JP3964023B2 - コンベヤガイドレール支持体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は搬送機械に関し、特に搬送機械(コンベヤ)用のガイドレール支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】
搬送機械、特にビンやカンなどの食品容器を搬送するのに使われる搬送機械は、移動するベルトまたはチェーンを一般に備え、それら食品容器がその上に載せられて1つの場所から別の場所へと運ばれる。移動するベルトの両側に沿ってガイドレールが位置され、容器が運ばれる際、容器がコンベヤの両側から落ちないように保持される。容器がコンベヤに沿って移動する際には、ガイドレールに対してかなりの横向きの力が加わり、容器にはそれと等しく逆向きの反作用力が加わる。従って、搬送中容器が直立の姿勢を維持するように、容器に対して最適の高さにガイドレールを位置決めするのが望ましい。また、相対的に高い容器の場合には、2つあるいはそれより多いガイドレールが通例用いられる。さらに、直径が小さくなった首部分を有するビンについては、容器の本体と係合するガイドレールの上方でほぼその内側に、特別な形状のガイドレールがしばしば用いられる。またガイドレールの位置が、容器の紙ラベルの配置位置に応じて決められることもある。
【0003】
コンベヤがある種類の容器用から、異なるサイズまたは形状を有する別の種類の容器に切り換えられる場合、ガイドレールの位置を決め替えする必要のあることが多い。従来のガイドレール支持体は一般的に、ガイドレールの留め金を搬送機械に取り付けられた支持体へ固定するためのネジ切り締め具を具備している。そのため、ガイドレールを位置決めし直す必要があるときは、それらの締め具をいったん緩め、また締めなければならない。通例長さが数百フィートにもなる搬送機械では非常に多数のブラケットを位置決めし直さなければならないため、それは時間がかかり労力を要する作業である。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
本発明の目的は、搬送機械のガイドレール用の新規且つ改良された支持体を提供することにある。
【0005】
本発明の別の目的は、工具を用いることなく、ガイドレールの迅速で正確な位置決めのし直しを可能とする搬送機械のガイドレール用の新規且つ改良された支持体を提供することにある。
【0006】
本発明の上記及びその他の目的と利点は、添付の図面を参照した以下の詳細な説明からより一層明かとなろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
一般的な概念において、本発明は、物品をある場所から別の場所へ運ぶ搬送手段を有するコンベヤで用いられるガイドレール支持体からなる。ガイドレール支持体は、ガイドレールをコンベヤの搬送手段に隣接して保持するガイドレール保持手段と、このガイドレール保持手段を支持する支持手段と、これらガイドレール保持手段及び支持手段の一方に取り付けられたクランプ手段との組み合せからなり、クランプ手段がガイドレール保持手段を支持手段に対する移動に対して固定する第1の位置と、ガイドレール保持手段が解放され支持手段に対して移動自在となる第2の位置とを有しており、第1及び第2の位置間におけるクランプ手段の移動によって、コンベヤの搬送手段に対するガイドレールの迅速な位置決めし直しが工具を用いずに可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の好ましい実施態様に基づくガイドレール支持体12を組み入れたコンベヤ(アセンブリ)10の一部を示している。コンベヤ10は、搬送される製品が上に載せられるコンベヤベルトまたはチェーン16を支持するフレームアセンブリ14を具備している。任意の適切なベルトまたはチェーンを使用できるが、図示した例では、チェーン16が複数のリンク18を有しており、そのうち2つのリンクだけが示してある。当業者であれば、そのようなリンクがエンドレスチェーンに形成されることは当然の認識として自明であろう。各リンクはそれぞれ両端部で、ヒンジピン(図示せず)によって相互に連結されている。チェーン16は、動力源(図示せず)に連結された駆動チェーン及びスプロケットにより、ガイドレール支持体12に対して移動される。1つのガイドレール支持体しか示してないが、複数の離間したガイドレール支持体12がガイドレール20をチェーン16の両側にそれと隣接するように位置決めし、搬送される製品がコンベヤ10から落下するのを防止している。図示のコンベヤ10は例示のみを意図するものであり、本発明を他の種類のコンベヤにも適用できることは当然理解されるところであろう。コンベヤフレームアセンブリ14、チェーン16及びチェーン駆動装置は従来と同様なので、説明を簡潔とするため、これらの構成部品についてはこれ以上詳しく説明しない。
【0009】
ガイドレール支持体12の第1の実施態様が図2に示してあり、ブラケット部材30、カムレバー32及びロッド34を具備し、ロッド34がその上端にガイドレールブラケットアセンブリ36を担持し、それによってガイドレール20を支持している。ブラケット部材30及びカムレバー32が、ロッド34をその垂直方向の移動に対して解放自在に固定する。
【0010】
ブラケット部材30は背板36を具備し、ボルト40によってなど任意の適切な方法でブラケット部材30がフレームアセンブリ14へ固定できるように、背板36は細長く縦方向に延びたスロット38を有している。ヨーク42が背板36の上端に配設され、ヨーク42はそれぞれ平行な離間した面46と47を画成する頂板44と底板45で構成されている。側板48と繋板49が、ヨーク42を背板36に支持している。ヨークの各板44と45には心合わせされた孔50と51がそれぞれ形成され、ロッド34を受け入れる。
【0011】
カムレバー32は、環状の外周53及び対向した平行な面54と55によって画成された円形部52を具備し、対向面54と55は、円形部52がヨーク42の離間面46と47の間に動き(ルース)嵌合するように離間している。さらに、孔56が円形部52を貫いて偏心的に形成され、ロッド34をスライド可能に受け入れるように寸法決めされている。ハンドル57が円形部52の片側から一体的に延び、円形部52から外側へ広がった首部58を有している。孔56の中心は円形部52の中心から、ハンドル57と反対側へ向かって変位している。ヨーク42の頂板44と底板45間には、円弧状の前壁59が設けられている。前壁59によって画成される円弧の半径は、カムレバー32の円形部52の半径よりわずかに大きい。図2に見られるように、両側板48は前壁59から接線方向に沿って外側に延びている。また、円形の内(後)壁60が両側壁48からその間にわたって延び、前壁59と両面46及び47と協働で空所61を画成している。両面46及び47間の空間が空所61の厚さを決め、前後壁59と60の曲率半径は、カムレバー32の円形部52が緩く空所61内に受け入れられるように決められている。
【0012】
カムレバー32の円形部52が空所61内にあるとき、ハンドル57が外側へ延出するように、スロット62が前壁59に形成されている。スロット62の幅は円形部52に隣接したハンドル57の首部58よりわずかに大きく、カムレバー32が空所61内で傾かないように抑制されている。スロット62の片側に拡大幅部64が設けられ、ハンドル57が拡大幅部64にある状態にカムレバー32が位置しているとき、カムレバー32が空所61に対して内側へ移動可能なようになっている。
【0013】
ガイドレール支持体12を示した図1を再び参照すれば、ガイドレール支持体12は、ガイドレール20をロッド34に支持すると共に、ガイドレール20をコンベヤチェーン16に隣接して位置決め可能とする手段も具備している。図示の実施例において、ガイドレール支持手段は、ロッド34の上端に取り付けられたクロスクランプ70を含む。クロスクランプ70は従来使われているものであり、説明を簡潔とするためこれ以上詳しく説明しない。本発明を理解する目的においては、クロスクランプ70がロッド34の上端に固定された円筒状の本体部分72を具備することを述べておけば充分であろう。第2のロッド74が本体部分72に形成されたクロス孔76内に配設され、その一端にガイドレール20を係合支持するためのクランプ78を有している。本体部分72の上端に軸方向のネジ切り孔80が形成され、孔80はクロス孔76と交差している。ネジ切りロック部材82が孔80内にネジ止め可能に受け入れられ、ロッド74とロック係合する。ノブ84がロック部材82の上端に固定され、ロック部材82を回転させて、ロッド74とのロック係合及びその離脱を可能とする。さらに、ロック部材82を締め付け及び緩めるためのナット86が、ノブ84に固定されている。
【0014】
ハンドル57がスロット62の拡大幅部64内に配されるようにカムレバー32が位置しているとき、カムレバー32の孔56はヨーク両板44及び45の孔50及び51とそれぞれ位置合わせ可能である。これにより、ロッド34とガイドレール20を垂直方向に移動可能としている。搬送される製品に対してガイドレール20が適切な高さに位置している状態で、カムレバー32を図1及び図4において時計方向に回転すると、ハンドル57はスロット62の狭幅部へと移動する。ハンドル57がスロット62の同心円部から接線方向部へと移動するにつれ、円形部52は空所61の形状に基づきその幾何学的中心をほぼ中心として回転せしめられ、孔56はヨーク44の各孔50及び51と位置合わせされた状態からはずれていく。この結果、孔56の周縁がロッド34の片側に係合すると同時に、ロッド34の反対側が各孔50及び51の周縁と係合する。従って、ロッド34は所定の位置に締め止めされる。
【0015】
図3は本発明の代替実施態様を示しており、この実施例におけるカムレバー32″は、円形部52の上面に形成された第2カム作用を果たす別の垂直カム90を具備している。垂直カム90は円形部52とハンドル57の結合部の片側に位置し、ほぼくさび形状で、わずかに円弧状に湾曲している。垂直カム90の傾斜面と孔56は、協働して締め止めするように相対的に位置決めされている。すなわち、カムレバー32″が回転すると、偏心孔56がロッド34と係合し第1のカム作用を及ぼし始める。カムレバー32″がさらに回転すると、次に垂直カム90が第2の作用を及ぼし始める。垂直カム90は偏心孔56に対して、ロッド34を所定の位置にロックするのには不十分な小さい力が第1のカム作用でまずロッド34に加わるように位置決めされている。垂直カム90はロッド34に対して垂直つまり軸方向に作用を及ぼし、第1のカム作用の軸と直角な向きの力を利用して第2の力をロッド34へ軸方向に伝える。カムレバー32″がフルに回転されると、幾何学的な配置の関係から第1のカム作用が支配的となり、ロッド34を所定の位置にロックする。
【0016】
図4A、4B、図5及び図6は本発明の第2の代替実施例を示しており、この実施例におけるガイドレール支持体は、ブラケット部材130とカムレバー132を具備している。ブラケット部材130は、スロット138を貫いて延びるボルト140によって搬送機械に固定可能な背板136を具備する。ヨーク142が背板136の上端に配設され、離間した面146と147をそれぞれ画成する頂板144と底板145を具備している。ヨーク142は両側板148によって支持されている。ボス149と150が頂板144と底板145にそれぞれ形成され、各ボスは空所161へと内側に延出している。またボス149と150は心合わせされた中心孔151と152をそれぞれ有すると共に、各ボスは円弧状の前後端182と153及び相互に平行な側縁154を有している。
【0017】
カムレバー132は、上下面158と160にそれぞれ形成された凹部156と157を有する円形部155を具備している。凹部156と157はほぼ円形で、それぞれの前端にボス149と150を受け入れるためのギャップ162を有する。さらに、凹部156と157の直径はボス149と150の円弧状端部159と153の間の距離よりわずかに大きく、またギャップ162の幅は両ボスの側縁154間の距離よりわずかに大きい。従って、カムレバー132はボス149と150の間に挿入して、図6に示した位置へと回転可能である。
【0018】
またカムレバー132は偏心孔164を具備し、図2の実施態様における場合と同様、偏心孔164はハンドル166と反対側でカムレバー132の旋回軸に対して心はずれしている。
【0019】
ハンドル166が図6中の線にその中心線が一致するように位置しているとき、カムレバー132はヨーク142に対して移動可能で、偏心孔164が両ボスの中心孔151と152に対して同心円状に位置し得る状態にあり、従ってロッド34は垂直方向に移動可能である。
【0020】
カムレバー132を図6に示すように時計方向に回転すると、カムレバー132の偏心孔164が両ボスの中心孔151と152との心合わせ位置からはずれるように移動し、ロッド34は所定の位置にロックされる。
【0021】
本発明に基づくガイドレール支持体は、ロッド34を移動、調整あるいはロック解除するのに工具を必要とする標準的なネジ切り締め具を用いずに、ロッドを所定の位置にロックするものである。さらに、くさびやリップを有するロッドが使われる場合、ブラケット部材は垂直方向の負荷を与えて、ロッドにプレストレスを加えることができる。
【0022】
カムレバー32及び132は、硬質のプラスチック材料で形成されるのが好ましい。硬質のプラスチック材料を用いれば、ロッド34をロックする際、偏心孔が変形可能となる。ロッド34がネジ切りされている場合には、締め付け時に偏心孔56とロッド自体のネジがロッドに対するカムレバーの保持力を強めると共に、垂直カム90の係合によって軸方向の力をロッドへ伝達可能とする。つまり図2において時計方向にカムレバーが本来の回転を行なうと、軸方向の負荷もネジ切りロッドへ同時に加えられる。カムレバーをフルに回転させると、第1のカム作用が支配的となり、プレストレスと併せてネジ切りロッドを所定の位置にロックする。以上の操作は、工具を必要とせずに行なわれる。
【0023】
図4Aは、ロッド134がそれに沿って相互に離間した位置マーカー170を備えているという本発明のさらに別の特徴を示している。ロッド134が位置マーカー170を備えることで、オペレータは追加の測定装置を必要とせずに、異なるサイズの搬送容器に対してガイドレール20を位置決めできる。
【0024】
以上本発明の実施態様をわずか数例について図示し説明したが、発明の範囲は特定の実施例によって制限されるものでなく、特許請求の範囲の記載によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくガイドレール支持体を組み入れたコンベヤの斜視図。
【図2】図1に示したガイドレール支持体の分解斜視図。
【図3】本発明の第1の代替実施態様の一部の斜視図。
【図4】(A)本発明の第2の代替実施態様の斜視図。
(B)本発明の第2の代替実施態様の斜視図。
【図5】図4A及び4Bに示したガイドレール支持体の正面図。
【図6】図4A及び4Bに示したガイドレール支持体の平面図。
【符号の説明】
10 コンベヤ
12 ガイドレール支持体
16 搬送手段(チェーン)
20 ガイドレール
30;130 支持手段(ブラケット部材)
32;132 カム手段(カムレバー)
34;134 細長部材(ロッド)
46、47 支持手段の支持面
50、51 支持面の開口(孔)
52;155 カム手段の円形部
54、55;158、160 対向平面
56;164 カム手段の開口(孔)
57;166 ハンドル
61;161 空所
70 ガイドレール保持手段(クロスクランプ)
90 別のカム(垂直カム)
149、150 ボス手段(ボス)
156、157 凹部
170 位置マーカー
Claims (17)
- 物品をある場所から別の場所へ運ぶ搬送手段を有するコンベヤで用いられるガイドレール支持体であって、
前記ガイドレール支持体が、ガイドレールを前記搬送手段に隣接して保持するガイドレール保持手段(70)と、該ガイドレール保持手段を支持する支持手段と、クランプ手段との組み合せからなり、
前記ガイドレール保持手段(70)及び前記支持手段の一方が、長さ方向の軸となる円柱部材(34,134)を有し、
前記ガイドレール保持手段(70)が、円柱部材(34,134)を介して前記支持手段上に配されており、
前記支持手段が、前記搬送手段に隣接してコンベヤに取り付けられるように構成及び配置されており、
前記クランプ手段が、前記円柱部材(34,134)を囲む偏心して形成された開口と、前記円柱部材(34,134)を前記支持手段に対する移動に対して固定する第1の位置と、前記円柱部材(34,134)を前記支持手段に対して移動自在に解放する第2の位置とを有し、第1の位置と第2の位置との間で長さ方向の軸に平行な軸を中心として旋回自在であり、
前記第1及び第2の位置間における前記クランプ手段の移動によって、前記搬送手段に対するガイドレールの迅速な位置決めし直しが工具を用いずに可能となるガイドレール支持体。 - 前記ガイドレール保持手段(70)が、長さ方向に沿って移動自在に前記支持手段に受け入れられる前記円柱部材(34,134)を備え、
前記クランプ手段は、クランプ手段が第1の位置にあるとき前記円柱部材(34,134)に係合してその長さ方向の移動に対してロックし、クランプ手段が第2の位置へ移動すると前記円柱部材をロック状態から解放する手段を含む請求項1記載のガイドレール支持体。 - 前記円柱部材(34,134)が、前記ガイドレール保持手段の前記支持手段に対する位置を指示する複数の相互に離間した位置マーカーを具備する請求項2記載のガイドレール支持体。
- 前記クランプ手段が、前記第2の位置から第1の位置へ移動すると、前記円柱部材(34,134)を長さ方向の移動に対してくさび止めし、第2の位置へ移動すると前記円柱部材を解放して移動自在とするカム部材(32,132)から構成される請求項2記載のガイドレール支持体。
- 前記カム部材(32,132)が、前記円柱部材(34,134)の長さ方向の軸に対し偏心して形成された開口と、前記支持手段が前記円柱部材を受け入れるように形成され前記カム部材に隣接する開口を有しており、前記円柱部材(34,134)の長さ方向の軸に平行な軸を中心として旋回自在に前記支持手段に取り付けられ、
前記円柱部材(34,134)が、前記支持手段及び前記カム部材(32,132)の双方が有する開口を貫いて延出されることにより、前記支持手段の開口の軸と前記円柱部材の長さ方向の軸とが同軸とされた請求項4記載のガイドレール支持体。 - 前記カム部材(32,132)が、対向する平面によって構成された円形部(52)と、それら対向平面間を貫通する開口(56)を備え、
前記支持手段が、前記カム部材の円形部(52)を受け入れる空所(61,161)を構成する相互に離間した支持面を有し、該支持面には、前記円柱部材(34,134)を受け入れる同軸の開口がそれぞれ形成され、
前記支持面が前記カム部材(32,132)を前記円柱部材(34,134)の長さ方向の軸を中心として旋回自在に支持する請求項5記載のガイドレール支持体。 - 前記カム部材(32,132)が、前記支持手段の支持面の間から外側へ延出され、カム部材を旋回可能とするハンドルを備える請求項6記載のガイドレール支持体。
- 前記円柱部材(34,134)が、前記ガイドレール保持手段(70)の前記支持手段に対する位置を指示する複数の相互に離間した位置マーカーを具備する請求項7記載のガイドレール支持体。
- 前記カム部材(32,132)の対向する平面の一方に形成され、前記カム部材が前記第2の位置から第1の位置へ旋回移動すると、前記支持手段の支持面の一方と係合して前記円柱部材の長さ方向軸と平行なカム作用力を与える別のカム(90)を具備している請求項6記載のガイドレール支持体。
- ガイドレール保持手段(70)が、前記円柱部材の一端に取り付けられ、ガイドレールを前記円柱部材の長さ方向に対し直交する方向に移動することができ、かつ、解放自在に支持する掴持手段(78)を具備している請求項7記載のガイドレール支持体。
- 前記円柱部材(34,134)が、前記ガイドレール保持手段の前記支持手段に対する位置を指示する複数の相互に離間した位置マーカーを具備する請求項10記載のガイドレール支持体。
- 物品をある場所から別の場所へ運ぶ搬送手段を有するコンベヤで用いられるガイドレール支持体であって、
前記ガイドレール支持体が、ガイドレールをコンベヤの搬送手段に隣接して保持するガイドレール保持手段(70)と、該ガイドレール保持手段(70)を支持する支持手段と、カム手段との組み合せからなり、
前記ガイドレール保持手段(70)が、前記支持手段に対して移動可能であり、前記支持手段に対して移動自在に受け入れられる円柱部材(34,134)を備え、
前記支持手段が、前記搬送手段に隣接してコンベヤに取り付けられるように構成及び配置されており、
前記カム手段が、対向する平面によって構成された円形部と、該平面間を貫通し、偏心して形成された開口を備え、前記ガイドレール保持手段(70)及び前記支持手段の一方に取り付けられると共に、前記ガイドレール保持手段(70)を前記支持手段に対する移動に対して固定する第1の位置と、前記ガイドレール保持手段(70)が解放され前記支持手段に対して移動自在となる第2の位置とを有し、
前記第1及び第2の位置間における前記カム手段の移動によって、前記コンベヤの搬送手段に対するガイドレールの迅速な位置決めし直しが工具を用いずに可能となるガイドレール支持体。 - 前記支持手段が、前記カム手段の円形部を受け入れる空所(61,161)を構成する相互に離間した支持面と、前記支持面にそれぞれ形成されて前記円柱部材(34,134)を受け入れる同軸の開口群と、を備え、
前記支持面が、前記カム手段を支持することで、前記カム手段が前記開口群の軸に平行な軸を中心として旋回自在に前記支持手段に取り付けられたことを特徴とする請求項12記載のガイドレール支持体。 - 前記カム手段の対向面の一方に形成され、前記カム手段が前記第2の位置から第1の位置へ旋回移動すると、前記支持手段の支持面の一方と係合して支持面の軸と直角方向のカム作用力を与える別のカム(90)を具備している請求項12または13記載のガイドレール支持体。
- 前記カム手段が、前記支持手段の支持面の間から外側へ延出され、カム手段を旋回可能とするハンドルを備える請求項13記載のガイドレール支持体。
- 前記支持手段は、その支持面の少なくとも一方から延出したボス手段を有し、
前記カム手段は、その円形部を構成する前記対向する平面の少なくとも一方に形成された凹部を有し、
前記ボス手段及び凹部が、相補的に係合可能で、それらの曲率の中心が前記支持面の各開口の軸と同軸である円弧状部を有する請求項13記載のガイドレール支持体。 - ガイドレール保持手段(70)が、前記円柱部材(34,134)の上端に設けられた円筒状の部材の有するクロス孔(76)に取り付けられ、該クロス孔(76)と交差する孔(80)に設けられたネジ切りロック部材(82)により、前記円柱部材(34,134)の長さ方向に対し直交する方向に移動自在または固定され、かつ、ガイドレールを解放自在に支持する掴持手段(78)を具備している請求項13ないし16のいずれかに記載のガイドレール支持体。
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