JP3978084B2 - 車両用ブレーキ装置及びその組み換え方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業車両用ブレーキ装置を含む各種車両用ブレーキ装置に適用され、メーティングプレートとフリクションプレートとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、ブレーキシューとブレーキドラムとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブレーキとを相互に組み換え可能にした車両用ブレーキ装置及びその組み換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フォークリフト、特殊作業用車両等の装輪産業車両に用いられるブレーキ装置としては、メーティングプレートとフリクションプレートとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキ、あるいは、ブレーキシューとブレーキドラムとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブレーキが多く用いられている。
【0003】
湿式多板ブレーキは、例えば特開2000−161403号に示されるように、アクスルハウジングの外周フランジ及び車体側フレームの内周にボルト結合されたフレームサポート側のスプラインに噛み合わされた複数のメーティングプレートと、アクスルシャフトの軸端に固定されたホイールハブにボルト結合されたブレーキハブ側のスプラインに噛み合わされた複数のフリクションプレートとを、作動油で駆動される油圧ピストンにより接脱するように構成されている。
【0004】
また、ドラムブレーキは、例えば特開2001−20979号に示されるように、アクスルシャフトに固定されたホイールハブにボルト結合されたブレーキドラムに内周側にブレーキシューを配設し、アクスルハウジングの外周フランジ及び車体側フレームの内周にボルト結合されたフレームサポート側に取り付けられたブレーキシリンダに前記ブレーキシューを連結して、該ブレーキシリンダへの流体圧の供給、遮断によりブレーキシューとブレーキドラムとを接脱するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記車両において、該車両のブレーキ装置として、前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方の供給を要求されることがある。
かかる要求があった場合、前記湿式多板ブレーキとドラムブレーキとは、作動部分の構造が大幅に異なることから、通常は、車体側のアクスルハウジングを湿式多板ブレーキに適合した取り合い部(連結部)形状を有するものと、ドラムブレーキに適合した取り合い部(連結部)形状を有するものとを用意して、対応する湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキと組み立てている。
【0006】
しかしながら、かかる従来技術にあっては、アクスルハウジングが車両の幅方向に長尺の大型部品であるため、前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの夫々に適合するアクスルハウジングを2種類用意することは車両走行駆動部の装置コストが高騰するとともに、大型のアクスルハウジングを対応する湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキに合わせて組み立てることを要するため車両走行駆動部の組立工数が増大する。
【0007】
また、前記車両において、該車両のブレーキ装置としてドラムブレーキを装備していたものを湿式多板ブレーキに組み換える(またはその逆)ことを要求されることがある。
かかる要求があった場合、前記のように湿式多板ブレーキとドラムブレーキとは作動部分の構造が大幅に異なることから、通常は、ドラムブレーキ及びこれが装着されているアクスルハウジングを車両から取外し、湿式多板ブレーキ及びこれに適合したアクスルハウジングをセットにして車両に組み付けている。
【0008】
このため、かかる組み換え時においても、前記と同様に湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの夫々に適合する大型部品のアクスルハウジングを2種類用意するため車両走行駆動部の装置コストが高騰するとともに、大型のアクスルハウジングを対応する湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキに合わせて組み立てることを要するため車両走行駆動部の組立工数が増大する。
また、該アクスルハウジングの前記湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキとの取り合い部に、相手部材の形状にあわせた改修加工を行うことも考えられるが、この場合はアクスルハウジングを取外して前記改修加工を施すことを要し、多大な加工及び分解組立工数を要する、
等の問題点を有している。
【0009】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、アクスルハウジングを交換することなくあるいは該アクスルハウジングの取り合い部に改修を行うことなく、車両のブレーキ装置として湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方の供給を可能とし、あるいはドラムブレーキと湿式多板ブレーキとを組み換えることを可能として、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの組込みに伴う車両走行駆動部の装置コストを低減するとともに、車両走行駆動部の組立工数を低減できる車両用ブレーキ装置及びその組み換え方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するため、請求項1記載の発明として、アクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたメーティングプレートとアクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り付けられたフリクションプレートとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アクスルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレーキドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブレーキとのいずれかを備え、アクスルハウジング、アクスルシャフト、軸受、シールリング、フレームサポートボルトを前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとで共通に形成し、前記湿式多板ブレーキのフレームサポートと前記ドラムブレーキのフレームサポートとはいずれも環状構造に形成され、内周側に前記アクスルハウジングへのボルト結合部を有し、該夫々のフレームサポートのボルト結合部は同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成され、さらに、前記ホイールハブを前記アクスルハウジングの端部外周に軸支する軸受支持部の軸受と該軸受間に介在されるシールリングの外径とが前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとで同一に形成され、前記ドラムブレーキから前記湿式多板ブレーキへの組換えあるいは逆の組換えを前記部品を交換することなく組付け可能に構成されたことを特徴とする車両用ブレーキ装置を提案する。
【0011】
請求項1に加えて、好ましくは請求項2、3のように構成する。即ち請求項2においては、前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとの夫々のフレームサポートの外周側には車体側フレームとのボルト結合部を有し、該夫々の前記車体側フレームとのボルト結合部は同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成する
【0012】
請求項3においては、前記湿式多板ブレーキとドラムブレーキとの夫々におけるホイールハブと車輪側のリムとのボルト結合部は同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成する
【0013】
かかる発明によれば、車両のブレーキ装置として、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方を用意しておき、車両側の要求により該湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの何れかを車両に装備する場合においては、前記湿式ブレーキ及びドラムブレーキを、アクスルハウジングとフレームサポートとのボルト結合部及びアクスルハウジングの軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジングのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。
【0014】
これにより、当該車両のアクスルハウジングを交換することなく、また追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキを車両側の要求に応じて随意に組付けることができる。
従って、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの車両側の要求に応じた選択組込みに伴う前記アクスルハウジングを含む車両走行駆動部の装置コスト及び該車両走行駆動部の加工、組立工数が従来技術に比べて大幅に低減される。
【0015】
また、請求項2のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成しているため、車体側フレームを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキを車体側フレームに組付けることが可能となる。
【0016】
また、請求項3のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブの車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成しているため、車輪側のリムを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキを車輪側のリムに組付けることが可能となる。
【0017】
請求項4ないし6記載の発明は、前記車両用ブレーキ装置を組み換える方法の発明に係り、請求項4記載の発明は、アクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたメーティングプレートとアクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り付けられたフリクションプレートとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アクスルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレーキドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブレーキとを組み換えるにあたり、環状構造のフレームサポートの内周側に形成されたアクスルハウジングへのボルト結合部が同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径に形成され、さらに、前記ホイールハブを前記アクスルハウジングの端部外周に軸支する軸受支持部の軸受と該軸受間に介在されるシールリングの外径とが前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとで同一に形成された前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、アクスルハウジングに選択組み換えすることを特徴とする。
【0018】
請求項4に加えて、好ましくは請求項5、6のように構成するのがよい。即ち請求項5においては、前記環状構造のフレームサポートの外周側に形成された車体側フレームとのボルト結合部が同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径に形成された前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、車体側フレームに選択組み換えする
【0019】
請求項6においては、前記ホイールハブと車輪側のリムとのボルト結合部を同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成された前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、車輪側リムに選択組み換えする。
【0020】
かかる発明によれば、車両のブレーキ装置としてドラムブレーキと湿式多板ブレーキとを組み換える際においては、該ドラムブレーキ及び湿式多板ブレーキのアクスルハウジングへのボルト結合部及び該アクスルハウジングに支持される軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジングのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。
これにより、当該車両のアクスルハウジングを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレーキとの組み換えを行うことができ、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの組み換えに伴なう車両走行駆動部の装置コスト及び該車両走行駆動部の加工、組立工数が従来技術に比べて大幅に低減される。
【0021】
また、請求項5のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成しているため、車体側フレームの交換あるいは追加の改修加工を伴うことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレーキとを組み換えることが可能となる。
【0022】
また、請求項6のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブの車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成しているため、車輪側リムの交換あるいは追加の改修加工を伴うことなく、湿式ブレーキとドラムブレーキとを組み換えることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0024】
図1は本発明の実施例に係る湿式多板ブレーキの取付構造を示す縦断面図、図2は図1のA―A矢視図である。図3は前記実施例に係るドラムブレーキの取付構造を示す縦断面図である。
【0025】
湿式多板ブレーキの取付構造を示す図1〜2において、300は湿式多板ブレーキ、1は車体側のアクスルハウジング、2は該アクスルハウジングの中心部に挿通されたアクスルシャフトである。
10は環状に形成されたフレームサポートで、内周側を複数のボルト10aにより前記アクスルハウジング1のフランジ部1aに固定され、外周側を複数のボルト51により車体側のフレーム50に固定されている。
4はホイールハブで、内周側を前記アクスルシャフト2の軸端部に形成されたフランジ部2aに複数のボルト5により固定され、外周側を後述するブレーキハブ6の外側の端部フランジ6aと共締めにて複数のボルト7により車輪のリム7aに固定されている。
【0026】
3は前記ホイールハブ4を前記アクスルハウジング1の端部外周に軸支する軸受で、ラジアル荷重及びスラスト荷重を受圧可能な2個のローラ軸受からなる。3cは前記ホイールハブ4の内周とアクスルハウジング1の端部外周との間に介装されたシールリングで、前記2つの軸受3、3間に配置されている。3aは前記軸受3をボルト3bにより固定するためのリテーナである。
【0027】
6は環状に形成されたブレーキハブ、9は環状に形成されたブレーキカバー、9aは環状に形成されたセンターカバーで、該ブレーキカバー9及びセンターカバー9aは複数のボルト9bにより共締めにて前記フレームサポート10に固定されている。
また前記ブレーキハブ9の内側には外歯スプラインが形成され、該外歯スプラインには複数枚のフリクションプレート8が軸方向移動可能に係合されている。一方、前記センターカバー9aの内周には内歯スプラインが形成され該内歯スプラインにはメーティングプレート13が前記フリクションプレート8と交互になるように軸方向移動可能に係合されている。
【0028】
16はパーキングブレーキピストンで、前記フレームサポート10の内周に軸方向に往復動可能に嵌合されている。15は前記フレームサポート10の内側面と前記パーキングブレーキピストン16の側面との間に架設された圧縮ばねからなるパーキングスプリングで、車両のパーキング時に該パーキングスプリング15のばね力により前記パーキングブレーキピストン16を押しリテーナ14aを介して前記フリクションプレート8とメーティングプレート13とを圧接するようになっている。
【0029】
14は前記フレームサポート10内に設けられたサービスブレーキピストンである。該サービスブレーキピストン14は、図2に示されるように、該フレームサポート10に円周方向において半周側の6箇所に形成されたシリンダ10b内に軸方向移動可能に嵌合されている。そして、図2に示されるように、前記パーキングスプリング15は前記該サービスブレーキピストン14と同一円周上において該サービスブレーキピストン14が設けられていない部位に設置されている。
【0030】
20aは前記サービスブレーキピストン14が臨む油室で、該油室20aにはサービスブレーキ作動時に入口油路20cから分岐油路20eを通して該サービスブレーキピストン14に作用する作動油が導入され、該サービスブレーキピストン14により前記メーティングプレート13とフリクションプレート8とを圧接して車輪を制動するようになっている。
20bは前記パーキングブレーキピストン16の背面が臨む油室で、サービスブレーキ作動時に油路20dを通して該油室20bに作動油が導入され、前記パーキングスプリング15のばね力に抗して該パーキングブレーキピストン16を押し戻し、パーキングブレーキを不作動とするようになっている。
【0031】
次に、ドラムブレーキの取付構造を示す図3において、200はドラムブレーキ、101は車体側のアクスルハウジング、102は該アクスルハウジングの中心部に挿通されたアクスルシャフトである。110は環状に形成されたフレームサポートで、内周側を複数のボルト110aにより前記アクスルハウジング101のフランジ部101aに固定され、外周側を複数のボルト51により車体側のフレーム50に固定されている。
106は環状に形成されたブレーキドラム、104はホイールハブで、該ホイールハブ104は内周側を前記アクスルシャフト2の軸端部に形成されたフランジ部102aに複数のボルト105により固定され、外周側を複数のボルト7により前記ブレーキドラム106の端部フランジ106aと共締めにて車輪のリム7aに固定されている。
【0032】
103は前記ホイールハブ104を前記アクスルハウジング101の端部外周に軸支する軸受で、ラジアル荷重及びスラスト荷重を受圧可能な2個のローラ軸受からなる。103cは前記ホイールハブ104の内周とアクスルハウジング101の端部外周との間に介装されたシールリングで、前記2つの軸受103、103間に配置されている。103aは前記軸受103をボルト103bにより固定するためのリテーナである。
【0033】
109はバックプレートで、内周側を複数のボルト110aにより前記フレームサポート110の内周部と共締めにて前記アクスルハウジング101のフランジ部101aに固着されている。111は対をなして設けられたブレーキシューで、図示しないホイールシリンダの流体圧により、該ブレーキシュー111を前記ブレーキドラム106に押し付けて車両の制動を行うようになっている。
【0034】
本発明においては、かかる構成からなる図1〜2の湿式多板ブレーキ300及び図3のドラムブレーキ200を次に示す3つの手段のように改良している。
即ち第1の手段は、前記湿式多板ブレーキ300におけるアクスルハウジング1とフレームサポート10とのボルト結合部つまりボルト10aのサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dを、前記ドラムブレーキ200におけるアクスルハウジング101とフレームサポート110とのボルト結合部つまりボルト110aのサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dと同一(共通)に構成する。
【0035】
そして、前記湿式多板ブレーキ300におけるアクスルハウジング1の軸受支持部つまり軸受3の仕様、シールリング3cの外形寸法、リテーナ3aの外形寸法、ボルト3bのサイズ及び数及びピッチ円径を、前記ドラムブレーキ200におけるアクスルハウジング101の軸受支持部つまり軸受103の仕様、シールリング103cの外形寸法、リテーナ103aの外形寸法、ボルト103bのサイズ及び数及びピッチ円径と同一(共通)に構成する。
【0036】
かかる第1の手段によれば、車両のブレーキ装置として、前記のように構成された湿式多板ブレーキ300及びドラムブレーキ200の双方を用意しておき、車両側の要求により該湿式多板ブレーキ300あるいはドラムブレーキ200の何れかを車両に装備する場合においては、前記湿式多板ブレーキ300及びドラムブレーキ200を、アクスルハウジング1あるいは101とフレームサポート10あるいは110とのボルト結合部及びアクスルハウジング1あるいは101の軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジング1あるいは101ブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレーキ300及びドラムブレーキ200の双方が組付け可能となる。
【0037】
これにより、当該車両のアクスルハウジング1あるいは101を交換することなく、また追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキ300あるいはドラムブレーキ200を車両側の要求に応じて随意に組付けることができる。
【0038】
また、車両のブレーキ装置としてドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換える際においては、該ドラムブレーキ200及び湿式多板ブレーキ300のアクスルハウジング101あるいは1へのボルト結合部及び該アクスルハウジング101あるいは1に支持される軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジング101あるいは1のブレーキ装置側への取り合い部に前記ドラムブレーキ200及び湿式多板ブレーキ300の双方が組付け可能となる。
【0039】
これにより、当該車両のアクスルハウジング101を交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、ドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ300との組み換えを行うことができる。
【0040】
次に第2の手段は、前記湿式多板ブレーキ300におけるフレームサポート10と車体側のフレーム50とのボルト結合部つまりボルト51のサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dを、前記ドラムブレーキ200におけるフレームサポート110と車体側のフレーム50とのボルト結合部つまりボルト51のサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dと同一(共通)に構成する。
【0041】
かかる第2の手段によれば、湿式多板ブレーキ300及びドラムブレーキ200におけるフレームサポート10あるいは110の車体側フレーム50とのボルト結合部を共通に形成しているため、該フレーム50を交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキ300あるいはドラムブレーキ200を車体側フレーム50に組付けることが可能となる。
【0042】
また車両のブレーキ装置としてドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換える際においては、ドラムブレーキ200及び湿式多板ブレーキ300におけるフレームサポート110あるいは10の車体側フレーム50とのボルト結合部を共通に形成しているため、該フレーム50の交換あるいは追加の改修加工を伴うことなく、ドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換えることが可能となる。
【0043】
次に第3の手段は、前記湿式多板ブレーキ300におけるホイールハブ4と車輪側のリム7aとのボルト結合部つまりボルト7のサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径D3を、前記ドラムブレーキ200におけるホイールハ104と車輪側のリム7aとのボルト結合部つまりボルト7のサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径D3と同一(共通)に構成する。
【0044】
かかる第3の手段によれば、湿式多板ブレーキ300及びドラムブレーキ200におけるホイールハブ4あるいは104の車輪側のリム7aとのボルト結合部を共通に形成しているため、該リム7aを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキ300あるいはドラムブレーキ200を車輪側のリム7aに組付けることが可能となる。
【0045】
また車両のブレーキ装置としてドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換える際においては、該ドラムブレーキ200及び湿式多板ブレーキ300におけるホイールハブ104あるいは4の車輪側のリム7aとのボルト結合部を共通に形成しているため、該リム7aの交換あるいは追加の改修加工を伴うことなく、ドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換えることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
以上記載の如く請求項1ないし3の発明によれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、アクスルハウジングとフレームサポートとのボルト結合部及びアクスルハウジングの軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジングのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。
これにより、当該車両のアクスルハウジングを交換することなく、また追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキを車両側の要求に応じて随意に組付けることができる。
従って、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの車両側の要求に応じた選択組込みに伴う前記アクスルハウジングを含む車両走行駆動部の装置コスト及び該車両走行駆動部の加工、組立工数が従来技術に比べて大幅に低減される。
【0047】
また、請求項2のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成しているため、車体側フレームを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキを車体側フレームに組付けることが可能となる。
【0048】
また、請求項3のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブの車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成しているため、車輪側のリムを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式ブレーキあるいはドラムブレーキを車輪側のリムに組付けることが可能となる。
【0049】
請求項4ないし6の発明によれば、ドラムブレーキ及び湿式多板ブレーキのアクスルハウジングへのボルト結合部及び該アクスルハウジングに支持される軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジングのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。
これにより、当該車両のアクスルハウジングを交換することなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレーキとの組み換えを行うことができ、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの組み換えに伴なう車両走行駆動部の装置コスト及び該車両走行駆動部の加工、組立工数が従来技術に比べて大幅に低減される。
【0050】
また、請求項5のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成しているため、車体側フレームの交換あるいは追加の改修加工を伴うことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレーキとを組み換えることが可能となる。
【0051】
また、請求項6のように構成すれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブの車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成しているため、車輪側リムの交換あるいは追加の改修加工を伴うことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレーキとを組み換えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る湿式多板ブレーキの取付構造を示す縦断面図である。
【図2】 図1のA―A矢視図である。
【図3】 前記実施例に係るドラムブレーキの取付構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1、101 アクスルハウジング
1a、101a フランジ部
2 102 アクスルシャフト
3 103 軸受
4、104 ホイールハブ
5 出力軸
6 ブレーキハブ
7 ボルト
7a リム
8 フリクションプレート
9 ブレーキカバー
9a センターカバー
10、110 フレームサポート
10a、110a ボルト
13 メーティングプレート
14 サービスブレーキピストン
15 パーキングスプリング
16 パーキングブレーキピストン
20a、20b 油室
50 フレーム
51 ボルト
106 ブレーキドラム
111 ブレーキシュー
200 ドラムブレーキ
300 湿式多板ブレーキ

Claims (6)

  1. アクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたメーティングプレートとアクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り付けられたフリクションプレートとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アクスルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレーキドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブレーキとのいずれかを備え、アクスルハウジング、アクスルシャフト、軸受、シールリング、フレームサポートボルトを前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとで共通に形成し、前記湿式多板ブレーキのフレームサポートと前記ドラムブレーキのフレームサポートとはいずれも環状構造に形成され、内周側に前記アクスルハウジングへのボルト結合部を有し、該夫々のフレームサポートのボルト結合部は同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成され、さらに、前記ホイールハブを前記アクスルハウジングの端部外周に軸支する軸受支持部の軸受と該軸受間に介在されるシールリングの外径とが前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとで同一に形成され、前記ドラムブレーキから前記湿式多板ブレーキへの組換えあるいは逆の組換えを前記部品を交換することなく組付け可能に構成されたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとの夫々のフレームサポートの外周側には車体側フレームとのボルト結合部を有し、該夫々の前記車体側フレームとのボルト結合部は同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成されたことを特徴とする請求項1記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記湿式多板ブレーキとドラムブレーキとの夫々におけるホイールハブと車輪側のリムとのボルト結合部は同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成されたことを特徴とする請求項1または2の何れかの項に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. アクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたメーティングプレートとアクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り付けられたフリクションプレートとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アクスルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレーキドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブレーキとを組み換えるにあたり、
    環状構造のフレームサポートの内周側に形成されたアクスルハウジングへのボルト結合部が同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径に形成され、さらに、前記ホイールハブを前記アクスルハウジングの端部外周に軸支する軸受支持部の軸受と該軸受間に介在されるシールリングの外径とが前記湿式多板ブレーキと前記ドラムブレーキとで同一に形成された前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、アクスルハウジングに選択組み換えすることを特徴とする車両用ブレーキ装置の組み換え方法。
  5. 前記環状構造のフレームサポートの外周側に形成された車体側フレームとのボルト結合部が同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径に形成された前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、車体側フレームに選択組み換えすることを特徴とする請求項4記載の車両用ブレーキ装置の組み換え方法。
  6. 前記ホイールハブと車輪側のリムとのボルト結合部を同一のボルトサイズとボルト数とアクスルシャフト中心に対するピッチ径とを有して形成された前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、車輪側リムに選択組み換えすることを特徴とする請求項4または5の何れかの項に記載の車両用ブレーキ装置の組み換え方法。
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