JP3965265B2 - 横引き網戸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在とした網戸に関するものであり、更に具体的には、該ネットの伸縮に応じて該ネットの下端に沿って導出されるネットガイドを備えた横引き網戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在として、該ネットの伸縮に応じて、ネットを取り付けた一方の縦枠部材の下端からその内部に出入りし、該ネットの下端に沿って導出されてその下端をガイドし、該ネットの揺れを抑止する可撓のネットガイドを備え、上記網戸枠と可動框との間に、張紐により上記可動框の姿勢を拘束する平行移動機構を付設した横引き網戸は、本発明者らが、特願平11−35952号において既に提案している。
上記既提案の横引き網戸は、図4に示すように、開閉するネット54及び可動框55と共に移動するネットガイド62を設けているので、ネット54を折り畳んで収納したときに、建物開口部の下方にネット54の下端のガイドに要する横枠部材が配置されず、該建物開口部を出入りする者の歩行の障害となるような高さの横枠部材を排除することができる点で有効なものである。
【0003】
しかしながら、上記既提案の横引き網戸において、可動框55を平行移動させるための張紐64a,64bを図示のように張設した場合には、可動框55の開閉操作に伴って縦枠部材56内を移動する一対の張紐64a,64bが相互に逆方向に走行するため、両張紐64a,64bの接触をさけるようにするとか、張紐の摩擦に対する強度を高めるなどの配慮が必要になり、また、同一の縦枠部材56内に複数の張紐64a,64bを挿通するので、それらの掛け回しの作業が繁雑になってしまう可能性がある。しかも、張紐64bは、張紐64aに比べて比較的長いために、湿度や経年劣化等により張紐に伸びが生じた場合に、再調整しないと可動框55の円滑な平行移動を確保できなくなり、また、それによって張紐の使用量も多くなるので、製造コストもそれだけ高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、平行移動機構を構成する張紐の掛け回しをより簡略化することにより、該張紐の掛け回しのための作業を容易にすると共に、張紐の使用量を可及的に減らし、延いては、より容易に且つ安価に製造することができる横引き網戸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在として、該ネットの伸縮に応じて、網戸枠におけるネットを取り付けた一方の縦枠部材の下端からその内部に出入りし、張設状態にある該ネットの下端に沿って導出されてその下端をガイドし、該ネットの揺れを抑止する可撓のネットガイドを備え、上記網戸枠と可動框との間に、張紐により上記可動框の姿勢を拘束する平行移動機構を付設した横引き網戸において、該平行移動機構が、少なくとも第1及び第2の張紐を備え、第1の張紐は、その一端をネットガイドの内端に連結し、この張紐を上記ネットガイドが出入する上記一方の縦枠部材の下部に設けた転向子に巻き掛けたうえで該縦枠部材内を折り返し、上部に設けた転向子に巻き掛けて、その先端を上記可動框の上部に連結し、第2の張紐は、その一端をネットを取り付けていない他方の縦枠部材の上端に取り付け、可動框の上端に設けた転向子に巻き掛けて該可動框内を下方に導き、該可動框の下部において転向子に巻き掛けたうえで、その先端をネットを取り付けた上記一方の縦枠部材の下部に連結したことを特徴とするものである。
【0006】
上記構成を有する横引き網戸は、平行移動機構を構成する張紐の掛け回しをより簡略化できるので、該張紐の掛け回しのための作業を容易に行うことができる同時に、張紐に使用する糸の使用量を可及的に減らすことができ、延いては、横引き網戸をより容易に且つ安価に製造することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明に係る横引き防虫網戸の一実施例を示している。
この網戸は、アコーディオン式に伸縮するネットを横引きにより開閉するもので、図1に示すように、概略的には、網戸枠2と、該網戸枠2内に横開きにより開閉自在に取り付けられた防虫ネット4と、該ネット4の一端に取り付けられた開閉操作用の可動框5とを備えている。
【0008】
上記網戸枠2は、左右の縦枠部材6,8と上部の横枠部材10とを有し、該網戸枠2の下部には、上記ネット4の揺れを抑止するネットガイド12が可動框5の移動に伴って出没するように設けられている。このネットガイド12は、その一端が可動框5の下端に固定され、可動框の移動に伴う上記ネット4の伸縮に応じて、図において右側の縦枠部材6の内部に出入りし、張設状態にある上記ネット4の下端に沿って導出されてその下端を保持することにより、ネット4の下端の風等による揺れを抑止するものである。
【0009】
さらに具体的に説明すると、上記ネットガイド12は、図1及び図2に示すように、弾性のある柔軟な合成樹脂からなる略コ字状断面の押出し材の一部を部分的に切除することによって構成したものであり、すなわち、ネット4の下端に添う底部12bと、ネット4の表裏外面に添って立ち上がり、該底部12bの撓みを可能にするための一定間隔の多数の凹欠部12cを切設した一対の揺れ止め部12a,12aとを含む略コ字状断面の長尺材として構成している。
【0010】
また、上記ネットガイド12を構成する長尺材の底部12bの裏面には、相対向する略鉤形に形成したガイド用突条12e,12eを設け、このガイド用突条12eにおける上記凹欠部12cに対応する位置に、底部12bの撓みを容易にする切欠き12fを設けている。上記ガイド用突条12e,12eは、建物開口部の床面上に歩行の障害にならない敷居の高さ程度のガイド部Bを設けて(図3参照)、両ガイド用突条12e,12e間にガイド部Bを嵌め込むと共に、該ガイド部Bの両側に設けた凹部に略鉤形のガイド用突条12e,12eを係止させることにより、ネットガイド12の適正な摺動、すなわち上記ネット4の適正な開閉を該ガイド部Bに沿って安定的にガイドするものである。
【0011】
上記ネットガイド12は、前述したように、ネット4の開閉に伴って縦枠部材6の下端から湾曲させてその内部に出入りさせ、その導出によってネット4の下端をガイドさせるものであるが、かかる観点から、その材質の選定あるいは厚さの調整等により、適度の弾性を有するものとして押出し成形することが必要になる。
【0012】
一方、上記ネット4は、交互に逆方向に折り返して多数のプリーツをジクザグ状に施すことにより、アコーディオン式に伸縮自在としたもので、その両端を網戸枠2の縦枠部材6及びネット4の開閉操作に供する可動框5に取り付け、該可動框5の操作により開閉するようにしたものである。
【0013】
上記ネット4の一端に取り付けた可動框5を安定的に平行移動させるため、該可動框5には平行移動機構を付設している。この平行移動機構は、網戸枠2及び可動框5の間に少なくとも2本の張紐14a,14bを張設することにより構成するものであるが、図示したように、それらの間に第3の張紐14cを張設することもできる。
上記第1の張紐14aは、その一端をネットガイド12の内端に連結し、この張紐14aを上記ネットガイド12が出入する縦枠部材6の下部に設けた転向子16aに巻き掛けたうえで該縦枠部材6内を上方に折り返し、上部に設けた転向子16bに巻き掛けて、その先端を上記可動框5の上部に設けた転向子16cに巻き掛けて下方に導いたところで、可動框5の上部に連結している。
【0014】
一方、第2の張紐14bは、その一端をネット4を取り付けていない縦枠部材8の上端に固定部材17で固定することにより取り付け、可動框5の上端に設けた転向子16dに巻き掛けて該可動框5内を下方に導き、該可動框5の下部において転向子16eに巻き掛けたうえで、その先端をネット4を取り付けた縦枠部材6の下部に連結している。
【0015】
さらに、第3の張紐14cは、上記第2の張紐14bと同様に、その一端をネット4を取り付けていない縦枠部材8の上端に固定部材17で固定することにより取り付け、可動框5の上端に設けた転向子16dに巻き掛けて該可動框5内を下方に導き、該可動框5のほぼ中央において転向子16fに巻き掛けてネット4側に導出し、該ネット4を貫通させてその先端を縦枠部材6の中央部に連結している。
この第3の張紐14cは、主に風がネット4に作用することによる該ネット4の弛み等を防止するのに有効なものであり、図示したように1本だけを設けることもできるが、適宜間隔でネット4を貫通する複数本を設けることもでき、それらを平行移動機構の一部としても機能させることができるものである。
【0016】
上述した張紐14a〜14cがネット4の張設部分において水平方向に張設されている部分においては、それらの張紐14a〜14cをネット4内に挿通することによってネット4の弛みを防止し、ネット4の張設状態を安定化させることができる。また、上記各転向子16a〜16fとしては、張紐14a〜14cとの抵抗が小さい合成樹脂製の摺動部材、あるいはプーリーなどを用いることができる。
【0017】
上記構成を有する横引き網戸においては、可動框5の開閉操作に際し、張紐14a及びネットガイド12は、図において可動框5が反時計方向に傾倒するのを抑制し、一方、張紐14bは可動框5の時計方向の傾倒を抑制し、さらに、張紐14cは、主にネット4の弛みを抑制する。しかも、可動框5の左右移動に伴って両張紐14a〜14cの長さに過不足が生じないので、可動框5を円滑に平行移動させることができる。また、この平行移動機構を構成する張紐14a〜14cの掛け回し、より具体的には張紐14bの掛け回しをより簡略化できるので、網戸の組立やメンテナンス作業を簡単化することができると共に、該張紐14a〜14cの使用量を可及的に減らすことができ、当該横引き網戸をより容易に且つ安価に製造することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明の横引き網戸によれば、平行移動機構を構成する張紐の掛け回しをより簡略化できるので、該張紐の掛け回しのための作業を容易にすることができると共に、張紐に使用する糸の使用量を可及的に減らすことができ、延いては、横引き網戸をより容易に且つ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る横引き網戸の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の平断面図である。
【図3】同A−A線における断面図である。
【図4】従来の横引き網戸を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 網戸枠
4 ネット
5 可動框
6,8 縦枠部材
10 横枠部材
12 ネットガイド
14a〜14c 張紐
16a〜16f 転向子

Claims (1)

  1. 交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在として、該ネットの伸縮に応じて、網戸枠におけるネットを取り付けた一方の縦枠部材の下端からその内部に出入りし、張設状態にある該ネットの下端に沿って導出されてその下端をガイドし、該ネットの揺れを抑止する可撓のネットガイドを備え、上記網戸枠と可動框との間に、張紐により上記可動框の姿勢を拘束する平行移動機構を付設した横引き網戸において、
    上記平行移動機構が、少なくとも第1及び第2の張紐を備え、
    第1の張紐は、その一端をネットガイドの内端に連結し、この張紐を上記ネットガイドが出入する上記一方の縦枠部材の下部に設けた転向子に巻き掛けたうえで該縦枠部材内を折り返し、上部に設けた転向子に巻き掛けて、その先端を上記可動框の上部に連結し、
    第2の張紐は、その一端をネットを取り付けていない他方の縦枠部材の上端に取り付け、可動框の上端に設けた転向子に巻き掛けて該可動框内を下方に導き、該可動框の下部において転向子に巻き掛けたうえで、その先端をネットを取り付けた上記一方の縦枠部材の下部に連結した、
    ことを特徴とする横引き網戸。
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