JP6942525B2 - レンズ駆動装置の組立方法 - Google Patents

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本発明は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、、交換レンズ、等の光学機器に適用される、レンズホルダを光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関するものである。
従来の駆動装置において、ステッピングモータ等を駆動源として送りねじを回転させる。
そして、この送りねじに噛合する雌ネジ部を有するナットを介してレンズホルダを光軸方向に駆動する技術が知られている。
特許文献1では、送りねじとナットとの噛合部に発生するガタに対しては、2種類のバネを用いて問題を解決している。
ナットに回転力を付与するトーションバネとしての機能と、ナットをレンズホルダに対して押圧付勢する圧縮バネとしての機能を有する圧縮トーションバネを用いて、ガタを吸収する技術が開示されている。
特登録4666995号公報
上述従来の構成によると、圧縮トーションバネの圧縮バネ部の押圧付勢力により、ナット5とレンズホルダ3との光軸方向位置を規定している。
そして、トーションバネ部の作用により回転止めダボに係合したナットをリードスクリューの径方向に付勢することで、ねじガタを吸収する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、圧縮トーションバネをレンズホルダの連結部に組み込む際に、圧縮バネを自然状態から組み込み可能な長さまでチャージしてから組み込む必要がある。
しかしながら、この組み込み方法に関する技術的な開示がなされてれていないため組立性に大きな問題が発生することとなる。
そこで、本発明の目的は、送りねじとナットを用いた駆動装置において、送りねじとナットのガタを吸収するとともに、組立性も良好な駆動装置を実現することである。
上述、従来の問題に鑑みて、本発明のレンズ駆動装置の組立方法は、ガイドバーと、前記ガイドバーにより光軸方向に移動可能なレンズホルダと、前記光軸方向に伸びた送りねじを有するモータユニットと、前記送りねじに螺合するナットと、前記ナットを光軸方向に付勢する付勢部材と、を有するレンズ駆動装置の組立方法であって、前記レンズホルダは、光軸方向に付勢された前記ナットが当接する突き当て部を備え、前記付勢部材は、前記突き当て部と前記ナットを光軸方向に付勢する第1の付勢部と前記ナットを前記送りねじに向かって前記送りねじの径方向に付勢する第2の付勢部とが一体形成されており、
前記第1の付勢部の押圧部は、前記ナットを押圧する加圧部より光軸方向に先端部に向かって曲げが形成されている板状部材であり、
前記レンズホルダと前記ナットが前記送りねじの回転軸の回転方向に係合することで、前記ナットの前記送りねじの回転軸を中心とする回転方向の変位を規制しており、
前記ナットが当接する突き当て部の前記送りねじに向かい開口部を有する凹部の係合溝に前記ナットを構成する光軸方向に伸びた凸部が係合することで、前記ナットの送りねじの回転軸を中心とする回転方向の変位を規制しており、
前記送りねじの周方向において、前記第1の付勢部の間に前記第2の付勢部が配置され、前記ナットの前記レンズホルダへの組み込み側の端部を前記第2の付勢部が前記組み込み側の端部を前記送りねじの径方向に向かって付勢しており、
前記ナットを前記レンズホルダへ組み込む以前、前記ナットを前記レンズホルダへ組み込む方向から見た場合、前記第1の付勢部の先端部と前記突き当て部で形成される光軸方向の幅が前記ナットの光軸方向の幅よりも広いことを特徴とする構成した。
本発明によれば、送りねじとナットのガタを吸収しつつ、組立性にも優れた駆動装置を実現できる。
本発明の実施形態を表すレンズ駆動装置100の要部分解斜視図 ナット近傍の組立前の様子を示す要部斜視図 ナット近傍の組立前の様子をレンズホルダの側面から見た側面図 ナットが前記レンズホルダに組み込まれた後の状態を示す要部側面図 径方向付勢バネを示す要部正面図 モータユニットのフランジ部とナットの関係を示す要部光軸方向視図 レンズホルダとガイドバーのガタ寄を説明するための要部光軸方向図 本発明の光学機器の概略図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(レンズ駆動装置100の要部分解斜視図の説明)
図1は本発明の実施形態を表す、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、、交換レンズ、等の光学機器に適用されるレンズ駆動装置100の要部分解斜視図である。
101は撮影レンズを保持するためのレンズホルダであり、光軸方向に沿って配置されたガイドバー102および103によって光軸方向摺動自在に支持されている。
ガイドバー102は、レンズホルダ101の光軸方向前後二か所に形成された嵌合穴101aと摺動自在に係合する。更に、ガイドバー103とは、切欠き形状のU字状溝部101b(図7参照)と摺動自在に係合している。
レンズホルダ101はガイドバー102により光軸方向に沿って移動することを可能としている。
そして、ガイドバー103により、レンズホルダ101が前記ガイドバー102を中心として回転することが規制され、安定した光軸方向移動を可能としている。
また、ガイドバー102,103は図外の鏡筒に組み込まれ撮影レンズなどの光学系の一部を構成する。
104はモータユニットであり、104aはモータ本体、104bは外径部にネジが形成された送りねじ、104cは送りねじのネジ先端部104dを支持するために形成されたフランジ部である。
105は、送りねじに螺合するナットで、送りねじ104bと噛合する雌ネジ105aが形成されている。
ナット105は、フランジ部104cがモータ本体104aに取り付けられる際、先に送りねじ104bに噛合された状態にされ、モータユニット104の一部として構成される。
106は、付勢部材としての光軸方向付勢バネで、ネジ107により、レンズホルダ101の取り付け部101xに予め固定される。
この時、図1に示すように、取り付け部101xは、前記モータユニット104のモータ本体104aに対して、後述する開口部301(図3参照)を挟んで光軸方向反対側に形成される。
レンズホルダの光軸方向移動時に、モータ本体104aと取り付け部101xとの干渉を防ぎ、装置をより小型化することが可能となる。
光軸方向付勢バネ106には、ナット105を光軸方向に付勢する押圧部106aと共に、ナット105を径方向に付勢する、径方向付勢バネ106bが一体で形成されている。
以上により、本発明のレンズ駆動装置100が構成される。
(ガタ吸収方法および組立の説明)
次に、図2以降を用いて、本発明のレンズ駆動装置100における、送りねじ104bとナット105とのガタ吸収方法および組立に関して詳述する。
図2はナット105近傍の組立前の様子を示す要部斜視図であり、図1における各構成部品と同一のものには同一符号を付してある。
図2において、光軸方向付勢バネ106はネジ107によりレンズホルダ101に固定され、送りねじに螺合するナット105が組み込まれる前の状態となっている。
101cは、組み込み後ナット105の当接面105bが光軸方向付勢バネ106の付勢力により押圧接触する突き当て部である。
光軸方向付勢バネ106の押圧部106aは、より詳細にはナット105を押圧する加圧部106cより先端部106dに向かって曲げが形成される。
よって、レンズホルダ101の突き当て部101cとの光軸方向(z方向)の間隔が広がるように形成されている。
(図2のナット105近傍の組立前の様子)
図3は、図2のナット105近傍の組立前の様子をレンズホルダ101の側面から見た側面図(図1中x方向)である。
光軸方向付勢バネ106の加圧部106cは、レンズホルダ101の当接部101dと当接する。
そして、先端部106dに向かって曲げが形成され、前述のようにレンズホルダ101の突き当て部101c(図2参照)との光軸方向(z方向)の間隔が広がるように形成されている。
この時、図3中に示すようにナットの光軸方向の厚さAに対して、突き当て部101cと光軸方向付勢バネ106の先端部106dによって形成される開口部301の光軸方向の幅Bとは、
B<A ・・・(1)
となる関係を満足するように設定されている。この結果、ナット105を図3中―y方向に向かって開口部に組み込む際、送りねじに螺合するナット105が開口部301に干渉することなくスムーズに組立を行うことが可能である。
開口部301は、前記ナット105を組み込む為の組み込み部として機能する。
組み込み後は、加圧部106cが前記ナット105の被押圧部105cを光軸z方向に加圧する為、前述のとおりナット105の当接面105bが、レンズホルダ101の突き当て面101cに適切な押圧力を持って加圧される。
よって、ナット105とレンズホルダ101は光軸方向一体となって進退することを可能としている。
(ナット105がレンズホルダ101に組み込まれた後の状態の説明)
図4はナット105がレンズホルダ101に組み込まれた後の状態を示す要部側面図である。
前述のとおり、光軸方向付勢バネ106の加圧部106cがナット105の被押圧部105cを押圧する様子が示されている。
(径方向付勢バネ106bを示す要部正面図の説明)
図5は前記レンズホルダ101に組み込まれたナット105を前記送りねじ104bの径方向に向かって付勢する径方向付勢バネ106bを示す要部正面図(図3中−z方向)である。
ナット105には小判形状の凸部105dが形成され、その円弧部105eがレンズホルダ101の係合溝101eと図中上下方向(図中y方向)に摺動自在に係合する。
このため、ナット105はレンズホルダ101の係合溝101eに沿って図中上下方向(y方向)に移動自在である。更に、円弧部105eの作用によりその中心軸を中心として搖動可能となっている。
つまり、送りねじに螺合するナット105は送りねじ104bの回転軸を中心とする回転方向の動きが規制されることとなる。
よって、組み込み状態において、ガイドバー102と、送りねじ104bとの平行度にずれが生じても、ナットの図5中、上下方向に移動可能であることと、搖動可能であることから平行度のずれを吸収できる。
更に、ナット105の雌ネジ105aを中心とした回転が規制されている。
そのため、送りねじ104bとナット105の雌ネジ部105aとの回転方向ガタは規制されつつ、平行度のずれを吸収することを可能としている。
ナット105に形成された小判形状の凸部105dおよび、レンズホルダ101に形成された係合溝101eとにより、規制手段501が形成される。
図5には、さらに、径方向付勢バネ106bが規制手段501の一部である当接部105fに当接し、ナット105を図5中上方向(図中y方向)に付勢している状態が示されている。
径方向付勢部としての径方向付勢バネ106bは図1、図2に示すように、光軸方向付勢部としての光軸方向付勢バネ106に形成された二箇所の押圧部106aの間に形成されている。
つまり、前記送りねじ104の周方向において、二箇所の押圧部106aの間に挟まれるように配置されている。
付勢部材の径方向付勢部106bは、ナット105をレンズホルダ101へ組み込む方向と反対方向にナットを付勢している。
この結果、送りねじ104bとナット105の雌ネジ部105aとの噛合時に生じるガタを、ナット105を径方向に付勢することで吸収することを可能としている。
上述の構成により、モータ本体104aが回転することで、送りねじ104bが回転する。
よって、送りねじと噛合するナット105および、ナット105が組み込まれたレンズホルダ101はガタの影響を受けず、精度良くレンズホルダ101を光軸に沿って駆動することが可能となる。
(フランジ部104cとナット105の関係を示す要部光軸方向視図の説明)
図6はモータユニット104のフランジ部104cとナット105の関係を示す要部光軸方向視図(−z方向)である。
図6(a)に示すように、モータユニット104のフランジ部104cとナット105の規制部105hとの間には、ナット105が正立状態においては、図中Cで示される隙間余裕Cを有している。
図中(b)に示すように、ナット105は一定角度θ以上回転すると、モータユニット104のフランジ部104cに当接しそれ以上回転出来ないように規制部105hが形成されている。
回転規制部105hの作用により、ナット105を開口部301に組み込む際、ナット105が送りねじ104bの軸中心に回転し、組み込み性を阻害しないように機能する。
また、図中105gは規制部で、組み込み時、レンズホルダ101の係合溝101f(図1参照)と係合する。
この時、凸形状の規制部105gと係合溝101fは光軸方向に一定量のガタを持たせて構成されている。
通常の使用状態においては、前述のとおりナット105の当接部105bとレンズホルダ101の突き当て部101cとが、光軸方向付勢バネ106の付勢力により押圧接触している。
しかしながら、例えば、落下などの衝撃力がレンズホルダ101の光軸方向(z方向)に作用した時、レンズホルダ101は光軸方向付勢バネ106の付勢力に抗して、光軸方向(図中z方向)に動くが前記一定量形成されたガタ以上動こうとする。
その場合、規制部105gと係合溝101fとが当接し、それ以上、レンズホルダが光軸方向に動くことを阻止するように成してある。
落下などによる衝撃力が作用した場合でも、光軸方向付勢バネ106を破壊するなど、装置の破壊を防止することが出来る。
ナットが当接する突き当て部の送りねじに向かい開口部を有する凹部の係合溝01fにナットを構成する光軸方向に伸びた凸部が係合させている。
よって、ナット105の送りねじ104bの回転軸を中心とする回転方向の変位を規制している。
(レンズホルダ101とガイドバー102、103との嵌合ガタを片寄せする作用の説明)
図7は径方向付勢バネ106bの付勢反力により、レンズホルダ101とガイドバー102、103との嵌合ガタを片寄せする作用を説明するための要部光軸方向図(−z方向)である。
前述のとおり、径方向付勢バネ106bの付勢反力Fが図7中下方向(−y)に作用すると、レンズホルダのガイドバー嵌合穴101a、およびU字状溝部101bにはそれぞれE、Gなる片寄力が働く。
この結果、レンズホルダ101とガイドバー102、103との嵌合ガタが片寄されガタを吸収することで、レンズホルダ101の光軸方向移動時に、光軸直角方向へのガタによる変動を規制し、安定した光学性能を保証することができる。
この時、U字状溝部101bはガイドバー102と103の中心を結んだ線Dと平行にU字状溝101bが形成されている。
よって、片寄力Gの溝直角方向分力Hが該溝部101bとガイドバー103とのガタ寄せ力として作用する。
この分力Gを発生させるため、付勢反力Fの方向は、ガイドバー102の中心方向(図7中I方向)に向かないように、径方向付勢バネ106bと、ガイドバー102の配置が決定されている。
図8は、本発明のレンズ駆動装置が組み込まれたレンズ鏡筒801がカメラ本体810に取り付けられた光学機器800の要部断面図である。
また、図8は、光学機器を制御するブロック図803が示された光学機器のシステムブロック図である。
鏡筒801は、第一レンズ群804、フォーカスレンズ群である第2レンズ群805、そして第3レンズ群806で構成され、第2レンズ群805に、上述の本発明のレンズ駆動装置100が適用されている。
また、レンズ鏡筒801が組み込まれたカメラ本体810には、公知のレリーズスイッチ811が備えられており、撮影者が該レリーズスイッチ811を操作することにより、後述撮影動作が行われる。
また、カメラ本体810には、撮像素子812が設けられており、前述の第1、第2、第3のレンズ群により結像される被写体像を電気信号に変換する機能を有している、いわゆる光電変換素子である。
また、カメラ本体810には、さらに撮影画像を表示する為の映像表示装置813も備えられている。
次にブロック図803を用いて、本発明が適用された光学機器800の撮影動作について説明する。
820は中央演算処理装置であり、電源回路821からの電力を供給されて前記光学機器800の撮影動作全般を制御する。
822は駆動回路であり、モータ駆動回路823を介して、前述モータ本体104aを駆動して、前記第2レンズ群805を光軸に沿って進退させることを可能としている。
また、絞り駆動回路824を経緯して、鏡筒801に組み込まれた公知の絞り807を駆動して、撮影光量を制御し、撮影画像を適正露光量に保つ働きをする。
825はレリーズ回路であり、レリーズスイッチ811が操作されることにより、中央演算処理装置820に撮影動作開始を指示する。
826は、映像表示回路であり、撮像素子812に結像された被写体像を、表示部に表示し、撮影者に明示する。
827は測距回路であり、前記撮像素子812からの情報を元に、公知のコントラストAFや像面位相差AFにより被写体に合焦した撮影画像を得ることを可能としている。
828は測光回路で有り、測距回路827と同様に、撮像素子812からの情報を元に被写体の輝度を判別している。よって、適正露光の撮影画像を得られるように、前記絞り807を制御するための情報を得ることを可能としている。
829はメモリで上述各回路からの情報を一時的に保存したり、撮影画像を一時的に保存する為の機能を有する。
以上の説明により、本発明が適用された光学機器のシステムが構成されると共に、送りねじとナットのガタを吸収しつつ、組立性にも優れたレンズ駆動装置を実現する事が出来た。
なお、本発明に関わるレンズ駆動装置に関してその具体例を詳述した。
しかしながら、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求項記載の範囲に示したものであればどのような形態をとることも可能である。
デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、、交換レンズ、等の光学機器に適用される光学機器の駆動制御を精度よく行う。
100 レンズ駆動装置
101 レンズホルダ
102、103 ガイドバー
104 モータユニット
105 ナット
106 光軸方向付勢バネ
107 ネジ
301 開口部
501 規制手段

Claims (4)

  1. ガイドバーと、前記ガイドバーにより光軸方向に移動可能なレンズホルダと、前記光軸方向に伸びた送りねじを有するモータユニットと、前記送りねじに螺合するナットと、前記ナットを光軸方向に付勢する付勢部材と、を有するレンズ駆動装置の組立方法であって、 前記レンズホルダは、光軸方向に付勢された前記ナットが当接する突き当て部を備え、 前記付勢部材は、前記突き当て部と前記ナットを光軸方向に付勢する第1の付勢部と前記ナットを前記送りねじに向かって前記送りねじの径方向に付勢する第2の付勢部とが一体形成されており、
    前記第1の付勢部の押圧部は、前記ナットを押圧する加圧部より光軸方向に先端部に向かって曲げが形成されている板状部材であり、
    前記レンズホルダと前記ナットが前記送りねじの回転軸の回転方向に係合することで、前記ナットの前記送りねじの回転軸を中心とする回転方向の変位を規制しており、
    前記ナットが当接する突き当て部の前記送りねじに向かい開口部を有する凹部の係合溝に前記ナットを構成する光軸方向に伸びた凸部が係合することで、前記ナットの送りねじの回転軸を中心とする回転方向の変位を規制しており、
    前記送りねじの周方向において、前記第1の付勢部の間に前記第2の付勢部が配置され、前記ナットの前記レンズホルダへの組み込み側の端部を前記第2の付勢部が前記組み込み側の端部を前記送りねじの径方向に向かって付勢しており、
    前記ナットを前記レンズホルダへ組み込む以前、前記ナットを前記レンズホルダへ組み込む方向から見た場合、前記第1の付勢部の先端部と前記突き当て部で形成される光軸方向の幅が前記ナットの光軸方向の幅よりも広いことを特徴とするレンズ駆動装置の組立方法
  2. 前記第2の付勢部の付勢反力が、前記レンズホルダと前記ガイドバーとの間の嵌合ガタを片寄せしている請求項に記載のレンズ駆動装置の組立方法
  3. 前記付勢部材を前記レンズホルダに固定する取り付け部は、前記モータユニットのモータ本体に対して、光軸方向について前記ナットを挟んで反対側に配置されている請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置の組立方法
  4. 前記付勢部材の第2の付勢部は、前記ナットを前記レンズホルダへ組み込む方向と反対方向に前記ナットを付勢する請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ駆動装置の組立方法
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