JP3131581U - ヘアキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のヘアキャップにはトリートメント効果や取扱の難易等の点で様々な問題点があるので、簡単に、安全に、期待のトリートメント効果が得られ、しかも熱源として安価に、かつ何時でも何処でも容易に入手可能な粉体酸化発熱体パックを利用し、誰にでも満足してもらえるヘアキャップを提供することが、本考案の課題である。
【解決手段】 頭部に装着して毛髪を覆い、覆われた毛髪に熱を行き渡らせるのに適した、少なくとも軟質合成樹脂シートで構成されたヘアキャップ1の内面に、少なくとも1個の粉体酸化発熱体パック2を着脱自在に装着(交換可能)にし得る手段、例えばポケット4を設け、発熱体を入れ替えて再利用可能にして環境負荷を軽減できると共に、簡単に、安全に、期待のトリートメント効果が得られるようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ヘアキャップに関するものであり、具体的に言えば、頭髪、頭皮などのケアのために、頭毛部分に被着するのに際して内面に粉体酸化発熱体を着脱自在に取り付け得るキャップに関するものである。
男性、女性を問わず、頭髪を美しく健全に保ちたいと言う念願から、各自が色々な試みを行っている。それらの試みの例を次段以下に列挙する。
企業もこの要望に応えて、種々のヘアキャップやトリートメント、育毛剤などを開発し、市販している。髪の毛の染色時(ヘアカラー)の使用時にも暖めることで染まりが早く美しく確実に仕上がるものの、いざ、実行するのは面倒である。
頭に蒸しタオルを巻く例:蒸しタオルを作るのは非常に手間がかかる作業である。水で濡らしたタオルを蒸し器に入れてガス調理器具などで加熱する。蒸したタオルを適温に調整して頭に巻く必要がある。
家庭で蒸しタオルを用意するのは面倒な上、主にトリートメントするのは入浴時である。浴室内での洗髪のタイミングで蒸しタオルを準備するのは難しい。
アルミキャップを使用する例:市販品のアルミキャップを買ってきて使用する手があるが、単なる被り物に過ぎず、直ぐに髪の毛が冷えてしまうと言う不具合がある。
ヘアキャップにヘアドライヤーを接続するものの例:断熱性の高いキャップ素材をかぶり、ドライヤーを接続して熱風を送り、頭皮・頭髪部分をサウナ状態にする。
ドライヤーは電気を使用するため浴室内で使うのは危険で、浴室から一度出なくてはならない。温風と冷風を交互に送るなど操作が面倒である。熱さの調整が難しく、火傷の可能性もある。取扱が面倒なため結局敬遠されてしまうことになる。
育毛温泉キャップを被る例:ウェットスーツ素材でできた筒状のキャップを被り、頭のサイズに合わせてベルトを締める。浴槽につかったらシャワーや浴槽のお湯を上から満たす。お湯を注ぎ入れる必要があるため、育毛剤やトリートメント、染色剤の併用が不可能である。また、頭の上にお湯を貯めた状態のため、浴室から出て居住空間に移動して、自由な動きをすることも制限される。
ゲルマニウム・マイナスイオンを放出するキャップを被る例:キャップ自体が発熱する訳ではないので、効果を感じ難い、適温を継続できない、等の難点がある。
遠赤外線輻射キャップの例:遠赤外線輻射層を、不織布製のキャップの内面に塗布することにより永久的に固定したものが、実開平5−94232号公報に記載されている。この遠赤外線輻射層は、着脱を意図していないので、着脱自在の構造になっていない。
多数の加温体を内面に密集させた密封二重シート構造のキャツプの例:多数の加温体を内面に密集接着した密封二重シート構造のキャップが加温具の名称で、特許第3563299号公報に開示されている。このキャップは、その内面に加温体が粘着性シートにより永久的に封止された密封二重シート構造なので、加温体を着脱自在に入れ替えて再利用することが出来ないばかりか、加温体として、安価にいつでもどこでも入手可能な粉体酸化発熱体を利用する本考案の着想とは無縁である。
上述のとおり、従来品には様々な問題点があるので、誰でもが満足して使用している訳ではない。要するに、簡単に、安全に、期待のトリートメント効果が得られ、発熱体を入れ替えて再利用可能であって環境負荷を軽減できると共に、誰にでも満足してもらえるヘアキャップを提供することが、本考案の課題である。
美容院でトリートメントするときは、フードを被ってスチームを当てるのが一般的である。本考案はこの効果を簡単に実現できるように応用した仕組みによるものであって、熱源として特に、安価に、かつ何時でも何処でも容易に入手可能な、粉体酸化発熱体パック《市販品の一例:ホッカイロ(HAKUGEN社の商標)、ホカロン(ロッテ社の商標)等》をヘアキャップの中にセットできるようにした点に特徴を有する。
浴室内、浴室外、それ以外の環境でも場所を選ばずに使え、軽いので立ち居振舞いの行動に支障を与える惧れもないと言う大きな効果が期待できる。
粉体酸化発熱体パックの一例は、鉄粉の酸化熱を利用する簡易カイロであって、火炎を発しない化学反応発熱体である点と、75℃前後を越えるような高熱を発しない点とで、比較的安全な発熱体である。標準サイズと、ミニ・サイズとがあるが、必要に応じて何れのサイズを利用しても良い。
粉体酸化発熱体の温度は熱すぎてもいけないが、例えば前述のミニホッカイロなどのカイロを利用すると、頭皮全体がホカホカと温まって、実に快適な温度となる。頭皮が開き血行が良くなる。トリートメントの浸透効果が高くなる。発熱体を入れ替えて再利用可能であって環境負荷を軽減できる。
ヘアキャップの概略的な外観は、例えば入浴の際にヘアを濡らさないように被るポリエチレン製のものと類似させた単純なものであっても、又はその外側全体をアルミシートで被覆した光り輝く外観に加工しても良い。要は、その内側に発熱体パックを着脱自在に装着し得るようにするかに、この考案の要部がある。
図1は本考案のヘアキャップ1を下側から見た底面図である。太い線で示したものは、ヘアキャップを頭に被ったときに脱げないように留める手段2であって、下側開口部の周囲に配置された、例えばゴムなどの伸縮性のある素材製である。その中央部に図示されているものが、本考案で使用される熱源3であって、ヘアキャップ1の内面に着脱自在に取付けられている。
本考案のヘアキャップ1を頭に被った状態を図2の側面図で示す。図において、熱源3はヘアキャップ1の内面と毛髪との間に位置する状態を点線で示す。
ヘアキャップ1の素材として、例えば、テフロン(デュポン社の商標)やナイロン(デュポン社の商標)やポリエチレン等の、薄い軟質合成樹脂フイルムを使用すると一番保温性が良く、洗い易い利点がある。
ヘアキャップ1の内側に熱源3を取り付ける手段として、ゴム、又はキャップと同じ素材のシート構造又はメッシュ構造の、伸縮性があり、熱源3がちょうど入る大きさのポケットまたはベルトをつける。取り付け個所については基本的に後頭部中央に1個、又は側面を含めて複数個の可能性がある。
上記のポケットは、ヘアキャップ1の素材の内面に、例えば図4〜8に概略的に示すように縫着、接着又は熱融着等によって、入口開きで三側面完全閉じ、二側面部分閉じで対向する二面開き、又は閉じ部分を連続閉じでなく断続的な閉じ等にしても良い。
ポケット等の容積は、前述のとおり熱源3として粉体酸化発熱体パックを使用する場合は、使用する粉体酸化発熱体の大きさによって決まる。標準サイズの粉体酸化発熱体は凡そ11x14cm程度で、ミニ・サイズの場合は凡そ、10x6cmであるが、これらは、あくまでも例示であって本考案に採用可能な発熱体の寸法に合わせて適宜な寸法に設定するか、又はポケットの容積をフレキシブルにしておくのも一法である。
実施例2として、図4に示すようにフイルムを二重構造にして、かぶり口を縫着、接着又は融着等により閉じる例を提示する。この例ではかぶり口の一部は閉じないで大きく開口した状態7で残し、粉体酸化発熱体パックを出し入れできるようにする。開口部にはスナップなどを取り付けて、中から粉体酸化発熱体パックが飛び出さないように止められるようにしても良い。このような二重構造にすると、全体を開口部から裏返して内部を乾燥させることも可能になる。
図5に示すように、ヘアキャップを構成するシートを二重構造にして、粉体発熱体パック2が入る程度のポケット状の空間8を作る。ポケットの入り口開口部7以外は接着又は熱融着等で閉じる。開口部7はスナップなどで止められるようにしてもよい。
又、頭から取り外したとき潰れ状態にならず、ドーム状態を維持させるためには、ヘアキャップの外側全体を本体との同素材やアルミ素材等で覆った二重構造にすると、保温性を向上させると共に、外観を魅力的にする効果も期待できる。
取り付ける粉体酸化発熱体の大きさは、実施例1のものと同程度で良い。
本考案の第1実施例に係るヘアキャップを下側から見た底面図であって、(a)は頭に被るための開口部周辺に取り付けたゴムひも、及び熱源がポケットに挿入されている状態を示す図であり、(b)は熱源である粉体酸化発熱体パックを取り出して示す図である。 本考案のヘアキャップ1の側面図であって、(a)は頭に被った状態を示し、(b)は熱源である粉体酸化発熱体パックを取り出して示す図である。 熱源である粉体酸化発熱体パックをヘアキャップの内面に着脱自在に装着するための手段を示す図であって、(a)は3側面固着のポケットの例を示し、(b)は対向する2側面固定の差込支持テープの例を示し、(c)はメッシュ・ポケットの例を示す図であり、(d)は対向する2側面固定で、それらと直交する側面が開口された底抜けポケットを示し、(e)は井桁型に配置した差込支持テープの例を示す。 本考案の第2実施例に係るヘアキャップを下側から見た底面図である。 本考案の第3実施例に係るヘアキャップを下側から見た底面図である。
符号の説明
1 ヘアキャップ
2 熱源(粉体酸化発熱体パック)
3 例えばゴムひも付きの開口部
4 熱源2を着脱自在(交換可能)にするポケット
5 熱源2を着脱自在(交換可能)にする抑えテープ
6 熱源2を着脱自在(交換可能)にするメッシュ・ポケット
7 閉じないで残した開口
8 ポケット状の空間

Claims (3)

  1. 頭部に装着して毛髪を覆い、覆われた毛髪に熱を行き渡らせるのに適した、少なくとも軟質合成樹脂シートで構成されたヘアキャップであって、
    該ヘアキャップの内面に少なくとも1個の粉体酸化発熱体パックを着脱自在に装着し得ることを特徴とするヘアキャップ。
  2. 上記軟質合成樹脂シート製のヘアキャップの外側全体を、アルミの薄いシートで更に覆った構成を有することを特徴とする請求項1に記載のヘアキャップ。
  3. 上記ヘアキャップの内面に、粉体酸化発熱体パックと共に水分補給用のタオル地など吸水性のあるヘアバンド等を着脱自在に装着しうることを特徴とする請求項1に記載のヘアキャップ。
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