JP3974266B2 - ファインダ光軸調整機構 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えばカメラのような光学機器のファインダにおけるファインダ光軸調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトカメラのファインダ、特に実像式ファインダは、ファインダ光学系の光学要素として、例えば入射側(被写体側)から、第1レンズ、画角調整用の第2および第3レンズ(ズームレンズ)、反射ミラー、コンデンサレンズ、視野枠、ピント板、プリズム、接眼レンズが配置されている。
【0003】
このようなファインダで視認される視野は、カメラの撮影光学系により実際に撮影される画面(以下「撮影画面」と言う)と一致していることが必要であり、ファインダ光学系を構成する前記各光学要素やそれらの配置は、この要求をできるだけ満足するように設計されている。
【0004】
しかしながら、ファインダ光学系を構成する各光学要素は、光学要素自体の寸法誤差や、工場で組み立てられる際の組み立て誤差等から、設計通りの機能を発揮するとは限らず、ファインダで視認される視野が撮影画面に対しずれを生じることがある。
【0005】
そのため、ファインダ光学系を組み立てる際に、ファインダで視認される視野が撮影画面と一致しまたは撮影画面を包含するように、ファインダ光軸(視野)の調整を行っている。
【0006】
従来、このファインダ光軸の調整は、前記各光学要素のうち、反射ミラー、コンデンサレンズまたは視野枠の固定位置や姿勢(設置角度等)を変えることで対応していた。しかしながら、このような調整を行うための調整機構は、構造が複雑であり、部品点数が多く、ファインダ光学系の大型化を招くと言う欠点があった。さらに、調整の作業も容易なものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、構成が簡易で、部品点数が少なく、調整作業を容易に行うことができるファインダ光軸調整機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0009】
(1) 光学機器のファインダ光学系を構成するレンズと、
前記レンズを支持する支持部材と、
前記支持部材と係合し、前記レンズをその光軸方向に移動するよう案内する案内部材と、
前記案内部材の少なくとも一端部を前記レンズの光軸と垂直方向に直線的に移動させる光軸調整部材とを有し、
前記案内部材は、棒状をなし、その少なくとも一端部が、前記レンズの光軸と垂直方向に延在するようにファインダ本体に形成された長孔に挿通され、前記光軸調整部材は、前記案内部材の一端部と係合する係合部を有し、前記案内部材の少なくとも一端部を前記長孔に沿って前記レンズの光軸と垂直方向に直線的に移動させるように構成され、
前記光軸調整部材を操作して、前記レンズを前記案内部材と共に前記光軸と垂直方向に移動することによりファインダ光軸を調整することを特徴とするファインダ光軸調整機構。
【0010】
(2) 前記係合部は、1対の突出片よりなるフォークで構成されている上記(1)に記載のファインダ光軸調整機構。
【0011】
(3) 光学機器のファインダ光学系を構成するレンズと、
前記レンズを支持する支持部材と、
前記支持部材と係合し、前記レンズをその光軸方向に移動するよう案内する案内部材と、
前記案内部材の少なくとも一端部を前記レンズの光軸と垂直方向に直線的に移動させる光軸調整部材とを有し、
前記光軸調整部材は、前記レンズ以外のレンズをその光軸方向に移動するように案内する他の棒状の案内部材を中心に回動するよう設置され、
前記光軸調整部材をファインダ本体に対し回動するように操作して、前記レンズを前記案内部材と共に前記光軸と垂直方向に移動することによりファインダ光軸を調整することを特徴とするファインダ光軸調整機構。
【0012】
(4) 前記光軸調整部材は、該光軸調整部材を前記ファインダ光学系の入射側から操作し得る操作部を有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のファインダ光軸調整機構。
【0013】
(5) ファインダ光軸の調整後、前記光軸調整部材を不動の状態としてその調整状態を維持する維持手段を有する上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のファインダ光軸調整機構。
【0014】
(6) 前記維持手段は、光軸調整部材の一部を挟持して固定する構成のものである上記(5)に記載のファインダ光軸調整機構。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のファインダ光軸調整機構を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明のファインダ光軸調整機構の実施例を示す斜視図、図2、図3および図4は、それぞれ、図1に示すファインダ光軸調整機構の正面図、図5は、図2中のV−V線断面図である。
【0020】
図1に示すように、本発明のファインダ光軸調整機構1は、カメラのファインダ光学系2に設置されている。このファインダ光学系2は、複数の光学要素で構成されている。すなわち、光学要素として、入射側(被写体側)から、第1レンズ3、第2レンズ4、第3レンズ5、図示しない反射ミラー(または反射プリズム)、コンデンサレンズ、視野枠、ピント板、プリズム、および接眼レンズ等が配置されている。
【0021】
第1レンズ3は、支持部材31により支持されている。支持部材31は、孔33が形成された摺動部32を有しており、該摺動部32の孔33内には、第1レンズ3の光軸方向と平行に配置された棒状のガイドシャフト(案内部材)6が挿通されている。これにより、摺動部32がガイドシャフト6に沿って摺動し、第1レンズ3がその光軸方向に移動する。
【0022】
また、ガイドシャフト6の周囲には、コイルバネ(付勢部材)61が圧縮状態で設置されている。コイルバネ61の一端は、支持部材31に当接し、コイルバネ61の他端は、ガイドシャフト6の外周部に突出形成されたバネ座62に当接している。このコイルバネ61の弾性力により、支持部材31は、カメラの正面側、すなわちファインダ光学系2の入射側へ付勢されている。
【0023】
また、支持部材31は、視度調整ネジ63の先端が当接し得る当接部34を有している。ファインダ本体9には、視度調整ネジ63が螺合しており、一方、コイルバネ61の弾性力により支持部材31がカメラの正面側へ付勢されることにより、視度調整ネジ63の先端が支持部材31の当接部34に当接している。これにより、支持部材31およびこれに支持された第1レンズ3は、ガイドシャフト6の長手方向、すなわち光軸方向に対し静止している。
【0024】
視度調整ネジ63を正・逆いずれかの方向に回転させ、そのねじ込み量を変えることにより、視度調整ネジ63の先端が当接部34に当接した状態で支持部材31がガイドシャフト6の長手方向に沿って移動し、第1レンズ3の光軸方向の位置が調整される。これにより、ファインダ光学系2の視度が調節される。
【0025】
なお、ガイドシャフト6の外周部にバネ座62を突出形成せず、ガイドシャフト6の止め部65と反対側の端部が当接するファインダ本体9と当接部34との間に、コイルバネ61と同様(ただし全長がより長いもの)のコイルバネを圧縮状態で設置しても良い。この構成により、ガイドシャフト6にバネ座62を設ける必要がなく、ガイドシャフト6をより単純な構成にすることができる。
【0026】
第2レンズ4および第3レンズ5は、ファインダにおける画角調整用のレンズ(ズームレンズ)である。
【0027】
第2レンズ4は、支持部材41により支持されている。支持部材41は、孔43が形成された摺動部42を有しており、該摺動部42の孔43内には、第2レンズ4の光軸方向と平行に配置された棒状のガイドシャフト(案内部材)7が挿通されている。これにより、摺動部42がガイドシャフト7に沿って摺動し、第2レンズ4がその光軸方向に移動する。ガイドシャフト7は、前記ガイドシャフト6に対してもほぼ平行に配置されている。
【0028】
また同様に、第3レンズ5も支持部材51により支持されている。支持部材51は、孔53が形成された摺動部52を有しており、該摺動部52の孔53内には、ガイドシャフト7が挿通されている。これにより、摺動部52がガイドシャフト7に沿って摺動し、第3レンズ5がその光軸方向に移動する。
【0029】
これら第2レンズ4および第3レンズ5は、それぞれ、カム機構等を備えたレンズ駆動機構(図示せず)によって駆動される。この場合、第2レンズ4および第3レンズ5は、撮影光学系においてズーミングにより設定された画角に対応する画角を作り出すような位置に移動される。
【0030】
ガイドシャフト7のカメラ前方側(入射側)の端部(以下「前端部」と言う)は、ファインダ本体9の前板91に固定的に支持されている(図2〜図5参照)。
【0031】
一方、ガイドシャフト6のカメラ前方側(入射側)の端部(以下「前端部」と言う)は、ファインダ本体9の前板91に形成された長孔92内に挿通され、ガイドシャフト6の軸と略垂直方向(図2中上下方向)に移動可能に支持されている(図2〜図5参照)。
【0032】
ガイドシャフト6、7の前端には、それぞれ、円盤状の止め部65、75が形成され、これらの止め部65、75が前板91に係合することにより、ガイドシャフト6、7の軸方向の移動が規制されている。
【0033】
ガイドシャフト7の前端部には、光軸調整部材8がガイドシャフト7を中心として回動自在に設置されている。この光軸調整部材8は、第1レンズ3をガイドシャフト6と共に第1レンズ3の光軸とほぼ垂直方向に移動させるための部材である。以下、この光軸調整部材8の構成および作用について説明する。
【0034】
光軸調整部材8は、板状の部材を所望の形状に成形してなる部材であって、ガイドシャフト7が挿通される孔81と、ガイドシャフト6の前端部と係合する一対の突出片よりなるフォーク(係合部)82と、光軸調整部材8の回動操作を行う操作部83と、フォーク82と反対側に突出形成された挟持片85とを有している。
【0035】
光軸調整部材8は、前板91の裏面(後面)側に設置されており、その孔81にガイドシャフト7が挿通されてガイドシャフト7を中心として回動する。
【0036】
フォーク82は、ガイドシャフト6の前端部に係合している。この場合、ガイドシャフト6は、フォーク82の一対の突出片間に挿入されている。
【0037】
操作部83は、図2の横方向から見てコ字状に折り曲げられて形成された2本のレバー84で構成されている。両レバー84は、前板91の下部を通って前板91の前面側まで延長されている。前板91の前方から例えばドライバーのような道具の先端部を2本のレバー84間に挿入し、これを図2中の左右いずれかの方向に移動することにより、光軸調整部材8の回動操作を行う。
【0038】
図2に示す基準位置の状態から、操作部83を前述したように操作して光軸調整部材8を図2中時計回りに回動させると、図3に示すように、フォーク82がガイドシャフト6の前端部を下方に押し下げる。これにより、ガイドシャフト6の前端部は、長孔92内を下方に移動し、これに伴い、ガイドシャフト6に挿通されている支持部材31およびこれに支持されている第1レンズ3も同方向に移動する。その結果、ファインダ光軸(ファインダ光学系2の光軸)100の角度が調整され、ファインダの視野が下方へシフトする。
【0039】
また、図2に示す基準位置の状態から、操作部83を前述したように操作して光軸調整部材8を図2中反時計回りに回動させると、図4に示すように、フォーク82がガイドシャフト6の前端部を上方に押し上げる。これにより、ガイドシャフト6の前端部は、長孔92内を上方に移動し、これに伴い、ガイドシャフト6に挿通されている支持部材31およびこれに支持されている第1レンズ3も同方向に移動する。その結果、ファインダ光軸100の角度が調整され、ファインダの視野が上方へシフトする。
【0040】
このようなファインダ光軸100の調整(ファインダの視野の調整)を行うことにより、ファインダ光学系2を構成する各光学要素自体の寸法誤差や、組み立て時の位置ずれによる誤差等をキャンセルし、ファインダの視野を設計値に近付けることができる。また、ファインダ光軸調整機構1を、撮影光学系による撮影画面との視差(パララックス)の補正に利用することもできる。
【0041】
なお、このような調整において、第1レンズ3の図2中上下方向(第1レンズ3の光軸と垂直方向)の移動量は、光軸調整部材8の回動方向および回動角度に対応している。従って、光軸調整部材8の回動方向および回動角度を所望に設定することにより、ファインダ光軸100の調整を適正に行うことができる。
【0042】
また、ファインダ光軸調整機構1は、ファインダ光軸100の調整後、その調整された状態を維持する維持手段10を有している。この維持手段10は、光軸調整部材8を不動の状態として、すなわち光軸調整部材8の回動を禁止してその調整状態を維持するものであり、ファインダ本体9に形成されたネジ孔(雌ネジ)11と、このネジ孔11に螺合する挟持用ネジ(雄ネジ)12とで構成されている。
【0043】
前述したように、第1レンズ3をガイドシャフト6と共に移動してファインダ光軸100の調整を行ったら、ネジ孔11に螺合している挟持用ネジ12を所定方向に回転させて締め込み、挟持用ネジ12の頭部13とファインダ本体9のネジ孔11の周囲の部分とで光軸調整部材8の挟持片85を挟持、固定する。
【0044】
このような維持手段10を設けることにより、一旦調整したファインダ光軸100が例えば振動等が作用することが原因で不本意にずれを生じてしまう等の不都合が防止される。
【0045】
なお、このような維持手段10による光軸調整部材8の固定は、最終的な固定でも、仮固定でもよい。後者の場合には、仮固定により位置決めされた光軸調整部材8に対し最終的に接着剤等で強固に固定することができる。
【0046】
以上のようなファインダ光軸調整機構1では、第1レンズ3をその光軸と直交する方向に移動してファインダ光軸100を調整するにあたり、第1レンズ3と係合しているガイドシャフト6を移動し、このガイドシャフト6と共に第1レンズ3を移動するので、従来のような複雑な構造の移動機構を別途設ける必要がなく、よって、構造の簡素化、部品点数の減少、ファインダ光学系の小型化を図ることができる。
【0047】
特に、光軸調整部材8の回転軸として、ガイドシャフト7を兼用しているので、光軸調整部材8の回転軸としての部材を別途設ける必要がなく、更なる構造の簡素化、部品点数の減少に寄与する。
【0048】
また、ファインダ光軸調整機構1は、光軸調整部材8を回動操作するだけでファインダ光軸100の調整を行うことができ、しかも、この操作はカメラの前方側(ファインダ光学系2の入射側)から行うことができるので、調整作業が極めて容易である。
【0049】
以上、本発明のファインダ光軸調整機構を図示の実施例について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、例えば、光軸と垂直方向に移動するレンズは、第2レンズ4、第3レンズ5のような第1レンズ3以外のレンズであってもよい。また、光軸調整部材8の形状、構造、機能等も、前述した実施例のものに限定されない。
【0050】
また、本発明のファインダ光軸調整機構が搭載される光学機器は、カメラに限らず、その他、例えばビデオカメラ、テレビカメラ、望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、各種光学測定機器、計測機器、観測機器等の光学機器に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のファインダ光軸調整機構によれば、レンズをガイドシャフトと共に移動することによりファインダ光軸を調整するので、部品点数が少なく、構成が簡易であり、よって、ファインダ光学系の小型化に寄与する。
【0052】
特に、光軸調整部材が他のガイドシャフトを中心に回動するよう設置されている場合には、前記効果がより顕著に発現される。
【0053】
また、本発明のファインダ光軸調整機構は、調整作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファインダ光軸調整機構の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すファインダ光軸調整機構の正面図である。
【図3】図1に示すファインダ光軸調整機構の正面図である。
【図4】図1に示すファインダ光軸調整機構の正面図である。
【図5】図2中のV−V線断面図である。
【符号の説明】
1 ファインダ光軸調整機構
2 ファインダ光学系
3 第1レンズ
31 支持部材
32 摺動部
33 孔
34 当接部
4 第2レンズ
41 支持部材
42 摺動部
43 孔
5 第3レンズ
51 支持部材
52 摺動部
53 孔
6 ガイドシャフト
61 コイルバネ
62 バネ座
63 視度調整ネジ
65 止め部
7 ガイドシャフト
75 止め部
8 光軸調整部材
81 孔
82 フォーク
83 操作部
84 レバー
85 挟持片
9 ファインダ本体
91 前板
92 長孔
10 維持手段
11 ネジ孔
12 挟持用ネジ
13 頭部
100 ファインダ光軸
Claims (6)
- 光学機器のファインダ光学系を構成するレンズと、
前記レンズを支持する支持部材と、
前記支持部材と係合し、前記レンズをその光軸方向に移動するよう案内する案内部材と、
前記案内部材の少なくとも一端部を前記レンズの光軸と垂直方向に直線的に移動させる光軸調整部材とを有し、
前記案内部材は、棒状をなし、その少なくとも一端部が、前記レンズの光軸と垂直方向に延在するようにファインダ本体に形成された長孔に挿通され、前記光軸調整部材は、前記案内部材の一端部と係合する係合部を有し、前記案内部材の少なくとも一端部を前記長孔に沿って前記レンズの光軸と垂直方向に直線的に移動させるように構成され、
前記光軸調整部材を操作して、前記レンズを前記案内部材と共に前記光軸と垂直方向に移動することによりファインダ光軸を調整することを特徴とするファインダ光軸調整機構。 - 前記係合部は、1対の突出片よりなるフォークで構成されている請求項1に記載のファインダ光軸調整機構。
- 光学機器のファインダ光学系を構成するレンズと、
前記レンズを支持する支持部材と、
前記支持部材と係合し、前記レンズをその光軸方向に移動するよう案内する案内部材と、
前記案内部材の少なくとも一端部を前記レンズの光軸と垂直方向に直線的に移動させる光軸調整部材とを有し、
前記光軸調整部材は、前記レンズ以外のレンズをその光軸方向に移動するように案内する他の棒状の案内部材を中心に回動するよう設置され、
前記光軸調整部材をファインダ本体に対し回動するように操作して、前記レンズを前記案内部材と共に前記光軸と垂直方向に移動することによりファインダ光軸を調整することを特徴とするファインダ光軸調整機構。 - 前記光軸調整部材は、該光軸調整部材を前記ファインダ光学系の入射側から操作し得る操作部を有する請求項1ないし3のいずれかに記載のファインダ光軸調整機構。
- ファインダ光軸の調整後、前記光軸調整部材を不動の状態としてその調整状態を維持する維持手段を有する請求項1ないし4のいずれかに記載のファインダ光軸調整機構。
- 前記維持手段は、光軸調整部材の一部を挟持して固定する構成のものである請求項5に記載のファインダ光軸調整機構。
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