JP3978885B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、感放射線性樹脂組成物に関する。さらに詳しくはg線、i線等の紫外線、KrFエキシマレーザー等の遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各種放射線、特に紫外線、遠紫外線に感応する高集積回路作製用レジストとして好適な感放射線性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポジ型レジストは、集積回路の製造において多く用いられているが、集積回路の高集積化に伴って、スカムフリーで解像度、焦点深度に優れたレジストパターンを形成できるポジ型レジストが望まれている。最近、このような高集積化による微細化に対応することを意図して開発された、ノボラック樹脂、低分子量フェノール化合物、キノンジアジド化合物等の成分に特徴を有するポジ型レジスト組成物が数多く提案されている。
例えば、特開平6−167805号公報には、解像度、パターン断面形状(プロファイル)および焦点深度をバランス改良する目的で、アルカリ可溶性樹脂と、特定の分子構造を有するキノンジアジド系感光剤を含有するポジ型レジスト組成物が記載されている。この組成物に使用されるアルカリ可溶性樹脂は特に特定されておらず、いずれのアルカリ性可溶性樹脂も使用することができると考えられる。しかし、該組成物は、疎パターンと密パターンの寸法差が大きく(疎密依存性が大きい)、露光マージンが不良であるという難点を有する。
【0003】
【発明が解決すべき課題】
そこで、本発明の目的は、良好な解像度、パターン断面形状が得られるとともに、疎パターンと密パターンの寸法差が小さく(疎密依存性が小さい)、露光マージンが良好なポジ型レジストとして好適な感放射線性樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、アルカリ可溶性ノボラック樹脂として特定のノボラック樹脂を採用することにより、この目的を達成することができることを見出した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明によれば、
(A)m−クレゾールおよび下記一般式(1)で表されるフェノール化合物とアルデヒド化合物との反応により得られたアルカリ可溶性ノボラック樹脂、および(B)下記一般式(2)で表されるフェノール化合物および一般式(3)で表されるフェノール化合物からなる群から選ばれるフェノール化合物のナフトキノンジアジドスルホン酸エステル、
を含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
【0005】
【化4】
Figure 0003978885
Figure 0003978885
[式(1)中、R1およびR2は、独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基またはアリール基である]
【0006】
【化5】
Figure 0003978885
Figure 0003978885
[式(2)中、X1およびX2は、独立に、水素原子またはアルキル基であり、Pは独立に1または2である。]
【0007】
【化6】
Figure 0003978885
Figure 0003978885
[式(3)中、X3は水素原子またはアルキル基であり、qは独立に1または2である。]
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的に説明する。
(A)アルカリ可溶性ノボラック樹脂
本発明において用いられるアルカリ可溶性ノボラック樹脂は、m−クレゾールと前記一般式(1)で表わされるフェノール化合物(以下、「フェノール(a)」という。)を必須のフェノール成分として合成されたアルカリ可溶性ノボラック樹脂(以下、「樹脂(A)」という。)である。
【0009】
樹脂(A)に使用されるフェノール(a)としては、具体的には、2,4−ジメチルフェノール、2−メチル−4−エチルフェノール、2−エチル−4−メチルフェノール、2−メチル−4−t-ブチルフェノール、2−t-ブチル−4−メチルフェノール、2,4−ジt-ブチルフェノール、2−メチル−4−シクロヘキシルフェノール、2−シクロヘキシル−4−メチルフェノール、2−メチル−4−メトキシフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノール、2−メチル−4−フェニルフェノール、2−フェニル−4−メチルフェノールなどを挙げることができ、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。
上記例示のうち、好ましいフェノール化合物としては、2,4−ジメチルフェノール、2−メチル−4−t-ブチルフェノール、2−t-ブチル−4−メチルフェノールを挙げることができる。
【0010】
フェノール成分としては、フェノール(a)以外のフェノール化合物(以下、「フェノール(b)」という。)を必要に応じて用いることもできる。フェノール(b)としては、特に限定されないが、例えばフェノール、o−クレゾール、p−クレゾール、2,3−ジメチルフェノール、2,5−ジメチルフェノール、3,4−ジメチルフェノール、3,5−ジメチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、3,4,5−トリメチルフェノール等を挙げることができる。なかでも、p−クレゾール、2,3−ジメチルフェノール、2,5−ジメチルフェノール、3,4−ジメチルフェノール、3,5−ジメチルフェノールおよび2,3,5−トリメチルフェノールが好ましい。
m−クレゾールとフェノール(a)との組合わせ(場合によっては、さらにフェノール(b)を含む組み合わせ)は特に限定されず、フェノール(a)およびフェノール(b)は上記の具体例の中から任意に選択できる。
【0011】
組合わせとしては、例えば、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/p−クレゾール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/2,3−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/2,5−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/3,4−ジメチルフェノール、m−クレゾール /2,4−ジメチルフェノール/2,3,5−トリメチルフェノール、m−クレゾール/2−メチル−4−t-ブチルフェノール、m−クレゾール/2−メチル−4−t-ブチルフェノール/2,3−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2−メチル−4−t-ブチルフェノール/2,5−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2−t-ブチル−4−メチルフェノール、m−クレゾール/2−t-ブチル−4−メチルフェノール/2,3−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2−t-ブチル−4−メチルフェノール/2,5−ジメチルフェノールなどを挙げることができ、中でも、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/p−クレゾール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/2,3−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/2,5−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/3,4−ジメチルフェノール、m−クレゾール/2,4−ジメチルフェノール/2,3,5−トリメチルフェノール、m−クレゾール/2−メチル−4−t-ブチルフェノールなどの組み合わせが好ましい。
【0012】
特に、フェノール(a)の含有量は、縮合反応において使用されるフェノール化合物の総量を100重量部としたとき、5重量部以上50重量部未満が好ましく、10〜40重量部の範囲がより好ましい。フェノール(a)が少なすぎると解像度が低下し、多すぎると得られる組成物の感度が著しく低下し、レジストとして使用した場合に得られるパターン断面形状が劣るものとなる。
【0013】
縮合に用いるアルデヒド化合物としては、例えばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、グリオキサール、グルタルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソフタルアルデヒド等を挙げることができる。これらのうち、特に、ホルムアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒドを好適に用いることができる。
これらのアルデヒド化合物も単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。このアルデヒド化合物の使用量は、フェノール化合物1モルに対し、0.4〜1.5モルが好ましく、より好ましくは0.6〜1.0モルである。
【0014】
フェノール化合物とアルデヒド化合物との縮合反応には、通常、酸性触媒が使用される。この酸性触媒としては、例えば塩酸、硝酸、硫酸、ギ酸、シュウ酸、酢酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等を挙げることができる。これらの酸性触媒の使用量は、通常、フェノール化合物1モルに対し、5×10-4〜1×10-1モルである。
【0015】
縮合反応においては、反応溶媒としてフェノール化合物が可溶な各種溶媒を使用することができる。これらの溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテル類、エチルメチルケトン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン等のケトン類が挙げられる。これらの反応媒質の使用量は、通常、反応原料100重量部当り、50〜1,000重量部である。
縮合反応の温度は、原料の反応性に応じて適宜調整することができるが、通常30〜200℃である。
反応方法としては、フェノール化合物、アルデヒド化合物、酸性触媒等を一括して反応容器に仕込む方法、反応容器に予め酸性触媒を反応媒質とともに入れておき、該触媒の存在下にフェノール化合物およびアルデヒド化合物を反応の進行とともに加えていく方法等を適宜採用することができる。
【0016】
縮合反応終了後、反応系内に存在する未反応原料、酸性触媒、反応媒質等を除去するために、反応混合物の温度を130℃〜230℃に上昇させ、減圧下で揮発分を除去し、ノボラック樹脂を回収する方法、縮合反応終了後に生成したノボラック樹脂を含む反応溶液を、例えばエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3-メトキシプロピオン酸メチル、メチルイソブチルケトン、ジオキサン、メタノール、酢酸エチル等の良溶媒に溶解したのち、得られた溶液に水、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の貧溶媒を混合してノボラック樹脂を良溶媒溶液層として分離させ、分離した樹脂溶液層を回収し、次いで減圧下で溶媒を留去することにより高分子量画分からなるノボラック樹脂を得る方法もある。
【0017】
また、本発明において使用するノボラック樹脂の、ゲルパーミエイションクロマトグラフィ(GPC)で測定されるポリスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」という)は、本発明の組成物を基材へ塗布する際の作業性、レジストとして使用した際の現像性、感度および耐熱性の点から、2,000〜20,000であることが好ましく、3,000〜15,000であることが特に好ましい。
【0018】
(B) ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化合物
本発明に(B)成分として使用されるナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化合物(以下、ナフトキノンジアジド化合物(B)という)としては、前記一般式(2)で表されるフェノール化合物および/または一般式(3)で表されるフェノール化合物の1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステルが好ましい。該キノンジアジド化合物(B)は、例えば、一般式(2)または一般式(3)で表されるフェノール化合物と1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロリドまたは1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリドとを塩基性触媒の存在下で反応させることにより得られる。得られたナフトキノンジアジド化合物(B)における全水酸基のエステル化の割合(平均エステル化率)は、20%以上100%以下であり、好ましくは40%以上95%以下である。平均エステル化率が低すぎると、パターン形成が難しく、高すぎると感度の低下、現像性の悪化を招くことがある。
ここで、用いられる一般式(2)または/および一般式(3)で表されるフェノール化合物としては、特に限定されるものではないが、具体例として下記式に示す化合物が挙げられる。
一般式(2)で表されるフェノール化合物:
【0019】
【化7】
Figure 0003978885
【0020】
【化8】
Figure 0003978885
Figure 0003978885
一般式(3)で表されるフェノール化合物:
【0021】
【化9】
Figure 0003978885
Figure 0003978885
【0022】
また、本発明においては、ナフトキノンジアジド化合物(B)以外の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル(以下、「感光剤(C)」という)を任意で用いることもできる。感光剤(C)としては、特に限定されないが、具体的には下記に示すフェノール化合物の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルが挙げられる。
【0023】
【化10】
Figure 0003978885
[式中、a1〜a15は、独立に、水素原子、C1〜C4のアルキル基、C1〜C4のアルコキシ基または水酸基である。但し、a1〜a5、a6〜a10およびa11〜a15の各群において少なくとも1つは水酸基である。]
【0024】
【化11】
Figure 0003978885
[式中、a16〜a28は、前記a1〜a15に関して定義した通りである。但し、a16〜a20およびa21〜a23の各群において少なくとも1つは水酸基である。また、b1〜b4は、独立に水素原子またはC1〜C4のアルキル基である]
【0025】
【化12】
Figure 0003978885
[式中、a29〜a42は、独立に、水素原子、C1〜C4のアルキル基または水酸基である。但し、a29〜a32、a33〜a37およびa38〜a42の各群において少なくとも1つは水酸基である。]
【0026】
【化13】
Figure 0003978885
[式中、a42〜a58は、前記a1〜a15に関して定義した通りである。但し、a42〜a47、a48〜a50、a51〜a53およびa54〜a58の各群において少なくとも1つは水酸基である。また、b5〜b8は、独立に水素原子またはC1〜C4のアルキル基である]
【0027】
【化14】
Figure 0003978885
[式中、a59〜a78は、前記a29〜a42に関して定義した通りである。但し、a59〜a63、 a64〜a68、a69〜a73およびa74〜a78の各群において少なくとも1つは水酸基である。]
【0028】
本発明の組成物においては、ナフトキノンジアジド化合物(B)は、樹脂(A)100重量部当たり、5〜60重量部、特に10〜50重量部の割合で使用することが好ましい。また、ナフトキノンジアジド化合物(B)以外の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルの配合量は、本発明の効果を損なわない限り特に制限されない。
また、本発明の組成物中に占める1,2−キノンジアジドスルホニル残基の総重量は、組成物の全固形分に対する割合として、好ましくは5〜50重量%、より好ましくは10〜30重量%となるように調節される。
【0029】
その他の成分
本発明の組成物には、必要に応じ、前記(A)、(B)成分以外の成分を配合することができる。前記のナフトキノンジアジド化合物(B)以外の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルもその一種であるが、他に次のようなものが例示できる。
溶解促進剤:
本発明において、前記樹脂(A)のアルカリ溶解性を促進する目的で、溶解促進剤として低分子量のフェノール化合物を添加する。この低分子量フェノール化合物としては、ベンゼン環数が2または3でそれぞれのベンゼン環に少なくとも1つ以上の水酸基を有するものが適し、例えば下記式で表される化合物を例示することができる。
【0030】
【化15】
Figure 0003978885
Figure 0003978885
かかる溶解促進剤の配合量は、通常、樹脂(A)100重量部当り、50重量部以下であり、好ましくは10重量部以上40重量部未満である。配合量が少なすぎると感度、解像度が低下し、多すぎると得られるパターン断面形状が低下する。
【0031】
界面活性剤:
界面活性剤は、組成物の塗布性や現像性を改良するために配合される。界面活性剤の配合量は、樹脂(A)とナフトキノンジアジド化合物(B)の合計量100重量部当たり、好ましくは2重量部以下である。
【0032】
溶剤:
溶剤としては、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル等を挙げることができる。さらに、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ベンジルエチルエーテル、ジヘキシルエーテル、アセトニルアセトン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オクタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、安息香酸エチル、シュウ酸ジエチル、マレイン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等の高沸点溶剤を添加することもできる。これらの溶剤は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用される。
【0033】
さらに本発明の組成物には、レジストの放射線照射部の潜像を可視化させ、放射線照射時のハレーションの影響を少なくするために、染料や顔料を配合することができ、また接着性を改善するために接着助剤を配合することもできる。さらに必要に応じて保存安定剤、消泡剤等も配合することもできる。
【0034】
組成物の調製
本発明の組成物は、前述した樹脂(A)、ナフトキノンジアジド化合物(B)および必要に応じて配合されるその他の成分を、例えば固形分濃度が20〜40重量%となるように溶剤に溶解し、孔径0.2μm程度のフィルターで濾過することによって調製される。
【0035】
レジスト被膜の形成
本発明はその一様相として、上記本発明の組成物を基板に塗布して塗膜を形成し、この塗膜をプレベークしてレジスト被膜を形成し、所望のレジストパターンを形成するように該レジスト被膜に選択的に放射線を照射し、次に放射線を照射したレジスト被膜を現像液で現像する、諸段階を有するレジストパターンの形成方法を提供する。
【0036】
この方法においては、溶液として調製された本発明の組成物は、これを回転塗布、流延塗布、ロール塗布等によって、例えばシリコンウエハーまたはアルミニウム等が被覆されたウエハーなどの基板に塗布される。次いでこれをプレベークすることによりレジスト被膜を形成し、所望のレジストパターンを形成するようにレジスト被膜に放射線を照射し、現像液で現像することによりパターンの形成が行われる。
この際用いられる放射線としては、g線、i線等の紫外線が好ましく用いられるが、エキシマレーザー等の遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各種放射線を用いることもできる。
【0037】
また本発明の組成物は、レジスト被膜を形成し、放射線照射を行った後、必要に応じて70〜140℃で加熱する操作(以下、「ポストベーク」という。)を行い、その後に現像することによって、本発明の効果をさらに向上させることもできる。
【0038】
上記レジスト被膜に対し使用する現像液としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、硅酸ナトリウム、メタ硅酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジン、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−(4,3,0)−5−ノナン等のアルカリ性化合物を、濃度が、例えば1〜10重量%となるように水に溶解してなるアルカリ性水溶液が使用される。
また、前記現像液には、水溶性有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のアルコール類や界面活性剤を適量添加して使用することもできる。
なお、このようなアルカリ性水溶液からなる現像液を使用した場合は、一般的には、現像後、水で洗浄する。
【0039】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって、なんら限定されるものではない。なお、実施例中のMwの測定およびレジストの評価は、以下の方法により行った。
Mw:
東ソー社製GPCカラム(G2000HXL:2本、G3000HXL:1本、G4000HXL:1本)を用い、流量:1.0ml/分、溶出溶媒:テトラヒドロフラン、カラム温度:40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフ法により測定した。
解像度:
0.35μmのラインアンドスペース(L/S)パターンをラインとスペースの幅を1対1に解像するときの露光量(適正露光量)で、膜減りすることなくラインとスペースとを分離するライン・アンド・スペースパターンの最小寸法を走査型電子顕微鏡で測定した。
疎密依存性:
適正露光量での0.35μmの1対10のL/Sパターン(ラインの幅が0.35μmでスペースの幅が3.5μmのパターン)のラインパターン寸法を走査型電子顕微鏡で測定した。0.35μmに近い値ほど疎密依存性が良好であることを意味する。
露光マージン:
適正露光量(Eop)を0.35μmのライン・アンド・スペースパターンが解像し始めるときの露光量(Ec)で除して得られる値を露光マージンとし、その値が大きいことは、良好な露光マージンを有していることを意味する。
パターン断面形状:
0.35μmのL/Sパターンの深さ方向の断面形状を観察した。図1に示す形状を「矩形」、図2に示す形状を「台形」とした。
【0040】
〈樹脂(A)の合成〉
合成例1
冷却管と攪拌装置を装着した2Lのセパラブルフラスコに、m−クレゾール 172.8g(1.6モル)、2,4−ジメチルフェノール 48.8g(0.4モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液 121.6g(ホルムアルデヒド:1.5モル)、シュウ酸2水和物 12.6g(0.1モル)およびメチルイソブチルケトン 554gを仕込み、内温を90〜100℃に保持して攪拌しながら8時間縮合を行った。この樹脂溶液をイオン交換水500gで2回水洗した。この樹脂のMwは、4,600であった。得られたノボラック樹脂溶液 500gにn−ヘキサン600gを加え、30分間攪拌し、1時間静置した。析出した樹脂層の上澄み液をデカンデーションによって取り除き、下層の樹脂層を加熱減圧下で残留メチルイソブチルケトンおよびn−ヘキサンを留去し、ノボラック樹脂(樹脂(A−1)という)を得た。このノボラック樹脂(A−1)のMwは、6,400 であった。
【0041】
合成例2
フラスコに仕込む材料をm−クレゾール 151.2g(1.4モル)、2,4−ジメチルフェノール 73.2g(0.6モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液 121.6g(ホルムアルデヒド:1.5モル)、p−トルエンスルホン酸1水和物 17.1g(0.09モル)およびメチルイソブチルケトン 561gに変えた以外は合成例1と同様にしてノボラック樹脂(樹脂(A−2)という)を得た。樹脂(A−2)のMwは7,400であった。
【0042】
合成例3
フラスコに仕込む材料をm−クレゾール 108g(1.0モル)、2,4−ジメチルフェノール 73.2g(0.6モル)、2,3−ジメチルフェノール48.8g(0.4モル)、 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 145.9g(ホルムアルデヒド:1.8モル)、p−トルエンスルホン酸1水和物 17.1g(0.09モル)およびメチルイソブチルケトン 575gに変えた以外は合成例1と同様にしてノボラック樹脂(樹脂(A−3)という)を得た。樹脂(A−3)のMwは7,600であった。
【0043】
合成例4
フラスコに仕込む材料をm−クレゾール 151.2g(1.4モル)、2,4−ジメチルフェノール 48.8g(0.4モル)、p−クレゾール 21.6g(0.2モル)、 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 129.7g(ホルムアルデヒド:1.6モル)、p−トルエンスルホン酸1水和物 17.1g(0.09モル)およびメチルイソブチルケトン 556gに変えた以外は合成例1と同様にしてノボラック樹脂(樹脂(A−4)という)を得た。樹脂(A−4)のMwは7,900であった。
【0044】
合成例5
フラスコに仕込む材料をm−クレゾール 108g(1.0モル)、2,4−ジメチルフェノール 73.2g(0.6モル)、2,5−ジメチルフェノール48.8g(0.4モル)、 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 145.9g(ホルムアルデヒド:1.8モル)、p−トルエンスルホン酸1水和物 17.1g(0.09モル)およびメチルイソブチルケトン 575gに変えた以外は合成例1と同様にしてノボラック樹脂(樹脂(A−5)という)を得た。樹脂(A−5)のMwは7,900であった。
【0045】
〈キノンジアジドスルホン酸エステル化合物の合成〉
以下の合成において*を付したキノンジアジドスルホン酸エステル化合物は本発明の条件を満たしていないものである。
合成例6
遮光下で、攪拌機、滴下ロートおよび温度計を備えたフラスコに、式(2−3)で表される化合物 23.4g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 33.5g(0.125モル)およびジオキサン 353gを仕込み、攪拌しながら溶解させた。ついで、フラスコを30℃にコントロールされた水浴中に浸し、内温が30℃一定となった時点で、フラスコ内の溶液にトリエチルアミン 14.1g(0.14モル)を内温が35℃を越えないように滴下ロートを用いて加え、同温度で2時間反応させた。その後、析出したトリエチルアミン塩酸塩をろ過により取り除き、濾液を大量の希塩酸水溶液中に注ぎ込んで反応生成物を析出させ、ついで析出物を濾過し、回収し、真空乾燥器中40℃で一昼夜乾燥してキノンジアジド化合物(B−1)を得た。
【0046】
合成例7
仕込み材料を、式(2−4)で表される化合物 24.8g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 33.5g(0.125モル)、ジオキサン 350gおよびトリエチルアミン 14.1g(0.14モル)に変えた以外は、合成例6と同様の操作によりキノンジアジド化合物(B−2)を得た。
【0047】
合成例8
仕込み材料を、式(3−1)で表される化合物 22.0g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 33.5g(0.125モル)、ジオキサン 333gおよびトリエチルアミン 14.1g(0.14モル)に変えた以外は、合成例6と同様の操作によりキノンジアジド化合物(B−3)を得た。
【0048】
合成例9
仕込み材料を、下記式で表される化合物 42.4g(0.1モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 67.1g(0.25モル)、ジオキサン 547gおよびトリエチルアミン 28.2(0.28モル)に変えた以外は、合成例6と同様の操作によりキノンジアジド化合物(b−1*)を得た。
【0049】
【化16】
Figure 0003978885
【0050】
合成例10
仕込み材料を、下記式で表される化合物 39.2g(0.1モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 40.2g(0.15モル)、ジオキサン 476gおよびトリエチルアミン 17.2g(0.17モル)に変えた以外は、合成例6と同様の操作によりキノンジアジド化合物(b−2*)を得た。
【0051】
【化17】
Figure 0003978885
【0052】
合成例11
仕込み材料を、下記式で表される化合物 36.4g(0.1モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 80.5g(0.3モル)、ジオキサン 701gおよびトリエチルアミン 33.3g(0.33モル)に変えた以外は、合成例6と同様の操作によりキノンジアジド化合物(b−3*)を得た。
【0053】
【化18】
Figure 0003978885
【0054】
実施例1〜10
表1に示す組成で(但し、部は重量部である)、樹脂(A)、溶解促進剤、キノンジアジド化合物および溶剤を混合して、均一溶液としたのち、孔径0.2μmのメンブランフィルターで濾過し、組成物の溶液を調製した。
得られた溶液を、表面にシリコン酸化膜を有するシリコンウエハー上にスピンナーを用いて塗布して塗膜を形成したのち、ホットプレート上で90℃にて2分間プレベークして厚さ0.86μmのレジスト被膜を形成した。ついで、レチクルを介して、(株)ニコン社製NSR−2205i12D縮小投影露光機(レンズ開口数=0.57)で波長365nm(i線)を用いて露光し、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液により現像し、超純水でリンスし、乾燥し、レジストパターンの形成を行った。得られたレジストパターンを調べ、各実施例の組成物のレジストパターンとしての特性を評価した。結果を表2に示す。
【0055】
【表1】
Figure 0003978885
【0056】
表1の注)
・樹脂a−1:合成例1で使用した2,4−ジメチルフェノールをp−クレゾール 43.2gに変更した以外は、合成例1と同様の操作を行って得られた、Mw6,500のノボラック樹脂。
・溶解促進剤:以下に示す構造のフェノール化合物。
【0057】
【化19】
Figure 0003978885
・溶剤:
S−1… 2−ヒドロキシプロピオン酸エチル
S−2… 3−エトキシプロピオン酸エチル
S−3… 2−ヘプタノン
【0058】
【表2】
Figure 0003978885
【0059】
【発明の効果】
本発明の感放射線性樹脂組成物は、良好なパターン断面形状が得られるとともに、解像度、疎密依存性にも優れ、特に、露光マージンが改善される。そのため、本感放射線性樹脂組成物は高集積度の集積回路作製用レジストとして好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】矩形状のレジストパターン断面形状を示す。
【図2】台形状のレジストパターン断面形状を示す。

Claims (2)

  1. (A)m−クレゾールおよび下記一般式(1)で表されるフェノール化合物とアルデヒド化合物との反応により得られたアルカリ可溶性ノボラック樹脂、および(B)下記一般式(2)で表されるフェノール化合物および一般式(3)で表されるフェノール化合物からなる群から選ばれるフェノール化合物のナフトキノンジアジドスルホン酸エステル、
    を含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
    Figure 0003978885
    Figure 0003978885
    [式(1)中、R1およびR2は、独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基またはアリール基である]
    Figure 0003978885
    Figure 0003978885
    [式(2)中、X1およびX2は、独立に、水素原子またはアルキル基であり、Pは独立に1または2である。]
    Figure 0003978885
    Figure 0003978885
    [式(3)中、X3は水素原子またはアルキル基であり、qは独立に1または2である。]
  2. 請求項1の組成物であって、さらに
    (C)下記式で表されるフェノール化合物:
    Figure 0003978885
    Figure 0003978885

    から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
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