下部を示す。
【0015】
(第1の実施の形態)
図4〜6は、本発明による自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造の第1の実施の形態を示す図である。
図4は、第1の実施の形態によるフードはね上げ装置のアクチュエータ8の取り付け状態の側面図、図5は図4におけるA方向(後ろから見た)からの矢視図、図6はアクチュエータ8の上面図である。
【0016】
まず、筒式アクチュエータ8の取り付け構成を説明する。
筒式アクチュエータ8は、フード5の後端5aの下部でエンジンルーム3後方のエアボックス部36に左右一対、車体パネル2aに補強部材30を介し、締結手段のボルト35にて締結され配設される。補強部材30は、フード5のはね上げ時にアクチュエータ8の作動による車体側に作用する反力を吸収する補強材である。
【0017】
また、補強部材30は、アクチュエータ8に取り付けフランジ20(ここでは4カ所)を有し、アクチュエータ8の車体取り付け時の位置決めにおいて、前後方向をフランジ20の側面20a(ここでは4カ所)を沿うように、補強部材30にガイド面30aが設けてある。左右方向と下方向は、アクチュエータ8のフランジ20の下面20bとフランジ20の厚さに対し補強部材30にストッパ片31(ここでは4カ所)が設けてある。
【0018】
これらにより、アクチュエータ8を車両に取り付けるとき、車体に固着された補強部材30に車両上部を挿入することにより、前後方向、左右方向および下方向の位置が定まり、エンジンルーム3側よりボルト35により締結される。
【0019】
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
まず、アクチュエータ8の車体パネル2aへの取り付けについて説明する。
車体2に固着された補強部材30にアクチュエータ8を車両上部より挿入するとき、アクチュエータ8の前後方向はアクチュエータ8のフランジ20の側面20aを沿うように設けられた補強部材30のガイド面30aに当接される。さらに、左右方向と下方向は、アクチュエータ8のフランジ20の下面20bとフランジ20の厚さに対し補強部材30にストッパ片31が設けてある。
【0020】
これらにより、アクチュエータ8を車両上部よりストッパ片31に当たるまで挿入することにより、前後方向、左右方向及び下方向の位置が定まり、エンジンルーム3側よりボルト35により容易に締結される。
このとき、アクチュエータ8の位置決めとして、少なくとも前後方向、左右方向、下方向の内、一方向以上でも位置決めは可能である。
【0021】
また、本発明では、アクチュエータ8をエンジン等の熱的影響の少ないエンジンルーム3後方で車体パネル2aで隔壁されたエアボックス部36の前壁に設けており、アクチュエータ8の車体パネル2aとの締結は、狭いエアボックス部36からではなく、作業スペースのあるエンジンルーム3側より作業する。これにより、締結作業効率が向上でき、また、他のエネルギを使用する電動工具等での作業が可能となる。
【0022】
第1の実施の形態では、アクチュエータ8はエアボックス部36の前壁に設けたが、同じエアボックス部36内の横壁あるいは後壁でもよい。そのときの車体パネル2aとの締結は、車両の外の側面または車室内となる。いずれの場合も、作業スペースはあるので、ボルト35の締め付け作業は容易である。
【0023】
次に、図7を用いて、車両1の前端が障害物(特に歩行者)に衝突したときの動作を説明する。
設定車速以上で車両1の前端が障害物に衝突したことをコントローラ10が判断すると、作動信号が出力されて、アクチュエータ8が作動する。筒式アクチュエータ8が作動すると、アクチュエータ8のピストン23が上昇し、フード5に固着された当て板5cに当たり、フード5の後端5bは、車両前部のフードロック機構7を支点に設定高さまで上昇する。このとき、アクチュエータ8の作動による反力は下向き荷重と荷重点Pと取り付け部までにオフセットLによるモーメントが車体パネル2aに作用するが、補強部材30はその反力による変形を抑える役目をする。
【0024】
したがって、フード5の後端5bを確実にはね上げることにより、エンジンルーム3内の構造物との間に一定のクリアランスが確保され、衝突後の歩行者がフード5上に倒れ込んだ場合のフード5の上面との二次衝突の衝撃を吸収緩和し、歩行者を保護することが可能となる。
【0025】
(第2の実施の形態)
図8,9に、第2の実施の形態として、補強部材40をアクチュエータ8の本体25の下部25aに小クリアランスを設けて沿わせるようにストッパ部41aを形成した延長部41を車体パネル2aに固着させた例を示す。
なお、図8は第2の実施の形態によるフードはね上げ装置のアクチュエータ8の取り付け状態の側面図、図9は図8におけるA方向(後ろから見た)からの矢視図である。
【0026】
次に、第2の実施の形態の作用を説明する。
第2の実施の形態では、補強部材40をアクチュエータ8の本体25の下部25aを沿うように補強部材40の下部41にストッパ部41aを小クリアランスを設けて延長し、端部を車体パネル2aに固着させることにより、アクチュエータ8の作動時の変形をより確実に抑えることができる。
【0027】
したがって、第1の実施の形態と同様、フード5の後端5bを確実にはね上げることにより、エンジンルーム3内の構造物との間に一定のクリアランスが確保され、衝突後の歩行者がフード5上に倒れ込んだ場合のフード5の上面との二次衝突の衝撃を吸収緩和し、歩行者を保護することが可能となる。
【0028】
(第3の実施の形態)
図10に、第3の実施の形態として、車体パネル2aを、アクチュエータ8の本体25の下部25aに小クリアランスを設けて沿わせるようにストッパ部50aを形成した凸部50を有する構成とした例を示す。
【0029】
次に、第3の実施の形態の作用を説明する。
第3の実施の形態では、アクチュエータ8の本体25の下部25aに沿うように小クリアランスを設けて車体パネル2aにストッパ部50aを形成することにより、第1、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0030】
したがって、第1、第2の実施の形態と同様、フード5の後端5bを確実にはね上げることにより、エンジンルーム3内の構造物との間に一定のクリアランスが確保され、衝突後の歩行者がフード5上に倒れ込んだ場合のフード5の上面との二次衝突の衝撃を吸収緩和し、歩行者を保護することが可能となる。
【0031】
図11は、本発明によるフードはね上げ装置の制御系の構成を示すブロック図である。
コントローラ10には、車速センサ90およびバンパセンサ9の検出信号が入力され、コントローラ10は、それらの信号によりフードの後端をはね上げるべきか否かを判断し、はね上げると判断した場合は、アクチュエータ8に作動信号を出力する。
【0032】
この場合の制御動作は、図12に示すように、ステップS1で車速Vが設定車速以上であるかどうか判断するとともに、ステップS2でバンパセンサ9がONしたかどうかを判断し、両方ともYESの場合のみ、ステップS3でフードはね上げ用アクチュエータ8を作動させる。車速の条件を入れたのは、停止中の車両にいたずら等で衝撃が加えられたときに作動しないようにするためである。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以上のような特徴をもつ構成としているため、フードと車体側の構造物との間にクリアランスが確保され、衝突後の障害物がフード上に倒れ込んだ場合のフード上面との二次衝突を吸収緩和して、障害物を保護することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフードはね上げ装置を搭載した車両の概略構成を示す斜視図である。
【図2】(a)はフードはね上げ装置を搭載した車両のフードをはね上げたときの側面図、(b)はフードはね上げ装置を搭載した車両の通常時のフードの側面図である。
【図3】筒式アクチュエータ8の構成を示す側面図である。
【図4】第1の実施の形態によるフードはね上げ装置のアクチュエータの取り付け状態の側面図を示す。
【図5】図4におけるA方向(後ろから見た)からの矢視図である。
【図6】第1の実施の形態におけるアクチュエータの上面図である。
【図7】第1の実施の形態におけるアクチュエータを作動させフードをはね上げた状態を示す側面図である。
【図8】第2の実施の形態によるフードはね上げ装置のアクチュエータの取り付け状態の側面図を示す。
【図9】図8におけるA方向(後ろから見た)からの矢視図である。
【図10】第3の実施の形態によるフードはね上げ装置のアクチュエータの取り付け状態の側面図を示す。
【図11】フードはね上げ装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図12】図11の制御系の動作内容を示すフローチャートである。
【図13】従来技術によるフードはね上げ装置の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車両
2 車体
2a 車体パネル
3 エンジンルーム
4 バンパ
5 フード
5a フード5の前端
5b フード5の後端
5c 当て板
7 フードロック機構
8 アクチュエータ
9 バンパセンサ
10 コントローラ
20 フランジ
20a フランジ側面
20b フランジ下面
21 インフレータ
22 アクチュエータ内部
23 ピストン
25 アクチュエータ本体
25a アクチュエータ本体下部
30,40 補強部材
30a ガイド面
31 ストッパ片
35 ボルト
36 エアボックス部
41 延長部
41a,50a ストッパ部
50 凸部
90 車速センサ

Claims (4)

  1. 車両の前端が障害物に衝突したとき、車両の前部に設けられたフードの後端をはね上げる筒式アクチュエータをエンジンルーム後方の車体壁面パネルに備える自動車のフードはね上げ装置において、
    少なくとも前記アクチュエータ作動時に発生する車体側反力としての下方向荷重と車体パネルと荷重点のオフセットによるモーメントを受ける補強部材を前記車体壁面パネルと前記アクチュエータ間に設け、前記補強部材により、前記アクチュエータの取り付け部の位置決めおよび補強とを行い、
    前記アクチュエータを前記エンジンルームと車体壁面パネルで隔壁されたエアボックス内の前壁に設け、車体壁面パネルに前記補強部材を介しエンジンルーム側から締結手段にて締結する、または、前記アクチュエータを前記エアボックス内の横壁に設け、車体壁面パネルに前記補強部材を介し車体外側から締結手段にて締結する、または、前記アクチュエータを前記エアボックス内の後壁に設け、車体壁面パネルに前記補強部材を介し車室内から締結手段にて締結することを特徴とする自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造。
  2. 請求項1に記載の自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造において、
    少なくとも前記アクチュエータ作動時に発生する車体側反力としての下方向荷重と車体パネルと荷重点のオフセットによるモーメントを受けるように、前記アクチュエータ下端の形状に前記補強部材を沿わせたことを特徴とする自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造。
  3. 請求項1に記載の自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造において、
    少なくとも前記アクチュエータ作動時に発生する車体側反力としての下方向荷重と車体パネルと荷重点のオフセットによるモーメントを受けるように、前記アクチュエータ下端の形状に前記車体パネルを沿わせたことを特徴とする自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造。
  4. 請求項1に記載の自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造において、
    前記アクチュエータの車体側への取り付け締結部を含むフランジまたは本体の少なくとも前後方向または下方向または左右方向を位置決めするガイド面またはストッパ面を前記補強部材に設けたことを特徴とする自動車のフードはね上げ装置のアクチュエータ取り付け構造。
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