JP2003343612A - 車両用ブレーキ装置及びその組み換え方法 - Google Patents

車両用ブレーキ装置及びその組み換え方法

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JP2003343612A JP2002154957A JP2002154957A JP2003343612A JP 2003343612 A JP2003343612 A JP 2003343612A JP 2002154957 A JP2002154957 A JP 2002154957A JP 2002154957 A JP2002154957 A JP 2002154957A JP 2003343612 A JP2003343612 A JP 2003343612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクスルハウジングを交換、あるいは取り合
い部に改修を行うことなく、車両のブレーキ装置として
湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方の供給を可
能とし、ドラムブレーキと湿式多板ブレーキとを組み換
えることを可能として、ブレーキの組込みに伴う車両走
行駆動部の装置コストを低減するとともに、組立工数を
低減できる車両用ブレーキ装置及びその組み換え方法の
提供。 【解決手段】 メーティングプレートとフリクションプ
レートとを油圧ピストンにより接脱するように構成され
た湿式多板ブレーキと、ブレーキドラムとブレーキシュ
ーとをブレーキシリンダの流体圧により接脱するように
構成されたドラムブレーキとを備え、前記湿式多板ブレ
ーキとドラムブレーキとは、アクスルハウジングとフレ
ームサポートとのボルト結合部及びアクスルハウジング
の軸受支持部を共通に形成して同一仕様のアクスルハウ
ジングを組付け可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両用ブレー
キ装置を含む各種車両用ブレーキ装置に適用され、メー
ティングプレートとフリクションプレートとを油圧ピス
トンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキ
と、ブレーキシューとブレーキドラムとをブレーキシリ
ンダの流体圧により接脱するように構成されたドラムブ
レーキとを相互に組み換え可能にした車両用ブレーキ装
置及びその組み換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフト、特殊作業用車両等の装
輪産業車両に用いられるブレーキ装置としては、メーテ
ィングプレートとフリクションプレートとを油圧ピスト
ンにより接脱するように構成された湿式多板ブレーキ、
あるいは、ブレーキシューとブレーキドラムとをブレー
キシリンダの流体圧により接脱するように構成されたド
ラムブレーキが多く用いられている。
【0003】湿式多板ブレーキは、例えば特開2000
−161403号に示されるように、アクスルハウジン
グの外周フランジ及び車体側フレームの内周にボルト結
合されたフレームサポート側のスプラインに噛み合わさ
れた複数のメーティングプレートと、アクスルシャフト
の軸端に固定されたホイールハブにボルト結合されたブ
レーキハブ側のスプラインに噛み合わされた複数のフリ
クションプレートとを、作動油で駆動される油圧ピスト
ンにより接脱するように構成されている。
【0004】また、ドラムブレーキは、例えば特開20
01−20979号に示されるように、アクスルシャフ
トに固定されたホイールハブにボルト結合されたブレー
キドラムに内周側にブレーキシューを配設し、アクスル
ハウジングの外周フランジ及び車体側フレームの内周に
ボルト結合されたフレームサポート側に取り付けられた
ブレーキシリンダに前記ブレーキシューを連結して、該
ブレーキシリンダへの流体圧の供給、遮断によりブレー
キシューとブレーキドラムとを接脱するように構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記車両において、該
車両のブレーキ装置として、前記湿式多板ブレーキ及び
ドラムブレーキの双方の供給を要求されることがある。
かかる要求があった場合、前記湿式多板ブレーキとドラ
ムブレーキとは、作動部分の構造が大幅に異なることか
ら、通常は、車体側のアクスルハウジングを湿式多板ブ
レーキに適合した取り合い部(連結部)形状を有するも
のと、ドラムブレーキに適合した取り合い部(連結部)
形状を有するものとを用意して、対応する湿式多板ブレ
ーキあるいはドラムブレーキと組み立てている。
【0006】しかしながら、かかる従来技術にあって
は、アクスルハウジングが車両の幅方向に長尺の大型部
品であるため、前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレー
キの夫々に適合するアクスルハウジングを2種類用意す
ることは車両走行駆動部の装置コストが高騰するととも
に、大型のアクスルハウジングを対応する湿式多板ブレ
ーキあるいはドラムブレーキに合わせて組み立てること
を要するため車両走行駆動部の組立工数が増大する。
【0007】また、前記車両において、該車両のブレー
キ装置としてドラムブレーキを装備していたものを湿式
多板ブレーキに組み換える(またはその逆)ことを要求
されることがある。かかる要求があった場合、前記のよ
うに湿式多板ブレーキとドラムブレーキとは作動部分の
構造が大幅に異なることから、通常は、ドラムブレーキ
及びこれが装着されているアクスルハウジングを車両か
ら取外し、湿式多板ブレーキ及びこれに適合したアクス
ルハウジングをセットにして車両に組み付けている。
【0008】このため、かかる組み換え時においても、
前記と同様に湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの夫
々に適合する大型部品のアクスルハウジングを2種類用
意するため車両走行駆動部の装置コストが高騰するとと
もに、大型のアクスルハウジングを対応する湿式多板ブ
レーキあるいはドラムブレーキに合わせて組み立てるこ
とを要するため車両走行駆動部の組立工数が増大する。
また、該アクスルハウジングの前記湿式多板ブレーキあ
るいはドラムブレーキとの取り合い部に、相手部材の形
状にあわせた改修加工を行うことも考えられるが、この
場合はアクスルハウジングを取外して前記改修加工を施
すことを要し、多大な加工及び分解組立工数を要する、
等の問題点を有している。
【0009】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、ア
クスルハウジングを交換することなくあるいは該アクス
ルハウジングの取り合い部に改修を行うことなく、車両
のブレーキ装置として湿式多板ブレーキ及びドラムブレ
ーキの双方の供給を可能とし、あるいはドラムブレーキ
と湿式多板ブレーキとを組み換えることを可能として、
湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの組込みに伴う車
両走行駆動部の装置コストを低減するとともに、車両走
行駆動部の組立工数を低減できる車両用ブレーキ装置及
びその組み換え方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、アクスルハウ
ジングに連結されるフレームサポート側に取り付けられ
たメーティングプレートとアクスルシャフトに連結され
るブレーキハブ側に取り付けられたフリクションプレー
トとを油圧ピストンにより接脱するように構成された湿
式多板ブレーキと、アクスルシャフトにホイールハブを
介して連結されるブレーキドラムとアクスルハウジング
に連結されるフレームサポート側に取り付けられたブレ
ーキシューとをブレーキシリンダの流体圧により接脱す
るように構成されたドラムブレーキとを備え、前記湿式
多板ブレーキとドラムブレーキとは、前記アクスルハウ
ジングとフレームサポートとのボルト結合部及びアクス
ルハウジングの軸受支持部を共通に形成したことを特徴
とする車両用ブレーキ装置を提案する。
【0011】請求項1に加えて、好ましくは請求項2、
3のように構成する。即ち請求項2においては、前記湿
式多板ブレーキとドラムブレーキとは、前記フレームサ
ポートと車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成
する。
【0012】請求項3においては、前記湿式多板ブレー
キとドラムブレーキとは、前記ホイールハブと車輪側の
リムとのボルト結合部を共通に形成する。
【0013】かかる発明によれば、車両のブレーキ装置
として、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの双方を
用意しておき、車両側の要求により該湿式多板ブレーキ
あるいはドラムブレーキの何れかを車両に装備する場合
においては、前記湿式ブレーキ及びドラムブレーキを、
アクスルハウジングとフレームサポートとのボルト結合
部及びアクスルハウジングの軸受支持部を共通に形成し
ているため、車体側に組み込まれているアクスルハウジ
ングのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブ
レーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。
【0014】これにより、当該車両のアクスルハウジン
グを交換することなく、また追加の改修加工を施すこと
なく、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキを車両
側の要求に応じて随意に組付けることができる。従っ
て、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの車両側
の要求に応じた選択組込みに伴う前記アクスルハウジン
グを含む車両走行駆動部の装置コスト及び該車両走行駆
動部の加工、組立工数が従来技術に比べて大幅に低減さ
れる。
【0015】また、請求項2のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポ
ートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成し
ているため、車体側フレームを交換することなく、ある
いは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキ
あるいはドラムブレーキを車体側フレームに組付けるこ
とが可能となる。
【0016】また、請求項3のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブ
の車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成している
ため、車輪側のリムを交換することなく、あるいは追加
の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキあるいは
ドラムブレーキを車輪側のリムに組付けることが可能と
なる。
【0017】請求項4ないし6記載の発明は、前記車両
用ブレーキ装置を組み換える方法の発明に係り、請求項
4記載の発明は、アクスルハウジングに連結されるフレ
ームサポート側に取り付けられたメーティングプレート
とアクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り
付けられたフリクションプレートとを油圧ピストンによ
り接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アク
スルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレー
キドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサ
ポート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキ
シリンダの流体圧により接脱するように構成されたドラ
ムブレーキとを組み換えるにあたり、前記アクスルハウ
ジングへのボルト結合部及び該アクスルハウジングに支
持される軸受支持部を共通に形成した前記湿式多板ブレ
ーキ及びドラムブレーキを、アクスルハウジングに選択
組み換えすることを特徴とする。
【0018】請求項4に加えて、好ましくは請求項5、
6のように構成するのがよい。即ち請求項5において
は、前記フレームサポートと車体側フレームとのボルト
結合部を共通に形成した前記湿式多板ブレーキ及びドラ
ムブレーキを、車体側フレームに選択組み換えする。
【0019】請求項6においては、前記ホイールハブと
車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成した前記湿
式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、車輪側リムに選
択組み換えする。
【0020】かかる発明によれば、車両のブレーキ装置
としてドラムブレーキと湿式多板ブレーキとを組み換え
る際においては、該ドラムブレーキ及び湿式多板ブレー
キのアクスルハウジングへのボルト結合部及び該アクス
ルハウジングに支持される軸受支持部を共通に形成して
いるため、車体側に組み込まれているアクスルハウジン
グのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレ
ーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。こ
れにより、当該車両のアクスルハウジングを交換するこ
となく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿式
多板ブレーキとドラムブレーキとの組み換えを行うこと
ができ、湿式多板ブレーキあるいはドラムブレーキの組
み換えに伴なう車両走行駆動部の装置コスト及び該車両
走行駆動部の加工、組立工数が従来技術に比べて大幅に
低減される。
【0021】また、請求項5のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポ
ートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成し
ているため、車体側フレームの交換あるいは追加の改修
加工を伴うことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレー
キとを組み換えることが可能となる。
【0022】また、請求項6のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブ
の車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成している
ため、車輪側リムの交換あるいは追加の改修加工を伴う
ことなく、湿式ブレーキとドラムブレーキとを組み換え
ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0024】図1は本発明の実施例に係る湿式多板ブレ
ーキの取付構造を示す縦断面図、図2は図1のA―A矢
視図である。図3は前記実施例に係るドラムブレーキの
取付構造を示す縦断面図である。
【0025】湿式多板ブレーキの取付構造を示す図1〜
2において、300は湿式多板ブレーキ、1は車体側の
アクスルハウジング、2は該アクスルハウジングの中心
部に挿通されたアクスルシャフトである。10は環状に
形成されたフレームサポートで、内周側を複数のボルト
10aにより前記アクスルハウジング1のフランジ部1
aに固定され、外周側を複数のボルト51により車体側
のフレーム50に固定されている。4はホイールハブ
で、内周側を前記アクスルシャフト2の軸端部に形成さ
れたフランジ部2aに複数のボルト5により固定され、
外周側を後述するブレーキハブ6の外側の端部フランジ
6aと共締めにて複数のボルト7により車輪のリム7a
に固定されている。
【0026】3は前記ホイールハブ4を前記アクスルハ
ウジング1の端部外周に軸支する軸受で、ラジアル荷重
及びスラスト荷重を受圧可能な2個のローラ軸受からな
る。3cは前記ホイールハブ4の内周とアクスルハウジ
ング1の端部外周との間に介装されたシールリングで、
前記2つの軸受3、3間に配置されている。3aは前記
軸受3をボルト3bにより固定するためのリテーナであ
る。
【0027】6は環状に形成されたブレーキハブ、9は
環状に形成されたブレーキカバー、9aは環状に形成さ
れたセンターカバーで、該ブレーキカバー9及びセンタ
ーカバー9aは複数のボルト9bにより共締めにて前記
フレームサポート10に固定されている。また前記ブレ
ーキハブ9の内側には外歯スプラインが形成され、該外
歯スプラインには複数枚のフリクションプレート8が軸
方向移動可能に係合されている。一方、前記センターカ
バー9aの内周には内歯スプラインが形成され該内歯ス
プラインにはメーティングプレート13が前記フリクシ
ョンプレート8と交互になるように軸方向移動可能に係
合されている。
【0028】16はパーキングブレーキピストンで、前
記フレームサポート10の内周に軸方向に往復動可能に
嵌合されている。15は前記フレームサポート10の内
側面と前記パーキングブレーキピストン16の側面との
間に架設された圧縮ばねからなるパーキングスプリング
で、車両のパーキング時に該パーキングスプリング15
のばね力により前記パーキングブレーキピストン16を
押しリテーナ14aを介して前記フリクションプレート
8とメーティングプレート13とを圧接するようになっ
ている。
【0029】14は前記フレームサポート10内に設け
られたサービスブレーキピストンである。該サービスブ
レーキピストン14は、図2に示されるように、該フレ
ームサポート10に円周方向において半周側の6箇所に
形成されたシリンダ10b内に軸方向移動可能に嵌合さ
れている。そして、図2に示されるように、前記パーキ
ングスプリング15は前記該サービスブレーキピストン
14と同一円周上において該サービスブレーキピストン
14が設けられていない部位に設置されている。
【0030】20aは前記サービスブレーキピストン1
4が臨む油室で、該油室20aにはサービスブレーキ作
動時に入口油路20cから分岐油路20eを通して該サ
ービスブレーキピストン14に作用する作動油が導入さ
れ、該サービスブレーキピストン14により前記メーテ
ィングプレート13とフリクションプレート8とを圧接
して車輪を制動するようになっている。20bは前記パ
ーキングブレーキピストン16の背面が臨む油室で、サ
ービスブレーキ作動時に油路20dを通して該油室20
bに作動油が導入され、前記パーキングスプリング15
のばね力に抗して該パーキングブレーキピストン16を
押し戻し、パーキングブレーキを不作動とするようにな
っている。
【0031】次に、ドラムブレーキの取付構造を示す図
3において、200はドラムブレーキ、101は車体側
のアクスルハウジング、102は該アクスルハウジング
の中心部に挿通されたアクスルシャフトである。110
は環状に形成されたフレームサポートで、内周側を複数
のボルト110aにより前記アクスルハウジング101
のフランジ部101aに固定され、外周側を複数のボル
ト51により車体側のフレーム50に固定されている。
106は環状に形成されたブレーキドラム、104はホ
イールハブで、該ホイールハブ104は内周側を前記ア
クスルシャフト2の軸端部に形成されたフランジ部10
2aに複数のボルト105により固定され、外周側を複
数のボルト7により前記ブレーキドラム106の端部フ
ランジ106aと共締めにて車輪のリム7aに固定され
ている。
【0032】103は前記ホイールハブ104を前記ア
クスルハウジング101の端部外周に軸支する軸受で、
ラジアル荷重及びスラスト荷重を受圧可能な2個のロー
ラ軸受からなる。103cは前記ホイールハブ104の
内周とアクスルハウジング101の端部外周との間に介
装されたシールリングで、前記2つの軸受103、10
3間に配置されている。103aは前記軸受103をボ
ルト103bにより固定するためのリテーナである。
【0033】109はバックプレートで、内周側を複数
のボルト110aにより前記フレームサポート110の
内周部と共締めにて前記アクスルハウジング101のフ
ランジ部101aに固着されている。111は対をなし
て設けられたブレーキシューで、図示しないホイールシ
リンダの流体圧により、該ブレーキシュー111を前記
ブレーキドラム106に押し付けて車両の制動を行うよ
うになっている。
【0034】本発明においては、かかる構成からなる図
1〜2の湿式多板ブレーキ300及び図3のドラムブレ
ーキ200を次に示す3つの手段のように改良してい
る。即ち第1の手段は、前記湿式多板ブレーキ300に
おけるアクスルハウジング1とフレームサポート10と
のボルト結合部つまりボルト10aのサイズ(ボルト
径)、ボルト数、ピッチ円径Dを、前記ドラムブレー
キ200におけるアクスルハウジング101とフレーム
サポート110とのボルト結合部つまりボルト110a
のサイズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dと同
一(共通)に構成する。
【0035】そして、前記湿式多板ブレーキ300にお
けるアクスルハウジング1の軸受支持部つまり軸受3の
仕様、シールリング3cの外形寸法、リテーナ3aの外
形寸法、ボルト3bのサイズ及び数及びピッチ円径を、
前記ドラムブレーキ200におけるアクスルハウジング
101の軸受支持部つまり軸受103の仕様、シールリ
ング103cの外形寸法、リテーナ103aの外形寸
法、ボルト103bのサイズ及び数及びピッチ円径と同
一(共通)に構成する。
【0036】かかる第1の手段によれば、車両のブレー
キ装置として、前記のように構成された湿式多板ブレー
キ300及びドラムブレーキ200の双方を用意してお
き、車両側の要求により該湿式多板ブレーキ300ある
いはドラムブレーキ200の何れかを車両に装備する場
合においては、前記湿式多板ブレーキ300及びドラム
ブレーキ200を、アクスルハウジング1あるいは10
1とフレームサポート10あるいは110とのボルト結
合部及びアクスルハウジング1あるいは101の軸受支
持部を共通に形成しているため、車体側に組み込まれて
いるアクスルハウジング1あるいは101ののブレーキ
装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレーキ300及
びドラムブレーキ200の双方が組付け可能となる。
【0037】これにより、当該車両のアクスルハウジン
グ1あるいは101を交換することなく、また追加の改
修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキ300あるい
はドラムブレーキ200を車両側の要求に応じて随意に
組付けることができる。
【0038】また、車両のブレーキ装置としてドラムブ
レーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換える
際においては、該ドラムブレーキ200及び湿式多板ブ
レーキ300のアクスルハウジング101あるいは1へ
のボルト結合部及び該アクスルハウジング101あるい
は1に支持される軸受支持部を共通に形成しているた
め、車体側に組み込まれているアクスルハウジング10
1あるいは1のブレーキ装置側への取り合い部に前記ド
ラムブレーキ200及び湿式多板ブレーキ300の双方
が組付け可能となる。
【0039】これにより、当該車両のアクスルハウジン
グ101を交換することなく、あるいは追加の改修加工
を施すことなく、ドラムブレーキ200と湿式多板ブレ
ーキ300との組み換えを行うことができる。
【0040】次に第2の手段は、前記湿式多板ブレーキ
300におけるフレームサポート10と車体側のフレー
ム50とのボルト結合部つまりボルト51のサイズ(ボ
ルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dを、前記ドラムブ
レーキ200におけるフレームサポート110と車体側
のフレーム50とのボルト結合部つまりボルト51のサ
イズ(ボルト径)、ボルト数、ピッチ円径Dと同一
(共通)に構成する。
【0041】かかる第2の手段によれば、湿式多板ブレ
ーキ300及びドラムブレーキ200におけるフレーム
サポート10あるいは110の車体側フレーム50との
ボルト結合部を共通に形成しているため、該フレーム5
0を交換することなく、あるいは追加の改修加工を施す
ことなく、湿式多板ブレーキ300あるいはドラムブレ
ーキ200を車体側フレーム50に組付けることが可能
となる。
【0042】また車両のブレーキ装置としてドラムブレ
ーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換える際
においては、ドラムブレーキ200及び湿式多板ブレー
キ300におけるフレームサポート110あるいは10
の車体側フレーム50とのボルト結合部を共通に形成し
ているため、該フレーム50の交換あるいは追加の改修
加工を伴うことなく、ドラムブレーキ200と湿式多板
ブレーキ300とを組み換えることが可能となる。
【0043】次に第3の手段は、前記湿式多板ブレーキ
300におけるホイールハブ4と車輪側のリム7aとの
ボルト結合部つまりボルト7のサイズ(ボルト径)、ボ
ルト数、ピッチ円径D3を、前記ドラムブレーキ200
におけるホイールハ104と車輪側のリム7aとのボル
ト結合部つまりボルト7のサイズ(ボルト径)、ボルト
数、ピッチ円径D3と同一(共通)に構成する。
【0044】かかる第3の手段によれば、湿式多板ブレ
ーキ300及びドラムブレーキ200におけるホイール
ハブ4あるいは104の車輪側のリム7aとのボルト結
合部を共通に形成しているため、該リム7aを交換する
ことなく、あるいは追加の改修加工を施すことなく、湿
式多板ブレーキ300あるいはドラムブレーキ200を
車輪側のリム7aに組付けることが可能となる。
【0045】また車両のブレーキ装置としてドラムブレ
ーキ200と湿式多板ブレーキ300とを組み換える際
においては、該ドラムブレーキ200及び湿式多板ブレ
ーキ300におけるホイールハブ104あるいは4の車
輪側のリム7aとのボルト結合部を共通に形成している
ため、該リム7aの交換あるいは追加の改修加工を伴う
ことなく、ドラムブレーキ200と湿式多板ブレーキ3
00とを組み換えることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上記載の如く請求項1ないし3の発明
によれば、湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキを、ア
クスルハウジングとフレームサポートとのボルト結合部
及びアクスルハウジングの軸受支持部を共通に形成して
いるため、車体側に組み込まれているアクスルハウジン
グのブレーキ装置側への取り合い部に前記湿式多板ブレ
ーキ及びドラムブレーキの双方が組付け可能となる。こ
れにより、当該車両のアクスルハウジングを交換するこ
となく、また追加の改修加工を施すことなく、湿式多板
ブレーキあるいはドラムブレーキを車両側の要求に応じ
て随意に組付けることができる。従って、湿式多板ブレ
ーキあるいはドラムブレーキの車両側の要求に応じた選
択組込みに伴う前記アクスルハウジングを含む車両走行
駆動部の装置コスト及び該車両走行駆動部の加工、組立
工数が従来技術に比べて大幅に低減される。
【0047】また、請求項2のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポ
ートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成し
ているため、車体側フレームを交換することなく、ある
いは追加の改修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキ
あるいはドラムブレーキを車体側フレームに組付けるこ
とが可能となる。
【0048】また、請求項3のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブ
の車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成している
ため、車輪側のリムを交換することなく、あるいは追加
の改修加工を施すことなく、湿式ブレーキあるいはドラ
ムブレーキを車輪側のリムに組付けることが可能とな
る。
【0049】請求項4ないし6の発明によれば、ドラム
ブレーキ及び湿式多板ブレーキのアクスルハウジングへ
のボルト結合部及び該アクスルハウジングに支持される
軸受支持部を共通に形成しているため、車体側に組み込
まれているアクスルハウジングのブレーキ装置側への取
り合い部に前記湿式多板ブレーキ及びドラムブレーキの
双方が組付け可能となる。これにより、当該車両のアク
スルハウジングを交換することなく、あるいは追加の改
修加工を施すことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレ
ーキとの組み換えを行うことができ、湿式多板ブレーキ
あるいはドラムブレーキの組み換えに伴なう車両走行駆
動部の装置コスト及び該車両走行駆動部の加工、組立工
数が従来技術に比べて大幅に低減される。
【0050】また、請求項5のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるフレームサポ
ートの車体側フレームとのボルト結合部を共通に形成し
ているため、車体側フレームの交換あるいは追加の改修
加工を伴うことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレー
キとを組み換えることが可能となる。
【0051】また、請求項6のように構成すれば、湿式
多板ブレーキ及びドラムブレーキにおけるホイールハブ
の車輪側のリムとのボルト結合部を共通に形成している
ため、車輪側リムの交換あるいは追加の改修加工を伴う
ことなく、湿式多板ブレーキとドラムブレーキとを組み
換えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る湿式多板ブレーキの取
付構造を示す縦断面図である。
【図2】 図1のA―A矢視図である。
【図3】 前記実施例に係るドラムブレーキの取付構造
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1、101 アクスルハウジング 1a、101a フランジ部 2 102 アクスルシャフト 3 103 軸受 4、104 ホイールハブ 5 出力軸 6 ブレーキハブ 7 ボルト 7a リム 8 フリクションプレート 9 ブレーキカバー 9a センターカバー 10、110 フレームサポート 10a、110a ボルト 13 メーティングプレート 14 サービスブレーキピストン 15 パーキングスプリング 16 パーキングブレーキピストン 20a、20b 油室 50 フレーム 51 ボルト 106 ブレーキドラム 111 ブレーキシュー 200 ドラムブレーキ 300 湿式多板ブレーキ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクスルハウジングに連結されるフレー
    ムサポート側に取り付けられたメーティングプレートと
    アクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り付
    けられたフリクションプレートとを油圧ピストンにより
    接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アクス
    ルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレーキ
    ドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサポ
    ート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキシ
    リンダの流体圧により接脱するように構成されたドラム
    ブレーキとを備え、前記湿式多板ブレーキとドラムブレ
    ーキとは、前記アクスルハウジングとフレームサポート
    とのボルト結合部及びアクスルハウジングの軸受支持部
    を共通に形成したことを特徴とする車両用ブレーキ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記湿式多板ブレーキとドラムブレーキ
    とは、前記フレームサポートと車体側フレームとのボル
    ト結合部を共通に形成したことを特徴とする請求項1記
    載の車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記湿式多板ブレーキとドラムブレーキ
    とは、前記ホイールハブと車輪側のリムとのボルト結合
    部を共通に形成したことを特徴とする請求項1または2
    の何れかの項に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 アクスルハウジングに連結されるフレー
    ムサポート側に取り付けられたメーティングプレートと
    アクスルシャフトに連結されるブレーキハブ側に取り付
    けられたフリクションプレートとを油圧ピストンにより
    接脱するように構成された湿式多板ブレーキと、アクス
    ルシャフトにホイールハブを介して連結されるブレーキ
    ドラムとアクスルハウジングに連結されるフレームサポ
    ート側に取り付けられたブレーキシューとをブレーキシ
    リンダの流体圧により接脱するように構成されたドラム
    ブレーキとを組み換えるにあたり、前記アクスルハウジ
    ングへのボルト結合部及び該アクスルハウジングに支持
    される軸受支持部を共通に形成した前記湿式多板ブレー
    キ及びドラムブレーキを、アクスルハウジングに選択組
    み換えすることを特徴とする車両用ブレーキ装置の組み
    換え方法。
  5. 【請求項5】 前記フレームサポートと車体側フレーム
    とのボルト結合部を共通に形成した前記湿式多板ブレー
    キ及びドラムブレーキを、車体側フレームに選択組み換
    えすることを特徴とする請求項4記載の車両用ブレーキ
    装置の組み換え方法。
  6. 【請求項6】 前記ホイールハブと車輪側のリムとのボ
    ルト結合部を共通に形成した前記湿式多板ブレーキ及び
    ドラムブレーキを、車輪側リムに選択組み換えすること
    を特徴とする請求項4または5の何れかの項に記載の車
    両用ブレーキ装置の組み換え方法。
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