JP6500287B2 - 湿式ブレーキシステム - Google Patents

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本発明は、産業車両用の湿式ブレーキシステムに関する。
従来から、フォークリフト等の産業車両にはドラムブレーキ等の乾式ブレーキシステムが用いられることが多い。そして、産業車両は運転中におけるブレーキの使用頻度が高いので、乾式ブレーキシステムの場合にはブレーキライニングの交換頻度も高く、ブレーキシステムのメンテナンス作業に多大な工数を要していた。
これに対し、乾式ブレーキと比較して耐摩耗性に優れる湿式ブレーキを用いることが特許文献1に開示されている。
特許3978084号公報
しかしながら、上記文献に記載の構成は、一般的なドラムブレーキを湿式ブレーキシステムに置き換えたものに過ぎない。すなわち、ドラムブレーキが設けられていた左右のドライブアクスルに湿式ブレーキシステムを装着している。
このため、ブレーキ交換作業や定期点検等のために分解する場合に、過大な工数を要することとなる。
そこで本発明では、交換作業等に要する工数を低減し得るブレーキシステムを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、差動装置を介して駆動源の出力を左右の駆動輪に伝達する走行用動力伝達経路を備える産業車両に装着される湿式ブレーキシステムであって、ブレーキ入力軸が回転可能に挿通されるブレーキハウジングと、ブレーキハウジング内でブレーキ入力軸と一体回転する回転ブレーキ板と、ブレーキハウジング内に回転ブレーキ板と対向しかつ回転不能に配設される非回転ブレーキ板と、回転ブレーキ板と非回転ブレーキ板とを圧接させるブレーキピストンと、を含んで構成されるディスクカートリッジを備え、ブレーキ入力軸は変速機の被動軸に係合部材を介して連接された回転軸であり、かつその一部が変速機ケースから突出しており、ディスクカートリッジはブレーキ入力軸の突出部分が挿通された状態で変速機ケースの外壁に固定されており、走行用動力伝達経路上の、差動装置よりも駆動源側の一の回転軸に制動力を付与するブレーキシステムが提供される。
上記態様によれば、一箇所で制動力を付与するので、左右のドライブアクスルにブレーキシステムを配置する構成に比べて、ブレーキ交換作業等に要する工数を削減できる。
図1は、本発明のブレーキシステムを適用する変速機ケースの斜視図である。 図2は、ディスクカートリッジの外観を示す斜視図である。 図3は、本発明のブレーキシステムを適用する変速機ケースの断面図である。 図4は、ディスクカートリッジの断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、フォークリフトに搭載される変速機ケース1の外観図である。図2は本実施形態に係るブレーキシステムのディスクカートリッジ21の外観図である。
なお、本実施形態では産業車両としてフォークリフトを例に挙げて説明するが、これに限られるわけではない。
変速機ケース1には、トルクコンバータ10と、湿式多板クラッチからなる変速ユニット4と、油圧シリンダ等の荷役用のポンプを駆動するPTO(Power Take Off)ユニット6と、出力軸7と、が収容されている。変速ユニット4については後述する。
出力軸7は、その一部が変速機ケース1から突出しており、図示しないプロペラシャフトを介して差動装置2と連結される。差動装置2には左右の駆動輪のアクスルシャフトがスプライン結合される。また、差動装置2は、公知の歯車機構により左右の駆動輪に回転差を与えることができる。
変速機ケース1には、本実施形態に係るブレーキシステムのブレーキ入力軸3が収容されている。ブレーキ入力軸3は、変速ユニット4の被動軸13(図3参照)にギヤまたはチェーンスプロケット等の係合部材を介して連接された回転軸であって、その一部が変速機ケース1から突出している。この突出した部分が図2に示すディスクカートリッジ21の挿通孔21Aに挿通される。ディスクカートリッジ21は、ブレーキ入力軸3が挿通された状態で変速機ケース1の外壁にボルト等により固定される。そして、作動液を供給するために、ディスクカートリッジ21には図示しない液圧配管が接続される。
ディスクカートリッジ21の具体的な構成については図4を参照して後述するが、ディスクカートリッジ21はいわゆる湿式ブレーキ機構のブレーキディスク45とブレーキパッド44とピストン40とを収容している。すなわち、本実施形態のブレーキシステムは、ブレーキ入力軸3を介して被動軸13に制動力を加えるものである。被動軸13が制動されれば出力軸7およびプロペラシャフトも制動され、結果的に駆動輪が制動されることとなる。
次に、変速機ケース1及びディスクカートリッジ21の構造について説明する。
図3は変速機ケース1の断面図である。なお、図1ではブレーキ入力軸3がPTOユニット6から独立している構成となっているが、図3はブレーキ入力軸3がPTOユニット6の一部を流用した構成について示している。
変速機ケース1は、トルクコンバータ10と、トルクコンバータ10からの動力を変速する変速ユニット4と、トルクコンバータ10から変速ユニット4へ動力を伝達する被動軸13と、を含んで構成されている。トルクコンバータ10はトルクコンバータハウジング20に収容され、変速ユニット4はトランスミッションハウジング25に収容されている。
トルクコンバータハウジング20には、トルクコンバータ10の他に、PTO用油圧ポンプ5のポンプ軸がスプライン結合されるPTOギヤ16と、PTOギヤ16とトルクコンバータ10のインペラハブ26とに歯車連結されるカウンターギヤ15とが収容されている。
エンジンのクランクシャフト端部22にはドライブプレート11が連結されており、ドライブプレート11にはトルクコンバータ10のカバーシェル10Aが連結されている。これにより、エンジンの駆動力によりカバーシェル10Aと係合するポンプインペラ10Bが回転する。また、ステータシャフト23がトルクコンバータハウジング20に固定され、ステータシャフト23にワンウェイクラッチ24を介してステータ10Dが一方向にのみ回転可能に取り付けられている。タービンライナ10Cは被動軸13と連結され、被動軸13はトランスミッションハウジング25内に延びて変速ユニット4と連結されている。
トランスミッションハウジング25には、変速ユニット4の他に出力軸7も収容されている。変速ユニット4で変速された動力は、図示しないカウンターギヤを介してドライブギヤ17に伝達され、ドライブギヤ17から出力軸7に固定支持されるドリブンギヤ18へ伝達される。なお、出力軸7の一端には図示しないプロペラシャフトとの連結のためのフランジ19が設けられている。
カバーシェル10Aと連結されたインペラハブ26にはハブギヤ14がスプライン結合され、ハブギヤ14にはカウンターギヤ15が噛み合っている。カウンターギヤ15は、トルクコンバータハウジング20に回転自在に支持されたカウンターシャフト12に固定支持されている。
カウンターシャフト12の一端は変速機ケース1から突出してブレーキ入力軸3となっており、このブレーキ入力軸3に後述するディスクカートリッジ21が装着される。
変速ユニット4は、液圧を利用した湿式多板クラッチの接続・切り替えにより変速を行うものであり、湿式多板クラッチが接続したときに動力を出力軸7に伝達する。具体的な構成については、公知の構成と同様なので説明を省略する。
以上説明した被動軸13、変速ユニット4、差動装置2等を含むエンジンから駆動輪までの動力伝達経路を、走行用動力伝達経路という。また、走行用動力伝達経路から分岐した、ハブギヤ14、カウンターギヤ15、PTOギヤ16等を含む動力伝達経路を、架装用動力伝達経路という。
図4はディスクカートリッジ21の断面図である。
ブレーキハウジング21A内には、ブレーキパッド44とブレーキディスク45とが収容されるブレーキ収容部46と、ピストン40が収容されるピストン収容部47と、が形成されている。
ブレーキディスク45は、内周部にキー溝を有する円環状の部材である。ブレーキ収容部46には、複数枚のブレーキディスク45が、キー溝とブレーキ入力軸3の外周部に設けたキーとが係合するようにブレーキ入力軸3の回転軸方向に沿って配置されている。したがって、ブレーキディスク45はブレーキ入力軸3と一体として回転し、また、キー溝に沿ってブレーキ入力軸3の軸方向に移動可能である。
ブレーキパッド44は円環状の部材であり、各ブレーキディスク45を挟むように配置されている。ブレーキ収容部46には、ブレーキ入力軸3の回転軸と平行かつブレーキディスク45と干渉しないようにピン43が配置されている。ブレーキパッド44の外周部には、ピン43と係合する係合部44Aが設けられている。したがって、ブレーキパッド44はブレーキ入力軸3に対して相対回転不能であり、また、ピン43に沿ってブレーキ入力軸3の軸方向に移動可能である。なお、図中にはピン43が一本のみ記載されているが、円周方向に複数本のピン43を配置しても構わない。
また、ピン43の外周の、ブレーキディスク45を挟んで隣り合うブレーキパッド44の係合部44Aの間には、図示しない反力部材(例えばOリングや皿バネ等の弾性力を有する部材)が外嵌されている。これにより、ブレーキペダルが踏み込まれていない状態では、隣り合うブレーキパッド44とブレーキディスク45との間に隙間が確保されている。
ピストン40はピストン収容部47にブレーキ入力軸3の軸方向に移動可能に収容されている。ピストン収容部47には、ピストン40をブレーキ収容部46から遠ざかる方向に付勢するリターンスプリング42も収容されている。
また、ピストン収容部47は、図示しない液圧配管からブレーキ液が供給されるブレーキ液圧室41としても機能する。
運転者がブレーキペダルを踏み込むと、踏み込み量に応じたブレーキ液が図示しないマスターシリンダからブレーキ液圧室41に供給される。これによりブレーキ液圧室41内の圧力が上昇して、リターンスプリング42の付勢力に抗してピストン40がブレーキ収容部46側へ移動する。移動したピストン40のブレーキ収容部46側の端部(以下、先端部ともいう)は、ピストン40に最も近い位置にあるブレーキパッド44と接触し、ブレーキパッド44を図中右側へ押圧する。ブレーキ入力軸3の軸方向に移動可能なブレーキパッド44は、ピストン40に押圧されることで反力部材の弾性力に抗して図中右側へ移動し、隣り合うブレーキディスク45と接触する。ブレーキディスク45もブレーキ入力軸3の軸方向に移動可能なので、接触したブレーキパッド44とともに図中右側へ移動し、ピストン40に二番目に近いブレーキパッド44と接触する。以降、この動作が繰り返され、最終的には図中右端のブレーキパッド44がブレーキ収容部46の内壁面と当接して図中右側への移動が制限される。上記のようにブレーキ入力軸3に対して相対回転可能なブレーキパッド44とブレーキ入力軸3に対して相対回転不能なブレーキディスク45とが接触することにより、ブレーキ入力軸3に対して制動力が作用することとなる。
運転者がブレーキペダルから足を離すと、ブレーキ液圧室41の圧力が低下して、ピストン40はリターンスプリング42の付勢力によって図中左側へ移動し、その先端部がブレーキパッド44から離れる。ピストン40による押圧力が作用しなくなると、各ブレーキパッド44は反力部材の弾性力によって図中左側へ移動し、隣り合うブレーキパッド44とブレーキディスク45との間に隙間が生じて、ブレーキ入力軸3に制動力が作用しなくなる。
次に、本実施形態のブレーキシステムの作用及び効果について説明する。
(1)上述した動作によってブレーキ入力軸3に制動力が作用すると、カウンターギヤ15及びハブギヤ14を介してブレーキ入力軸3と連接される被動軸13にも制動力が作用する。つまり、本実施形態のブレーキシステムは、走行用動力伝達経路上で差動装置2よりもエンジン側の回転軸である被動軸13に制動力を付与させるものといえる。
被動軸13に制動力が作用すれば、走行用動力伝達経路上の被動軸13よりも駆動輪側の各回転部材にも制動力が作用し、結果的に駆動輪に制動力が作用する。停車する場合には、ブレーキ入力軸3の回転が止まるまで制動力をかければよい。左右の駆動輪に回転差が無い状態でプロペラシャフトの回転が止まれば、差動装置2は各ドライブシャフトの回転を許容しないので、停車することができる。
なお、本実施形態の構成では、制動中に左右の駆動輪に回転差が生じ得るが、これは一般的な車両においていわゆるエンジンブレーキを作用させた場合でも同じであり、走行に支障はない。また、差動装置2は、プロペラシャフトの回転が止まっている状態でも左右の駆動輪が互いに逆向きに回転するモードを許容するが、そのようなモードは、その場で旋回できる程度に大きな操舵輪の切れ角を有する特殊な車両でのみ実施可能なモードであり、本実施形態を適用する車両では生じ得ないモードである。
上記のように、本実施形態は走行用動力伝達経路上で差動装置2よりもエンジン側の回転軸に制動力を付与する構成なので、一つのブレーキ装置(ディスクカートリッジ21)で車両を制動することができる。すなわち、本実施形態の構成は、左右のアクスルハウジングにそれぞれブレーキ装置を設ける構成(以下、従来の構成ともいう)に比べると、ブレーキ装置の数が減った分だけ、点検や交換のための分解作業に要する時間を短縮できる。
また、フォークリフトのような産業車両は、最高速度が20km/h程度と低いことに加え、操舵輪の切れ角が大きいという特徴を有する。そして、従来の構成では、低μ路で旋回中にブレーキ操作をすると左右両輪がロックするおそれがある。車輪がロックしてしまうと、車両は操舵方向には進まなくなり、運転者の想定していた走行ラインよりも外側に膨らんだ走行ラインをとる。これに対して本実施形態のように走行用動力伝達経路上の差動装置2よりもエンジン側に制動力を付与する構成では、差動装置2が左右の車輪の差動を許容するので、制動力を付与した場合に車輪はロックし難い。このように車輪がロックし難いという特性は、一方の車輪が低μ路、他方の車輪が通常路を通る場合も同様であり、一方の車輪だけがロックしてスピンモードに陥るという事態を回避することができる。このように、本実施形態の構成によれば、運転者の想定していた走行ラインから外れることなく旋回することができる。すなわち、本実施形態の構成は、従来の構成に比べて、旋回性に優れる。
(2)本実施形態ではブレーキパッド44、ブレーキディスク45及びピストン40を収容したディスクカートリッジ21を変速機ケース1に外付けする構成としたので、点検や交換が容易である。例えば、交換用のディスクカートリッジ21を予め準備しておけば、ディスクカートリッジ21を交換するだけでブレーキパッド44等の交換作業が完了する。これにより、定期交換作業等のためにフォークリフトの稼働時間が減少することを抑制できる。
(3)図3の構成では、架装用動力伝達経路上のカウンターシャフト12の一部を変速機ケース1から突出させて、ディスクカートリッジ21に挿通されるブレーキ入力軸3として兼用している。したがって、従来からあるフォークリフト用の変速機に対する部品の追加や設計変更によるコストアップを抑制できる。
さらに、図3の構成では変速ユニット4よりもエンジン側で制動力を付与することになる。つまり、変速ユニット4で変速される前の位置で制動力を付与する構成である。これにより、変速された後の位置、例えばドライブアクスルのようにタイヤに近い位置で制動力を付与する場合に比べて、制動に必要な力は小さくて済むので、ブレーキパッド等を小径化したり、枚数を低減することが可能となり、ブレーキシステムの大型化及びこれに伴うコストアップを抑制できる。また、ブレーキシステムの大型化が抑制されることにより、ディスクカートリッジ21を外付けすることによる変速機ケース1の車両への搭載性悪化を抑制できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
例えば、上記の実施形態では駆動源が内燃エンジン(以下、単に「エンジン」という)であるフォークリフトについて説明したが、駆動源は電動モータであってもよい。
また、上記の実施形態ではブレーキパッド44等を収容したディスクカートリッジ21を変速機ケース1に外付けする構成について説明したが、ディスクカートリッジ21を変速機ケース1に内蔵する構成であってもよい。さらには、カートリッジ式ではなく、ブレーキパッド44等の個々の部品を変速機ケース1内に配置する構成であってもよい。これらの構成でも上述した(1)の作用効果を奏する。
また、図1に示すようにブレーキ入力軸3が架装用動力伝達経路とは独立して設けられている構成であっても、上述した(1)、(2)の作用効果を奏する。
1 変速機ケース
2 差動装置
3 ブレーキ入力軸
4 変速ユニット
6 PTOユニット
10 トルクコンバータ
12 カウンターシャフト
13 被動軸
21 ディスクカートリッジ
40 ピストン
43 ピン
44 ブレーキパッド
45 ブレーキディスク

Claims (2)

  1. 差動装置を介して駆動源の出力を左右の駆動輪に伝達する走行用動力伝達経路を備える産業車両に装着される湿式ブレーキシステムにおいて、
    ブレーキ入力軸が回転可能に挿通されるブレーキハウジングと、
    前記ブレーキハウジング内で前記ブレーキ入力軸と一体回転する回転ブレーキ板と、
    前記ブレーキハウジング内に前記回転ブレーキ板と対向しかつ回転不能に配設される非回転ブレーキ板と、
    前記回転ブレーキ板と前記非回転ブレーキ板とを圧接させるブレーキピストンと、
    を含んで構成されるディスクカートリッジを備え、
    前記ブレーキ入力軸は変速機の被動軸に係合部材を介して連接された回転軸であり、かつその一部が変速機ケースから突出しており、
    前記ディスクカートリッジは前記ブレーキ入力軸の突出部分が挿通された状態で前記変速機ケースの外壁に固定されており、
    前記走行用動力伝達経路上の、前記差動装置よりも駆動源側の一の回転軸に制動力を付与することを特徴とする湿式ブレーキシステム。
  2. 請求項1に記載の湿式ブレーキシステムにおいて、
    前記ブレーキ入力軸は、前記走行用動力伝達経路から分岐して架装装置へ動力を伝達する架装用動力伝達経路上の回転軸であることを特徴とする湿式ブレーキシステム。
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