JP3976784B2 - 農薬中間体としての2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート類の製造方法 - Google Patents

農薬中間体としての2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート類の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、化学的方法に関し、より特別には、2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート類[2−(pyrid−2−yloxymethyl)phenylacetates)]を製造する方法に関する。これらの化合物は、農薬製造の中間体として有用である。
いくつかの新規の農業用殺真菌剤および殺虫剤であるメチル2−[2−(アリール−およびヘテロアリールオキシメチル)フェニル]−3−メトキシアクリレートは、それらの様々な製造方法と共に、EP−A−0278595に記載されている。記載された一つの方法では、3−イソクロマノンを、メタノール中でハロゲン化物を用いてメチル2−ハロメチルフェニルアセテートに転化し、次いでヒドロキシアリールまたはヘテロアリール化合物の金属塩と反応すると、これに伴ってメチルアセテート基がメチルメトキシアクリレート基に転換される。また、イソクロマノンを非アルコール溶媒中でハロゲン化物で処理し、結果としてフェニル酢酸がエステル化されたならば、転換は、二段階で成し遂げられると言える。もう一つの方法として、アリールまたはヘテロアリール基が充分に活性であるならば、化合物は、メチル2−(2−ヒドロキシメチルフェニル)−3−メトキシアクリレート、およびハロゲン化物基(halide group)あるいはCH3SO4アニオンあるいはスルホニルオキシアニオンのような脱離基を含むアリールまたはヘテロアリール種(species)から、場合によっては水素化ナトリウム、カリウムt−ブトキシドまたは炭酸カリウムのような塩素存在下で、製造することができる。
本発明は、メチル2−[2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニル]−3−メトキシアクリレート農薬製造に用いる、メチル2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート中間体を製造する新規の方法を提供する。
本発明に従って、式(I)1のメチル2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(式中、AおよびDは、独立的に、H、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、フェニル、フェノキシ、ニトロ、アミノ、アシルアミノ、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニルまたはアルキルカルボニルオキシまたはそれと等価なものであり、mは0または1から3までの整数であるが、mが1から3までの整数である場合にはAはH以外の基である)を製造する方法であって、式(II)の2−ピリジン(式中、Lは脱離基であり、A、Dおよびmは上記の通りである)を、化合物MO−CH2R(Mは金属原子であり、Rは2−フェニル酢酸の金属塩残基である)と反応し、そうして得られた2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸の金属塩をメチル化することを含む、前記化合物の製造方法が、提供される。
ハロは、典型的には、フッ素、塩素または臭素である。
ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシカルボニルおよびアルキルカルボニルオキシのアルキル部分は、例えば、直鎖または分枝鎖の形の1から8まで、または1から6まで、典型的には1から4までの炭素原子を含む。例として、メチル、エチル、n−およびiso−プロピル、n−、sec−、iso−およびtert−ブチル、n−ヘキシルならびにn−オクチルがあげられる。
ハロアルキル基の例としては、ハロ(C1-4)アルキル、典型的には、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、トリクロロメチル、ジクロロメチル、クロロメチルおよびペンタフルオロエチルを含む、ハロメチルならびにハロエチルが含まれる。ハロアルコキシの例は、トリフルオロ−およびトリクロロ−メトキシである。アルコキシカルボニルおよびアルキルカルボニルオキシの例は、メトキシカルボニルおよびアセトキシである。アルキルアミノには、特に、C1-4アルカノイルアミノ、例えば、ホルムアミドおよびアセチルアミノが含まれる。
フェニルおよびフェノキシ基は、それ自身一つまたはそれより多くの置換基で置換されていて良い。適当な置換基には、例えば、ハロ、C1-6アルキル、ハロ(C1-4)アルキル、C1-4アルコキシ、チオ(C1-4)アルコキシ、ハロ(C1-4)アルコキシ、フェニル、フェノキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−またはジ−(C1-4)アルキルアミノ、C1-4アルカノイルアミノ、カルボキシ、C1-4アルコキシカルボニルまたはC1-4アルキルカルボニルオキシが含まれる。
mが2または3の場合、置換基Dは同じまたは異なる基であって良い。
化合物MO−CH2R中の金属原子Mおよび残基Rの金属塩の金属は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属であるか、またはその他の金属、例えば銀であることもできる。通常、その金属はナトリウムまたはカリウムであり、Mおよび残基Rの金属塩の金属は同一であろう。従って、化合物MO−CH2Rは、通常、2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸の二−ナトリウムまたは二−カリウム塩であろう。
式(II)のピリジンの脱離基Lは、ピリジン環の2位にあり、ベンジルアルコールとエーテル形成する任意の適当な脱離基である。例として、ハロゲン化物(塩化物、臭化物またはヨウ化物)およびアルキルスルホニル基が含まれる。
2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸の金属塩のメチル化は、任意の適当なメチル化剤、典型的にはジメチル硫酸またはヨウ化メチル、で成し遂げられる。しかしながら、例えば塩化チオニル処理に次いでメタノールを加える、他の方法も用いることができる。
一つの態様では、本発明は、式(I)の化合物(式中、AおよびDは上に定義した通りであり、mは0または1である)の製造方法であって、式(II)化合物(式中、Lはハロまたはメチルスルホニルであり、A、Dおよびmは上に定義した通りである)を式(III)化合物(式中、Mはアルカリ金属である)と反応させ、そうして得られた2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸の金属塩をメチル化することを含む、上記の式(I)化合物の製造方法を提供する。
mが1である場合、Dは例えばピリジン環の4位にある。
従って、もう一つの態様では、本発明は、式(I)化合物(式中、AおよびDは独立的にハロ(特にクロロあるいはブロモ)またはハロ−(C1-4)アルキル(特にトリフルオロメチル)であり、mは0または1であり、さらに、Mが1である場合Dはピリジン環の4位にある)の製造方法であって、式(II)化合物(式中、Lはハロまたはメチルスルホニルであり、AおよびDは上に定義した通りである)を式(III)化合物(式中、Mはナトリウムまたはカリウムである)と反応させ、そうして得られた2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸をメチル化することを含む、上記の式(I)化合物の製造方法を提供する。
本発明の方法は、2−ピリジンを化合物MO−CH2Rと共に、適当な溶媒中で加温して、反応が所望の通り完了するまで、加熱し、そしてその後適当なメチル化剤を加えることによって行うと便利である。ヨウ化カリウムまたはクラウンエーテルのような触媒を反応の補助に用いることができる。
反応温度は、用いられる溶媒に依存するであろうが、好ましくは、50℃から120℃まで、典型的には60℃から115℃まで、の範囲である。N−メチルピロリドンが適当な溶媒である。
化合物(I)は、水中に反応混合物を浸し、そして、それをジエチルエーテルのような適当な水−非混合溶媒で抽出することによって、単離することが出来る。エーテル抽出物を水で洗浄し、乾燥させ、そしてエーテルを蒸発によって除去することができる。
出発物質であるMO−CH2R(式中、Mは金属原子であり、Rは2−フェニル酢酸の金属塩残基である)は、新規の化合物であり、本発明のもう一つの態様を形成する。特に、本発明は、さらに、式(III)の化合物(式中、Mは金属原子、好適にはアルカリ金属またはアルカリ土類金属原子、例えば、ナトリウムまたはカリウムである)を、提供する。特に、2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸の二ナトリウム塩が、挙げられる。
また、本発明は、3−イソクロマノンを金属塩と塩基性条件下で処理することを含む、化合物MO−CH2Rの製造方法を提供する。特に、3−イソクロマノンを水酸化アルカリ金属で処理することを含む、式(III)化合物(式中Mはアルカリ金属である)の製造方法を提供する。方法は、3−イソクロマノンを、トルエンのような適当な溶媒と共に金属塩を含む水性塩基性溶液中で、40℃から130℃、例えば50から110℃、典型的には50から85℃、例えば80℃付近に、加熱することによって行うと便利である。生成物は、水層と有機層に分離し、必要であれば、さらに水を加えて任意の沈殿生成物を溶解し、そして例えば、蒸留または共沸蒸留の技術を用いて、水層を乾燥するまで減らす。
都合良いことに、化合物(I)は、式MO−CH2Rの化合物を中間分離することなく、3−イソクロマノンから「ワンポット(one−pot)」方法で製造することができる。従って、さらなるもう一つの態様では、本発明は、式(I)のメチル2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(式中、AおよびDは独立的にH、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、フェニル、フェノキシ、ニトロ、アミノ、アシルアミノ、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニルあるいはアルキルカルボニルオキシまたはその等価な基であり、mは0または1から3までの整数であるが、mが1から3までの整数である場合にはAはH以外に限られる)の製造方法であって:
(a)塩基性条件下で3−イソクロマノンを金属塩で処理して化合物MO−CH2R(式中、Mは金属原子であり、Rは2−フェニル酢酸の金属塩残基である)を形成し、そして
(b)段階(a)の生成物を式(II)の2−ピリジン(式中、Lは脱離基であり、A、Dおよびmは上に定義した通りである)と接触させ、そうして得られた2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸の金属塩をメチル化する:
段階を含む、上記の式(I)化合物の製造方法を提供する。
本発明のさらなる態様では、「ワン−ポット」方法の段階(a)および(b)は、それらの段階のそれぞれに、独立的に、前記のような改良を加えることができる。
「ワン−ポット」方法の段階(a)は、上記のように、トルエンまたはシクロヘキサンのような溶媒と共に金属塩を含む水性塩基性溶液中で3−イソクロマノンを加熱することによって成し遂げることができ、これらの溶媒は、開環後共沸蒸留によって水を除くために用いることができる。代わりに、N−メチルピロリドンのような違った溶媒を用い、そして開環後にトルエンまたはシクロヘキサンを加えて水除去を可能にすることもできる。セトリミド(cetrimide)またはポリエチレングリコール400ジメチルエーテルのような層移動触媒を、反応補助として用いることができる。蒸留後、残余混合物を方法の段階(b)の適当な反応温度まで冷却し、2−ピリジン(2−pyridine)を加える。反応後、2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸をメチル化し、そしてメチルエステルを上記の方法に従って分離する。
本発明の方法で用いられた2−ピリジン類は、すでに市販されているか、または市販物質から化学文献に良く提供されている方法に従って製造されるかのいずれかである。3−イソクロマノンは、市販されている。
本発明の方法の生成物は、例えばEP−A−0278595に記載されている、農業用殺真菌剤および殺虫剤を製造するための有用な中間体である。ホルミル化またはメチル化によって中間体からこれらの殺真菌剤を製造する方法は、すべてその中に記載されている。
本発明の方法によって製造されるメチル2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(I)の例を表1に示す。
Figure 0003976784
以下の実施例は、本発明を具体的に説明する。記載した別の方法の他、溶液を乾燥させるために硫酸マグネシウムを用いて、溶液を減圧下で濃縮し、感水性試薬を含む反応を窒素大気下で行い、そして適当な場所で溶媒を使用前に乾燥させた。固定層としてシリカゲルカラムを用いてクロマトグラフィーを行い、CDCl3溶液を用いてNMRスペクトルを記録した。本明細書を通して、以下の省略形が用いられている:
TLC = thin layer chromatography
(薄層クロマトグラフィー)
CG = gas chromatography(ガスクロマトグラフィー)
NMR = nuclear magneic resonance
(核磁気共鳴)
ppm = parts per million(百万分率)
NMP = N−methylpyrrolidone(N−メチルピロリドン)
s = singlet(一重線)
d = doublet(二重線)
t = truplet(三重線)
m = multiplet(多重線)
実施例1
本実施例では、2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸の二ナトリウム塩の製造について説明する。
水酸化ナトリウム(0.54g、13.6mmol)、水(30ml)およびトルエン(30ml)の混合物を勢い良く攪拌し、40℃に暖めた。3−イソクロマノン(1g、6.8mmol)を一度に攪拌した混合物に加え、反応混合物を約80℃に加熱した。1時間後、攪拌を停止し、有機層および水層を分離させた。有機(トルエン)層のTLCおよびGC分析は、イソクロマノンが存在しないことを示していた。二層を分離した。水層をトルエン(30ml)と共に振とうし、トルエンを分けた。
水層は、水を共沸蒸留するために新鮮トルエンを用いて、またトルエンを共沸蒸留で除くためにアセトンを用いて、乾燥するまで蒸発させると、300℃以下では融解しない、または分解しない、乾燥した流動自由な淡黄色の固体(1.4g、収率98.7%)が得られた:1H NMR(50:50d6mso:d2o;270MHz)δ:3.29(2H,s)、4.37(2H,s)、7.00−7.15(3H,m)、7.20(1H,m)ppm.
実施例2
本実施例では、メチル2−(6−クロロピリジ−2−イルオキシメチル)−フェニルアセテート(表1の化合物番号1)の製造について説明する。
2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸二ナトリウム塩(1g、4.8mmol、実施例1に記載の方法に従って得られた)、2,6−ジクロロピリジン(1.4g、9.5mmol)、NMP(10ml)および触媒量のヨウ化カリウムの混合物を、あらかじめ乾燥した装置内、約95℃で一晩攪拌し、暗褐色の溶液を得た。ジメチル硫酸(3ml)を攪拌した反応混合物に、一度に加え、さらに3時間、温度を95℃に保った。
反応混合物を冷却し、水中に浸し、そして生成物をエーテルで抽出した。エーテル抽出物を水で洗浄し、乾燥し、そしてエーテルを蒸発によって除去した。粗生成物をクロマトグラフィー(溶離剤1:9=酢酸エチル:ヘキサン)によって精製すると、黄色油状物の表題化合物が得られた(100mg、収率7%);1H NMR(270MHz)δ:3.68(3H,s)、3.82(2H,s)、5.40(2H,s)、6.65(1H,d)、6.90(1H,d)、7.25−7.35(3H,m)、7.48(1H,m)、7.50(1H,t)ppm.
実施例3
本実施例では、メチル2−(6−ブロモピリジ−2−イルオキシメチル)−フェニルアセテート(表1の化合物番号2)の製造について説明する。
2−ヒドロキシフェニル酢酸の二ナトリウム塩(1g、4.8mmol、実施例1記載の方法に従って得られた)、2,6−ジブロモピリジン(0.087g、4.8mmol)およびNMP(10ml)の混合物を、前乾燥装置中、60℃で一晩攪拌すると、乳褐色の溶液が得られた。反応混合物を40℃付近にまで冷却し、ジメチル硫酸(3ml)を一度に加えた。得られた透明な薄茶色の溶液を約60℃に加熱し、4時間攪拌した。
反応混合物を冷却し、水中に浸して、生成物をエーテル抽出した。エーテル抽出物を水で洗浄し、乾燥し、そして蒸発によってエーテルを除去した。粗生成物をクロマトグラフィー(溶離剤1:9=酢酸エチル:ヘキサン)で精製すると、黄色油脂状の表題化合物(272mg、収率17%)が得られた;1H NMR(270MHz)δ:3.68(3H,s)、3.84(2H,s)、5.49(2H,s)、6.68(1H,d)、7.06(1H,d)、7.25−7.35(3H,m)、7.40(1H,t)、7.49(1H,m)ppm.
実施例4
本実施例では、メチル2−(6−トリフルオロメチルピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(表Iの化合物番号3)の製造について説明する。
2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸二ナトリウム塩(1g、4.8mmol、実施例1に記載の方法に従って得られた)、2−クロロ−6−トリフルオロメチルピリジン(0.87g、4.8mmol)およびNMP(10ml)の混合物を、あらかじめ乾燥させた装置内、60℃で一晩攪拌し、乳褐色の溶液を得た。反応混合物を40℃付近まで冷却し、ジメチル硫酸(3ml)を一度に加えた。得られた透明な薄茶色の溶液を約60℃に加熱し、4時間攪拌した。
反応混合物を冷却し、水中に浸して、生成物をエーテル抽出した。エーテル抽出物を水で洗浄し、乾燥し、蒸発によってエーテルを除去した。粗生成物をクロマトグラフィー(溶離剤1:9=酢酸エチル:ヘキサン)によって精製すると、黄色油状物の表題化合物(460mg、収率29%)が得られた;1H NMR(270MHz)δ:3.68(3H,s)、3.84(2H,s)、5.46(2H,s)、6.90(1H,d)、7.20−7.35(4H,m)、7.52(1H,m)、7.70(1H,t)ppm.
実施例5
本実施例では、メチルピリジ−2−イルオキシメチルフェニルアセテート(表1中の化合物番号4)の製造について説明する。
2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸二ナトリウム塩(0.5g、2.4mmol、実施例1記載の方法に従って得られた)、2−メチルスルホニルピリジン(0.38g、2.4mmol)、15−クラウン−5(1滴)およびNMP(10ml)の混合物を130℃付近で5時間攪拌した。暗褐色の反応混合物を一晩放置した。ヨウ化メチル(3ml)を加え、反応混合物を周囲温度で3時間攪拌し、その後水中に浸し、生成物をエーテル抽出した。エーテル抽出物を食塩水で洗浄し、乾燥させ、蒸発によってエーテルを除去した。粗生成物はクロマトグラフィー(溶離剤1:9=酢酸エチル:ヘキサン)によって精製し、黄色油状物の表題化合物(95mg、収率15%)を得た;1HNMR(270MHz)δ:3.66(3H,s)、3.80(2H,s)、5.40(2H,s)、6.75(1H,dt)、6.88(1H,ddd)、7.30(1H,m)、7.48(1H,m)、7.57(1H,ddd)、8.18(1H,ddd)ppm.
実施例6
本実施例では、3−イソクロマノンからのメチル2−(6−トリフルオロメチルピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(表Iの化合物番号3)の「ワン−ポット」方法での製造について説明する。
水酸化ナトリウム(0.8g、0.02mol)を室温でNMP(10ml)中に懸濁した。3−イソクロマノン(1.7g、0.01mol)を加え、攪拌した混合物を50℃に加熱し、その温度に1時間保った。次いで、シクロヘキサン(10ml)を加え、温度を上げ、シクロヘキサンの共沸蒸留(内部頭部温度130℃)で水を除去した。混合物を65℃に冷却し、2−クロロ−6−トリフルオロメチル−ピリジン(2.0g、0.011mol)を一度に加え、温度を65℃に5時間保った。ジメチル硫酸(2ml)を二度に分けて加え(発泡を伴う)、温度を100℃に上げた。温度を65℃に再調整し、混合物をさらに30分間その温度に保った。
周囲温度に一晩置いた後、反応混合物を水中(40ml)に浸し、生成物をエーテル(3x50ml)で抽出した。エーテル抽出物を水で洗浄し、乾燥させ、エーテルを蒸発によって除去した。粗生成物をn−ヘキサン(4x25ml)で抽出し、そしてヘキサンを蒸発させると、薄橙色の油状物が得られた。油脂の一部分(0.253g)をTLC(溶離剤10%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、表題化合物(0.17g、GLCで97%、ピリジンからの総括収率は34.6%に等しい)を得た;1H NMR(270MHz)δ:3.65(3H,s)、3.85(2H,s)、5.45(2H,s)、6.90(1H,d)、7.30(4H,m)、7.53(1H,m)、7.68(1H,t)ppm;M+325.
実施例7
本実施例は、さらに、メチル2−(6−トリフルオロメチルピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(表1の化合物番号3)の製造について説明する。
3−イソクロマノン(2.0g、13.5mmol)、トルエン(10ml)、水(2ml)および水酸化ナトリウム(1.08g、27mmol)の混合物を、80℃で90分間、攪拌した。水(1ml)を加えて沈殿したナトリウム塩を溶かし、すべての水が除去されるまで、混合物をディーンスタークトラップ(Dean and Stark trap)によって蒸留した。次いで、混合物を乾燥するまで蒸留し、その後、NMP(20ml)および2−クロロ−6−トリフルオロメチルピリジン(2.45g、13.5mmol)を加え、60℃で2時間攪拌した。
反応混合物を45℃に冷却し、ジメチル硫酸(1.7g、13.5g)を一度に加え、1時間攪拌した。水(10ml)を加え、一晩攪拌し、次いで反応混合物をエーテル(3x30ml)で抽出した。抽出物を集めて乾燥し、エーテルを除去すると、黄色の液体(8.44g)が残った。
GCによる定量分析から、液体は、表題化合物を32.3%(w/w)を含む(収率62%に等しい)ことが示された。
実施例8
本実施例は、「ワン−ポット」方法での3−イソクロマノンからメチル2−[6−トリフルオロメチルピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート(表1の化合物番号3)の製造について、さらに説明する。
3−イソクロマノン(4.0g、27mmol)、トルエン(130ml)、水(10ml)および水酸化ナトリウム(2.2g、55mmol)の混合物を加熱還流し、次いで、蒸留器頭部温度が110℃に到達するまで共沸蒸留することによって、水を除去した。
反応混合物を60℃まで冷却し、2−クロロ−6−トリフルオロメチルピリジン(5.0g、27mmol)およびポリエチレングリコール400ジメチルエーテル(0.8g)を加えた。次いで、反応混合物を還流し加熱し、20時間保持した。
60℃まで冷却したら、ジメチル硫酸(3.8g、30mmol)を加え、6時間攪拌した。水(50ml)を加え、一晩攪拌し、その後、層を分け、水層をトルエン(20ml)で抽出した。抽出物を集めて洗浄し、そして乾燥させると、トルエン溶液(66.9g)が得られた。
GCによる定量分析から、溶液は表題化合物を3.73%(w/w)含む(収率28.4%に等しい)ことが示された。
Figure 0003976784

Claims (10)

  1. 式(I)のメチル2−(ピリジ−2−イルオキシメチル)フェニルアセテート
    Figure 0003976784
    (式中、AおよびDは、独立的にH、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、フェニル、フェノキシ、ニトロ、アミノ、アシルアミノ、シアノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、またはアルキルカルボニルオキシであり、mは0または1から3までの整数であるが、mが1から3までの整数である場合には、AはH以外の基である)の製造方法であって、式(II)の2−ピリジン
    Figure 0003976784
    (式中、Lは脱離基であり、A、Dおよびmは上に定義した通りである)を化合物MO−CH2R(式中、Mは金属原子であり、Rは2−フェニル酢酸の金属塩残基である)と反応させ、そうして得られた2−ピリジルンオキシメチルフェニル酢酸の金属塩をメチル化することを含む、前記化合物の製造方法。
  2. 式(I)化合物のAおよびDは請求項1に定義した通りであり、mは0または1である、請求項1記載の方法であって、式(II)化合物(式中、Lはハロまたはメチルスルホニルであり、AおよびDは請求項1に記載の通りであり、mは0または1である)を式(III)化合物
    Figure 0003976784
    (式中、Mはアルカリ金属である)と反応させ、そうして得られた2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸の金属塩をメチル化することを含む、前記請求項1記載の方法。
  3. 式(I)化合物中のmが1である場合、Dはピリジン環の4位にある、請求項2記載の方法。
  4. 式(I)化合物中、AおよびDは独立的にハロまたはハロ(C1-4)アルキルであり、mは0または1であり、さらに、mが1の場合にはDはピリジン環の4位にある、請求項2記載の方法であって、式(II)化合物(式中、Lはハロまたはメチルスルホニルであり、AおよびDは上に定義した通りである)を式(III)の化合物(式中、Mはナトリウムまたはカリウムである)と反応させ、そうして得られた2−ピリジルオキシメチル−フェニル酢酸をメチル化することを含む、前記請求項2記載の方法。
  5. Mが金属原子であり、Rが2−フェニル酢酸の金属塩残基である、化合物MO−CH2R。
  6. Mがアルカリ金属またはアルカリ土類金属原子である、式(III)化合物。
    Figure 0003976784
  7. 2−ヒドロキシメチルフェニル酢酸の二ナトリウム塩である、請求項5記載の化合物。
  8. 3−イソクロマノンを塩基性条件下で金属塩で処理することを含む、請求項5に定義した通りの化合物MO−CH2Rの製造方法。
  9. 式(III)の化合物
    Figure 0003976784
    (式中、Mはアルカリ金属である)を製造するための請求項8記載の方法であって、3−イソクロマノンをアルカリ金属水酸化物で処理することを含む、前記請求項8記載の方法。
  10. 「ワン−ポット」の中に、(a)および(b)の段階:
    (a)3−イソクロマノンを塩基性条件下で金属塩で処理して、化合物MO−CH2R(式中、Mは金属原子であり、Rは2−フェニル酢酸の金属塩残基である)を形成し;そして
    (b)段階(a)の生成物を、式(II)の2−ピリジン
    Figure 0003976784
    (式中、Lは脱離基であり、A、Dおよびmは請求項1に定義した通りである)と接触させ、そうして得られた2−ピリジルオキシメチルフェニル酢酸の金属塩をメチル化する:
    ことを含む、請求項1記載の方法。
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