JP2006214127A - 建物開口部用横引き式防犯シャッター - Google Patents
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Abstract
【課題】 建物開口部に後付けして防犯性を高めることができ、しかもユーザー自身が容易にかつ安価に取り付けできる建物開口部用横引き式防犯シャッターを提供する。
【解決手段】 縦枠部材6,8及び横枠部材10,12を有する枠体4を備える。縦枠部材8にシャッター部材14の基端を固定し、シャッター部材14の先端に可動框16を固定する。シャッター部材14の縦格子18,18間を鎖状部材20で連結して、可動框16の開閉操作に連動してスライド開閉可能とする。枠体4と可動框16との間に平行移動機構を配設する。
【選択図】 図1
【解決手段】 縦枠部材6,8及び横枠部材10,12を有する枠体4を備える。縦枠部材8にシャッター部材14の基端を固定し、シャッター部材14の先端に可動框16を固定する。シャッター部材14の縦格子18,18間を鎖状部材20で連結して、可動框16の開閉操作に連動してスライド開閉可能とする。枠体4と可動框16との間に平行移動機構を配設する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、面格子が取り付けられていない建物開口部等の内側に後付け可能な、建物開口部の防犯性をより高めるための横引き式の防犯シャッターに関する。
防犯性を具備したシャッターは、特に例を挙げるまでもなく従来より広く知られている。
而して、上記従来のシャッターは、建物を建築する際に予め建物開口部に組み付けられるものが多く、中には既存の建物の建物開口部に後付けすることができるものもあるものの、建物開口部の大きさや構造によっては取り付けが不可能であったり、また仮に取り付けることができたとしても、シャッター自体の価格が非常に高価なうえに取り付けのためのコストも非常に高く、結果的に莫大なコストがかかってしまうことが考えられる。
而して、上記従来のシャッターは、建物を建築する際に予め建物開口部に組み付けられるものが多く、中には既存の建物の建物開口部に後付けすることができるものもあるものの、建物開口部の大きさや構造によっては取り付けが不可能であったり、また仮に取り付けることができたとしても、シャッター自体の価格が非常に高価なうえに取り付けのためのコストも非常に高く、結果的に莫大なコストがかかってしまうことが考えられる。
また、上記従来のシャッターの場合、上下方向に開閉する縦引き式のシャッターが一般的であるが、この場合、取り付けに際して建物開口部の上部に大きなシャッターの収納部を付設する必要があり、建物開口部の外観が著しく損なわれてしまう可能性がある。
如上に鑑みて、既存の建物における建物開口部に、容易にかつ安価に後付けして建物開口部の防犯性をより高めることができ、しかも建物開口部の外観を損なうことなく取り付けることができる横引き式の防犯シャッターが要望されている。
如上に鑑みて、既存の建物における建物開口部に、容易にかつ安価に後付けして建物開口部の防犯性をより高めることができ、しかも建物開口部の外観を損なうことなく取り付けることができる横引き式の防犯シャッターが要望されている。
本発明の技術的課題は、既存の建物における建物開口部に後付けして防犯性をより高めることができ、しかもユーザー自身が容易にかつ安価に取り付けることができる建物開口部用横引き式防犯シャッターを提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、建物開口部の外観を損なうことなく後付けすることができる横引き式の防犯シャッターを提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、建物開口部の外観を損なうことなく後付けすることができる横引き式の防犯シャッターを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、建物開口部の内側に取り付ける横引き式の防犯シャッターであって、一対の相対する縦枠部材及び少なくとも上部の横枠部材を有する枠体を備え、該枠体の一方の縦枠部材に、上記横枠部材に沿ってスライドさせることにより開閉自在なシャッター部材の基端を固定するとともに、該シャッター部材の先端に開閉操作用の可動框を固定し、上記シャッター部材は、複数の縦格子間を該シャッター部材の展設状態において等間隔に保持する複数段の鎖状部材で連結することにより、可動框の開閉操作に連動してスライド開閉可能とし、上記枠体と可動框との間に、該可動框を平行移動させるための平行移動機構を配設したことを特徴とするものである。
本発明の建物開口部用横引き式防犯シャッターの好ましい実施形態においては、可動框を平行移動させるための平行移動機構を複数のワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材を、上記シャッター部材の基端を固定した縦枠部材と上記可動框との間において、該シャッター部材を構成する各縦格子に挿通し、且つ可動框内においてそれらを上下両端に導き、上下両端において他方の縦枠部材との間に張架するのが適切である。
また、シャッター部材の両端の縦枠部材及び可動框の少なくとも一方の下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の下端に沿って導出されて該シャッター部材の下端をガイドするガイド部材を備えたものとして、上記可動框を平行移動させるための平行移動機構を複数のワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材の少なくとも一本を上記ガイド部材の一端に連結した構成とすることができる。
また、シャッター部材の両端の縦枠部材及び可動框の少なくとも一方の下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の下端に沿って導出されて該シャッター部材の下端をガイドするガイド部材を備えたものとして、上記可動框を平行移動させるための平行移動機構を複数のワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材の少なくとも一本を上記ガイド部材の一端に連結した構成とすることができる。
本発明の建物開口部用横引き式防犯シャッターの他の好ましい実施形態においては、シャッター部材の両端の縦枠部材または可動框の上端及び下端からその内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の上端及び下端に沿って導出されて該シャッター部材の上端及び下端をガイドするガイド部材を備えたものとして、可動框を平行移動させるための平行移動機構をワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材を、上記ガイド部材が出入りする縦枠部材または可動框の内部において、上下部間にループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分を各ガイド部材の端部にそれぞれ連結した構成とすることができ、あるいは、シャッター部材の両端の縦枠部材及び可動框の上端及び下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の上端及び下端に沿って導出されて該シャッター部材の上端及び下端をガイドするガイド部材を備えたものとして、可動框を平行移動させるための平行移動機構をワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材を、上記ガイド部材が出入りする縦枠部材及び可動框の内部において、上下部間にループ状として旋回自在に架け渡し、それらの逆方向移動部分を各ガイド部材の端部にそれぞれ連結した構成とすることができる。
さらに、本発明の建物開口部用横引き式防犯シャッターの他の好ましい実施形態においては、可動框又はシャッター部材の基端を固定していない側の縦枠部材に、シャッター部材を展設状態で保持する施錠手段を設けることができる。
上記構成を有する建物開口部用横引き式防犯シャッターは、建物開口部に枠体を取付け、可動框の操作によりシャッター部材を横引きにより開閉して使用するもので、該シャッター部材の開閉に際しては、可動框の姿勢を平行移動機構により常に一定に保持できるので、シャッター部材の開閉操作がより安定的に行われる。
また、ガイド部材を設けた場合には、歩行の障害となるような建物開口部の下部の横枠部材が排除され、バリアフリーに対応することができる。
また、ガイド部材を設けた場合には、歩行の障害となるような建物開口部の下部の横枠部材が排除され、バリアフリーに対応することができる。
以上に詳述した本発明の建物開口部用横引き式防犯シャッターによれば、侵入者がシャッター部材を構成する鎖状部材の全てを切断しなければ開放できないので、その構造が簡易なものでありながら、防犯性を高めた防犯シャッターとし、それを安価に製造することができ、しかも、建物開口部の内側において、該建物開口部の周囲にあわせて適宜の固定手段で固定するだけで取り付けることができるため、取り付け作業に熟練を必要とせず、ユーザー自身が容易に且つ取り付けのためのコストを掛けることなく安価に取り付けることができると同時に、既存の建物における防犯シャッターを備えていない建物開口部の防犯性をより高めることができる。
また、シャッターが横引き式に開閉する構造としているため、建物開口部の上部にシャッターの収納部を取り付ける必要がなく、既存の建物にも建物開口部の外観を損なうことなく防犯シャッターを後付けすることができる。
また、シャッターが横引き式に開閉する構造としているため、建物開口部の上部にシャッターの収納部を取り付ける必要がなく、既存の建物にも建物開口部の外観を損なうことなく防犯シャッターを後付けすることができる。
図1乃至図5は、本発明に係る建物開口部用横引き式防犯シャッターの第1実施例を示している。
この防犯シャッター2は、既設の建物における建物開口部の内側に取付け、また後付けすることもできるもので、左右一対の相対する縦枠部材6,8、及び上下の横枠部材10,12を有する枠体4を備え、該枠体4の一方の縦枠部材8に、上記横枠部材10,12に沿ってスライドさせることにより開閉自在なシャッター部材14の基端を固定するとともに、該シャッター部材14の先端に開閉操作用の可動框16を固定している。
なお、図中の符号17は上記可動框16に設けた施錠手段であり、上記シャッター部材14を展設した状態において、該可動框16によるシャッター部材14の開放操作ができないように保持するためのものであるが、この施錠手段17は、上記可動框16に設けるものに限定されず、上記シャッター部材14を固定していない側の縦枠部材6に設けることもできる。
この防犯シャッター2は、既設の建物における建物開口部の内側に取付け、また後付けすることもできるもので、左右一対の相対する縦枠部材6,8、及び上下の横枠部材10,12を有する枠体4を備え、該枠体4の一方の縦枠部材8に、上記横枠部材10,12に沿ってスライドさせることにより開閉自在なシャッター部材14の基端を固定するとともに、該シャッター部材14の先端に開閉操作用の可動框16を固定している。
なお、図中の符号17は上記可動框16に設けた施錠手段であり、上記シャッター部材14を展設した状態において、該可動框16によるシャッター部材14の開放操作ができないように保持するためのものであるが、この施錠手段17は、上記可動框16に設けるものに限定されず、上記シャッター部材14を固定していない側の縦枠部材6に設けることもできる。
上記シャッター部材14は、可動框16の開閉操作に連動してスライド開閉可能な複数の縦格子18,18を有し、隣接する各縦格子18,18間を、複数段の鎖状部材20,20で連結している。これらの鎖状部材20,20は、シャッター部材14の展設状態において、隣接する各縦格子18,18間を等間隔に保持するためのものであるが、防犯性を高めるため、容易に切断することができない程度の強度を備えたステンレス等の金属製のものとするのが好ましい。
上記シャッター部材14の先端に取り付けた可動框16を安定的に平行移動させるため、該可動框16には平行移動機構を付設している。この平行移動機構は、本実施例の防犯シャッター2では、枠体4及び可動框16の間に4本のワイヤー部材22a〜22dを張架することにより構成している。
これらのワイヤー部材22a〜22dは、上記枠体4におけるシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8と可動框16との間において、該シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通し、且つ上記可動框16内においてそれらのうちの下部のものを上方に、上部のものを下方に向けることにより上下両端に導き、上下両端において上記シャッター部材14の基端を固定していない縦枠部材6との間に張架したもので、シャッター部材14の開閉操作に際し、上記可動框16を安定的に平行移動させることができるばかりでなく、鎖状部材20を介してシャッター部材14を構成する各縦格子18,18をも安定的に平行移動させることができるものである。
これらのワイヤー部材22a〜22dは、上記枠体4におけるシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8と可動框16との間において、該シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通し、且つ上記可動框16内においてそれらのうちの下部のものを上方に、上部のものを下方に向けることにより上下両端に導き、上下両端において上記シャッター部材14の基端を固定していない縦枠部材6との間に張架したもので、シャッター部材14の開閉操作に際し、上記可動框16を安定的に平行移動させることができるばかりでなく、鎖状部材20を介してシャッター部材14を構成する各縦格子18,18をも安定的に平行移動させることができるものである。
これらのワイヤー部材22a〜22dとしては、切断が困難な金属製のものを適用するのが防犯性を高める点で有効であり、例えば、ステンレスワイヤーを採用することで防犯性をよりいっそう高めることができるばかりでなく、可動框16によるシャッター部材14の開閉操作が滑らかになり、開閉操作時の操作性を高めることもできる。
上記ワイヤー部材22a〜22dの張設態様について、それぞれ具体的に説明する。
先ず、第1のワイヤー部材22aは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8の上部に連結して、該ワイヤー部材22aを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16の上部で転向子(図示省略)に巻き掛けて折り返し該可動框16内を下端に導いたうえで、下部の横枠部材12内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の下端に固定している。
次に、第2のワイヤー部材22bは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8において、該縦枠部材8及び縦格子18,18間を連結した上部と中央の鎖状部材20,20のほぼ中間に連結して、該ワイヤー部材22bを各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16内に導入し転向子(図示省略)に巻き掛けて該可動框16内を下端に導いたうえで、下部の横枠部材12内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の下端に固定している。
先ず、第1のワイヤー部材22aは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8の上部に連結して、該ワイヤー部材22aを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16の上部で転向子(図示省略)に巻き掛けて折り返し該可動框16内を下端に導いたうえで、下部の横枠部材12内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の下端に固定している。
次に、第2のワイヤー部材22bは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8において、該縦枠部材8及び縦格子18,18間を連結した上部と中央の鎖状部材20,20のほぼ中間に連結して、該ワイヤー部材22bを各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16内に導入し転向子(図示省略)に巻き掛けて該可動框16内を下端に導いたうえで、下部の横枠部材12内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の下端に固定している。
第3のワイヤー部材22cは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8において、該縦枠部材8及び縦格子18,18間を連結した中央と下部の鎖状部材20,20のほぼ中間に連結して、該ワイヤー部材22cを各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16内に導入し転向子(図示省略)に巻き掛けて該可動框16内を上端に導いたうえで、上部の横枠部材10内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の上端に固定している。
第4のワイヤー部材22dは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8の下端に連結して、該ワイヤー部材22dを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16の下部で転向子(図示省略)に巻き掛けて折り返し該可動框16内を上端に導いたうえで、上部の横枠部材10内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の上端に固定している。
第4のワイヤー部材22dは、その一端をシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8の下端に連結して、該ワイヤー部材22dを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させて水平方向に導き、それを可動框16の下部で転向子(図示省略)に巻き掛けて折り返し該可動框16内を上端に導いたうえで、上部の横枠部材10内を通してシャッター部材14の基端を固定していない側の縦枠部材6内に導いて、その先端を該縦枠部材6の上端に固定している。
なお、平行移動機構を構成する上記各ワイヤー部材22a〜22dの張設態様は、上述した態様のものに限定されず、例えば、横引き式に開閉する折畳式スクリーン装置において、開閉操作用の可動框を平行移動させるための公知の各種平行移動機構を構成する張紐の張設態様を適用することができる。
上記構成を有する建物開口部用横引き式防犯シャッター2を建物開口部に取り付ける場合には、建物開口部の幅に合わせて作られた該防犯シャッター2を建物開口部の周囲の枠材にネジ止め等の適宜手段により固定する。なお、上記防犯シャッター2の枠体4を構成する上部の横枠部材10には、当該防犯シャッター2を建物開口部に取り付ける際にその高さ寸法を調整するため、縦枠部材6,8との連結部分に余裕を与えた高さ調整機構を設けることができ、該高さ調整機構で該横枠部材10の高さ寸法を調整することにより、当該防犯シャッター2を建物開口部に取り付ける際の微妙な高さ調整が可能になる。
上記構成を有する建物開口部用横引き式防犯シャッター2は、シャッター部材14を構成する鎖状部材20,20に切断が困難な材質のものを使用しているので、該鎖状部材20,20の全てを切断しなければ当該防犯シャッターを開放することはできず、防犯性をよりいっそう高めることができると同時に、その構造を簡易なものとすることにより、高い防犯性を備えた防犯シャッターを安価に製造することができる。しかも、建物開口部の内側において、該防犯シャッター2の枠体4を建物開口部の周囲にあわせてネジ止めするなどの容易な固定手段で固定するだけで取り付けることができるため、取り付け作業に熟練を必要とせず、ユーザー自身が容易に且つ取り付けのためのコストを掛けることなく取り付けることができる。
また、可動框16の平行移動機構を構成するワイヤー部材22a〜22dが、上記シャッター部材14の展設状態において、該シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8と可動框16との間に張架される構造としているので、該ワイヤー部材22a〜22dを切断が困難な材質のものとすることにより、よりいっそう防犯性を高めることができる。
また、可動框16の平行移動機構を構成するワイヤー部材22a〜22dが、上記シャッター部材14の展設状態において、該シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材8と可動框16との間に張架される構造としているので、該ワイヤー部材22a〜22dを切断が困難な材質のものとすることにより、よりいっそう防犯性を高めることができる。
さらに、上記シャッター部材14を横引き式に開閉する構造としているので、建物開口部の上部にシャッターの収納部を取り付ける必要がなく、既存の建物にも建物開口部の外観を損なうことなく防犯シャッターを後付けすることができる。
図6乃至図8は本発明に係る建物開口部用横引き式防犯シャッターの第2実施例を示している。
この第2実施例の防犯シャッター32は、基本的な構成は前記第1実施例と同様であるが、該防犯シャッター32を構成する枠体34を、左右一対の相対する縦枠部材36,38、及び上部の横枠部材40で構成し、該枠体34の下部において、シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38の下端からその内部に屈曲して出入りし、展設状態にあるシャッター部材14の下端に沿って導出されるガイド部材54を設けている。このガイド部材54は、その一端が可動框16の下端に固定され、該可動框16の移動に伴う上記シャッター部材14の開閉操作に応じて、該シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38の下端からその内部に導出入して、該シャッター部材14の下端をガイドするためのものである。
また、建物開口部の床面には、上記ガイド部材54の移動をガイドするガイドレール57が敷設されている。該ガイドレール57は、図7及び図8に示すように、建物開口部の床面上に歩行の障害にならない敷居の高さ程度のものとして構成するのが望ましい。
この第2実施例の防犯シャッター32は、基本的な構成は前記第1実施例と同様であるが、該防犯シャッター32を構成する枠体34を、左右一対の相対する縦枠部材36,38、及び上部の横枠部材40で構成し、該枠体34の下部において、シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38の下端からその内部に屈曲して出入りし、展設状態にあるシャッター部材14の下端に沿って導出されるガイド部材54を設けている。このガイド部材54は、その一端が可動框16の下端に固定され、該可動框16の移動に伴う上記シャッター部材14の開閉操作に応じて、該シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38の下端からその内部に導出入して、該シャッター部材14の下端をガイドするためのものである。
また、建物開口部の床面には、上記ガイド部材54の移動をガイドするガイドレール57が敷設されている。該ガイドレール57は、図7及び図8に示すように、建物開口部の床面上に歩行の障害にならない敷居の高さ程度のものとして構成するのが望ましい。
上記ガイド部材54は、多数のガイド駒55を可撓性を有するワイヤー56で連結することにより構成している。該ガイド駒55は、図8からわかるように、シャッター部材14の下端に沿う底部55aと該シャッター部材14の外面に沿って立ち上がる立壁部55bとにより略U字状に形成したもので、該ガイド駒55における立壁部55bの上端部に沿って、上記ワイヤー56を挿通する通孔55cを設け、それぞれのガイド駒55の通孔55cにワイヤー56を挿通することにより各ガイド駒55を屈曲可能に連接したものであり、当該ガイド部材54の両端のガイド駒55の外側端において、ワイヤー56の端部にそれぞれストッパー部材(図示省略)を付設することにより、各ガイド駒55がワイヤー56から抜脱しないようにしている。
また、上記ガイド部材54の適正な摺動、すなわち上記シャッター部材14が適正且つ安定的に開閉できるようにするため、上記ガイド駒55における底部55aの裏面に相対向する鉤形に形成したガイド用突条55dを設け、該ガイド用突条55dを建物開口部の床面上に付設した上記ガイドレール57の両側に設けた凹溝に嵌め込むことにより、上記ガイド部材54がガイドレール57に沿って安定的に摺動するように構成している。
上記可動框16を安定的に平行移動させるため、該可動框16には、枠体34と可動框16のと間に4本のワイヤー部材52a〜55dを張架することにより構成した平行移動機構を付設している。
先ず、第1のワイヤー部材52aは、上記可動框16の上端にその一端を取り付け、それを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させて該シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38内に導き、そして転向子(図示省略)により該ワイヤー部材52aを縦枠部材38内を通して下端に導いたうえで、該縦枠部材38の下部に設けた転向子58に巻き掛けて該縦枠部材38内を上方に導き、その先端を上記ガイド部材54における縦枠部材38内に導出入する先端のガイド駒55の連結部55eに連結している。
先ず、第1のワイヤー部材52aは、上記可動框16の上端にその一端を取り付け、それを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させて該シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38内に導き、そして転向子(図示省略)により該ワイヤー部材52aを縦枠部材38内を通して下端に導いたうえで、該縦枠部材38の下部に設けた転向子58に巻き掛けて該縦枠部材38内を上方に導き、その先端を上記ガイド部材54における縦枠部材38内に導出入する先端のガイド駒55の連結部55eに連結している。
一方、第2〜第4のワイヤー部材52b〜52dは、第2のワイヤー部材52bが上記シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38における該縦枠部材38及び縦格子18,18間を連結した上部と中央の鎖状部材20,20のほぼ中間に、第3のワイヤー部材52cが上記縦枠部材38における該縦枠部材38及び縦格子18,18間を連結した中央と下部の鎖状部材20,20のほぼ中間に、第4のワイヤー部材52dが上記縦枠部材38の下端に、それぞれその一端を取り付け、それらのワイヤー部材52b〜52dを上記シャッター部材14を構成する各縦格子18,18に挿通させてシャッター部材14の先端に取り付けた可動框16内に導いたうえで、それぞれ転向子(図示省略)に巻き掛けて該可動框16の上端に導き、それらのワイヤー部材52b〜52dを転向子(図示省略)により上部の横枠部材40内を通して上記シャッター部材14の基端を固定していない縦枠部材36内に導いて、それらの先端を該縦枠部材36の上端に固定している。
なお、本実施例においては、ガイド部材54がシャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38の下端からその内部に出入りするように構成した防犯シャッターについて記載したが、そのような構成のものに限定されず、ガイド部材54をシャッター部材14の先端に取り付けた可動框16の下端からその内部に出入りするように構成することもできる。
さらに、上記ガイド部材54は、例えば、横引き式に開閉する折畳式スクリーン装置において、展設状態にあるネットの下端に沿って導出されてそれらの端部を保持することによりネットの下端の揺れを抑止する公知の各種ネットガイドの構成を適用することができるものである。
さらに、上記ガイド部材54は、例えば、横引き式に開閉する折畳式スクリーン装置において、展設状態にあるネットの下端に沿って導出されてそれらの端部を保持することによりネットの下端の揺れを抑止する公知の各種ネットガイドの構成を適用することができるものである。
上記構成を有する建物開口部用横引き式防犯シャッターは、枠体34の下部において、シャッター部材14の基端を固定した縦枠部材38の下端からその内部に屈曲して出入りし、展設状態にあるシャッター部材14の下端に沿って導出されるガイド部材54を設けることにより、下部の横枠部材を排除することができるので、高い防犯性を備えた横引き式の防犯シャッターをバリアフリーに対応させることができる。
なお、本実施例においては、建物開口部の床面にガイド部材54の移動をガイドするためのガイドレール57を敷設する構成としているが、前述したように、該ガイドレール57は歩行の障害にならない敷居の高さ程度のものであり、足の不自由な人の歩行や車椅子の通行などに影響を及ぼすものではないことはいうまでもない。
なお、本実施例においては、建物開口部の床面にガイド部材54の移動をガイドするためのガイドレール57を敷設する構成としているが、前述したように、該ガイドレール57は歩行の障害にならない敷居の高さ程度のものであり、足の不自由な人の歩行や車椅子の通行などに影響を及ぼすものではないことはいうまでもない。
ここで、この第2実施例のその他の構成及び作用は、前記第1実施例と実質的に同一であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付して、それらの説明を省略する。
図9乃至図12は本発明に係る建物開口部用横引き式防犯シャッターの第3実施例を示している。
この第3実施例の防犯シャッター62は、シャッター部材74の基端を固定した縦枠部材68の上端及び下端からその内部に屈曲して出入りするネットガイド84A,84Bを備えている。これらのガイド部材84A,84Bは、それぞれの一端が可動框16の上端及び下端に固定され、該可動框16の移動に伴う上記シャッター部材74の開閉に連動して、それぞれのガイド部材84A,84Bを該シャッター部材74の基端を固定した縦枠部材68の上端及び下端からその内部に導出入させることにより、該シャッター部材74の上端及び下端をガイドさせるように構成したものである。
この第3実施例の防犯シャッター62は、シャッター部材74の基端を固定した縦枠部材68の上端及び下端からその内部に屈曲して出入りするネットガイド84A,84Bを備えている。これらのガイド部材84A,84Bは、それぞれの一端が可動框16の上端及び下端に固定され、該可動框16の移動に伴う上記シャッター部材74の開閉に連動して、それぞれのガイド部材84A,84Bを該シャッター部材74の基端を固定した縦枠部材68の上端及び下端からその内部に導出入させることにより、該シャッター部材74の上端及び下端をガイドさせるように構成したものである。
上記ガイド部材84A,84Bは、いずれも前記第2実施例におけるガイド部材54とほぼ同様の構成としているが、本実施例においては、上記ガイド部材84A,84Bを、構成するガイド駒85における立壁部85bの上縁部を相対向する鉤形に形成して、該ガイド駒85を立壁部85bの上端部の通孔85cに挿通したワイヤー86で連結することにより構成したもので、該ガイド駒85における立壁部85bの上縁部を上記シャッター部材74を構成する縦格子78,78の上下両端に設けた凹溝に嵌め込むことにより、該シャッター部材74をより安定的にガイドできるようにしている。
また、上記ガイド部材84A,84Bがそれぞれ枠体64を構成する上部の横枠部材70及び建物開口部の下部に敷設したガイドレール87に沿って移動するのをガイドするため、上記ガイド駒85における底部85aの裏面に相対向する鉤形に形成したガイド用突条85dを設けて、該ガイド用突条85dを上記横枠部材70の下面に設けたガイドレール部70a及び上記ガイドレール87の両側の凹溝に嵌め込むことにより、それぞれのガイド部材84A,84Bが上記横枠部材70及びガイドレール87に沿って安定的に移動できるように構成している。
さらに、上記可動框66には、上記ガイド部材84A,84Bが出入りする縦枠部材68の内部に張架した1本のループ状のワイヤー部材82と上記ガイド部材84A,84Bとの協働により、当該可動框16を安定的に平行移動せしめる平行移動機構を付設している。
上記ワイヤー部材82は、上記縦枠部材68内の上下部に設けた転向子88a,88bにループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分をそれぞれ各ガイド部材84A,84Bにおける縦枠部材68内に導出入する先端のガイド駒85の連結部85eに連結しており、このように構成することにより、上記可動框16の開閉操作に連動して、各ガイド部材84A,84Bがシャッター部材74の上下端部を安定的にガイドすると同時に、上記ワイヤー部材82とガイド部材84A,84Bが協働して上記可動框16が安定的に平行移動できるようにしている。
上記ワイヤー部材82は、上記縦枠部材68内の上下部に設けた転向子88a,88bにループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分をそれぞれ各ガイド部材84A,84Bにおける縦枠部材68内に導出入する先端のガイド駒85の連結部85eに連結しており、このように構成することにより、上記可動框16の開閉操作に連動して、各ガイド部材84A,84Bがシャッター部材74の上下端部を安定的にガイドすると同時に、上記ワイヤー部材82とガイド部材84A,84Bが協働して上記可動框16が安定的に平行移動できるようにしている。
なお、この第3実施例のその他の構成及び作用は、前述した第1実施例及び第2実施例と実質的に同一であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付して、それらの説明を省略する。
図13乃至図15は本発明に係る建物開口部用横引き式防犯シャッターの第4実施例を示している。
この第4実施例の防犯シャッター92は、シャッター部材74の両端を固定した縦枠部材98及び可動框106の上端及び下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材74の上端及び下端に沿って導出されて該シャッター部材74の上端及び下端をガイドする非固定的なガイド部材114A,114Bを備えている。
なお、上記ガイド部材114A,114Bは、非固定的であることを除き、いずれも前記第3実施例におけるガイド部材84A(84B)とほぼ同様の構成としており、該ガイド部材114A,114Bを構成するガイド駒115における立壁部115bの上縁部を相対向する鉤形に形成して、該ガイド駒115を立壁部115bの上端部の通孔115cに挿通したワイヤー116で連結することにより構成したもので、該ガイド駒115における立壁部115bの上縁部を上記シャッター部材74を構成する縦格子78,78の上下両端に設けた凹溝に嵌め込むことにより、該シャッター部材74をより安定的にガイドできるようにしている。
この第4実施例の防犯シャッター92は、シャッター部材74の両端を固定した縦枠部材98及び可動框106の上端及び下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材74の上端及び下端に沿って導出されて該シャッター部材74の上端及び下端をガイドする非固定的なガイド部材114A,114Bを備えている。
なお、上記ガイド部材114A,114Bは、非固定的であることを除き、いずれも前記第3実施例におけるガイド部材84A(84B)とほぼ同様の構成としており、該ガイド部材114A,114Bを構成するガイド駒115における立壁部115bの上縁部を相対向する鉤形に形成して、該ガイド駒115を立壁部115bの上端部の通孔115cに挿通したワイヤー116で連結することにより構成したもので、該ガイド駒115における立壁部115bの上縁部を上記シャッター部材74を構成する縦格子78,78の上下両端に設けた凹溝に嵌め込むことにより、該シャッター部材74をより安定的にガイドできるようにしている。
また、上記ガイド部材114A,114Bがそれぞれ枠体94を構成する上部の横枠部材100及び建物開口部の下部に敷設したガイドレール117に沿って移動するのをガイドするため、上記ガイド駒115における底部115aの裏面に相対向する鉤形に形成したガイド用突条115dを設けて、該ガイド用突条115dを上記横枠部材100の下面に設けたガイドレール部100a及び上記ガイドレール117の両側の凹溝に嵌め込むことにより、それぞれのガイド部材114A,114Bが上記横枠部材100及びガイドレール117に沿って安定的に移動できるように構成している。
さらに、上記可動框106及には、上記シャッター部材74の基端を固定した縦枠部材98及び該可動框106の内部にそれぞれ張架した2本のループ状のワイヤー部材112a,112bとガイド部材114A,114Bとの協働により、当該可動框106を安定的に平行移動せしめる平行移動機構を付設している。
上記縦枠部材98内に張架したワイヤー部材112aは、該縦枠部材98内の上下部に設けた転向子118a,118bにループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分をそれぞれ各ガイド部材114A,114Bにおける上記縦枠部材98内に導出入する先端のガイド駒115の連結部115eに連結し、一方、上記可動框106内に張架したワイヤー部材112bは、該可動框106内の上下部に設けた転向子119a,119bにループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分をそれぞれ各ガイド部材114A,114Bにおける上記可動框106内に導出入する先端のガイド駒115の連結部115fに連結しており、このように構成することにより、上記可動框106の開閉操作に連動して、各ガイド部材114A,114Bがシャッター部材74の上下端部を安定的にガイドすると同時に、上記ワイヤー部材112a,112bとガイド部材114A,114Bが協働して上記可動框106が安定的に平行移動できるようにしている。
上記縦枠部材98内に張架したワイヤー部材112aは、該縦枠部材98内の上下部に設けた転向子118a,118bにループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分をそれぞれ各ガイド部材114A,114Bにおける上記縦枠部材98内に導出入する先端のガイド駒115の連結部115eに連結し、一方、上記可動框106内に張架したワイヤー部材112bは、該可動框106内の上下部に設けた転向子119a,119bにループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分をそれぞれ各ガイド部材114A,114Bにおける上記可動框106内に導出入する先端のガイド駒115の連結部115fに連結しており、このように構成することにより、上記可動框106の開閉操作に連動して、各ガイド部材114A,114Bがシャッター部材74の上下端部を安定的にガイドすると同時に、上記ワイヤー部材112a,112bとガイド部材114A,114Bが協働して上記可動框106が安定的に平行移動できるようにしている。
なお、この第4実施例のその他の構成及び作用は、実質的に前記第1実施例〜第3実施例と同様であるから、同一部分または相当部分に同一符号を付して、それらの説明を省略する。
2,32,62,92 防犯シャッター
4,34,64,94 枠体
6,8,36,38,66,68,96,98 縦枠部材
10,12,40,70,100 横枠部材
14,74 シャッター部材
16,106 可動框
17 施錠手段
18,78 縦格子
20 鎖状部材
22a〜22d,52a〜52d ワイヤー部材
54,84A,84B,114A,114B ガイド部材
4,34,64,94 枠体
6,8,36,38,66,68,96,98 縦枠部材
10,12,40,70,100 横枠部材
14,74 シャッター部材
16,106 可動框
17 施錠手段
18,78 縦格子
20 鎖状部材
22a〜22d,52a〜52d ワイヤー部材
54,84A,84B,114A,114B ガイド部材
Claims (6)
- 建物開口部の内側に取り付ける横引き式の防犯シャッターであって、
一対の相対する縦枠部材及び少なくとも上部の横枠部材を有する枠体を備え、該枠体の一方の縦枠部材に、上記横枠部材に沿ってスライドさせることにより開閉自在なシャッター部材の基端を固定するとともに、該シャッター部材の先端に開閉操作用の可動框を固定し、
上記シャッター部材は、複数の縦格子間を該シャッター部材の展設状態において等間隔に保持する複数段の鎖状部材で連結することにより、可動框の開閉操作に連動してスライド開閉可能とし、
上記枠体と可動框との間に、該可動框を平行移動させるための平行移動機構を配設した、
ことを特徴とする建物開口部用横引き式防犯シャッター。 - 可動框を平行移動させるための平行移動機構を複数のワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材を、上記シャッター部材の基端を固定した縦枠部材と上記可動框との間において、該シャッター部材を構成する各縦格子に挿通し、且つ可動框内においてそれらを上下両端に導き、上下両端において他方の縦枠部材との間に張架した、
ことを特徴とする請求項1に記載の建物開口部用横引き式防犯シャッター。 - シャッター部材の両端の縦枠部材及び可動框の少なくとも一方の下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の下端に沿って導出されて該シャッター部材の下端をガイドするガイド部材を備え、
上記可動框を平行移動させるための平行移動機構を複数のワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材の少なくとも一本を上記ガイド部材の一端に連結した、
ことを特徴とする請求項1に記載の建物開口部用横引き式防犯シャッター。 - シャッター部材の両端の縦枠部材または可動框の上端及び下端からその内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の上端及び下端に沿って導出されて該シャッター部材の上端及び下端をガイドするガイド部材を備え、
可動框を平行移動させるための平行移動機構をワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材を、上記ガイド部材が出入りする縦枠部材または可動框の内部において、上下部間にループ状として旋回自在に架け渡し、その逆方向移動部分を各ガイド部材の端部にそれぞれ連結した、
ことを特徴とする請求項1に記載の建物開口部用横引き式防犯シャッター。 - シャッター部材の両端の縦枠部材及び可動框の上端及び下端からそれらの内部に屈曲して出入りし、展設状態にある該シャッター部材の上端及び下端に沿って導出されて該シャッター部材の上端及び下端をガイドするガイド部材を備え、
可動框を平行移動させるための平行移動機構をワイヤー部材で構成し、該ワイヤー部材を、上記ガイド部材が出入りする縦枠部材及び可動框の内部において、上下部間にループ状として旋回自在に架け渡し、それらの逆方向移動部分を各ガイド部材の端部にそれぞれ連結した、
ことを特徴とする請求項1に記載の建物開口部用横引き式防犯シャッター。 - 可動框又はシャッター部材の基端を固定していない側の縦枠部材に、シャッター部材を展設状態で保持する施錠手段を設けた、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の建物開口部用横引き式防犯シャッター。
Priority Applications (1)
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JP2005026810A JP2006214127A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 建物開口部用横引き式防犯シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005026810A JP2006214127A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 建物開口部用横引き式防犯シャッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006214127A true JP2006214127A (ja) | 2006-08-17 |
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Family Applications (1)
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JP2005026810A Pending JP2006214127A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 建物開口部用横引き式防犯シャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006214127A (ja) |
-
2005
- 2005-02-02 JP JP2005026810A patent/JP2006214127A/ja active Pending
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