JP3979156B2 - データ入力装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ入力の技術に関する。
【0002】
現在においては、OS(オペレーティング・システム)やそのOS上で動作するアプリケーション・プログラムはGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)が主流となっており、ユーザに数値を入力させる場合においてもGUIでのデータ入力方法がよく利用されている。
【0003】
このようなGUIでのデータ入力方法は、主にマウスを用いた入力操作を想定したGUIベースのシステムにおいてキーボードを用いた入力操作を極力不要とする役割を果たしている。
【0004】
【従来の技術】
図1は従来技術を示す図であり、GUIによるデータ入力方法を示す図である。
【0005】
この図1はデスクトップ環境の設定や画像編集ソフトにおいて色を選択する場合の例を示すものであり、特に、予め規定されたもの以外の任意の色をユーザが選択するために利用されるGUIコントロールを例示したものである。
【0006】
なお、以下の説明においてはポインティングデバイスとしてマウスを利用することを想定している。
【0007】
図1(a)はスライダーコントロールを用いたデータ入力方法を示す例であり、光の三原色であるRGBのそれぞれに対応する3つのスライダーコントロールと、各スライダーコントロールにより設定される値が示されている。
【0008】
このスライダーコントロールは、つまみとそのつまみが移動可能な線分との表示オブジェクトで構成される。一般的に、この線分は一端に最小値、他端に最大値が設定され、これら端点間で値が連続的に変化しているものであり、その線分上でのつまみの位置に応じてこのスライダーコントロールによる値が設定される。図1(a)の例では、各スライダーコントロールにおける最小値が0、最大値が255と設定されている。
【0009】
ユーザはこのスライダーコントロールのつまみにマウスポインタを位置させ、マウスをクリックして線分上の任意の位置につまみをドラッグすることにより所望の値を入力することができる。
【0010】
図1(b)はカラーチャートを用いたデータ入力方法を示す例であり、表示サイズの大きい四角いグリッド、そのグリッドに隣接した垂直スケール、およびそれらを利用して設定されるRGBの値が示されている。
【0011】
グリッドは色の色合いと鮮やかさを調整するために用いられるものであり、横軸に色合い、縦軸に鮮やかさが設定されている。このグリッドにおいては、横軸の左端に色合いの最小値、右端に最大値が設定され、縦軸の下端に鮮やかさの最小値、上端に最大値が設定されており、各両端間で連続的に変化した値が設定されている。また、グリッド内には十字型ポインタが表示され、この十字型ポイントのグリッド内の位置に応じて色合い、鮮やかさの値が設定される。
【0012】
垂直スケールは明るさを調整するために用いられるものであり、縦軸の下端に明るさの最小値、上端に最大値が設定されており、両端間で連続した値が設定されている。また、その垂直スケールの右には矢印型ポインタが表示され、この矢印型ポインタの位置に応じて明るさの値が設定される。なお、図1(b)の例では、色合い、鮮やかさ、明るさの各パラメータの最小値が0、最大値が255と設定されている。
【0013】
ユーザはこの十字型ポインタをマウスでドラッグしてグリッド内の任意の位置に移動させ、さらに矢印型ポインタをマウスでドラッグして垂直スケールの任意の位置に移動させることで、色合い、鮮やかさ、明るさに関する所望の値を入力することができる。
【0014】
なお、十字型ポインタと矢印型ポインタにより設定される色合い、鮮やかさ、明るさは所定のテーブルによってRGBの各値に変換され、このカラーチャートと同画面に設けられた表示領域(不図示)にサンプル色として表示される。
【0015】
以上の従来技術の他に、本出願人による先行技術調査では、日本出願の公開公報である特開昭63−191277号公報、特開平7−281831号公報、特開平11−120384号公報、特開2001−202197号公報が見つかっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術に示したように表示オブジェクトを操作してGUIでのデータ入力が可能となっているが、従来技術においては次のような問題点がある。
【0017】
上述したスライダーコントロールでは、1つのスライダーコントロールで1つのパラメータに対する値しか入力することができない。従って、複数個のパラメータに対する値を入力させるために複数個のスライダーコントロールが表示される場合、ユーザはそれぞれのスライダーコントロールのつまみを所望の位置に移動させる操作が必要である。このため、ユーザは、あるスライダーコントロールから他のスライダーコントロールにマウスポインタを移動させるマウスの移動操作、各つまみのドラッグ操作など多くのマウス操作を強いられることになる。
【0018】
また、上述したカラーチャートでは、3つのパラメータに対する値を入力するために、十字型ポインタ、矢印型ポインタをそれぞれ操作する必要がある。このカラーチャートにおいても、スライダーコントロールと同様にポインタ間でマウスポインタを移動させるマウスの移動操作などがユーザに強いられることになる。これは、ユーザが所望の結果を得るために、記表示領域に表示されたサンプル色を基に、各ポインタの位置を繰り返し調整しなければならないためである。
【0019】
このように、従来技術においては、多くのマウス操作を強いられることになり、ユーザにとってのその操作負担は大きい。
【0020】
さらに、スライダーコントロールでは上述のように1つのスライダーコントロールで1つのパラメータに対する値しか入力できないため、複数個のパラメータに対する値を入力させるためには複数個のスライダーコントロールを画面上に表示する必要がある。
【0021】
また、カラーチャートでは、グリッドにおいて十字型ポインタを二次元操作することにより色合いと鮮やかさの2つのパラメータに対する値を入力することができる。しかしながら、次元当たりに入力できる値の個数は1つであり、多くのパラメータに対する値を入力するためには図1(b)に示したような垂直スケールや他のグリッドを表示することが必要となる。
【0022】
このように、従来技術においては、複数個のパラメータに対する値を入力するためにユーザが操作すべきコントローラによって多くの画面表示領域が占有され、そのため他の作業により画面上に表示されている情報が隠蔽されてしまいそのような情報の内容把握を困難にする。
【0023】
また、スライダーコントロール、カラーチャートにおけるグリッドにおいて次元当たりで入力できる値の個数は1つであり、次元数と入力できる値の個数が一致するものである。
【0024】
すなわち、このような従来技術においては、ユーザにより操作されるコントロール(表示オブジェクト)が画面上の表示領域を占有する割合に比して、入力できる値の個数が少ないこと、コントロールの表示によって情報が隠蔽されることなどからユーザにとって作業効率が悪い。
【0025】
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決する技術を提供することを目的とするものであり、特に、作業効率を向上させたデータ入力可能な技術を提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係るデータ入力装置は、表示対象の表示位置を検出する表示位置検出手段と、前記表示対象が有する所定の表示領域上の位置を指示する指示手段と、前記指示手段による前記表示領域上における指示位置を検出する指示位置検出手段と、前記表示対象の前記表示位置に応じて、第1の入力値を設定し、前記表示領域上の前記指示位置に基づき、第2の入力値として少なくとも2つの値を設定する入力値設定手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ入力装置における前記第2の入力値は、前記表示領域における指示位置の位置を表すX座標とY座標とに基づく2つの値としてもよい。
また、本発明に係るデータ入力装置における前記表示対象は、所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、前記面上での前記表示対象の表示位置に応じて前記第1の入力値を設定するようにしてもよい。
また、本発明に係るデータ入力方法は、表示対象の表示位置に基づいて入力値の設定を行うデータ入力方法において、前記表示対象の前記表示位置を検出するステップと、前記表示対象が有する所定の表示領域上の位置を指示するステップと、前記表示領域上における指示位置を検出するステップと、前記表示対象の前記表示位置に応じて、第1の入力値を設定するステップと、前記表示領域上の前記指示位置に基づき、第2の入力値として少なくとも2つの値を設定するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ入力方法における前記第2の入力値は、前記表示領域における指示位置の位置を表すX座標とY座標とに基づく2つの値としてもよい。
また、本発明に係るデータ入力方法における前記表示対象は、所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、前記面上での前記表示対象の表示位置に応じて前記第1の入力値を設定するようにしてもよい。
また、本発明にかかるデータ入力プログラムは、表示対象の表示位置に基づいて入力値の設定を行うデータ入力プログラムにおいて、前記表示対象の前記表示位置を検出するステップと、前記表示対象が有する所定の表示領域上の位置を指示するステップと、前記表示領域上における指示位置を検出するステップと、前記表示対象の前記表示位置に応じて、第1の入力値を設定するステップと、前記表示領域上の前記指示位置に基づき、第2の入力値として少なくとも2つの値を設定するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係るデータ入力プログラムにおける前記第2の入力値は、前記表示領域における指示位置の位置を表すX座標とY座標とに基づく2つの値としてもよい。
また、本発明に係るデータ入力プログラムにおける前記表示対象は、所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、前記面上での前記表示対象の表示位置に応じて前記第1の入力値を設定するようにしてもよい。
【0027】
また、好ましくは、前記表示オブジェクト上の指示位置を第1の入力値とし、該表示オブジェクトの表示位置を第2の入力値としてもよい。
【0028】
また、好ましくは、前記表示オブジェクトは所定長さの線上でのみ移動可能とされたものであり、該線上での該表示オブジェクトの表示位置に応じて前記第2の入力値を設定するようにしてもよい。
【0029】
また、好ましくは、前記表示オブジェクトは所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、該面上での該表示オブジェクトの表示位置に応じて前記第2の入力値を設定するようにしてもよい。
【0030】
また、好ましくは、前記表示オブジェクトは所定の表示領域を有し、該表示領域における前記指示位置に基づき前記第1の入力値として少なくとも2つの値を設定するようにしてもよい。
【0031】
また、好ましくは、前記表示オブジェクトに対する前記ポインタによる指示を維持しつつ該表示オブジェクトが移動操作されたときに、該表示オブジェクト上の指示位置を第1の入力値として設定するようにしてもよい。
【0032】
また、好ましくは、所定の操作を検出し、所定の操作が検出される場合に、前記表示オブジェクトに対する前記ポインタによる指示を維持しつつ、前記指示位置を変更可能に制御するようにしてもよい。
【0033】
以上の本発明の構成は、上記処理を実行する装置、上記処理を実行する方法、上記処理をコンピュータに実行させるプログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体で実現できる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
【0035】
本発明が適用されるコンピュータのハードウェア構成例を図2に示す。この図2のコンピュータは一般的なパーソナルコンピュータを例示したものであるが、本発明が適用されるコンピュータは図2に示されるものに限られず、本発明の処理を実行可能であればいかなるハードウェア構成であってもよい。また、そのコンピュータの種類もパーソナルコンピュータに限られるものではなく、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)、ハンディーターミナル、電話機、ゲーム機、電化製品、その他の専用機器など様々な種類のコンピュータに適用しうるものである。
【0036】
図2に示されるように、本発明が適用されるコンピュータのハードウェアはCPU10、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブ(HDD)13、フロッピーディスクドライブ(FDD)14、CD?ROMドライブ15、グラフィックボード16、ネットワークカードやモデムなどの通信制御装置17、インターフェース(I/F)18,19で構成される。
【0037】
また、そのグラフィックボード16にはディスプレイ20が接続され、通信制御装置17には通信線が接続され、インターフェース18,19にはそれぞれキーボード21,マウス22が接続される。
【0038】
ROM11には起動用プログラムが記憶されており、電源投入時にCPU10により実行され、例えば、ハードディスクドライブ13に記憶されているオペレーティング・システム、表示や通信処理のための各種ドライバなどをRAM12にロードして各種処理や制御を実行可能な状態にするものである。なお、このROMに替えて、データが消去されないようにバッテリでバックアップされたメモリであってもよい。
【0039】
RAM12は、コンピュータを制御するプログラムが展開され、プログラムによる処理結果や処理のための一時的データを保持するために使用される。また、ディスプレイ20の画面上に表示するために展開されるデータを保持するためにも使用される。RAM12に展開された表示用データはグラフィックボード16を介してディスプレイ20の画面上に表示される。
【0040】
ハードディスクドライブ13およびフロッピィディスクドライブ14は、プログラムや制御データ、および作成された文書やイメージデータなどのファイルをそれぞれに対応する記録媒体(ハードディスクやフロッピィディスク)に記録するためのデバイスである。
【0041】
CD?ROMドライブ15は、CD?ROM24に記録されているデータやプログラムの読み取りに用いられる。
【0042】
通信制御装置17は、通信線により他の装置とのデータのやり取り、プログラムのダウンロードを行うために使用される。
【0043】
キーボード21は複数の文字キーや矢印キーからなり、各種データの入力を行うために用いられ、マウス22はディスプレイ20の画面上に表示されたマウスポインタによる選択指示に用いられる。
【0044】
本発明の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムは、フロッピーディスクドライブ14またはCD?ROMドライブ15によりフロッピーディスク23またはCD?ROM24から予めハードディスクドライブ13のハードディスク媒体に格納される。なお、プログラムを格納する可搬形記録媒体としてフロッピィディスク23、CD−ROM24を例示しているが、DVD、スマートメディア、フラッシュカードなど他の種類の記録媒体であってもよく、利用する記録媒体の種類に応じたドライブを用いれば記録媒体に格納されているプログラムを読み出せることは言うまでもない。
【0045】
また、通信制御装置17により通信線を介して本発明のプログラムをハードディスクドライブ13に格納するようにしてもよい。そして、上記プログラムは所定の指示によりRAM12にロードされ、コンピュータの各部を制御して本発明の処理を実行させる。さらには、通信制御装置17を介して他のコンピュータから受信したプログラムをハードディスクドライブ13に一旦格納することなく直接RAM12にロード(展開)するものであってもよい。
【0046】
次に、本発明の実施形態における画面表示例について説明する。
【0047】
図3は本発明の第1の実施形態による画面表示例を示す図であり、図4は図3の画面表示におけるつまみ上の指示位置に基づき入力値の算出を例示する図である。
【0048】
図3に示すように、本発明の第1の実施形態による表示オブジェクト100は、つまみ101を示す部品とそのつまみ101が移動可能な線分102を示す部品とで構成される。また、このつまみ101を操作することによって設定される値をユーザが理解できるよう、その値を表示するための領域P1〜P3も同画面上に設けられる。この表示オブジェクト100の表示形態は、従来技術で示したスライダーコントロールと同様である。
【0049】
なお、図3(a)はユーザがマウスポインタをつまみ上に移動させ、マウスをクリックしたときの画面表示であり、同図(b)はそのクリックした状態でマウスを移動させるドラッグ操作をしたときの画面表示である。
【0050】
図3(a)において、ユーザがマウスを操作しマウスポインタ104をつまみ101に移動させてクリックすると、つまみ101上でのマウスポインタ104による指示位置に基づき本発明の処理によって値が算出される。この算出された値は領域P1およびP2に表示するようにしている。この本発明による値の算出方法については後述する。
【0051】
また、本例ではマウスポインタ104によって指示された位置がユーザにとって理解しやすいよう、その指示位置にマーカー103を表示している。このマーカー103を表示することによって、ユーザはつまみ101上のどの位置を指示すれば所望の値になるかを推測することができる。
【0052】
図3(a)においてクリックした状態でマウスをドラッグ操作すると、図3(b)のような画面表示になる。この図3(b)の画面表示では、線分102上においてつまみ101の表示位置が移動されたため、そのつまみ101の表示位置に応じて値が算出され、領域P3にその値が表示されている。このつまみ101の表示位置に応じて値を算出する方法は従来技術に示したスライダーコントロールと同様であるため詳細な説明を省略する。
【0053】
次に、図3(a)においてマウスポインタ104をつまみ101に移動させてクリックしたときのつまみ101上での指示位置に基づく本発明の処理について図4を用いて説明する。
【0054】
図4に示すように、つまみ101には指示位置を検出するために領域PAが設定されている。この領域PAは水平方向にX座標、垂直方向にY座標が設定されており、左上端を原点としてX座標方向にサイズSX、Y座標方向にサイズSYで規定された矩形領域となっている。また、X座標方向およびY座標方向のそれぞれの最小値がこの原点に設定されており、サイズSXにあたるX座標にX座標方向の最大値、サイズSYにあたるY座標にY座標方向の最大値がそれぞれ設定されている。
【0055】
図3で説明したようにつまみ101上にマウスポインタ104を移動させクリックすると、領域PA内における指示位置としてX座標でX1、Y座標でY1が取得される。これら座標X1およびY1は、画面上におけるつまみの表示座標から画面上における領域PAの原点座標が求め、また、画面上におけるマウスのクリック座標と画面上における領域PAの原点座標との差分から求めることができる。
【0056】
このようにして求めた座標X1およびY1と、予め定義されているX座標方向およびY座標方向のそれぞれの最小値、最大値と、領域PAのサイズSX、SYとを用いた図4に示す式によって、つまみ101上の指示位置に基づきP1、P2の各値を算出することができる。
【0057】
このように、本発明の第1の実施形態によると、1つの表示オブジェクトを利用して3つの値を設定することが可能である。つまり、つまみを一次元に操作することで三次元の値を設定することが可能である。
【0058】
以上が本発明の第1の実施形態における画面表示の例と、つまみ上の指示位置に基づく値の算出方法を説明したものである。
【0059】
次に、他の画面表示の例である本発明の第2の実施形態について図5を用いて説明する。
【0060】
図5に示すように、本発明の第2の実施形態による表示オブジェクト200は、ユーザによって操作される操作オブジェクト(以下、第1の実施形態と同様に「つまみ」と称する)101’を示す部品とそのつまみ101が移動可能なグリッド105を示す部品とで構成される。また、このつまみ101’を操作することによって設定される値をユーザが理解できるよう、その値を表示するための領域P1〜P4も同画面上に設けられる。この表示オブジェクト200の表示形態は、従来技術で示したカラーチャートと同様である。
【0061】
図5において、ユーザがマウスを操作しマウスポインタ104をつまみ101’に移動させてクリックすると、つまみ101’上でのマウスポインタ104による指示位置に基づき本発明の処理によって値が算出される。この算出された値は領域P1およびP2に表示するようにしている。なお、つまみ101’上での指示位置に基づく値の算出方法は第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0062】
また、本例においても第1の実施形態と同様に、マウスポインタ104によって指示された位置がユーザにとって理解しやすいよう、その指示位置にマーカー103’を表示している。
【0063】
このつまみ101’をクリックしてグリッド105上をドラッグ操作で移動させることによって、つまみ101’上の指示位置に基づいて算出された値がP1およびP2に表示され、グリッド105上のつまみ101’の表示位置に応じた値がP3およびP4に表示される。なお、グリッド105上のつまみ101’の表示位置に応じた値は、つまみ101’上での指示位置に基づく値の算出方法と同様のアルゴリズムによって算出すればよい。この際、グリッド105上のつまみ101’の表示位置を示す情報として、マウスポインタ104の指示位置を利用するようにしてもいいし、つまみ101’に設定された領域PAの原点や重心を利用するようにしてもよい。
【0064】
以上説明した本発明の実施形態に関し、図6を用いてその処理内容につき説明する。なお、第1の実施形態と第2の実施形態との処理内容の違いは、つまみの表示位置に基づく値の算出方法が異なるだけなので、これらの実施形態における処理内容をまとめて説明する。
【0065】
まず、パラメータに対する値を入力するために上記本発明の表示オブジェクトが表示された場合、その表示オブジェクトのつまみがクリックされたかを否かを判定する(ステップA1)。
【0066】
つまみがクリックされた場合は、そのつまみ上のマウスポインタの指示位置にマーカーを表示する(ステップA2)。その後、上述した算出方法にしたがって、つまみ上の指示位置に基づき値を算出し、対応する表示領域にその値を設定する。(ステップA3)
また、つまみの表示位置に基づき値を算出し、対応する表示領域にその値を設定する。(ステップA4)
このステップA4において、第1の実施形態のようなスライダーコントロールにおいては線分上のつまみの表示位置を用いて、第2の実施形態のようなカラーチャートにおいてはグリッド上のつまみの表示位置を用いて値が算出される。
【0067】
次に、クリックが解除されたか否かを判定する。(ステップA5)
ここで、クリックが解除されていないと判定された場合、ドラッグ操作がされたか否かを判定する。(ステップA6)
ドラッグ操作がされたと判定されると、ステップA4に戻り、そのドラッグ操作によって現在表示されているつまみの位置に基づき値が算出し、対応する表示領域にこれまで表示されていた値をその算出後の値に変更する。なお、ドラッグ操作がされていないと判定すると、ステップA5のクリック解除の判定処理に戻る。
【0068】
ステップA5においてクリックが解除され、図示しないOKボタンなどの押下により値の確定操作が行われると、これまでの操作により設定された値をパラメータに対するユーザ入力値として設定し(ステップA7)、本処理を終了する。
【0069】
本発明の実施形態では上記のような処理が行われる。この実施形態では、一旦、つまみをクリックするとマウスポインタの指示位置に基づき算出された値に確定されてしまうが、その値を変更可能とした他の実施形態について説明する。
【0070】
図7および図8は本発明の他の実施形態における処理内容を示す図である。なお、図6と同様の処理を行うステップは図6のステップと同じ符号を付している。図6と同様の処理内容のステップについては説明を省略し、上記実施形態と異なる部分の処理を中心に説明する。
【0071】
図7において、ステップA1からステップA5までの処理は上記実施形態の処理と同様である。
【0072】
つまみがクリックされた状態でSHIFTキーが押下されたか否かを判定する。(図8のステップA81)
SHIFTキーが押下されていないと判定される場合、ステップA6のドラッグ操作の判定処理に移行する。
【0073】
また、SHIFTキーが押下されたと判定される場合、ユーザによるマウスの移動操作に応じてマウスポインタ104をつまみ上で移動させる。なお、このマウスポインタの移動の際でもクリック状態を維持したままとする。(ステップA83)
このようなマウス移動操作がなされ、SHIFTキーの押下が解除されたと判定すると(ステップA82)、図7のステップA2に処理を戻し、SHIFTキー押下時にマウスポインタ104が移動されたつまみ上の位置にマーカーを移動して表示する。
【0074】
このような処理によって、つまみをクリックした位置の変更を可能とする。この実施形態の処理によってユーザが指示した位置を変更できるようにすることで、つまみ上の指示位置に基づき算出される値をユーザが所望の値に変更することができる。
【0075】
なお、本実施形態においてはマウスポインタの指示位置を変更する処理においてSHIFTキーを用いたが、CTRLキーやALTキーなど他のキーを用いるようにしてもよい。また、キーではなく、マウスに設けられたクリックに使用されるボタン以外のボタンをこのSHIFTキーの代替としてもよい。すなわち、一度クリックした位置を変更することを指示する操作であればいかなる手段を利用するものでもよい。
【0076】
以上、本発明の実施形態を示したが、本発明の実施形態はこれらに限定されるものではない。
【0077】
例えば、上記実施形態においてはつまみ上の指示位置に基づき2つの値を算出するものであったが、つまみのX座標における指示位置を用いてX座標の原点からその指示位置までの距離に基づき1つの値を算出するものであってもよい。また、同様に、つまみのY座標における指示位置を用いてY座標の原点からその指示位置までの距離に基づき1つの値を算出するものであってもよい。さらには、つまみの原点から指示位置までの直線距離に基づき1つの値を算出するものであってもよい。この場合、原点に最小値、原点から最大距離になる座標に最大値を設定し、値を算出することになる。
【0078】
これらのような実施形態によると、第1の実施形態のようなスライダーコントロールに適用した場合、1つの表示オブジェクトを利用して2つの値を設定することが可能である。つまり、つまみを一次元に操作することで二次元の値を設定することが可能である。また、第2の実施形態のようなカラーチャートに適用した場合、1つの表示オブジェクトを利用して3つの値を設定することが可能である。つまり、つまみを二次元に操作することで三次元の値を設定することが可能である。
【0079】
また、例えば、上記実施形態においてはポインタにより指示された表示オブジェクト内の位置を用いた図4に示す計算式にて値を算出しているが、値の算出方法はこの計算式に限定されるものでない。表示オブジェクトの操作方向の次元より多い次元の値を入力可能とするものであれば、如何なる計算式、算出方法を用いてもよい。例えば、上記実施形態においては表示オブジェクト内の指示位置と設定される値は比例関係にあるが反比例の関係となる計算式であってもいいし、オブジェクトを複数の小領域に仮想的に分割し各領域に値を設定しておき、ポインタによって指示された領域に設定された値をユーザ入力値とするような構成であってもよい。
【0080】
また、例えば、上記実施形態においてステップA2においてつまみ上にマーカーを表示し、その後にステップA3においてつまみ上の指示位置に基づき値を算出するようにしているが、これらの処理の順番を逆にしてもよい。本発明においては、これらのステップの順番が変わっても何ら問題はない。
【0081】
また、例えば、上記実施形態においてはマウスのクリックをトリガとしてつまみ上の指示位置に基づき値を算出したが、つまみ上にマウスポインタ103が位置することを検出し、それをトリガにして値を算出するものであってもよい。
【0082】
この場合には、図6および図7の処理フローチャートにおけるステップA1を、つまみがクリックされたことを検出するのではなくつまみ上にマウスポインタ104が位置すること検出するようにすればよい。また、つまみ上にマウスポインタ104が位置すること検出した場合に、ステップA2においてそのマウスポインタ104の位置にマーカーを表示し、ステップA3においてつまみ上のマウスポインタ104の位置に基づき値を算出すればよい。その後、つまみ上にマウスポインタ104が位置することを検出するため再びステップA1の処理に戻すようにすればよい。
【0083】
また、例えば、上記実施形態においてはポインタデバイスとしてマウスを使用する例を示したが、指やペンなどでディスプレイ表示部分を直接触ることで、画面操作を可能にしたタッチスクリーンを使用するものであってもよい。なお、このタッチスクリーンは感圧型、電磁誘導型などその種別を問うものではない。このようなタッチスクリーンをポインタデバイスとして用いる場合は、必ずしもユーザの指示位置を示すポインタを表示する必要はない。
【0084】
また、例えば、つまみのサイズ、形状はいかなるものであってもよい。ただし、ユーザがポインタで指示しやすいサイズ、入力値を把握しやすい形状であることがユーザ作業の効率化につながる。また、上記実施形態においては指示位置を検出する領域PAの形状を矩形としたが、つまみの形状によってその領域PAの形状を変更してもよい。
【0085】
また、例えば、第1の実施形態においてはスライダーコントロールでの本発明の実現方法を示したが、スクロールバーで本発明を実現するようにしてもよい。すなわち、スクロールバー内に表示されるスクロールバー・スライダを上述したつまみとみなして本発明の処理を行えばよい。
【0086】
以上、実施の形態により説明したが、本発明は本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
【0087】
以下に本願の特徴を付記する。
(付記1) ユーザにより移動操作される表示オブジェクトであり、ポインタによる該表示オブジェクト上の指示位置を検出する手段と、
前記表示オブジェクトの表示位置を検出する手段と、
前記表示オブジェクト上の指示位置と該表示オブジェクトの表示位置に応じてユーザ入力値を設定する手段と、
を備えることを特徴とするデータ入力装置。
(付記2) 前記表示オブジェクト上の指示位置を第1の入力値とし、該表示オブジェクトの表示位置を第2の入力値とすることを特徴とする付記1記載のデータ入力装置。
(付記3) 前記表示オブジェクトは所定長さの線上でのみ移動可能とされたものであり、該線上での該表示オブジェクトの表示位置に応じて前記第2の入力値を設定することを特徴とする付記2記載のデータ入力装置。
(付記4) 前記表示オブジェクトは所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、該面上での該表示オブジェクトの表示位置に応じて前記第2の入力値を設定することを特徴とする請求項2記載のデータ入力装置。
(付記5) 前記表示オブジェクトは所定の表示領域を有し、該表示領域における前記指示位置に基づき前記第1の入力値として少なくとも2つの値を設定することを特徴とする付記2記載のデータ入力装置。
(付記6) 前記表示オブジェクトに対する前記ポインタによる指示を維持しつつ該表示オブジェクトが移動操作されたときに、該表示オブジェクト上の指示位置を第1の入力値として設定することを特徴とする付記2記載のデータ入力装置。
(付記7) 所定の操作を検出する手段を備え、
所定の操作が検出される場合に、前記表示オブジェクトに対する前記ポインタによる指示を維持しつつ、前記指示位置を変更可能に制御することを特徴とする付記6記載のデータ入力装置。
(付記8) データ入力方法であって、
ユーザにより移動操作される表示オブジェクトを画面上に表示し、
ポインタによる該表示オブジェクト上の指示位置を検出し、
前記表示オブジェクトの表示位置を検出し、
前記表示オブジェクト上の指示位置と該表示オブジェクトの表示位置に応じてユーザ入力値を設定することを特徴とするデータ入力方法。
(付記9) コンピュータに、
ユーザにより移動操作される表示オブジェクトであり、ポインタによる該表示オブジェクト上の指示位置を検出し、
前記表示オブジェクトの表示位置を検出し、
前記表示オブジェクト上の指示位置と該表示オブジェクトの表示位置に応じてユーザ入力値を設定することを実行させるためのプログラム。
(付記10) 前記表示オブジェクト上の指示位置を第1の入力値とし、該表示オブジェクトの表示位置を第2の入力値とすることを特徴とする付記9記載のプログラム。
(付記11) 前記表示オブジェクトは所定長さの線上でのみ移動可能とされたものであり、該線上での該表示オブジェクトの表示位置に応じて前記第2の入力値を設定することを特徴とする付記10記載のプログラム。
(付記12) 前記表示オブジェクトは所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、該面上での該表示オブジェクトの表示位置に応じて前記第2の入力値を設定することを特徴とする付記10記載のプログラム。
(付記13) 前記表示オブジェクトは所定の表示領域を有し、該表示領域における前記指示位置に基づき前記第1の入力値として少なくとも2つの値を設定することを特徴とする付記10記載のプログラム。
(付記14) 前記表示オブジェクトに対する前記ポインタによる指示を維持しつつ該表示オブジェクトが移動操作されたときに、該表示オブジェクト上の指示位置を第1の入力値として設定することを特徴とする付記10記載のプログラム。
(付記15) 所定の操作を検出し、
所定の操作が検出される場合に、前記表示オブジェクトに対する前記ポインタによる指示を維持しつつ、前記指示位置を変更可能に制御することを特徴とする付記14記載のプログラム。
(付記16) コンピュータに、
ユーザにより移動操作される表示オブジェクトであり、ポインタによる該表示オブジェクト上の指示位置を検出し、
前記表示オブジェクトの表示位置を検出し、
前記表示オブジェクト上の指示位置と該表示オブジェクトの表示位置に応じてユーザ入力値を設定することを実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0088】
【発明の効果】
本発明によると、少ない表示領域で多くのパラメータに対する値を入力することが可能となる。
【0089】
また、本発明によると、表示オブジェクトの操作方向に関する次元よりも個数の大きい次元の値を入力することが可能となる。
【0090】
また、本発明によると、多くの値を入力する場合であっても画面において少ない表示領域しか占有せず、他の表示情報を隠蔽することがないためユーザの作業効率が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を示す図である。
【図2】本発明が適用されるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による画面表示例を示す図である。
【図4】つまみ上の指示位置に基づく入力値の算出例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による画面表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態における処理フローチャートを示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態における処理フローチャートを示す図である。
【図8】つまみ上の指示位置変更操作に関する処理フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
100,200 表示オブジェクト
101,101’ つまみ
102 線分
103,103’ マーカー
104 マウスポインタ
105 グリッド

Claims (9)

  1. 表示対象の表示位置を検出する表示位置検出手段と、
    前記表示対象が有する所定の表示領域上の位置を指示する指示手段と、
    前記指示手段による前記表示領域上における指示位置を検出する指示位置検出手段と、
    前記表示対象の前記表示位置に応じて、第1の入力値を設定し、前記表示領域上の前記指示位置に基づき、第2の入力値として少なくとも2つの値を設定する入力値設定手段とを有することを特徴とするデータ入力装置。
  2. 前記第2の入力値は、前記表示領域における指示位置の位置を表すX座標とY座標とに基づく2つの値であることを特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。
  3. 前記表示対象は、所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、前記面上での前記表示対象の表示位置に応じて前記第1の入力値を設定することを特徴とする請求項2記載のデータ入力装置。
  4. 表示対象の表示位置に基づいて入力値の設定を行うデータ入力方法において、
    前記表示対象の前記表示位置を検出するステップと、
    前記表示対象が有する所定の表示領域上の位置を指示するステップと、
    前記表示領域上における指示位置を検出するステップと、
    前記表示対象の前記表示位置に応じて、第1の入力値を設定するステップと、
    前記表示領域上の前記指示位置に基づき、第2の入力値として少なくとも2つの値を設定するステップとを有することを特徴とするデータ入力方法。
  5. 前記第2の入力値は、前記表示領域における指示位置の位置を表すX座標とY座標とに基づく2つの値であることを特徴とする請求項4記載のデータ入力方法。
  6. 前記表示対象は、所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、前記面上での前記表示対象の表示位置に応じて前記第1の入力値を設定することを特徴とする請求項5記載のデータ入力方法。
  7. 表示対象の表示位置に基づいて入力値の設定を行うデータ入力プログラムにおいて、
    前記表示対象の前記表示位置を検出するステップと、
    前記表示対象が有する所定の表示領域上の位置を指示するステップと、
    前記表示領域上における指示位置を検出するステップと、
    前記表示対象の前記表示位置に応じて、第1の入力値を設定するステップと、
    前記表示領域上の前記指示位置に基づき、第2の入力値として少なくとも2つの値を設定するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするデータ入力プログラム。
  8. 前記第2の入力値は、前記表示領域における指示位置の位置を表すX座標とY座標とに基づく2つの値であることを特徴とする請求項7記載のデータ入力プログラム。
  9. 前記表示対象は、所定の大きさを有する面上でのみ移動可能とされたものであり、前記面上での前記表示対象の表示位置に応じて前記第1の入力値を設定することを特徴とする請求項8記載のデータ入力プログラム。
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