JP3972328B2 - 容器の検査装置 - Google Patents

容器の検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3972328B2
JP3972328B2 JP2002128709A JP2002128709A JP3972328B2 JP 3972328 B2 JP3972328 B2 JP 3972328B2 JP 2002128709 A JP2002128709 A JP 2002128709A JP 2002128709 A JP2002128709 A JP 2002128709A JP 3972328 B2 JP3972328 B2 JP 3972328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating plate
container
camera
inspection
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002128709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003322623A (ja
Inventor
圭一 藤本
剛 五十嵐
清治 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Techno System Co Ltd filed Critical Kirin Techno System Co Ltd
Priority to JP2002128709A priority Critical patent/JP3972328B2/ja
Publication of JP2003322623A publication Critical patent/JP2003322623A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3972328B2 publication Critical patent/JP3972328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壜等の容器に光を照射し、照射された容器の画像を取り込んで検査する容器の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器の底部や口部等の欠陥を検査するに当たり、この容器を照射する光源と、照射された前記容器の画像を取り込むカメラとを設け、これら光源又はカメラの一方を搬送される容器の下方に配置した検査装置が従来から使用されている。このような検査装置では、搬送される容器の下方に配置された光源又はカメラに容器の破片等が落下して破損することを防止するために、種々の対策が成されていた。
【0003】
例えば、図6では、複数の壜Bをスターホイール110で搬送し、搬送されている壜Bの画像をカメラ117に取り込んで検査する検査装置を示している。スターホイール110は、円盤状の回転体111と、この回転体111の中心に設けられ、回転体111を回転させる回転軸112とを備えている。回転体111の周縁部には、複数の円弧状のポケット113が周方向に均等に配されており、搬送される壜Bはこれらポケット113の内部に収容される。各ポケット113には壜Bの押さえベルト114が設けられており、壜Bの胴部をこの押さえベルト114で保持する。また、検査装置は、スターホイール110の周方向における所定の位置に、搬送される壜Bの底部に対応する位置にて半径方向の内外に配置された光源としての照明装置118を備えると共に、搬送される壜Bの下方に配されたカメラ117を備えている。搬送される壜Bはこの照明装置118で照射され、照射された壜Bは下方に配されたカメラ117によりその底部の画像が順次取り込まれる。そして、各壜Bはカメラ117に取り込まれた画像に基づいて、欠陥の有無などが検査されるようになっている。
【0004】
この検査装置では、搬送される壜Bと、その下方に配置されたカメラ117との間に筒状の保護柵115が設けられている。この保護柵115は、壜Bの破片等の落下物からカメラを保護するためのものであり、その上端には、保護柵115を閉鎖する透視窓116が取り付けられている。この透視窓116は、透明な強化プラスチック等で形成されており、この透視窓116を通して搬送される壜Bを撮影可能としている。壜Bの破片や壜Bの底部が落下してきた際、この保護柵115が落下物をブロックし、カメラ117に破片等が落下することを阻止して、カメラ117を保護している。そして、透視窓116に破片等が残留する場合には、高圧エアを透視窓の上面に噴射して照明窓からこれら破片等を吹き飛ばすようにして除去していた。
【0005】
一方、図7は、容器を照射する照明装置120が搬送される壜Bの下方に配置された検査装置を示している。この検査装置では、検査の対象となる壜Bはスターホイール110で搬送されており、壜Bの搬送経路の所定箇所にて壜Bの下方にこの照明装置120が配置されていると共に、照射された壜Bの画像を取り込むカメラ(不図示)が配置されている。そして、搬送される壜Bと、この壜Bの下方に配置された照明装置120との間には、保護装置130が設けられている。この保護装置130は、壜Bの破片等が落下した際にこの破片をブロックして照明装置を保護する役割を果たしている。
【0006】
この保護装置130は、円盤状の回転体131と、回転体131の上面の落下物等を回転体131の一定個所に集積させるワイパー装置132とを備えている。ワイパー装置132は、回転体131の周縁側から中心に向けてそのブレード133が延びるようにして回転体131の上面に接触するように設けられている。回転体131は約10rpm程度の低速回転を行っており、回転することでその上面に残存する破片等がワイパー装置132に集積される。そして、破片等の残骸がワイパー装置132のブレード133にある程度集積されると、作業者が手作業でこれら残骸を除去していた。図7に示す検査装置ではかかる構成により照明装置120を保護すると共に、画像を取り込む際に、陰の原因となる残骸の除去を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示す形式の検査装置では、透視窓116に壜Bの底部等の大きな破片が落下した場合には、高圧エアを噴射する程度ではこれを除去することはできない。破片等が残留したままの状態で検査を行えば、正確な検査を行うことはできない。また、このような大型の破片が残留する場合には壜Bの搬送を一端停止して取り除く必要があった。
【0008】
一方、図7に示す形式の検査装置では、手作業で残骸を除去しなければならず、煩わしさがあった。また、大型の破片等が回転板131の上面に残存したり、残骸がそのまま放置され、多数集積されると、画像を取り込む際の障害となる。
【0009】
残骸を除去する煩わしさを解消するため、ワイパー装置132を所定の間隔毎に作動させることも考えられる。しかしながら、この方式では、ブレード133と回転板131との間に小片が挟まってしまう。このような小片は、結局作業者が排除することになり、煩わしい作業は残ってしまう。
【0010】
本発明はかかる問題点に鑑み成されたものであり、搬送される容器の下方に配置されたカメラ又は光源を保護すると共に、極めて高い精度で検査を行うことが可能な容器の検査装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明ではこの課題を解決するために、搬送される容器(B)を照射する光源(21,80)と、照射された前記容器(B)の画像を取り込むカメラ(22)とが設けられ、前記光源(21,80)または前記カメラ(22)のいずれか一方が前記容器(B)の下方に配置された検査エリア(20)を備えた容器(B)の検査装置(1)であって、前記検査エリア(20)には、搬送される前記容器(B)と該容器(B)の下方に配された前記光源(21,80)又は前記カメラ(22)との間にて両者を仕切るように配された回転板(41,91)と、この回転板(41,91)をその中心を軸にして回転させる駆動手段(43,93)と、この回転板(41,91)の上面にその中心から外方に向けて流体を噴射せしめる噴射ノズル(44,94)とを有する保護装置(40,90)が設けられた容器(B)の検査装置(1)を採用した。
【0012】
本発明よれば、壜などの破片が落下した場合であっても、搬送される容器(B)の下方に配置されたカメラ(22)又は光源(21,80)に保護装置(40,90)が設けられているため、カメラ(22)又は光源(21,80)を落下物から確実に保護する。そして、保護装置(40,90)を構成する回転板(41,91)を回転させると共に流体を回転板(41,91)の上面に噴射しているので、回転板(41,91)の回転による遠心力及び流体の圧により、落下物が回転板(41,91)から確実に除去される。このため、破片等が落下した場合であっても、容器(B)の画像を取り込む際の障害物が回転板(41,91)には残留せず、信頼性の高い画像を得、正確な検査を行うことができる。
【0013】
なお、前記回転板(41,91)の上面に落下した落下物と、前記回転板(41,91)との間に生じる摩擦抵抗力以上の遠心力が前記落下物に作用するように、前記回転板(41,91)を所定の回転数以上の回転速度で回転させるとよい。このように回転板(41,91)を回転させることで、確実に落下物を回転板(41,91)から排除でき、正確な検査を行うことができる。
【0014】
また、前記容器(B)の下方に配された前記光源(21,80)又は前記カメラ(22)が前記回転板(41,91)の中心線より半径方向外側に位置するように前記回転板(41,91)を配置し、この回転板(41,91)における、前記容器(B)が通過する位置に対応する位置の周速度が前記容器(B)の搬送速度以上となるように前記回転板(41,91)を回転させるとよい。
【0015】
かかる回転速度で回転板(41,91)を回転させれば、カメラ(22)又は光源(21,80)の真上の地点から瞬時に落下物を除去できる。このため、たとえ回転板(41,91)の上面から未だ落下物が除却されていなくとも、ある時点での撮影から次の時点での撮影までの間に、カメラ(22)又は光源(21,80)の真上から落下物の無い状態を作り出すことができる。これにより、落下物の影響を受けることなく検査できる。
【0016】
また、上記容器(B)の検査装置(1)において、前記保護装置(40,90)は、前記回転板(41,91)に作用する衝撃荷重を緩和する緩衝手段(61,62,63,101)を備えている。これにより、破片等が落下した際の衝撃荷重を緩衝手段(61,62,63,101)が緩和し、保護装置(40,90)自体の損傷を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態にかかる検査装置1の概要を示している。
【0019】
検査装置1は、図1に示すように、複数の壜Bが順次搬入される搬入部3と、検査装置1の中心部分に配されたロータ8と、検査の終了した壜Bを検査装置1から次工程に順次送り出す搬出部15とを備えている。検査装置1の中心部に設けられたロータ8は水平に回転する大型の円盤8aを有し、その周縁に壜Bを複数搭載させて、壜Bを周縁に沿って搬送させている。このロータ8が設けられた部分では、壜Bの胴部分等を検査する第1検査ステージとして構成されている。また、この検査装置1は、搬入部3とロータ8の間に、搬入された壜Bを順次ロータ8へ中継するスターホイール6と、ロータ8により搬送された壜Bを受け取り、壜Bの底部を検査する第2検査ステージを構成するスターホイール10と、このスターホイール10で搬送された壜Bを中継し、搬出部15に壜Bを順次受け渡しているスターホイール13を備えている。
【0020】
搬入部3には、検査装置1の上工程から送られる壜Bを検査装置1の内部に導入させるコンベヤ4が設けられている。このコンベヤ4は、検査装置1の外部から検査装置1の内部に挿入されるようにして配され、その先端がスターホイール6の外周部まで延びている。また、このコンベヤ4の側方には、順次搬入される壜Bを等間隔に配列させるスクリュー5が設けられている。スクリュー5の外周面には螺旋状の溝5aが形成されており、搬入される壜Bは、この溝5aにはまり込むことで等間隔に配列される。
【0021】
搬入部3からロータ8へ壜Bを中継するスターホイール6は、円盤状の回転体6aを有しており、この回転体6aの周縁には、その周方向に等間隔を成すようにして配された円弧状のポケット7…7が複数設けられている。このスターホイール6は、これらポケット7…7に壜Bを収容し、回転体6aを回転させることでその周縁に沿って壜Bを搬入部3からロータ8へ搬送している。
【0022】
ロータ8は円盤8aの周縁に複数の搭載部9…9を有しており、スターホイール6から受け渡された壜Bはこれら搭載部9…9に順次搭載される。これら搭載部9…9は円盤8aに対して自転可能に支持されており、これら搭載部9…9に搭載された壜Bをその中心を軸に回転させる。なお、このロータ8の回転する速度と、スターホイール6が回転する速度とは、スターホイール6のポケット7…7から壜Bがロータ8の搭載部9…9に確実に受け渡されるように制御されている。このロータ8で搬送される壜Bは、搬送中にその胴部や肩部の検査が行われる。ロータ8の近傍には図示しない照明装置とカメラが設置されており、照明装置により各壜Bが照射され、照射された壜Bの画像がカメラに取り込まれていく。壜Bはカメラ22に取り込まれたこの画像に基づいて欠陥の有無が検査される。なお、このロータ8では、壜Bの画像がカメラに取り込まれている間、搭載部9…9が自転され、壜Bの全周にわたり検査を行うことができるように構成されている。
【0023】
ロータ8で搬送された壜Bは、壜Bの底部の検査を行う第2検査ステージへ順次受け渡される。この第2検査ステージは、スターホイール10が設けられている。このスターホイール10についても、水平に回転される回転体10aが設けられており、この回転体10aにはその周縁に複数のポケット11…11が周方向に均等に配されている。ロータ8で搬送された壜Bは、これらポケット11…11に順次収納されていく。なお、このスターホイール10についても、そのポケット11…11がロータ8の各搭載部9…9と確実に対向するようにその回転速度が制御されている。この第2検査ステージでは、壜Bの底部を照射する照明装置21と照射された壜Bの底部の画像を取り込むカメラ22が設置された検査エリア20が設けられていて、この検査エリア20にて壜Bの底部に欠陥があるか否かが検査される。この検査エリア20については、その詳細を後に説明する。
【0024】
検査の終えた壜Bはスターホイール10で搬送された後、更にスターホイール13へ受け渡される。このスターホイール13は検査を終え、欠陥の発見されなかった良品を搬出部15へ中継している一方、欠陥の発見された不良品をリジェクト部16へ送り出している。なお、当該スターホイール13についても、円盤状の回転体13aを有し、回転体13aの周縁には複数のポット14…14が周方向に等間隔に配されるように設けられている。第1検査ステージ及び第2検査ステージのいずれの検査工程においても欠陥の発見され無かった壜Bは、搬出部15でスターホイール13から離脱される。搬出部15は検査装置1の内部から次工程へ延びるコンベヤ15aが設けられており、壜Bを整列した状態で検査装置1から搬出させている。一方、少なくとも第1検査ステージ又は第2検査ステージのいずれかにおいて欠陥の発見された壜Bは、搬出部15を通過して、さらにその先方に設けられたリジェクト部16まで搬送され、リジェクト部16のコンベヤ16aでラインの外へはじき出される。
【0025】
本検査装置1では、このようにして良品と不良品の識別を行い、良品に関する壜Bのみを次工程へ送り出している。
【0026】
図2及び図3は、第2検査ステージの詳細を示している。図2は、検査の対象となる壜Bを搬送するスターホイール10及び壜Bの欠陥の有無等を検査する検査エリア20に設けられた保護装置40を示している。また、図3は図2に示した保護装置40の詳細を示した図である。スターホイール10は、図2に示すように、検査装置1のベーステーブル2から上方へ延びる回転軸23と、回転軸23の上部に設けられた回転体10aとを備えている。回転軸23の下端には、プーリ24が取り付けられており図示しない駆動源から駆動力が与えられ、回転されている。
【0027】
回転体10aは2枚の円盤10b,10bが上下に重ね合わされるようにして構成されたものであり、その周縁に複数のポケット11が形成されている。このポケット11は回転体10aの周縁から中心に向け、半円状に切り欠くようにして形成されている。各ポケット11に対応する部分には、回転体10aの内側から外側に向けて延びる配管25がそれぞれ設けられており、これら配管25の先端には吸盤26が取り付けられている。また、回転軸23の内部には軸方向に延びるエア通路(不図示)が形成されており、先端に吸盤26の取り付けられた各配管25は、このエア通路(不図示)を介して回転軸23の下端に接続された吸気管27と連通している。この吸気管27は図示しないバキューム装置に接続されており、スターホイール10に設けられた各配管に吸気方向への気流を形成する。なお、回転軸23と吸気管27とはロータリジョイント28を介して接続されており、回転軸23が自在に回転されるように構成されている。
【0028】
また、各ポケット11には、スターホイール10の半径方向外側から収容された壜Bを保持する押さえベルト29が設けられている。この押さえベルト29はポケット11に収容された壜Bを外から内側へと押し付けて壜Bがスターホイール10から脱落することを阻止するものである。さらに、各ポケット11に対応する位置には、収容された壜Bの口部をサポートしているサポータ30が回転体10aの上面に取り付けられている。このサポータ30は、壜Bの口部を回転体10aの半径方向内側から支えることで、壜Bの転倒を阻止している。このように、スターホイール10は各ポケットに収容された壜Bをサポータ30で壜Bの口部を支えつつ、外側から押さえベルト29で保持することで、高速回転する回転体10aから壜Bを脱落させることなく搬送させている。
【0029】
なお、回転軸23の上下方向の中間部分に設けられたものは、ロータリバルブ35である。このロータリバルブ35は、各ポケット11に設けられた吸盤26の中から所望の吸盤26と、回転軸23の内部に形成された図示しないエア通路とを適宜選択して連通させるものである。
【0030】
そして、この第2検査ステージには、壜Bの底部を検査する検査エリア20が設けられている。図2の右側部分を占める2点鎖線で示された部分が検査エリア20である。この検査エリア20には、搬送される壜Bの底部を照射する照明装置21と搬送される壜Bの下方に配置され、壜Bの底部の画像を取り込むカメラ22が設けられている、照明装置21は、搬送される壜Bの底部に対応する高さにて、壜Bが搬送される軌跡の内側と外側にそれぞれ配されたLEDで構成されている。一方、カメラ22は、ベーステーブル2の下側にて、レンズが上側を向くようにして保持されている。このカメラ22の上方にはベーステーブル2に取り付けられた保護柵31が設けられている。この保護柵31は、内部が空洞である筒体で構成されており、その上端に透明な強化プラスチック等で形成された透視窓32が取り付けられている。カメラ22はこの透視窓32を通して搬送される壜Bの底部の画像を取り込んでいる。
【0031】
さらに、この検査エリア20には、搬送される壜Bの下方に配されたカメラ22を落下物から保護するための保護装置40が設けられている。この保護装置40は、搬送される壜Bとカメラ22との間を仕切るようにして水平に配された回転板41と、この回転板41の中心を支持し、回転板41を回転させている回転軸42と、ベーステーブル2の内部に設けられ、回転軸42を回転駆動させている駆動源43とを備えている。さらに、保護装置40には、回転板41の上面に圧縮空気を噴射する噴射ノズル44が設けられている。
【0032】
回転軸42は、カメラ22の設置位置の外側方にてベーステーブル2に取り付けられた筒状のホルダ45の内部を貫通して上下に延びるように保持されている。ホルダ45の上端及び下端にはベアリング46,46がそれぞれ内蔵されており、回転軸42はこれらベアリング46,46を介して保持されて、ホルダ45内で自由に回転できるように構成されている。この回転軸42の下端にはプーリ47が取り付けられており、このプーリ47が、駆動源43とベルト48を介して接続されている。回転軸42はこれらベルト48及びプーリ47を介して駆動源43の駆動力が伝達され回転される。一方、回転軸42の上部には半径方向外側に張り出すフランジ49が形成されている。また、このフランジ49の上方には回転軸42の径よりやや細めに形成された挿入部50が上方に突出するようにして形成されている。このフランジ49及び挿入部50は、回転板41を支持する部分であり、回転板41をこの部分に保持させて回転軸42の上端に支持させている。回転板41の中心にはカップリング60が設けられていて、このカップリング60の中心が挿入部50に挿入され、かつ、フランジ49によりその下面が支持されている。
【0033】
このカップリング60は、その外周面に周方向に延びるように形成された溝61を有していると共に、この溝61の位置にて上下に分割可能に構成されている。回転板41は、その内周部が溝61の内部にはめ込まれ、かつ当該カップリング60により上下に挟み込まれるようにして保持されている。なお、この溝61は上下に分割可能な2つの部材61a,61bから構成されている。この部材61a,61bは回転板41に作用する荷重を緩和することができるようにゴム材で形成されている。また、カップリング60の下部にはスプリング62が設けられている。このスプリング62は、カップリング60の周方向に複数の位置にてカップリング60の下面から下方に突出するようにして取り付けられていて、カップリング60は、このスプリング62を介してフランジ49に支持される。なお、このスプリング62の上部を保持しているカップリング60の部材63もゴムで形成されており、衝撃荷重を緩和している。
【0034】
カップリング60により保持されている回転板41は、透明な強化プラスチック板によりドーナツ状に形成されている。なお、回転板41は強化プラスチック板の他、透明な強化ガラスで形成しても構わない。この回転板41は、スターホイール10で搬送されている壜Bと、壜Bの下方に配置されているカメラ22との間を仕切ることができるようにその外径が形成され、その外周部がスターホイール10の回転軸42側へ張り出している。このように配された回転板41は、駆動源43により駆動される回転軸42の回転に伴って所定の速度で回転される。
【0035】
正確な検査を行うためには、この回転板41の上面に落下した破片71等を回転板41の外に除去させる必要がある。このため、当該検査装置1では、回転板41の上面に落下した落下物と回転板41との間に生じる摩擦抵抗力以上の遠心力を落下物に作用させ、迅速に落下物を排除している。回転板41を回転させる速度としては、300rpmの中速回転以上であることが好ましい。300rpm以上の回転速度で回転板41を回転させれば、大抵の落下物を迅速に除去することができる。
【0036】
回転板41の上面に圧縮空気を噴射する噴射ノズル44は、その先端が回転板41のほぼ中心部に向けられており、噴射された圧縮空気を回転板41の上面に沿って中心側から外方へ流動させている。この圧縮空気は、回転板41の上面に落下した破片71などを回転板41から効果的に排除する役割を果たしている。なお、回転板41の外側には、回転板41の回転に伴って回転板41から飛び出す破片71等が検査装置1の内部に散乱することを防止するカバー66が設けられている。
【0037】
かかる構成を備えた保護装置40によれば、以下のようにしてカメラ22を落下物から保護する。
【0038】
回転板41は、落下物との摩擦抵抗力以上に落下物に遠心力が作用するように、300rpm以上の回転速度で回転される。この条件に加えて、回転板41は、壜Bが搬送される経路に対応する地点(図2及び図3のAで示された部分)の周速度が、スターホイール10で搬送される壜Bの搬送速度、すなわち、スターホイール10におけるポケット11の位置における周速度以上となるように回転駆動される。また、回転板41の上面には噴射ノズル44から圧縮空気が噴射される。
【0039】
これにより、搬送されている壜Bの破片等がカメラ22の位置に落下した場合でも、カメラ22を回転板41がこれら落下物から保護する。なお、回転板41に破片等が落下しても、カップリング60に上述のような緩衝機構が設けられているので、この保護装置40自体が破損することが防止されている。また、回転板41は中速回転しているため、回転板41に落下した破片71等は回転板41の回転による遠心力、及び回転板41の上面に噴射された圧縮空気の空圧により回転板41の外側に押し出され、回転板41の上面に滞留することなく回転板41から排除される。また、回転板41の回転速度を上述のように設定しているので、カメラ22が1つの壜Bの画像を取り込み、次の壜Bの画像を取り込むまでに破片71等の落下物を確実にカメラ22の視界から除去することができ、検査の誤認を防止することができる。
【0040】
なお、この保護装置40では、圧縮空気を採用しているが、これに限定されるものではなく、洗浄液を採用してよいことは勿論である。また、洗浄水とエアとを併用しても構わない。
【0041】
次に、図4及び図5を参照して別の実施の形態について説明する。これら図4及び図5に示す検査装置は、搬送される壜Bの下方に照明装置を配置し、壜Bの下方から壜Bの底部に光を照射する形式の検査装置である。
【0042】
本実施の形態にかかる検査装置についても、検査の対象となる壜Bがスターホイール10で搬送され、搬送されている途中で壜Bの画像がカメラ(不図示)に取り込まれることで検査が行われている。スターホイール10は、2枚の円盤10b,10が上下に重ね合わされるようにして構成された回転体10aを有し、この回転体10aの周縁に設けられたポケット11に壜Bを収容して搬送している。
【0043】
搬送される壜Bに光を照射する照明装置80は、壜Bの搬送される経路の下方にて、壜Bの底部に光を照射できるようにその前面部を上側に向けて検査装置のベーステーブル2aに保持されている。
【0044】
そして、照明装置80の近傍には、壜Bの破片等の落下物から保護するための保護装置が設けられている。
【0045】
この保護装置90は、搬送される壜Bと照明装置80との間を仕切るようにして水平に配された回転板91と、この回転板91の中心を支持し、回転板91を回転させる回転軸92と、ベーステーブル2aの内部に設けられ、回転軸92を回転駆動させる駆動源93とを備えている。さらに、保護装置90には、回転板91の上面に洗浄水を噴射する噴射ノズル94が設けられている。
【0046】
回転軸92は、照明装置80の設置位置の直近にてベーステーブル2aに取り付けられたホルダ95の内部を貫通し、その下部がホルダ95により保持されている。ホルダ95にはベアリング96,96が内蔵されており、回転軸92はこれらベアリング96,96を介して保持されて、ホルダ95内で自由に回転できるように構成されている。この回転軸92の下端にはプーリ97が取り付けられており、このプーリ97が、駆動源93とベルト98を介して接続され、駆動源93の駆動力が伝達される。一方、回転軸92の上端にはダンパー101がこの回転軸92と同軸上に取り付けられている。そして、ダンパー101の上部にカップリング100を介して回転板91の中心が取り付けられている。
【0047】
カップリング100により保持されている回転板91は、透明な強化プラスチック板によりドーナツ状に形成されている。この回転板91は、スターホイール10で搬送されている壜Bと、壜Bの下方に配置されている照明装置80との間を仕切ることができるようにその外径が形成されている。この保護装置90についても、回転板91は、駆動源93により駆動される回転軸92の回転に伴って所定の速度で回転される。なお、回転板91は、透明な強化ガラスで形成してもよい。
【0048】
そして、回転板91の上面に洗浄水を噴射する噴射ノズル94は、その先端が回転板91のほぼ中心部に向けられており、噴射された洗浄水を回転板91の上面に沿って中心側から外方へ流動させている。回転板91の上面に沿って流動する洗浄水は、回転板91の上面に落下した破片などを回転板91から排除する役割を果たしている。なお、図4並びに図5には特に示していないが、回転板91の外側には、回転板91の回転に伴って回転板91から飛び出す洗浄水及び破片等が検査装置1の内部に散乱することを防止するカバーを設けるとよい。
【0049】
この保護装置90についても、回転板91は、300rpm以上の中速回転以上の回転数で回転される。また、回転板91は、壜Bが搬送される経路に対応する地点の周速度が、スターホイール10で搬送される壜Bの搬送速度、すなわち、スターホイール10におけるポケット11の位置における周速度以上となる条件をも満たすように回転駆動される。さらに、回転板91の上面には噴射ノズル94から洗浄水が噴射される。
【0050】
これにより、搬送されている壜Bの破片等が照明装置80の位置に落下した場合でも、照明装置80を回転板91がこれら落下物から保護する。回転板91はダンパー101を介して回転軸92に取り付けられているため、大型の破片などが落した場合でも、ダンパー101が衝撃を緩和して、保護装置90自体が破損することを防止する。また、回転板91は上述した所定の回転数で回転しているため、回転板91に落下した破片等は回転板91の回転による遠心力、及び回転板91の上面に噴射された洗浄水の付勢力により回転板91の外側に押し出され、回転板91の上面に滞留することなく回転板91から排除される。なお、回転板91の回転速度を上述のように設定しているので、照明装置80が1つの壜Bの画像を取り込み、次の壜Bの画像を取り込むまでに破片等の落下物を確実に照明装置80の視界から除去することができ、検査の誤認を防止することができる。
【0051】
なお、この保護装置90では、噴射ノズル94から噴射させる流体として液体である洗浄水を採用している。このため、壜Bの底部のように大型の破片が落下した場合でも、この破片を確実に回転板91の外へ押し除けることができる。また、洗浄水が回転板91の上面に薄い膜を形成するため、破片等の落下物と回転板91との間に発生する摩擦抵抗を効果的に低下させ、円滑に落下物を除去するのみならず、落下物が回転板91と擦れて、回転板91の上面に傷が形成されることを防止する。ただし、流体として洗浄水を採用することに限定されるものではなく、エアを採用してよいことは勿論である。また、洗浄水とエアとを併用しても構わない。
【0052】
以上、検査の対象として壜を例に説明したがこれに限定されるものではなく、PETボトル等、その他の容器の検査に適用してもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、搬送される容器の下方に配されたカメラ又は光源を落下物から保護する保護装置を設けているので、カメラ又は光源の破損を防止でき、高い信頼性のある検査装置を得ることができる。本発明では、保護装置を構成する回転板を所定の速度以上で回転させることに加え、回転板の上面に流体を噴射するので、たとえ破片等が落下した場合でも、これら落下物が回転板に残留することがない。このため、落下部の影響を受けること無く、正確な画像を撮影できる。また、緩衝手段を設けることで、保護装置自体の破損をも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる検査装置の概要を示す平面図。
【図2】検査の対象となる壜を搬送するスターホイール及び壜の欠陥の有無等を検査する検査エリアに設けられた保護装置を示す図。
【図3】図2に示した保護装置の詳細を示した図。
【図4】図1〜図3に示す検査装置とは別の実施形態にかかる検査装置に設けられた保護装置の平面図。
【図5】図4に示す保護装置の部分断面側面部。
【図6】従来から使用されている容器の検査装置の一例を示す図。
【図7】図6に示す検査装置とは別の形式の検査装置に設けられた保護装置を示す図。
【符号の説明】
1 検査装置
3 搬入部
6 スターホイール
8 ロータ
10 スターホイール
11 ポケット
13 スターホイール
15 搬出部
16 リジェクト部
20 検査エリア
21,80 照明装置
22 カメラ
31 保護柵
40,90 保護装置
41,91 回転板
42,92 回転軸
43,93 駆動源
44,94 噴射ノズル
47,97 プーリ
48,98 ベルト
49 フランジ
60,100 カップリング
62 スプリング
101 ダンパー
B 壜(容器)

Claims (3)

  1. 搬送される容器を照射する光源と、照射された前記容器の画像を取り込むカメラとが設けられ、前記光源または前記カメラのいずれか一方が前記容器の下方に配置された検査エリアを備えた容器の検査装置であって、
    前記検査エリアには、搬送される前記容器と該容器の下方に配された前記光源又は前記カメラとの間にて両者を仕切るように配された回転板と、この回転板をその中心を軸にして回転させる駆動手段と、この回転板の上面にその中心から外方に向けて流体を噴射せしめる噴射ノズルとを有する保護装置が、設けられ、前記回転板は、その上面に落下した落下物との間に生じる摩擦抵抗力以上の遠心力が前記落下物に作用するように、所定の回転数以上の回転速度で回転されることを特徴とする容器の検査装置。
  2. 前記容器の下方に配された前記光源又は前記カメラが前記回転板の中心線より半径方向外側に位置するように前記回転板を配置し、この回転板における、前記容器が通過する位置に対応する位置の周速度が前記容器の搬送速度以上となるように前記回転板を回転させることを特徴とする請求項1に記載の容器の検査装置。
  3. 前記保護装置は、前記回転板に作用する衝撃荷重を緩和する緩衝手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の検査装置。
JP2002128709A 2002-04-30 2002-04-30 容器の検査装置 Expired - Lifetime JP3972328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002128709A JP3972328B2 (ja) 2002-04-30 2002-04-30 容器の検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002128709A JP3972328B2 (ja) 2002-04-30 2002-04-30 容器の検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003322623A JP2003322623A (ja) 2003-11-14
JP3972328B2 true JP3972328B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=29542372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002128709A Expired - Lifetime JP3972328B2 (ja) 2002-04-30 2002-04-30 容器の検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3972328B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102165481B1 (ko) * 2020-02-28 2020-10-14 유종연 화장품용기의 검사장치 및 검사공정

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4696201B2 (ja) * 2005-03-31 2011-06-08 キリンテクノシステム株式会社 検査装置
DE102006062575B3 (de) 2006-12-29 2008-03-27 Krones Ag Vorrichtung und Verfahren zum Inspizieren von Behältnisböden
IT1396395B1 (it) * 2009-10-26 2012-11-19 Pharmamech S R L Macchina ispezionatrice di contenitori in plastica e apparato di manipolazione di detti contenitori
JP5282205B2 (ja) * 2010-11-19 2013-09-04 キリンテクノシステム株式会社 検査装置
ITPR20120021A1 (it) * 2012-04-06 2013-10-07 Pharmamech S R L Macchina ispezionatrice di contenitori in plastica e apparato di manipolazione di detti contenitori
CN113085142B (zh) * 2021-03-31 2023-01-24 重庆品正食品有限公司 一种瓶坯输送系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102165481B1 (ko) * 2020-02-28 2020-10-14 유종연 화장품용기의 검사장치 및 검사공정

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003322623A (ja) 2003-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5826696A (en) Apparatus for separating small articles
JP3972328B2 (ja) 容器の検査装置
JPS62186977A (ja) 選別する為に果物を回転する為の装置
TWI397118B (zh) 液體處理裝置、液體處理方法及記憶媒體
US9585421B2 (en) Pepper de-stemming methods and apparatus
JP2003329604A (ja) 異物検査装置及びその検査機構
CN106952871A (zh) 保护膜覆盖方法
JP2021109745A (ja) 搬送処理装置
CN109759348A (zh) 一种全自动缺陷泡罩药板分拣设备和分拣方法
JP5876171B1 (ja) 魚卵選別装置
KR102541270B1 (ko) 품질 모니터링 및 후처리 기능을 포함하는 합성수지재 금형 성형 장치
US20200046010A1 (en) Pepper de-stemming methods and apparatus
US7667846B2 (en) Device and process for inspecting the bottoms of containers
JP3358560B2 (ja) 粉粒体中の異物検査方法および異物検査装置
JP4081300B2 (ja) 容器の水滴除去装置
JPH0694624A (ja) 筒状体検査装置の排出装置
JPH0559378B2 (ja)
JP5384904B2 (ja) 洗浄装置
JPH0688656B2 (ja) 搬送装置
JP4332875B2 (ja) 容器検査装置
JP3268984B2 (ja) 鶏卵のゴミ除去装置
KR102498918B1 (ko) 수산물선별장치
JP5651085B2 (ja) 異物検査装置
JPS5850452A (ja) 固形剤保持ポケツトの自動クリ−ニング装置
JP2004344037A (ja) 農作物切揃え装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3972328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term