JP3980525B2 - リフタマグネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の可動ヨークを備えて異形のワークを吸着可能なリフタマグネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワークを、例えば、ワークストッカから加工装置に搬送する場合、ロボット等でワークを把持して搬送することが行われている。しかし、加工装置に搬送されるワークは、必ずしも把持面が平面状に形成されているとは限らず、湾曲面や凹凸状の段差面等を含んだ異形状に形成されたものがある。これらのワークを搬送する場合には、ロボットのハンドでは把持できないことから、特許文献1に示すように、ワークの表面に倣って上下方向に移動して吸着する複数の可動ヨークを備えたリフタマグネットが使用されていた。
【0003】
この特許文献1に示されているリフタマグネット21は、図10に示すように、主極23と補助極25とが並設して配置され、主極23に巻装されるコイル24と、主極23の両側面に主極23に対して移動可能な複数の可動ヨーク26とを備えて構成されていた。そして可動ヨーク26の先端部が吸着部として形成され、それぞれ異形のワークWの表面に接触すると、コイル24を励磁することによって主極23・可動ヨーク26・ワークWに磁気回路C3を形成してワークWを磁力で吸着するとともに、主極23・可動ヨーク26・補助極25に磁気回路C4を形成して可動ヨーク26を強固に保持するように構成していた。
【0004】
【特許文献1】
特許第3338953号公報(2〜4頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、リフタマグネットが多種のワークを対象として搬送する場合、ワーク表面がすべて同じであるということはなく、それぞれ異形に形成されていることから、ワーク表面に接触する可動ヨークが効率よくワークを吸着して搬送するには、できるだけワークの形状に合わせて形成することが望ましい。しかし、あらゆる形状を考慮して、予め可動ヨークを形成することは極めて困難であり、コストが高くなるから、最低限の形状に合わせて可動ヨークを形成する必要がある。
【0006】
図10に示す従来のリフタマグネット21では、可動ヨーク26におけるワークWとの吸着面は、1箇所しか形成されていないことから、形状の異なる他のワークWを吸着して搬送する場合には吸着効率が悪く、吸着効率を向上するためにはワークの表面形状に合わせたすべての可動ヨークに交換しなければならず、極めてコストを高くすることとなっていた。
【0007】
また、可動ヨークのコストを低減させて製作する場合、1型で板厚を薄くして多量の可動ヨークを製作することが望ましいが、薄板の可動ヨークではワークを吸着して搬送する際の強度が弱く、撓んだり破損したりする要因となる虞れがあった。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、1種類の可動ヨークで多種のワークに対応して効率よく吸着することができ、しかもコスト低減された可動ヨークを使用できるリフタマグネットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るリフタマグネットは、上記の課題を解決するために、以下のように構成するものである。すなわち、
発明では、枠体内に支持される主極と、前記主極の周りに巻装されるコイルと、前記主極の両側面で前記主極に対して移動可能に配置される可動ヨークとを備え、前記主極・前記可動ヨーク・ワークの間で磁気回路を形成して前記ワークを吸着可能なリフタマグネットであって、
前記可動ヨークが、上部と下部とにそれぞれ異なる形状のワーク吸着部を有して形成され
板厚方向に多列に配置された可動ヨーク列の端部には、前記可動ヨークとともに移動可能な可動ガイドが配設され、前記可動ガイドが、前記可動ヨークより板厚が厚く形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
また、発明では、前記主極に並設して補助極が前記枠体に支持され、前記主極・前記可動ヨーク・前記補助極の間に磁気回路が形成されることを特徴としている。
【0011】
また、発明では、板厚方向に多列に配置された可動ヨーク列の端部には、前記可動ヨークとともに移動可能な可動ガイドが配設され、前記可動ガイドが、前記可動ヨークより板厚が厚く形成されていることを特徴としている。
【0012】
さらに、発明では、前記可動ガイドが、複数の可動ヨークを板厚方向に重合させて連結ピンで連結して構成することを特徴としている。
【0013】
【発明の効果】
発明によれば、リフタマグネットの可動ヨークの上部と下部にそれぞれ異なる形状のワーク吸着部を形成することから、ワークの表面形状に合わせたワーク吸着部を選択的にワークの表面に対向して配置させることによって、吸着効率を向上させることができる。
【0014】
つまり、可動ヨークの上下部に形成するワーク吸着部の一方を、例えば、正面視略直線状に形成し、他方のワーク係止部を正面視曲線状に形成すれば、ワーク表面に形成される吸着面が略平面状に形成されているものに対して、可動ヨークの略直線状に形成されたワーク吸着部をワークの表面に対向するように配置させ、例えば、ワーク表面に形成される吸着面が曲面状をなすものに対して、可動ヨークの曲線状に形成されたワーク吸着部をワークの表面に対向するように配置させる。これによって、可動ヨークはワークの表面に対応するワーク吸着部で吸着できることにより強固にワークを吸着できることから、吸着効率を向上させることとなって、ワークを落下させずに搬送することができる。従って、1種類の可動ヨークで2種のワークを効率よく吸着できることから、コストを低減させることができる。
【0015】
なお、この際、可動ヨークの裏表を変えて配置させることもできることから、例えば、曲面状の吸着面を有するワークの場合、主極を間にして配置される一対の可動ヨーク列における可動ヨークを同じ方向に向けて配置させたり、あるいは逆方向に向けて配置させたりすることもでき、さらにワーク表面の形状に合わせて可動ヨークを多様に組み合わせることができる。
【0016】
発明によれば、ワーク曲面あるいは凹凸面に倣って接触した各可動ヨークがコイルの励磁により、主極・可動ヨーク・ワーク間に磁気回路が形成されてワークを吸着するとともに、主極・可動ヨーク・補助極間にも磁束が流れて磁気回路を形成することとなることから、ワークの異形面に倣って上方に移動した可動ヨークをワーク吸着状態で保持することができる。従って、可動ヨークを強固に保持して可動ヨークからワークの脱落を防止できる。
【0017】
発明によれば、各可動ヨークがワークの形状に合わせて移動する際、各可動ヨーク列の端部の可動ヨークがワークを吸着して搬送する際の負荷によって変形しやすいことから、端部の可動ヨークに可動ヨークより板厚の厚い可動ガイドを介在するように配置することによって、可動ヨーク列の端部に配置された可動ヨークの変形を防止して充分な吸着力を有してワークを搬送することができる。
【0018】
発明によれば、前記可動ガイドを、例えば、複数の可動ヨークを連結ピンで連結させることによって構成すれば、板厚を厚くすることができることから、変形を防止して強度アップを図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
実施形態における第1の形態のリフタマグネット1は、図1〜2に示すように、四隅に立設された非磁性体の縦支柱2aと縦支柱2aを連結する2段に配置された非磁性体の横支柱2bとを備えて枠状に構成する枠体2と、枠体2内に支持される磁性体の主極3と、主極3の周りに巻装されるコイル4と、コイル4の上方で主極3と並設するように枠体2に支持される磁性体の補助極5と、主極3の長手方向に沿って主極の両側面に、主極3と横支柱2bとの間に2列に配置されて上下方向に移動可能な複数の磁性体の可動ヨーク6とを有して構成されている。コイル4の下面側には底板となる非磁性体のカバー8が配置されて枠体2を構成している。
【0021】
さらに、主極3を間にしてその両側に配置される一対の可動ヨーク列6A・6Bの両端部には、縦支柱2a・2aとの間に可動ガイド9が配置されている。
【0022】
主極3に対して移動可能に配置される可動ヨーク6は、図3〜4に示すように、幅L方向の長さ寸法より板厚T方向の厚み寸法を薄板状に形成して断面長方形に形成され、長手方向に対する一方の端部(図1中、下部)には、幅L方向に対して一方の方向に突出する第1の吸着面61を形成し、他方の端部(図1中、上部)には、第1の吸着面61と同方向に突出する第2の吸着面62を形成している。第1の吸着面61の端面側の形状は、正面視略直線状に形成されるとともに、長手方向に対する内側に向かってストッパ面61aを形成している。また、第2の吸着面62の端面側の形状は、正面視略曲線状に形成されるとともに、長手方向に対する内側に向かってストッパ面62aを形成している。
【0023】
この可動ヨーク6は、板厚を薄く形成していることから、例えばプレス機の打ち抜き加工で形成することによって、コストを低減することができる。
【0024】
可動ガイド9・9は磁性体で形成されるとともに可動ヨーク6と共に移動可能に配置されている。可動ガイド9・9は、図5に示すように、上端部に可動ヨーク6の第2の吸着面62のストッパ面62aと同様なストッパ面91を形成して横支柱2bの上面あるいは補助極5の上面に係止可能に形成される。これによって、ワークWを吸着して搬送する際に、可動ヨーク列6A・6Bの両端に配置された板厚の厚い可動ガイド9・9は、強度を高くしていることから、変形や破損を起こすことなくワークWを持ち上げて搬送することができる。
【0025】
この可動ガイド9・9の代わりに、図6に示すように、可動ヨーク6・6を複数枚(図例では2枚)重ね合わせて構成してもよい。この場合、可動ヨーク6の幅L方向における中央部には、長手方向に沿って2箇所に小孔63・63が形成され、ロールピン65を挿通して2枚の可動ヨーク6を一体的に移動できるように連結可能にしている。
【0026】
次に、上記のように構成されたリフタマグネット1の作用について、主に図7〜9に基づいて説明する。
【0027】
上記のように構成されたリフタマグネット1は、ワークW上に配置されない自然状態では、すべての可動ヨーク6及び可動ガイド9は落下状態にあり、可動ヨーク6及び可動ガイド9は、横支柱2b又は補助極5で支持されている。
【0028】
この際、図7に示すように、例えばワークW1における可動ヨーク6と対向する表面が略曲面状に形成されているものであれば、主極3の両側に配置されている可動ヨーク6・6の第2の吸着面62を下方に配置してワークW1の表面に対向させる。この場合、可動ヨーク列6A・6Bの第2の吸着面62・62におけるストッパ面62a・62aの突出方向は、同方向に向くように配置してもよく、又はそれぞれお互いに内側を向くように配置してもよく、あるいは、お互いに外側に向くように配置してもよい。図7においては、同方向を向くように配置していることから、一方の可動ヨーク列6Aにおける各可動ヨーク6の第1の吸着面61のストッパ面61a及び可動ガイド9のストッパ面91は横支柱2bの上面に係止し、他方の可動ヨーク列6Bにおける各可動ヨーク6の第1の吸着面61のストッパ面61a及び可動ガイド9のストッパ面91は、補助極5の上面に係止することとなる。
【0029】
そして、リフタマグネット1でワークW1を吸着するために、各可動ヨーク6をワークW1の表面に当接させると、各可動ヨーク6及び可動ガイド9は、磁気回路が形成されていないことから一斉に主極3に対して上方に移動して各第1の吸着面61のストッパ面61a及び各可動ガイド9のストッパ面91を横支柱2b又は補助極5から離隔させる。
【0030】
各可動ヨーク6及び各可動ガイド9が所定の位置まで移動すると、コイル4を励磁して各可動ヨーク6及び各可動ガイド9を固定保持させる。この際、リフタマグネット1には、図7に示すように、主極3・可動ヨーク6・ワークW1に磁束が流れて磁気回路C1が形成され、さらに主極3・可動ヨーク6・補助極5に磁束が流れて磁気回路C2が形成される。これによって、複数の可動ヨーク6でワークW1を吸着するとともに、補助極5側に形成される磁気回路C2によって、可動ヨーク6はその位置において保持されることとなる。
【0031】
そして、ワークW1を吸着したリフタマグネット1は、図示しないロボットのハンドに枠体2を懸吊されて、ワークストッカから図示しない加工装置に搬送されることとなる。
【0032】
次に、図8に示すように、ワークW2の表面の一部が略平面状に形成され、別の一部が曲面状に形成しているものであれば、一方の可動ヨーク列6Aにおける各可動ヨーク6の第1の吸着面61を下方に配置し、他方の可動ヨーク列6Bにおける各可動ヨーク6の第2の吸着面62を下方に配置する。そして可動ヨーク6の向きは、図8に示す実施形態においては、可動ヨーク列6Aに関しては、各可動ヨーク6の第1の吸着面61のストッパ面61aは主極側3と反対側に向けるように配置させ、可動ヨーク列6Bに関しては、可動ヨーク列6Aにおける可動ヨーク6の第2の吸着面62のストッパ面62aと同様の方向に向くように配置させている。なお、この形態における磁気回路は、前述の図7に示すものと同様に、主極3・可動ヨーク6・ワークW2に磁束が流れて磁気回路C1が形成され、さらに主極3・可動ヨーク6・補助極5に磁束が流れて磁気回路C2が形成される。これによって、複数の可動ヨーク6でワークW2を吸着するとともに、補助極5側に形成される磁気回路C2によって、可動ヨーク6はその位置において保持されることとなる。
【0033】
なお、一方の可動ヨーク列6Bの各可動ヨーク6を、他方の可動ヨーク列6Aの各可動ヨーク6と反対側に向けるようにする場合には、可動ヨーク列6Bの各可動ヨーク6を裏表逆にして配置させればよい。
【0034】
又、図9に示すように、ワークW3の表面が、曲面状を形成しているものあって、さらに曲線状の両側傾斜面が吸着されるものであれば、一方の可動ヨーク列6Aにおける各可動ヨーク6の第2の吸着面62を下方に配置し、他方の可動ヨーク列6Bにおける各可動ヨーク6も第2の吸着面62を下方に配置する。そして可動ヨーク6の向きは、お互いに対向するように内側に向けるように配置させている。従って、上方に配置された可動ヨーク列6A・6Bにおける第1の吸着面61・61のストッパ面61a・61aはいずれも補助極5の上面に係止することとなる。なお、この形態における磁気回路も、前述の図7に示すものと同様に、主極3・可動ヨーク6・ワークW3に磁束が流れて磁気回路C1が形成され、さらに主極3・可動ヨーク6・補助極5に磁束が流れて磁気回路C2が形成される。これによって、複数の可動ヨーク6でワークW3を吸着するとともに、補助極5側に形成される磁気回路C2によって、可動ヨーク6はその位置において保持されることとなる。
【0035】
上記のように、実施形態のリフタマグネット1では、可動ヨーク6の上下両端部にそれぞれ異なる形状の第1の吸着面61と第2の吸着面62とを形成するようにしたことから、吸着面形状の異なる多種のワークに対して1本の可動ヨーク6の上下方向又は裏表を選択的にワークWの吸着面に対向するように配置することができ、コストアップとならずに吸着効率を向上することができる。
【0036】
また、可動ヨーク6の板厚T方向を幅L方向より薄くして、例えばプレス等で打ち抜いて形成することによって、多量の可動ヨーク6をコスト低減して製作することができる。
【0037】
さらに、可動ヨーク列6A・7Aの両端部と縦支柱2aとの間に1枚の可動ヨーク6より厚めの可動ガイド9を介在させることによって、ワークWを吸着して搬送する際に、各可動ヨーク列6A・7Aの両端に配置された可動ヨーク6の変形や破損を防止することができ、ワークWの搬送を確実に行うことができる。
【0038】
この可動ガイド9の代わりに、例えば、2〜3枚を重ね合わせてロールピン65で連結させたものを可動ヨーク列6A・6Bの両端部に配置させても、2〜3枚を1組にして一つの可動ヨーク6として作用させることによって強度アップを図ることができることから、変形や破損を防止してワークWを確実に搬送することができる。
【0039】
なお、本発明のリフタマグネットは上記の形態に限るものではなく、例えば、一方の可動ヨーク列6Aにおける可動ヨーク6の第1の吸着面61と第2の吸着面62、他方の可動ヨーク列6Bにおける可動ヨーク6の第1の吸着面61と第2の吸着面62のいずれをワークWの表面に対向させるかは、ワークWの表面の形状によって決められるものであり、勿論一方の可動ヨーク列の第1の吸着面と他方の可動ヨーク列の第2の吸着面とを、ワークWの表面に対向させることもできる。
【0040】
また、可動ヨーク6の第1の吸着面61や第2の吸着面62の形状は、正面視において単なる略直線状や曲線状に形成するだけでなく、下面が直線状部と曲線状部とが混じっているものでもよく、単純な曲線状でなくても複数の曲線を有する複雑な形状の曲線状であってもよい。
【0041】
また、可動ガイド9が可動ヨーク6の板厚方向に対して厚く形成しているものであれば、幅方向の形状を、可動ヨーク6と同様な形状をしていてもよく、また長さを可動ヨーク6と同一にして、可動ガイド9の下面をワークWに当接するように形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるリフタマグネットを示す全体斜視図である。
【図2】図1におけるリフタマグネットの要部を示す要部断面図である。
【図3】図1における1枚の可動ヨークを示す正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である
【図5】図1におけるA矢視図である。
【図6】図1におけるリフタマグネットの2枚の可動ヨークを連結させた状態を示す断面図である。
【図7】図1のリフタマグネットの作用を示す作用図である。
【図8】可動ヨークの配置状態を変更した形態を示す一部断面図である。
【図9】可動ヨークの配置状態を変更した形態を示す一部断面図である。
【図10】従来のリフタマグネットを示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 リフタマグネット
2 枠体
2b 横支柱
3 主極
4 コイル
5 補助極
6 可動ヨーク
61 第1の吸着面
61a ストッパ面
62 第2の吸着面
62a ストッパ面
9 可動ガイド
C1、C2 磁気回路
L 幅
T 板厚
W(W1、W2、W3) ワーク

Claims (3)

  1. 枠体内に支持される主極と、前記主極の周りに巻装されるコイルと、前記主極の両側面で前記主極に対して移動可能に配置される可動ヨークとを備え、前記主極・前記可動ヨーク・ワークの間で磁気回路を形成して前記ワークを吸着可能なリフタマグネットであって、
    前記可動ヨークが、上部と下部とにそれぞれ異なる形状のワーク吸着部を有して形成され
    板厚方向に多列に配置された可動ヨーク列の端部には、前記可動ヨークとともに移動可能な可動ガイドが配設され、前記可動ガイドが、前記可動ヨークより板厚が厚く形成されていることを特徴とするリフタマグネット。
  2. 前記主極に並設して補助極が前記枠体に支持され、前記主極・前記可動ヨーク・前記補助極の間に磁気回路が形成されることを特徴とする請求項1記載のリフタマグネット。
  3. 前記可動ガイドが、複数の可動ヨークを板厚方向に重合させて連結ピンで連結して構成することを特徴とする請求項1又は2記載のリフタマグネット。
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