JP3980607B2 - 樹脂ブーツ - Google Patents

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Description

本発明は、等速ジョイントの一方の伝達軸のアウターケースに取り付けられる大径取付け部と、前記等速ジョイントの他方の伝達軸に取り付けられる小径取付け部と、前記大径取付け部と前記小径取付け部とを互いに連結すると共に谷部と山部とが反復的に連続して形成される蛇腹部とを備えた樹脂ブーツに関するものである。
自動車の駆動軸(ドライブシャフト)や推進軸(プロペラシャフト)等に使用される等速ジョイントの一つに、軸芯方向に伸縮可能かつ回転力を伝達可能に構成されたトリポートタイプの等速ジョイントがある。
この等速ジョイントCVJは、図7及び図8に示すように、出力側(又は入力側)の伝達軸50から3本のトラニオン51が軸直角方向に突設され、各トラニオン51には、複数本のニードルベアリング52を介して、リング状のローラ部材53が外嵌されている。
一方、入力側(又は出力側)の伝達軸60には、開口を有する筒状のアウターケース61が固着されている。このアウターケース61の内周面には、3本の案内溝61aが軸芯方向(図7左右方向)に延設され、案内溝61aには、上記したローラ部材53が摺動可能に嵌め込まれている。これにより、両伝達軸50,60が角度付けされた状態で、回転力の伝達が可能に構成されている。
等速ジョイントCVJの連結部には、潤滑に必要なグリースを連結部内に封じ込めると共に、連結部への水や泥等の異物の浸入を防止するブーツ100が装着されている。ブーツ100は、大径取付け部101及び小径取付け部102がそれぞれアウターケース61及び伝達軸50に外嵌され、締結バンド80により締結固定される。大径取付け部101と小径取付け部102との間には、谷部と山部とが反復的に連続して形成され軸芯方向に伸縮可能な蛇腹部103が形成されている。
ところで、アウトーケース61の外周面には、軽量化の要請より、凹部61bが凹設されている。凹部61bは、図8に示すように、案内溝61aの配置に対応して、周方向3箇所に均等配置され、これにより、アウターケース61は、周方向に凹凸形状をなす非円形の外周形状を有する。
そのため、ブーツ100の大径取付け部101は、その内周形状がアウターケース61の外周形状に対応した非円形とされている。即ち、大径取付け部101の内周面には、アウターケース61の凹部61bに対応して、図8に示すように、周方向3箇所に中実の膨出部101aが膨出形成されている。
しかしながら、ブーツ100は、上述したように、大径取付け部101の周方向に厚肉部と薄肉部とが交互に形成されるため、締結バンド80により強固に締結した場合でも、アウターケース61との間で十分なシール性を確保することが困難であるという問題点があった。
特に、ブーツ100を樹脂材料から構成した場合には、膨出部101aの剛性が高くなり過ぎて、十分に弾性変形させることができなくなるため、シール性の著しい低下を招くという問題点があった。更に、ブーツ100を樹脂材料から構成した場合には、成形後の収縮に起因して、膨出部101aにヒケが発生し易く、このヒケによる陥没がアウターケース61とのシール面に発生することによっても、シール性が損なわれるという問題点があった。
そこで、例えば、特開2003−329057号公報には、大径取付け部における内方への張り出し部(膨出部)を、内方に湾曲状に張り出す内側壁部と、外周側における円弧状の外側壁部と、これら内側壁部と外側壁部とを両者の周方向中央において連結する単一の支持壁とで構成した樹脂製ジョイントブーツ(樹脂ブーツ)が開示されている(特許文献1)。
特開2003−329057号
しかしながら、上述した従来の樹脂ブーツのように、内側壁部と外側壁部とを周方向中央における単一の支持壁で連結する構成では、成形後の収縮(ヒケ)による陥没の発生は比較的抑制することができるものの、大径取付け部を締結バンドで締結した際、内側壁部がアウターケースに及ぼす面圧を周方向に均一化することが困難となり、面圧を及ぼすことができない箇所が発生するという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、大径取付け部がアウターケースに及ぼす面圧を周方向に均一化して、高いシール性を確保することができる樹脂ブーツを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の樹脂ブーツは、等速ジョイントの一方の伝達軸のアウターケースに取り付けられる大径取付け部と、前記等速ジョイントの他方の伝達軸に取り付けられる小径取付け部と、前記大径取付け部と前記小径取付け部とを互いに連結し谷部と山部とが反復的に連続して形成される蛇腹部とを備えると共に、前記大径取付け部と前記小径取付け部と前記蛇腹部とが樹脂材料から一体に構成され、前記大径取付け部の外周面に巻回された締結部材の締結力により、前記大径取付け部の内周面に突設されたリップ部を前記アウターケースの外周面に密着させるように構成されたものであり、前記大径取付け部は、円環状に形成される本体部と、前記本体部の内周面から径方向内方へ向けて膨出されると共に前記アウターケースの外周面に凹設された凹部に嵌合する膨出部とを備え、前記膨出部は、径方向内方へ向けて前記本体部から湾曲状に張り出す内側壁部と、前記内側壁部と前記本体部との間に位置すると共に前記径方向外方へ向けて前記内側壁部から直線状に張り出す張出壁部と、前記張出壁部と前記本体部とを連結する中央壁部と、前記中央壁部と前記内側壁部と前記張出壁部と前記本体部とに囲まれて形成される中空状の肉抜き穴部とを備え、前記張出壁部は、前記中央壁部との連結部から分岐するV字状に形成されると共に、前記内側壁部に沿う方向の長さが3分割する位置において前記内側壁部に連結され、前記中央壁部は、前記膨出部の周方向中央に位置すると共に前記本体部の軸芯を通過する仮想線に沿って直線状に延設され前記張出壁部の最大張出部に連結され、前記肉抜き穴部は、前記内側壁部と前記張出壁部とに囲まれて形成される中央穴部と、前記内側壁部と前記張出壁部と前記本体部とに囲まれて形成される側方穴部とを備えており、前記内側壁部と前記張出壁部との連結部は、前記中央穴部側に位置し円弧状に湾曲して形成される第1湾曲部と、前記側方穴部側に位置し円弧状に湾曲して形成される第2湾曲部とを備え、前記第2湾曲部の曲率半径が前記第1湾曲部の曲率半径よりも大きくなるように設定されている。
請求項記載の樹脂ブーツは、請求項1記載の樹脂ブーツにおいて、前記中央壁部の厚み寸法が前記張出壁部の厚み寸法よりも大きな寸法値に設定され、前記中央壁部の前記仮想線に沿う方向の長さ寸法が前記中央壁部の厚み寸法の半分以上かつ同等以下の範囲内の寸法値に設定されている。
請求項記載の樹脂ブーツは、請求項1又は2に記載の樹脂ブーツにおいて、前記張出壁部の厚み寸法が前記内側壁部の厚み寸法と同等の寸法値に設定されている。
請求項1記載の樹脂ブーツによれば、膨出部は、内側壁部を本体部から、そして、張出壁部を内側壁部から張り出させると共に、張出壁部と本体部とを中央壁部で連結し、それら各壁部と本体部との間に中空状の肉抜き穴部を形成する構成とされているので、従来品のように、中実の厚肉部として構成される膨出部と比較して、成形後の収縮による陥没の発生を抑制することができるという効果がある。その結果、内側壁部の形状を高精度の成形することができるので、アウターケースとの間のシール性の向上を図ることができる。
特に、本発明の樹脂ブーツでは、張出壁部と本体部との間を中央壁部により連結する一方、張出壁部と内側壁部との間は、中央壁部による連結を省略するように構成したので、張出壁部と内側壁部との間に形成される肉抜き穴部(中央穴部)の容積を十分に確保することができる。これにより、成形時には、張出壁部及び内側壁部を適正に冷却させることができるので、その分、膨出部全体としての形状をより高精度に成形することができるという効果がある。
また、張出壁部と内側壁部との間を中央壁部により連結しない構成とすることで、その分、張出壁部の厚み寸法が不均一となることを抑制して、成形時の収縮を抑制することができるという効果がある。即ち、張出壁部と内側壁部との間にも中央壁部を設けたのでは、張出壁部に中央壁部が連結され、張出壁部全体としての均肉化が阻害される。よって、上記構成により、張出壁部の均肉化を図ることで、成形時には、張出壁部の冷却速度を均一化して、その分、膨出部全体としての形状をより高精度に成形することができる。
このように、張出壁部と内側壁部との間を中央壁部により連結しない構成として、成形性を確保しつつも、以下の構成により、内側壁部からアウターケースに及ぼされる面圧の周方向への均一化を図ることもできる。
即ち、張出壁部が内側壁部から直線状に張り出すように構成したので、張出壁部が湾曲状に構成される場合と比較して、内側壁部の内周面に作用する締結部材の締結力を、張出壁部を介して、内側壁部に最も効率良く伝達することができ、その結果、内側壁部からアウターケースへより大きな面圧を及ぼさせることができるという効果がある。
また、張出壁部は、中央壁部との連結部から分岐するV字状に形成されると共に、内側壁部に沿う方向の長さが3分割する位置において内側壁部に連結されるので、本体部の外周面に作用する締結部材の締結力を、中央壁部を介して、中央壁部を挟んで位置する左右の張出壁部へ分散させつつ伝達することができる。
その結果、本体部の外周面に作用する締結部材の締結力を、中央壁部及び張出壁部を介して、内側壁部に沿う方向の3分割する位置に伝達させることができ、内側壁部からアウターケースに及ぼされる面圧を均一化することができるという効果がある。
また、中央壁部は、本体部の軸芯を通過する仮想線に沿って直線状に延設されているので、中央壁部が仮想線に対して傾斜を有する場合と比較して、本体部の外周面に作用する締結部材の締結力を、中央壁部を介して、張出壁部に最も効率良く伝達することができ、その結果、張出壁部及び内側壁部からアウターケースへより大きな面圧を及ぼさせることができるという効果がある。
更に、内側壁部と張出壁部との連結部は、中央穴部側及び側方穴部側にそれぞれ位置する第1及び第2湾曲部が円弧状に湾曲して形成されているので、張出壁部から内側壁部へ伝達される力の作用領域を広くすることができる。
即ち、本体部の外周面に作用する締結部材の締結力を、張出壁部を介して、内側壁部に効率良く伝達することができ、その結果、内側壁部からアウターケースへより大きな面圧を及ぼさせることができるという効果がある。
また、第2湾曲部の曲率半径が第1湾曲部の曲率半径よりも大きくなるように設定されているので、側方穴部の容積が減少しつつ、中央穴部の容積が増大する。ここで、中央穴部の容積は側方穴部と比較して小さいため、上述したように中央穴部の容積を増大させることで、肉抜き穴部全体の容積のバランスを確保することができる。その結果、成形時には、張出壁部及び内側壁部を適正に冷却させることができるので、その分、膨出部全体としての形状をより高精度に成形することができるという効果がある。
また、第2湾曲部の曲率半径が第1湾曲部の曲率半径よりも大きくなるように設定されているので、本体部の外周面に作用する締結部材の締結力を、張出壁部を介して、側方穴部側へ伝達させることができる。
即ち、第2湾曲部の曲率半径が第1湾曲部の曲率半径よりも小さい場合では、本体部から張出壁部に伝達された締結力が中央穴部側に偏って伝達されるため、内側壁部からアウターケースに及ぼされる面圧の均一化を図ることができない。
これに対し、上記のように、第2湾曲部の曲率半径が第1湾曲部の曲率半径よりも大きく設定されていれば、本体部から張出壁部に伝達された締結力が中央穴部側に偏って伝達されることを防止して、側方穴部側へ伝達させることができる。その結果、内側壁部からアウターケースに及ぼされる面圧の均一化を図ることができるという効果がある。
請求項記載の樹脂ブーツによれば、請求項1記載の樹脂ブーツの奏する効果に加え、中央壁部の厚み寸法が張出壁部の厚み寸法よりも大きな寸法値に設定されているので、本体部から伝達される力を中央壁部が効率良く受け止めると共に、その受け止めた力を張出壁部に効率良く作用させることができるという効果がある。
また、中央壁部の仮想線に沿う方向の長さ寸法が中央壁部の厚み寸法の半分以上かつ同等以下の範囲内の寸法値に設定されているので、中央壁部の厚み寸法が大きい場合においても、中央壁部の均肉化を図ることができる。
即ち、中央壁部の厚み寸法が大きい場合においても、中央壁部の仮想線に沿う方向の長さ寸法の寸法値が小さく設定されることで、中央壁部の肉量の増加を抑制できる。その結果、中央壁部の冷却速度を均一化して、その分、膨出部としての形状をより高精度に成形することができるという効果がある。
また、中央壁部の仮想線に沿う方向の長さ寸法の寸法値が中央壁部の厚み寸法の半分以上かつ同等以下の範囲内の寸法値に設定されている、即ち、張出壁部の最大張出寸法の寸法値を大きくすることができるので、内側壁部と張出壁部との間に形成される中央穴部の容積を十分に確保することができる。これにより、成形時には、張出壁部及び内側壁部を適正に冷却させることができるので、その分、膨出部全体としての形状をより高精度に成形することができるという効果がある。
請求項記載の樹脂ブーツによれば、請求項1又は2に記載の樹脂ブーツの奏する効果に加え、張出壁部の厚み寸法が内側壁部の厚み寸法と同等の寸法値に設定されているので、張出壁部及び内側壁部の均肉化を図り、成形時には、張出壁部及び内側壁部の冷却速度を均一化して、その分、膨出部としての形状をより高精度に成形することができるという効果がある。
また、張出壁部の厚み寸法が内側壁部の厚み寸法と同等の寸法値に設定されているので、肉抜き穴部(中央穴部及び側方穴部)の容積を十分に確保することができる。即ち、張出壁部の厚み寸法又は内側壁部の厚み寸法のどちらか一方の寸法値が大きい場合には、肉抜き穴部の容積を十分に確保することができず、張出壁部及び内側壁部を適正に冷却することができない。更に、張出壁部の厚み寸法と内側壁部の厚み寸法との寸法値が異なることで、冷却速度の均一化が図れない。よって、上記構成により、冷却速度の適正化及び均一化を図り、その分、膨出部全体としての形状をより高精度に成形することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の第1実施の形態における樹脂ブーツ10の縦断面図であり、図1(b)は、図1(a)の矢印Ib方向視における樹脂ブーツ10の正面図である。
また、図2は、樹脂ブーツ10を等速ジョイントCVJの連結部に装着した状態を示す部分断面図である。なお、図2では、樹脂ブーツ10及び伝達軸50,60の軸芯O,P,Qが一致した状態を図示している。また、上記背景技術で説明した等速ジョイントCVJと同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
まず、図1及び図2を参照して、樹脂ブーツ10の全体構成について説明する。樹脂ブーツ10は、図1及び図2に示すように、アウターケース61に取り付けられる大径取付け部1と、伝達軸50に取り付けられる小径取付け部2と、これら大径取付け部1と小径取付け部2とを互いに連結する蛇腹部3と、その蛇腹部3と大径取付け部1との間に位置する張出部4とを主に備え、これら各部位が熱可塑性エラストマー樹脂材料から一体に構成されている。
大径取付け部1は、図1及び図2に示すように、外周面が後述する小径取付け部2と同心の円形に形成される一方、内周面がアウターケース61の外周面に対応した凹凸形状に形成されており、アウターケース61の外周面に密着可能に構成されている。
即ち、大径取付け部1は、軸芯Oに対して円環状に形成される本体部11と、その本体部11の内周面から径方向内方へ向けて膨出して形成される膨出部12とを備える。膨出部12は、周方向等間隔(120度間隔)に3個が分散して配置されており、これら各膨出部12は、アウターケース61の外周面に凹設された凹部61bにそれぞれ外嵌される(図5参照)。
なお、大径取付け部1及び小径取付け部2の外周面には、締結バンド80の巻回部となる締結溝1b,2bが全周にわたって凹設されると共に、内周面には、凸条状に形成された2本のシールリップ1c,2cが全周にわたって延設されている。
樹脂ブーツ10は、締結溝1b,2bに巻回された締結バンド80の締結力により、リップ部1c,2cを伝達軸50及びアウターケース61の外周面に密着させ、これにより、伝達軸50及びアウターケース61に対するシール性を確保している。
蛇腹部3は、図1及び図2に示すように、軸芯O方向に反復的に連続して形成される谷部と山部とを備え、軸芯O方向へ向けて伸縮可能に構成されると共に、大径取付け部1側から小径取付け部2側へ向かうに従って小径となるテーパ状に形成されている。この蛇腹部3により形成される内部空間がグリースの封入空間となる。
張出部4は、アウターケース61内から伝達軸50の先端部(ローラ部材53等)が抜け落ちることを防止するための部位であり、図1及び図2に示すように、大径取付け部1と蛇腹部3との間に位置し、大径取付け部1の内周面側から伝達軸50へ向けて張り出して形成されている。
ここで、軸芯Oから張出部4の張り出し方向先端4aまでの距離寸法L1は(図1参照)、軸芯O(即ち、軸芯P,Q)からローラ部材53の端面までの距離寸法L2(図2参照)よりも短い距離寸法に設定されている(L1<L2)。
これにより、例えば、図2に示す状態から、等速ジョイントCVJの伝達軸50,60が互いに離間する方向へ相対移動されると、張出部4の側面(図2右側面)にローラ部材53の側面(図2左側面)を当接させ、伝達軸50の移動を規制することができるので、伝達軸50の先端部(ローラ部材53等)がアウターケース61内から抜け落ちてしまうことを回避することができる。
このように、伝達軸50の先端部がアウターケース61から抜け落ちることを防止することができれば、抜け落ちを回避するべく、組み立て品の姿勢を保持しつつ搬送作業や組み付け作業を行う必要がなく、搬送や組み付け時の組み立て品の姿勢の自由度を拡大することができるので、その分、作業性の向上を図ることができる。
また、上記抜け落ちを回避することができれば、抜け落ちた伝達軸50をアウターケース61内に再度挿入して連結させるという無駄な作業や、抜け落ちた伝達軸50が樹脂ブーツ10の蛇腹部3に損傷を与えるという不具合を未然に回避することができるので、その分、従来品と比較して、工数の減少と歩留まりの向上とを共に図ることができる。
なお、本実施の形態では、図1(a)に示すように、張出部4の厚み寸法t1が蛇腹部3の厚み寸法t2よりも厚肉に構成されている(t2<t1)。これにより、張出部4に十分な剛性を与えることができるので、ローラ部材53を張出部4により強固に受け止めさせて、伝達軸50の先端部がアウターケース61内から抜け落ちることをより確実に抑制することができる。
次いで、図3から図6を参照して、膨出部12の詳細構成について説明する。図3は、図1(a)のIII−III線における樹脂ブーツ10の部分拡大断面図であり、図4は、図3のIV−IV線における樹脂ブーツ10の部分拡大断面図である。また、図5は、図2のV−V線における樹脂ブーツ10及び等速ジョイントCVJの断面図であり、図6は、樹脂ブーツ10からアウターケース61の外周面に及ぼされるシール面圧を示した模式図である。
ここで、図6の横軸は、図5に示す位置P1を基準位置(角度0度)とて定義される樹脂ブーツ10の周方向角度θを示し、図6の縦軸は、基準位置(位置P1)から120度だけ移動した位置P2までの範囲におけるシール面圧の変化を示している。
なお、図6中の実線は、本実施の形態における樹脂ブーツ10がアウターケース61に及ぼすシール面圧を示している。一方、図6中の2点鎖線は、従来のブーツ100(図6及び図7参照)を樹脂材料から構成した場合のシール面圧を示している。
膨出部12は、図3及び図4に示すように、径方向内方へ向けて本体部11から湾曲状に張り出す内側壁部13と、その内側壁部13と本体部11との間に位置すると共に径方向外方へ向けて内側壁部13から直線状に張り出す張出壁部14と、その張出壁部14と本体部11とを連結する中央壁部15と、これら本体部11、内側壁部13、張出壁部14及び中央壁部15に囲まれて形成される中空状の肉抜き穴部16とを備えて構成されている。
張出壁部14は、図3に示すように、内側壁部13から仮想線LN2に沿って直線状に張り出すと共に、張り出し方向先端(最大張出部14a)が後述する中央壁部15に連結され、これにより、軸芯O方向視において、V字状に形成されている。なお、仮想線LN2は、張出壁部14の幅方向中央を通過する直線である。
また、張出壁部14は、最大張出部14aが膨出部12の周方向中央に位置するように、仮想線LN1に対して線対称となる形状に形成されると共に、張り出し寸法h1で内側壁部13から径方向外方(図3上方)へ張り出されている。なお、張り出し寸法h1は、内側壁部13と張出壁部14との間の対向面間距離として定義される。
また、張出壁部14は、内側壁部13に沿う方向の長さが3分割する位置、即ち、AB間の距離寸法とBC間の距離寸法とCD間の距離寸法の寸法値がそれぞれ同等となる位置において、内側壁部13と連結されている。
なお、仮想線LN4は、内側壁部13の幅方向中央を通過する線であり、仮想線LN5は、本体部11の内周面に沿う線である。また、点A及び点Dは、仮想線LN4と仮想線LN5との交点であり、点B及び点Cは、仮想線LN2と仮想線LN4との交点である。
中央壁部15は、図3に示すように、膨出部12の周方向中央に位置すると共に、本体部11の軸芯Oを通過する仮想線LN1に沿って直線状に延設され、張出壁部14の最大張出部14aに連結されている。
肉抜き穴部16は、図3に示すように、内側壁部13と張出壁部14とに囲まれ略三角形状に形成される中央穴部16aと、内側壁部13と張出壁部14と本体部11とに囲まれて形成される側方穴部16bとを備えて構成されている。
このように、膨出部12は、内側壁部13及び中央壁部15を本体部11から張り出させると共に、内側壁部13と中央壁部14とを張出壁部14で連結し、それら各壁部13〜15と本体部11との間に中空状の肉抜き穴部16を形成する構成とされている。
よって、従来品のように、中実の厚肉部として構成される膨出部と比較して、成形後の収縮による陥没の発生を抑制することができる。その結果、内側壁部13の形状を高精度に成形することができるので、アウターケース61との間のシール性の向上を図ることができる。
特に、本発明の樹脂ブーツ10では、図3に示すように、張出壁部14と本体部11との間を中央壁部15により連結する一方、張出壁部14と内側壁部13との間は、中央壁部15による連結を省略するように構成されている。
よって、張出壁部14と内側壁部13との間に形成される肉抜き穴部16(中央穴部16a)の容積を十分に確保することができる。その結果、成形時には、張出壁部14及び内側壁部13を適正に冷却させることができるので、その分、膨出部12全体としての形状をより高精度に成形することができる。
また、図3に示すように、張出壁部14と内側壁部13との間を中央壁部15により連結されていない構成であれば、その分、張出壁部14の厚み寸法が不均一となることを抑制して、成形時の収縮を抑制することができる。
即ち、張出壁部14と内側壁部13との間も中央壁部15で連結したのでは、張出壁部14の両側(図3上側及び下側)に中央壁部15が連結され、張出壁部14全体としての均肉化が阻害される。よって、上記構成により、張出壁部14の均肉化を図ることで、成形時には、張出壁部14の冷却速度を均一化して、その分、膨出部12全体としての形状をより高精度に成形することができる。
ここで、張出壁部14は、上述したように、直線状に形成されているので、湾曲状に形成される場合と比較して、内側壁部13の内周面に作用する締結バンド80の締結力を、張出壁部14を介して、内側壁部13に最も効率良く伝達することができる。その結果、内側壁部13からアウターケース61へより大きな面圧を及ぼさせることができる。
また、張出壁部14は、上述したように、最大張出部14aが膨出部12の周方向中央(即ち、仮想線LN1上)に位置するV字状に形成されると共に、内側壁部13に沿う方向の長さが等分割(3分割)される位置において内側壁部13に連結されるので、本体部11の外周面に作用する締結バンド80の締結力を、中央壁部15を介して、左右の張出壁部14へ均等に伝達させることができる。
その結果、本体部11の外周面に作用する締結バンド80の締結力を、中央壁部15及び張出壁部14を介して、内側壁部13に沿う方向(即ち、仮想線LN4上)において等分割(3分割)される位置に伝達させることができ、内側壁部13からアウターケースに及ぼされる面圧を均一化することができる。
また、中央壁部15は、仮想線LN1に沿って直線状に延設されているので、中央壁部15が仮想線LN1に対して傾斜を有する場合と比較して、本体部11の外周面に作用する締結バンド80の締結力を、中央壁部15を介して、張出壁部14に最も効率良く伝達することができる。その結果、張出壁部14及び内側壁部13からアウターケース61へより大きな面圧を及ぼさせることができる。
また、図3に示すように、内側壁部13と張出壁部14との連結部は、中央穴部16a側に位置する第1湾曲部14bと側方穴部16b側に位置する第2湾曲部14cとを備え、それら第1及び第2湾曲部14b,14cが円弧状に湾曲して形成されている。これにより、張出壁部14から内側壁部13へ伝達される力の作用領域を広くすることができる。
即ち、本体部11の外周面に作用する締結バンド80の締結力を、張出壁部14を介して、内側壁部13に効率良く伝達することができる。その結果、内側壁部13からアウターケース61へより大きな面圧を及ぼさせることができるという効果がある。
なお、第2湾曲部14cの曲率半径R2が第1湾曲部14bの曲率半径R1よりも大きくなるように設定されている。これにより、側方穴部16bの容積が減少しつつ、中央穴部16aの容積が増大する。
ここで、図3に示すように、中央穴部16aの容積は側方穴部16bの容積と比較して小さいため、上述したように中央穴部16aの容積を増大させることで、肉抜き穴部16全体の容積のバランスを確保することができる。その結果、成形時には、張出壁部14及び内側壁部13を適正に冷却させることができるので、その分、膨出部12全体としての形状をより高精度に成形することができる。
更に、曲率半径R2が曲率半径R1よりも大きくなるように設定されているので、本体部11の外周面に作用する締結バンド80の締結力を、張出壁部14を介して、側方穴部16b側へ伝達させることができる。
即ち、曲率半径R2が曲率半径R1よりも小さい場合では、本体部11から張出壁部14に伝達された締結力が中央穴部16a側に偏って伝達されるため、内側壁部13からアウターケース61に及ぼされる面圧の均一化を図ることができない。
これに対し、上記のように、曲率半径R2が曲率半径R1よりも大きく設定されていれば、本体部11から張出壁部14に伝達された締結力が中央穴部16a側に偏って伝達されることを防止して、側方穴部16b側へ伝達させることができる。その結果、内側壁部13からアウターケース61に及ぼされる面圧の均一化を図ることができる。
また、中央壁部15の厚み寸法t3が張出壁部14の厚み寸法t4よりも大きな寸法値に設定されている。これにより、本体部11から伝達される力を中央壁部15が効率良く受け止めると共に、その受け止めた力を張出壁部14に効率良く作用させることができる。
また、中央壁部15の仮想線LN1に沿う方向(図3上下方向)の長さ寸法h2が中央壁部15の厚み寸法t3の半分以上かつ同等以下の範囲内の寸法値に設定されている。これにより、中央壁部15の厚み寸法t3が大きい場合においても、中央壁部15の均肉化を図ることができる。
即ち、中央壁部15の厚み寸法t3が大きい場合においても、中央壁部15の仮想線LN1に沿う方向の長さ寸法h2の寸法値が小さく設定されることで、中央壁部15の肉量の増加を抑制できる。その結果、中央壁部15の冷却速度を均一化して、その分、膨出部12としての形状をより高精度に成形することができる。
なお、中央壁部15の仮想線LN1に沿う方向の長さ寸法h2は、最大張出部14aと仮想線LN3との最短距離寸法であり、仮想線LN3は、各側方穴部16bの径方向外方側(図3上側)端部を結ぶ直線である。
また、中央壁部15の仮想線LN1に沿う方向の長さ寸法h2の寸法値が小さく設定されているので、最大張出寸法h1の寸法値を大きくすることができる。
その結果、内側壁部13と張出壁部14との間に形成される中央穴部16aの容積を十分に確保することができる。そして、成形時には、張出壁部14及び内側壁部13を適正に冷却させることができるので、その分、膨出部12全体としての形状をより高精度に成形することができる。
また、張出壁部14の厚み寸法t4の寸法値は、内側壁部13の厚み寸法t5の寸法値と同等に設定されている。これにより、張出壁部14及び内側壁部13の均肉化を図り、成形時には、張出壁部14及び内側壁部13の冷却速度を均一化して、その分、膨出部12としての形状をより高精度に成形することができる。
また、肉抜き穴部16(中央穴部16a及び側方穴部16b)の容積を十分に確保することができる。即ち、張出壁部14の厚み寸法t4又は内側壁部13の厚み寸法t5のどちらか一方の寸法値が大きい場合には、肉抜き穴部16の容積を十分に確保することができず、張出壁部14及び内側壁部13を適正に冷却することができない。
更に、張出壁部14の厚み寸法t4と内側壁部13の厚み寸法t5との寸法値が異なることで、冷却速度の均一化が図れない。よって、上記構成により、冷却速度の適正化及び均一化を図り、その分、膨出部12全体としての形状をより高精度に成形することができる。
なお、請求項に記載した「同等の寸法値に設定されている」とは、張出壁部14の厚み寸法t4と内側壁部13の厚み寸法t5とが完全に同値であることを要求する趣旨ではなく、±30%程度の範囲での差異を許容する趣旨である。但し、かかる差異は、±15%程度の範囲内にあることが好ましく、±10%程度の範囲内にあることがより好ましい。これにより、上記効果を確実に得られるからである。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施の形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
また、上記実施の形態では、内側壁部13の厚み寸法t5及び張出壁部14の厚み寸法t4と本体部11の厚み寸法との寸法関係についての説明を省略したが、内側壁部13の厚み寸法t5及び張出壁部14の厚み寸法t4の寸法値は、本体部11の厚み寸法の寸法値と同等に設定されていることが望ましい。
これにより、内側壁部13、張出壁部14及び本体部11の均肉化して、成形精度の向上を図ることができる。
(a)は、本発明の一実施の形態における樹脂ブーツの縦断面図であり、(b)は、図1(a)の矢印Ib方向視における樹脂ブーツの正面図である。 等速ジョイントの連結部に樹脂ブーツが装着された状態を示す部分断面図である。 図1(a)のIII−III線における樹脂ブーツの部分拡大断面図である。 図3のIV−IV線における樹脂ブーツの部分拡大断面図である。 図2のV−V線における樹脂ブーツ及び等速ジョイントの断面図である。 樹脂ブーツからアウターケースの外周面に及ぼされるシール面圧を示した模式図である。 従来の樹脂ブーツを示す図であり、等速ジョイントの連結部に樹脂ブーツが装着された状態を示す部分断面図である。 図7のVIII−VIII線における樹脂ブーツの断面図である。
符号の説明
10 樹脂ブーツ
1 大径取付け部
1c シールリップ(リップ部)
11 本体部
12 膨出部
13 内側壁部
14 張出壁部
14a 最大張出部
14b 第1湾曲部
14c 第2湾曲部
15 中央壁部
16 肉抜き穴部
16a 中央穴部
16b 側方穴部
2 小径取付け部
3 蛇腹部
CVJ 等速ジョイント
50 伝達軸(他方の伝達軸)
60 伝達軸(一方の伝達軸)
61 アウターケース
61b 凹部
80 締結バンド(締結部材)
O 軸芯
LN1 本体部の軸芯を通過する仮想線
LN4 仮想線(内側壁部に沿う方向)
R1 第1湾曲部の曲率半径
R2 第2湾曲部の曲率半径
h2 中央壁部の仮想線に沿う方向の長さ寸法
t3 中央壁部の厚み寸法
t4 張出壁部の厚み寸法
t5 内側壁部の厚み寸法

Claims (3)

  1. 等速ジョイントの一方の伝達軸のアウターケースに取り付けられる大径取付け部と、前記等速ジョイントの他方の伝達軸に取り付けられる小径取付け部と、前記大径取付け部と前記小径取付け部とを互いに連結し谷部と山部とが反復的に連続して形成される蛇腹部とを備えると共に、前記大径取付け部と前記小径取付け部と前記蛇腹部とが樹脂材料から一体に構成され、前記大径取付け部の外周面に巻回された締結部材の締結力により、前記大径取付け部の内周面に突設されたリップ部を前記アウターケースの外周面に密着させるように構成された樹脂ブーツにおいて、
    前記大径取付け部は、円環状に形成される本体部と、前記本体部の内周面から径方向内方へ向けて膨出されると共に前記アウターケースの外周面に凹設された凹部に嵌合する膨出部とを備え、
    前記膨出部は、径方向内方へ向けて前記本体部から湾曲状に張り出す内側壁部と、前記内側壁部と前記本体部との間に位置すると共に前記径方向外方へ向けて前記内側壁部から直線状に張り出す張出壁部と、前記張出壁部と前記本体部とを連結する中央壁部と、前記中央壁部と前記内側壁部と前記張出壁部と前記本体部とに囲まれて形成される中空状の肉抜き穴部とを備え、
    前記張出壁部は、前記中央壁部との連結部から分岐するV字状に形成されると共に、前記内側壁部に沿う方向の長さが3分割する位置において前記内側壁部に連結され、
    前記中央壁部は、前記膨出部の周方向中央に位置すると共に前記本体部の軸芯を通過する仮想線に沿って直線状に延設され前記張出壁部の最大張出部に連結され
    前記肉抜き穴部は、前記内側壁部と前記張出壁部とに囲まれて形成される中央穴部と、前記内側壁部と前記張出壁部と前記本体部とに囲まれて形成される側方穴部とを備えており、
    前記内側壁部と前記張出壁部との連結部は、前記中央穴部側に位置し円弧状に湾曲して形成される第1湾曲部と、前記側方穴部側に位置し円弧状に湾曲して形成される第2湾曲部とを備え、
    前記第2湾曲部の曲率半径が前記第1湾曲部の曲率半径よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする樹脂ブーツ。
  2. 前記中央壁部の厚み寸法が前記張出壁部の厚み寸法よりも大きな寸法値に設定され、
    前記中央壁部の前記仮想線に沿う方向の長さ寸法が前記中央壁部の厚み寸法の半分以上かつ同等以下の範囲内の寸法値に設定されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂ブーツ。
  3. 前記張出壁部の厚み寸法が前記内側壁部の厚み寸法と同等の寸法値に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂ブーツ。
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