JP3971182B2 - 部品取付構造 - Google Patents

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    • B60R16/0238Electrical distribution centers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気接続箱やプロテクタ等のワイヤハーネス用の自動車部品を、自動車その他の車両の車体パネルに固定するための部品取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、この種の部品取付構造に関連する技術の一例を示すものである。
【0003】
図示するように、電気接続箱80は、上部に開口を有する接続箱本体81と、接続箱本体81の開口を塞ぐカバー85と、接続箱本体81に収容される図示しないジャンクションブロックとを備えている。ジャンクションブロックは、リレー、ヒューズ、コネクタ等の機能部品と、絶縁基板に積層されるバスバー等から構成されている。
【0004】
接続箱本体81には係止部82が設けられ、カバー85には係止部82と係合する係合部86が設けられ、係止部82を係合部86に係合させることにより接続箱本体81とカバー85とが緊密に嵌合するようになっている。そして、電気接続箱80に水等がかかった場合でも、水が内部に浸入することが防止され、機能部品が保護されるようになっている。
【0005】
接続箱本体81の両側面には、L字状又は逆L字状の取付ブラケット83が形成されており、取付ブラケット83の先端側の平坦部には、ボルト挿通孔84aを有する取付部84が設けられている。ボルト挿通孔84aには、ねじが切られていなく、いわゆるばか孔に形成されている。ボルト挿通孔84aをばか孔に形成することによって、接続箱本体81と車両ボディとの間に位置ずれがある場合であっても、位置ずれを吸収することができるようになっている。
【0006】
図示しない車両ボディの車体パネル87には、所定の位置にナット88が溶接されている。接続箱本体81の取付部84は、ナット88に対応する位置に設けられている。電気接続箱80は、主に、自動車のエンジンルームやインストルメントパネル廻りの車体パネル87等に固定されるようになっている。
【0007】
車体パネル87に電気接続箱80を取り付ける際は、車体パネル87のナット88の孔部88aと取付部84のボルト挿通孔84aとを同軸に合わせて、締付ボルト89を挿通し、そして螺合することにより、電気接続箱80を車両ボディに固定することができるようになっている。
【0008】
車両ボディから電気接続箱80を取り外す際は、上記取付方法と逆の操作を行えばよく、締付ボルト89をナット88から外すことによって容易に取り外しを行うことができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の部品取付構造では、解決すべき以下の問題点がある。
【0010】
一つには、電気接続箱80の取り付け/取り外しの作業性が悪いという問題がある。電気接続箱80が搭載される自動車のエンジンルームやインストルメントパネル廻りには、多数の電子周辺機器や機能部品が配置され、また多数の電線が配索されているゆえ、余分な空きスペースはなく、電気接続箱80を搭載するスペースを確保すること自体が困難であるにもかかわらず、狭いスペースで締付ボルト89の取り付け/取り外しを行うことは、より困難な姿勢での作業を強いることになり、作業性が一層低下する心配がある。
【0011】
また、廃車時には、自動車等のリサイクルを行うために、車体パネル87から電線や自動車部品等を取り除く必要があるが、締付ボルト89とナット88を利用した取付構造では、一旦緊密強固に締結した締付ボルト89を作業スペースのない場所で取り外すことは困難であるゆえ、簡単には取り外せずリサイクルの妨げになっている。
【0012】
また一つには、接続箱本体81とカバー85とを備える電気接続箱80は、合成樹脂製の射出成形体であるゆえ、成形後に膨張・収縮、反りや変形等を起こし、取付部84のボルト挿通孔84aとナット88に位置ずれを生じることがある。位置ずれがあると、電気接続箱80を車体パネル87に固定することができなくなることがある。他方、位置ずれを避けるには、成形品である電気接続箱80の寸法精度の管理が必要になり、余計な手間がかかり作業性が悪くなるという問題がある。
【0013】
変形等によりボルト挿通孔84aとナット88に位置ずれを生じた場合に、電気接続箱80を歪めながら無理に車体パネル87に取り付けると、電気接続箱80の壁部にクラックが発生したり、破損が生ずることがある。また、電気接続箱80に変形が生じると、接続箱本体81とカバー85の開口端部の間のシール性が損なわれて、隙間から水などが浸入するという心配もある。
【0014】
本発明は、上記した点に鑑み、車体パネルへの取り付けと、車体パネルへからの取り外しを簡単に行うことができ、しかも確実強固に取付けることができ、また、リサイクル化を促進することができ、さらには磁石の磁力線が周囲に漏洩されるのが防止され、磁束密度が高くなり、そして、取付部の磁力を強くする部品取付構造を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、自動車部品を車体に固定するための部品取付構造において、前記自動車部品には取付部が備えられ、前記車体には受部が備えられ、該取付部又は該受部のいずれか一方に磁石が設けられ、いずれか他方が強磁性体であり、前記取付部と前記受部との間で、該磁石が強磁性体のヨークで覆われ、該ヨークの端部が前記取付部又は前記受部のスライド部として設けられ、そして、該取付部と該受部とが磁力で吸着固定されることを特徴とする。
【0016】
上記構成によれば、車体パネルと自動車部品とは、磁石の吸引力で互いに引き付け合うから、自動車部品をワンタッチで確実に車体パネルに取り付けることができる。また、自動車部品を車体パネルから取り外す際は、剪断方向に弱い磁石の性質を利用して、自動車部品の取付部又は受部を剪断方向にずらすことで、自動車部品を車体から容易に取り外すことができる。また、上記構成によれば、磁石がヨークに覆われるから、磁石の磁力線が周囲に漏洩することが防止され、磁力線が集中して、磁石の磁束密度が高くなる。また、ヨークの端部がスライド部として設けられるから、磁石の磁気誘導によってスライド部が磁化され、取付部の磁力が強くなる。
【0017】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の部品取付構造において、前記取付部に前記磁石が設けられ、該受部が強磁性体であることを特徴とする。
【0018】
上記構成によれば、自動車部品の取付部に磁石が備わっているから、従来のように締付ボルトが挿通される取付ブラケットの位置決め精度等を気にすることなく、自動車部品を車体パネルの自由な位置に磁力で吸着固定することができ、自動車部品の取付作業性が向上する。
【0019】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の部品取付構造において、前記取付部に前記スライド部が設けられ、前記受部には該スライド部をスライド係合させるガイド部が形成されたことを特徴とする。
【0020】
上記構成によれば、スライド部が、ガイド部に挿入してスライド係合するから、スライド方向に直交する方向の位置決めが行われて、がたつきを生じることなく、自動車部品が車体パネルに固定される。
【0023】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜3記載の部品取付構造において、前記取付部と前記ヨークとが一体成形等により固着され、そして、該ヨークと前記磁石とが圧入又は接着剤等の方法で固着されたことを特徴とする。
【0024】
上記構成によれば、取付部とヨークとが、インサート成形等の一体成形により固着するから、接触面の密着性が強くなり、ヨークが取付部から外れることが防止され、他方、ヨークと磁石とが、圧入等により固着するから、磁石がヨークから脱落が防止される。
【0025】
また、請求項記載の発明は、請求項又は請求項に記載の部品取付構造において、前記取付部と前記受部との間に、該取付部を該受部から引き離すための治具棒挿入部が形成されたことを特徴とする。
【0026】
上記構成によれば、治具棒挿入部が形成されているから、治具棒を治具棒挿入部に差し込みながら起こすことで、取付部を受部から引き離し、自動車部品を車体から容易に取り外すことができる。
【0027】
また、請求項記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一つに記載の部品取付構造において、前記ガイド部の奥側に、前記取付部に対する突当部が設けられたことを特徴とする。
【0028】
上記構成によれば、取付部を受部に押し込んでスライドさせると、取付部がスライド方向に位置する突当部に当接して、自動車部品のスライド方向の位置決めが行われる。
【0029】
また、請求項記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一つに記載の部品取付構造において、前記ガイド部の入口側と奥側とに、前記取付部に対する段差部と突当部がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
【0030】
上記構成によれば、取付部が受部の突当部と段差部の間に位置するから、取付部がスライド方向に位置する突当部に当接して、スライド方向の位置決めが行われ、取付部が段差部に当接してスライド反対方向に抜けることが防止され、スライド方向の前後に位置決めされる。
【0031】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれか一つに記載の部品取付構造において、前記受部は金属板が折り曲げて形成され、折り曲げた該金属板の間に、前記取付部を進入させるスライド空間が形成されたことを特徴とする。
【0032】
上記構成によれば、金属板を折り曲げて受部が形成されているから、折り曲げた金属板の間のスライド空間に、取付部がスライド進入し、金属板によって挟持される。このため、自動車部品は、がたつきを生じることなく車体パネルに確実に取り付けられ、振動などによって外れ落ちることが防止される。
【0033】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれか一つに記載の部品取付構造において、前記磁石が、フェライト磁石、希土類系磁石、その他の焼結磁石又はボンド系磁石であることを特徴とする。
【0034】
上記構成によれば、磁石に焼結磁石を用いれば、磁石の磁束密度が高く、保持力が大きくなり、振動や温度変化によって減磁することはあっても、自動車部品が車体パネルから外れない程度の吸着力が維持される。磁石にボンド系磁石を用いれば、磁石の弾力性によって、車両の振動が吸収されて、磁石の吸着安定性が向上する。
【0035】
また、請求項10記載の発明は、請求項1〜のいずれか一つに記載の部品取付構造において、前記磁石は、複数の磁石の磁極が交互に配列されて着磁された多極磁石であることを特徴とする。
【0036】
上記構成によれば、取付部に備わる磁石が多極磁石であるから、磁石の外側に漏洩する磁力線の数が減少し、磁束密度が高くなり、そして磁力が強くなり、自動車部品の車体パネルからの脱落が防止される。
【0037】
また、請求項1記載の発明は、請求項1〜1のいずれか一つに記載の部品取付構造において、電気接続箱の接続箱本体若しくは該電気接続箱の取付ブラケット又はハーネス用のプロテクタに、前記取付部が設けられたことを特徴とする。
【0038】
上記構成によれば、電気接続箱又はプロテクタが、ボルトやナットを用いることなく磁石の力で車体パネルに固定されるから、取り付け/取り外しを容易に行うことができ、自動車部品等のリサイクル化が促進される。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る部品取付構造の第1の実施形態を示すものである。
【0040】
図1には、車体パネル(車体)50に取り付けられる電気接続箱(自動車部品)10が示されている。電気接続箱10は、図示しない車両等の車体パネル(車体)50に、磁力で吸引され吸着固定されるようになっている。車両は、四輪自動車に限られず、二輪車、トラクターその他の農業車両、クレーン車その他の建設機械車両等が挙げられる。車体パネル50は、強磁性体である鉄板等から構成されている。
【0041】
電気接続箱10は、電気的接続の主要な部分をなすジャンクションブロック40,41と、上部に開口を有しジャンクションブロック40,41を収容する接続箱本体15と、下部に開口を有し接続箱本体15の開口に覆設されるカバー31とから構成されている。この電気接続箱10は、自動車のエンジンルームやインストルメントパネル廻りに配置され、各種補機類の電気的接続を中継する組付用の自動車部品である。
【0042】
ジャンクションブロック40,41は、計器類、スイッチ類、ランプ類その他の電子周辺機器間の信号授受や、スタータ、オルタネータ等へのバッテリーからの電源供給等の機能を果たす構成部分である。ジャンクションブロック40,41は、合成樹脂製の絶縁基板と、絶縁基板に重なり合い導通経路を形成するバスバー(図示せず)と、バスバーの端部や中間部から起立連成されたタブ端子に接続される機能部品とからなっている。
【0043】
バスバーは、プレスにて導電性の金属板が打ち抜かれて形成された板状の導体板である。機能部品には、リレー42、ヒューズ43、コネクタ44、ヒュージブルリンク(図示せず)、サーキットブレーカ(図示せず)等が挙げられる。バスバーは、合成樹脂性の絶縁基板に重ねられて(積層した状態で重ねられて)、配線板を構成する。配線板と機能部品とで、ジャンクションブロック40,41が構成されるが、必ずしも、リレー42等の機能部品を配線板に接続する必要はなく、配線板だけで各種補機類に対する分岐回路を構成することもできる。
【0044】
合成樹脂製のカバー31は、接続箱本体15の開口を塞いで、水、スチーム又は塵埃等が内部に浸入するのを防止するためのものであり、射出成形法にて高精度に成形されている。カバー31の外壁32は、上壁33と、上壁33の周囲に連なる縁壁34とからなっている。縁壁34の内壁面が接続箱本体15の開口端部19の外壁面に重なり合い、かつ、縁壁34の内壁面に直交して続く枠状端部35が接続箱本体15の開口端部19に突き当たり、接続箱本体15の開口が緊密に密閉されるようになっている。双方の突き当たる枠状端部35と開口端部119との間に図示しないパッキンを挟むこともでき、パッキンを挟むことで、より一層電気接続箱10の防水性が向上する。
【0045】
合成樹脂製の接続箱本体15は、矩形箱状をなす深底の器であり、カバー31と同様に射出成形法にて一体的に成形されている。接続箱本体15の外壁16は、側壁17と、側壁17の縁部に直交して続く底壁18とからなっている。側壁17と底壁18とで囲まれる内部空間内にリレー42、ヒューズ43、コネクタ44が接続されたジャンクションブロック40,41が収まっている。図示するジャンクションブロック40,41は、機能部品毎に2つに分割されているが、一体的に形成されたジャンクションブロックを用いることもできる。
【0046】
接続箱本体15の一側側壁17には、接続箱本体15を車体パネル50に固定するための取付ブラケット25が設けられている。取付ブラケット25は、一側側壁17の両側に一対設けられている(一方のみを図示する)。接続箱本体15に外壁16から突出する取付ブラケット25を設けることで、車体パネル50が平坦面ではなく湾曲面である場合にも、電気接続箱10を取り付けることができ、電気接続箱10の取り付けの自由度が向上する。
【0047】
取付ブラケット25は、側壁17に連なる脚部26と、脚部26に続く取付部27とからなっている。取付ブラケット25の全体的形状は、L字状又は逆L字状に限定されるものではない。脚部26の付け根側は太く幅広に形成され、脚部26の先端側に近づくにしたがい漸次細く幅狭に形成されている。そして、先端側から屈曲して取付部27が続いている。
【0048】
取付部27は、車体パネル50の受部51に対する固定部分である。この取付部27は、方体形状をなしており、内部には取付面が外向きに露出するように磁石45が埋め込まれている。磁石45には、アルニコ磁石(MK鋼)、フェライト磁石や希土類系磁石、ボンド系磁石などの種々の磁石が適用できるが、磁束密度が高く、保持力の大きい焼結磁石が好適する。
【0049】
また、粉末冶金法により一体的に焼結された磁石45に代えて、棒状磁石のN極とS極とを交互に配列して着磁された多極磁石(図示せず)を用いることもできる。多極磁石を用いれば、磁石の外側に漏洩する磁力線の数が減少し、磁力線が集中し磁束密度が高くなり、磁力が強くなる利益がある。
【0050】
取付部27の全体的形状は、方体形状に限るものではなく、円板状、多角形状その他の形状であってもよく任意である。取付部27に対する磁石45の固着は、圧入などの埋設に限るものではなく、取付部27と一体的に成形したり、合成樹脂製の接着剤で接着してもよい。
【0051】
図2に示すように、取付部27の端部周縁28には、環状の鍔部(スライド部)29が形成されている。鍔部29は、取付部27の周囲に形成されているが、必ずしもこのように形成する必要はなく、車体パネル50(図1)の受部51に対してスライド係合できるものであればよい。従って、少なくとも、スライド方向A(図1)に直交する方向に相対向する一対の鍔部29が設けられていればよい。なお、本実施形態のように、スライド方向Aの前後にも鍔部29を設けることができる。スライド方向A前側に位置する鍔部29は、受部51の奥側57に形成された突当部58(図4)に当接して、電気接続箱のスライド方向Aの位置決めが行われている。スライド方向A後側に位置する鍔部29は、受部51の入口側55の段差部56(図4)に当接して、取付部27が受部51から後抜けしないようになっている。
【0052】
鍔部29は、合成樹脂製の取付部27と一体的に形成することもできるが、他に図3に示すように、鍔部29を磁性を有するステンレス鋼板(例えば、JISSUS430)その他の強磁性体で形成することもできる。この場合、取付部27と磁石45との間に薄板のヨーク37を挟み、ヨーク37の端部39を取付部27の端部周縁28にフランジ状に引き出せばよい。
【0053】
取付部27とヨーク37は、インサート成形などにより一体的に成形され、次いで、磁石45がヨーク37の凹所38に圧入されて固定される。すなわち、ヨーク37は、取付部27と磁石45の間に中間部材としてサンドイッチ状に挟まれて固定される。なお、磁石45とヨーク37の固定を接着剤で行うこともできる。
【0054】
このようにすると、磁石45はその周囲が強磁性体のヨーク37に囲まれるようになり、磁力線の放出が抑制され、磁力線が集中して磁束密度が高くなる。一方、ヨーク37は磁石45の磁気誘導によって磁化されて、互いを引き付け合う磁力が強くなる。また、鍔部29の端面29aが、受部51に対する取付面となるゆえ、取付部27と受部51の吸着力が大きくなり、電気接続箱10を車体パネル50に確実に固定することができる。
【0055】
なお、鍔部29の端面29aが取付面となる場合は、磁石45の露出面を鍔部29の端面29aと同一面に形成しなくてもよく、むしろ鍔部29の端面29aより内側に凹ませるほうが好ましい。そうすると、受部51(図1)に対する接触面積は小さくなるものの、逆に磁石45の吸着力は大きくなるためである。クーロンの法則によれば、磁石45の吸着力は双方の磁極の積に比例し、接触面積には無関係だからである。また、ヨーク37に磁力線が集中して、磁気エネルギーが大きくなるからである。
【0056】
また、図5に示すように、スライド空間54の入口側55(図4)に位置するヨーク37の鍔部29には、磁力で吸着固定された取付部27と受部51とを引き離すための治具棒挿入部30が形成されている。治具棒挿入部30は、テーパ面30aを有する溝状に形成されている。このため、治具棒47で取付部27をこじって傷などを付けることなく、治具棒47を差し込みながら起こすことで、磁力で吸着した電気接続箱10(図1)を車体パネル50から容易に取り外すことができるようになっている。
【0057】
図6に示すように、車体パネル50(図1)の受部51は、強磁性体である鉄板からなっており、車体パネル50とは別部材である。従って、受部51を車体パネル50の任意の位置に自由に溶接等により固定することができる。受部51は、鉄板に限定されるものではなく、上述した磁性を有するステンレス鋼であってもよく、車体パネル50に対する溶接性と、磁石45との吸着力を考慮して選ばれる。
【0058】
受部51は、鉄板からプレスにて所定形状に打ち抜かれた打抜片を、折り返すように折り曲げ加工され形成されている。受部51の裏面51bは、車体パネル50に対する溶接面である。表面51aには、受部51をスライドガイドするスロット(ガイド部)53が形成されている。折り返された2枚の金属板の間には、スライド空間54が形成されている。
【0059】
スライド空間54の入口側55には、取付部27のスライド方向A後側の鍔部29が当接して、スライド方向A反対側に後抜けするのを防止する段差部56が形成されている。スライド空間54の奥側57には、図5等に示す取付部27のスライド方向A前側の鍔部29が当接する突当部58が形成されている。このため、取付部27は段差部56と突当部58との間に位置して、スライド方向Aの前後に位置決めされるようになっている。スライド方向Aに直交する方向の位置決めは、前述したように、スロット53に取付部27がスライド係合することにより行われる。なお、段差部56又は突当部58のいずれか一方を設けるようにしてもよい。
【0060】
また、受部51には、段差部56に続く傾斜板部59が形成されている。この傾斜板部59は、根本側が段差部56に連なり自由端側が、車体パネル50(図1)から離れる方向に傾斜している。傾斜板部59は、根本側を支点として車体パネル50の板厚方向に撓み可能に形成されている。取付部27は、傾斜板部59を内側に撓ませながらスライド挿入し、受部51のスロット53に取付部27がガイドされながら深く挿入して、鍔部29がスライド空間54の突当部58に当接することにより、取付部27がスライド空間54に完全に納まり、傾斜板部59が弾性復帰するようになっている。
【0061】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、ワイヤハーネス用のプロテクタ(自動車部品)65に関する取付構造を示したものである。図7に示すプロテクタ65は、長手方向の両側と一側端部が開口形成された矩形筒状のプロテクタ65であり、内側には複数の電線72又は複数の電線が結束された図示しないワイヤハーネスを収納して保護するものである。
【0062】
プロテクタ65の両端部が開口しているのは、複数の電線72の中間部を保護するものだからである。一側端部が開口しているのは、複数の電線72を軸直角方向から挟み込むことができるようにするためである。電線72を挟み込んだ後は、電線72をプロテクタ65に固定するために、プロテクタ65の所要箇所に絶縁性のテープ73等が巻回される。
【0063】
前記プロテクタ65は、電線72の配索経路に配置され、車体パネル75に取り付けられる。従来は(図示せず)、例えば、プロテクタにボルト挿通孔を有する取付ブラケットを設け、車体パネルにボルト挿通孔に対向する孔部を設けて、締付ボルトとナットとを締結することにより固定していた。本実施の形態では、締付ボルトとナットとを用いることなく、磁石70と強磁性体の吸引により、プロテクタ65を車体パネル75に固定するものであり、部品点数が少なくなり、手間がかからずワンタッチで取り付けることができる。
【0064】
プロテクタの一側の側壁66には、側壁面から突出する取付部67が設けられている。取付部67の両側には、テーパ部(スライド部)68が形成されている。取付部67の略中央部には、磁石70が埋め込まれている。取付部67と磁石70の固定方法は、第1の実施形態と同様であり、圧入等の種々の方法が適用される。
【0065】
磁石70には永久磁石が用いられ、例えば、フェライト磁石、希土類系磁石等の焼結磁石又はボンド系磁石が適用される。ボンド系磁石は、磁性粉末をゴムやプラスチックなどの結合剤と混ぜ合わせて成形したものであるが、結合剤が多いため、焼結磁石に比べると磁束密度が低く、保持力が小さいものが多いが、サマリウム・鉄・窒化物などの磁性粉末を混ぜ合わせれば強力な磁石として使用可能である。ボンド系磁石は、衝撃性、振動性が高いため、自動車の振動が加わる箇所に好適する。
【0066】
車体パネル75は、強磁性体である鉄板等を構成材料としている。車体パネル75には、プロテクタ65の取付部67に係合するあり溝状の受部77が形成されている。従って、受部77の溝壁(ガイド部)78は、テーパ部68に対するスライド面となっている。受部77の形状は、必ずしもあり溝形状に限定するものではなく、プロテクタ65の取付部67とスライド係合するものであればよい。
【0067】
上記構成の作用について説明すると、プロテクタ65を車体パネル75の上方に配置し、取付部67と受部77の位置合わせを行ない、取付部67を受部77に挿入する。そうすると、取付部67は受部77にガイドされながらスライドして、奥までスライドした位置で磁石70と強磁性体とが磁力で吸着固定する。
【0068】
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態において、磁石45,70を自動車部品10,65に設ける代わりに、磁石45,70を車体パネル50,75に設け、自動車部品10、65の取付部27,67に強磁性体を設けてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、車体パネルと自動車部品とが、磁石の吸引力で互いに引き付け合うことで、自動車部品をワンタッチで車体パネルに取り付けることができ、また、自動車部品を車体パネルから取り外す際は、自動車部品の取付部又は受部を剪断方向にずらすことで、自動車部品を車体から容易に取り外すことができる。従って、自動車部品の車体パネルへの取り付けと、車体パネルからの自動車部品の取り外しを簡単に行うことができ、組付作業性が向上し、自動車部品等のリサイクル化が促進される。また、請求項1記載の発明によれば、磁石がヨークに覆われることで、磁石の磁力線が周囲に漏洩することが防止され、磁石の磁束密度が高くなり、そして、ヨークの端部がスライド部として設けられることで、磁石の磁気誘導によって受部に対する取付部の磁力が強くなる。従って、自動車部品を車体パネルに確実強固に固定することができる。
【0070】
また、請求項2記載の発明によれば、取付部に磁石を設けることで、自動車部品を車体パネルの自由な位置に取り付けることができる。従って、自動車部品の配置の自由度が向上して、組付作業性が向上する。
【0071】
また、請求項3記載の発明によれば、スライド部がガイド部に挿入してスライド係合することで、スライド方向に直交する方向の位置決めが行われる。従って、がたつきを生じることなく、自動車部品を車体パネルに固定することができる。
【0073】
また、請求項記載の発明によれば、取付部とヨークとがインサート成形等の一体成形により固着されることで、取付部とヨークの密着性が強くなり、また、ヨークと磁石とが圧入等により固着されることで、磁石が脱落することが防止される。従って、請求項記載の発明の効果が維持され、自動車部品が車体パネルに吸着固定される。
【0074】
また、請求項記載の発明によれば、治具棒を治具棒挿入部に差し込みながら起こすことで、車体パネルに吸着した自動車部品を車体から容易に取り外すことができる。従って、磁力による吸着力が強くても、自動車部品の取り外しを容易に行うことができ、自動車部品等のリサイクル化が促進される。
【0075】
また、請求項記載の発明によれば、取付部を受部にスライドさせながら進入させると、取付部が突当部に当接して、スライド方向の位置決めが行われる。従って、車体パネルに対する自動車部品の位置ずれやがたつきが防止される。
【0076】
また、請求項記載の発明によれば、取付部が受部の前後に位置する突当部と段差部の間に位置することで、取付部がスライド方向とスライド反対方向に位置決めされる。従って、請求項記載の発明の効果がより一層向上して、より正確な位置決めが行われ、自動車部品のがたつき等が有効に防止される。
【0077】
また、請求項記載の発明によれば、金属板を折り曲げて受部が形成されるから、受部の間にスライド進入した取付部が、金属板によって挟持される。従って、自動車部品が車体パネルに確実に取り付けられて、振動や衝撃などによって外れ落ちることが防止される。
【0078】
また、請求項記載の発明によれば、磁石に焼結磁石を用いることで、磁束密度が高くなり、保持力が大きくなり、砂利道などの悪路走行時であっても、自動車部品が車体パネルから脱落することが防止され、他方、磁石にボンド系磁石を用いることで、磁石の弾力性によって、車両の振動が自動車部品に伝わることが防止される。従って、磁石の性質に基づいて、適切な磁石を選択することにより、車体パネルに対する自動車部品の吸着信頼性を高めることができる。
【0079】
また、請求項1記載の発明によれば、磁石を多極磁石とすることで、漏洩する磁力線の数が減少し、磁束密度が高くなる。従って、磁力が強くなり、車体に強い衝撃等が加わった場合であっても、自動車部品が車体パネルから脱落することが防止される。
【0080】
また、請求項1記載の発明によれば、電気接続箱又はプロテクタが車体パネルに磁力で吸着固定されることで、自動車部品の取り付け/取り外しを容易に行うことができ、自動車部品のリサイクル化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品取付構造の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す自動車部品の取付部と、車体パネルの受部との嵌合状態を示す平面図である。
【図3】図2の嵌合状態におけるA−A線に沿って切断した平面の断面図である。
【図4】同じく嵌合状態におけるB−B線に沿って切断した平面の断面図である。
【図5】同じく嵌合状態におけるC−C線に沿って切断した平面の断面図を示し、治具棒を差し込む状態の説明図である。
【図6】図1に示す車体パネルの受部を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る部品取付構造の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図8】従来の部品取付構造の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱(自動車部品)
15 接続箱本体
25 取付ブラケット
27,67 取付部
29 鍔部(スライド部)
30 治具棒挿入部
31 カバー
37 ヨーク
45,70 磁石
50,75 車体パネル(車体)
51,77 受部
53 スロット(ガイド部)
56 段差部
58 突当部
65 プロテクタ(自動車部品)
68 テーパ部(スライド部)
78 溝壁(ガイド部)

Claims (11)

  1. 自動車部品を車体に固定するための部品取付構造において、
    前記自動車部品には取付部が備えられ、前記車体には受部が備えられ、該取付部又は該受部のいずれか一方に磁石が設けられ、いずれか他方が強磁性体であり、前記取付部と前記受部との間で、該磁石が強磁性体のヨークで覆われ、該ヨークの端部が前記取付部又は前記受部のスライド部として設けられ、そして、該取付部と該受部とが磁力で吸着固定されることを特徴とする部品取付構造。
  2. 前記取付部に前記磁石が設けられ、前記受部が前記強磁性体であることを特徴とする請求項1記載の部品取付構造。
  3. 前記取付部には前記スライド部が設けられ、前記受部には該スライド部をスライド係合させるガイド部が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の部品取付構造。
  4. 前記取付部と前記ヨークとが一体成形等により固着され、そして、該ヨークと前記磁石とが圧入又は接着剤等の方法で固着されたことを特徴とする請求項1〜3記載の部品取付構造。
  5. 前記取付部と前記受部との間に、該取付部を該受部から引き離すための治具棒挿入部が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の部品取付構造
  6. 前記ガイド部の少なくとも奥側に、前記取付部に対する突当部が設けられたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の部品取付構造
  7. 前記ガイド部の入口側と奥側とに、前記取付部に対する段差部と突当部がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の部品取付構造
  8. 前記受部は金属板が折り曲げて形成され、折り曲げた該金属板の間に、前記取付部を進入させるスライド空間が形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の部品取付構造
  9. 前記磁石が、フェライト磁石、希土類系磁石、その他の焼結磁石又はボンド系磁石であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の部品取付構造
  10. 前記磁石は、複数の磁石の磁極が交互に配列されて着磁された多極磁石であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の部品取付構造
  11. 電気接続箱の接続箱本体若しくは該電気接続箱の取付ブラケット又はハーネス用のプロテクタに、前記取付部が設けられたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の部品取付構造
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