JP3966849B2 - パーマ用ロッド熱遮断具 - Google Patents
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Description
このような装置は、薬液を用いる方法において使われていたロッドが電気により発熱するという構成を有している。
この装置を使用した場合では、ロッドが巻ければ熱を与える方法でも簡単に施術でき、また、薬液を用いる方法でもロッドが発熱するので、被施術者に不快感を与えることなく施術することができるという効果がある。
まず、高い熱を与える方法の施術の場合では、頭髪に与えた水気を熱によって強制的に蒸発・乾燥させていたので、ロッドは発熱温度を高くした状態で使用される。具体的には乾燥時間を考慮すれば110℃程度に設定して使用される。そのため使用時のロッドは相当に熱く、根元まで巻いた状態では被施術者の頭皮を火傷させてしまうということがあった。即ち、実質的に頭髪の根元まで巻いて使用することはできず、この方法では毛先側のパーマに限られていた。
また、本発明の他の目的は、ロッドが発熱するパーマの施術装置を使用して、化学薬液を用いる方法の施術を行う場合においても、薬液の蒸発が防止できるようにするパーマ用ロッド熱遮断具を提供することにある。
第1の発明にあっては、
発熱するロッドを用いたパーマの施術に使用するパーマ用ロッド熱遮断具であって、
頭髪を巻いたロッドと頭皮の間に配置してロッドが発する熱が頭皮に伝わるのを防止する熱遮断部材と、
該熱遮断部材に取着可能であり、ロッドに巻かれた頭髪を固定するロッド固定部材と、
を備えており、
前記熱遮断部材は、熱遮断部材を頭髪に掛止する櫛歯部を備え、該櫛歯部の基部側には、ロッドが発する熱が頭皮に伝わるのを防止する断熱部が設けられており、
前記ロッド固定部材は、頭髪を被覆すると共に通気性を有する被覆シートと、前記熱遮断部材に取着するための取着部を備えている、
パーマ用ロッド熱遮断具である。
取着部には輪部が設けられており、該輪部に挿入と抜き取りが可能な断熱強化部材を備えている、
第1の発明に係るパーマ用ロッド熱遮断具である。
本発明に係るパーマ用ロッド熱遮断具は、発熱するロッドを用いたパーマの施術に使用する。パーマ用ロッド熱遮断具は、頭髪を巻いたロッドと頭皮の間に配置して、ロッドが発する熱が頭皮に伝わるのを防止する。
(a)本発明に係るパーマ用ロッド熱遮断具によれば、発熱するロッドを用いたパーマの施術において、ロッドを高温で発熱させても、ロッドが発する熱が頭皮に伝わるのを防止することができる。これにより熱を与えるパーマの施術方法によってもロッドを根元まで巻いて施術を行うことができる。
図1は本発明に係るパーマ用ロッド熱遮断具の一実施の形態を示しており、表面側から見た分解斜視説明図、
図2は図1に示すパーマ用ロッド熱遮断具を裏面側から見た分解斜視説明図である。
パーマ用ロッド熱遮断具K1は、パーマ用のロッド5が発する熱が頭皮に伝わるのを防止する手段である熱遮断部材1と、ロッド5をまたはロッド5に巻かれた頭髪を熱遮断部材1に固定する部材であるロッド固定部材2を備えている。
断熱部11の上面上には面ファスナー12が固着してある。
図3はパーマ用ロッド熱遮断具の一使用例を示す使用状態説明図、
図4は図3に示すパーマ用ロッド熱遮断具の要部拡大説明図である。
図1ないし図4を参照してパーマ用ロッド熱遮断具の使用方法及びその作用を説明する。
パーマ用ロッド熱遮断具K1は、ロッドが発熱するパーマの施術装置を使用して、頭髪に熱を与える方法により施術を行う際に使用される。ここではパーマ用ロッド熱遮断具K1を使って頭髪の根元まで施術を行う場合について説明する。
しかし、パーマ用ロッド熱遮断具は、連結・分離できるものに限定するものではなく、例えば、パーマ用ロッド熱遮断具とロッド被覆部材を一体にして構成することもできる。
K2 パーマ用ロッド熱遮断具
1 熱遮断部材
10 櫛歯部
100 歯部
11 断熱部
12 面ファスナー
2,2a ロッド固定部材
20,20a 取着部
200 輪部
21 被覆シート
210 延出部
22 外端部
23,23a 面ファスナー
24 蒸発防止部
4 断熱強化部材
5 ロッド
6 輪ゴム
Claims (2)
- 発熱するロッドを用いたパーマの施術に使用するパーマ用ロッド熱遮断具であって、
頭髪を巻いたロッド(5)と頭皮の間に配置してロッド(5)が発する熱が頭皮に伝わるのを防止する熱遮断部材(1)と、
該熱遮断部材(1)に取着可能であり、ロッド(5)に巻かれた頭髪を固定するロッド固定部材(2)と、
を備えており、
前記熱遮断部材(1)は、熱遮断部材(1)を頭髪に掛止する櫛歯部(10)を備え、該櫛歯部(10)の基部側には、ロッド(5)が発する熱が頭皮に伝わるのを防止する断熱部(11)が設けられており、
前記ロッド固定部材(2)は、頭髪を被覆すると共に通気性を有する被覆シート(2)と、前記熱遮断部材(1)に取着するための取着部(20)を備えている、
パーマ用ロッド熱遮断具。 - 取着部(20)には輪部(200)が設けられており、該輪部(200)に挿入と抜き取りが可能な断熱強化部材(4)を備えている、
請求項1のパーマ用ロッド熱遮断具。
Priority Applications (1)
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JP2003385962A JP3966849B2 (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | パーマ用ロッド熱遮断具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003385962A JP3966849B2 (ja) | 2003-11-14 | 2003-11-14 | パーマ用ロッド熱遮断具 |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2003
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