JP3980191B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、スロットマシンやシンボル可変表示部をもつパチンコ遊技機のようなシンボル可変表示遊技機に関するものであり、特にこの発明は、入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが成立したときに入賞を生じさせる、というゲーム内容のパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の典型的なパチンコ機は、盤面上の各所に入賞口が、中央部にシンボル可変表示部が、下部にアウト口が、それぞれ配置されて成る。前記シンボル可変表示部は、可変表示器として、3個のリールや液晶表示板などを備える。
パチンコ球が特定の入賞口へ入ると、3個のリールが一斉に回転し、その後、各リールが順次停止する。入賞ライン上に各リールの所定のシンボルが停止して、入賞が成立すると、遊技者に所定の利益状態が付与される。
【0003】
この種のパチンコ機では、パチンコ球が特定の入賞口へ入ると、乱数による内部抽選処理が実行され、入賞ライン上にどのシンボルを引き込んで停止させるかが決定される。スロットマシンの場合は、ゲーム開始操作があると、同様の内部抽選処理が行われ、抽選結果に応じて、同様の引込制御が実行される。
【0004】
例えばシンボルが複数種の数字で構成されている場合、入賞ライン上に同じ数字が並ぶと、一般的に入賞を成立させる。左右のリールが停止した時点では、「リーチ」と呼ばれる入賞成立前の状態となり、遊技者は期待感をもって、中央のリールの停止動作を待つ。
【0005】
最近のパチンコ機では、この「リーチ」となったとき、中央のリールが停止する態様を変えることにより、遊技者に抽選結果を予告し、入賞の成立に対する遊技者の期待感を高めるようにしている。
また、最近のパチンコ機の中には、内部抽選処理で「リーチ」となるようなシンボルの引込制御が決定された場合、ランプを点灯させるなどして、「リーチ」の発生を遊技者に予告するようにしたものもある。
スロットマシンについても、内部抽選処理で特定の入賞を発生させることになったとき、ランプを点灯させたり、ブザー音を発生させたりして、特定の入賞の発生を遊技者に予告することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
抽選処理により所定のシンボルを入賞ライン上に引き込んで入賞やリーチを発生させる場合、従来の予告方法は、入賞やリーチの発生を単に遊技者へ知らせるだけのものであり、予告動作の多様性に欠け、ゲームの興趣を向上させるのに限界がある。
【0007】
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、抽選処理によりシンボルを引き込んで入賞やリーチを発生させる場合、色彩の情報を用いて予告を行うことにより、予告動作の多様性を増し、ゲーム性の興趣を向上させたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、シンボルの種類毎に共通の色彩が設定された複数のシンボルを変動表示した後、前記変動表示を停止して、いずれかのシンボルを入賞ライン上に表示する複数の可変表示器と、入賞を成立させるか否か入賞を成立させずにリーチを成立させるか否かを決定するとともに、入賞を成立させる場合または入賞を成立させずにリーチを成立させる場合には入賞ライン上に引き込むシンボルを決定するための抽選処理を実行する抽選手段とを備え、入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが成立したときに入賞を成立させるパチンコ遊技機に関するものである。
この発明によるパチンコ遊技機は、前記複数のシンボルに設定された複数色の色彩の発光が可能であり、前記シンボルに設定された各色彩を表示する予め定められた複数通りの発光表示パターンのうちいずれかの発光表示パターンを発光表示する発光表示器と、前記複数通りの発光表示パターンの中から前記発光表示器に発光表示させる各発光表示パターンの出現確率が設定された色彩毎の複数の抽選テーブルと、前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞を成立させる場合に、入賞を成立させるシンボルに設定された色彩に応じていずれかの抽選テーブルを選択し、その選択した抽選テーブルを用いて前記複数の発光表示パターンの中からどの発光表示パターンを発光表示するかを決定するための抽選を行う入賞用発光表示抽選手段と、前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞は成立させないがリーチを成立させる場合に、リーチを成立させるシンボルに設定された色彩に応じていずれかの抽選テーブルを選択し、その選択した抽選テーブルを用いて前記複数の発光表示パターンの中からどの発光表示パターンを発光表示するかを決定するための抽選を行うリーチ用発光表示抽選手段と、前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞もリーチも成立させない場合に、前記複数の抽選テーブルの中から外れ用の抽選テーブルを選択し、その選択した抽選テーブルを用いて前記複数の発光表示パターンの中からどの発光表示パターンを発光表示するかを決定するための抽選を行う外れ用発光表示決定手段と、全ての可変表示器が変動表示を停止するまでの間に、前記入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段または外れ用発光表示抽選手段で決定された発光表示パターンを前記発光表示器に表示させる発光表示制御手段とを備えている。前記の各抽選テーブルの各発光表示パターンの出現確率は、発光表示パターン毎に入賞に至る信頼度およびリーチに至る信頼度がそれぞれ異なるように設定されている。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載されたパチンコ遊技機において、前記入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段および外れ用発光表示抽選手段は、前記発光表示パターンを発光表示器に発光表示するかどうかの報知抽選を行い、前記報知抽選に当選した場合にのみ前記発光表示器に発光表示させる発光表示パターンの抽選を実行するものであり、前記入賞用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率が、リーチ用発光表示抽選手段および外れ用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率よりも高く設定されているとともに、リーチ用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率が、外れ用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率よりも高く設定されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載されたパチンコ遊技機において、機械の前面には、各可変表示器のシンボル表示面を外部から視認することが可能な複数のシンボル表示窓が設けられ、各シンボル表示窓の両側縁沿いに前記発光表示器がそれぞれ設けられている。前記発光表示器は、複数色の発光が可能でありかつ前記可変表示器のシンボルの変動方向に沿って一定間隔毎に整列配置された複数個の発光体と、各発光体を個別に仕切る仕切板とを備えていることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記複数の発光表示パターンの中には、前記発光表示器の各発光体を各可変表示器のシンボル変動速度に同期した速度で順次発光させるようにした発光表示パターンが含まれている
【0010】
【作用】
請求項1のパチンコ遊技機では、抽選処理により入賞の成立またはリーチの成立、さらに入賞またはリーチを成立させる場合には入賞ライン上に引き込むシンボルが決定される。前記抽選処理の結果、入賞を成立させるという場合には、入賞用発光表示抽選手段が引込対象のシンボルの色彩に応じた抽選テーブルを用いて発光表示器に発光表示させる発光表示パターンを複数の発光表示パターンの中から決定する。前記抽選処理の結果、入賞は成立させないがリーチを成立させる場合には、リーチ用発光表示抽選手段がリーチの対象であるシンボルの色彩に応じた抽選テーブルを用いて発光表示器に発光表示させる発光表示パターンを複数の発光表示パターンの中から決定する。前記抽選処理の結果、入賞もリーチも成立させない場合には、外れ用発光表示抽選手段が外れ用の抽選テーブルを用いて発光表示器に発光表示させる発光表示パターンを複数の発光表示パターンの中から決定する。
発光表示制御手段は、前記入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段または外れ用発光表示抽選手段で決定された発光表示パターンを、全ての可変表示器が変動表示を停止するまでの間に、発光表示器に発光表示する。
本発明の上記した構成において、前記発光表示器に表示される発光表示パターンは、前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞を成立させる場合と、入賞は成立させないがリーチを成立させる場合と、入賞もリーチも成立させない場合とに応じて、入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段および外れ用発光表示抽選手段によりそれぞれ別個の抽選テーブルを用いて決定されるように構成したから、各抽選テーブルの各発光表示パターンの出現確率を適宜設定することにより、発光表示パターン毎にリーチに至る信頼度または入賞に至る信頼度が異なるように設定でき、発光表示される発光表示パターンにより、入賞に至る信頼度およびリーチに至る信頼度を遊技者に報知できる。
これに加えて、前記入賞用発光表示抽選手段は、入賞を成立させるシンボルに設定された色彩に応じて抽選テーブルを選択して前記発光表示器に表示させる発光表示パターンを決定し、前記リーチ用発光表示抽選手段は、リーチを成立させるシンボルに設定された色彩に応じて抽選テーブルを選択して前記発光表示器に表示させる発光表示パターンを決定するように構成したので、入賞を成立させるべきシンボルの色彩、またはリーチを成立させるべきシンボルの色彩毎に、そのシンボルに設定された色彩を含む発光表示パターンの出現確率を適宜設定することで、いずれの色彩のシンボルが入賞ライン上に揃い易いかを遊技者に報知できる。
【0011】
請求項2のパチンコ遊技機では、抽選処理により入賞またはリーチの成立、および入賞またはリーチを成立させる場合には入賞ライン上に引き込むシンボルが決定されると、入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段または外れ用発光表示抽選手段により発光表示パターンを発光表示器に発光表示するかどうかの報知抽選が実行され、報知抽選に当選した場合にのみ発光表示器に発光表示させる発光表示パターンの抽選を実行する。
請求項3のパチンコ遊技機では、各発光体が仕切板により個別に仕切られているので、各可変表示器のシンボルの視認性に影響を与えない。
請求項4のパチンコ遊技機では、発光表示器の各発光体を各可変表示器のシンボル変動速度に同期した速度で順次発光させるので、ゲームの興趣を向上できる。
【0012】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例であるパチンコ機1の外観を示す。
図示例のパチンコ機1は、機体の前面に遊技盤1Aを備え、その下方に、パチンコ球投入皿3、操作ハンドル4、パチンコ球払出口5、パチンコ球受け皿6、余剰球放出口7などが設けられて成る。
【0013】
前記遊技盤1Aは、透明なガラス扉を備え、盤面の中央部には、3個のシンボル表示窓20を有するシンボル可変表示部2が設けられる。このシンボル可変表示部2の下方には始動入賞口10が、その下方には開閉役物11が、その下方には特別入賞口12が、その下方にはアウト口13が、それぞれ配備される。
シンボル可変表示部2の両側方には、パチンコ球の通過ゲート14が設けられ、盤面適所には、入賞口15や風車16が複数設けられる。なお、盤面上の釘は、図示を省略してある。
【0014】
前記シンボル可変表示部2は、図2および図3に示すように、各シンボル表示窓20の位置に、可変表示器としてのリール21a,21b,21cが3個、配備されて成る。各リール21a,21b,21cは、リール枠22の外周面に複数のシンボル23が印刷された帯状テープ24を貼設したものである。各リール21a,21b,21cは、ステッピングモータを駆動源とする個別のリール駆動機構25により回転駆動される。
なお、可変表示器として、リールに代えて、液晶表示板、7セグメントLED表示器、ドットマトリクス表示器、CRT表示器などを用いることもできる。
【0015】
各リール21a,21b,21cは、まず一斉に始動し、その後、左側、右側、中央の順で順次停止する。全てのリール21a,21b,21cが回転を停止すると、各シンボル表示窓20の位置に、各リール21a,21b,21cの3駒分のシンボルが表示される。これらのシンボルは、各シンボル表示窓20を通して外部より視認される。
【0016】
シンボル可変表示部2は、3個のシンボル表示窓20が横一列に開設された前面パネル26を備える。この前面パネル26は、外周縁の適所が盤面にねじ止めされる。前面パネル26には、中央のシンボル表示窓20の真上位置に、0〜9の数字を変動表示する数字表示器27が設けられる。この数字表示器27は、前記通過ゲート14をパチンコ球が通過する毎に0〜9の数字を所定の時間だけ変動表示する。変動表示の停止時には、いずれかの数字が表示される。この表示された数字が所定の数字(この実施例では「7」の数字)であれば、前記開閉役物11が開動作する。
【0017】
前面パネル26の表面には、各リール表示窓20の両側縁沿いに、発光表示器30がそれぞれ設けられる。各発光表示器30は、後述する制御装置50や発光表示回路57とともに報知手段を構成する。報知手段は、後述する乱数抽選処理で決定された引込対象のシンボルを、そのシンボルに設定された色彩またはその色彩を含む所定のパターンで表示したり、抽選処理の結果を、入賞に至る信頼度に基づいて色分けされた色彩またはその色彩を含む所定のパターンで表示したりして、抽選結果を遊技者に報知する。
【0018】
この実施例の発光表示器30は、図4に示すように、各リールの外周面の湾曲に沿うプリント基板31と、このプリント基板31上に長さ方向に沿って一定間隔毎に整列配置された複数個の発光体32と、各発光体32を個別に仕切る仕切板33と、発光体32の列の上方を覆う半透明の覆い板34とで構成される。
各発光体32は、この実施例では、赤色に発光する発光ダイオード(以下、「赤LED」という。)32Aと、橙色に発光する発光ダイオード(以下、「橙LED」という。)32Bと、緑色に発光する発光ダイオード(以下、「緑LED」という。)32Cとから成るが、1個で複数色の発光を行う発光ダイオードで構成することもできる。
【0019】
なお、上記の発光表示器30は、光源として、発光ダイオードに代えて、蛍光表示管、エレクトロルミネッセンス、冷陰極管などを用いてもよい。
また、発光表示器30は、必ずしも、各リール表示窓20の両側縁沿いに設ける必要はなく、図5に示すように、各リール表示窓20の上縁および下縁沿いに設けてもよい。また、発光表示器30は、各リール表示窓20に個別に設ける必要はなく、図6に示すように、3個のリール表示窓20に共通に設けてもよい。
【0020】
図7は、各リール21a,21b,21cに表されるシンボル23の列、すなわち、前記リール枠22の外周面に貼設される帯状テープ24を示す。
各リール21a,21b,21cの帯状テープ24には、入賞を構成するシンボルとして、「7」「3」「V」「F」「H」「T」の6種類のシンボル23が表されている。なお、上下のシンボル間は入賞を構成しない空白部(一種のシンボル)である。これらのシンボルのうち、「7」「3」のシンボルは赤色に、「V」「F」のシンボルは橙色に、「H」「T」のシンボルは緑色に、それぞれ色彩が設定されており、これらの色彩は、前記発光表示器30の赤LED32A、橙LED32B、緑LED32Cの発光色に一致する。このように、各シンボルには、シンボルの種類毎に、共通の色彩が設定されているが、この色彩の設定は、この実施例のようにシンボルに対して行ってもよく、また各シンボルの背景に対して行ってもよい。
【0021】
3個のシンボル表示窓20には、図8に示すように、水平な3本の入賞ラインL1,L2,L3と左下がりおよび右下がりの2本の入賞ラインL4,L5とが設定されている。これら5本の入賞ラインL1〜L5のいずれかに沿って、同じシンボルが3個並ぶと、入賞となり、特別入賞口12の開放や数字表示器27の当たり確率の向上、数字表示器27の変動時間の短縮など、遊技者が多量のパチンコ球が獲得できるような利益状態が形成される。この利益状態は、赤色のシンボル「7」「3」による入賞が最も大きく、橙色のシンボル「V」「F」、緑色のシンボル「H」「T」の順で小さくなるように設定してある。なお、図8には、上段の入賞ラインL2上に「7」のシンボルが3個並んだ入賞状態が示してある。
【0022】
3個のリール21a,21b,21cは、左側、右側、中央の順で停止するが、左右のリール21a,21cが停止した時点で、いずれかの入賞ラインL1〜L5上に入賞を構成する同じシンボルが2個並ぶと、「リーチ」と称される状態になる。図9には、中央の入賞ラインL1上に「7」のシンボルが2個並んだ「リーチ」が例示してある。また、図10には、左下がりの入賞ラインL4上に「F」のシンボルが、右下がりの入賞ラインL5上に「V」のシンボルが、それぞれ2個並んだいわゆる「ダブルリーチ」の状態が例示してある。
【0023】
図11は、上記したパチンコ機の基本的な回路構成を示す。
図中、50はマイクロコンピュータで構成される制御装置であり、CPU51を制御・演算の主体とし、プログラム記憶部52,乱数抽選部53、RAM54、タイマ55などを含む。
プログラム記憶部52には、ゲーム実行のためのプログラムが記憶される。RAM54は、各種のデータの読み書きに用いられる。タイマ55は、各リール21a,21b,21cの始動後の時間経過を計測する。
【0024】
乱数抽選部53は、抽選処理のための乱数を発生する乱数発生器と、抽選のために参照される種々の抽選テーブルを有する。乱数抽選部53は、始動入賞口10にパチンコ球が入る度に、入賞ラインL1〜L5上に引き込むシンボルを決定するための抽選処理を実行したり、通過ゲート14をパチンコ球が通過する度に、数字表示器27に出現させる数字を決定するための抽選処理を実行したりする他、発光表示器30に発光表示させる色彩やその色彩を含む所定のパターンを決定するための抽選処理などを実行する。
【0025】
CPU51には、バス64を介して、リール駆動回路56a,56b,56c、発光表示回路57、数字表示回路58,入賞球検知センサ59、始動入賞球検知センサ60,ゲート通過球検知センサ61、払出球検知センサ62、球払出機構63などが接続される。
【0026】
各リール駆動回路56a,56b,56cは各リール21a,21b,21cのリール駆動機構25を動作させる。発光表示回路57は各発光表示器30を発光動作させる。数字表示回路58は数字表示器27を表示動作させる。各入賞球検知センサ59は、パチンコ球が入賞口15、特別入賞口13、開閉役物11に入ったことを検知する。始動入賞球検知センサ60はパチンコ球が始動入賞口10に入ったことを検知する。ゲート通過球検知センサ61はパチンコ球が通過ゲート14を通過したことを検知する。
【0027】
払出球検知センサ62は、機械内部のパチンコ球貯留部(図示せず。)からパチンコ球投入皿5やパチンコ球受け皿6に至る通路に設けられ、払い出されるパチンコ球を検知する。球払出機構63は、CPU51からの指令により、パチンコ球貯留部に貯留されたパチンコ球を所定の個数だけ放出させる。
【0028】
図12および図13は、抽選処理で決定された引込対象のシンボルを、そのシンボルに設定された色彩で表示して遊技者に報知するようにした実施例についての制御装置50による制御の手順を示す。なお、図中、「ST」は制御の流れにおける各ステップを示す。
【0029】
図12は、始動入賞口10にパチンコ球が入ったときの制御装置50による制御の流れである。
同図のST1の待機状態において、始動入賞口10にパチンコ球が入ったことが始動入賞球検知センサ60からの信号により検出されると、ST1の判定は「YES」となり、つぎのST2で、始動入賞口10に入ったパチンコ球が何個留保されているかがチェックされる。もし、留保球数nが所定の個数N(たとえば5個)に達していなければ、ST2の判定は「NO」であり、留保球数nが1加算される(ST3)。もし、留保球数nが所定の個数Nに達していれば、ST2の判定は「YES」であり、ST3がスキップされ、加算処理は行なわれない。
【0030】
つぎに、CPU51は、入賞を発生させるかどうか、もし発生させるのであれば、どのシンボルをどの入賞ライン上に引き込むかを決定するための抽選処理を実行する(ST4)。具体的には、乱数抽選部53の乱数発生器が発生する乱数値がどの範囲にあるかを所定の抽選テーブルを参照することで、入賞の発生の有無や引込対象のシンボルが決定される。
【0031】
入賞を発生させるという当たりの抽選結果の場合、ST5の判定は「YES」であり、つぎのST6,7で引込対象のシンボルが何色であるかが判定される。もし、引込対象のシンボルが「7」または「3」であれば、それらのシンボルは赤色であるから、ST6の判定が「YES」となり、赤色フラグFRが1にセットされる(ST8)。もし、引込対象のシンボルが「V」または「F」であれば、それらのシンボルは橙色であるから、ST6の判定が「NO」、ST7の判定が「YES」となり、橙色フラグFOが1にセットされる(ST9)。引込対象のシンボルが「H」または「T」であれば、それらのシンボルは緑色であるから、ST6,7の判定がともに「NO」であり、緑色フラグFGが1にセットされる(ST10)。
なお、入賞を発生させないという外れの抽選結果の場合、ST5の判定は「NO」であり、ST6〜10はスキップされる。
【0032】
図13は、発光表示器30およびシンボル可変表示部2を動作させるための制御装置50による制御の流れである。
同図のST1では、前記留保球数nが1以上であるかどうかが判定される。ST1の判定が「YES」であれば、最初の留保球について、入賞を発生させるかどうか、もし発生させるのであれば、どの色のシンボルを入賞ライン上に引き込むかを、赤色フラグFA、橙色フラグFO、緑色フラグFGをチェックすることにより判定する(ST2〜4)。
【0033】
もし、赤色フラグFAが1にセットされていれば、ST2の判定が「YES」であり、CPU51は、発光表示器30における全ての赤LED32Aを発光動作させ、発光表示器30を赤色に発光表示させる(ST5)。この表示を見て遊技者は、赤色のシンボル「7」または「3」についての抽選当たりがあったことが分かる。
【0034】
もし、橙色フラグFOが1にセットされていれば、ST2の判定が「NO」、ST3の判定が「YES」であり、CPU51は、発光表示器30における全ての橙LED32Bを発光動作させ、発光表示器30を橙色に発光表示させる(ST6)。この表示を見て遊技者は、橙色のシンボル「V」または「F」についての抽選当たりがあったことが分かる。
【0035】
もし、緑色フラグFGが1にセットされていれば、ST2,3の判定がともに「NO」、ST4の判定が「YES」であり、CPU51は、発光表示器30における全ての緑LED32Cを発光動作させ、発光表示器30を緑色に発光表示させる(ST7)。この表示を見て遊技者は、緑色のシンボル「H」または「T」についての抽選当たりがあったことが分かる。
【0036】
もし、赤色フラグFA、橙色フラグFO、緑色フラグFGのいずれもが1にセットされていなければ、ST2,3,4の判定はともに「NO」であり、いずれの発光ダイオードも発光動作せず、発光表示器30は発光表示しない。
なお、この実施例では、抽選当たりの場合、発光表示器30の全体が単に発光するだけであるが、点滅や順次発光のような発光方法を用いて種々のパターンを構成することもできる。
また、この実施例では、発光表示器30が発光動作したときは、必ず入賞が成立するよう、入賞に至る信頼度を100%に設定しているが、抽選当たりでない場合にも、所定の回数(例えば数十回)に1回の割合で、発光表示器30を発光表示させるようにして、入賞に至る信頼度を100%より小さな値に設定してもよい。このような発光制御方法は、後述する実施例で実施されているところである。
【0037】
図13に戻って、つぎのST8では、CPU51は、3個のリール21a,21b,21cを一斉に始動させ、続くST9〜11において、前記留保球数nを1減算し、予め決定したシンボルが所定位置に停止するよう各リール21a,21b,21cの回転停止時間をT1,T2,T3(ただし、T1<T3<T2)に設定した後、タイマ55を始動させて時間経過の計測を開始させる。
【0038】
タイマ55の計測値Tが設定値T1になったとき、ST12の判定が「YES」となり、CPU51は左側のリール21aを停止させる(ST13)。さらに、タイマ55の計測値Tが設定値T3になったとき、ST14の判定が「YES」となり、CPU51は右側のリール21cを停止させる(ST15)。タイマ55の計測値Tが設定値T2になったとき、ST16の判定が「YES」となり、CPU51は中央のリール21bを停止させる(ST17)。
【0039】
全てのリール21a,21b,21cが回転を停止したとき、CPU51は、いずれかの入賞ライン上に入賞が成立したかどうかの入賞判定を行い(ST18)、その判定が「YES」であれば、ST19へ進んで入賞処理を実行する。もし、ST18の判定が「NO」であれば、ST19がスキップされる。
最後のST20では、前記した各フラグのクリヤ処理が行われ、また、発光表示器30の発光動作を停止させ、ST1に戻ってつぎの留保球数がチェックされる。
【0040】
図14および図15は、抽選処理の結果を、入賞の発生に至る信頼度に基づいて色分けされた色彩で表示して遊技者に報知するようにした実施例についての制御装置50による制御の手順を示す。
【0041】
図14は、始動入賞口10にパチンコ球が入ったときの制御装置50による制御の流れである。
同図のST1の待機状態において、始動入賞口10にパチンコ球が入ったことが始動入賞球検知センサ60からの信号により検出されると、ST1の判定は「YES」となり、つぎのST2で、始動入賞口10に入ったパチンコ球が何個留保されているかがチェックされる。もし、留保球数nが所定の個数N(たとえば5個)に達していなければ、ST2の判定は「NO」であり、留保球数nが1加算される(ST3)。もし、留保球数nが所定の個数Nに達していれば、ST2の判定は「YES」であり、ST3がスキップされ、加算処理は行われない。
【0042】
つぎに、CPU51は、入賞を発生させるかどうか、もし発生させるのであれば、どのシンボルをどの入賞ライン上に引き込むかを決定するための抽選処理を実行する(ST4)。具体的には、乱数抽選部53の乱数発生器が発生する乱数値がどの範囲にあるかを所定の抽選テーブルを参照することで、入賞の発生の有無や引込対象のシンボルが決定される。
【0043】
入賞を発生させるという当たりの抽選結果の場合、ST5の判定は「YES」であり、つぎのST6で当たりフラグF1が1にセットされる。抽選当たりの場合は、つぎのST7の「F1=1か?」の判定は「YES」であり、この場合、必ず発光表示器30を発光表示させるので、発光表示を行うかどうかの抽選処理に関わる手順(ST8〜10)はスキップされる。抽選当たりでない場合、ST7の判定は「NO」であり、ST8で発光表示器30を発光表示させるかどうかの抽選処理が実行される。
【0044】
例えば30回に1回に割合で発光表示を行う場合は、0〜29の乱数を発生させ、0の乱数値がサンプリングされたときは「発光表示あり」とし、1〜29の乱数値がサンプリングされたときは「発光表示なし」とする。
ST8の抽選処理の結果、発光表示を行うことになった場合は、ST9の判定は「YES」であり、発光フラグF2を1にセットする(ST10)。発光表示を行わないことになった場合は、ST10はスキップされる。
【0045】
つぎのST11,12では、当たりフラグF1と発光フラグF2とをチェックして、発光表示器30を発光動作させるかどうかを判定する。いずれかのフラグが1にセットされていれば、ST13へ進み、赤色、橙色、緑色のうちのどの色の発光表示を行うのかの乱数抽選処理が実行される。
この乱数抽選処理において、もし、当たりフラグF1が1にセットされていれば、ST14が「YES」であり、当たり用の抽選テーブルを参照して抽選結果を出す(ST15)。もし、当たりフラグF1が1にセットされていなければ、ST14の判定が「NO」であり、外れ用の抽選テーブルを参照して抽選結果を出す(ST16)。
【0046】
この実施例では、発光表示器30が赤色を発光表示すれば、入賞に至る信頼度が最も高く、橙色を発光表示すれば、入賞に至る信頼度が次ぎに高く、緑色を発光表示すれば、入賞に至る信頼度が最も低くなるように設定しており、そのために、図16に示す当たり用の抽選テーブルと図17に示す外れ用の抽選テーブルとを用意している。
【0047】
図16の当たり用の抽選テーブルにおいて、0〜99の乱数値のうち、0〜59の乱数値Mがサンプリングされると、発光表示器30が赤色を発光表示するように決定し、ST17の判定が「YES」となって、赤色発光フラグFrを1にセットする(ST19)。60〜89の乱数値Mがサンプリングされると、発光表示器30が橙色を発光表示するように決定し、ST17が「NO」、ST18が「YES」となって、橙色発光フラグFoを1にセットする(ST20)。90〜99の乱数値Mがサンプリングされると、発光表示器30が緑色を発光表示するように決定し、ST17,18がともに「NO」となって、緑色発光フラグFgを1にセットする(ST21)。
【0048】
図17の外れ用の抽選テーブルでは、0〜99の乱数値のうち、0〜59の乱数値Mがサンプリングされると、発光表示器30が緑色を発光表示するように決定し、ST17,18がともに「NO」となって、緑色発光フラグFgを1にセットする(ST21)。60〜89の乱数値Mがサンプリングされると、発光表示器30が橙色を発光表示するように決定し、ST17が「NO」、ST18が「YES」となって、橙色発光フラグFoを1にセットする(ST20)。90〜99の乱数値Mがサンプリングされると、発光表示器30が赤色を発光表示するように決定し、ST17が「YES」となって、赤色発光フラグFrを1にセットする(ST19)。
【0049】
このような抽選テーブルを用いた場合、例えば入賞の発生確率が1/240であれば、2400回の抽選に対して、抽選当たりが10回、外れが2390回発生する。当たりの場合は、全て発光表示を行うのであるから、10回のうち、赤色表示が6回、橙色表示が3回、緑色表示が1回行われることになる。
外れの場合は、仮に24回に1回の割合で発光表示を行うとすると、2390回のうち、発光表示は約100回を行うことになり、この100回のうち、赤色表示は約10回、橙色表示は約30回、緑色表示は約60回行われることになる。
【0050】
かくして、合計16回の赤色表示のうち、当たりは6回であるから、入賞に至る信頼度は、37.5%となる。また、合計33回の橙色表示のうち、当たりは3回であるから、入賞に至る信頼度は、9.1%となる。さらに、合計61回の緑色表示のうち、当たりは1回であるから、入賞に至る信頼度は、1.6%となる。
【0051】
図15は、発光表示器30を動作させるときの制御装置50による制御の流れを示す。なお、シンボル可変表示部2の動作については、図13のST8以降と同様であり、図15では図示を省略してある。
同図のST1では、前記留保球数nが1以上であるかどうかが判定され、その判定が「YES」であれば、最初の留保球について、発光表示器30を発光表示させるかどうかを、当たりフラグF1および発光フラグF2をチェックすることにより判定する。
【0052】
当たりフラグF1が1にセットされていれば、ST2の判定が「YES」となり、一方、発光フラグF2が1にセットされていれば、ST2の判定が「NO」、ST3の判定が「YES」となり、つぎに何色の発光表示を行うかを、赤色発光フラグFr、橙色発光フラグFo、緑色発光フラグFgをチェックして判定する(ST4,5)。
【0053】
もし、赤色発光フラグFrが1にセットされていれば、ST4の判定が「YES」であり、CPU51は、発光表示器30の全ての赤LED32Aを発光動作させ、発光表示器30を赤色に発光表示させる(ST7)。この表示を見て遊技者は、入賞に至る信頼度がかなり高いことが分かる。
【0054】
もし、橙色発光フラグFoが1にセットされていれば、ST4の判定が「NO」、ST5の判定が「YES」であり、CPU51は、発光表示器30の全ての橙LED32Bを発光動作させ、発光表示器30を橙色に発光表示させる。この表示を見て遊技者は、入賞に至る信頼度が少しあることが分かる。
【0055】
もし、緑色発光フラグFgが1にセットされていれば、ST4,5の判定がともに「NO」であり、CPU51は、発光表示器30の全ての緑LED32Cを発光動作させ、発光表示器30を緑色に発光表示させる。この表示を見て遊技者は、入賞に至る信頼度が低いことが分かる。
当たりフラグF1も発光フラグF2も1にセットされていない場合は、ST2,3がともに「NO」であり、上記したST4〜8はスキップされ、発光表示器30は発光表示を行わない。
【0056】
上記の実施例では、発光表示器30による発光表示は、特定の色の発光ダイオードを一斉に発光動作させることにより行っているが、以下に示す実施例のように、ゲームの演出効果を高めるために、種々の発光表示方法を採択することができる。
図18〜29は、赤LED32A、橙LED32B、および緑LED32Cの順次発光動作と点滅動作とを組み合わせて構成される多種類の発光表示パターンを示す。なお、これらの図には、ひとつのシンボル表示窓20について、その両側の発光表示器30のみが示してあるが、他のシンボル表示窓20の発光表示器30も同様であり、図示を省略している。
【0057】
図18に示す発光表示パターンP1−1は、緑色を表示色とするもので、発光表示器30の各緑LED32Cを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである。なお、図中矢印は、順次発光の方向を示す。
【0058】
図19に示す発光表示パターンP1−2は、橙色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図19(1))、ついで、各橙LED32Bを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである(図19(2))。
【0059】
図20に示す発光表示パターンP1−3は、赤色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図20(1))、ついで、各橙LED32Bを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図20(2))、最後に、各赤LED32Aを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである(図20(3))。
【0060】
図21に示す発光表示パターンP1−4(R)は、同じ赤色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図21(1))、ついで、各橙LED32Bを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図21(2))、ついで、各赤LED32Aを上から下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図21(3))、最後に、1個置きの各赤LED32Aを交互に発光と消灯とを一定時間だけ繰り返すようにしたものである(図21(4))。なお、図示していないが、最後の点滅を橙LED32Bで行う発光表示パターンはP1−4(O)、緑LED32Cで行う発光表示パターンはP1−4(G)とする。
【0061】
図22に示す発光表示パターンP2−1は、緑色を表示色とするもので、発光表示器30の各緑LED32Cを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである。
【0062】
図23に示す発光表示パターンP2−2は、橙色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図23(1))、ついで、各橙LED32Bを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである(図23(2))。
【0063】
図24に示す発光表示パターンP2−3は、赤色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図24(1))、ついで、各橙LED32Bを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図24(2))、最後に、各赤LED32Aを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである(図24(3))。
【0064】
図25に示す発光表示パターンP2−4は、同じ赤色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図25(1))、ついで、各橙LED32Bを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図25(2))、ついで、各赤LED32Aを上下から中央へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図25(3))、最後に、1個置きの各赤LED32Aを交互に発光と消灯とを一定時間だけ繰り返すようにしたものである(図25(3))。なお、図示していないが、最後の点滅を橙LED32Bで行う発光表示パターンはP2−4(O)、緑LED32Cで行う発光表示パターンはP2−4(G)とする。
【0065】
図26に示す発光表示パターンP3−1は、緑色を表示色とするもので、発光表示器30の各緑LED32Cを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである。
【0066】
図27に示す発光表示パターンP3−2は、橙色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図27(1))、ついで、各橙LED32Bを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである(図27(2))。
【0067】
図28に示す発光表示パターンP3−3は、赤色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図28(1))、ついで、各橙LED32Bを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図28(2))、最後に、各赤LED32Aを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返すようにしたものである(図28(3))。
【0068】
図29に示す発光表示パターンP3−4は、同じ赤色を表示色とするもので、まず、発光表示器30の各緑LED32Cを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図29(1))、ついで、各橙LED32Bを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図29(2))、ついで、各赤LED32Aを中央から上下へ順次発光させた後、一斉に消灯する動作を所定回数(例えば3回)繰り返し(図29(3))、最後に、1個置きの各赤LED32Aを交互に発光と消灯とを一定時間だけ繰り返すようにしたものである(図29(4))。なお、図示していないが、最後の点滅を橙LED32Bで行う発光表示パターンはP3−4(0)、緑LED32Cで行う発光表示パターンはP3−4(G)とする。
【0069】
図30〜図34は、上記の発光表示パターンが用いられた発光制御の具体例を示す。
この具体例は、抽選処理で決定された引込対象のシンボルを、そのシンボルに設定された色彩を含む発光表示パターンで表示して遊技者に報知するという図12に示した実施例の技術思想と、抽選処理の結果を、入賞の発生に至る信頼度に基づいて色分けされた色彩を含む発光表示パターンで表示して遊技者に報知するという図14に示した実施例の技術思想とを導入して構成されたものである。
【0070】
図30は、各発光表示パターンで発光表示を行った場合の「リーチ」および入賞に至る信頼度を示す。
同図から明らかなように、入賞および「リーチ」に至る信頼度は、赤色が最も高く、橙色、緑色の順で低くなっている。また、入賞に至る信頼度は、発光ダイオードを中央から上下へ順次発光させてゆくP3のグループに属する発光表示パターンが最も高く、次ぎに上下から中央へ順次発光させてゆくP2のグループに属する発光表示パターンが高く、上から下へ順次発光させてゆくP1に属する発光表示パターンが最も低くなっている。さらに、入賞に至る信頼度は、発光ダイオードを点滅させる発光表示パターンの方が、点滅させない発光表示パターンよりも高くなっている。
また、入賞に至る信頼度は、引込対象のシンボルと同じ色彩で点滅させる発光表示パターンの方が、引込対象のシンボルと異なる色彩で点滅させる発光表示パターンよりも高くなっている。
【0071】
図31〜図33は、上記の具体例についての制御装置50による制御の手順を示す。
【0072】
図31および図32は、始動入賞口10にパチンコ球が入ったときの制御装置50による制御の流れである。
図31のST1の待機状態において、始動入賞口10にパチンコ球が入ったことが始動入賞球検知センサ60からの信号により検出されると、ST1の判定は「YES」となり、つぎのST2で、始動入賞口10に入ったパチンコ球が何個留保されているかがチェックされる。もし、留保球数nが所定の個数N(たとえば5個)に達していなければ、ST2の判定は「NO」であり、留保球数nが1加算される(ST3)。もし、留保球数nが所定の個数Nに達していれば、ST2の判定は「YES」であり、ST3がスキップされ、加算処理が行われる。
【0073】
つぎに、CPU51は、入賞を発生させるかどうか、もし発生させるのであれば、どのシンボルをどの入賞ライン上に引き込むかを決定するための抽選処理を実行する(ST4)。具体的には、乱数抽選部53の乱数発生器が発生する乱数値がどの範囲にあるかを所定の抽選テーブルを参照することにより、入賞の発生の有無、引込対象のシンボルが決定される。
【0074】
入賞を発生させるという抽選結果の場合、当然、「リーチ」の状態になるから、ST5の判定は「YES」、つぎのST6の判定も「YES」であり、つぎのST7,8で引込対象のシンボルが何色であるかが判定される。
【0075】
もし、引込対象のシンボルが「7」または「3」であれば、それらのシンボルは赤色であるから、ST7の判定は「YES」となり、赤色フラグFFRが1にセットされる(ST9)。引込対象のシンボルが「V」または「F」であれば、それらのシンボルは橙色であるから、ST7の判定が「NO」、ST8の判定が「YES」となり、橙色フラグFFOが1にセットされる(ST10)。引込対象のシンボルが「H」または「T」であれば、それらのシンボルは緑色であるから、ST7,8の判定がともに「NO」であり、緑色フラグFFGが1にセットされる(ST11)。
【0076】
入賞は発生させないが、「リーチ」になる、という抽選結果の場合、ST5の判定は「YES」、ST6の判定は「NO」となり、つぎのST12,13で「リーチ」となるシンボルが何色であるかが判定される。
【0077】
もし、「リーチ」となるシンボルが「7」または「3」であれば、それらのシンボルは赤色であるから、ST12の判定が「YES」となり、赤色フラグFRが1にセットされる(ST14)。「リーチ」となるシンボルが「V」または「F」であれば、それらのシンボルは橙色であるから、ST12の判定が「NO」、ST13の判定が「YES」となり、橙色フラグFOが1にセットされる(ST15)。「リーチ」となるシンボルが「H」または「T」であれば、それらのシンボルは緑色であるから、ST12,13の判定がともに「NO」であり、緑色フラグFGが1にセットされる(ST16)。
なお、リーチを発生させないという抽選結果の場合、ST5の判定は「NO」であり、ST6〜16はスキップされる。
【0078】
つぎの図32のST17では、発光表示器30による発光表示を行うかどうかの抽選が実行される。入賞を発生させるという抽選結果の場合は、前記赤色フラグFFR、橙色フラグFFO、緑色フラグFFGのいずれかが1にセットされているから、ST18が「YES」となり、入賞用の抽選テーブルを参照して、発光表示を行うかどうかを決定する(ST20)。この実施例では、図34に示すように、180/240の確率で発光表示を行い、60/240の確率で発光表示を行わないようにしている。
【0079】
入賞は発生させないが、「リーチ」になる、という抽選結果の場合は、前記赤色フラグFR、橙色フラグFO、緑色フラグFGのいずれかが1にセットされているから、ST19の判定が「YES」となり、リーチ用の抽選テーブルを参照して、発光表示を行うかどうかを決定する(ST21)。この実施例では、図34に示すように、120/240の確率で発光表示を行い、120/240の確率で発光表示を行わないようにしている。
【0080】
入賞にも「リーチ」にもならない場合は、どのフラグも1にセットされていないから、ST18,19はともに「NO」となり、外れ用の抽選テーブルを参照して、発光表示を行うかどうかを決定する(ST22)。この実施例では、図33に示すように、18/240の確率で発光表示を行い、222/240の確率で発光表示を行わないようにしている。
【0081】
上記の抽選処理で発光表示を行うことが決定されると、ST23の判定が「YES」となり、ST24で発光フラグF2が1にセットされ、つぎのST25で、どの発光表示パターンにより発光表示を行うかの抽選処理を実行する。この抽選処理において、もし、赤色フラグFFRが1にセットされていれば、ST26が「YES」であり、赤入賞用の抽選テーブルが参照されて発光表示パターンが決定され(ST32)、その発光表示パターンに対応するフラグが1にセットされる(ST39)。
【0082】
図35は、赤入賞用の抽選テーブルを用いた抽選処理における発光表示パターンの出現確率の具体例を示している。同図の表によれば、最後に赤色点滅を行う発光表示パターンP1−4(R)、P2−4(R)、P3−4(R)の出現確率が高く、その中でも、特に、発光表示パターンP3−4(R)の出現確率が最も高くなっている。
【0083】
図32に戻って、もし、橙色フラグFFOが1にセットされていれば、ST27が「YES」であり、橙入賞用の抽選テーブルが参照され(ST33)、もし、緑色フラグFFGが1にセットされていれば、ST28が「YES」であり、緑入賞用の抽選テーブルが参照され(ST34)、それぞれの発光表示パターンが決定されて、その発光表示パターンに対応するフラグが1にセットされる(ST39)。
【0084】
もし、赤色フラグFRが1にセットされていれば、ST29が「YES」であり、赤リーチ用の抽選テーブルが参照されて発光表示パターンが決定され(ST35)、その発光表示パターンに対応するフラグが1にセットされる(ST39)。
【0085】
もし、橙色フラグFOが1にセットされていれば、ST30が「YES」であり、橙リーチ用の抽選テーブルが参照され(ST36)、もし、緑色フラグFGが1にセットされていれば、ST31が「YES」であり、緑リーチ用の抽選テーブルが参照され(ST37)、それぞれの発光表示パターンが決定されて、その発光表示パターンに対応するフラグが1にセットされる(ST39)。
【0086】
もし、上記いずれのフラグも1にセットされていなければ、ST26〜ST31の判定はともに「NO」であり、外れ用の抽選テーブルが参照されて、発光表示パターンが決定され(ST38)、その発光表示パターンに対応するフラグが1にセットされる(ST39)。
【0087】
図33は、発光表示器30を動作させるときの制御装置50による制御の流れを示す。なお、シンボル可変表示部2の動作は、図13のST8以降と同様であり、図33では図示を省略してある。
同図のST1では、前記留保球数nが1以上であるかどうかが判定され、その判定が「YES」であれば、最初の留保球について、まず、発光表示器30を発光表示させるかどうかを、発光フラグF2をチェックすることにより判定する。
【0088】
発光フラグF2が1にセットされていれば、ST2の判定が「YES」となり、前記した図32のST39でセットされたフラグ、すなわちどの発光表示パターンにより発光表示を行うかを示すフラグに基づいて、発光表示器30を発光動作させる。この表示を見て遊技者は、どの色のシンボルの入賞が発生しやすいか、入賞に至る信頼度がどの程度か、などを推測する。
【0089】
なお、発光表示器30は、上記した実施例のような予告報知に用いる以外に、ゲームの演出を高める目的にも使用できる。
入賞成立時、前記した複数種のシンボルのうち、赤色のシンボル「7」「3」、橙色のシンボル「V」「F」、緑色のシンボル「H」「T」の順で、遊技者に与えられる利益状態に大小差異が設けてあるため、遊技者は、入賞が発生することへの期待感に加えて、大きな利益状態が得られる入賞への期待感をもつ。そこで、入賞の種類に対する遊技者の期待感を高めるための演出として、図36および図37に示すようなリールアクションが採用されている。
【0090】
図36(1)は、左右のリール21a,21cが停止して緑色のシンボル「H」が中央の入賞ラインL1上に2個並んだ「リーチ」の状態において、中央のリール21bがまさに停止しようとして、緑色のシンボル「H」が同じ入賞ラインL1上に達した瞬間に、3個のリール21a,21b,21cが、シンボルが揃ったままの状態を保持して、一斉に低速回転するようなリールアクションを示している。
【0091】
図7に示したシンボルの配置では、緑色のシンボル「H」が3個揃った状態のとき、橙色のシンボル「V」も赤色のシンボル「7」も3個揃った状態にあるので、上記のリールアクションにより、一層大きな利益状態が得られる入賞が成立する可能性がある。リール21a,21b,21cが一体に回転するに連れて、図36(2)および図36(3)に示す状態が出現する。
3個のシンボルが並んだ状態で各シンボル表示窓20を通過するとき、発光表示器30の各発光体32をリール21a,21b,21cの回転速度に同期した速度で順次発光させるようにする。この場合、発光表示器30は、通過するシンボルの色彩と同じ色彩で発光表示を行うもので、図36(1)の状態では緑色、図36(2)の状態では橙色、図36(3)の状態では赤色で発光表示させる。
【0092】
図37(1)は、右側のリール21cがまさに停止しようとして、緑色のシンボル「H」および「T」が斜めの入賞ラインL4,L5上にそれぞれ2個並んで「ダブルリーチ」の状態になる瞬間に、2個のリール21a21cが、シンボルが揃った状態を保持して、一体に低速回転するようなリールアクションを示している。なお、このリールアクションのとき、中央のリール21bは高速回転を続けている。
【0093】
図7に示したシンボルの配置では、緑色のシンボル「H」「T」が同時に斜めに2個揃った状態では、橙色のシンボル「V」「F」も赤色のシンボル「7」「3」も、それぞれ斜めに2個揃った状態にあるので、上記のリールアクションにより、一層大きな利益状態に結びつく「ダブルリーチ」になる可能性がある。2個のリール21a,21cがゆっくりと一体回転するに連れて、図37(2)および図37(3)に示す状態が出現する。
2種類のシンボルが斜めに並んだ状態で左右のシンボル表示窓20を通過するとき、左右のシンボル表示窓20の発光表示器30について、各発光体32をリール21a,21cの回転速度に同期した速度で順次発光させるようにする。この場合、発光表示器30は、通過するシンボルの色彩と同じ色彩で発光表示を行うもので、図37(1)では緑色、図37(2)では橙色、図37(3)では赤色で発光表示させる。
【0094】
図38は、右側のリール21cがまさに停止しようとして、緑色のシンボル「H」が上段の入賞ラインL2上に2個並んで「リーチ」の状態になる瞬間に、右側のリール21cに滑りが生じ、緑色のシンボル「H」および「T」が斜めの入賞ラインL4,L5上にそれぞれ2個並んだ「ダブルリーチ」の状態に発展するようなリールアクションを示している。
【0095】
この具体例では、まず、「リーチ」が発生しようとする時点で、左右のシンボル表示窓20について発光表示器30が上段の入賞ラインL2の部分で順次発光動作を行い(図38(1))、次ぎに右側のシンボル表示窓20の発光表示器30が上から下へ順次発光動作を行った後に点滅動作し(図38(2)(3))、緑色のシンボル「H」および「T」が斜めの入賞ラインL4,L5上にそれぞれ2個並んだ「ダブルリーチ」の状態に発展したとき、左右のシンボル表示窓20の発光表示器30が上段および下段の部分で順次発光動作する(図38(4))。
【0096】
図39は、左右のリール21a,21cが停止して緑色のシンボル「H」が上段の入賞ラインL2上に2個並んだ「リーチ」の状態が形成された場合に、中央のシンボル表示窓20の発光表示器30によって、入賞に至る信頼度のレベルを発光表示するようにしたものである。
図示例では、まず、緑LED32Cを下から上へ順次発光させ(図39(1))、次いで、橙LED32Bを下から上へ順次発光させて演出を行った後(図39(2))、最後に赤LED32Aを下から上へ順次発光してゆき(図39(3))、最終的に、入賞に至る信頼度に対応させた高さで順次発光を停止させる。
【0097】
図40は、この発明が実施されたスロットマシンの外観を示す。
このスロットマシンは、前面に開閉可能な扉部100を有し、本体部101の内部には、3個のリール102a,102b,102cとステッピングモータとが一体に組み付けられたリールブロックの他、制御装置、メダル払出機などが組み込まれて成る。各リール102a,102b,102cの外周面には、ビッグボーナス(以下、「BB」という。)を成立させる「7」の入賞シンボルと、レギュラボーナス(以下、「RB」という。)を生じさせる「BAR」の入賞シンボルと、通常の入賞を生じさせる「チェリー」および「プラム」の入賞シンボルと、入賞に関わらないその他のシンボルとが表されている。入賞シンボルは、赤色と緑色の2色で表され、「7」と「チェリー」は赤色で、「プラム」は緑色で、「BAR」は赤色および緑色で、それぞれ表されている。
【0098】
前記扉部100は、各リール102a,102b,102cのシンボルを表示するための正面パネル103を備え、その下方には、始動レバー104,3個の停止釦スイッチ105、メダル投入口106が設けられ、下部位置には、メダル放出口107やメダル受け皿108が配備される。
メダル投入口106はメダルの投入を受け付ける。始動レバー104は3個のリール102a,102b,102cを始動させるために、また、3個の停止釦スイッチ105は各リール102a,102b,102cの回転を個別に停止させるために、それぞれ遊技者により操作される。
【0099】
正面パネル103の中央には、横に長い矩形状のシンボル表示窓120が設けられる。このシンボル表示窓120の背後に各リール102a,102b,102cが位置させてあり、リール停止時には、リール毎にリール外周面のシンボルが3駒分だけ視認できる。隣合うリール間と両端位置のリールの外側には、前記パチンコ機と同様の構成の発光表示器130がそれぞれ配備してある。
【0100】
正面パネル103には、上、中、下、斜めの合計5本の入賞ラインが表されている。メダル投入口106へのメダルの投入枚数が1枚であれば、中央の1本の入賞ラインのみが、2枚であれば、上、中、下の3本の入賞ラインが、3枚であれば、5本すべての入賞ラインが、それぞれ有効化される。
【0101】
このスロットマシンは、予め機械に貯留したメダルを使ってゲームを行うという、いわゆるクレジットのゲーム方式でゲームが実施できるようになっている。そのために、貯留したメダルを、3枚、2枚、1枚と指定する3種類のベット釦スイッチ110,111,112が設けてある。
【0102】
メダルの投入またはベット釦スイッチ110,111,112の操作で入賞ラインを有効化させた後、始動レバー104の操作で全リールを一斉に始動させると、機械内部で抽選処理が行われ、有効ライン上に、所定の入賞シンボルの組み合わせが成立するような引込制御を行うか否かが決定される。その後、停止釦スイッチ105が押操作されたとき、抽選で入賞が当たっていれば、前抽選処理の結果に基づく所定のシンボルが、有効ライン上に停止するよう、各リールの停止動作が制御される。なお、この抽選処理は、サンプリングした乱数値が所定の範囲内の値であるかどうかを判断することにより、どの入賞シンボルについての抽選当たりかを決定するものである。
【0103】
全リールの停止時、有効ライン上に入賞シンボルの組み合わせが成立すると、所定枚数のメダルが払い出される。もし、「7」や「BAR」の入賞シンボルの組み合わせが成立すれば、多量のメダルが獲得できる「ボーナスゲーム」へと移行する。
【0104】
図41は、制御装置による制御の手順を示す。なお、制御装置は前記パチンコ機と同様、マイクロコンピュータで構成され、CPU、プログラム記憶部、RAMなどを含む。
同図のST1でゲーム開始操作があると、入賞のための引込制御を行うかどうかや、発光表示器130による発光表示を行うかどうかの抽選処理が行われる(ST2)。発光表示を行うことが抽選で決まれば、発光表示器130が動作し、3個のリール102a,102b,102cが一斉に始動する(ST3,4)。
【0105】
遊技者による停止釦スイッチ105の操作がある毎に、対応するリールが停止する(ST5,6)。3個のリール102a,102b,102cが停止したときST7からST8へ進み、有効ライン上に入賞が発生したかどうかが判定される。入賞が成立していれば、ST9からST10へ進み、メダルの配当が行われる。「7」または「BAR」の入賞シンボルによる入賞であれば、ST11からST12へ進み、BBまたはRBのボーナスゲームが実行された後、後述するフラグのクリヤ処理が行われる(ST13)。
【0106】
入賞が発生しないときや、入賞が発生しても「7」や「BAR」の入賞シンボルによる入賞でないときは、ST9またはST11からST14へ進み、BBやRBの抽選当たりがあったかどうかが判定される(ST14)。その判定が「YES」であれば、フラグのクリヤ処理は行わずに、発光表示器130による発光表示のみを停止し(ST15)、次ぎのゲームへ移行する。ST14の判定が「NO」のときは、発光表示器130が発光表示を行っていれば、その発光表示の停止およびフラグのクリヤ処理を行い(ST16,17)、次のゲームへ移行する。発光表示を行っていなければ、クリヤ処理を行い(ST18)、次のゲームへ移行する。
【0107】
図42は、図41におけるST2および3の詳細を示す。
同図のST2−1では、乱数発生器が発生した乱数値をサンプリングし、その乱数値がどの範囲にあるかを所定の抽選テーブルを参照することで、入賞の発生の有無や引込対象のシンボルを決定する。
【0108】
この実施例では、0〜999の乱数を発生させ、図43に示すように、サンプリングされた乱数値Mが0〜99のときは「チェリー」のシンボルを、100〜129のときは「プラム」のシンボルを、130〜135のときは「BAR」のシンボルを、136〜139のときは「7」のシンボルを、それぞれ引き込むように決定する。もし、乱数値Mが140〜999であれば、引込制御を行わないか、または入賞シンボルが有効ライン上に並ばないような制御を行う。
【0109】
抽選処理の結果、BBを発生させる「7」のシンボルが当たったときは、ST2−2からST2−6へ移行し、「7」の入賞フラグFBBを1にセットする。RBを発生させる「BAR」のシンボルが当たったときは、ST2−3からST2−7へ移行し、「BAR」の入賞フラグFRBを1にセットする。「チェリー」のシンボルが当たったときは、ST2−4からST2−8へ移行して、「チェリー」の入賞フラグFCを1にセットする。「プラム」のシンボルが当たったときは、ST2−5からST2−9へ移行し、「プラム」の入賞フラグFPを1にセットする。
【0110】
つぎのST2−10では、発光表示器130による発光表示を行うかどうかの抽選処理を実行する。もし、入賞フラグとしてFBBが1にセットされていれば、ST2−11からST2−15へ移行し、BB用の抽選テーブルを参照して発光表示器130により発光表示する色彩を決定する。
【0111】
この抽選処理では、0〜3の乱数を発生させ、図43に示すように、サンプリングされた乱数値mが0〜1のときは、「7」のシンボルの色彩と同じ赤色の発光表示を行うことに決定し、2〜3のときは、発光表示を行わない、と決定する。
【0112】
もし、入賞フラグとしてFRBが1にセットされていれば、ST2−12からST2−16へ移行し、RB用の抽選テーブルを参照して発光表示器130により発光表示する色彩を決定する。この実施例では、図43に示すように、サンプリングされた乱数値mが0のときは、赤色の発光表示を行い、1のときは、緑色の発光表示を行うことに決定し、2〜3のときは、発光表示を行わない、と決定する。
【0113】
もし、入賞フラグとしてFCが1にセットされていれば、ST2−13からST2−17へ移行し、チェリー用の抽選テーブルを参照して発光表示器130により発光表示する色彩を決定する。この実施例では、図43に示すように、サンプリングされた乱数値mが0のときは、チェリーと同じ色彩の赤色の発光表示を行うことに決定し、1〜3のときは、発光表示を行わない、と決定する。
【0114】
もし、入賞フラグとしてFPが1にセットされていれば、ST2−14からST2−18へ移行し、プラム用の抽選テーブルを参照して発光表示器130により発光表示する色彩を決定する。この実施例では、図43に示すように、サンプリングされた乱数値mが0〜1のときは、プラムと同じ色彩の緑色の発光表示を行うことに決定し、2〜3のときは、発光表示を行わない、と決定する。
【0115】
もし、いずれのフラグも1にセットされていなければ、ST2−11〜ST2−14の判定がともに「NO」であり、外れ用の抽選テーブルを参照する(ST2−19)。この実施例では、図43に示すように、サンプリングされた乱数値mが0〜3のいずれであっても、発光表示は行わない、と決定する。
【0116】
つぎのST3−1,ST3−2は、発光表示器130によりどの色彩の発光表示を行うことが決定されたかを判定しており、もし、赤色発光に決定されていれば、ST3−1からST3−3へ進み、発光表示器130により赤色の発光表示を行う。もし、緑色発光に決定されていれば、ST3−2からST3−4へ進み、発光表示器130により緑色の発光表示を行う。もし、発光表示を行わない、と決定されていれば、ST3−3,ST3−4はスキップされる。
【0117】
なお、各色の発光表示は、発光表示器130の特定色の発光ダイオードを発光させたり、点滅させたり、順次発光させたりする以外に、前記したパチンコ機の実施例のように、該当する色彩を含む発光表示パターンを採択できることはいうまでもない。
【0118】
また、BBやRBにかかる抽選当たりがあったとき、「リーチ目」と称される特定のシンボルの組み合わせパターンが出現するようリールの停止動作を制御するようにした機種では、そのパターンが出現したとき、発光表示器130を動作させて、BBやRBに至る信頼度に応じた色彩の発光表示を行うようにすることもできる。例えば、最も信頼度が高い場合は、赤色の発光表示を行い、次に信頼度が高ければ、橙色の発光表示を行い、最も信頼度が低ければ、緑色の発光表示を行うのである。
【0119】
さらに、スロットマシンでは、シンボルの引込制御を行う場合、停止釦スイッチ105の操作後、所定のシンボルの駒数(例えば4駒)の範囲内でリールを滑らせることが可能になっているが、この滑り動作に対応して、発光表示器130を点滅動作させるなどして、入賞の成立に対する遊技者の期待感を盛り上げるようにしてもよい。
【0120】
さらにまた、BBやRBにかかる抽選当たりがあったとき、リールの回転速度に同期させて発光表示器130の順次発光動作を行うことにより、遊技者が「7」や「BAR」のシンボルを狙って停止釦スイッチ106を操作できるように構成してもよい。
【0121】
【発明の効果】
この発明によれば、シンボルの種類毎に共通の色彩を設定し、全ての可変表示器が変動表示を停止するまでの間に、抽選処理で決定された引込対象のシンボルに応じて、リーチに至る信頼度および入賞の発生に至る信頼度に基づいて色分けされた複数の発光表示パターンの中からいずれかの発光表示パターンを表示するから、その表示を見て遊技者は、リーチに至る信頼度および入賞に至る信頼度がどの程度かが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるパチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】シンボル可変表示部を拡大して示す正面図である。
【図3】シンボル可変表示部の構成を示す斜視図である。
【図4】発光表示器の構成を示す分解斜視図である。
【図5】発光表示器の他の実施例を示す説明図である。
【図6】発光表示器の他の実施例を示す説明図である。
【図7】リールに表されるシンボル列を示す説明図である。
【図8】入賞ラインの構成と入賞状態とを示す説明図である。
【図9】リーチの状態を示す説明図である。
【図10】ダブルリーチの状態を示す説明図である。
【図11】パチンコ機の基本的な回路構成を示すブロック図である。
【図12】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図13】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図14】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図15】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図16】当たり用の抽選テーブルを示す説明図である。
【図17】外れ用の抽選テーブルを示す説明図である。
【図18】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図19】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図20】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図21】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図22】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図23】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図24】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図25】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図26】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図27】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図28】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図29】発光表示パターンの具体例を示す説明図である。
【図30】各発光表示パターンについてのリーチおよび入賞に至る信頼度を示す説明図である。
【図31】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図32】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図33】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図34】発光表示を行う確率を示す説明図である。
【図35】発光表示パターンの出現確率の具体例を示す説明図である。
【図36】入賞成立時のリールアクションに対する発光表示器による発光表示例を示す説明図である。
【図37】リーチ発生時のリールアクションに対する発光表示器による発光表示例を示す説明図である。
【図38】リーチ発生時の他のリールアクションに対する発光表示器による発光表示例を示す説明図である。
【図39】リーチ発生時に入賞に至る信頼度を報知するための発光表示例を示す説明図である。
【図40】この発明が実施されたスロットマシンの外観を示す斜視図である。
【図41】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図42】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図43】サンプリングされた乱数値の範囲と引込対象のシンボルおよび発光色との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2 シンボル可変表示部
20 可変表示器
21a,21b,21c リール
30,130 発光表示器
50 制御装置
51 CPU
53 乱数抽選部
57 発光表示回路

Claims (4)

  1. シンボルの種類毎に共通の色彩が設定された複数のシンボルを変動表示した後、前記変動表示を停止して、いずれかのシンボルを入賞ライン上に表示する複数の可変表示器と、入賞を成立させるか否か入賞を成立させずにリーチを成立させるか否かを決定するとともに、入賞を成立させる場合または入賞を成立させずにリーチを成立させる場合には入賞ライン上に引き込むシンボルを決定するための抽選処理を実行する抽選手段とを備え、入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが成立したときに入賞を成立させるパチンコ遊技機において、
    前記複数のシンボルに設定された複数色の色彩の発光が可能であり、前記シンボルに設定された各色彩を表示する予め定められた複数通りの発光表示パターンのうちいずれかの発光表示パターンを発光表示する発光表示器と、
    前記複数通りの発光表示パターンの中から前記発光表示器に発光表示させる各発光表示パターンの出現確率が設定された色彩毎の複数の抽選テーブルと、
    前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞を成立させる場合に、入賞を成立させるシンボルに設定された色彩に応じていずれかの抽選テーブルを選択し、その選択した抽選テーブルを用いて前記複数の発光表示パターンの中からどの発光表示パターンを発光表示するかを決定するための抽選を行う入賞用発光表示抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞は成立させないがリーチを成立させる場合に、リーチを成立させるシンボルに設定された色彩に応じていずれかの抽選テーブルを選択し、その選択した抽選テーブルを用いて前記複数の発光表示パターンの中からどの発光表示パターンを発光表示するかを決定するための抽選を行うリーチ用発光表示抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選処理の結果、入賞もリーチも成立させない場合に、前記複数の抽選テーブルの中から外れ用の抽選テーブルを選択し、その選択した抽選テーブルを用いて前記複数の発光表示パターンの中からどの発光表示パターンを発光表示するかを決定するための抽選を行う外れ用発光表示決定手段と、
    全ての可変表示器が変動表示を停止するまでの間に、前記入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段または外れ用発光表示抽選手段で決定された発光表示パターンを前記発光表示器に表示させる発光表示制御手段とを備え、
    前記の各抽選テーブルの各発光表示パターンの出現確率は、発光表示パターン毎に入賞に至る信頼度およびリーチに至る信頼度がそれぞれ異なるように設定されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 請求項1に記載されたパチンコ遊技機において、
    前記入賞用発光表示抽選手段、リーチ用発光表示抽選手段および外れ用発光表示抽選手段は、前記発光表示パターンを発光表示器に発光表示するかどうかの報知抽選を行い、前記報知抽選に当選した場合にのみ前記発光表示器に発光表示させる発光表示パターンの抽選を実行するものであり、
    前記入賞用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率が、リーチ用発光表示抽選手段および外れ用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率よりも高く設定されているとともに、リーチ用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率が、外れ用発光表示抽選手段による前記報知抽選の当選確率よりも高く設定されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 請求項1または2に記載されたパチンコ遊技機において、
    機械の前面には、各可変表示器のシンボル表示面を外部から視認することが可能な複数のシンボル表示窓が設けられ、各シンボル表示窓の両側縁沿いに前記発光表示器がそれぞれ設けられており、
    前記発光表示器は、複数色の発光が可能でありかつ前記可変表示器のシンボルの変動方向に沿って一定間隔毎に整列配置された複数個の発光体と、各発光体を個別に仕切る仕切板とを備えていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 前記複数の発光表示パターンの中には、前記発光表示器の各発光体を各可変表示器のシンボル変動速度に同期した速度で順次発光させるようにした発光表示 パターンを含む請求項3に記載されたパチンコ遊技機。
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