JP3973040B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関し、特に、異なる速度で変化する画像を含むアニメーションの生成に関する。
コンピュータによりアニメーションを自動生成する技術が普及している。例えば、マクロメディア社のフラッシュ(商標)は、複数のレイヤーを管理可能に構成されたソフトウェアであり、同ソフトウェアによれば、各レイヤーについて、キーフレームにおけるフレーム基礎画像を示すキーフレーム基礎画像データが予め記憶されている。そして、各レイヤーについて、キーフレーム基礎画像データを補間することにより、各フレームのフレーム基礎画像が生成される。この処理は全てのレイヤーについて実施され、各レイヤーのフレーム基礎画像を、レイヤー順に重ね合わせて合成することにより、表示画像が得られるようになっている。なお、下記の非特許文献1には、フラッシュを用いたゲームプログラムの基礎が開示されている。
「フラッシュ ゲームプログラミング」 株式会社インフォメディア著,2003年5月30日,株式会社毎日コミュニケーションズ発行
しかしながら、上記従来技術によると、例えば長時間かけて成長する樹木の周りをUFOが飛ぶアニメーション等、アニメーションの中に変化の遅い画像(樹木の画像)と変化の早い画像(UFOの画像)とが含まれる場合に、変化の遅い画像まで、変化の早い画像に合わせて早い周期で更新せざるを得ず、処理に無駄が生じるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、異なる速度で変化する画像を含むアニメーションを効率的に生成することができる画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、第1のアニメーションデータを記憶する第1のアニメーションデータ記憶手段と、第2のアニメーションデータを記憶する第2のアニメーションデータ記憶手段と、前記第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第1のアニメーションデータに基づいて、第1の時間毎に第1のフレーム基礎画像を生成する第1のフレーム基礎画像生成手段と、前記第1の時間毎に生成される前記第1のフレーム基礎画像を記憶する第1のフレーム基礎画像記憶手段と、前記第2のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第2のアニメーションデータに基づいて、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像を生成する第2のフレーム基礎画像生成手段と、前記第2の時間毎に生成される前記第2のフレーム基礎画像を記憶する第2のフレーム基礎画像記憶手段と、第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第1のフレーム基礎画像と前記第2のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第2のフレーム基礎画像とに基づき、表示画像を生成する表示画像生成手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される第1のアニメーションデータに基づいて、第1の時間毎に第1のフレーム基礎画像を生成する第1のフレーム基礎画像生成ステップと、前記第1の時間毎に生成される前記第1のフレーム基礎画像を第1のフレーム基礎画像記憶手段に記憶させる第1のフレーム基礎画像記憶ステップと、第2のアニメーションデータ記憶手段に記憶される第2のアニメーションデータに基づいて、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像を生成する第2のフレーム基礎画像生成ステップと、前記第2の時間毎に生成される前記第2のフレーム基礎画像を第2のフレーム基礎画像記憶手段に記憶させる第2のフレーム基礎画像記憶ステップと、第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第1のフレーム基礎画像と前記第2のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第2のフレーム基礎画像とに基づき、表示画像を生成する表示画像生成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、第1のアニメーションデータを記憶する第1のアニメーションデータ記憶手段、第2のアニメーションデータを記憶する第2のアニメーションデータ記憶手段、前記第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第1のアニメーションデータに基づいて、第1の時間毎に第1のフレーム基礎画像を生成する第1のフレーム基礎画像生成手段、前記第1の時間毎に生成される前記第1のフレーム基礎画像を記憶する第1のフレーム基礎画像記憶手段、前記第2のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第2のアニメーションデータに基づいて、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像を生成する第2のフレーム基礎画像生成手段、前記第2の時間毎に生成される前記第2のフレーム基礎画像を記憶する第2のフレーム基礎画像記憶手段、及び第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第1のフレーム基礎画像と前記第2のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第2のフレーム基礎画像とに基づき、表示画像を生成する表示画像生成手段として、例えば携帯電話機、携帯情報端末、携帯用ゲーム機、家庭用ゲーム機、業務用ゲーム機、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ等のコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、第1の時間毎に第1のフレーム基礎画像が生成・記憶され、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像が生成・記憶される。そして、第3の時間毎に、最新の第1及び第2のフレーム基礎画像に基づいて表示画像が生成される。こうすれば、異なる速度で変化する第1及び第2のフレーム基礎画像を合成して、表示画像を生成することができるようになる。このとき、第1及び第2のフレーム基礎画像を別周期で生成できるようになり、処理に無駄を生じさせずに済むようになる。なお、第1、第2及び第3の時間の設定は任意であるが、第1及び第2の時間が異なり、第2及び第3又は第1及び第3の時間が等しくなるよう設定することが望ましい。なお、本発明におけるアニメーションは、アニメーション単体でユーザに供給されてもよいし、ゲームや音楽等の他のコンテンツの一部としてユーザに提供されてもよい。
また、本発明の一態様では、前記第1のアニメーションデータは、それぞれキーフレームにおけるフレーム基礎画像を示す複数のキーフレーム基礎画像データを含み、前記第1のフレーム基礎画像生成手段は、前記複数のキーフレーム基礎画像データを補間してなるデータに基づき、前記第1のフレーム基礎画像を生成する。こうすれば、少数のフレームに関するデータから、多数のフレームに関するデータを得ることができ、効率よく第1のフレーム基礎画像を生成することができる。
また、本発明の一態様では、前記第2のアニメーションデータは、それぞれキーフレームにおけるフレーム基礎画像を示す複数のキーフレーム基礎画像データを含み、前記第2のフレーム基礎画像生成手段は、前記複数のキーフレーム基礎画像データを補間してなるデータに基づき、前記第2のフレーム基礎画像を生成する。こうすれば、少数のフレームに関するデータから、多数のフレームに関するデータを得ることができ、効率よく第2のフレーム基礎画像を生成することができる。
また、本発明の一態様では、前記第1のアニメーションデータ記憶手段は、複数のレイヤーのそれぞれについて前記第1のアニメーションデータを記憶し、前記第1のフレーム基礎画像生成手段は、レイヤー毎に前記第1のフレーム基礎画像を生成し、前記第2のアニメーションデータ記憶手段は、複数のレイヤーのそれぞれについて前記第2のアニメーションデータを記憶し、前記第2のフレーム基礎画像生成手段は、レイヤー毎に前記第2のフレーム基礎画像を生成し、前記表示画像生成手段は、各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像及び各レイヤーの前記第2のフレーム基礎画像を指定された順序で重ね合わせて描画することにより、前記表示画像を生成する。こうすれば、異なる速度で変化する画像を指定された順序にて重ね合わせて描画してなる表示画像を生成することができ、表現力を高めることができる。
この態様では、前記第1又は第2のアニメーションデータのうち少なくとも一方は前記指定された順序の一部を示すよう構成されるようにしてもよい。例えば、前記指定された順序の一部として、第1又は第2のアニメーションデータに係る前記複数のレイヤーの重ね合わせ順序をレイヤー番号等により示すよう構成すればよい。こうすれば、第1又は第2のアニメーションデータの内容により、簡単に各フレーム基礎画像の重ね合わせ順序を指定することができる。
また、前記第1のアニメーションデータを、各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像の重ね合わせ順序と、他のアニメーションデータに基づくフレーム基礎画像の挿入位置と、を示すよう構成して、前記表示画像生成手段に、各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像及び各レイヤーの前記第2のフレーム基礎画像を、前記第1のアニメーションデータが示す前記重ね合わせ順序及び前記挿入位置に基づく順序で重ね合わせて描画することにより、前記表示画像を生成させるようにしてもよい。こうすれば、各レイヤーの第1のフレーム基礎画像に、他のアニメーションデータに基づくフレーム基礎画像を指定位置に挿入できるようになり、さらに表現力を高めることができる。
また、前記第1のフレーム基礎画像生成手段は、前記第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第1のアニメーションデータに基づいて、前記他のアニメーションデータに基づくフレーム基礎画像の挿入位置に対応するレイヤーについて、所定内容を含む前記第1のフレーム基礎画像を生成するようにしてもよい。こうすれば、表示画像生成手段は、所定内容を含む第1のフレーム基礎画像を検知して、その上下のレイヤー等に他のアニメーションデータに基づくフレーム基礎画像を挿入することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。同図に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、入力部12と、記憶部14と、制御部16と、表示部18と、通信部20と、を含んで構成されている。この画像処理装置10は、例えば携帯電話機、携帯情報端末、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、家庭用ゲーム機、業務用ゲーム機等、各種コンピュータを用いて実現することができるが、以下では、画像処理装置10を携帯電話機を用いて実現するものとして説明する。
通信部20は、携帯電話網を用いた各種通信を担う公知の通信装置であり、ここでは特にアニメーション表示のための画像処理プログラムを図示しないサーバからダウンロードする機能を備えている。ダウンロードされた画像処理プログラムは制御部16により記憶部14に格納される。
記憶部14は、RAMやROMを含んで構成されるものであり、RAMには通信部20によりダウンロードされたプログラム(アニメーションデータを含む)が格納されたり、制御部16の作業用として用いられたりする。ROMには本画像処理装置10の各部を制御するプログラム等が予め格納される。制御部16は、CPUを中心として構成されるものであり、本装置の各部を制御する。特に、記憶部14に格納された画像処理プログラムを実行し、本画像処理装置10において各種機能を実現する(図7参照)。
表示部18は、LCD等の表示装置及びVRAMを含んで構成されており、制御部16から表示画像を受け取り、それを表示出力する。入力部12は、ダイヤルキー等の各種操作部材を含んで構成されるものであり、本画像処理装置10を用いて発呼したり、着呼を受け付けたり、或いは上記画像処理プログラムの実行を指示したりする。
図2は、上記画像処理プログラムを実行することにより表示部18に表示されるアニメーションの一例を示す図である。同図(a)乃至(c)は、表示部18に表示されるアニメーションの要部を時間順に示しており、同図(a)は山の手前に小さな樹木が植わっている状態を示している。同図(b)は樹木が大きく育った状態を示しており、同図(c)は山の手前側で樹木の周囲を飛行物体が飛んでいる状態を示している。同図(a)に示される表示が行われてから同図(c)に示される表示が行われるまでに、例えば72時間程度の時間がかかるようになっており、同図(c)の表示においては、例えば10秒程度で飛行物体が樹木の周囲を飛行し、その後、直ちに表示から消えるようになっている。すなわち、表示部18に表示されるアニメーションには、変化の早い画像(飛行物体)と変化の遅い画像(山や樹木)とが含まれている。
図3及び図4は、図2のアニメーションを表示するための複数のフレーム基礎画像の各例を示している。各フレーム基礎画像は、実際にはそれぞれアニメーションとして構成される。これらのフレーム基礎画像(個別アニメーション)を合成(所定順序での重ね合わせ描画)することにより、図2の(合成)アニメーションが実現されるようになっている。フレーム基礎画像は、第1グループ及び第2グループに分かれており、第1グループは第1アニメーションデータに基づいて生成され、第2グループは第2アニメーションデータに基づいて生成されるようになっている。
図3(a)は第1グループに属するフレーム基礎画像を示しており、同図(a)は、そのうちレイヤー3のフレーム基礎画像を示しており、同図(b)は、レイヤー2のフレーム基礎画像を示しており、同図(c)は、レイヤー1のフレーム基礎画像を示しており、同図(d)は、レイヤー0のフレーム基礎画像を示している。同図に示すように、同図(a)及び(c)には、画像中央に微少な正方形の画像(所定内容の画像)が表されただけのフレーム基礎画像が示されている。これらのフレーム基礎画像のレイヤーには、時間経過によらず常に画像中央に微少な正方形の画像(所定内容の画像)が表される。以下では、こうしたフレーム基礎画像を「マーカ画像」と呼び、そのレイヤーを「マーカレイヤー」と呼ぶことにする。一方、同図(b)には、樹木が成長する様子を示す(個別)アニメーションの一部であるフレーム基礎画像が示されており、同図(d)には山が四季折々に変化する様子を示す(個別)アニメーションの一部であるフレーム基礎画像が示されている。
次に、図4は第2グループに属するフレーム基礎画像を示しており、同図(a)は、そのうちレイヤー2のフレーム基礎画像を示しており、同図(b)は、レイヤー1のフレーム基礎画像を示しており、同図(c)は、レイヤー0のフレーム基礎画像を示している。このうち、同図(b)にはマーカ画像が示されている。また、同図(a)には、飛行物体が右から左に飛行する様子を示す(個別)アニメーションの一部であるフレーム基礎画像が示されており、同図(c)には、飛行物体が左から右に飛行する様子を示す(個別)アニメーションの一部であるフレーム基礎画像が示されている。
なお、マーカレイヤーは、後述するように表示部18のVRAMには描画されず、各グループの各レイヤーのフレーム基礎画像の描画順を制御するために用いられる。具体的には、あるグループに属するフレーム基礎画像をVRAMにレイヤー順に描画していき、マーカレイヤーに差し掛かると(描画しようとするフレーム基礎画像がマーカ画像であることを検知すると)、そのフレーム基礎画像の描画を停止して、他のグループのフレーム基礎画像の描画を開始又は再開する。すなわち、マーカレイヤーの存在がトリガとなって、他のグループのフレーム基礎画像の描画が開始又は再開されるようになっている。
上述したように、図3及び図4のフレーム基礎画像は、それぞれ第1及び第2アニメーションデータに基づいて生成される。図5は、アニメーションデータのデータ構造を示す図である。同図(a)に示すように、第1グループのフレーム基礎画像を生成する際の基礎となるアニメーションデータは図形データ、1又は複数のレイヤー1キーフレームデータ(1)、…、レイヤー1キーフレームデータ(j_1)、1又は複数のレイヤー2キーフレームデータ(1)、…、レイヤー2キーフレームデータ(j_2)、…、1又は複数のレイヤーnキーフレームデータ(1)、…、レイヤーnキーフレームデータ(j_n)を含んでいる(j,nは自然数)。同様に、同図(b)に示すように、第2グループのフレーム基礎画像を生成する際の基礎となるアニメーションデータは図形データ、1又は複数のレイヤー1キーフレームデータ(1)、…、レイヤー1キーフレームデータ(k_1)、1又は複数のレイヤー2キーフレームデータ(1)、…、レイヤー2キーフレームデータ(k_2)、…、1又は複数のレイヤーmキーフレームデータ(1)、…、レイヤーmキーフレームデータ(k_m)を含んでいる(k,mは自然数)。
図形データは、ベクター又はラスターの画像データであり、レイヤーNキーフレームデータ(Nは自然数)は、(複数のフレーム基礎画像から構成される)レイヤーNのアニメーションの節目となるフレームにおける、図形データの配置方法を特定するデータである。同図に示すアニメーションデータによれば、所定時間毎に、レイヤーNについて、これからフレーム基礎画像を生成しようとするフレームの前後2つのキーフレームデータ(キーフレーム基礎画像データ)を読み出し、それを補間してなるデータに従って図形データを描画することによりフレーム基礎画像を生成することができる。そして、それを繰り返すことにより、同レイヤーNのアニメーションを得ることができる。なお、アニメーションデータには、各レイヤーNキーフレームデータが設定されたレイヤーの番号である、レイヤー番号N(当該アニメーションデータに基づいて生成される各レイヤーのフレーム基礎画像の重ね合わせ順序を示す)が含まれている。以上のように、第1及び第2アニメーションデータは共通のデータ構造を有している。
図6は、図3及び図4に示されるフレーム基礎画像により構成されるアニメーションの再生タイミングを示す図であり、同図(a)は、第1アニメーションデータに基づいて再生される各レイヤーの(個別)アニメーションの再生区間を示しており、また、同図(b)は、第2アニメーションデータに基づいて再生される各レイヤーの(個別)アニメーションの再生区間を示している。いずれも、左欄にレイヤー番号が記され、右欄に再生区間を示す矢印が記されている。また、右欄の左端は先頭フレームに対応しており、右端は最終フレームに対応している。本実施形態では、第1アニメーションデータは72時間程度かかって再生され、第2アニメーションデータは10秒程度で再生されるため、同図(a)については約72時間にわたるアニメーション再生において、どのレイヤーの(個別)アニメーションがどの区間に再生されるかを示している。また、同図(b)については約10秒のアニメーション再生において、どのレイヤーの(個別)アニメーションがどの区間に再生されるかを示している。
同図に示すように、第1アニメーションデータに基づいて生成される各レイヤーのアニメーションは、全てのフレームにわたって継続するものであり、先頭フレームから最終フレームまでかかって樹木が徐々に成長し、山々が折々に変化するようになっている。また、マーカ画像も先頭フレームから最終フレームまで再生し続けられるようになっている。一方、第2アニメーションデータに基づいて生成される各レイヤーのアニメーションのうち、飛行物体が左から右に飛行する様子を示すアニメーションは、レイヤー0の先頭フレームからちょうど真ん中の位置のフレームまでに設定され、前半分のフレーム数で左から右に飛行するようになっている。後ろ半分にはなんら画像が設定されない。また、飛行物体が右から左に飛行する様子を示すアニメーションは、レイヤー2のちょうど真ん中のフレームから最終フレームまでに設定され、後ろ半分のフレーム数で右から左に飛行するようになっている。レイヤー0とは逆に、前半分にはなんら画像が設定されない。また、マーカ画像は先頭フレームから最終フレームまで再生し続けられるようになっている。なお、上述のなんら画像が設定されていないフレーム区間については、他のアニメーションを設定してよいのはもちろんである。
本実施形態では、図3乃至図6に示されるデータに従い、図2に示されるアニメーションが表示されるようになっている。具体的には、第1アニメーションデータのみに基づくアニメーションが長時間、例えば72時間かかって再生され、終盤になってから第2アニメーションに基づくアニメーションが第1アニメーションデータに基づくアニメーションに合成されるようになっている。従って、第1アニメーションデータに基づいて各レイヤーのフレーム基礎画像を生成する時間間隔は、第2アニメーションデータに基づいて各レイヤーのフレーム基礎画像を生成する時間間隔に比して、非常に大きく設定されている。そして、第2アニメーションデータに基づくフレーム基礎画像の生成は、第1アニメーションデータに基づくアニメーションの再生開始の後、例えば乱数、ユーザの操作、再生開始からの経過時間等に従うタイミングで開始されるようになっている。
両アニメーションを合成する場合、まず表示部18に含まれる図示しないVRAMに、第1アニメーションデータに含まれるレイヤー0キーフレームデータに基づき、レイヤー0のフレーム基礎画像が描画される。次に、第1アニメーションデータに含まれるレイヤー1キーフレームデータに基づき、レイヤー1のフレーム基礎画像がマーカ画像であると判断すると、第2アニメーションデータに含まれるレイヤー0キーフレームデータに基づき、レイヤー0のフレーム基礎画像を上書き描画する。このとき、飛行物体の位置についてのみ上書き描画して、その周囲については他のフレーム基礎画像を残すようにする。次に、第2アニメーションデータに含まれるレイヤー1キーフレームデータに基づき、レイヤー1のフレーム基礎画像がマーカ画像であると判断すると、第1アニメーションデータに含まれるレイヤー2キーフレームデータに基づき、レイヤー2のフレーム基礎画像をさらに上書き描画する。このときも、樹木の位置についてのみ上書き描画して、その周囲については他のフレーム基礎画像を残すようにする。さらに、第1アニメーションデータに含まれるレイヤー3キーフレームデータに基づき、レイヤー3フレーム基礎画像がマーカ画像であると判断すると、第2アニメーションデータに含まれるレイヤー2キーフレームデータに基づき、レイヤー2のフレーム基礎画像を上書き描画する。このとき、第2アニメーションデータの再生位置が前半であれば、レイヤー2のフレーム基礎画像は存在しないので、表示部18のVRAMの内容は変更されない。こうしてVRAMに形成される表示画像は、山の手前、樹木の向こう側を飛行物体が左から右に飛行する様子を示すものとなる。
第2アニメーションデータの再生位置が後半にかかると、第2アニメーションデータのレイヤー0キーフレームデータに基づくフレーム基礎画像は存在せず、それ故にVRAMに画像は描画されず、代わりに第1アニメーションデータに係るレイヤー2のフレーム基礎画像の上に、第2アニメーションデータに係るレイヤー2のフレーム基礎画像が上書き描画されることになる。この場合、VRAMに形成される表示画像は、山及び樹木の手前において、飛行物体が右から左に飛行する様子を示すものとなる。
以下、以上の画像処理を実現する具体的方法について説明する。
図7は、画像処理装置10で実現される各機能の関係を示す機能ブロック図である。同図に示すように、画像処理装置10は、機能的には第1アニメーションデータ記憶部30、第2アニメーションデータ記憶部32、第1フレーム基礎画像生成部34、第2フレーム基礎画像生成部36、第1フレーム基礎画像記憶部38、第2フレーム基礎画像記憶部40、表示画像生成部42及びアニメーション表示部44を備えている。これらの要素は、通信部20によりダウンロードされた画像処理プログラムを制御部16により実行することにより、実現されている。なお、メモリカード等の情報記憶媒体に画像処理プログラムを格納しておき、画像処理装置10がそこから画像処理プログラムを読み出し、実行してもよい。
まず、第1アニメーションデータ記憶部30は、記憶部14を中心に構成されており、第1アニメーションデータを記憶する。また、第2アニメーションデータ記憶部32も、記憶部14を中心に構成されており、第2アニメーションデータを記憶する。
第1フレーム基礎画像生成部34は、制御部16を中心に構成されており、第1アニメーションデータ記憶部30に記憶される第1アニメーションデータに基づいて、第1更新時間毎にフレーム基礎画像(第1フレーム基礎画像)を生成する。第1フレーム基礎画像記憶部38は、記憶部14を中心に構成されており、第1フレーム基礎画像生成部34で最後に生成されたフレーム基礎画像を記憶する。
第2フレーム基礎画像生成部36は、制御部16を中心に構成されており、第2アニメーションデータ記憶部32に記憶される第2アニメーションデータに基づいて、第2更新時間毎にフレーム基礎画像(第2フレーム基礎画像)を生成する。なお、第2フレーム基礎画像生成部36における第2フレーム基礎画像の生成開始は、図示しない制御部からの指示に従うようになっている。同制御部は、例えば乱数、時刻、入力部12から入力される信号、当該画像処理プログラムがゲームプログラムとして構成される場合にはゲーム内容等に従って、第2フレーム基礎画像の生成開始を第2フレーム基礎画像生成部36に指示するようにすればよい。第2フレーム基礎画像記憶部40は、記憶部14を中心に構成されており、第2フレーム基礎画像生成部36で最後に生成されたフレーム基礎画像を記憶する。なお、第2更新時間は第1更新時間よりも短く設定されており、いずれも図示しないクロックに従って各回の更新タイミングが判断される。
表示画像生成部42は、第3更新時間毎に、第1フレーム基礎画像記憶部38に最後に記憶されたフレーム基礎画像と第2フレーム基礎画像記憶部40に最後に記憶されたフレーム基礎画像とに基づき、表示画像を生成する。アニメーション表示部44は、表示部18を中心として構成されており、表示画像生成部42により生成される表示画像は同アニメーション表示部44に含まれるVRAM上に順次形成される。そして、アニメーション表示部44は、VRAM上に形成される表示画像を所定時間おきに読み出し、それをディスプレイに出力する。
表示画像生成部42では、第1フレーム基礎画像記憶部38に記憶されたフレーム基礎画像を、アニメーション表示部44のVRAMに描画する際、レイヤー順で行う。第2フレーム基礎画像記憶部40に記憶されたフレーム基礎画像も同様である。但し、第1フレーム基礎画像記憶部38及び第2フレーム基礎画像記憶部40に記憶されたフレーム基礎画像がマーカ画像である場合には、VRAMへの描画は行わず、他方のフレーム基礎画像記憶部(第1フレーム基礎画像記憶部38又は第2フレーム基礎画像記憶部40)からフレーム基礎画像を読み出す。こうして、第1フレーム基礎画像記憶部38から読み出されるフレーム基礎画像と、第2フレーム基礎画像記憶部40から読み出されるフレーム基礎画像と、をそれぞれレイヤー順にVRAMに描画しつつ、マーカ画像の位置にて両グループのフレーム基礎画像が互い違いに配置されるようになっている。
図8は、表示画像生成部42に設けられる記憶手段を示す図である。同図に示すように、表示画像生成部42には第1レイヤー番号記憶部50、第2レイヤー番号記憶部52及び切替データ記憶部54が設けられる。これらは、記憶部14を中心として構成されるものである。第1レイヤー番号記憶部50は、第1フレーム基礎画像記憶部38から次に読み出すべきフレーム基礎画像のレイヤー番号を記憶するものである。第2レイヤー番号記憶部52は、第2フレーム基礎画像記憶部40から次に読み出すべきフレーム基礎画像のレイヤー番号を記憶するものである。切替データ記憶部54は、次にアクセスするのが第1フレーム基礎画像記憶部38と第2フレーム基礎画像記憶部40のいずれであるかを示すデータを記憶するものである。
図9は、表示画像生成部42による表示画像生成処理を示すフロー図である。同図に示す表示画像生成処理は上述した第3更新時間毎に実行される。同図に示すように、この処理では、まず変数i、p[1]及びp[2]に零を設定する(S101)。変数iは、上述した切替データ記憶部54に記憶される切替データであり、次に第1フレーム基礎画像記憶部38からフレーム基礎画像を読み出すか、第2フレーム基礎画像記憶部40からフレーム基礎画像を読み出すか、を示すものであり、零は第1フレーム基礎画像記憶部38からフレーム基礎画像を読み出すことを示し、1は第2フレーム基礎画像記憶部40からフレーム基礎画像を読み出すことを示している。一方、変数p[1]は、第1レイヤー番号記憶部50に記憶されるレイヤー番号であり、変数p[2]は、第2レイヤー番号記憶部52に記憶されるレイヤー番号である。S101では、第1レイヤー番号記憶部50及び第2レイヤー番号記憶部52の双方について、その記憶内容を零に設定する。
次に、第1フレーム基礎画像記憶部38及び第2フレーム基礎画像記憶部40に記憶されている全てのフレーム基礎画像を読み出し、必要な描画処理を全て終了したか否かを判断する(S102)。具体的には、第1レイヤー番号記憶部50に示されるレイヤー番号が第1アニメーションデータのレイヤー数を越えており、第2レイヤー番号記憶部52に示されるレイヤー番号が第2アニメーションデータのレイヤー数を越えている場合に、必要な描画処理を全て終了したと判断する。そして、必要な描画処理を全て終了していると判断すると、今回の表示画像生成処理を終了する。
一方、必要な描画処理を終了していないと判断すると、次に第(i+1)フレーム基礎画像記憶部に記憶されている全てのフレーム基礎画像を読み出したか否かを判断する(S103)。具体的には、第(i+1)レイヤー番号記憶部に記憶されているレイヤー番号が第(i+1)アニメーションデータのレイヤー数を越えている場合に、第(i+1)フレーム基礎画像記憶部に記憶されている全てのフレーム基礎画像を読み出したと判断する。
第(i+1)フレーム基礎画像記憶部に記憶されている全てのフレーム基礎画像を読み出したと判断すると、変数iに1を足した値をフレーム基礎画像記憶部の数(NR_SWF;ここでは2)で除した余りを、新しく変数iに設定する(S108)。そうして、再びS102の処理を実行する。
一方、第(i+1)フレーム基礎画像記憶部に記憶されている全てのフレーム基礎画像を読み出していないと判断すると、第(i+1)レイヤー番号記憶部から変数p[i+1]を読み出し、第(i+1)フレーム基礎画像記憶部からレイヤーp[i+1]のフレーム基礎画像を読み出す。そして、そのフレーム基礎画像がマーカ画像であるか否かを判断する(S104)。このときマーカ画像であれば、第(i+1)レイヤー番号記憶部の内容を1だけインクリメントしてS108の処理に進む(S107)。一方、マーカ画像でなければ、読み出したフレーム基礎画像をアニメーション表示部44に備えられたVRAMに上書き描画する(S105)。そして、第(i+1)レイヤー番号記憶部の内容を1だけインクリメントしてS102の処理に戻る(S106)。
以上説明した画像処理装置10によれば、第1フレーム基礎画像生成部34、第2フレーム基礎画像生成部36及び表示画像生成部42がそれぞれ独立した周期にて画像を生成するようになっており、異なる速度で変化する画像を含むアニメーションを効率的に生成することができる。
また、第1アニメーションデータにおいて1又は複数の任意のレイヤーにマーカ画像を設定し、同様に第2アニメーションデータにおいて1又は複数の任意のレイヤーにマーカ画像を設定することにより、第1アニメーションデータに基づいて生成されるフレーム基礎画像と、第2アニメーションデータに基づいて生成されるフレーム基礎画像と、を任意に互い違いに配置させることができる。すなわち、第1グループのフレーム基礎画像のうち、任意のレイヤーに第2グループのフレーム基礎画像の任意のレイヤー部分を挿入することができる。こうして、異なる速度で変化する画像を互い違いに配置できるようにして、表現力を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1アニメーションデータ及び第2アニメーションデータにおけるレイヤー数は上記のものに限定されず、任意の数のレイヤーを有するアニメーションデータを用いてよい。さらに、マーカ画像が設定されるレイヤーの数も任意でよい。さらに、上記した例では、マーカ画像が設定されたレイヤーについてはアニメーション表示部44に設けられたVRAMに描画されないようにしたが、このように描画されない専用のレイヤーを用意する代わりに、描画されるレイヤーに所定内容の画像を(例えば画像の隅に)付加して、それにより他のグループのフレーム基礎画像の挿入位置を示すようにしてもよい。また、各種内容のマーカ画像を用いる代わりに、レイヤーの名称等の他の情報により他のグループのフレーム基礎画像の挿入位置を示すようにしてもよい。
また、本発明では、2つのグループのフレーム基礎画像を合成するのみならず、さらに多数のグループのフレーム基礎画像を合成するようにしてもよい。この場合、第2アニメーションデータ記憶部32、第2フレーム基礎画像生成部36及び第2フレーム基礎画像記憶部40と同様にして、第nアニメーションデータ記憶部、第nフレーム基礎画像生成部及び第nフレーム基礎画像記憶部を設け、表示画像生成部42は、第nフレーム基礎画像記憶部からもフレーム基礎画像を読み出して、表示画像の生成に用いるようにすればよい。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 アニメーションの一例を示す図である。 第1アニメーションデータの内容を示す図である。 第2アニメーションデータの内容を示す図である。 第1及び第2アニメーションデータのデータ構成を示す図である。 第1及び第2アニメーションデータにおけるレイヤーの利用状況(利用区間)を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 表示画像生成部に設けられる記憶手段を示す図である。 表示画像生成部による処理を示すフロー図である。
符号の説明
10 画像処理装置、12 入力部、14 記憶部、16 制御部、18 表示部、20 通信部、30 第1アニメーションデータ記憶部、32 第2アニメーションデータ記憶部、34 第1フレーム基礎画像生成部、36 第2フレーム基礎画像生成部、38 第1フレーム基礎画像記憶部、40 第2フレーム基礎画像記憶部、42 表示画像生成部、44 アニメーション表示部、50 第1レイヤー番号記憶部、52 第2レイヤー番号記憶部、54 切替データ記憶部。

Claims (5)

  1. 複数のレイヤーのそれぞれについて、該レイヤーの第1のフレーム基礎画像及び該第1のフレーム基礎画像の重ね合わせ順序を示す第1のアニメーションデータを記憶する第1のアニメーションデータ記憶手段と、
    第2のアニメーションデータを記憶する第2のアニメーションデータ記憶手段と、
    前記第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第1のアニメーションデータに基づいて、第1の時間毎に各レイヤーの第1のフレーム基礎画像を生成する第1のフレーム基礎画像生成手段と、
    前記第1の時間毎に生成される各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像を記憶する第1のフレーム基礎画像記憶手段と、
    前記第2のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第2のアニメーションデータに基づいて、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像を生成する第2のフレーム基礎画像生成手段と、
    前記第2の時間毎に生成される前記第2のフレーム基礎画像を記憶する第2のフレーム基礎画像記憶手段と、
    第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像から所定内容の画像を検知する手段と、
    前記第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像と前記第2のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第2のフレーム基礎画像とに基づき、少なくとも一部のレイヤーの前記第1のフレーム基礎画像及び前記第2のフレーム基礎画像を、前記第1のアニメーションデータが示す前記重ね合わせ順序、及び前記所定内容の画像が検知される前記第1のフレーム基礎画像のレイヤーの位置に基づく順序で重ね合わせて描画することにより、表示画像を生成する表示画像生成手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1のアニメーションデータは、それぞれキーフレームにおけるフレーム基礎画像を示す複数のキーフレーム基礎画像データを含み、
    前記第1のフレーム基礎画像生成手段は、前記複数のキーフレーム基礎画像データを補間してなるデータに基づき、前記第1のフレーム基礎画像を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
    前記第2のアニメーションデータは、それぞれキーフレームにおけるフレーム基礎画像を示す複数のキーフレーム基礎画像データを含み、
    前記第2のフレーム基礎画像生成手段は、前記複数のキーフレーム基礎画像データを補間してなるデータに基づき、前記第2のフレーム基礎画像を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される、複数のレイヤーのそれぞれについて、該レイヤーの第1のフレーム基礎画像及び該第1のフレーム基礎画像の重ね合わせ順序を示す第1のアニメーションデータに基づいて、第1の時間毎に各レイヤーの第1のフレーム基礎画像を生成する第1のフレーム基礎画像生成ステップと、
    前記第1の時間毎に生成される各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像を第1のフレーム基礎画像記憶手段に記憶させる第1のフレーム基礎画像記憶ステップと、
    第2のアニメーションデータ記憶手段に記憶される第2のアニメーションデータに基づいて、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像を生成する第2のフレーム基礎画像生成ステップと、
    前記第2の時間毎に生成される前記第2のフレーム基礎画像を第2のフレーム基礎画像記憶手段に記憶させる第2のフレーム基礎画像記憶ステップと、
    第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像から所定内容の画像を検知するステップと、
    前記第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像と前記第2のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第2のフレーム基礎画像とに基づき、少なくとも一部のレイヤーの前記第1のフレーム基礎画像及び前記第2のフレーム基礎画像を、前記第1のアニメーションデータが示す前記重ね合わせ順序、及び前記所定内容の画像が検知される前記第1のフレーム基礎画像のレイヤーの位置に基づく順序で重ね合わせて描画することにより、表示画像を生成する表示画像生成ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  5. 複数のレイヤーのそれぞれについて、該レイヤーの第1のフレーム基礎画像及び該第1のフレーム基礎画像の重ね合わせ順序を示す第1のアニメーションデータを記憶する第1のアニメーションデータ記憶手段、
    第2のアニメーションデータを記憶する第2のアニメーションデータ記憶手段、
    前記第1のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第1のアニメーションデータに基づいて、第1の時間毎に各レイヤーの第1のフレーム基礎画像を生成する第1のフレーム基礎画像生成手段、
    前記第1の時間毎に生成される各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像を記憶する第1のフレーム基礎画像記憶手段、
    前記第2のアニメーションデータ記憶手段に記憶される前記第2のアニメーションデータに基づいて、第2の時間毎に第2のフレーム基礎画像を生成する第2のフレーム基礎画像生成手段、
    前記第2の時間毎に生成される前記第2のフレーム基礎画像を記憶する第2のフレーム基礎画像記憶手段、
    第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像から所定内容の画像を検知する手段、
    前記第3の時間毎に、前記第1のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された各レイヤーの前記第1のフレーム基礎画像と前記第2のフレーム基礎画像記憶手段に最後に記憶された前記第2のフレーム基礎画像とに基づき、少なくとも一部のレイヤーの前記第1のフレーム基礎画像及び前記第2のフレーム基礎画像を、前記第1のアニメーションデータが示す前記重ね合わせ順序、及び前記所定内容の画像が検知される前記第1のフレーム基礎画像のレイヤーの位置に基づく順序で重ね合わせて描画することにより、表示画像を生成する表示画像生成手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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