JP3970993B2 - データ記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ記録装置、詳しくは、電池の電圧検出機能を有するデータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラ等のデータ記録装置においては、記録すべき画像の情報量が飛躍的に大きくなったことに伴い、シャッタの切られた後、すなわち撮影操作がなされた後に要する画像処理や画像記録処理にかかる動作時間もまた長くなる傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなデジタルカメラ等のデータ記録装置においては、上述したように撮影操作がなされた後の記録動作時間が比較的長いため、該記録動作中に電池容量が無くなり電池の電圧が降下することによって該記録動作にかかる回路等への電源供給が停止してしまう虞がある。
【0004】
このように記録動作中に該記録動作にかかる回路等への電源供給が停止してしまうと、撮像はできたものの画像データとしては未完のままの状態となり、場合によっては全く失われてしまう。すなわち、使用者は撮影が完了したと認識した撮影画像が、実は逸してしまっているという状況が生じ得た。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、電池の残量が少ない状況においても、可能な限り記録動作を行い得るデータ記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の第1のデータ記録装置は、所定回路に電源を供給するための電池と、上記電池の電圧を検出するための電池電圧検出手段と、当該データ記録装置の負荷軽減処理を行うための動作限界電圧である第1の閾値とこの第1の閾値より高く設定された第2の閾値とを有し、検出された電池電圧が上記第1の閾値または上記第2の閾値より低いか否かを判定する判定手段と、記録動作以外の動作中にあるときは上記第2の閾値を選択し、記録動作中にあるときは上記第1の閾値を選択する選択手段と、を具備したことを特徴とする。
【0007】
上記の目的を達成するために本発明の第2のデータ記録装置は、上記第1のデータ記録装置において、上記電池の残量警告表示を行うための表示手段と、上記判定手段により検出された電池電圧が上記第1の閾値より低いと判定され、上記データ記録装置本体の電源がオフになされた後に、少なくとも上記表示手段に電源を供給して警告表示が行われるよう制御し、再度、上記データ記録装置本体の電源をオフにするよう制御する制御手段と、をさらに具備したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に関連する技術及び本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明に関連する第1の技術であるカメラの主要部構成を示したブロック図である。
【0016】
図に示すように、本第1の技術のカメラは、カメラ全体の各回路を制御するCPU1と、該CPU1の制御下に光学系レンズ9をオートフォーカス駆動するオートフォーカスモータ(以下、AFモータと記す)2と、該AFモータ2の駆動部であるAFモータ駆動回路3と、上記CPU1の制御下に上記光学系レンズ9をズーム駆動するズームモータ4と、該ズームモータ4の駆動部であるズームモータ駆動回路5と、当該カメラ本体に装填され該カメラ内の所定回路に電源を供給する電池6と、上記CPU1の制御下において上記電池6の電源をカメラ本体の各回路に供給する電源回路7と、上記CPU1の制御下に上記電池6の電池電圧を検出し、該検出結果をCPU1に送出する電池電圧検出回路8と、上記CPU1の制御下に上記光学系レンズ9からの被写体像を撮像する撮像素子(CCD)10と、上記CPU1に接続された1stレリーズスイッチ11、2ndレリーズスイッチ12と、CPU1の制御下に上記CCD10で撮像した画像データに所定の画像処理を施す画像処理回路31と、CPU1に記録媒体I/F41を介して接続され、該CPU1の制御下に上記画像データを記録する記録媒体42と、CPU1の制御下に上記画像処理回路31からの画像データを表示する画像表示部51と、この画像表示部51用のバックライト61と、ストロボ発光部22用の充電電圧を生成するストロボ充電回路21と、CPU1に接続され当該カメラ本体の電源供給のオン、オフ用の電源スイッチ71と、で主要部が構成されている。
【0017】
上記1stレリーズスイッチ11と2ndレリーズスイッチ12とで、スイッチ手段を構成する。1stレリーズスイッチ11は1段押圧によりオンするスイッチであり、このスイッチがオンすることで、たとえば、測距等にかかる処理がなされる。また、2ndレリーズスイッチ12は2段押圧によりオンするスイッチであり、このスイッチがオンすることで記録動作がなされる。
【0018】
ところで、上述したように、近年のデジタルカメラ等においては、記録すべき画像の情報量が飛躍的に大きくなったことに伴い、シャッタの切られた後、すなわち撮影操作がなされた後に要する画像処理や画像記録処理にかかる動作時間もまた長くなる傾向にある。
【0019】
このようなデジタルカメラ等においては、上述したように撮影操作がなされた後の記録動作時間が比較的長いため、該記録動作中に電池容量が無くなり電池の電圧が降下することによって該記録動作にかかる回路等への電源供給が停止してしまう虞がある。
【0020】
また、電池、特にアルカリ電池は、その性質上、大電流負荷に対して小電流負荷の方がより大きなエネルギーを取り出すことができる。
【0021】
本第1の技術のカメラはかかる状況を鑑みてなされたものであり、記録動作中に電池電圧が低下してきた場合に、カメラの電気的負荷を軽減し、現在記録中の画像データを最後まで記録させることを可能とすることを特徴とする。
【0022】
本第1の技術のカメラにおける、負荷軽減シーケンスを図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0023】
図2に示すように、所定のタイミング、たとえばVD割り込み時において、CPU1の制御の下、電池電圧検出回路8で電池6の電圧を検出する(ステップS11)。ここで、該検出された電池6の電圧と所定の閾値とを比較し(ステップS12)、検出電圧が該閾値より下回ると所定の負荷軽減処理を行う(ステップS13)。
【0024】
本第1の技術においては、上記負荷軽減処理として、以下に示す処理を適宜施す。すなわち、
(1)画像表示用の液晶表示部である上記画像表示部51および上記バックライト61、あるいはどちらか一方を消す。
(2)上記ストロボ充電回路21におけるストロボチャージの電流を抑制または停止する。
(3)カメラ内部の動作クロック、特にCPU1自体のクロックを遅くする。
(4)記録媒体42にデータを記録するのに不必要なブロックの電源をオフする。カメラの通常動作では電源の節約のために不必要なブロックはオフされているが、完全にオフしてしまうと立ち上がりに時間がかかるので、通常は完全にオフすることは無い。しかしながら、本技術の場合は記録完了後は電池エンプティーでオフするだけなので、完全に電源を切ってしまうことができる。
【0025】
また、上記所定の閾値は、このまま記録動作行われると途中で電池の電源電圧が低下し、記録動作が最後まで完了しない可能性のある電圧値である。
【0026】
このように、本第1の技術のカメラによると、電池6の電圧が所定の閾値を下回った段階で上記負荷軽減措置を施すので、少なくとも記録動作中には必要な電池電圧が確保でき、撮影がなされた後でも、現在記録中の画像データを最後まで記録することができるという効果を奏する。
【0027】
次に、本発明に関連する第2の技術について説明する。
【0028】
この第2の技術のカメラは、基本的な構成は上記第1の技術と同様であり、電池の電圧低下の際に少なくとも記録媒体をハード、ソフト両面的に保護することを特徴とする。したがって、ここでは、差異のみの言及にとどめ、上記第1の技術と同様部分の説明は省略する。
【0029】
一般的に、記録媒体の中には、アクセス中に電源が切れると現在アクセス中のデータはもちろん、それ以外のデータを破壊してしまうものがある。さらには、ハード的に記録媒体自体を破壊してしまう虞もある。
【0030】
これらの記録媒体は、えてして電源切断前に所定の処理を必要とし、たとえば、ハードディスクは電源を切る前に読み取りヘッドをシッピングゾーンと呼ばれる場所に移動する必要があり、また、カード型フラッシュメモリはデータの記録を中止する場合はそれまで記録した記録途中のデータを消去することを要する。
【0031】
本第2の技術のカメラはかかる事情を考慮してなされており、少なくとも記録媒体の保護時間を確保するため、上記第1の技術における負荷軽減処理を行い、この処理によって得られた電池容量の余力時間を利用し、記録媒体のデータ破壊防止処理あるいは記録媒体自体の保護処理を行うことを特徴とする。
【0032】
本第2の技術のカメラにおける、負荷軽減シーケンスを図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】
図3に示すように、上記第1の技術と同様に所定のタイミング、たとえばVD割り込み時において、CPU1の制御の下、電池電圧検出回路8で電池6の電圧を検出する(ステップS21)。ここで、該検出された電池6の電圧と所定の閾値とを比較し(ステップS22)、検出電圧が該閾値より下回ると所定の負荷軽減処理を行う(ステップS23)。この直後に、記録媒体42の所定の保護処理、すなわち、記録媒体42に記録されるデータの保護、あるいは記録媒体42自体の保護処理がなされ(ステップS24)、この後、パワーオフフラグをセットし(ステップS25)、該シーケンスを終了する。
【0034】
上記負荷軽減処理は、上記第1の技術において説明したような処理を行う。この負荷軽減処理により、電池6の電圧低下の度合いが軽減され、たとえ最終的に電池6の容量が尽きるとしても、その前に少なくとも記録媒体42に記録されるデータあるいは該記録媒体42自体を破損等より保護する処理を行うことができる。
【0035】
この第2の技術のカメラによると、負荷軽減処理によって得られた電池容量の余力時間を利用し、少なくとも記録媒体のデータ破壊防止処理あるいは記録媒体自体の保護処理を行い得るという効果を奏する。
【0036】
次に、本発明の第の実施形態ついて説明する。
【0037】
この第の実施形態のカメラは、基本的な構成は上記第1の技術と同様であり、通常状態での減電検出レベルと記録動作中の減電検出レベルとを変えることを特徴とする。したがって、ここでは、差異のみの言及にとどめ、上記第1の技術と同様部分の説明は省略する。
【0038】
一般的に電池駆動される機器において、減電(バッテリーエンプティー)検出はA/D入力やコンパレータを使用し、測定電圧が設定した閾値を下回ったことを検出し各種動作を行っているが、このときの閾値(減電検出レベル)は機器の最低動作限界電圧より若干上に設定されている。これは、該閾値電圧が動作限界電圧に設定されていると、検出した瞬間に機器の動作が不可能になり、その時点でその他の動作、たとえば警告表示等ができなくなってしまうためである。
【0039】
しかし、記録動作中においては何よりも記録中のデータを記録し尽くすことが大切である。
【0040】
本第の実施形態のカメラはかかる事情を考慮してなされており、記録動作中は、減電検出レベルを通常状態よりも低く、すなわち機器の最低動作限界電圧に設定し、可能な限り記録動作を行うようにしたことを特徴とする。
【0041】
本第の実施形態のカメラにおける、記録動作時における減電検出レベル変更動作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】
図4に示すように、2ndレリーズスイッチ12がオンされると、記録シーケンスが作動する。CPU1は、まず、減電(バッテリーエンプティー)検出レベルを変更する(ステップS31)。すなわち、記録動作時における減電(バッテリーエンプティー)検出レベルを、通常状態に比べて低い機器の最低動作限界電圧にするよう変更する。
【0043】
この後、CCD10により被写体像が撮像され(ステップS32)、画像処理回路31において所定の画像処理が施され(ステップS33)、記録媒体I/F41を介して記録媒体42に画像データが記録される(ステップS34)。この後、上記減電検出レベルを通常状態に変更し(ステップS35)、該シーケンスを終了する。
【0044】
この第の実施形態のカメラによると、記録動作時に限り、減電(バッテリーエンプティー)検出レベルを最低動作限界電圧に設定したので、撮影操作後に可能な限り記録動作を行いえるという効果を奏する。
【0045】
次に、本発明の第の実施形態について説明する。
【0046】
この第の実施形態のカメラは、基本的な構成は上記第1の技術と同様であり、また、上記第の実施形態と同様に、記録動作時の減電検出レベルを通常状態より低く設定するが、バッテリーエンプティー時にあっても少なくとも警告表示を行うことを特徴とする。したがって、ここでは、上記技術との差異のみの言及にとどめ、上記第1の技術と同様部分の説明は省略する。
【0047】
上述したように、上記第の実施形態においては、記録動作時において減電検出レベルを動作限界電圧に設定することによって、電池のエネルギーをぎりぎりまで使用することができることを特徴とする。本第の実施形態においては、記録動作時において、電池6の電圧が減電検出レベルを下回った場合、このレベルは機器の最低動作限界電圧なので上記第の実施形態と同様に機器をパワーオフするが、このパワーオフ直後に瞬時にかつ自動的に機器を再起動させてバッテリーエンプティー表示のみを行い、その後、再度機器をパワーオフすることを特徴とする。
【0048】
本第の実施形態のカメラにおいて、記録動作時の電圧低下に伴うパワーオフおよび警告表示シーケンスを図5、図6に示すフローャートおよび図7を参照して説明する。
【0049】
図5は、本第の実施形態のカメラにおいて、記録動作時におけるパワーオフに伴う警告表示シーケンスを含むパワーオンシーケンスを示したフローチャートであり、図6は、同カメラにおける通常のパワーオフシーケンスを示したフローチャートである。また、図7は、同カメラにおいて、記録動作時の電圧低下に伴うパワーオフおよび警告表示時における電池の電源電圧特性を示した線図である。
【0050】
本実施形態のカメラにおいては、パワー釦等が押されずカメラが使用状態にない場合において、図5に示すパワーオンシーケンスが一定の周期、たとえば125〜250msで自動的に実行されるように設定されている。ところで、本実施形態の如きカメラ等の機器では日付を保持する機能が備わっていることが多いが、この機能は一定の周期で日付をカウントアップする。本実施形態のカメラはこのカウントアップ処理と同様に上記パワーオンシーケンスを実行している。
【0051】
このパワーオンシーケンスにおいては、まず緊急減電フラグがセットされているか否かを判定し(ステップS41)、該フラグがクリアされていれば、次にパワー釦が押されたか否かを判定する(ステップS42)。ここで、該パワー釦が押されていない場合はそのまま終了する。こうして、外見上はパワー釦が押されるまではあたかも何も動作していないようにみえる。
【0052】
このようなパワーオンシーケンスが動作している間に、パワー釦が押されると緊急減電フラグをセットし(ステップS43)、パワーオン処理を行い(ステップS44)、カメラが使用可能状態となる。このように、パワーオンした後のカメラは通常、緊急減電フラグがセットされた状態となっている。
【0053】
このようなカメラが使用可能状態でパワー釦が押される等、通常のパワーオフ処理が実行されると、図6に示すフローチャートの如く通常パワーオフシーケンスが実行される。この通常パワーオフシーケンスにおいては、通常のパワーオフ処理(ステップS51)の後に、緊急減電フラグがクリアされる(ステップS52)。なお、この後、再び上記パワーオンシーケンスが一定の周期で実行される。
【0054】
一方、本第の実施形態においては、記録動作時において電池6の電圧が減電検出レベルを下回った場合、このレベルは機器の最低動作限界電圧であるとして、上記第3の実施形態と同様に機器をパワーオフする。このように、機器の最低動作限界電圧を下回ったことによってカメラがパワーオフした場合は、上記通常のパワーオフ処理は行われないため、上記緊急減電フラグはクリアされていない。
【0055】
このように、緊急にカメラがパワーオフした場合でも、上記パワーオンシーケンスが再び一定の周期で実行される。このとき、上記緊急減電フラグはセットされたままであるので、ステップS44においては該緊急減電フラグはセットがセットされているとしてバッテリーエンプティー処理(ステップS45)を行った後、パワーオフ処理を行う(ステップS46)。
【0056】
このバッテリーエンプティー処理においては、上記の如く緊急的にパワーオフされたカメラを一旦パワーオンして、電力消費が極力少ない警告表示を行い、この警告表示を実施した状態で再度パワーオフ処理を行う。そして、このパワーオフ処理とともに、上記緊急減電フラグをクリアして(ステップS47)、終了する。
【0057】
このように、本第の実施形態のカメラにおいて、記録動作時の電圧低下に伴うパワーオフおよび警告表示時における電池の電源電圧の推移を図7を参照して説明する。
【0058】
電池6の容量が少なくなってきた状態においては、記録動作という大電流負荷がかかると電池6の電源電圧は図に示す如く急激に降下する。そして、いま、時刻t1において最低動作限界電圧の閾値を下回るとカメラは緊急的にパワーオフする。しかし、カメラがパワーオフすることで電池6の負荷がなくなるためがい電池6の電源電圧は直後に復帰し、上記時刻t1の直後の時刻t2において上記閾値を上回る。
【0059】
この時刻t2においては、カメラはパワーオフされているのでパワーオンシーケンスが実行される状態にある。そして、該時刻t2の後、パワーオンシーケンスが実行される時刻t3において、緊急減電フラグがセットされていることにより(上記ステップS41参照)、上記バッテリーエンプティー処理がなされ(上記ステップS45参照)、続いて再びパワーオフ処理がなされる(ステップS46)。
【0060】
このバッテリーエンプティー処理においては、上述したように警告表示を行うが、この警告表示にかかる電力消費は極わずかであり、電池6にとっては記録動作等に比べはるかに軽い負荷である。したがって、電圧低下も極わずかなものとなり、電池のエネルギーを使い果たすまで比較的長時間、警告表示を実施することができる。
【0061】
このように、本第の実施形態のカメラによると、上記第の実施形態と同様に記録動作時には機器の動作限界まで電池を使用することができることに加え、記録動作中に電池6の電源電圧が最低動作限界電圧を下回りカメラ本体がパワーオフしても、警告表示は実施できるという効果を奏する。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電池の残量が少ない状況においても、可能な限り記録動作を行い得るデータ記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関連する第1の技術であるカメラの主要部構成を示したブロック図である。
【図2】 上記第1の技術のカメラにおける負荷軽減シーケンスを示したフローチャートである。
【図3】 本発明に関連する第2の技術のカメラにおける負荷軽減シーケンスを示したフローチャートである。
【図4】 本発明の第の実施形態のカメラにおける記録動作時における減電検出レベル変更動作を示したフローチャートである。
【図5】 本発明の第の実施形態のカメラにおいて、記録動作時におけるパワーオフに伴う警告表示シーケンスを含むパワーオンシーケンスを示したフローチャートである。
【図6】 上記第の実施形態のカメラにおける通常のパワーオフシーケンスを示したフローチャートである。
【図7】 上記第の実施形態のカメラにおいて、記録動作時の電圧低下に伴うパワーオフおよび警告表示時における電池の電源電圧特性を示した線図である。
【符号の説明】
1…CPU
2…AFモータ
3…AFモータ駆動回路
4…ズームモータ
5…ズームモータ駆動回路
6…電池
7…電源回路
8…電池温度検出回路
9…光学系レンズ
10…CCD
11…1stレリーズスイッチ
12…2ndレリーズスイッチ
21…ストロボ充電回路
22…ストロボ発光部
31…画像処理回路
41…記録媒体I/F
42…記録媒体
51…画像表示部
61…バックライト
71…電源スイッチ

Claims (2)

  1. 所定回路に電源を供給するための電池と、
    上記電池の電圧を検出するための電池電圧検出手段と、
    当該データ記録装置の負荷軽減処理を行うための動作限界電圧である第1の閾値とこの第1の閾値より高く設定された第2の閾値とを有し、検出された電池電圧が上記第1の閾値または上記第2の閾値より低いか否かを判定する判定手段と、
    記録動作以外の動作中にあるときは上記第2の閾値を選択し、記録動作中にあるときは上記第1の閾値を選択する選択手段と、
    を具備したことを特徴とするデータ記録装置。
  2. 上記電池の残量警告表示を行うための表示手段と、
    上記判定手段により検出された電池電圧が上記第1の閾値より低いと判定され、上記データ記録装置本体の電源がオフになされた後に、少なくとも上記表示手段に電源を供給して警告表示が行われるよう制御し、再度、上記データ記録装置本体の電源をオフにするよう制御する制御手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
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