JP3968077B2 - エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリを有する航空機の窓 - Google Patents

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Description

本発明は、航空機の窓に使用するための切替可能エレクトロクロミック装置に関する。さらに特定すると、本発明は、航空機用透明窓に関し、これらは、曇り防止性であり、可変光透過率を有する。
不要な音/振動が航空機の透明窓を通って機内(特に、機室)に伝達することは、望ましくなく、機内にいる人々に不快感を引き起こし得る。航空機の透明窓を通る音/振動の伝達を少なくする努力がなされている。このような努力は、一般に、スペーサ−フレームアセンブリ内で間隔を空けた関係で維持されている数枚の窓ガラス(例えば、4枚またはそれ以上の窓ガラス)を有する透明窓に向けられており、このスペーサフレームアセンブリは、航空機の機体にある対応する開口部に固着されている。間隔を空けた窓ガラスは、その間に複数の空隙を設け、これらは、とりわけ、透明窓を通って機室に入る外部の音/振動の伝達をなくすか少なくする。このような透明窓は、導電層をさらに含み得、これは、そこに電流を加えると、加熱でき、それにより、航空機窓アセンブリに曇り防止特性を与える。
エレクトロクロミック装置は、多くの用途(例えば、建築用の窓および自動車の窓および鏡)に提案されている。このようなエレクトロクロミック装置は、典型的には、密封チャンバを含み、これは、2片のガラスで規定され、これらは、エレクトロクロミック媒体を含む間隙または空間により、分離されている。これらのガラス基板は、典型的には、透明導電層を含み、これは、そのガラスの対向する表面上に被覆され、このエレクトロクロミック媒体と接触している。両方のガラス基板上の導電層は、電気回路に連結され、これは、そのエレクトロクロミック媒体に電気エネルギーを加え、その媒体の色を変える。例えば、このエレクトロクロミック媒体にエネルギーが加えられると、黒くなって、光を吸収し始め得る。
エレクトロクロミック装置は、最も一般的には、自動車用途のバックミラーに使用されている。このような用途では、そのエレクトロクロミックセルには、このミラーで反射された光の変化を検出するために、光電セルを組み込むことができる。特定レベルの光を反射するとき、例えば、夜に光を反射するとき、この光電セルが起動して、そのセル内の電極に電位を印加し、それにより、この電気化学媒体に色の変化を起こし、暗化効果を作り出し、それにより、このミラーを光に対して薄暗くする。電気化学装置はまた、他の自動車用途(例えば、フロントガラスおよび窓)だけでなく、建築用途(例えば、ビルの窓)に使用することが考えられている。
通常の曲面外窓の内側には、エレクトロクロミックアセンブリを付けることが提案されている。このような航空機窓は、全体的な航空機の構造に対して、相当な重さを加える。さらに、追加基板およびエレクトロクロミックアセンブリは、光の透過率を下げ、航空機窓の反射歪みを高める。
理解できるように、曇り防止特性を与え、不要な音をなくすか少なくし、光透過率を変えることができ、反射歪みを少なくし、そして航空機の余分な重量を最小限にする航空機窓アセンブリを提供することが有利である。
本発明は、以下を含むエレクトロクロミック航空機窓アセンブリを提供する:a)機外窓ガラスアセンブリ;およびb)曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリであって、該曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリから間隔を空けて配置され、それらの間にチャンバを規定し、該曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、以下を含む:i)第一基板であって、該第一基板は、第一導電性被覆を含む第一面および第二導電性被覆を含む第二面を有する;ii)第二基板であって、該第二基板は、該第一基板から間隔を空けて配置され、該第二基板は、第三導電性被覆を含む第一面を有し、該第一基板の該第二面および該第二基板の該第一面は、間隔を空けた関係で互いに面しており、それらの間にチャンバを規定する;iii)エレクトロクロミック媒体であって、該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、そして該第二導電性被覆および該第三導電性被覆と接触し、該エレクトロクロミック媒体は、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を印加すると変化する光透過率を有する;iv)該第一導電性被覆に電流を流して該第一導電性被覆を加熱し、それにより該窓アセンブリの曇りを防止する設備;ならびにv)該第二導電性被覆および該第三導電性被覆に電流を流して該エレクトロクロミック媒体を通って該電位を確立し、そして該エレクトロクロミック媒体の該可変光透過率を変える設備。
本発明はまた、以下を含むエレクトロクロミック航空機窓アセンブリを提供する:a)機外窓ガラスアセンブリ;b)エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリであって、該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、間隔を空けた第一基板および第二基板ならびにエレクトロクロミック媒体を含み、該第一基板および第二基板は、その間でチャンバを規定し、そして該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、該エレクトロクロミック媒体は、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を印加すると変化する光透過率を有する;およびc)曇り防止特性を有する中間窓ガラスアセンブリであって、ここで、該機外窓ガラスアセンブリおよび該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、対向する表面を有し、該中間窓ガラスアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリと該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリとの間に挟まれて間隔を空けて配置され、該中間窓アセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリおよび該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリの該各個の対向する表面の曇りを防止する。
本発明は、さらに、以下を含むエレクトロクロミック航空機窓アセンブリを提供する:a)機外窓ガラスアセンブリ;b)振動減衰/音吸収窓ガラスアセンブリであって、該振動減衰/音吸収窓ガラスアセンブリは、積層体を含み、該積層体は、基板、接着剤中間層、消音材料層および第一導電性被覆を含み、該接着剤中間層は、該基板の表面上に堆積され、該消音材料層は、該接着剤中間層の上に堆積され、そして該接着剤層により、該基板に接着され、そして該第一導電性被覆は、該接着剤層と該基板との間にある;c)エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリであって、該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、第一基板および第二基板を備え、該第一基板は、その表面に第二導電性被覆を有し、そして該第二基板は、その表面に第三導電性被覆を有し、該第一および該第二基板は、互いに面している該第二導電性被覆および該第三導電性被覆と互いに間隔を空けて配置されており、それらの間でチャンバを規定し、該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、さらに、エレクトロクロミック媒体を含み、該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、該エレクトロクロミック媒体は、該第二導電性被覆および該第三導電性被覆に電流を加えて該エレクトロクロミック媒体を通って電位を確立すると変化する光透過率を有する;およびd)該機外窓ガラスアセンブリを保持するスペーサフレームアセンブリであって、該振動減衰/音吸収窓アセンブリおよび該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、間隔を空けて略平行に面する関係にあり、該振動減衰/音吸収窓ガラスアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリと該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリとの間に位置付けられ、該スペーサフレームアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリと該振動減衰/音吸収窓ガラスアセンブリとの間で、第一チャンバを提供し、また、該振動減衰/音吸収窓ガラスアセンブリと該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリとの間で、第二チャンバを提供する。
本発明はまた、以下を含むエレクトロクロミック航空機窓アセンブリを提供する:a)機外窓ガラスアセンブリ;およびb)エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリであって、該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリから間隔を空けて配置され、その間にチャンバを規定し、該エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、以下を含む:i)第一基板であって、該第一基板は、第一表面および第二表面を有する;ii)第二基板であって、該第二基板は、第一表面および第二表面を有し、ここで、該第一基板の該第二面は、該第二基板の該第一面に面し、そして該第二基板の該第一面から間隔を空けて該第一および第二基板は、その間で略均一厚のチャンバを形成し、さらに、第一導電性層および第二導電性層を含み、該第一導電性層は、該第一基板の該第二面にあり、そして該第二導電性層は、該第二基板の該第一面にある;iii)エレクトロクロミック媒体であって、該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、そして該導電性層と接触し、該エレクトロクロミック媒体は、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を印加すると変化する光透過率を有する;iv)少なくとも1個の追加アセンブリであって、該追加アセンブリは、歪み低減アセンブリ、曇り低減アセンブリおよび消音アセンブリから選択される;およびv)該第一および該第二導電性層に電流を流して該エレクトロクロミック媒体を通って該電位を印加し該エレクトロクロミック媒体の該光透過率を変化させる設備。
前述の要約は、本発明の実施形態の以下の詳細な説明と共に、添付の図面と共に読むと、よりよく理解される。
本発明は、エレクトロクロミック原理を組み込んだ航空機窓アセンブリに関する。本発明の非限定的な1実施形態では、この航空機窓アセンブリは、第一窓ガラスアセンブリおよび第二窓ガラスアセンブリ(これは、第一窓ガラスアセンブリから間隔を空けて配置されている)を含み、それらの間で、空間またはチャンバを提供する。第二窓ガラスアセンブリは、曇り防止アセンブリであり、一面で被覆された第一透明基板を含み、このアセンブリの曇りを防止するために加熱できる第一透明導電性被覆を備えている。第二窓ガラスアセンブリはまた、エレクトロクロミックアセンブリであり、第一基板から間隔を空けて配置された第二透明基板を含み、それらの間でチャンバを規定し、このチャンバ内には、エレクトロクロミック媒体が含まれている。第二窓ガラスアセンブリの第一基板は、そのエレクトロクロミックセルの第一窓ガラスを形成し、その表面に、第二透明導電性被覆を含む。第二基板は、その表面に第三透明導電性被覆を含み、第二導電性被覆および第三導電性被覆は、このエレクトロクロミックセル内で、互いに面している。第一導電性被覆に電流を流すと、第一導電性被覆と、これらの窓ガラスアセンブリ間のチャンバとが加熱され、その窓アセンブリでの曇りが防止される。第二導電性被覆および第三導電性被覆に電流を流すと、このエレクトロクロミック媒体を通って、第二被覆と第三被覆との間に電位が印加され、これにより、順に、そのエレクトロクロミック媒体の色が変わり、それにより、この窓アセンブリの光透過率が変化または変動する(例えば、その光透過率を低くする)。本明細書中で使用する「光(light)透過率」および「光(luminous)透過率」との用語は、透明部または窓アセンブリを通って透過する可視光の全量の尺度を意味する。本明細書で提供される光透過率データは、CIE標準光源Aについて測定され、LTAとして示される。
本明細書の目的のために、特に明記しない限り、本明細書および請求の範囲で使用する量(例えば、寸法、厚さ、光透過率など)を表わす全ての数値は、いずれの場合でも、「約」との用語により修飾されることが理解できるはずである。従って、特に明記しない限り、以下の明細書および添付の請求の範囲で述べた数値パラメータは、概算値であり、これは、本発明により得られることが求められる所望の特性に依存して、変えることができる。最低に見積もっても、請求の範囲に対しての均等論の適用を制限しようとする試みとしてではなく、各数値パラメータは、少なくとも、報告された有効数字の数に照らして、通常の四捨五入技術を適用することにより、解釈されるべきである。
本発明の広範な範囲を示す数値範囲およびパラメータは、概算値であるにもかかわらず、特定の実施例で示した数値は、できるだけ正確に報告される。しかしながら、全ての数値は、本質的に、それらの各試験測定値で見られる標準偏差から必然的に生じる一定の誤差を含む。
以下の説明では、同じ要素には、同じ参照番号を付ける。図1および2を参照して、エレクトロクロミック航空機窓アセンブリ10が示されている。窓アセンブリ10に対する航空機の機外方向は、矢印13で示され、そのアセンブリが窓アセンブリ10に対して取り付けられる航空機の機内方向は、矢印15で示されている。本明細書中で述べる機外面すなわち外面、および機内面すなわち内面の言及は、このような矢印で示される方向に対することを記しておく。
窓アセンブリ10は、機外窓ガラスアセンブリ30を含み、これは、スペーサフレームアセンブリ20により、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40と間隔を空けて配置された実質的に平行に面した関係で保持されて、それらの間で、第一空間またはチャンバ16を形成する。理解され得るように、スペーサフレームアセンブリ20は、本発明では限定されておらず、当該技術分野で公知のいくつかの形式のいずれかであり得る。図2で示したスペーサフレームアセンブリ20は、ガスケット25を取り囲む任意のフレーム22を含む。ガスケット25は、機外窓ガラスアセンブリ30を、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40から間隔を空けて配置した関係で保持するために、当該技術分野で公知の任意のガスケット材料であり得る。本発明の非限定的な1実施形態では、このガスケット材料は、ゴムである。フレーム22は、任意の構造的に安定な材料(例えば、金属(例えば、アルミニウム)−それに限定されないが)から製造でき、そしてガスケット材料25を損傷から保護して窓アセンブリ10に構造上の安定性を加えるように作動する。ガスケット25、フレーム22、および窓ガラスアセンブリ30および40は、任意の便利な様式で組み立てられ、窓アセンブリ10を提供する。
チャンバ16は、とりわけ、航空機の機室外の大気と機室内の大気との間で断熱を提供する。本発明の非限定的な一実施形態では、チャンバ16は、そのチャンバの外側の大気と流体連絡している(すなわち、非密封ユニットである)。この種の形状により、飛行中におけるチャンバ16内での圧力蓄積が防止される。他の非限定的な実施形態では、チャンバ16は、そのチャンバ外の大気と流体連絡していない(すなわち、密封ユニットである)。
密封ユニットであれ非密封ユニットであれ、チャンバ16が、湿気を含まない状態であることを保証するのが望ましく、その目的のために、当該技術分野で公知の任意の様式で、チャンバ16には、乾燥剤を入れることができる。この乾燥剤に代えて、またはそれに加えて、チャンバ16と接触している航空機の透明窓の表面の一面またはそれ以上は、機能性被覆(例えば、水分または表面の汚染物を除去する被覆)で被覆でき、これには、例えば、光触媒的に活性化した自浄式の被覆(「PHOTOCATALYTICALLY−ACTIVATED SELF−CLEANING ARTICLE AND METHOD OF MAKING SAME」の表題でGreenbergらの名前の米国特許第6,027,766号で記述されているようなもの)または光電解的に乾燥する被覆(「PHOTOELECTROLYTICALLY−DESICCATING MULTIPLE−GLAZED WINDOW UNITS」の表題でJames P.Thielの名前の米国特許第5,873,203号で記述されているようなもの)があるが、これらに限定されず、これらの文献の内容は、本明細書中で参考として援用されている。
チャンバ16を密封する場合、その空間は、断熱気体(例えば、空気、アルゴン、クリプトンまたはそれらの混合物があるが、これらに限定されない)で完全または部分的に満たすことができる。
アセンブリ10の寸法は、提供された発明には限定されないものの、非限定的な1実施形態では、約20インチ(51cm)の幅×25インチ(64cm)の高さの全体的な寸法および1.5〜2.5インチ(3.8〜6.4cm)の範囲の全体的な厚さを有する航空機窓アセンブリについて、1.0インチ(2.54cm)〜2.0インチ(5.08cm)の範囲のチャンバ16厚が許容できる。
機外窓ガラスアセンブリ30は、モノリシック断片または積層断片であり得る。この積層断片は、2枚またはそれ以上の窓ガラスおよび/または窓ガラスの積層体を含むことができ、これには、さらに、これらの窓ガラス間に配置された1層またはそれ以上の中間層を含むことができるか、またはその積層体は、単一窓ガラスと、その上に積層された1層またはそれ以上の中間層材料との組合せを含むことができ、機外窓ガラスアセンブリ30を形成する。本発明で有用な窓ガラスは、化学的または熱的に強化され得る。本発明の非限定的な特定の1実施形態では、この窓ガラスは、Herculite(商標)IIの商標でPittsburgh,PennsylvaniaのPPG Industries,Inc.から入手できる化学的に強化したガラスである。このガラスは、非常に高い強度:重量比を有し、そのガラス基板を、強度または光学特性を弱めることなく、熱的に強化したガラスよりも薄くかつ軽くできる。適当なプラスチック窓ガラスには、キャストアクリル、延伸アクリルおよびポリカーボネートが挙げられるが、これらに限定されない。適当な中間層材料には、ポリビニルブチラール、ウレタン、シリコーンおよびそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。
機外窓ガラスアセンブリ30は、図2で示すように平坦であり得るか、または図5で描写し本明細書中でさらに述べるように、1面またはそれ以上の曲面を含むことができ、これらには、凸面および凹面の曲面が挙げられる。さらに、機外窓ガラスアセンブリ30は、広範囲の性能特性を備えた航空機透明窓を提供するために、1面またはそれ以上の表面に堆積された1枚またはそれ以上のフィルムまたは被覆(例えば、反射防止被覆、紫外線吸収被覆、電磁放射線遮蔽被覆および耐摩耗被覆があるが、それらに限定されない)を含むことができる。
図2で示した特定の非限定的な実施形態では、機外窓ガラスアセンブリ30は、第一アクリル層34を含み、これは、中間層36により、第二アクリル層38に接着される。必要ではないものの、これらのアクリル層は、延伸アクリル層であり得る。中間層36は、2層のアクリル層34および38を共に結合して、アセンブリ30を提供し、これは、航空機の加圧に起因して反ることが少なく、そしてそれに対応して改良された耐用年数を有する。この多層形状はまた、他の層が耐用に耐えない場合に層34および38の各々が飛行の厳しさに耐えるように設計されているので、二重安全装置の付いた性能を与える。非限定的な1実施形態では、中間層36は、可塑化したポリビニルブチラールである。機外窓ガラスアセンブリ30が1面またはそれ以上の凸面または凹面を含む積層体であるとき、中間層36は、例えば、米国特許第4,201,351号および第4,554,713号(それらの両方の内容は、本明細書中で参考として援用されている)で開示されているように、異なって延伸できる。層34および38は、しかしながら、当業者が理解できるように、任意の厚さであり得るが、層34および38の厚さを、飛行の厳しさに耐える必要がある厚さを超えて厚くすると、機外窓ガラスアセンブリ30の重量が重くなって、望ましくない。例えば、本発明を限定することなく、多くの用途について、飛行の厳しさに耐えかつ上記性能を提供するために、0.20〜0.40インチ(0.51〜1.02cm)の層34の厚さ、0.20〜0.40インチ(0.51〜1.02cm)の層38の厚さ、および0.025〜0.05インチ(0.06〜0.13cm)の範囲の中間層36の厚さが許容できる。特定の非限定的な1実施形態では、層34は、0.31〜0.40インチ(0.79〜1.02cm)の範囲の厚さを有する。
図2を引き続いて参照すると、本発明の曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40は、積層構造であり、これは、2個の異なる部分、すなわち、曇り防止アセンブリ部分41およびエレクトロクロミックアセンブリ部分60を含む。曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40の曇り防止アセンブリ部分41は、第一導電性被覆53が堆積されている基板42を含む。必要ではないものの、摩耗耐性被覆50は、第一導電性被覆53の上に設けられ得る。このような摩耗耐性被覆は、例えば、ポリエチレンテレフタレートであり得る。図3で示す非限定的な代替実施形態では、接着剤中間層43は、第一導電性被覆53の上に設けられ、その上には、消音材料層44が堆積される。接着剤中間層43は、消音材料層44を基板42に接着し、その間には、第一導電性被覆53が配列されているのに対して、消音材料層44は、接着剤中間層43と組み合わせて、窓アセンブリ10を通る音/振動の伝達を少なくするか、排除するか、それらを少なくするか排除するのを助ける。
基板42は、飛行の厳しさに適合できる任意の透明基板であり得、これは、中間層43および消音材料層44と協同して、窓アセンブリ10を通る音/振動の伝達をなくすか少なくする。基板42は、モノリシック断片であり得るか、または積層断片であり得る。基板42が積層断片であるとき、それは、2枚またはそれ以上の窓ガラスを含むことができ、これは、さらに、それらの窓ガラス間に配置された1層またはそれ以上の中間層を含むことができるか、その積層断片は、単一窓ガラスと、一緒に積層された1層またはそれ以上の中間層材料との組合せを含むことができ、基板42を形成する。モノリシック基板または積層体基板42のいずれかに適当な窓ガラスには、例えば、ガラスまたはプラスチックのいずれかの窓ガラスが挙げられる。窓ガラスは、化学的または熱的に焼き戻しできる。本発明の非限定的な特定の1実施形態では、この窓ガラスは、先に述べたように、Herculite(商標)IIの商標でPPG Industries,Inc.から入手できる化学的に焼き戻ししたガラスである。適当な窓プラスチックには、キャストアクリル、延伸アクリルおよびポリカーボネートが挙げられるが、これらに限定されない。適当な中間層材料には、ポリビニルブチラール、ウレタン、シリコーンおよびそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。
基板42は、さらに、機能性被覆(例えば、赤外線減衰被覆、紫外線減衰被覆および反射防止被覆があるが、それらに限定されない)を含むことができる。
基板42は、図2で示すように平坦であり得るか、または1面またはそれ以上の曲面を含むことができ、これらには、図5で示し後に述べるように、凸面および/または凹面の曲面が挙げられる。基板42の厚さは、それを形成する材料および選択した厚さが接着性中間層43および消音材料層44と協同して所望のまたは必要な程度の振動減衰/音吸収を提供するという条件で、本発明では限定されない。当業者が理解できるように、前述の値を超えて基板42の厚さを大きくすると、その透明窓の重量が増して、望ましくない。基板42がHerculite(商標)II化学的焼き戻しガラスから形成される本発明の非限定的な1実施形態では、0.06〜0.12インチ(0.15〜0.30cm)の範囲のガラス厚さは、ポリビニルブチラール接着剤中間層およびSpallShield(商標)消音材料層(下記)と組み合わせるとき、多くの用途に許容できることが分かる。
接着剤中間層43は、その構造の層を接着できる任意の材料から形成できる。例には、可塑化ポリビニルブチラール、ウレタンまたはそれらの組合せから選択される材料の1枚またはそれ以上のシートが挙げられるが、これらに限定されない。基板42が凸面または凹面を含む場合、接着剤中間層43は、例えば、米国特許第4,201,351号および第4,554,713号で開示されているように、異なって延伸され得る。本発明の非限定的な1実施形態では、接着剤中間層43は、ポリビニルブチラールである。それは、以下で述べるように、その上に堆積されたSpallShield(商標)消音材料層44と十分に適合性であることが分かっているからである。接着剤中間層43の厚さは、本発明では、限定されないが、しかしながら、消音材料層44を基板42に接着して基板42および消音材料層44を協同し所望の振動減衰/音吸収性能を提供するのに十分であるべきである。本発明で限定する訳ではないが、0.02〜0.03インチ(0.05〜0.08cm)の範囲の厚さの接着剤中間層43が、多くの用途に許容できることが分かっている。
本発明の消音材料層44は、接着剤中間層43および基板42と協同して所望のまたは必要な程度の振動減衰/音吸収を与える任意の消音材料であり得る。上で使用した「協同する」とは、とりわけ、消音材料層44が、許容できるレベルの振動減衰/音吸収を与えつつ、接着剤中間層43により基板42に接着して厳しい飛行中にそのままとどまることを意味する。
本発明の非限定的な1実施形態では、消音材料層44は、その上に重合体層48(例えば、ポリエステル)を接着したポリビニルブチラールベース層46を含む、振動減衰/音吸収積層体を提供する積層体である。必要ではないものの、耐摩耗性被覆50は、図3で示すように、重合体48の上に設けることができる。被覆50は、消音材料層44の一部であり得るか、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40に別々に塗布できる。
このような消音積層体は、「SentryGlas(商標)」および/または「SpallShield(商標)」の商標で、Wilmington,DelawareのDuPont De Nemours Corporation(以下、「DuPont」)から入手できる。このSentryGlas多層複合材料積層体は、破壊および窃盗耐性ガラスを製造するためにガラスに積層されたプラスチック複合材料として、DuPontから販売されている。さらに特定すると、このDuPontのSentryGlas多層複合材料は、剥落(これは、窓ガラス(特に、アニールした窓ガラス)が割れたとき、衝撃側と反対で起こる非常に鋭いガラス片の雨である)を防止するように作用する。
本発明の非限定的な1実施形態では、3010 SentryGlas多層複合材料(これは、30ミル厚のポリビニルブチラールベース層46および10ミル厚のポリエステル層48を含む)は、許容できる消音材料層を提供することが発見されている。本発明の部品の配列が相互作用して振動減衰/音吸収航空機透明性を生じる機構は、いまだに、完全には理解されていない;しかしながら、この振動減衰/音吸収の利点は、実現されている。
示されているように、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40の曇り防止部分41は、第一導電性被覆53を含み、これは、基板42の表面42a上に配置されている。第一導電性被覆53は、透明導電性被覆であり、加熱窓ガラスを備えた曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40を提供する。設備56および58(例えば、以下でさらに詳細に説明するバスバーおよびリード線)は、第一導電性被覆53と電気接触して、互いから間隔を開けて配置され、第一導電性被覆53に電流を通して、特に、第一チャンバ16と接触した機外窓ガラスアセンブリ30および曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40の表面上での湿気および曇りの蓄積を除去または防止するために、その被覆を加熱する。非限定的な1実施形態では、設備56および58は、基板42に接着され、第一導電性被覆53は、基板42および設備56および58の上に設けられる。他の非限定的な実施形態では、被覆53は、基板42に塗布され、そして設備56および58は、被覆53に接着される。
導電性被覆53は、可視光に対して実質的に透明な任意の材料であり得、これらの基板の表面によく結合し、このエレクトロクロミック装置だけでなく大気中にて、任意の材料による腐食に耐性であり、そして、良好な導電性を有する。必要ではないものの、透明導電性被覆53は、典型的には、1個またはそれ以上の金属または金属酸化物被覆を含み、これには、例えば、銀、金、酸化スズ、酸化インジウムスズ(ITO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、アンチモンドープ酸化スズ、ITO/金属/ITO(IMI)、およびそれらの組合せだけでなく、当該技術分野で公知の任意の他の材料があるが、これらに限定されない。導電性被覆53は、いくつかの周知の方法(熱分解、化学蒸着およびマグネトロンスパッタリングを含めて)のいずれかにより、塗布できる。本発明の特定の非限定的な1実施形態では、被覆53は、酸化スズ導電性被覆である。本発明を限定せずに、有用な被覆には、導電性フッ素ドープ酸化スズ被覆ガラス(これは、「NESA(登録商標)の商標でPittsburgh,PennsylvaniaのPPG Industries,Inc.から入手できる)および導電性酸化インジウムスズ被覆ガラス(これは、「NESATRON(登録商標)の商標でPPG Industries,Inc.から入手できる)が挙げられる。酸化インジウムスズ被覆ガラスは、フッ素ドープ酸化スズ被覆ガラスの耐久性と、低電圧で操作しつつ曇り止めおよび氷結防止特性を与える効率とを組み合わせる。
本発明の非限定的な1実施形態では、透明導電性被覆53は、少なくとも20Ω/平方、例えば、25〜40Ω/平方の範囲のシート抵抗を有する。さらに、導電性被覆53の厚さは、均一であり得る(すなわち、全体にわたって、同じ一般的な厚さを有する)か、均一な加熱を促進するために、設備56と58の間の距離の変化に適合するように、基板42の表面42aにわたって変えることができる。例えば、基板42が凸面または凹面を含む場合、設備56および58は、基板42の特定部分にわたって、互いに近接し得、他の部分では、それより遠くに離れ得る。近接するとき、設備56と58の間の導電性被覆53は、さらに薄く製造でき、逆に、設備56および58が間隔を開けて最も遠く離れて配置されている場合、導電性被覆53は、加えた電流の存在下にて、導電性被覆53の均一な加熱を生じるように、それより厚く製造できる。本発明の非限定的な1実施形態では、基板42上の導電性被覆53の厚さは、被覆53が均一な厚さであるか厚さが変わっているかに関係なく、200Å〜3,500Å、例えば、200Å〜1,300Åの範囲である。
指摘したように、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40は、曇り防止アセンブリ部分41およびエレクトロクロミックアセンブリ部分60を含む。エレクトロクロミックセルは、当該技術分野で公知のように、典型的には、2枚の間隔を開けて配置した基板を含み、これらは、通常、ガラスであり、これらの基板の面している表面は、導電性被覆で被覆され、それらの間に、エレクトロクロミック媒体を含む。図2で示した発明の実施形態では、エレクトロクロミックセルは、第一基板として作用する曇り防止アセンブリ部分41、およびエレクトロクロミックセルの残部として作用するエレクトロクロミックアセンブリ部分60により、規定される。
本発明により、エレクトロクロミックアセンブリ部分60に対して曇り防止アセンブリ部分41に加えた追加層は、この航空機窓アセンブリに対して、音吸収および振動減衰を加えることができると考えられる。特に、エレクトロクロミックアセンブリ部分60は、さらに詳細に述べるように、種々の層(例えば、エレクトロクロミック媒体)を含むので、この窓アセンブリに、音減衰を追加できる。そういうものとして、この窓アセンブリの音吸収および振動減衰には、さらに、図2〜5で示した本発明の実施形態を加えることができる。さらに、エレクトロクロミックアセンブリ部分60に含まれる導電性被覆は、特定のシート抵抗を含むことができ、これは、電磁放射線に対する遮蔽として、作用できる。
上で詳細に述べたように、曇り防止アセンブリ部分41は、基板材料として、基板42を含み、その上には、残りの層が接着される。図2で示した発明の特定の非限定的な実施形態では、本明細書中でさらに詳細に述べているように、この曇り防止アセンブリ部分41はまた、そのエレクトロクロミックセルに対する第一基板として作用し、基板42は、その基板表面として作用し、そこに、このエレクトロクロミックセルの導電性被覆が塗布される。
エレクトロクロミックアセンブリ部分60は、第二基板69を含み、これは、曇り防止アセンブリ部分41の基板42から略平行で間隔を開けて配置されている。第二基板69は、エレクトロクロミック装置で使用する当該技術分野で公知の任意の材料から製造できる。例えば、このような基板は、高分子材料、ガラスなどから製造できる。
先に述べたように、基板42は、第一外面42aを含み、これは、その上に、第一導電性被覆53を有し、第一導電性被覆は、エレクトロクロミック窓アセンブリ10の曇りを防止するために、電流を加えることにより、加熱できる。基板42は、さらに、第二内面42bを含み、その表面は、エレクトロクロミックアセンブリ部分60の第二基板69に面する。基板42の第二内面42bの上には、第二導電性被覆63が設けられる。さらに、第二基板69は、第一外面69aを含み、これは、その上に、第三導電性被覆65を含み、第三導電性被覆65は、第二導電性被覆63から間隔を開けて配置されて、それらの間で、チャンバを提供する。第二基板69の第二内面69bは、窓アセンブリ10の最内部分に相当する。
第二導電性被覆63および第三導電性被覆65は、透明導電性被覆であり、これらは、述べるように、異なる別個の目的を果たすにもかかわらず、上述のように、第一導電性被覆53と類似している。第二導電性被覆63および第三導電性被覆65は、同じ材料または異なる材料であり得、第一導電性被覆53と同じまたは異なり得る。必要ではないものの、非限定的な1実施形態では、第一導電性被覆53、第二導電性被覆63および第三導電性被覆65は、上記曇り防止アセンブリ部分41に関して詳細に述べているように、透明な金属または金属酸化物(例えば、酸化インジウムスズ被覆)である。エレクトロクロミックアセンブリ部分60は、第二導電性被覆63と電気接触して、設備62および64を備えているだけでなく、設備66および68は、第三導電性被覆65と電気接触している。このような設備は、第一導電性被覆53に関して述べたように、設備56および58と類似の様式で機能し、例えば、バスバーおよびリード線であり得る。設備62、64、66および68は、電流を、それぞれ、第二および第三導電性被覆63および65に向ける。
本発明の非限定的な1実施形態では、導電性被覆63および65は、1〜10Ω/平方の範囲、例えば、2〜5Ω/平方の範囲のシート抵抗を有する。さらに、導電性被覆63および65の厚さは、互いに対して、同一または異なり得、その被覆厚は、均一(すなわち、全体にわたって、ほぼ同じ厚さ)であり得るか、または、不均一(すなわち、その被覆厚さは、変わる)であり得る。本発明の非限定的な1実施形態では、被覆63および65は、5,000Å〜60,000Å、例えば、13,000Å〜35,000Åの範囲で、ほぼ同じ均一厚さを有する。
指摘したように、第二導電性被覆63および第三導電性被覆65は、間隔を開けて配置され、それらの間で、チャンバまたは空間を規定する。このチャンバまたは空間内には、エレクトロクロミック媒体67が含まれる。エレクトロクロミック媒体67は、当該技術分野で公知の任意の種類の材料であり得、任意の公知形態であり得る(例えば、エレクトロクロミック液体、溶液、ゲル、半固体材料、重合体材料などであるが、これらに限定されない)。エレクトロクロミック媒体67は、色を規定する少なくとも1種のエレクトロクロミック化合物または染料を含有する。このような材料は、そのエレクトロクロミック媒体を通って大きい電位を印加するにつれて、着色し、引き続いて、さらに暗い色になることが、当該技術分野で周知である。これは、次に、エレクトロクロミックアセンブリ部分60の光透過率を低下させる。非限定的な1実施形態では、その電位が遮断されるか逆にされるとき、その着色は、漂白され(すなわち、その初期の色に戻り)、エレクトロクロミック媒体67を通って光が完全に透過できるようになる。
本発明の非限定的な1実施形態では、エレクトロクロミック媒体67は、溶液相型エレクトロクロミック媒体であり、ここで、イオン導電性電解質の溶液中に含有された物質は、電気化学的に還元または酸化したとき、その電解質中に残る(ゲルを含めて)。別の非限定的な実施形態では、エレクトロクロミック媒体67は、表面限局エレクトロクロミック媒体であり、ここで、導電性の電極に直接結合した物質またはその近傍に限局された物質は、電気化学的に還元または酸化したとき、結合または閉じ込められたままである。さらに別の非限定的な実施形態では、エレクトロクロミック媒体67は、電着型エレクトロクロミック媒体であり、ここで、イオン導電性電解質の溶液中に含有された物質は、電気化学的に還元または酸化したとき、導電性の電極上で、層を形成する。
エレクトロクロミック媒体67は、少なくとも1種のアノードエレクトロクロミック化合物および少なくとも1種のカソードエレクトロクロミック化合物を含有し、このアノード化合物は、酸化可能物質に相当し、また、このカソード化合物は、還元可能物質に相当する。このエレクトロクロミック媒体に電位を印加すると、このアノードエレクトロクロミック化合物およびカソードエレクトロクロミック化合物は、それに対応して、還元する。このような酸化および還元の結果、電気化学的に活性化したとき、可視スペクトルにおいて、少なくとも1波長、吸収率が変わる。エレクトロクロミック媒体67中でのこのようなアノードおよびカソードエレクトロクロミック化合物の組合せは、電位を印加すると、それに関連した色を規定する。このようなカソードエレクトロクロミック化合物は、一般的に、ビオロゲン染料と呼ばれ、また、このようなカソードエレクトロクロミック化合物は、一般的に、フェナジン染料と呼ばれる。
エレクトロクロミック媒体67はまた、他の物質を含有し得、これらには、例えば、溶媒、光吸収剤、光安定化剤、熱安定化剤、酸化防止剤、増粘剤、粘度調節剤および類似の物質が挙げられるが、これらに限定されない。
指摘したように、第一導電性被覆53は、設備56および58を含み、第二導電性被覆63は、設備62および64を含み。そして第三導電性被覆65は、設備66および68を含む。設備56、58、62、64、66および68には、バスバーが挙げられるが、これに限定されず、これは、それぞれ、基板42の第一外面42aの縦縁部に沿って(第一導電性被覆53に関して)、基板42の第二内面42bの縦縁部に沿って(第二導電性被覆63に関して)、そして第二基板69の第一外面69aの縦縁部に沿って(第三導電性被覆65に関して)、取り付けることができる。バスバーを使用する場合、それらは、バスバーと基板表面との間で強力かつ耐久性の結合を生じる当該技術分野で公知の任意の様式で、この基板表面に確保できる。本発明を限定することなく、これらの基板がガラスである実施形態では、当業者に公知の任意の様式で、このガラス表面には、銀または銀含有セラミック顔料から構成されたバスバーが結合できる。銀含有顔料をシルクスクリーニングすることに続いて、熱で硬化することは、銀含有バスバーがガラス基板に結合できる1方法の非限定的な例を提供する。設備56、58、62、64、66および68の寸法は、本発明を限定することなく、当業者が理解できるように、その透明部分の寸法と共に変わるのに対して、0.0002〜0.008インチ(0.005〜0.02cm)の厚さの銀バスバーは、殆どの用途に許容できる。別の非限定的な実施形態では、このバスバーは、金属箔(例えば、銅箔)であり得、これは、導電性接着剤により、この導電性被覆に確保され得る。
導電性被覆53、63および65に電流を送るために、本発明の非限定的な1実施形態では、各バスバーには、例えば、ハンダ付けにより、リード線(図示せず)が接続され、各リード線は、順に、電源に接続される。このようにして、バスバー56および58に送られ第一導電性被覆53を通る電流は、まず、その被覆の電気抵抗のために、第一導電性被覆53を加熱して、窓アセンブリ10で形成される曇り、氷結、霜などを除く。それに加えて、バスバー62、64、66および68によりこれらの被覆に送られた電流により第二導電性被覆63と第三導電性被覆66との間で確立された電位により、エレクトロクロミック媒体67の化合物の対応する酸化および還元が起こり、それにより、上述のように、エレクトロクロミック媒体67の光透過率が変わる。
被覆53、63および65に供給された電力は、単一源または複数源に由来し得る。さらに特定すると、もし、電源が直流を供給するなら、曇り防止アセンブリ部分41の被覆53と曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40のエレクトロクロミック部分60の被覆63および65とは、同じ電源により出力できる。しかしながら、このエレクトロクロミックアセンブリは、直流により出力される必要はないので、もし、被覆53が交流で出力されるなら、被覆63および65は、別のDC電源により出力される必要がある。
理解できるように、第一導電性被覆53を加熱するのに必要な出力密度は、第二および第三導電性被覆63および65を通ってエレクトロクロミック媒体67内のエレクトロクロミック化合物を酸化および還元するのに必要な出力密度とは異なる。非限定的な1実施形態では、この電流は、窓アセンブリ10の曇りを防止するために、少なくとも0.25ワット/平方インチ、例えば、0.25〜0.40ワット/平方インチの範囲の出力密度で、第一導電性被覆53に流される。他の非限定的な実施形態では、この電流は、少なくとも0.35ワット/平方インチの出力密度で、第一導電性被覆53に流される。被覆63および65に関して、非限定的な1実施形態では、この電流は、エレクトロクロミック媒体67を通って適切な電位を印加してエレクトロクロミック媒体67の光透過率を変えるために、0.0001〜0.01ワット/平方インチ、例えば、0.0001〜0.003ワット/平方インチの範囲の出力密度で、これらの被覆に流される。さらに別の非限定的な実施形態では、この電流は、少なくとも0.25ワット/平方インチの出力密度で、第一導電性被覆53に流され、また、この電流は、0.0001〜0.01ワット/平方インチの範囲の出力密度で、第二導電性被覆63および第三導電性被覆65に流される。
指摘したように、エレクトロクロミック媒体67の光透過率は、それに電位をかけると変動し、すなわち、この媒体の光透過率は、そこを通る電位の存在または不在、および電位の規模に基づいて、変わる。このエレクトロクロミック窓アセンブリは、電位を印加してエレクトロクロミック媒体の染料を着色させることにより、そのエレクトロクロミック媒体を通る透過率を変えるように、選択的に起動できる。このようにして、このエレクトロクロミック窓アセンブリは、電位を印加しないときの1レベルの透過率と、電位を印加したときの第二レベルの透過率との間で、切替可能であり得る。非限定的な1実施形態では、エネルギーを与えた状態とエネルギーを与えない状態との間でのこのような色の変化は、自己消去性であり、すなわち、それは、電気化学的に起動した状態(この場合、このエレクトロクロミック媒体は、電位を印加すると、変わる)と、電気化学的に非起動状態(この場合、このエレクトロクロミック媒体は、電位を取り除くと、その初期状態(例えば、無色状態)に自動的に戻るか消去する)との間で、切替可能である。この特徴は、この窓アセンブリに選択的に電流を流すスイッチまたはある種の他の制御装置を提供することにより、最も容易に達成される。この初期状態は、無色状態であり得るか、色または色合いを有し得ることが理解できるはずである。
さらに非限定的な実施形態では、このエレクトロクロミック窓アセンブリは、切替可能で非自己消去性であり、すなわち、電位を印加すると、このエレクトロクロミック媒体は、電位が逆になるかショートするまで、その着色状態のままとどまる。
この染料の色は、電位を印加すると、均一な暗さまたは陰影であり得るか、電位を変えることから生じる暗さまたは陰影の程度が変化し得る。さらに特定すると、特定の着色またはその着色の陰影は、一定範囲の電圧および出力密度にわたって、変化できる。このエレクトロクロミック媒体に低い出力密度を加えると、この染料は、着色し始め得る。その電圧を増すと、このエレクトロクロミック媒体を通って加えられる電位の規模は、大きくなり、それにより、この染料の色が暗くなるか、陰影または強度が大きくなる。このようにして、この窓アセンブリは、電位を変えると、光透過率の程度が変動できる。この窓アセンブリは、従って、エレクトロクロミック媒体67を通って加えられる電位の量に基づいて、所望レベルの暗さまたは陰影に調節できる。これは、例えば、その電源と窓アセンブリとの間にスイッチまたは他の何らかの制御装置を組み込むことにより、容易に達成できる。本発明では限定しないものの、特定の1実施形態では、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40のエレクトロクロミックアセンブリ部分60の光透過率(LTA)は、1%〜20%の範囲の最低LTAから、60〜80%の範囲の最大LTAまで変わる。そういうものとして、このエレクトロクロミック窓アセンブリは、望ましいとき、窓用の不透明陰影として、効果的に機能できる。
第一導電性被覆53は、加熱窓ガラスを備えた曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40を提供するのに対して、第二および第三導電性被覆は、エレクトロクロミック窓ガラスを備えた曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40を提供し、これは、そこに電位を印加すると、エレクトロクロミック媒体67の発光率を変えることができる。そういうものとして、曇り防止エレクトロクロミックアセンブリ10は、単一ユニットで、窓アセンブリ10に、曇り防止特性およびエレクトロクロミック特性の両方を与える。従って、航空機窓アセンブリは、曇り防止アセンブリ部分41がエレクトロクロミックアセンブリ用の1基板として働き、そのエレクトロクロミックセルを規定するのに1枚の追加基板または窓ガラスだけを付け加える必要があるので、それに関連した著しい重量なしで、エレクトロクロミックアセンブリ部分60を含むように、簡単に変換できる。さらに、このような航空機窓アセンブリに組み込んだ各追加層は、余分な表面(これは、反射歪みを引き起こし得る)を加えるので、このアセンブリの所望の特性に悪影響を与えることなく、このような航空機窓にある層の数をできるだけ制限することが望ましい。本発明の窓アセンブリは、その曇り防止特性を維持しつつ、基板を1枚だけ追加したエレクトロクロミックセルを作成することにより、反射歪みを最小限にする。
このような航空機窓アセンブリは、曇り防止アセンブリ部分41の反対面に導電層が存在していることから、曇り防止がさらに有利となる。このようなエレクトロクロミックアセンブリを含めると、また、航空機窓用途で一般的に使用されているような日除けが必要ではなくなる。さらに、このエレクトロクロミックセルは、既存の航空機窓の一部により規定されるので、このエレクトロクロミック窓アセンブリは、監督機関がさらに再検討する必要なしに、その最初の航空機窓の監督機関および安全性要件を満たす。
図4で示すような本発明の代替的な非限定的な実施形態では、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリの曇り防止アセンブリ部分41およびエレクトロクロミックアセンブリ部分60は、別々の異なる窓ガラスアセンブリとして、提供される。さらに特定すると、エレクトロクロミック航空機窓ガラスアセンブリ110は、機外窓ガラスアセンブリ30、中間曇り防止アセンブリ70およびエレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80を含む。機外窓ガラスアセンブリ30と中間曇り防止アセンブリ70との間では、第一空間またはチャンバ16が設けられるのに対して、中間曇り防止アセンブリ70とエレクトロクロミック窓アセンブリ80との間では、第二空間またはチャンバ18が設けられる。図2で示した本発明の実施形態に関して先に述べた様式で、チャンバ16および/またはチャンバ18は、密封され得るか密封され得ず、さらに、完全にまたは部分的に、絶縁気体(これは、例えば、空気、アルゴン、クリプトンまたはそれらの混合物であるが、これらに限定されない)で満たすことができる。
中間曇り防止アセンブリ70は、図3を参照して、曇り防止アセンブリ部分41に関連して実質的に上で述べたようにして、作成される。しかしながら、図4で示した実施形態では、エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80は、曇り防止アセンブリ70には直接接着されず、その代わりに、そこから間隔を開けて配置される。
また、エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80は、この曇り防止アセンブリ部分から間隔を開けて配置されているにもかかわらず、図3で示すように、エレクトロクロミックアセンブリ部分60に関して実質的に上で述べたように、作成される。さらに特定すると、エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80は、第一基板81および第二基板89を含む。第一基板81は、外面81aおよび内面81bを含み、また、第二基板89は、外面89aおよび内面89bを含み、第一基板81の内面81bは、第二基板89の外面89aに面して間隔を開けて配置されている。第一基板81の内面81bは、導電性被覆83を備え付けており、また、第二基板89の外面89aは、その上に、導電性被覆85を備え付けており、ここで、導電性被覆85は、導電性被覆83から間隔を開けて配置されて、それらの間で、空間を提供する。第二基板89の内面89bは、窓アセンブリ110の最内部分に相当する。第一基板81と第二基板89との間には、エレクトロクロミック媒体87が含有される。
エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80は、設備82および84(これらは、導電性被覆83と電気接触している)、ならびに設備86および88(これらは、先に述べ図2および3で示した設備と類似の様式で、導電性被覆85と電気接触している)を備え付けている。必要ではないものの、設備82、84、86および88は、先に述べた電気接触設備と類似のバスバーであり得る。
図4で示すように、曇り防止アセンブリ70から間隔を開けてエレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80を位置付けることにより、チャンバ18が付け加えられたために、航空機内部の追加防音が達成できる。
本発明の非限定的な1実施形態では、機外窓ガラスアセンブリ30、曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ40、中間曇り防止アセンブリ70およびエレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ80の少なくとも1個は、曲がっているか等高線状になっている。図5は、本発明の特定の非限定的な実施形態を示し、ここで、そのエレクトロクロミック窓アセンブリの全ての視覚部品は、曲がっているか等高線状になっている。このような曲がったまたは等高線状の性質により、この窓アセンブリは、その航空機の形状または輪郭に従うことが可能となる。さらに、この窓アセンブリの全ての要素をこのような曲がった性質で設けることにより、その窓アセンブリを通る反射歪みは、実質的に限定される。
上記のことに基づいて、本発明の非限定的な1実施形態では、エレクトロクロミック航空機窓アセンブリは、機外窓ガラスアセンブリおよびエレクトロクロミック窓ガラスアセンブリ(これは、機外窓ガラスアセンブリから間隔を開けて配置され、それらの間で、チャンバを規定する)を含む。このエレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、第一基板および第二基板を含み、第二基板は、第一および第二面を有し、ここで、第一基板の第二面は、第二基板の第一面に面していて、そこから間隔を開けて配置されている。第一および第二基板は、それらの間で、ほぼ均一な厚さのチャンバを形成する。第一基板の第二面には、第一導電層があり、また、第二基板の第一面には、第二導電層がある。第一および第二基板の間で形成されたチャンバは、エレクトロクロミック媒体を含み、これは、第一および第二導電層と接触している。このエレクトロクロミック媒体の光透過率は、それらの導電層に電流を流すと、変動する。第一および第二導電層に電流を流してエレクトロクロミック媒体の光透過率を変える設備もまた、設けられている。このアセンブリは、さらに、歪み低減アセンブリ、曇り低減アセンブリおよび消音アセンブリから選択される少なくとも1個の追加アセンブリを含む。必要ではないものの、これらのアセンブリは、先に述べた歪み低減アセンブリ、曇り低減アセンブリおよび消音アセンブリと形状が類似し得る。
本発明で曲げ基板として有用なガラスシートは、当該技術分野で公知の任意の方法により曲げることができ、その曲率がよく一致する他の前成形し湾曲したガラスシートと合致できる。複数のガラスシートを同時に成形する際に、2枚またはそれ以上の平らなガラスシートをそれらの周囲の周りで支持するために、また、その鉄およびガラスシートを加熱徐冷がまを通って運ぶために、等高線状の金属成形レールを有する曲げ鉄を使用することは、一般的な方法である。徐冷がま内でのこれらのシートの加熱は、それらのシートに所望の弛み形状を与えるように、制御される。さらに特定すると、これらのガラスシートの温度が高くなりガラスシート熱軟化温度に近づくにつれて、それらのシートは、重力下にて垂れ下がり始め、それらの周囲の周りで、これらのレールの輪郭に適合する。これらのガラスシートの支持されていない部分はまた、重力下にて、所望の形状に垂れ下がる。成形したガラスシートを備えた曲げ鉄は、次いで、この徐冷がまから運び出されて、そのガラスを制御可能に冷却し、例えば、その徐冷がまのアニーリングゾーンおよび冷却ゾーンを通って、そのガラス形状に固められて、このガラス内での応力を最小にする。この曲げ方法により、共に曲げられるシート間の曲率がさらによく一致するように保証される。必要ではないものの、可撓性ポリカーボネートシートは、類似の様式で、形成できる。
このような加熱徐冷がまの一例には、Stasらの米国特許第4,804,397号およびReeseの米国特許第4,687,501号(それらの開示内容は、本明細書中で参考として援用されている)で開示されたトンネル型徐冷がまがあり、ここで、曲げられた鉄は、この徐冷がまを通して連続的に運ばれる。他の周知加熱徐冷がまは、ストップアンドゴー型加熱徐冷がまであり、ここで、それらのガラスシートは、別個の加熱チャンバ(これらは、この徐冷がまを通って順次運ばれて、これらのガラスシートを加熱し成形する)内の成形レールで支持される。
また、曲げたガラスシート、パネルまたは基板は、周知のプレス曲げ技術により製造でき、ここで、平らなガラスシートは、そのガラスの軟化点まで加熱され、次いで、相補的成形面を有するオス成形部材とメス成形部材との間の所望の曲率に、プレスされるか成形される。曲げの後、これらのシートは、制御した様式で冷却されて、それらの目的最終用途のために、アニールまたは焼き戻しのいずれかを施される。このようなプレス曲げは、適切には、垂直、水平または斜めに配向したシートを使って、実行できる。
本発明の例示の実施形態は、今ここで、記述した。これらの例は、本発明の単なる例示であることが分かる。本発明の多くの変更および改良は、当業者に明らかであり、以下の請求の範囲の範囲内に含まれると解釈される。
図1は、複数のガラスを入れたエレクトロクロミック航空機窓アセンブリの斜視図であり、これは、本発明の特徴を組み込んでいるが、明瞭にするために、一部取り外している。 図2は、図1の線2−2で取り出した図1の航空機窓アセンブリの断面図である。 図3は、図2と類似の断面図であり、これは、本発明の特徴を組み込んだ複数の窓ガラスを入れたエレクトロクロミック航空機窓アセンブリの代替実施形態を図示している。 図4は、図2と類似の断面図であり、これは、本発明の特徴を組み込んだ複数の窓ガラスを入れたエレクトロクロミック航空機窓アセンブリの代替実施形態を図示している。 図5は、図2と類似の断面図であり、これは、本発明の特徴を組み込んだ複数の窓ガラスを入れたエレクトロクロミック航空機窓アセンブリの代替実施形態を図示している。

Claims (33)

  1. 以下を含む、エレクトロクロミック航空機窓アセンブリ:
    a)機外窓ガラスアセンブリ;および
    b)曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリであって、該曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリから間隔を空けて配置され、それらの間にチャンバを規定し、該曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリは、以下を含む:
    i)第一基板であって、該第一基板は、第一導電性被覆を含む第一面および第二導電性被覆を含む第二面を有する;
    ii)第二基板であって、該第二基板は、該第一基板から間隔を空けて配置され、該第二基板は、第三導電性被覆を含む第一面を有し、該第一基板の該第二面および該第二基板の該第一面は、間隔を空けた関係で互いに面しており、それらの間にチャンバを規定する;
    iii)エレクトロクロミック媒体であって、該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、そして該第二および該第三導電性被覆と接触し、該エレクトロクロミック媒体は、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を印加すると変わる光透過率を有する;
    iv)該第一導電性被覆に電流を流して該第一導電性被覆を加熱し該窓アセンブリの曇りを防止する設備;ならびに
    v)該第二および該第三導電性被覆に電流を流して該エレクトロクロミック媒体を通して該電位を確立し該エレクトロクロミック媒体の該可変光透過率を変える設備。
  2. 前記機外窓ガラスアセンブリおよび前記曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリが、航空機の全体的な形状に従うような輪郭で設けられている、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  3. 前記電流が、曇りを防止するために、0.25〜0.40ワット/インチの範囲の電力密度で、前記第一導電性被覆に流され、そして前記電流が、前記エレクトロクロミック媒体の前記光透過率を変えるために、0.0001〜0.01ワット/インチの範囲の電力密度で、前記第二導電性被覆および前記第三導電性被覆に流される、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  4. 前記電流が、曇りを防止するために、0.25〜0.40ワット/インチの範囲の電力密度で、前記第一導電性被覆に流される、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  5. 前記電流が、前記エレクトロクロミック媒体の前記光透過率を変えるために、0.0001〜0.01ワット/インチの範囲の電力密度で、前記第二導電性被覆および前記第三導電性被覆に流される、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  6. 前記エレクトロクロミック媒体が、少なくとも1種のアノードエレクトロクロミック化合物および少なくとも1種のカソードエレクトロクロミック化合物を含有し、ここで、該エレクトロクロミック媒体に電位を印加すると、該アノードエレクトロクロミック化合物の酸化と該カソードエレクトロクロミック化合物の還元とが同時に起こり、それにより、該光透過率を低下させる、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  7. 前記エレクトロクロミック媒体が、該エレクトロクロミック媒体にかかる電位をなくすか低くすると、自己消去性である、請求項6に記載の窓アセンブリ。
  8. 前記窓アセンブリの前記曇り防止エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリの前記光透過率が、1〜20%の範囲の最小LTAから60〜80%の範囲の最大LTAまで変わる、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  9. 前記間隔を空けた第一および第二基板が、ガラスである、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  10. 前記機外窓ガラスアセンブリが、積層窓ガラスを含み、該積層窓ガラスが、機内アクリル層、機外アクリル層および中間層を含み、該中間層が、該機内アクリル層と該機外アクリル層との間に差し挟まれ、共に接着している、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  11. 前記機内アクリル層が、0.2〜0.4インチ厚の範囲の延伸アクリルであり、該機外アクリル層が、0.2〜0.4インチ厚の範囲の延伸アクリルであり、そして前記中間層が、0.025〜0.05インチ厚の範囲のポリビニルブチラールである、請求項10に記載の窓アセンブリ。
  12. 前記第一基板が、さらに、接着性中間層および消音材料層を含み、該接着性中間層が、前記第一基板の前記第一面の少なくとも一部に沿って堆積され、そして該消音材料層が、該接着性中間層の上に堆積されている、請求項1に記載の窓アセンブリ。
  13. 前記消音材料層が、積層体であり、該積層体が、ポリビニルブチラール層およびポリエステル層を含み、該ポリエステル層が、該ポリビニルブチラール層の上に堆積され接触している、請求項12に記載の窓アセンブリ。
  14. 前記第一導電性被覆が、前記接着剤層と前記第一基板の前記ベース層との間に差し挟まれている、請求項12に記載の窓アセンブリ。
  15. 以下を含む、エレクトロクロミック航空機窓アセンブリ:
    a)機外窓ガラスアセンブリ;
    b)エレクトロクロミック窓アセンブリであって、該エレクトロクロミック窓アセンブリは、間隔を空けた第一および第二基板およびエレクトロクロミック媒体を含み、該第一および第二基板は、その間でチャンバを規定し、そして該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、該エレクトロクロミック媒体は、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を印加すると変わる光透過率を有する;ならびに
    c)曇り防止特性を有する中間窓アセンブリであって、ここで、該機外窓ガラスアセンブリおよび該エレクトロクロミック窓アセンブリは、表面に面し、該中間窓アセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリと該エレクトロクロミック窓アセンブリとの間に挟まれて間隔を空けて配置され、該中間窓アセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリおよび該エレクトロクロミック窓アセンブリの該各個の面した表面の曇りを防止する、
    窓アセンブリ。
  16. 前記中間窓アセンブリが、第一導電性被覆と、該第一導電性被覆に電流を流して該第一導電性被覆を加熱し前記曇り防止特性を与える設備とを含む、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  17. さらに、第二導電性被覆と、第三導電性被覆と、該第二および該第三導電性被覆に電流を流して該エレクトロクロミック媒体を通って該電位を印加し該エレクトロクロミック媒体の該光透過率を変える設備とを含み、該第二導電性被覆が、前記第一基板の表面にあり、該第三導電性被覆が、前記第二基板の表面にあり、該第一および第二基板の面する表面にある該第二導電性被覆および該第三導電性被覆が、互いに間隔を空けて配置されている、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  18. 前記第一、第二および第三導電性被覆が、金属および金属酸化物の被覆から選択される、請求項17に記載の窓アセンブリ。
  19. 前記第一、第二および第三導電性被覆が、フッ素ドープ酸化スズ、酸化インジウムスズ、アンチモンドープ酸化スズ、銀、金、およびそれらの組合せから選択される、請求項18に記載の窓アセンブリ。
  20. 前記電流が、0.25〜0.40ワット/インチの範囲の電力密度で、前記第一導電性被覆に流され、そして前記電流が、0.0001〜0.01ワット/インチの範囲の電力密度で、前記第二導電性被覆および前記第三導電性被覆に流される、請求項17に記載の窓アセンブリ。
  21. 前記エレクトロクロミック媒体が、少なくとも1種のアノードエレクトロクロミック化合物および少なくとも1種のカソードエレクトロクロミック化合物を含有し、ここで、該エレクトロクロミック媒体に電位を印加すると、該アノードエレクトロクロミック化合物の酸化と該カソードエレクトロクロミック化合物の還元とが同時に起こり、それにより、光透過率を低下させる、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  22. 前記エレクトロクロミック媒体が、該エレクトロクロミック媒体にかかる電位をなくすか低くすると、自己消去性である、請求項21に記載の窓アセンブリ。
  23. 前記窓アセンブリの前記エレクトロクロミック窓ガラスアセンブリの光透過率が、1〜20%の範囲の最小LTAから60〜80%の範囲の最大LTAまで変わる、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  24. 前記間隔を空けた第一および第二基板が、ガラスである、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  25. 前記機外窓ガラスアセンブリが、積層窓ガラスを含み、該積層窓ガラスが、機内アクリル層、機外アクリル層および中間層を含み、該中間層が、該機内アクリル層と該機外アクリル層との間に差し挟まれ、共に接着している、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  26. 前記機内アクリル層が、0.2〜0.4インチ厚の範囲の延伸アクリルであり、該機外アクリル層が、0.2〜0.4インチ厚の範囲の延伸アクリルであり、そして前記中間層が、0.025〜0.05インチ厚の範囲のポリビニルブチラールである、請求項25に記載の窓アセンブリ。
  27. 前記中間窓アセンブリが、振動減衰/音吸収窓アセンブリ積層体であり、該振動減衰/音吸収窓アセンブリ積層体が、基板、接着性中間層および消音材料層を含み、該接着性中間層が、該基板の上に堆積され、そして該消音材料層が、該接着性中間層の上に堆積され、該接着剤層により該基板に接着されている、請求項15に記載の窓アセンブリ。
  28. 前記消音材料層が、積層体であり、該積層体が、ポリビニルブチラール層およびポリエステル層を含み、該ポリエステル層が、該ポリビニルブチラール層の上に堆積され接触している、請求項27に記載の窓アセンブリ。
  29. 前記第一導電性被覆が、前記振動減衰/音吸収窓アセンブリの前記接着剤層と前記基板との間に差し挟まれている、請求項28に記載の窓アセンブリ。
  30. 以下を含む、エレクトロクロミック航空機窓アセンブリ:
    a)機外窓ガラスアセンブリ;
    b)振動減衰/音吸収窓アセンブリであって、該振動減衰/音吸収窓アセンブリは、積層体を含み、該積層体は、基板、接着剤中間層、消音材料層および第一導電性被覆を含み、該接着剤中間層は、該基板の表面上に堆積され、該消音材料層は、該接着剤中間層の上に堆積され、そして該接着剤層により、該基板に接着され、そして該第一導電性被覆は、該接着剤層と該基板との間にある;
    c)エレクトロクロミック窓アセンブリであって、該エレクトロクロミック窓アセンブリは、第一基板および第二基板を含み、該第一基板は、その表面に第二導電性被覆を有し、そして該第二基板は、その表面に第三導電性被覆を有し、該第一および該第二基板は、互いに面している該第二および該第三導電性被覆と互いに間隔を空けて配置されており、それらの間でチャンバを規定し、該エレクトロクロミック窓アセンブリは、さらに、エレクトロクロミック媒体を含み、該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、該エレクトロクロミック媒体は、該第二および該第三導電性被覆に電流を加えると変わり、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を確立する光透過率を有する;および
    d)該機外窓ガラスアセンブリを保持するスペーサフレームアセンブリであって、該振動減衰/音吸収窓アセンブリおよび該エレクトロクロミック窓アセンブリは、間隔を空けた略平行に面する関係にあり、該振動減衰/音吸収窓アセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリと該エレクトロクロミック窓アセンブリとの間に位置付けられ、該スペーサフレームアセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリと該振動減衰/音吸収窓アセンブリとの間で、第一チャンバを提供し、そして、該振動減衰/音吸収窓アセンブリと該エレクトロクロミック窓アセンブリとの間で、第二チャンバを提供する、
    エレクトロクロミック航空機窓アセンブリ。
  31. 前記振動減衰/音吸収窓アセンブリが、前記スペーサフレームアセンブリにより保持され、前記消音材料層が、前記機外窓ガラスアセンブリに向かって配置される、請求項30に記載の窓アセンブリ。
  32. さらに、前記第一導電性被覆に電流を流して該第一導電性被覆を加熱する設備および前記第二および第三導電性被覆に該電流を流して該エレクトロクロミック媒体の該光透過率を変える設備を含む、請求項30に記載の窓アセンブリ。
  33. 以下を含む、エレクトロクロミック航空機窓アセンブリ:
    a)機外窓ガラスアセンブリ;および
    b)エレクトロクロミック窓アセンブリであって、該エレクトロクロミック窓アセンブリは、該機外窓ガラスアセンブリから間隔を空けて配置され、その間にチャンバを規定し、該エレクトロクロミック窓アセンブリは、以下を含む:
    i)第一基板であって、該第一基板は、第一および第二表面を有する;
    ii)第二基板であって、該第二基板は、第一および第二面を有し、ここで、該第一基板の該第二面は、該第二基板の該第一面に面し、該第二基板の該第一面から間隔を空け、該第一および第二基板は、その間で略均一厚のチャンバを形成し、さらに、第一導電性層および第二導電性層を含み、該第一導電性層は、該第一基板の該第二面にあり、そして該第二導電性層は、該第二基板の該第一面にある;
    iii)エレクトロクロミック媒体であって、該エレクトロクロミック媒体は、該チャンバに含まれ、そして該第三導電性被覆と接触し、該エレクトロクロミック媒体は、該エレクトロクロミック媒体を通って電位を印加すると変わる光透過率を有する;
    iv)少なくとも1個の追加アセンブリであって、該追加アセンブリは、歪み低減アセンブリ、曇り低減アセンブリおよび消音アセンブリから選択される;および
    v)該第一および該第二導電性被覆に電流を流して該エレクトロクロミック媒体を通って該電位を印加し該エレクトロクロミック媒体の該光透過率を変える設備。
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