JP3966455B2 - アンテナ取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベランダやバルコニー等のフェンス部にアンテナを取り付けるためのアンテナ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベランダやバルコニー等に広く採用されているコンクリート製立設壁を有するフェンスを利用して例えばパラボラアンテナを設置しようとした場合、従来図8に示すようなアンテナ取付装置を使用して設置する形態が知られている。これは、一定の厚みを有するコンクリート製立設壁を挟持してポールを固定し、そのポールにアンテナを装着するもので、壁部を挟持する前後一対の挟持板25a,25bと、双方の挟持板25a,25bを連結する略コ字状に形成されたアーム体26、アーム体26を前後動させるアーム保持体27、そしてアーム保持体27に固着立設されたポール28とから構成されている。
【0003】
アーム体26の先端はアーム保持体27に挿入され、アーム保持体27前面から後方に向けて螺入したボルト29に螺合して、ボルト29の回転操作によりアーム体26が前後動するよう形成されている。また、アーム保持体27の後端には前側挟持板25aが固着されると共に、アーム体26の後側基部は前側挟持板25aに対向配置された後側挟持板25bが取り付けられ、ボルト29を操作してアーム体26を前後動させることで、後側挟持板25bを前後動させて、フェンスを挟持操作してポール29を立設固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、立設壁上部に立設壁に平行に棒状の手摺りが設けられているフェンスの場合、手摺りが邪魔になり上記アンテナ取付装置を取り付けるのは容易ではなかった。これは、コンクリート壁と手摺りの間の隙間は大きくても8cm程度であるにも拘わらず、双方の挟持板25a,25bは例えば11cm角で形成されているためで、アーム体26を隙間に挿通することができず、アーム体からアーム保持体を外してアーム体挿通後再び組立てる分解組立て作業をしなければならないためで、分解できない構成のものは取り付けできなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、立設壁に手摺りが設けられたフェンスであっても、容易に然も安定した取り付けができるアンテナ取付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、前後に対向配置した一対の挟持板を有し、該一対の挟持板のうちの前側挟持板の前面に後側挟持板背部から上方空間を跨いで延びたアーム体の先端を前後に移動可能に保持するアーム保持体を備え、該アーム保持体の前端にポールを立設し、該アーム保持体が保持したアーム体を前後移動させることで双方の挟持板の距離を変更して挟持対象を挟持操作するアンテナ取付装置において、前記後側挟持板、短辺を25〜60mmの長さとした長方形状とし、挟持面に平行な面内で回転可能に前記アーム体連結するとともに、該後側挟持板を左右方向が長辺となる姿勢で前記アーム体に取り付けた場合には前記アーム体の側面に当接係止し、前記後側挟持板を90度回転させて上下方向が長辺となる姿勢で前記アーム体に取り付けた場合には前記アーム体の底面に当接係止して前記後側挟持板の回転を禁止する回転禁止手段を前記後側挟持板に具備したことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、アーム体が四角柱状体であり、後側挟持板の短辺の長さと、前記アーム体の前記後側挟持板の取付面の幅方向長さとが同一であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るアンテナ取付装置の一例を示す斜視図であり、1はアンテナを装着するポール、2a,2bは互いに対向配置された挟持板、3は双方の挟持板2a,2bを連結するアーム体、4はアーム保持体であり、アーム保持体4は前側の一方の挟持板2aの前面に略U字状に形成され、上下方向にアーム体3の先端を収容する収容空間4aが形成されている。
また、後側挟持板2bの背部は、略コ字状に下方に折曲げ形成されたアーム体3の基部が連結され、アーム体3は双方の挟持板2a,2bの上方を跨いで前端部がアーム保持体4の開口部4aに挿入されている。アーム保持体4の先端にはポール1が溶接され立設されている。
【0008】
アーム保持体4に挿入されたアーム体3の先端は、図2のアーム保持体4の縦断面図に示すように、前後方向に貫通形成された孔7にナット6を固着してねじ孔が形成され、アーム保持体4の前面から後方に向けて挿入されたボルト8が螺合され、ボルト8の回転操作によりアーム体3を前後動させるよう形成されている。
また、前側挟持板2aは、一辺が110mmの正方形板体であり、挟持面全体にゴム板11が貼着され、立設壁10に当接する圧接面を形成している。尚、図2において、10はフェンスを構成する立設壁、10aは手摺りである。
【0009】
後側挟持板2bは、高さ30mm、幅90mmで左右に長い長方形状で、中央が後方に折曲げられて凹部9が形成されている。そして、左右に一辺が30mmの四角形の挟持面が対称配置され、夫々ゴム板12,12が貼着されて圧接面を形成している。
また、中央の凹部9には、図3の後側挟持板2bの分解斜視図に示すように、ボルト挿通孔14が形成されると共にアーム体3にボルト挿通孔15が貫通形成され、後側挟持板2bはボルト16及びナット17によりアーム体3に連結される。
更に、後側挟持板2bは、背部にアーム体3の側部に当接して係止される舌状の係止片19が突設されている。この係止片19は、図4に示すようにアーム体3に装着した状態でアーム体の側面、或いは後側挟持片2bを90度回転して縦長にした場合には底面に当接係止して挟持板の回転を禁止するよう配置形成されている。また、20はボルト16の先端を保護するキャップである。
【0010】
尚、挟持板を含む各部材の寸法の最適値は、取り付けるアンテナの大きさや種類によって異なり、上述する挟持板の寸法は30〜60cm径のパラボラアンテナを取り付ける場合に適した寸法の一例を示したもので、取り付けるアンテナの大きさや重量により寸法は変更される。そして、上記サイズのパラボラアンテナを取り付ける場合、ポールを有する前側挟持板は一辺が80〜140mmの範囲とするのが好適であり、後側挟持板の短辺は4分の1から2分の1の幅、具体的には25〜60mmであれば手摺りと立設壁の間に挿通することが可能であるし、ポール1を立設してアンテナを良好に保持できる。また、図1において、ポール1の長さL1は300mmであり、アーム体3は一辺が30mmの金属製角材から形成されている。
【0011】
このように、後側挟持板はボルト16により中央で連結されるので挟持面に平行な面内で回転が可能であり、アーム体方向に合わせて縦長に配置して幅を狭くすれば、挟持板を取り付けたままアーム体を手摺りと立設壁の間に容易に挿通でき、手摺りがあっても分解することなく容易に設置できる。また、一方の前側挟持板の圧接面は広いし、後側挟持板はポールに直交する左右方向に広く配置することで挟持作用点をポール方向と直交して広く配置できるので、安定して設置できる。
更に、後側挟持板は中央の1点でアーム体に連結するため、左右の圧接面に作用する力を均等にでき、アーム体が変形しても或いは挟持対象が均一の厚みでなくても左右の圧接面で均等に挟持させることができ、安定した挟持固定ができる。
また、挟持板が回動可能であっても係止片の作用により、挟持操作中及び装着後挟持板の回動は禁止されるので、挟持操作中に後側挟持板が回転することがないし、装着後にポールの起立が不安定になることが無く、安定した立設状態を維持できる。
【0012】
尚、上記実施の形態は係止片19をアーム体3の側面或いは底面に当接するように後方に向けて圧接面に直交するよう形成しているが、係止片19の突出角度は図5に示すように斜め後方に向けて形成しても良く、装着後挟持板の回転を禁止することができるし、こうすることで後側挟持板2bの位置決めがし易くなる。また、後側挟持板2bは図6に示すようにアーム体に連結するボルト16と一体に形成しても良く、その場合、後側挟持板2bの挟持面全体を圧接面にすることもできる。
更に、図7に示すように、係止片19の位置を圧接面に対して90度回転した位置に設けても良い。また、上記実施の形態では後側挟持板2bの凹部9を左右の圧接面の大きさに合わせた形状としているが、アーム体3に連結するボルト16の頭部の大きさに合わせてボルト頭部を係止してボルト16が回転しない大きさ或いは形状としても良い。
【0013】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、後側挟持板は回転可能であり幅が狭いので、挟持板を取り付けたままアーム体を手摺りと立設壁の間に容易に挿通でき、手摺りがあっても分解することなく容易に設置できる。そして、前側挟持板の圧接面は広く、他方の挟持板はポールに直交する左右方向に挟持作用点を広く配置できるので、安定して設置できる。
また、挟持板が回動可能であっても挟持操作中及び装着後の挟持板の回動は禁止されるので、挟持操作中に後側挟持板が回転することがないし、装着後にポールの起立が不安定になることが無く、安定した立設状態を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナ取付装置の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のアーム保持体の縦断面説明図である。
【図3】図1の後側挟持板とアーム体の連結構造を示す部分分解図である。
【図4】図1のアンテナ取付装置の部分側面図であり、(a)は後側挟持板を幅方向に広くした装着状態、(b)は後側挟持板を回転して縦方向に長くした状態を示している。
【図5】後側挟持板の変形例を示す側面図である。
【図6】後側挟持板の変形例を示し、ボルトを挟持板に一体化した斜視図である。
【図7】後側挟持板の変形例を示すアンテナ取付装置の部分側面図である。
【図8】従来のアンテナ取付装置の斜視図である。
【符号の説明】
1・・ポール、2a・・前側挟持板、2b・・後側挟持板、3・・アーム体、4・・アーム保持体、8・・ボルト、9・・凹部、14・・ボルト挿通孔、16・・ボルト、17・・ナット、19・・回転禁止手段としての係止片。

Claims (2)

  1. 前後に対向配置した一対の挟持板を有し、該一対の挟持板のうちの前側挟持板の前面に後側挟持板背部から上方空間を跨いで延びたアーム体の先端を前後に移動可能に保持するアーム保持体を備え、該アーム保持体の前端にポールを立設し、該アーム保持体が保持したアーム体を前後移動させることで双方の挟持板の距離を変更して挟持対象を挟持操作するアンテナ取付装置において、
    前記後側挟持板、短辺を25〜60mmの長さとした長方形状とし、挟持面に平行な面内で回転可能に前記アーム体連結するとともに、該後側挟持板を左右方向が長辺となる姿勢で前記アーム体に取り付けた場合には前記アーム体の側面に当接係止し、前記後側挟持板を90度回転させて上下方向が長辺となる姿勢で前記アーム体に取り付けた場合には前記アーム体の底面に当接係止して前記後側挟持板の回転を禁止する回転禁止手段を前記後側挟持板に具備したことを特徴とするアンテナ取付装置。
  2. アーム体が四角柱状体であり、後側挟持板の短辺の長さと、前記アーム体の前記後側挟持板の取付面の幅方向長さとが同一であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ取付装置。
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