JPH06266844A - ラスタデータ画像とベクトルデータ画像との区別方法及び区別装置 - Google Patents

ラスタデータ画像とベクトルデータ画像との区別方法及び区別装置

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JPH06266844A
JPH06266844A JP5203371A JP20337193A JPH06266844A JP H06266844 A JPH06266844 A JP H06266844A JP 5203371 A JP5203371 A JP 5203371A JP 20337193 A JP20337193 A JP 20337193A JP H06266844 A JPH06266844 A JP H06266844A
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data
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JP5203371A
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Jr Robert F Dugan
フランシス ドゥガン、ジュニア ロバート
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラスタデータから生成される画像をベクトル
データから生成される画像から視覚的に区別すること。 【構成】 ブロック902に描写されるように、ユーザ
がスライダーバーをオフセットすれば、ユーティリティ
は、バーの標準位置からのオフセットを計算する(ブロ
ック903)。その様なオフセットが計算されると、ユ
ーティリティは、カラーマネージャにどのような変化を
も通知し、つぎにカラーマネージャが、ユーザが特定の
方向にスライダーバーをオフセットしたことに基づい
て、そのスライダーバーに割り付けられたすべてのカラ
ーをよりあかるくするかまたはより暗くする(ブロック
904および905)。本発明によれば、このことは、
調整係数によって、カラー指定記憶手段に記憶されるす
べてのカラーテーブルエントリを調整することによって
成し遂げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、ディジタ
ルコンピュータを援用することによって、データを収集
し、操作し、解析し、そして報告するために用いられる
形状モデル化システムに関する。例えばそのようなシス
テムの例としては、地上位置測定システム(GPS)、
地図情報システム(GIS)、コンピュータ援用設計
(CAD)システム、そしてコンピュータ援用製造(C
AM)システムが含まれる。
【0002】本発明は、より詳細には、ラスタデータか
ら生成される表示画面上の領域(画像)をベクトルデー
タから生成される同一の表示画面上の領域(画像)から
視覚的に区別するための形状モデル化システムに用いら
れる方法と装置に関する。本発明が適用される例として
は、地図情報がベクトルデータ(例えば離散化タブレッ
トを経由してユーザによってシステムに入力される道路
を定義する1組の点のような)とラスタデータ(例えば
スキャナーを経由してディジタル化される同一の道路の
写真画像のような)との両方からなるグラフィックデー
タによって表示されるグラフィカルシステムにおいてで
ある。
【0003】本発明によれば、表示されるそれぞれのデ
ータタイプ(ベクトルまたはラスタ)の画像の輝度はユ
ーザによって変更される。本発明の1つの実施例におい
ては、ユーザとシステムとの対話に応答して、ラスタデ
ータ、ベクトルデータ、またはその両方(ゆえにそれら
の画像は同時に表示される)の輝度は、それぞれのデー
タタイプに対して保持される複数カラーテーブルの複数
のエントリ(または、単一カラーテーブルの特定の複数
のエントリ)を調整することによって変更される。
【0004】それぞれのカラーテーブルにおけるカラー
指定エントリ(または、単一カラーテーブル内の割り当
てられたデータタイプエントリのカラー指定)を変える
ことによって、その後に表示装置に出力されるベクトル
データおよびラスタデータは、上述のユーザアクション
に応答して、画面上に現れる画像の輝度のシフトに基づ
いて区別される。
【0005】本発明は、典型的な適用業務においてラス
タデータがある限定されたカラースペクトルの範囲でい
かなるカラーを呈してもよく、そのことが、例えばカラ
ー表示の再割り当てによってベクトルデータとラスタデ
ータとを区別のできないものにするような状態において
特に有効である。
【0006】本発明はまた、グラフィックス処理機能を
広範に支援するために、本質的に形状モデル化システム
ではないコンピュータグラフィックシステムにおいて使
用されてもよい。
【0007】
【従来の技術】以下の記述において次の用語が使用さ
れ、それらは次のように定義される。 1.「モデル化システム」は、実世界データ(real worl
d data) およびイベント(事象)を処理(収集および操
作)するために、そして実世界データおよびイベントに
基づく抽象データ(abstract data) を処理するために使
用されるシステムである。モデル化システムの例として
は、限定はされないが、地上位置測定システム(GP
S)、地図情報システム(GIS)、コンピュータ援用
設計(CAD)システム、そしてコンピュータ援用製造
(CAM)システムが含まれる。
【0008】2.「モデル化座標系」は、ユーザ自身の
単位(例えば、フィート、マイル、度、など)によっ
て、特定のモデル化システムを用いてユーザが処理する
ことのできるすべての空間的データまたは形状データ(g
eometric data)を完全に包含することのできる空間をマ
ップする座標系である。
【0009】3.「データベース座標系」は、正確さを
損なうことなくユーザのモデル化座標系からデータの記
録を収容する座標系である。
【0010】4.「装置(デバイス)座標系」は、それ
にデータがマップされるであろう特定の装置(例えば、
表示装置)上に有効な空間をマップする座標系である。
データは、例えば、ユーザと表示装置との対話を経由し
て供給され、モデル化座標系および、またはデータベー
ス座標系などから(あるいは、モデル化座標系および、
またはデータベース座標系などへ)マップされる。
【0011】5.「ベクトル」は、始点、大きさ(長
さ)、および方向を持った線である。
【0012】6.「ベクトルデータ」は、インテリジェ
ント情報(intelligent information: 例えば、大き
さ、方向、など)が得られる複数の線からなるデータと
して定義される。
【0013】7.「ラスタ」は、データベースにおける
全体のマップを対象にするマトリックスである。
【0014】8.「ラスタデータ」は、画素(ピクセ
ル)に対応する点から構成される離散的データの形態と
して定義され、ここで、ラスタから形成されるデータベ
ースマップ画像は、それぞれが個々の画素からなる水平
ラスタラインの組である。
【0015】例えば、GIS、GPS、CAD、および
CAMのような適用業務に使用される今日のモデル化シ
ステムにおいては、ベクトルデータ構造とラスタデータ
構造とを用いて形状マップデータを表現することは良く
知られていることである。
【0016】そのようなモデル化システムは、典型的に
は、ディジタルコンピュータの制御下で、あるいはディ
ジタルコンピュータの支援によって動作する。そのよう
なシステムの1つの例は、商業的に入手することのでき
るグラフィックスプログラムジェネレータ(GPG:Gr
aphics Program Generator)ソフトウェアが実行される
商業的に入手することのできるIBM5080コンピュ
ータシステムである(「IBM」は International Bus
iness Machines社の登録商標である)。GPGソフトウ
ェアは、1990年版権の第4版の「グラフィックスプログ
ラムジェネレータプログラムリファレンス(Graphics Pr
ogram Generator Program Reference)」と題するIBM
資料番号SH20-5621-04に記述されており、この文書によ
って、本発明が適用されるであろう商業的に入手するこ
とのできるシステム(IBM5080ハードウェアとG
PGソフトウェアとの組み合わせ)を記述するのにここ
で援用される。
【0017】モデル化システム、コンピュータグラフィ
ックスシステム(例えば、IBM5080のような)、
などを支援するコンピュータが、ベクトルデータおよび
ラスタデータの両方を処理するのに使用されることは良
く知られている。形状マップデータを表現するのに用い
られるもっとも一般的なデータ構造は、ベクトル、すな
わち、上述において定義されたような、始点、大きさ、
および方向を持った線である。
【0018】ベクトルは幅を持たないが、それに割り当
てられた属性を有してもよい。例えば、いくつかのGI
Sにおいては、ベクトルは、例えば、街道の名前、水道
管一連番号、などのような属性を有してもよい。
【0019】ベクトルデータ構造が、いくつかの理由か
らもっとも一般的な形状マップデータ編成である。それ
はまず第1に、従来の地図製作的方法(cartographic me
thods)は、ベクトル演算を使用するからである。その結
果として、ラスタ処理アルゴリズムより多くの数の柔軟
で厳密なベクトル処理アルゴリズムが存在する。
【0020】第2に、すでに存在する非常に多くのベク
トルデータベースのために、多くのGISユーザが形状
マップデータに関してベクトルデータ編成に相当の費用
や時間を使った。加えて、これらの上述のユーザの多く
は、例えばタブレットディジタイザー、ベクトルプロッ
ター、およびDVST技術のような、ハードウェアに基
づくベクトルに投資をしてきたのである。
【0021】さらには、線の端点の間のそれぞれの識別
可能な点の座標を提供する他の方法と比較すれば、ベク
トル描写(vector description)は省略表現(shorthand n
otation)であるので、ベクトル表記法は、線を描写する
ためにコンピュータに記憶されるべきデータの量を非常
に減少させる。
【0022】他方において、ラスタデータ構造もまた形
状マップデータを編成するのに非常に有効である。特徴
(feature) の構成要素点(画素)によって、それらの特
徴がそのようなデータ構造で記憶される。そのマップ画
像は、ラスタ、つまりそれぞれが個々の画素からなる水
平ラスタラインの1つの組から形成される。平易に述べ
れば、ラスタはデータベースのすべてのまたは一部分の
マップを包含するマトリックスである。ほとんどすべて
の現在のグラフィックスシステムおよび自動データ収集
システムはラスタ技術を使用する。
【0023】今日存在する十分に開発されたベクトル処
理アルゴリズムの数はラスタ処理アルゴリズムの数を上
回るので、ラスタデータは、しばしば、意図することを
処理するためにベクトル形式に変換される。他方、マト
リックスプロッター、ラスタテレビジョンシステム、そ
してそれに類似するものへの出力に関しては、ベクトル
データは、しばしば、表示するためにラスタ形式に変換
すなわち「ラスタライズ」される。
【0024】ベクトルデータとラスタデータの両方を同
時に表示することができるように適合された表示システ
ムが良く知られている。ベクトルデータとラスタデータ
の両方を同時に出力しそして表示するように機能する表
示システムの1つの例が、米国特許第4,458,330 号に示
唆される。
【0025】米国特許第4,458,330 号においては、例と
して、ラスタテレビジョンシステムが出力表示装置とし
て使用され、表示装置に出力されるのに先だってベクト
ルデータがラスタ形式(フォーマット)に変換される。
【0026】いったんラスタデータへ変換されてしまえ
ば、(ラスタ形式に変換されてしまっているベクトルデ
ータを伴う)両方のデータタイプが同時に見られるとき
に、ユーザが出力のどの部分がベクトルデータから生成
されたかを区別する方法が、この米国特許においてはな
にも示唆あるいは提案されていない。
【0027】米国特許第4,716,546 号は、表示サブシス
テムのCRT上にベクトルデータとラスタデータの両方
を表示することのできるシステムを示唆する。この米国
特許は、とりわけ、ラインごとに更新される画素に分割
されている表示によるラスタスキャン機構にリフレッシ
ュメモリーシステムが導入された表示システムへのベク
トルの書き込みと表示に関して最適化された表示メモリ
ー機構を示唆する。
【0028】繰り返すと、たとえベクトルデータとラス
タデータの両方を同時に表示することができても、ユー
ザは表示されるデータがもともとはベクトルデータ及び
ラスタデータのいずれであるかは区別することができな
い。
【0029】ビームが平行なスキャンラインの繰り返し
パターンをトレースさせられ、また情報がぞれぞれのラ
インに沿った適切な点において電子ビームを変調する強
度(intensity) によって提供される上述において参照さ
れた特許において示唆されるCRT表示システム(すな
わち、ラスタ表示システム)に加えて、直線または曲線
の連続する一連のストロークを連結するような方法で、
電子ビームの偏向によって提供される図形の形状をトレ
ースするストローク描写CRT表示装置(stroke writte
n cathode ray tube displays)が知られている。
【0030】さらにまた、ラスタ情報とストロークベク
トル情報の両方を含んだ画像をCRTに連続的に供給す
るために従来のストロークベクトル発生機構と従来のラ
スタシンボル発生機構とを備えたハイブリッドCRT表
示装置も知られている。
【0031】米国特許第4,631,532 号において示唆され
るそのようなハイブリッド表示システムの1つは、単一
のCRT上にラスタシンボル表示とベクトルシンボル表
示とを重ね合わせるための装置を備える。米国特許第4,
635,050 号に記述されるような上述の米国特許第4,631,
532 号の表示システムの改善においては、表示はストロ
ークベクトル信号によって活性化され、そしてその表示
は優先シンボルに優先的に応答して、表示の一部分が選
択された領域の範囲内でマスクされることを可能にする
マスキング技術が示唆されている。
【0032】この米国特許第4,631,532 号によれば、表
示は、ストロークベクトル位置信号とラスタシンボルキ
ャラクタ信号とによって連続的かつ交互に活性化され、
それによって、ストロークベクトル表示に重ね合わされ
たラスタシンボルキャラクタ表示からなる表示に、より
優先順位の低いストロークベクトルキャラクタを優先的
にマスクする傾向のあるラスタを供給する。
【0033】ラスタスキャンラインとの交点においてス
トロークベクトル信号をマスクすることによって、そこ
に任意に重ね合わされたラスタスキャンでストロークベ
クトル表示は選択された領域においてブランクされる
(逆もまた同じである)。
【0034】これらの米国特許第4,631,532 号及び第4,
635,050 号の参照文献はベクトルタイプおよびラスタタ
イプのデータの同時発生的なビジュアリゼーション(vis
ualization) を容易にする表示システムを示唆してはい
るが、計算処理的に集中しかつハードウェアを指向した
米国特許第4,635,050 号によって示唆されるブランキン
グ方式を使用する(すなわち、オーバラップが発生した
場合に、一方のデータタイプが表示されることを可能に
すると同時に、優先順位に基づいて他方のデータタイプ
を消去する)以外に、2つのデータタイプのいずれかで
あるかを区別する方法はない。ブランキング方式は、高
価な特殊目的ハードウェアを必要とし、かつブランキン
グ処理およびクリッピング処理を支援するようには設計
されていないシステムに組み込むのは容易ではない。
【0035】米国特許第4,808,988 号は、グラフィック
ス表示システムのためのディジタルベクトル発生機構を
記述する部分において、表示装置へのビデオデータ出力
を1つのカラーに対して最大8ビットで所定の3つのカ
ラーであるRGB(赤/緑/青)表現に変換するための
カラーマップを使用することを示唆している。カラーマ
ップは、特定の強度と色相が表示面に照明されるそれぞ
れの画素に順次に割り当てられることを可能にする。
【0036】上述のIBM5080コンピュータシステ
ムは、表示装置に出力されるベクトルデータとラスタデ
ータの両方に関するカラーを指定するためにカラーマッ
プを利用するグラフィックスサブシステムを有するコン
ピュータシステムの市販の1つの例である。
【0037】多くの形態のグラフィックスデータ(例え
ば、GISグラフィックスデータのような)はベクトル
情報とラスタ情報の両方からなるので(ここで、両方の
形態の情報はGISの例における同一のグラフィック領
域を対象にする)、ラスタデータから生成された表示画
面上の領域を同一の画面上のベクトルデータから生成さ
れた領域から視覚的に区別することができることが望ま
しい。
【0038】画面に表示されるラスタデータおよびベク
トルデータは、視覚的に、必ずしもお互いを補完するわ
けではない。しばしば、ベクトルデータから生成された
画像がどこまでで終わるか、そしてラスタデータから生
成された画像がどこから開始するかを見分けることは難
しいことである。ベクトルデータ画像をラスタデータ画
像から区別するためにグラフィックスデータ画像を視覚
的に分離する能力を有することによって、ユーザは、例
えば、ラスタデータに対するベクトルデータの正確さを
検査し(例えば、「地図からディジタル化された道路は
実際に道路の画像写真に従っているか?」のような問い
に答えて)、ラスタデータを基準として用いてベクトル
データを生成し(例えば、道路の画像写真を用いてグラ
フィックス画面上に直接に道路をディジタル化する)、
多くのベクトルデータが存在しない地理的な領域におい
てとりわけ有効なツールである基準フレーム(frame of
reference)を生成する(この場合、ラスタデータは優れ
た基準フレームを提供する)。
【0039】上述の参照文献によって例示されるような
従来技術を考えると、システム資源(とりわけ、CPU
時間)を浪費しあるいはハードウェア指向のブランキン
グ技術およびクリッピング技術を導入するための高価な
ハードウェアを使用することを要求する計算処理的に集
中した処理を用いることを必要とすることなく、ラスタ
データから生成された画像をベクトルデータから生成さ
れた画像から同一の表示画面上で視覚的に分離すること
ができることもまた望ましいことである。
【0040】さらに、ラスタデータから生成された画像
をベクトルデータから生成された画像(同一の表示画面
の)から視覚的に分離する技術を提供することができる
ことが望ましく、そしてそれは画面からいかなるデータ
もクリップまたはブランクせず、2つのデータタイプを
区別するとともにすべての表示されたデータを目に見え
た状態のままにしておく。
【0041】さらにまた、上述の視覚的な分離は、与え
られたモデル化システムまたはコンピュータグラフィッ
クスシステムにおける現行の表示ハードウェア構成を用
いて、ユーザの制御下のリアルタイムで素早くかつ効率
的に成し遂げることができることが望ましい。より詳細
には、ある特定のデータタイプの輝度を変えるためのユ
ーザによって生成された要求に応答して、特定のデータ
タイプ(ベクトルデータまたはラスタデータ)に関する
カラーテーブルのエントリを変更することを必要とする
だけの技術を用いた所望される視覚的な分離を成し遂げ
ることができることが望ましい。そのような技術は、ソ
フトウェアによって容易に実現され、計算処理的に集中
したものではなく、基礎をなすシステムに高価な特殊目
的ハードウェアを付加することを必要としない。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ラスタデータから生成された表示画面上の領域
(ラスタデータ画像)をベクトルデータから生成された
同一の画面上の領域(ベクトルデータ画像)から目に見
える状態で区別する方法と装置を提供することを可能に
することである。
【0043】本発明のさらなる目的は、システムの処理
資源を浪費し、あるいはブランキングおよびクリッピン
グ方式を実行するための高価なハードウェアを使用する
ことを必要とする計算処理的に集中した処理を使用する
ことを必要とせずに、上述の視覚的な分離を実行する方
法と装置を提供することを可能にすることである。
【0044】さらに、本発明の目的は、ラスタデータか
ら生成された画像をベクトルデータから生成された(同
一の表示画面上の)画像から視覚的に分離する方法と装
置を提供することを可能にすることであり、データタイ
プを区別するために画像生成を消去して結果的に視覚的
なデータの損失を生じる技術を使用することに対照した
ものとして、それは画面からいかなるデータをもクリッ
プまたはブランクすることがない(すなわち、表示され
たいかなる画像をも消去することがない)。
【0045】さらに、本発明の目的は、与えられたモデ
ル化システムまたはコンピュータグラフィックスシステ
ムにおける現行の表示ハードウェア構成を用いて、ユー
ザの制御下のリアルタイムで上述の視覚的な分離を素早
くかつ効率的に成し遂げる方法と装置を提供することを
可能にすることである。
【0046】本発明のさらなる目的は、計算処理的に集
中したものでなく、ソフトウェア導入が容易であり、そ
して高価な特殊目的ハードウェアをホストシステムに付
加することを必要としない技術を使用して、ベクトルデ
ータの形態の画像とスカラーデータの形態の画像との所
望される視覚的な分離を成し遂げることを可能にするこ
とである。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、与えられたモデル化システムまたはコンピュー
タグラフィックスシステムの現行の1つのカラーテーブ
ル(または、複数のカラーテーブル)におけるデータタ
イプに関連するカラー指定エントリの値を変更すること
を通して、ユーザが表示装置上に現れるそれぞれのタイ
プのデータの画像(ベクトルデータ画像およびスカラー
データ画像)の輝度を制御することを可能にする方法と
装置を使用することによって達成される。
【0048】本発明の1つの実施例によれば、(ラスタ
データおよびベクトルデータのカラーを指定するための
専用カラーテーブルエントリを備えたモデル化システム
において)、ラスタデータから生成された表示画面上の
画像がベクトルデータから生成された同一の画面上の画
像から視覚的に区別されることを可能にする1つの方法
が説明され、その方法は、(a)第1の制御手段によっ
て生成された第1の制御信号に応答して画面上のラスタ
データ画像の輝度を制御する段階と、(b)第2の制御
手段によって生成された第2の制御信号に応答して画面
上のベクトルデータ画像の輝度を制御する段階と、から
なる。
【0049】本発明のさらなる側面によれば、第1の制
御信号に応答してラスタデータ画像の輝度を制御する上
述の段階は、第1の調整係数(ファクタ)によってシス
テムにおけるラスタデータのカラーを指定するすべての
カラーテーブルエントリを変更する段階を含む。同様
に、第2の制御信号に応答してベクトルデータ画像の輝
度を制御する上述の段階は、第2の調整係数によってシ
ステムにおけるベクトルデータのカラーを指定するすべ
てのカラーテーブルエントリを変更する段階を包む。
【0050】本発明のもう1つの側面によれば、上述の
第2の調整係数が、ベクトルデータの輝度を増加(また
は、減少)させるために、システムにおけるベクトルデ
ータのカラーを指定するそれぞれのカラーテーブルエン
トリの赤、緑、そして青の成分に加算(または、減算)
されるとともに、上述の第1の調整係数が、ラスタデー
タの輝度を増加(または、減少)させるために、システ
ムにおけるラスタデータのカラーを指定するそれぞれの
カラーテーブルエントリの赤、緑、そして青の成分に加
算(または、減算)される。
【0051】本発明の好ましい実施例は、上述の第1お
よび第2の調整係数が、それぞれ、第1および第2の制
御信号の大きさに依存する可変量であることを意図する
ものである。本発明の別の実施例によれば、第1および
第2の調整係数は固定量である。
【0052】本発明のさらにもう1つの実施例は、ラス
タデータ表示画像とベクトルデータ表示画像の両方が同
一の表示ウィンドウで同時に見ることができるモデル化
システムにおいてラスタデータ表示画像をベクトルデー
タ表示画像から区別する方法が指向され、そのシステム
は、定義された表示ウィンドウを有するCRTと、その
CRTに表示されるべきデータに割り当てられるカラー
指定を記憶するカラーテーブル(ここで、カラーテーブ
ルエントリのそれぞれは、ラスタデータまたはベクトル
データのいずれか一方のカラー強度を指定するのに供せ
られる)と、ユーザ入力制御信号に応答してカラーテー
ブルエントリを変更するカラーマネージャと、制御信号
を入力するための制御手段と、ベクトルコマンドを処理
するグラフィックスマネージャと、ラスタコマンドを処
理する画像マネージャと、を備える。
【0053】本発明のこの側面によれば、この新規性の
ある方法は、(a)ベクトルデータエントリとして第1
の組のカラーテーブルエントリを予め定義し、かつラス
タデータエントリとして第2の組のカラーテーブルエン
トリを予め定義する段階と、(b)ユーザによって制御
手段を介してカラーマネージャに入力される第1の制御
信号に応答して、カラーマネージャによって第1の組の
カラーテーブルエントリのカラー強度を増加させる段階
と、(c)ユーザによって制御手段を介してカラーマネ
ージャに入力される第2の制御信号に応答して、カラー
マネージャによって第1の組のカラーテーブルエントリ
のカラー強度を減少させる段階と、(d)ユーザによっ
て制御手段を介してカラーマネージャに入力される第3
の制御信号に応答して、カラーマネージャによって第2
の組のカラーテーブルエントリのカラー強度を増加させ
る段階と、(e)ユーザによって制御手段を介してカラ
ーマネージャに入力される第4の制御信号に応答して、
カラーマネージャによって第2の組のカラーテーブルエ
ントリのカラー強度を減少させる段階と、を備える。
【0054】この直前に述べられた本発明の実施例にお
けるさらなる段階は、(a)グラフィックスマネージャ
および画像マネージャによって処理されるベクトルコマ
ンドおよびラスタコマンドに対応するベクトル画像およ
びラスタ画像を表示するために周期的にCRTをリフレ
ッシュする段階と、(b)少なくとも1つのデータタイ
プに関して変更されたカラーテーブルのカラー強度に従
って、リフレッシュサイクルによって開始する表示画像
の輝度を調整するために表示を更新し、それによって、
ユーザが表示されるベクトルデータ画像とラスタデータ
画像とを区別することを可能にする段階と、からなる。
【0055】本発明の好ましい実施例によれば、ここで
意図される方法は、グラフィック表示領域(graphic fie
ld of view) の隣に現れるダイヤルウィジェット(dial
widget) かまたはスライダーバー(slider bar)の形態の
目で見ることのできる制御装置によって、ソフトウェア
で容易に実現できるものである。(ダイヤルウィジェッ
トまたはスライダーバーを介しての)ユーザの入力に応
答してそれぞれのデータタイプに関するすべてのカラー
テーブルエントリを変えることによって、ラスタデータ
とベクトルデータが表示画面に提供されると容易に区別
される。
【0056】本発明のさらなる側面は、ラスタデータ表
示画像とベクトルデータ表示画像の両方が同時に同一の
表示ウィンドウで見ることができるコンピュータグラフ
ィックスシステムにおいて、ラスタデータ表示画像をベ
クトルデータ表示画像から区別する装置に指向される。
【0057】本発明の好ましい実施例によれば、そのよ
うな装置は、定義された表示ウィンドウと、ベクトルコ
マンドプロセッサと、ラスタコマンドプロセッサと、を
有するCRTを備えたシステムに組み込まれ、そのシス
テムにおいては、ラスタタイプデータに対して第1の組
のカラー指定が定義され、そしてベクトルタイプデータ
に対して第2の組のカラー指定が定義される。
【0058】このシステムにおける新規性のある装置
は、(a)CRT上に表示されるべきデータに割り当て
られたカラー指定を記憶するカラー指定記憶手段であっ
て、ここで、カラー指定記憶手段に記憶されるエントリ
のそれぞれがラスタデータかまたはベクトルデータの一
方のカラー強度を指定するのに供せられ、さらに、カラ
ー指定記憶手段は第1および第2の組のカラー指定によ
って初期化される、前記カラー指定記憶手段と、(b)
画面上に表示される少なくとも1つのデータのタイプの
輝度を変えるために、少なくとも1つの輝度制御信号の
形態でユーザの要求をシステムに入力するユーザ入力制
御手段と、(c)少なくとも1つの制御信号がラスタデ
ータの輝度が変更されるべきであることを指示するとき
はいつでもカラー指定記憶手段に記憶された第1の組の
カラー指定におけるすべてのエントリを変更するように
動作し、そして前記少なくとも1つの制御信号がベクト
ルデータの輝度が変更されるべきであることを指示する
ときはいつでもカラー指定記憶手段に記憶された第2の
組のカラー指定におけるすべてのエントリを変更するよ
うに動作する、少なくとも1つの輝度制御信号に応答し
てカラー指定記憶手段のエントリを変更するカラー指定
変更手段と、を備える。
【0059】本発明のさらに別の側面は、ラスタデータ
タイプおよびベクトルデータタイプのカラーを指定する
専用カラーテーブルエントリを備えたどのようなカラー
グラフィックスシステムにおいても、その表示装置上の
ラスタデータ画像およびベクトルデータ画像の輝度を選
択的に制御する、より一般的な方法を指向することであ
る。
【0060】本発明は、ラスタデータおよびベクトルデ
ータの2つのデータタイプから生成される画像が同時に
表示されるモデル化システムおよびコンピュータグラフ
ィックスシステムにおいて、これらの2つのデータタイ
プをユーザが視覚的に区別することを助けるために、表
示画面上に現れるラスタデータ画像およびベクトルデー
タ画像の輝度を容易にかつ独立して制御する能力を特徴
とする。
【0061】上述において示されたようなシステムの1
つの例は、GPGソフトウェアが実行されるIBM50
80である。このGISは、CRT上に対応するラスタ
データ画像およびベクトルデータ画像を生成する前にラ
スタデータとベクトルデータの両方がフレームバッファ
に配置されることを可能にし、それによって、両方のタ
イプのデータが同時に表示されることを可能にする。上
述のGISは、ベクトルデータ(通常、線分(line segm
ents) の形態である)がラスタデータ(通常、下に横た
わるベクトルデータを消してしまうパターンの形態であ
る)によって上書きされないように、表示されるそれぞ
れのフレームに対してベクトルデータがラスタデータの
あとでフレームバッファに配置されるという規約を用い
ている。この規約は、CRT上にデータ画像を生成する
前に両方のデータタイプが単一のフレームバッファに書
き込まれることが可能である本発明を用いたどんなシス
テムにおいても守られると考えられる。
【0062】本発明のさらなる特徴は、システムの処理
資源を浪費しあるいはブランキングおよびクリッピング
方式を実行するための高価なハードウェアを使用するこ
とを必要とする計算処理的に集中した処理を使用するこ
とを必要とせずに、上述の視覚的な分離を実行すること
が可能であることと、いかなるデータをもクリッピング
あるいはブランキングしないのに、ラスタデータから生
成された画像をベクトルデータから生成された(同一の
表示画面上の)画像からユーザが視覚的に分離できるよ
うにすることと、そして、ソフトウェア導入が容易であ
り現行の商業的に入手できるグラフィックスシステムに
簡単に組み込むことができる技術を用いて、与えられた
モデル化システムまたはコンピュータグラフィックスシ
ステムにおける現行の表示ハードウェア構成を利用し
て、ユーザの制御下のリアルタイムで上述の視覚的な分
離を素早くかつ効率的に成し遂げることが可能であるこ
ととである。
【0063】
【実施例】図1〜図2は本発明を用いて解決される問題
の形態を示す。
【0064】図1は、同一の道路のベクトルデータ画像
(線分102a、102b、102c)とともに表示面
100に表示される道路のラスタデータ画像(クロスハ
ッチされたデータ画像101)の例を描写する。図1に
おいて表示面100に現れるその他のシンボルは、例え
ば参照番号103を付された点のような、描写された道
路に隣接する例えば街路樹などのような構造物を表現し
ようとするものである。
【0065】ラスタデータをフレームバッファに配置し
た後に同一のフレームバッファに表示されるべきベクト
ルデータを配置するという規約は、以前から行われてい
ることである。通常、そのようなバッファは表示される
べき画像が生成された後に”フラッシュ”される。そし
て、一般的にはバッファはシステムに入力された表示コ
マンドを実行するために良く知られたグラフィックス処
理技術によって次の表示サイクルの間で再充填される。
【0066】ラスタデータが、例えば、定義されたカラ
ースペクトルにおけるカラーのどの1つであってもよい
と考えれば、図1に描写されるラスタデータ画像とベク
トルデータ画像とをカラーだけに基づいて目に見える状
態で区別することは重要なことである。これが本発明に
よって解決される問題の1つの形態の例である。
【0067】ベクトルデータを強調するための従来の解
決方法は、上述において指摘されたように、例えば前述
の米国特許第4,635,050 号において示唆されるようなハ
ードウェア指向のブランキングおよびクリッピング技術
を用いることである。そのような技術を用いれば、ベク
トルデータ画像を取り囲む領域が”ブランク”され(図
2において領域205として示される)、それによっ
て、図2において示されるラスタデータ画像201のよ
うに、以前に見ることのできたラスタデータ画像のいく
らかを失ってベクトルデータ画像(図1の線分102
a、102b、102cに対応する線分202a、20
2b、202c)を強調する。
【0068】ここで記述される本発明は、いかなる特殊
目的ハードウェアの使用をも必要とすることなく、ある
いは上述のハードウェア指向のブランキングおよびクリ
ッピング技術が適用されることを必要とすることなく、
図1のベクトルデータ画像が図1のラスタデータ画像か
ら視覚的に区別されることを可能にする。その結果とし
て、上述のデータ紛失の問題も本発明を用いることによ
って解決される。
【0069】本発明によれば、表示されるそれぞれのデ
ータタイプの輝度を制御することによって、図1に描写
されるラスタデータ画像とベクトルデータ画像とが区別
される。
【0070】本発明の好ましい実施例によれば、それぞ
れのデータタイプの輝度は、それぞれのデータタイプの
画像がより明るくされるか、より暗くされるか、あるい
は同一の強度に保持されるかによって、ユーザの制御下
で独立して制御される。あるいはまた、本発明は、お互
いに依存するやり方で両方のデータタイプの強度をユー
ザが制御するシステムを意図するものである。すなわ
ち、一方のデータタイプに対応する画像の強度が強めら
れたときはいつでも、他方のデータタイプの画像は自動
的に強度が減じられる。
【0071】本発明のこれらのそして他の実施例が、本
発明が使用される例示としての形状モデル化システム、
すなわち、GIS(図3〜図5を参照して記述される)
の簡単な記述(完全をきすために説明される)のあとで
より詳細に説明される。
【0072】ここで、図3を参照すると、それは例示と
してのGISの構成要素をブロック構成図で描写する。
このようなシステムはこの分野に精通したものには良く
知られている。
【0073】図3に描写される例示としてのGISシス
テムは、先に援用された参照文献に記述されるように、
上述のGPGソフトウェアと、例えば、上述のIBM5
080コンピュータシステムとの組み合わせによって実
現され、IBMシステム370/390の環境で動作す
る。ここで参照されるGPGソフトウェア、IBM50
80、およびIBM370/390コンピュータはすべ
て市販されているハードウェアおよびソフトウェアの製
品名である。
【0074】例示としてのシステム370/390の環
境において例としてのGPGおよびGISシステムをサ
ポートするその他のコンピュータシステムは、市販され
ているIBM PS/2製品、IBM3277−GA、
IBM3270 PC/AT−3005がある。上述の
製品のそれぞれは、典型的には、表示装置(CRT)、
マウス、オプションとしてのディジタイザ、および、図
3に描写され図4を参照して詳述されるGIS300の
イネーブラサービス部301を介してユーザが図3に描
写されるようなGIS300とインタフェースすること
を可能にするキーボードを備える。
【0075】例えば、IBM PS/2(図3において
リンク398〜399でGIS300に結合されて示さ
れる)において実行されるMicrosoft社のWi
ndowsバージョン3.1(”Microsoft”
および”Windows”はMicrosoft社の商
標名である)のような商業的に入手できるソフトウェア
パッケージが、ユーザにCRTに表示されるスライダー
バー、ダイヤルウィジェット、などを提供するのに使用
されてもよく、それによって、ユーザとここで記述され
る本発明をサポートするGIS300のイネーブラサー
ビス部301との間のインタフェースの例として動作す
る。
【0076】一般的に、GISシステム(GIS300
のような)のイネーブラサービス部301は、ユーザと
GISシステムのその他の部分との間のI/O要求をサ
ービスする。例示としてのGIS300のイネーブラサ
ービス部301(図4により詳細に描写される)が図4
に示され、(1)ディジタイザマネージャ401、
(2)グラフィックスマネージャ402、(3)画像マ
ネージャ403、(4)プロセスマネージャ404、
(5)言語マネージャ405、(6)カラーマネージャ
406、(7)プリンタマネージャ407、(8)スキ
ャナマネージャ408、とを備える。マネージャ401
〜408(すなわち、上述のマネージャのそれぞれに帰
属する機能をなすことができるマネージャであり、その
すべてが以下で論議される)は、上述においておよび他
のグラフィックスシステムにおいて参照されるGPGソ
フトウェアの一部として商業的に導入することができ
る。
【0077】(GPGにおける)ディジタイザマネージ
ャ401は、離散化タブレットから情報(ベクトルタイ
プデータ)を収集し、その情報をGIS300に入力す
るのに使用される。同様にGPGにおいて、グラフィッ
クスマネージャ402は表示画面への(からの)ベクト
ルデータのI/0を管理するのに使用され、画像マネー
ジャ403は表示画面へのラスタデータの出力を管理す
るのに使用され、プロセスマネージャ404はGIS3
00全体におけるすべての通信およびプログラムを管理
するのに使用され、言語マネージャ405はアプリケー
ションプログラムを解釈するのに使用され、カラーマネ
ージャ406は画面カラーを制御するのに使用され、プ
リンタマネージャ407はプリンタに情報を出力するの
に使用され、スキャナマネージャ408はGISへのラ
スタデータの入力を管理するのに使用される。
【0078】図3に描写されるGIS300のつぎの構
成部分は、このシステムのGISサービス部302を構
成するハードウェアおよびソフトウェアである。例えば
上述のGPGソフトウェアによって提供されるような、
いくつかの典型的なGISサービスは同じものと考えら
れ、図5を参照して以下でより詳細に説明されるであろ
う。ここでは、これらのサービスは、例えば、CAD/
CAMサービス、GPSサービス、課金サービス、なと
であり、(1)データの収集(例えば、川床を指示しそ
の川を画面上でトレースするマウス)、(2)データの
操作(例えば、地図上の道路を移動する、消火栓の位置
を移動する、など)、(3)データの解析(最小距離決
定問題を解決するような)、(4)GISサービス処理
の結果の報告(例えば、報告を生成し、表示画面上に、
点をプロットし、そして(あるいは)点を描く、な
ど)、を包含することを述べるにとどめる。
【0079】図3はまた、GIS300のGISサービ
ス部302に割り付けられる作業領域(スペース)(同
様に、GIS300のデータベースサービス部303に
含まれる)を管理するGIS300のデータベースサー
ビス部303と、GIS300と例えば上述のIBMシ
ステム370/390コンピュータ(図3において参照
番号305で示される)のようなホストコンピュータ
(メインフレーム対話型製品)との間のインタフェース
を管理するオペレーティングシステム304(例えば、
商業的に入手することのできるVMあるいはMVSオペ
レーティングシステムのような)と、を描写する。
【0080】上述したように、図5は、図3に描写され
る例示としてのGISシステム300のGISサービス
部(図3の参照番号302の部分)をより詳細に描写す
る。例示としてのGISサービス部302は、データ収
集ユーティリティ501と、データモデルエディタ50
2と、ポリゴン形成セクション503およびポリゴン問
い合わせセクション504と、ネットワークトレースセ
クション505と、直線形状ユーティリティパッケージ
506およびポリゴン形状ユーティリティパッケージ5
07と、例えば図5における装置座標系580、モデル
化座標系585、データベース座標系590、のような
定義された座標系(以下で記述されるように定義される
種々の座標系による)の組の間で変換をおこなうための
ソフトウェア(図5には図示されない)と、を(通常
は、ソフトウェアの形態で)備えて示される。
【0081】データ収集ユーティリティ501は、例え
ば、上述の川床を指示しGIS300に結合された画面
上で川をトレースするマウスによってイネーブラサービ
ス301を経由してGIS300に入力されるデータを
収集するのに使用されてもよい。
【0082】データモデルエディタ502は、例えば、
上述の最小距離決定問題に対する解答を得ることを含む
データ解析機能をなすのに使用されてもよい。
【0083】ポリゴン形成セクション503およびポリ
ゴン問い合わせセクション504は、「もっとも近い消
火栓は与えられたポリゴンによって表わされる一区画の
土地にどの程度近いか?」などのような問い合わせに回
答するような方法でデータを解析するために、1組のデ
ータポイントが与えられたポリゴンを記号的に形成する
のに使用されてもよい。
【0084】ネットワークトレースセクション505
は、例えば、与えられたネットワークでの2つのノード
間のもっとも短い経路を決定するのに使用されてもよ
い。
【0085】図5に描写される直線形状ユーティリティ
パッケージ506は、例えば、データモデルエディタ5
02によってそれをなすように呼び出されたときに、例
えば、2つかあるいはそれ以上の地点の間の距離を計算
し、最小距離決定問題を解く、ことなどに使用されても
よい。同様に、ポリゴン形状ユーティリティパッケージ
507は、例えば、一区画の面積を比較し、対象物の周
囲の長さを決定する、ことなどに使用されてもよい。
【0086】ベクトルデータ画像とラスタデータ画像と
を区別するための良く知られた処理(上述されたよう
な、ハードウェア指向のブランキングおよびクリッピン
グ方式など)は、それらの目的を達成するために、GI
S300のイネーブラサービス部301において見られ
るようないかなるユーティリティ(通常、ソフトウェア
で実現される)も使用しない。
【0087】対照として、ここで説明される本発明の記
述を参照することによって明らかとなるように、本発明
は、CRT上に表示されるベクトルデータ画像とラスタ
データ画像を区別するために、例としてのシステムにお
けるカラーマネージャ406のようなユーティリティ
と、例えば、そのカラーマネージャ406が結合された
カラー指定記憶手段にデータセットとして記憶されたカ
ラーテーブルと、をうまく利用するものである。実際
に、本発明の1つの実施例によれば、例としてのシステ
ムにおいて、(ユーザの制御下での)カラーマネージャ
406はカラー指定変更手段として使用される。換言す
れば、カラーマネージャ406は、表示されたデータ画
像の輝度に影響を及ぼすために、ユーザの制御下で、ラ
スタデータに、またはベクトルデータに、またはその両
方に関連するカラーテーブルエントリを変更するのに使
用される。
【0088】本発明の実施例そのものを説明する前に、
ラスタデータとベクトルデータの両方に対するカラー指
定エントリを含んだ例としてのカラーテーブル(図6に
示される)と、表示装置上に表示される画像を連続的に
更新およびリフレッシュするために表示サブシステムに
おいて実行および再実行される1組の例としての従来技
術でのグラフィックスコマンド(図7に示される)と、
を描写する図6および図7を参照する。
【0089】図6に示される例としてのカラーテーブル
600は、すべてのエントリ(スロット)がラスタデー
タのカラーを指定するために確保される第1の部分60
1と、すべてのスロットがベクトルデータのカラーを指
定するために確保される第2の部分602と、の2つの
部分に分割される(もちろん、それらは分離した個々の
テーブルであってもよい)。
【0090】上述されたように、テーブル600のよう
なカラーテーブルは、典型的には、表示サブシステムに
関連付けられた記憶手段(ここではカラー指定記憶手段
として参照される)のデータセットに記憶される。
【0091】分類されたデータに関連付けられたエント
リを記憶するためにそのようなテーブルを使用すること
は良く知られている。エントリの優位性がラスタデータ
のカラー割り当てに関連付けられ(例えば、テーブル6
00に示されるようなスロット0〜239)、そして残
りのスロットがベクトルデータのカラー割り当てに使用
される(例えば、テーブル600に示されるようなスロ
ット240〜255)、図6に描写される構造に類似す
るものは、上述で参照されたIBM5080で動作する
商業的に入手することのできるIBM GPG GIS
システムにおいて使用される。
【0092】図6に示される例としてのカラーテーブル
は、上述の米国特許第4,808,988 号に記述されるテーブ
ル構造、すなわち、それぞれのエントリが表示されるデ
ータの赤、青、および、緑の成分の強度を指定するため
のバイトを含んだ構造、に類似したものを再度ここで示
すものである。例えば図6に描写されるテーブルのよう
なカラーテーブルは、表示サブシステムによって表示面
で照明されるそれぞれの画素に対するある特定の強度と
色相の順次の割り当てを容易にする。
【0093】また、スロット0(ラスタデータが割り当
てられてもよい例としてのテーブル600を利用した2
40個のスロットの1つ)に記憶される例としての値”
2”、”4”、および”6”によって、それぞれのカラ
ー指定エントリの赤、青、および緑の成分(すなわち、
Burke らによる特許において参照されるバイト)が図6
に示される。
【0094】ここで、図7を参照すると、上述において
示されるように、表示装置上に表示される画像を連続的
に更新およびリフレッシュするために、表示サブシステ
ムにおいて実行および再実行される例としての従来技術
の1組のグラフィックスコマンドが描写される。図7に
描写される例示としてのコマンドを処理するための適切
な市販のアプリケーションプログラミングインタフェー
スは、GASPおよびgraPHIGS(”GASP”
および”graPHIGS”はIBM社によって所有さ
れる商標である)である。
【0095】図7に描写されるコマンドの形態は、複数
のユーザがグラフィックスシステムと対話することを可
能にし、そして、例えば、あるユーザが(図7に描写さ
れたラスタコマンド”draw_image(画像)”
を用いて)画像を描画することを可能にし、そのこと
は、本発明が説明される例示としてのGPG GISシ
ステムにおいては、1024×1024バイトのアレイを生じる
ことになり、そのそれぞれのバイトが上述のカラーテー
ブルへのインデックスに対応する番号を有する。
【0096】本発明が説明される例としてのGPG G
ISシステムによれば、”draw_image(th
e Image(画像))”のようなコマンドは、上述
の画像マネージャ403(図4に示される)によって初
期処理され、表示画面上に表示されるべきレンダリング
を生成する上述のGASPインタフェース(graPH
IGSタイプインタフェースとして以下でときどき参照
される)によって処理される。graPHIGSタイプ
インタフェースはまた実行されているコマンドを表示リ
ストバッファに保持する。処理されるコマンドは、例示
としてのIBMシステム5080において、表示サブシ
ステムに配置されるフレームバッファをリフレッシュす
るために、GASPまたはgraPHIGSのような機
能によって連続的に実行および再実行される。
【0097】画像を実際に描画するまえに、graPH
IGSタイプインタフェースは、カラーテーブルに記憶
されたカラー指定情報を探索するためにカラーテーブル
への上述のインデックス値を利用する。この方法におい
ては、それぞれの画素で表示されるべきカラー値は、g
raPHIGSタイプインタフェースによって探知され
表示サイクルのたびにフレームバッファに配置される。
【0098】また、図7においては、テーブル600の
特定のスロットのカラーがユーザ指定の値に設定される
ことを可能にする”set_color(SLOT 2
50)”、例えばgraPHIGSタイプインタフェー
スによって描画される線分の端点(この場合、(0,
0)および(100,100))をユーザが指定するこ
とを可能にする”draw_line(0,0,10
0,100)”、描画される点(この場合、(90,9
0))をユーザが指定することを可能にする”draw
_point(90,90)”、のような例示としての
ベクトルコマンドが示される。本発明が説明される例と
してのGPG GISシステムによれば、ベクトルタイ
プのコマンドは、上述のグラフィックスマネージャ40
2(図4に示される)によって初期処理され、さらに表
示画面上に表示されるべき線、点、などを生成する上述
のgraPHIGSタイプインタフェースによって処理
される。
【0099】表示することを目的としてラスタデータお
よびベクトルデータが管理されるGIS300のイネー
ブラサービス部301の例示としてのセクションの詳細
に関連して、本発明が実施される市販のモデル化システ
ム(詳しくはGISシステム)が説明されたので、ここ
で、表示画面上で同時に目に見えるラスタデータ画像と
ベクトルデータ画像を視覚的に区別するのに本発明がど
のように適用されるかが示される。
【0100】ここで、図8を参照すると、本発明の実施
例を特定的にサポートするハードウェア構成が描写され
る。本発明の実施例によれば、描写されるカラーマネー
ジャ801(図4のカラーマネージャ406に対応す
る)に含まれるソフトウェアが、以下で示唆される方法
によって、例えば図6に示されるカラーテーブル600
のように構造化されてもよい図8に描写されるカラーテ
ーブル800のカラー指定エントリを変更するのに使用
される。
【0101】図8に描写されるシステムはつぎの構成要
素を包含する。 (1)商業的に入手することのできるGPS GISシ
ステムの一部として得られる、(図4に関連して)上述
において参照されたグラフィックスマネージャ402に
よって実現されてもよいグラフィックスマネージャ81
0。
【0102】(2)商業的に入手することのできるGP
S GISシステムの一部として得られる、(図4に関
連して)上述において参照された画像マネージャ403
によって実現されてもよい画像マネージャ811。
【0103】(3)例えば、上述において参照された、
IBM PS/2計算機システムにおいて動かされる商
業的に入手することのできるgraPHIGSタイプイ
ンタフェース812。
【0104】(4)もっとも商業的に入手しやすいカラ
ーグラフィック表示サブシステムの一部として含まれる
上述のカラーテーブル800。
【0105】(5)例えば、図3〜図5に関連して上述
されたGPS GISのような商業的に入手することの
できるGISシステムのイネーブラサービス301の一
部として含まれる上述のカラーマネージャ801。
【0106】(6)もっとも商業的に入手しやすいカラ
ーグラフィック表示サブシステムの一部として含まれる
フレームバッファ815およびCRT817。
【0107】(7)CRT817に表示されるソフトウ
ェア生成によるスライダーバー、調整ノブ、などのよう
な制御要素をユーザが見えるようにすることを可能にす
る上述のMicrosoft社Windowsバージョ
ン3.1(図8において参照番号820で示される)の
ような、ユーティリティパッケージ。
【0108】ユーザ制御ユーティリティ(例えば、Wi
ndowsのような)によって生成される制御要素が図
8のブロック825に描かれているが、この分野に精通
した者には容易に分かるように、制御要素の実際の画像
は図8に描写されるWindows/graPHIGS
タイプインタフェース812を介してCRT817に出
力される。また、この分野に精通した者には、本発明の
範囲あるいは精神から逸脱することなく、表示するため
に制御要素を生成する能力およびこれらの要素を介して
のユーザ入力に反応する能力が例えば例としてのカラー
マネージャ801のような別のユーティリティに常駐す
ることも考えられるであろう。
【0109】本発明によれば、カラーテーブル800、
カラーマネージャ801、参照番号820で示されるユ
ーティリティ(例えば、Windowsのような)、お
よび、参照番号825で表される制御要素は、ラスタデ
ータタイプおよびベクトルデータタイプに対してカラー
テーブル800に記憶されるカラー指定を変更すること
によってこれらのデータをユーザが視覚的に分離するこ
とを可能にするために、いかなるハードウェアも変更ま
たは追加することを必要とすることなく現行のグラフィ
ックスシステムに組み合わせて配置されるキー構成要素
である。
【0110】図8において、カラーテーブル800はリ
ンク851を介してカラーマネージャ801に結合され
て示され、カラーマネージャ801はリンク852を介
して例示としてのWindowsプログラム820に結
合されて示され、そしてブロック820におけるユーテ
ィリティ(例えば、Windows)はリンク852を
介してブロック825に描写される制御要素に結合され
て示される(そして、実際の画像は上述で説明されたよ
うにリンク850を介してCRT817に送出され
る)。
【0111】本発明の実施例によれば、例えばWind
owsプログラムが、良く知られた技術を用いて、1対
のソフトウェア生成のスライダーバーを表示画面上に表
示するのに用いられる。これらのバーの一方が任意にベ
クトルデータの制御に対して割り当てられるとともに、
他方のバーはラスタデータの制御に対して割り当てられ
る。
【0112】そのバーがWindowsプログラムによ
って認識される初期位置に設定されると仮定すれば、一
方の方向への移動がその特定のスライダーバーによって
制御されるデータタイプの強度をユーザが減少させたい
ことを知らせるのに使用されるとともに、ユーザによる
特定のバーの反対の方向へのいかなる移動もそれと同一
のスライダーバーによって制御されるデータタイプの強
度をユーザが増加させたいことを知らせるのに使用され
てもよい。そのような構成は表示されるデータタイプの
輝度の独立した制御を考慮するものである。
【0113】図9は、本発明の1つの実施例によって、
表示されるデータ画像の輝度を制御するのに1つのスラ
イダーバーまたは複数のスライダーバーがどのように使
用されるかを描写する。図9に描写される例は、ブロッ
ク901に表される表示画像に示されるような初期開始
位置における、1つのデータタイプ(例えば、ラスタデ
ータ)を制御するためのスライダーバーを示す。この画
像は、上述で示されたようにWindowsのようなユ
ーティリティを用いて生成および制御されてもよい。
【0114】図9のブロック902に描写されるよう
に、ユーザがスライダーバーをオフセットすれば、ユー
ティリティ(図8のブロック820に示されるWind
owsユーティリティのような)は、バーの標準位置か
らのオフセットを計算する(図9のブロック903に示
されるように)。そのようなオフセットが計算される
と、ユーティリティは、(リンク852を介して)カラ
ーマネージャ801にどのような変化をも通知し、つぎ
にカラーマネージャ801が、ユーザが特定の方向にス
ライダーバーをオフセットしたことに基づいて、そのス
ライダーバーに割り付けられたすべてのカラーをより明
るくするかまたはより暗くする(それぞれ、図9のブロ
ック904および905に示されるように)。本発明に
よれば、このことは、調整係数によって、カラー指定記
憶手段(それにはカラーテーブル800が記憶される)
に記憶されるすべてのカラーテーブルエントリを調整す
ることによって成し遂げられてもよい。
【0115】調整係数は、固定量、スライダーバーの標
準位置からのオフセットの程度に依存する変数、などで
ある。何にしても、重要なことは、定義された制御要素
の制御下のデータタイプに対するカラーテーブルエント
リのすべてが、例えばスライダーバーが移動されたとき
に生成されるユーザ制御信号に応答して変更されること
である。
【0116】本発明の別の実施例は、単一のスライダー
バーのみをまたはユーザに提供される他の単一の制御要
素のみを意図するものであり、一方のデータタイプに関
連するカラーテーブルエントリのすべてが一方の方向
(その制御要素の移動の方向に依存する正方向または負
方向)に調整されるとともに、データタイプの他方(ベ
クトルデータのような)に関連するカラーテーブルエン
トリのすべては制御要素の同じ移動に対して反対の方向
に調整される。ユーザ要求によって(または、プログラ
ム生成による要求によってさえも)生成される制御信号
を認識すると同時に特定のデータタイプに割り当てられ
たカラー指定エントリのすべてが変更(調整)すること
に注目した本発明の範囲または精神から逸脱することな
く、調整が独立してまたは依存してなされるなどの調整
の量に関する多くの変形がこの分野に精通した者によっ
て考えられるであろう。
【0117】本発明の1つの実施例によれば、カラーテ
ーブルエントリの要求される調整は、簡単な増加/減少
方式を用いた上述のカラーマネージャ801(カラー指
定変更手段の例)によって実現されてもよい。
【0118】与えられた制御要素によって生成される
(例えば、図9の参照番号902において描写されるよ
うにスライダーバーが右に移動されるときの)第1の信
号に応答して、そのスライダーバーの制御下のカラー指
定エントリのすべてが一定の量だけ増加され、バーが反
対の方向に移動されたときに生成される第2の制御信号
が、そのスライダーバーの制御下のカラー指定エントリ
のすべてを減少させる、などに使用される。対応する第
3および第4の信号が、他方のデータタイプに関連する
カラーテーブルエントリを制御する第2のスライダーバ
ーに関して使用される。
【0119】上述の増加/減少方式(一定の調整係数か
または可変の調整係数のいずれが使用されようとも)
は、簡単なハードウェア制御論理かまたは本発明の好ま
しい実施例によるソフトウェアを用いてこの分野に精通
した者によって容易に実現される。(1つの例におい
て)なされなければならないことは、入力された輝度制
御信号の存在を認識する(例えば、制御信号の存在によ
って設定または変更される状態ビットまたはカウンター
を検査するソフトウェアによって)ことだけであり、そ
のつぎに、例えば、そのような信号が存在するときはい
つでも、影響を受けるデータタイプに関するそれぞれの
カラーテーブルエントリをその制御信号に関連する調整
係数だけ増分させる。
【0120】図8をさらに参照すると、本発明をサポー
トするための例示としてのシステムのすべての要素が示
され、またこれらの要素がお互いにどのように助け合う
かが示される。
【0121】上述において示されるように、商業的に入
手することのできるGISシステムに両方ともが存在す
るグラフィックスマネージャ810および画像マネージ
ャ811は、ラスタコマンドとベクトルコマンド(図7
に描写されるコマンドのような)の両方を処理するため
に、商業的に入手することのできるgraPHIGSタ
イプインタフェースと通信を行うのに使用されてもよ
い。マネージャ810と811は、それぞれリンク83
0と831を介してgraPHIGSタイプインタフェ
ース812に結合されて示される。
【0122】上述において示されるように、graPH
IGSタイプインタフェース812は、IBM PS/
2システムにおいて動かされてもよく、また、現れよう
としているフレームのために表示されるべき画像をフレ
ームバッファ815(表示サブシステムの一部)に配置
するのに使用される。
【0123】graPHIGSタイプインタフェース
は、上述で参照された表示リストバッファ(図8には示
されないが、表示サブシステムの一部である)に記憶さ
れる表示プログラム(表示コマンドの組)を連続して実
行しているので、カラーテーブルの値に変化が発生すれ
ば、その変化がカラーテーブルに生じさせられた(例え
ば、上述した方法でカラーマネージャ801によって)
フレームに続くフレームの期間に、これらの変化がgr
aPHIGSタイプインタフェースによってフレームバ
ッファへの入力に反映され(上述で説明されたよう
に)、そして、変えられた輝度を備える画像がつぎの表
示フレームの期間でCRT817に表示される。
【0124】このCRT817に現れるデータ画像の輝
度変更は、ユーザが制御要素(図8のブロック825)
を操作することとユーザがCRT817を見ることとに
関してリアルタイムで発生することは明らかである。
【0125】これは、表示リストバッファのコマンドを
実行するgraPHIGSタイプインタフェースによる
それぞれの表示サイクルのためであり、そのインタフェ
ースはカラー指定値を決定するために図8に示されるリ
ンク845を介してカラーテーブル800を指示する。
もし、1つあるいはそれ以上のデータタイプに関連する
カラーテーブルにおけるその値が変えられていれば、
(リンク847を介して)CRT817に表示するため
に、新規のカラー(変更されたカラーテーブルエントリ
によって指定されるカラーで照明されるそれぞれの画素
に対するより明るいカラーまたはより暗いカラー)がフ
レームバッファ815に出力される(graPHIGS
タイプインタフェース812によってリンク846を介
して)。
【0126】このように、本発明の1つの実施例によれ
ば、カラーテーブルエントリはユーザアクションによっ
て変更され、その結果として、ユーザは、CRT817
に現れる画像の輝度に基づいてデータタイプ画像を区別
すること(例えば、ベクトルデータ画像からラスタデー
タ画像を区別するような)ができる。
【0127】最後に、図10を参照すると、概略フロー
チャートの形態で、本発明の好ましい実施例によって意
図されるユーザの対話とその結果として生じる処理ステ
ップが描写される。
【0128】詳しくは、図10は例示としてのGIS環
境(ブロック1001に示される)を描写し、その環境
下で、ブロック1010および1020にそれぞれ示さ
れるようにユーザがベクトルコマンドおよびラスタコマ
ンドを入力する。
【0129】いずれの場合においても、カラーマネージ
ャが、カラーテーブルにおいて、それぞれブロック10
11と1021に示されるようにベクトルデータのため
の一定の数のスロットとラスタデータのための一定の数
のスロットとを割り付けると考えられる。この分野に精
通した者であれば、いくつかのシステムは、可変数のス
ロットが異なったデータタイプの割り当てに使用される
ことを可能にすることも分かるであろう。これらの状況
において、与えられた制御要素の制御下でデータのすべ
てを変更するように開発されたどのようなソフトウェア
または論理も、入力された制御信号に応答して用いられ
る調整係数が適切なカラーテーブルエントリを変更する
のに使用されるために、データタイプ間のスロット割り
当てにおけるどのような変化をも通知されなければなら
ない。
【0130】図10は、つぎに、画面上で重なり合うベ
クトルデータとラスタデータの表示をブロック1025
において示す。
【0131】図10のブロック1026は、カラーマネ
ージャ(または、前からあるカラーマネージャと結合し
た上述のWindowsユーティリティのような他のユ
ーティリティ)がスライダーバーを画面上に表示するこ
とを示す。ここに記述される本発明の実施例によれば、
一方のバーがベクトルデータの輝度の制御のためのもの
であるが、他方のバーはラスタデータの輝度の制御のた
めのものである。
【0132】図10のブロック1027において、観察
するための必要性に適合するようにユーザがスライダー
バーを調整することを示す。
【0133】最後に、図10のブロック1028と10
29は、もしユーザがベクトルデータに注目することを
望むのであれば、ベクトルデータを制御するのに用いら
れるバーがベクトルデータをより明るくする位置に置か
れ、かつラスタデータを制御するのに用いられるバーが
ラスタデータをより暗くする位置に置かれ(ブロック1
028)、同時に反対の手順がブロック1029に表さ
れる、ことを示す。明らかに、観察するための必要性に
適合させるために、ユーザは一方のバーまたは両方のバ
ーを操作する。
【0134】
【発明の効果】従って、発明によれば、ラスタデータに
よる画像とベクトルデータによる画像とを視覚的に分離
することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同一の道路のベクトルデータ画像とともに画面
(例えば、CRT)上に表示される道路のラスタデータ
画像の例を描写する。
【図2】従来のマスキング技術(ハードウェア指向のブ
ランキング方式またはクリッピング方式)が、図1に示
されるラスタデータ画像からベクトルデータ画像を視覚
的に分離しかつ強調するのにどのように使用されるかを
描写する。
【図3】本発明が有益に用いられる例示としての従来技
術によるモデル化システムの構成要素を描写したブロッ
ク構成図であり、とりわけ、本発明が実施される商業的
に入手できる地図情報システム(GIS)の構成部分を
描写する。
【図4】図3に示される例示としてのGISシステムの
イネーブラサービス部をより詳細に描写し、とりわけ、
カラーテーブルに保持されるラスタデータおよび(また
は)ベクトルデータに関するカラー指定を変更するため
に、本発明の示唆するところに従って、ユーザ入力信号
に応答させられるカラー指定変更手段(カラーマネージ
ャとして描写されている)を描写する。
【図5】図3に示される例示としてのGISシステムの
GISサービス部をより詳細に描写する。
【図6】ラスタデータとベクトルデータの両方に関する
カラー指定エントリを含んだ例示としてのカラーテーブ
ルを描写する。ここで示されるカラーテーブルは、典型
的には、上述において参照されるカラー指定記憶手段の
例であるメモリを用いることによって、図4に示される
カラーマネージャによってアクセス可能なメモリに記憶
される。
【図7】表示装置に表示された画像を連続的に更新およ
びリフレッシュするために、表示サブシステムにおいて
実行および再実行される1組の例示としての従来技術の
グラフィックスコマンドを描写する。
【図8】本発明の好ましい実施例をサポートする従来技
術のハードウェア構成を描写する。このような構成は、
(例えば)図6に示されるようなカラーテーブルのカラ
ー指定エントリを変更するために、描写されたカラーマ
ネージャにおいて、ここで示唆されることに従って動作
するソフトウェアを備える。
【図9】表示されたデータ画像の輝度を制御するため
に、スライダーバーが本発明の1つの実施例に従ってど
のように使用されるかを描写する。
【図10】本発明の好ましい実施例が意図するユーザ対
話とその結果として生じる処理ステップとを概略フロー
チャートによって描写する。
【符号の説明】
100・・・画面 101、201・・・ラスタデータ画像 102a、102b、102c・・・ベクトルデータ画
像 202a、202b、202c・・・ベクトルデータ画
像 103・・・構造物 300・・・GIS 302・・・GISサービス部 398、399・・・リンク 600・・・カラーテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラスタデータとベクトルデータのカラー
    を指定する専用カラーテーブルエントリを含むモデル化
    システムにおいて、表示画面上のラスタデータから生成
    された画像が同一画面上のベクトルデータから生成され
    た画像から視覚的に区別されることを可能にする方法で
    あって、 (a)第1の制御手段によって生成された第1の制御信
    号に応答して、前記画面上のラスタデータ画像の輝度を
    制御する段階と、 (b)第2の制御手段によって生成された第2の制御信
    号に応答して、前記画面上のベクトルデータ画像の輝度
    を制御する段階と、 を備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 モデル化システムは、定義された表示ウ
    ィンドウを有するCRTと、それぞれのカラーテーブル
    がラスタデータまたはベクトルデータのいずれかのカラ
    ー強度を指定するのに供せられる、前記CRTに表示さ
    れるべきデータに割り当てられるカラー指定を記憶する
    カラーテーブルと、ユーザ入力制御信号に応答してカラ
    ーテーブルエントリを変更するカラーマネージャと、前
    記制御信号を入力するための制御手段と、ベクトルコマ
    ンドを処理するグラフィックスマネージャと、ラスタコ
    マンドを処理する画像マネージャと、を含み、ラスタデ
    ータ表示画像とベクトルデータ表示画像の両方が同一の
    表示ウィンドウにおいて同時に見ることができる前記モ
    デル化システムにおいてラスタデータ表示画像をベクト
    ルデータ表示画像から区別する方法であって、 (a)ベクトルデータエントリとして第1の組のカラー
    テーブルエントリを予め定義し、ラスタデータエントリ
    として第2の組のカラーテーブルエントリを予め定義す
    る段階と、 (b)前記制御手段を介してユーザによって前記カラー
    マネージャに入力される第1の制御信号に応答して、前
    記カラーマネージャを介して前記第1の組のカラーテー
    ブルエントリのカラー強度を増加させる段階と、 (c)前記制御手段を介してユーザによって前記カラー
    マネージャに入力される第2の制御信号に応答して、前
    記カラーマネージャを介して前記第1の組のカラーテー
    ブルエントリのカラー強度を減少させる段階と、 (d)前記制御手段を介してユーザによって前記カラー
    マネージャに入力される第3の制御信号に応答して、前
    記カラーマネージャを介して前記第2の組のカラーテー
    ブルエントリのカラー強度を増加させる段階と、 (e)前記制御手段を介してユーザによって前記カラー
    マネージャに入力される第4の制御信号に応答して、前
    記カラーマネージャを介して前記第2の組のカラーテー
    ブルエントリのカラー強度を減少させる段階と、 を備えたことを特徴とするラスタデータ表示画像とベク
    トルデータ表示画像との区別方法。
  3. 【請求項3】 (a)前記グラフィックスマネージャお
    よび画像マネージャによって処理されるベクトルコマン
    ドおよびラスタコマンドに対応するベクトル画像および
    ラスタ画像を表示するために前記CRTを定期的にリフ
    レッシュする段階と、 (b)少なくとも1つのデータタイプに関して変更され
    た前記カラーテーブルにおけるカラー強度に従ってリフ
    レッシュサイクルによって開始する表示画像の輝度を調
    整するために前記表示を更新し、それによって、表示さ
    れるベクトルデータ画像とラスタデータ画像をユーザが
    区別することを可能にする、段階と、 をさらに備えた請求項2に記載のラスタデータ表示画像
    とベクトルデータ表示画像との区別方法。
  4. 【請求項4】 ラスタデータタイプとベクトルデータタ
    イプとのカラーを指定する専用カラーテーブルエントリ
    を包含するコンピュータグラフィックスシステムにおい
    て、表示画面上のラスタデータ画像とベクトルデータ画
    像の輝度を選択的に制御する方法であって、 (a)前記画面上に表示される少なくとも1つのタイプ
    のデータ画像の輝度を変えるために、前記システムにユ
    ーザ要求を入力する段階と、 (b)前記ユーザ要求に応答して、輝度調整係数によっ
    て前記少なくとも1つのタイプのデータのカラーを指定
    するカラーテーブルエントリのすべてを変更する段階
    と、 を備えたことを特徴とするラスタデータ画像とベクトル
    データ画像の輝度の選択的制御方法。
  5. 【請求項5】 (a)前記ラスタデータ画像の輝度を変
    更するために、ユーザ要求に応答して、第1の制御信号
    を生成する段階と、 (b)前記ベクトルデータ画像の輝度を変更するため
    に、ユーザ要求に応答して、第2の制御信号を生成する
    段階と、 をさらに備えた請求項4に記載のラスタデータ画像とベ
    クトルデータ画像の輝度の選択的制御方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータグラフィックスシステム
    が、定義された表示ウィンドウを有するCRTと、ベク
    トルコマンドプロセッサと、ラスタコマンドプロセッサ
    と、を備え、さらにここで、第1の組のカラー指定がラ
    スタタイプデータに関して定義され、第2の組のカラー
    指定がベクトルデータに関して定義される、ラスタデー
    タ表示画像とベクトルデータ表示画像の両方が同時に同
    一の表示ウィンドウにおいて見ることができる前記シス
    テムにおいて、ラスタデータ表示画像をベクトルデータ
    表示画像から区別するための装置において、 (a)カラー指定記憶手段に記憶されるそれぞれのエン
    トリがラスタデータまたはベクトルデータのいずれかの
    カラー強度を指定するのに供せられ、さらに、前記カラ
    ー指定記憶手段は前記第1の組と第2の組のカラー指定
    によって初期化される、前記CRTに表示されるべきデ
    ータに割り当てられるカラー指定を記憶するための前記
    カラー指定記憶手段と、 (b)画面上に表示される少なくとも1つのタイプのデ
    ータ画像の輝度を変えるために、少なくとも1つの輝度
    制御信号の形態で、ユーザ要求を前記システムに入力す
    るためのユーザ入力制御手段と、 (c)前記少なくとも1つの制御信号がラスタデータの
    輝度が変更されるべきであることを指示するときはいつ
    でも前記カラー指定記憶手段に記憶される前記第1の組
    のカラー指定におけるすべてのエントリを変更するよう
    に動作し、かつ前記少なくとも1つの制御信号がベクト
    ルデータの輝度が変更されるべきであることを指示する
    ときはいつでも前記カラー指定記憶手段に記憶される前
    記第2の組のカラー指定におけるすべてのエントリを変
    更するように動作する、前記少なくとも1つの輝度制御
    信号に応答してカラー指定記憶手段のエントリを変更す
    るためのカラー指定変更手段と、 を備えたことを特徴とするラスタデータ表示画像とベク
    トルデータ表示画像との区別装置。
  7. 【請求項7】 (a)前記ベクトルコマンドプロセッサ
    および前記ラスタコマンドプロセッサによって処理され
    るベクトルコマンドおよびラスタコマンドに対応するベ
    クトル画像およびラスタ画像を表示するために、前記C
    RTを定期的にリフレッシュする手段と、 (b)前記カラー指定記憶手段におけるカラー強度が少
    なくとも1つのデータタイプに関して変更される時間期
    間に従ったリフレッシュサイクルによって開始する表示
    画像の輝度を調整し、それによって前記CRTに現れる
    ベクトルデータ画像とラスタデータ画像をユーザが区別
    することを可能にするために、前記表示を更新する手段
    と、 をさらに備えた請求項6に記載のラスタデータ表示画像
    とベクトルデータ表示画像との区別装置。
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