JP4083623B2 - パーマネント用熱伝導防止部材及び毛髪に対するパーマネント処理方法 - Google Patents

パーマネント用熱伝導防止部材及び毛髪に対するパーマネント処理方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーマネント用熱伝導防止部材、ならびにこのパーマネント用熱伝導防止部材を用いた毛髪処理方法に関するものである。より詳しくは、理美容用のパーマ時に発生する熱が頭皮又は毛髪に対して過多に伝達されることを防止することができるパーマネント用熱伝達防止部材とその毛髪処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ヘアースタイルは、人の印象を左右する大変重要な要素中の一つであり、特に女性の場合は、ヘアースタイルを装ったり変更したりする為には、多くの時間と苦労を要する。
このようなヘアースタイルは、顔の形態などによって、これに合う形態に変更をして、自身の姿を演出することができるようにしているが、このようなヘアースタイルの変更をおこなう代表的な例は、毛髪をカットして長さを調整するとか、又は、ウエーブを形成する方法が最も多く利用されており、近日は毛髪を染色したり脱色する方法が多く用いられている。
【0003】
ヘアースタイルを変更することの中で、パーマ、即ち、パーマネントウエーブ処理は、何種類かに分類することができるが、大きく分類するなら下記のようになる。第1は、毛髪にパーマ液(1剤)を塗布した状態でパーマロッド(以下、ロッドという)に毛髪をワインディングした後、適当時間経過後に中和剤(2剤)を塗布してウエーブを形成する方式である。この方法の場合には、ロッド自体は発熱しない中空等のロッドを用いて毛髪をワインディングし、促進機等の外部加熱装置によって、熱を加えて、パーマ液の反応を促進すると共に毛髪の乾燥を行うものである。これに適するロッドとしては、特許文献1に示すものなどが知られている。
第2は、毛髪に直接パーマ液を適応させた後、適当時間自然乾燥させたのちパーマ液を水で洗い流しすすいだ後、水分がある状態で電熱ロッドでワインディングした後、熱を発生させて水分を蒸発させ中和処理してウエーブを形成するというものである。この第2の方法は、電源接続時に熱が発生可能な発熱部材をロッド内部に備えた電熱ロッドによって毛髪をワインディングして、ロッド自体が発熱を行う点に特徴がある。
【0004】
図6には、従来のパーマ方式中、第2の場合において、パーマを実施する場合が図示されている。図示されたように、まず、少量の毛髪Hを整然と整えた後、この毛髪Hに適当量のパーマ液を塗布する。次に、一定時間後にパーマ液を塗布した毛髪Hを水できれいにすすぐ。水ですすいだ後、パーマペーパー図示されていない等をあてがい、このパーマペーパーとともに毛髪Hを円筒形の物品である電熱ロッド2の外周面に必要な長さだけ巻き付けた後、電熱ロッド2の両端部分にある突出部4に輪ゴムをひっかけ、毛髪Hを電熱ロッド2に固定する。
この状態から、電熱ロッド2に電源を連結させることにより、内部の発熱装置によって熱を発生させ、毛髪Hを乾燥させる。そして、所定時間が経過したら、電熱ロッド2の外形の屈曲のような波形のウエーブが毛髪Hに形成される。
【0005】
以上のように、第1、第2のパーマ方式は、一長一短があるが、第1の方法では、加熱のための熱源が頭部より離れた位置にあるのに対して、第2の方式では、頭部の直近のロッドが発熱すると言った基本的な相違がある。そのため、第1の方法では、特許文献1に示されるように、発泡ウレタン等の柔軟な多孔質製の毛髪巻き取りシートを備えたロッドが提案されているものの、この巻き取りシートは、従来より用いられているパーマペーパーの代用として開発されているに止まる。即ち、第1の方法では、促進機による加熱即ち、外部からの加熱が頭髪や頭皮に与える悪影響を考慮する必要は少なく、事実、この特許文献1におけるロッドにあっても、加熱による悪影響を配慮したものではない。
他方、第2のパーマ方式の場合には、頭部の直近に配位されるロッドが熱元となるため、電熱ロッドから発生する熱が毛髪と頭皮に直接伝道されることにより過多な熱が伝達される場合、毛髪と頭皮に損傷をあたえることもあるという問題点を抱える。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−165221号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の通り従来の問題点を解決するために発明されたものであり、電熱ロッドに頭髪をワインディングして電熱ロッドと毛髪又は頭皮の間に一定間隔を維持させることによって、電熱ロッドから発生する熱が毛髪または頭皮へ過多に伝導されることを防止することのできるパーマネント用熱伝導防止部材ならびにこれを用いた毛髪処理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電源接続時に熱の発生可能な電熱ロッドに対して毛髪をワインディングし、この電熱ロッドを発熱させる際に用いられるパーマネント用熱伝導防止部材であって、このパーマネント用熱伝導防止部材は、電熱ロッドに沿って巻回可能な程度の柔軟性を有するものであり、このパーマネント用熱伝導防止部材は頭皮と電熱ロッドとの間に介在させられることが可能なパッドを備え、このパッドは電熱ロッドから発生する熱を毛髪と頭皮との少なくとも何れか一方に過多に伝達されることを防止することができるものであることを特徴とするパーマネント用熱伝導防止部材を提供する。
また、本発明は、電源接続時に熱の発生可能な電熱ロッドに対して毛髪をワインディングする工程と、この電熱ロッドを発熱させる工程とを含み、毛髪をワインディングする工程は、電熱ロッドに、パーマネント用熱伝導防止部材を毛髪と共に巻回する介在工程を含み、電熱ロッドを発熱させる工程に際して、パーマネント用熱伝導防止部材により、上記電熱ロッドから発生する熱が毛髪と頭皮との少なくとも何れか一方に過多に伝達されことを防止するものであることを特徴とする毛髪に対するパーマネント処理方法を提供する
さらに本発明は、電源接続時に熱の発生可能な電熱ロッドに対して毛髪をワインディングする工程と、この電熱ロッドを発熱させる工程とを含み、上記の両工程の間に、パーマネント用熱伝導防止部材を、電熱ロッドにワインディグされた毛髪と頭皮との間に配位させる介在工程を含むことにより、電熱ロッドを発熱させる工程に際して、パーマネント用熱伝導防止部材により、上記電熱ロッドから発生する熱が頭皮に過多に伝達されることを防止するものであることを特徴とする毛髪に対するパーマネント処理方法を提供することにより、上記の課題を解決する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るパーマネント用熱伝導防止部材の斜視図であり、図2は、図1に図示されたパーマネント用熱伝導防止部材を利用しパーマを実施する状態を図示した斜視図であり、図3は、パーマネント用熱伝導防止部材により毛髪をワインディングした状態の断面図であり、図4は、図3の"A"部分の部分拡大図である。
【0010】
この実施の形態に係るパーマネント用熱伝導防止部材10は、電熱ロッド12にワインディングされるベース14と、上記ベース14に付着される熱伝導を防止するためのパッド16とから構成されている。
このような構造を持つ熱伝導防止部材10において、上記ベース14は、電熱ロッド12に円滑にワインディングされる材質で構成される。望ましくは、繊維質又は紙質によって構成されることにより、電熱ロッド12の外周に巻回できる程度の適切な柔軟性(特に、パッド16よりも高い柔軟性)と、水分吸収力若しくは水分透過性をもつものとすることが望ましい。
【0011】
また、上記パッド16は、上記ベース14の一方の面に付着されて一体化される。この付着方式としては、返し縫いなどの縫製や、接着剤や熱溶着などによる接着等が可能であるが、付着の具体的方法は自由であり、適宜方法に変更して実施することができる。なお、パッド16を2枚用いて、ベース14の両面に付着させることもできる。
このベース14とパッド16とは、共に矩形のものが用いられているが、その形状は、適宜変更できる。また、ベース14はパッド16よりも長く設定され、パッド16の両端からベース14のみが延設されることとなる。よって、この延設された部分が請求項3のシート状体となる。従って、パッド16の部分には、ベース14を配位せず、2枚のベース14の部材を、請求項3のシート状体としてパッド16の両端に縫製や接着などで、取り付けて実施することもできる。
このパッド16の部分の外側に延設されたベース14(シート状体)は、施術者が摘むことができる程度の長さ(例えば2〜15cm)を有し、施術者が使い慣れているパーマペーパーと同じ要領でハンドリングできるため、作業能率の向上に貢献し得る。
【0012】
このパッド16は、電熱ロッド12の外周に巻回できる程度の適切な柔軟性(を備え、合成繊維にて形成された多数の突起物を備えたものであることが望ましい。即ち、ベルクロ(Velcro)の登録商標で知られている面状ファスナのように、パッド16の表面に一定の長さでフック状又はループ状の突起を備えたものであることが望ましく、特に、鉤状若しくはキノコ状の引っ掛かり部分を有する突起であるものを用いることが望ましいが、針状の直線状の突起等の他の形状に変更して実施することもできる。
上記パッド16が毛髪Hと共に電熱ロッド13にワインディングされる場合、図4に図示されたように、パッド16は中間を中心にして曲げられる。その際、突起を内側にして二つ折りにすることによって、ベース14は、2つの層14a、14bを形成すると共に、パッド16にはフック若しくはループ状の突起が一定の長さをもって突出していることにより、この2つの層14a、14b間に一定の空間tが形成される。
その結果、電熱ロッド12から発生する熱が毛髪H又は頭皮Sに伝達される場合、この空間tを通過する過程にて、一定量の熱が消費されることにより、熱が過多に毛髪H又は頭皮へ伝達されることを防止することになる。
なお、図3、図4では、電熱ロッド12の外周に、パッド16及びベース14からなる熱伝導防止部材10を巻回し、その外周に毛髪Hを巻回した状態を描いている。このように、毛髪を巻回する前に、電熱ロッド12の外周に熱伝導防止部材10を巻回するようにしてもよく、これにより、毛髪と電熱ロッド12との間にも熱伝導防止部材10が配位され、毛髪に対する過多の加熱を防止することができ、毛髪に加えられる温度を調整することもできる。
【0013】
上記においては、熱伝導防止部材のパッドが突起を備えたものとして説明したが、これに限定されるものではなく、スポンジ、繊維質材質などに変更して実施することも可能であり、要は、毛髪をワインディングする時に、一定の空間を形成することのできる構造、並びに材料を採用する。
【0014】
次に、上記電熱ロッド12の側面中間部には、電源が供給することのできるソケット13が装着されており、電熱ロッド12の内部には電気によって発熱する発熱体が設けられている。よって、パーマ時にソケット13を通じて電源を接続させることにより熱を発生させる。
また電熱ロッド12の両端の枠部分には、突出部11が突出形成され、この突出部11には、毛髪Hを電熱ロッド12に固定するためのゴムが掛けられる。
【0015】
このような構造を持つパーマネント用熱伝導防止部材を利用しパーマを実施する方法を、図2乃至図5を中心に参照して説明する。
第1の方法としては、電熱ロッド12に対して毛髪Hをワインディングする工程と、この電熱ロッド12を発熱させる工程とを含むものとし、毛髪をワインディングする工程は、電熱ロッド12に、パーマネント用熱伝導防止部材を毛髪と共に巻回する介在工程を含むものとする方法を挙げることができる。
このワインディングする工程の前に、パーマ対象者の毛髪Hを一定量だけ整え、整えられたこの毛髪に所定量のパーマ液を塗布する。そして、パーマ液が塗布された毛髪Hを水ですすいだ後、自然乾燥させる。
【0016】
一定時間後、毛髪Hを電熱ロッド12に必要な部分のみ巻き付ける。毛髪Hを一定の長さワインディングした後、熱伝導防止部材10を図2に示されたように毛髪Hの内側へ位置づける。この時、熱伝導防止部材10のパッド16の両端部をつかみ曲げて、突起が内側に来るようにして二つ折りにすることによって、二つの層を14a、14bをつくり、この状態から電熱ロッド12に巻き付ける。従って、熱伝達防止部材10は、二つの層14a、14bが作られ、この状態から電熱ロッド12へ巻き付ける。この時、上記パッド16の上面へ突出された突起によって一定空間tが形成される。
このように、毛髪Hをワインディングする工程は、同工程中において、毛髪Hが途中までワインディングされた電熱ロッド12に、熱伝導防止部材10を毛髪と共に巻回するようにしてもよいが、他の方法として、図3、図4に示されるように、毛髪Hをワインディングする前に、予め電熱ロッド12に熱伝導防止部材10を巻回しておき、その外周に毛髪を巻回するようにしてもよい。また、毛髪Hのワインディングが完了した後に、毛髪Hの外周に熱伝導防止部材10を巻回してもよい。
【0017】
このように、ワインディングされた状態から、電熱ロッド12の両側端部に位置する突出部11の両側へゴムバンド(図示せず)をひっかけ、毛髪Hを電熱ロッド12へ固定させる。この状態からソケット13に電源を接続させることにより、電熱ロッド12から熱が発生する。この熱は、上記熱伝導防止部材10を通過して毛髪H及び頭皮Sへ伝達されることにより、毛髪Hの水分を蒸発させる。よって、毛髪Hが一定の現象によりウエーブが形成される。
【0018】
この時、電熱ロッド12から伝達される熱が空間tから一部消滅することにより、頭皮S及び毛髪Hに対して過多に熱が伝達されることを防止する。よって、上記のような熱伝導防止部材10を使用することにより、過多の熱から頭皮Sや毛髪Hを守りながら、円滑にパーマを実施することができる。
【0019】
第2の方法としては、電熱ロッド12に対して毛髪Hをワインディングする工程と、熱伝導防止部材10を、電熱ロッド12にワインディグされた毛髪Hと頭皮Sとの間に配位させる介在工程と、電熱ロッド12を発熱させる工程とを含む方法を挙げることができる。
この介在工程にあっては、図5に示すように、熱伝導防止部材10のパッド16を二つ折りに曲げて、毛髪Hが巻回された電熱ロッド12と、頭皮Sとの間に挿入する。従って、電熱ロッド12に巻回された毛髪Hの付け根寄りは、熱伝導防止部材10が挿入できるように、1〜3cm程度は電熱ロッド12に巻回しないものとしておくことが望ましい。これにより、電熱ロッド12は宙に浮いたように、頭皮Sから離れた状態を維持することができる。なお、ここで、二つ折りとは、完全に折り曲げられた状態であってもよいが、U字状に曲がって内部に空間が保たれたものであってもよい。特に、パッド16を電熱ロッド12の加重によってもつぶれない程度の弾性を備えたものとして実施することによって、電熱ロッド12を宙に浮かせることができる。また、パッド16の突起を外側にして、二つ折りにすることによって、突起が毛髪を引っ掛けることができ、別個の固定部材を用いずとも、熱伝導防止部材10の脱落を確実に防止できる。他方、パッド16の突起を内側にして、二つ折りにした場合には、パッド16が上記の弾性を備えたものでなくとも、前述の空間tを維持することができる。さらに、熱伝導防止部材10の両面に突起を備えたものとして実施することによって、上記の2つの効果を共に発揮させることができる。
【0020】
一方、上記のパーマ方式は、本発明の望ましい実施例による熱伝導防止部材の使用例として、説明されたものであるが、上記パーマ方式以外の他のパーマネント方式においても上記熱伝導防止部材が適用可能であることは勿論である。具体的には、前述の第1のパーマネント方式において、毛髪にパーマ液(1剤)を塗布した状態でロッドに毛髪をワインディングした後、適当時間経過後に中和剤(2剤)を塗布してウエーブを形成する際に、ロッドとして電熱ロッドを用いると共に、パーマネント用熱伝導防止部材を用いてもよく、またさらに他の電熱ロッドを用いて毛髪を加熱する工程を含むパーマネント方法に広く採用し得るものである。
【0021】
【発明の効果】
以上、本発明は、電熱ロッドに頭髪をワインディングして電熱ロッドと毛髪又は頭皮の間に一定間隔を維持させることによって、電熱ロッドから発生する熱が頭皮や毛髪へ過多に伝導されることを防止することのできるパーマネント用熱伝導防止部材ならびにこれを用いた毛髪処理方法を提供することができたものであり、比較的高温の加熱を行った場合にあっても、過多の熱から、人体を熱から保護することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパーマネント用熱伝導防止部材の斜視図である。
【図2】図1に図示されたパーマネント用熱伝導防止部材を利用しパーマを実施する方法を図示した斜視図である。
【図3】パーマネント用熱伝導防止部材により毛髪をワインディングした状態の断面図である。
【図4】図3の"A"部分の部分拡大図である。
【図5】図1に図示されたパーマネント用熱伝導防止部材を利用しパーマを実施する他の方法を図示した斜視図である。
【図6】従来のパーマネントの方法を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 熱伝達防止部材
12 電熱ロット
14 ベース
16 パッド

Claims (8)

  1. 電源接続時に熱の発生可能な電熱ロッドに対して毛髪をワインディングし、この電熱ロッドを発熱させる際に用いられるパーマネント用熱伝導防止部材であって、
    このパーマネント用熱伝導防止部材は、電熱ロッドに沿って巻回可能な程度の柔軟性を有するものであり、
    このパーマネント用熱伝導防止部材は頭皮と電熱ロッドとの間に介在させられることが可能なパッドを備え、このパッドは電熱ロッドから発生する熱を毛髪と頭皮との少なくとも何れか一方に過多に伝達されることを防止することができるものであることを特徴とするパーマネント用熱伝導防止部材。
  2. 上記のパーマネント用熱伝導防止部材は、繊維材質と紙質との少なくとも何れか一方の材質で形成された柔軟性を有するシート状のベースと、このベース上に設けられた上記のパッドとを備えたものであることを特徴とする請求項1記載のパーマネント用熱伝導防止部材。
  3. 上記のパーマネント用熱伝導防止部材は、上記のパッドの両端から延設されたシート状体とを備え、このシート状体はパッドよりも柔軟性が高いものであることを特徴とする請求項1記載のパーマネント用熱伝導防止部材。
  4. 上記パッドは、その少なくもと一方の面に多数の突起を備えたものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパーマネント用熱伝達防止部材。
  5. 上記パッドは所定の厚みをもつスポンジを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパーマネント用熱伝導防止部材。
  6. 電源接続時に熱の発生可能な電熱ロッドに対して毛髪をワインディングする工程と、この電熱ロッドを発熱させる工程とを含み、
    毛髪をワインディングする工程は、電熱ロッドに、請求項1〜5の何れかに記載のパーマネント用熱伝導防止部材を毛髪と共に巻回する介在工程を含み、
    電熱ロッドを発熱させる工程に際して、パーマネント用熱伝導防止部材により、上記電熱ロッドから発生する熱が毛髪と頭皮との少なくとも何れか一方に過多に伝達されことを防止するものであることを特徴とする毛髪に対するパーマネント処理方法。
  7. 電源接続時に熱の発生可能な電熱ロッドに対して毛髪をワインディングする工程と、この電熱ロッドを発熱させる工程とを含み、
    上記の両工程の間に、請求項1〜5の何れかに記載のパーマネント用熱伝導防止部材を、電熱ロッドにワインディグされた毛髪と頭皮との間に配位させる介在工程を含むことにより、
    電熱ロッドを発熱させる工程に際して、パーマネント用熱伝導防止部材により、上記電熱ロッドから発生する熱が頭皮に過多に伝達されることを防止するものであることを特徴とする毛髪に対するパーマネント処理方法。
  8. 上記の介在工程において、パーマネント用熱伝導防止部材のパッドを二つ折りにし、二つ折りにしたパッド間に空間を設けるようにしたことを特徴とする請求項6又は7記載の毛髪に対するパーマネント処理方法。
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