JP2005048477A - 横引き網戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットガイドの導出入時にネットガイドに作用する負荷を分散させ、ネットガイドが横方向に湾曲してガイドレールから外れたり、上方に湾曲して浮き上がったりするのを抑止する。
【解決手段】 ネット8の両端を網戸枠6の縦枠部材2Aと可動框10Aに取付ける。縦枠部材2A及び可動框10Aの内部に出入りし、ネット8Aの下端をガイドするネットガイド12Aを備える。ネットガイド12Aの中間部に縦枠部材2A及び可動框10Aのいずれにも導入されない部分を設ける。ネットガイド12Aにおける該部分に、ガイドレール14に係合してガイドされるガイド手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、横引き網戸に関するものであり、さらに具体的には、交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在とした網戸において、該ネットの伸縮に応じて該ネットの両端に取り付けた枠部材の双方の内部に出入りし、張設状態にある該ネットの下端に沿って導出されてその端部を保持し、該ネットの揺れを抑止するネットガイドを備えた横引き網戸に関するものである。
交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在とした網戸において、上記ネットの開閉に応じて、該ネットの両端に取り付けた可動框の双方の下端からその内部に出入りし、張設状態にある該ネットの下端に沿って導出されてその下端をガイドし、該ネットの揺れを抑止するネットガイドを備えた横引き網戸は、例えば、特許文献1において開示されているように、既に提案されている。
上記従来の横引き網戸は、ネットの開閉の範囲が網戸枠の縦枠部材の高さによって制限されることが殆どなく、また、建物開口部内の右半、左半、中央、その他の任意位置にネットを移動して張設することができ、それらの場合に可動框の開閉操作に左右の対称性が付与されるため、操作性においても優れている点で有効なものである。
しかしながら、上記既提案の横引き網戸は、ネットガイドがガイドレールに沿って移動する可動框に出入りする構造のため、該ネットガイドが床面上のガイドレールから外れないようにするための手段を講じることが困難であり、したがって、ネットを比較的広い範囲にわたって張設した場合、すなわちネットガイドが比較的長く導出された状態において、強い力で可動框によるネットの開閉操作を行うと、ネットガイドに対して上記可動框への導入方向に大きな負荷が作用することになり、該ネットガイドが横方向に湾曲して上記ネットがネットガイドから外れてしまったり、あるいは、ネットガイドが通常とは逆に上方に湾曲して浮き上がってしまったりする場合が考えられる。
なお、上記ネットガイドを網戸枠の固定的な縦枠部材の下端から出入りさせる場合には、縦枠部材から導出したネットガイドをガイドレールに逐次係合させることができるので、上記のようなネットガイドの浮き上がり問題が生じることはない。
特開2003−82960号公報
本発明の技術的課題は、ネットの両端を網戸枠の固定の枠部材と可動の枠部材に、あるいはそれぞれ可動の枠部材に取付け、該ネットの両側の枠部材の下端から導出されて該ネットの揺れを抑止するところのネットガイドを備えた横引き網戸において、ネットガイドが水平横方向に湾曲してガイドレールから外れてしまったり、あるいは、ネットガイドが通常とは逆に設置面から上方に湾曲して浮き上がってしまったりするのを可及的に抑止し、上記ネットの端部を常に安定的にガイドできるようにすることにある。
本発明の他の技術的課題は、上記ネットガイドをネットの両側の枠部材の内部に略均等に出入りするようにして、ネットガイドの導出入時に該ネットガイドに作用する負荷を分散させ、該ネットガイドの水平横方向への湾曲や逆方向への湾曲(設置面からの浮き上がり)をより確実に抑止することにある。
上記課題を解決するための本発明の横引き網戸は、交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在とした網戸であって、該ネットの両端を網戸枠の固定の枠部材と可動の枠部材に、あるいはそれぞれ可動の枠部材に取付け、該ネットの両側の枠部材の下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、張設状態にある該ネットの下端に沿って導出されて該ネットの下端をガイドする一連のネットガイドを備えた横引き網戸において、該ネットガイドの中間部にいずれの枠部材にも導入されない部分を設け、ネットガイドにおける少なくとも該部分に、建物開口部の床面に敷設されるガイドレールに係合してガイドされるガイド手段を設けたことを特徴とするものである。
上記横引き網戸の好ましい実施形態においては、ネットガイドの両端が出入りする枠部材に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設け、上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に上記ガイド手段を設けることができ、あるいは、ネットの両端を網戸枠の固定の枠部材と可動の枠部材に取付けた横引き網戸において、ネットガイドの両端が出入りする枠部材に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設け、網戸枠の固定の枠部材内に出入りするネットガイド及び上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に上記ガイド手段を設ることができる。
上記横引き網戸においては、枠部材に対するネットガイドの導入の限度を設定するストッパを、ネットの両端が取付けられている枠部材の中のネットガイド端が当接する位置に設け、あるいは、ネットの両端が取付けられている枠部材において、ネットガイドの中間部に設けた突部が当接するネットガイドの導入口縁に設けるのが適切であり、また、上記ガイド手段は、ネットガイドの裏面に設けた相対向する鉤形に形成したガイド用突条と、上記ガイドレールの両側に形成した上記ネットガイドのガイド用突条が係合する凹溝によって形成するのが有効である。
また、上記横引き網戸の好ましい実施形態においては、上記ネットガイドを、ネットの下端に沿う底部と該ネットの外面に沿って立ち上がる揺れ止め部とにより略U字状に形成した合成樹脂製のガイド駒の多数を可撓性のテープ状部材で連接することにより構成することができ、さらに、ネットガイドの中間部に位置していずれの枠部材にも導入されない中間部のガイド駒に、上記枠部材内に導入されるネットガイドのテープ状部材をねじ止めした構成とすることができる。
上記横引き網戸の他の好ましい実施形態においては、上記ネットガイドを、ネットの下端に沿う底部と該ネットの外面に沿って立ち上がる揺れ止め部とにより略U字状に形成した合成樹脂製のガイド駒の多数を、その揺れ止め部の上端において連結することにより構成することができ、この場合、各ガイド駒の揺れ止め部の上端部に沿って孔を設け、各ガイド駒における上記孔にワイヤーを挿通することによりそれらを連結することができる。
上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部には、ネットの下部を保持する保持部材を付設することができ、この場合、可動の枠部材を平行移動させるための平行移動機構を構成する張紐を、ネットの両端に取付けた枠部材間の該ネットに挿通して張り渡し、ネットの下部に挿通した張紐を上記保持部材に保持させることにより、該ネットの下部を上記保持部材で保持させるのが適切である。
上記構成を有する横引き網戸は、上記ネットガイドの中間部にいずれの枠部材にも導入されない部分を設け、ネットガイドにおける少なくとも該部分に、建物開口部の床面に敷設されるガイドレールに係合してガイドされるガイド手段を設けているので、ネットガイドが水平横方向に湾曲してガイドレールから外れてしまったり、あるいは、ネットガイドが通常とは逆に設置面から上方に湾曲して浮き上がってしまったりするのを可及的に抑止し、上記ネットの端部を常に安定的にガイドすることができる。
また、ネットガイドの両端が出入りする枠部材に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設け、上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に上記ガイド手段を設けるか、あるいは、ネットの両端を網戸枠の固定の枠部材と可動の枠部材に取付けた横引き網戸において、ネットガイドの両端が出入りする枠部材に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設け、網戸枠の固定の枠部材内に出入りするネットガイド及び上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に上記ガイド手段を設けることにより、該ネットガイドを上記ネットの両側の枠部材の内部にそれぞれ設定量だけ出入りするように構成すれば、ネットガイドの導出入時に該ネットガイドに作用する負荷を分散させ、該ネットガイドの水平横方向への湾曲や逆方向への湾曲(設置面からの浮き上がり)をより確実に抑止することができると共に、上記ネットガイドを適正な位置により安定的に保持することができる。
また、上記ネットガイドを、多数のガイド駒を可撓性のテープ状部材で連接することにより構成すれば、上記ネットガイド及びそれを備えた横引き網戸を可及的に安価に且つ容易に製造することができる。
さらに、ネットガイドの中間部に位置していずれの枠部材にも導入されない中間部のガイド駒に、上記枠部材内に導入されるネットガイドのテープ状部材をねじ止めした構成とすれば、例えば、ネットガイドを構成するガイド駒が欠損したり欠落した場合に、上記ねじを外すことによりその部分を容易に交換することができ、したがって横引き網戸のメンテナンスを容易に且つ安価に行うことができる。
また、上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に、ネットの下部を直接的に保持する保持部材を付設することにより、ネットに風等の比較的強い外力が作用しても、該ネットの下端が上記ネットガイドから脱離するのを抑止することができ、この場合、可動の枠部材を平行移動させるための平行移動機構を構成する張紐を、固定の枠部材と移動の枠部材の間にネットに挿通して張り渡し、ネットの下部に挿通した張紐を上記保持部材に保持させることによりネットの下部を上記保持部材で保持させれば、該ネットの下端を上記ネットガイドにより安定的にガイドさせることができ、延いては上記ネットのより安定的な開閉操作が可能になる。
図1乃至図3は、本発明を適用する横引き網戸の第1の基本構造例、図4は同第2の基本構造例を示している。
この横引き網戸は、防虫、遮光、断熱のためのネットをシート状材料の折り畳みによりアコーディオン式に伸縮するように構成し、そのネットを横引きにより左右両開き式に開閉するもので、図1に示すように、概略的には、左右の縦枠部材2A,2Bと上部の上枠部材4を相互に連結することにより形成した網戸枠6と、上記縦枠部材2A,2Bにそれぞれ横引きにより開閉自在に取り付けた防虫ネット8A,8Bと、該ネット8A,8Bの一端にそれぞれ取り付けられた開閉操作用の可動框10A,10Bとを備えている。
なお、この防虫網戸は実質的に左右対称の構造であるから、以下の説明においては、主に図1において左側のネット8A及び可動框10Aに関連する構造について説明することとし、特に必要がなければ、右側のネット8B及び可動框10Bに関連する説明については、補助符号「A」を「B」に読み替えることとして、それらの説明を省略する。
上記網戸枠6は、左右の縦枠部材2A,2Bと上部の上枠部材4とを有し、該網戸枠6の下部には、上記縦枠部材2A,2B及び可動框10A,10Bの双方の下端からその内部に屈曲して出入りし、張設状態にあるネット8A,8Bの下端に沿って導出されて該ネットの下端をガイドする非固定的なネットガイド12A,12Bを備えている。そして、上記縦枠部材2A及び可動框10A内には、ネットガイド12Aの導入の限度を設定するためのストッパ13をそれぞれ設けている。
また、建物開口部の床面には、上記ネットガイド12A、12Bの移動をガイドするところのガイドレール14が敷設されている。該ガイドレール14は、図1及び図2に示すように、建物開口部の床面上に歩行の障害にならない敷居の高さ程度のものとして構成するのが望ましい。
なお、図中15は、上記上枠部材4にネット8A(8B)の開閉方向に移動自在に設けられた、後述する張紐24a(24b)の上部を支持する支持部材である。
上記ネットガイド12Aは、図5乃至図9に明確に示すように、それぞれ同一形状の多数のガイド駒16,17を、中間部のガイド駒20の両側に可撓性のテープ状部材18で連接することにより構成している。上記ガイド駒16(図7)は、網戸枠6における縦枠部材2A内に出入りするネットガイド12A′を構成するものであり、上記ガイド駒17(図8)は、可動框10A内に出入りするネットガイド12A″を構成するものである。各ガイド駒16,17は、ネット8Aの下端に沿う底部16a,17aと該ネット8Aの両外面に沿って立ち上がる揺れ止め部16b,17bとにより略U字状に形成し、上記底部16a,17aの直上の両揺れ止め部16b,17bの内側に、弾性的に屈曲変形可能な合成樹脂製のテープ状部材18の側端を嵌入させる溝16c,17cを設けて、多数のガイド駒16,17における各溝16c,17cに上記テープ状部材18の側端を挿嵌することにより、それらのガイド駒16,17をそれぞれ連結し、該テープ状部材18の端部をネットガイド12Aの中間部のガイド駒20、すなわち上記網戸枠6における縦枠部材2A内に出入りするネットガイド12A′と可動框10A内に出入りするネットガイド12A″との間に設けられて、上記ストッパ13により縦枠部材2A及び可動框10Aのいずれにも導入されないガイド駒20に、ねじ19によりねじ止め固定している。また、該テープ状部材18の他端は、ネットガイド12A′,12A″の各先端に設けた端部駒22に連結している。上記中間bのガイド駒20も、基本的にはガイド駒16,17と同様に、底部20aと揺れ止め部20bによって略U字状に形成したものである。
上記テープ状部材18で連結された多数のガイド駒16,17により構成されるネットガイド12A′,12A″は、縦枠部材2Aまたは可動框10A内に導入するため、図5に示すように屈曲させる必要があり、そのため、上記揺れ止め部16b,17bには、図5及び図6から明らかなように、隣接ガイド駒の揺れ止め部16b,17bの端部の重なりを受入れる薄肉部16d,17dを形成し、また該薄肉部16d,17dに重なる部分にも薄肉部16e,17eを形成している。このような薄肉部により隣接ガイド駒の揺れ止め部16b,17dを部分的に重なるか相互に接する状態に保つことは、虫の侵入を可及的になくすために有効でもある。
さらに、上記ネットガイド12Aは、図5,図7及び図9に示すように、上記縦枠部材2A内に出入りするネットガイド12A′及び中央のガイド駒20の裏面に、相対向する鉤形に形成したガイド用突条16f,20fを形成するとともに、上記ガイドレール14の両側に上記ガイド用突条16f,20fが係合する凹溝14cを形成している。一方、可動框10Aに出入りするネットガイド12A″を構成するガイド駒17には、図8に示すように、上記ガイド駒16におけるガイド用突条16fに相当するものを備えていない。このガイド駒17に上記ガイド用突条を設けても、上記凹溝14に対して係脱する位置が常に変動するため、結果的にガイドレールに係合させることができないからである。
そして、上述したネットガイド12A′及び中央のガイド駒20に設けた両ガイド用突条16f,20fをガイドレール14の凹溝14cに嵌め込むことにより、上記縦枠部材2Aに出入りするネットガイド12A′のガイドレール14に対する適正な摺動を可能にするばかりでなく、上記可動框10A内に出入りするネットガイド12A″も含めたネットガイド12A全体のガイドレール14に対する適正な摺動、即ち上記ネット8Aの該ガイドレール14に沿う適正な開閉を可能としている。
上記ネットガイド12Aの中間部のガイド駒20には、後述する平行移動機構を構成する張紐24e(24c)を保持する保持部材21を付設している。すなわち、該保持部材21は、図9からわかるように、上下方向に長い長穴21aの側部にスリット21bを設けることにより、該長穴21a内に上記張紐24eを保持することができるようにしたもので、該張紐24eをネットに挿通することにより、ネット8A(8B)に風等の比較的強い外力が作用しても、上記張紐24eを挿通したネット8A(8B)の下端が上記ネットガイド12A(12B)から脱離するのを抑できるように止している。
また、上記ネットガイド12Aの両端部には、網戸枠の縦枠部材2A又は可動框10Aの下端からのネットガイド12Aの脱出を抑止するため、該ネットガイド12Aを構成する他のガイド駒16よりネットガイドの導出入方向の長さを長く形成した前記端部駒22をそれぞれ連接している(図1乃至図3参照)。
上記縦枠部材2A及び可動框10A内に設けたストッパ13は、上記ネットガイド12A′,12A″が該縦枠部材2A及び可動框10A中に導入される限度を設定するためのもので、図2に示すネット8Aの全開放(収納)状態において、縦枠部材2A及び可動框10A内に導入されるネットガイド12A′,12A″の先端の端部駒22が達する位置にそれぞれ設けられている。
上記ネット8Aは、多数のプリーツをジクザグ状に施すことによりアコーディオン式に伸縮自在としたもので、その両端を縦枠部材2A及び開閉操作用の可動框10Aに取り付け、該可動框10Aにより、上記網戸枠6における上枠部材4及びガイドレール14に沿って摺動する上記ネットガイド12Aにガイドされて開閉するようにしている。
そして、上記ネット8A,8Bの一端に取り付けた可動框10A,10Bを安定的に平行移動させるための平行移動機構として、網戸枠6及び可動框10A,10Bの間には5本の張紐24a〜24eを張設している。
第1の張紐24aは、先ずネットガイド12Aにおける上記網戸枠6の縦枠部材2A内を出入りするネットガイド12A′の端部に連接した端部駒22にその一方の端部を固定し、該張紐24aを縦枠部材2Aの下部に設けた転向子26aに巻き掛けて該縦枠部材2A内を上方に導き、それを縦枠部材2Aの上部からネット8A側に導出してネット8Aを貫通させ、上記支持部材15に該張紐24aを支持させたうえで上記可動框10Aの上部に導き、そこから該可動框10A内を下方に導いて該可動框10Aの下部に設けた転向子26bに巻き掛けた後、上記ネットガイド12Aにおける可動框10A内を出入りするネットガイド12A″の端部に連接した端部駒22に他方の端部を固定している。
第2の張紐24bは、先ずネットガイド12Bにおける上記網戸枠6の縦枠部材2B内を出入りするネットガイド12B′の端部に連接した端部駒22にその一方の端部を固定し、該張紐24bを縦枠部材2Bの下部に設けた転向子26cに巻き掛けて該縦枠部材2B内を上方に導き、それを縦枠部材2Bの上部からネット8B側に導出してネット8Bを貫通させ、上記支持部材15に該張紐24bを支持させたうえで上記可動框10Bの上部に導き、そこから該可動框10B内を下方に導いて該可動框10Bの下部に設けた転向子26dに巻き掛けた後、上記ネットガイド12Bにおける可動框10B内を出入りするネットガイド12B″の端部に連接した端部駒22に他方の端部を固定している。
第3の張紐24cは、その一方の端部を上記縦枠部材2Aの上部に固定したうえでネット8Aを貫通させて可動框10A内に導き、そこから可動框10A内を上方に導き該可動框10Aの上端から導出した後に、上枠部材4に沿って他方の可動框10B内に導入し、それを可動框10Bの下部まで導いたうえでネット8Bを貫通させるとともに、該張紐24cを保持部材21に保持させて上記縦枠部材2B内に導入し、他方の端部を該縦枠部材2Bの下部に固定している。
第4の張紐24dは、その一方の端部を上記縦枠部材2Aの中間部に固定したうえでネット8Aを貫通させて可動框10A内に導き、そこから可動框10A内を上方に導き該可動框10Aの上端から導出した後に、上枠部材4に沿って他方の可動框10B内に導入し、それを可動框10Bの中間部に導いたうえでネット8Bを貫通させて上記縦枠部材2B内に導入し、その端部を該縦枠部材2Bの中間部に固定している。
第5の張紐24eは、その一方の端部を上記縦枠部材2Aの下部に固定したうえでネット8Aを貫通させるとともに、該張紐24eを保持部材21に保持させて可動框10A内に導き、そこから可動框10A内を上方まで導き該可動框10Aの上端から導出した後に、上枠部材4に沿って他方の可動框10B内に導入し、それを可動框10Bの上部に導いたうえでネット8Bを貫通させて上記縦枠部材2B内に導入し、その端部を該縦枠部材2Bの上部に固定している。
上述した張紐24a〜24eがネット8A,8Bの張設部分において水平方向に張設されている部分においては、それらの張紐24a〜24eをネット8A,8B内に挿通することによって該ネット8A,8Bの弛みを防止し、ネットの張設状態を安定化させることができる。また、上記各転向子26a〜26dとしては、張紐24a〜24eとの抵抗が小さい合成樹脂製の摺動部材、あるいは適宜材料からなるプーリーなどを用いることができる。
なお、上記各張紐24a〜24eには、それぞれいくつかの転向部分があるが、それらの部分に適宜転向子を配設するのは勿論である。
上記構成を有する横引き網戸は、上記縦枠部材2A及び可動框10Aに、それらの中にネットガイド12A′,12A″が導入される限度を設定するストッパ13をそれぞれ設け、該ネットガイド12A′,12A″を上記ネット8Aの両側に取付けた縦枠部材2A及び可動框10Aの内部にそれぞれ設定量だけ出入りするようにしているので、ネットガイド12A′,12A″の導出入時に該ネットガイドに作用する負荷を分散させることができる。
そのうえ、上記縦枠部材2A内に出入りする側のネットガイド12A′及び上記ストッパ13により縦枠部材2A及び可動框10Aのいずれにも導入されない中間部のガイド駒20の裏面に、相対向する鉤形に形成したガイド用突条12cを形成するとともに、上記ガイドレール14の両側に上記ネットガイド12A′のガイド用突条12cが係合する凹溝14cを形成しており、両ガイド用突条12cをガイドレール14の凹溝14cに嵌め込むことにより、上記縦枠部材2Aに出入りするネットガイド12A′のガイドレール14に対する適正な摺動を可能にするばかりでなく、上記可動框10A内に出入りする側のネットガイド12A″も含めたネットガイド12A全体のガイドレール14に対する適正な摺動、即ち上記ネット8Aの該ガイドレール14に沿う適正な開閉操作を行うことができる。しかも、上記のように構成することによりネットガイド12Aの導出入時に該ネットガイドに作用する負荷を分散させることができるので、ネットガイド12Aが比較的長く導出された図3に示す状態において、強い力で可動框10Aによるネット8Aの開閉操作を行っても、該ネットガイド12Aが横方向に湾曲して上記ガイドレール14から外れてしまったり、あるいは、ネットガイド12Aが通常とは逆に上方に湾曲して浮き上がってしまったりするのを可及的に抑止することができると共に、上記ネットガイド12Aを適正な位置により安定的に保持することができる。
また、上記ネットガイド12Aの中間部のガイド駒20に、上記ネット8Aの下部を保持する保持部材21を付設しているので、ネット8Aに風等の比較的強い外力が作用しても、該ネット8Aの下端が上記ネットガイド12Aから脱離するのを抑止することができる。
さらに、上記ネットガイド12Aの中間部、すなわち上記網戸枠6における縦枠部材2A内に出入りするネットガイド12A′と可動框10A内に出入りするネットガイド12A″との間に設けたガイド駒20に、上記テープ状部材18をねじ19でねじ止めすることにより固定しているので、仮にネットガイド12Aを構成するガイド駒16の欠損や欠落等の故障が生じた場合に、上記ねじ19を外すことにより当該ガイド駒16のみを容易に交換することができ、したがって横引き網戸のメンテナンスを容易に且つ安価に行うことができる。
図4は本発明を適用する横引き網戸の第2の基本構造例を示している。
なお、この第2実施例の横引き網戸におけるネットガイドに関連する基本的な構造は、実質的に前記第1実施例におけるネットガイド12Aに関連する構造と同様であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付するものとし、特に必要がなければそれらの説明を省略する。
この横引き網戸は、図4に示すように、概略的には、左右の縦枠部材32A,32Bと上部の上枠部材34を相互に連結することにより形成した網戸枠36と、上記網戸枠36内において横引きにより開閉自在の防虫ネット8Aと、該ネット8Aの両端にそれぞれ取り付けられた一対の開閉操作用の可動框40A,40Bとを備えている。
なお、この防虫網戸は実質的に左右対称の構造であるから、以下の説明においては、主に図4において左側の可動框40Aに関連する構造について説明することとし、特に必要がなければ、右側の可動框40Bに関連する説明については、補助符号「A」を「B」に読み替えることとして、それらの説明を省略する。
上記網戸枠36は、左右の縦枠部材32A,32Bと上部の上枠部材34とを有し、該網戸枠36の下部には、上記可動框40A,40Bの双方の下端からその内部に屈曲して出入りし、張設状態にあるネット8Aの下端に沿って導出されて該ネットの下端をガイドする非固定的なネットガイド42Aを備えている。そして、上記可動框40A,40B内には、ネットガイド42Aの導入の限度を設定するためのストッパ43をそれぞれ設けている。
また、建物開口部の床面には、上記ネットガイド42Aの移動をガイドするところのガイドレール14が敷設されている。
なお、図中15は、上記上枠部材34にネット8Aの開閉方向に移動自在に設けられた、後述する張紐54aの上部を支持する支持部材である。
上記ネットガイド42Aは、図10乃至図13に明確に示すように、それぞれ多数のガイド駒46,47を、中間部のガイド駒20の両側に可撓性のテープ状部材18で連接することにより構成している。上記ガイド駒46及び47(図12)は、同一の形状を有し、それぞれ可動框40A及び40B内に出入りするネットガイド42A′及び42A″を構成するものである。
さらに、上記ネットガイド42Aは、図10及び図13に示すように、中央のガイド駒20の裏面に、相対向する鉤形に形成したガイド用突条20fを形成するとともに、上記ガイドレール14の両側に上記ガイド用突条20fが係合する凹溝14cを形成している。一方、可動框40Aに出入りするネットガイド42A′を構成するガイド駒46及び可動框40Bに出入りするネットガイド42A″を構成するガイド駒47には、図12に示すように、上記ガイド駒20におけるガイド用突条20fに相当するものを備えていない。これらのガイド駒46,47に上記ガイド用突条を設けても、ガイドレールに係合させることができないからである。
そして、上述した中央のガイド駒20(いずれの可動框40A,40Bにも導入されない。)に設けたガイド用突条20fをガイドレール14の凹溝14cに嵌め込むことにより、上記可動框40A,40Bに出入りするネットガイド42A′,42A″のガイドレール14に対する適正な摺動を可能にするばかりでなく、ネットガイド42A全体のガイドレール14に対する適正な摺動、即ち上記ネット8Aの該ガイドレール14に沿う適正な開閉を可能としている。
上記可動框40A,40B内に設けたストッパ43は、上記ネットガイド42A′,42A″が可動框40A,40B中に導入される限度を設定するためのもので、図4に示すネット8Aの全開放(収納)状態において、可動框40A,40B内に導入されるネットガイド42A′,42A″の先端の端部駒22が達する位置にそれぞれ設けられている。
上記ネット8Aの両端に取り付けた可動框40A,40Bを安定的に平行移動させるため、網戸枠6及び可動框40A,40Bの間には、上記可動框の平行移動機構を構成する4本の張紐54a〜54dを張設している。
第1の張紐54aは、先ずネットガイド42Aにおける上記可動框40A内を出入りするネットガイド42A′の端部に連接した端部駒22にその一方の端部を固定し、該張紐24aを可動框40Aの下部に設けた転向子56aに巻き掛けて該可動框40A内を上方に導き、それを可動框40Aの上部からネット8A側に導出して該ネット8Aを貫通させ、支持部材15に該張紐54aを支持させたうえで上記可動框40Bの上部に導き、そこから該可動框40B内を下方に導いて該可動框40Bの下部に設けた転向子56bに巻き掛けた後、上記ネットガイド42Aにおける可動框40B内を出入りするネットガイド42A″の端部に連接した端部駒22に他方の端部を固定している。
第2の張紐54bは、その一方の端部を上記縦枠部材32Aの上部に固定し、それを該縦枠部材32A内を上方に導き該縦枠部材32Aの上端から導出した後に、上枠部材34に沿って一方の可動框40A内に導入し、それを可動框40Aの下部まで導いたうえでネット8Aを貫通させるとともに、該張紐54bをネットガイド42Aの中間部のガイド駒20に設けた保持部材21に保持させて他方の可動框40B内に導入し、それを可動框40Bの上端まで導いたうえで、上記上枠部材34に沿って縦枠部材32B内に導入し、その先端を該縦枠部材32Bの上部に固定している。
第3の張紐54cは、その一方の端部を上記縦枠部材32Aの中間部に固定し、それを該縦枠部材32A内を上方に導き該縦枠部材32Aの上端から導出した後に、上枠部材34に沿って一方の可動框40A内に導入し、それを可動框40Aの中間部まで導いたうえでネット8Aを貫通させて他方の可動框40B内に導入し、それを可動框40Bの上端まで導いたうえで、上記上枠部材34に沿って縦枠部材32B内に導入し、その先端を該縦枠部材32Bの中間部に固定している。
第4の張紐54dは、その一方の端部を上記縦枠部材32Aの下部に固定し、それを該縦枠部材32A内を下方に導き該縦枠部材32Aの下端から導出した後に、ガイドレール14に沿って一方の可動框40A内に導入して該可動框40Aの上端に導き、そこで折り返して該可動框40の上部に導いたうえでネット8Aを貫通させて他方の可動框40B内に導入し、それを可動框40Bの上端まで導いて折り返した後に該可動框40Bの下端に至り、該可動框40の下端から導出して上記ガイドレール14に沿って縦枠部材32B内に導入した後、それを該縦枠部材32Bの下部まで導いて他方の端部を固定している。
なお、必要な転向子を設けることは前記第1実施例と同様である。
上記構成を有する横引き網戸は、ネットガイド42Aの中央部のガイド駒20の裏面に、相対向する鉤形に形成したガイド用突条20cを形成するとともに、上記ガイドレール14の両側に上記ガイド駒20のガイド用突条20cが係合する凹溝14cを形成しており、両ガイド用突条20cをガイドレール14の凹溝14cに嵌め込むことにより、上記ネットガイド42Aのガイドレール14に対する適正な摺動、即ち上記ネット8Aの該ガイドレール14に沿う適正な開閉操作を行うことができる。
ここで、この第2実施例の横引き網戸のその他の構成及び作用は、実質的に前記第1実施例と同様であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付して、それらの説明を省略する。
なお、上述した各実施例においては、それぞれネットガイドの両端が出入りする枠部材内に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設けた場合について記載したが、それに限定されず、上記ストッパを枠部材の任意位置に設けることができる。
図14はその一例を示すもので、ネットガイド72の中間部のガイド駒80における外側面に、網戸枠66の縦枠部材62及び可動框70におけるネットガイド72の導入口縁をストッパ73としてそこに当接する突部74を形設している。なお、この突部74は、上記ガイド駒80における片方または双方の揺れ止め部80bの外側面に設けることができ、また、ネットの両端が取付けられている縦枠部材62及び可動框70の中のネットガイド72先端が当接する位置にも予備的にストッパを設けることもできる。上記ガイド駒80の突部74及びストッパ73は、第1、第2実施例において適用できるのは勿論である。
また、上述した各実施例においては、ネットガイドを、多数のガイド駒を中間部のガイド駒の両側に可撓性のテープ状部材で連接したものとして構成したが、それに限定されず、可撓性を有する合成樹脂の押出成形で断面略コ字状に形成した長尺材として構成し、その揺れ止め部の一部を部分的に切除することによって構成したものを用いることもできる。この場合、上記中央のガイド駒20のガイド用突条20f及び保持部材21に相当するものを別途付設することになる。
更に、本発明にかかる横引き網戸においては、図15乃至図17に例示したネットガイド92Aのように、ネット8Aの両側の枠部材の下端から導出入する各ネットガイド92A′,92A″(前記ネットガイド12A′,12A″あるいは42A′,42A″に対応)を、ネット8Aの下端に沿う底部96a,97aと該ネットの外面に沿って立ち上がる揺れ止め部96b,97bとにより略U字状に形成した合成樹脂製のガイド駒96,97の多数を、それらの揺れ止め部96b,97bの上端において連結することにより構成したものとすることができる。すなわち、上記ネットガイド92A′,92A″を構成する各ガイド駒96,97は、その揺れ止め部96b,97bの上端部に沿って孔96c,97cが設けられており、該孔96c,97cにワイヤー98を挿通することによりそれらを連結するように構成している。なお、図16に示すように、この場合においても、中央のガイド駒100のガイド用突条100f及び保持部材101を別途付設するのはいうまでもない。また、中央のガイド駒100の揺れ止め部100bの上端部にも、上記ワイヤー98を挿通する孔100cを設けることになる。また、ネットガイド92A′を構成するガイド駒96にも必要に応じてガイド用突条を設けることができる。
このように構成すると、ネットガイド92の屈曲部を該ネットガイド92の上部(屈曲の内側)に設けるので、屈曲時に隣接するガイド駒96の一部が相互に重なることがなく、ネット8Aの開閉操作を円滑且つ安定的に行うことができ、そのうえ、上記ネットガイド92がネット8Aの端部に沿って導出されたとき、隣接するガイド駒96の連設面が相互に当接するものとして構成しているので、水平横方向への湾曲や逆方向への湾曲をより確実に防止することができ、ネット8Aの下端を更に安定的にガイドすることができる。
なお、図17中の符号104は、ネットガイド92の中間部のガイド駒100における外側面に形設した、ネット8Aの両側の枠部材におけるネットガイド92の導入口縁をストッパ103として、そこに当接する突部である。
本発明の第1実施例の横引き網戸の正断面図である。 同ネットの全開放状態を示す正断面図である。 同ネットの張設状態を示す正断面図である。 本発明の第2実施例の横引き網戸の正面図である。 ネットガイドの拡大正断面図である。 図5の平面図である。 図5のX−X線における断面図である。 図5のY−Y線における断面図である。 図5のZ−Z線における断面図である。 第2実施例のネットガイドの拡大正断面図である。 図10の平面図である。 図10のX−X線における断面図である。 図10のY−Y線における断面図である。 ネットガイドの導入の限度を設定するストッパについての他の構成例を示す要部斜視図である。 ネットガイドの他の構成例におけるガイド駒の拡大斜視図である。 同ネットガイドの正面図である。 図16のネットガイドを適用した横引き網戸の要部斜視図である。
符号の説明
2A,2B,32A,32B,62 縦枠部材
6,36,66 網戸枠
8A,8B ネット
10A,10B,40A,40B,70 可動框
12A,12A′,12A″,12B,12B′,12B″,42A,42A′,42A″72,92A,92A′,92A″ ネットガイド
13,43,73,103 ストッパ
14 ガイドレール
14c 凹溝
16,17,20,46,47,80,96,97 ガイド駒
16a,17a,46a,47a,96a,97a 底部
16b,17b,46b,47b,80b,96b,97b,100b 揺れ止め部
16f,20f,100f ガイド用突条
18 テープ状部材
19 ねじ
21,101 保持部材
96c,97c,100c 孔
98 ワイヤー

Claims (12)

  1. 交互に逆方向に折り返した伸縮自在のネットを横引きにより開閉自在とした網戸であって、該ネットの両端を網戸枠の固定の枠部材と可動の枠部材に、あるいはそれぞれ可動の枠部材に取付け、該ネットの両側の枠部材の下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、張設状態にある該ネットの下端に沿って導出されて該ネットの下端をガイドする一連のネットガイドを備えた横引き網戸において、
    該ネットガイドの中間部にいずれの枠部材にも導入されない部分を設け、ネットガイドにおける少なくとも該部分に、建物開口部の床面に敷設されるガイドレールに係合してガイドされるガイド手段を設けた、
    ことを特徴とする横引き網戸。
  2. ネットガイドの両端が出入りする枠部材に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設け、上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に上記ガイド手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の横引き網戸。
  3. ネットの両端を網戸枠の固定の枠部材と可動の枠部材に取付けた横引き網戸において、
    ネットガイドの両端が出入りする枠部材に、該ネットガイドの導入の限度を設定するストッパを設け、網戸枠の固定の枠部材内に出入りするネットガイド及び上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に上記ガイド手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の横引き網戸。
  4. 枠部材に対するネットガイドの導入の限度を設定するストッパを、ネットの両端が取付けられている枠部材の中のネットガイド端が当接する位置に設けた、
    ことを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の横引き網戸。
  5. 枠部材に対するネットガイドの導入の限度を設定するストッパを、ネットの両端が取付けられている枠部材において、ネットガイドの中間部に設けた突部が当接するネットガイドの導入口縁に設けた、
    ことを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の横引き網戸。
  6. 上記ガイド手段が、ネットガイドの裏面に設けた相対向する鉤形に形成したガイド用突条と、上記ガイドレールの両側に形成した上記ネットガイドのガイド用突条が係合する凹溝によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の横引き網戸。
  7. 上記ネットガイドを、ネットの下端に沿う底部と該ネットの外面に沿って立ち上がる揺れ止め部とにより略U字状に形成した合成樹脂製のガイド駒の多数を可撓性のテープ状部材で連接することにより構成した、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の横引き網戸。
  8. ネットガイドの中間部に位置していずれの枠部材にも導入されない中間部のガイド駒に、上記枠部材内に導入されるネットガイドのテープ状部材をねじ止めした、
    ことを特徴とする請求項7に記載の横引き網戸。
  9. 上記ネットガイドを、ネットの下端に沿う底部と該ネットの外面に沿って立ち上がる揺れ止め部とにより略U字状に形成した合成樹脂製のガイド駒の多数を、その揺れ止め部の上端において連結することにより構成した、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の横引き網戸。
  10. 各ガイド駒の揺れ止め部の上端部に沿って孔を設け、各ガイド駒における上記孔にワイヤーを挿通することによりそれらを連結した、
    ことを特徴とする請求項9に記載の横引き網戸。
  11. 上記ストッパによりいずれの枠部材にも導入されないネットガイドの中間部に、ネットの下部を保持する保持部材を付設した、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の横引き網戸。
  12. 可動の枠部材を平行移動させるための平行移動機構を構成する張紐を、ネットの両端に取付けた枠部材間の該ネットに挿通して張り渡し、ネットの下部に挿通した張紐を上記保持部材に保持させることにより、該ネットの下部を上記保持部材で保持させた、
    ことを特徴とする請求項11に記載の横引き網戸。

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