JP3963960B2 - 硬貨投入型のパチンコ球等の計数装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は投入された硬貨を利用してパチンコ球やその他の球や円形コイン等を計数して送出する計数装置に関し、特に異なる硬貨に対応して異なる計数を行うことを可能にしたメカニカル構成の計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パチンコ遊戯場のように球を扱う場所では、硬貨を投入することによって自動的にパチンコ球を貸し出すパチンコ球計数装置が配設される。この場合、近年では異種の硬貨、例えば100円硬貨と500硬貨に対応して、各硬貨の金額に見合った数のパチンコ球を計数する構成が採用されている。従来、この種の計数装置としては、実開昭62−137081号公報、特開平4−25034号公報等に記載されているものがある。これらのものは、いずれもパチンコ球を計数する際に回転動作されるスプロケットの回転量を規制することでパチンコ球の計数を行っているが、このスプロケットの回転量を規制するための機構として、投入された硬貨の寸法の相違を利用し、この寸法の差に応じてレバーの回動量を相違させることで、スプロケットを異なる回転量、即ち100円硬貨と500円硬貨とでそれぞれ異なる計数を実行するように規制する構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のパチンコ球計数装置では、異種の硬貨の寸法の相違を利用してレバーの回動量に差を設け、この差に応じてパチンコ球を計数するスプロケットの回転量を規制しているため、レバーの回動量を硬貨の種類に応じて高精度に設定するための機構として構成する必要があり、前記した公報で例示しているように、その構成が極めて複雑なものとなる。したがって、外部からの衝撃等によって故障が生じ易いものとなる。特に、パチンコ球計数装置を外部から叩く等の衝撃によって各レバーの係合状態が損なわれ易く、信頼性に問題がある。また、一部が故障したときにはパチンコ球の計数動作が全く不能状態になるという問題もある。
【0004】
また、投入された硬貨はレバーを回動させた後は所定の硬貨収納路に排出されてしまうため、計数の故障が生じたときにパチンコ球計数装置の内部を観察しても硬貨が残っておらず、果たして正しい硬貨が投入されたものか否かを確認することができないという問題がある。特に、利用者が100円硬貨と500円硬貨を勘違いにより誤って投入したような場合に、計数されたパチンコ球の数と投入金額とが一致せず、利用者が不愉快な思いを感じることがあり、或いはこのことを悪用した不正使用の原因をまねくこともある。
【0005】
更に、一の投入硬貨によってレバーが回動されている状態のときに第二の硬貨が投入されると、この第二の硬貨によってレバーを所定量だけ回動させることができず、したがって第二の硬貨によるパチンコ球の計数が少なくなり、計数誤差が生じる原因となる。特に、最初に大径の500円硬貨が投入され、続いて小径の100硬貨が投入されたような場合には、500円硬貨によって所定量だけレバーが回動されると、次の100円硬貨によりレバーを更に回動させることは不可能であり、結果として100硬貨分の計数が行われないおそれがある。逆に、先に100円硬貨を投入し、続いて500円硬貨を投入した場合でも、同様な不具合が生じるおそれがある。
【0006】
【発明の目的】
本発明の目的は、投入された異種の硬貨に対応したパチンコ球等の計数を可能とする一方で、レバー数を削減し、簡単な構成で衝撃等に対しても高い信頼性を得ることができ、かつ計数が全く不能となることを回避する計数装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、故障時等における投入硬貨の確認を可能にした計数装置を提供する。
更に、本発明の他の目的は、異種の硬貨を連続投入した場合でも正しい計数を行うことができる計数装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数種の硬貨がそれぞれ専用に通過される複数の硬貨通路と、これら硬貨通路に対応した数だけ設けられてパチンコ球等の被計数部材を通過させる複数の通路と、それぞれ対応する硬貨通路と被計数部材通路との間に設けられる複数の計数部とで構成されており、複数の計数部は、それぞれの被計数部材通路に臨んで配置され、被計数部材の自重によって回転が開始され、かつ回転される際の回転量によって前記被計数部材の計数動作を行うスプロケットと、前記スプロケットと同期して回転駆動されるカム歯車と、投入された硬貨を保持した状態で前記カム歯車と同期して回転駆動され、スプロケットが計数動作を完了した時点で保持している硬貨を落下させてその保持を解除する硬貨保持ディスクと、前記カム歯車の回転を係止し、硬貨が投入されたときに前記カム歯車の回転係止を解除し、前記硬貨保持ディスクが硬貨を保持している間の回転量に対応する回転量だけ前記カム歯車が回転されたときに前記カム歯車の回転を再び係止するストッパとを備え、前記複数の計数部は前記硬貨保持ディスクの硬貨保持溝の寸法が相違する他は前記硬貨保持ディスク、スプロケット、カム歯車、ストッパを同じ構成とする一方でそれぞれのスプロケットが計数する被計数部材の計数値が相違するように、前記カム歯車と前記スプロケッ トの回転比をそれぞれ相違させていることを特徴とする
【0008】
ここで、複数の計数部はそれぞれの硬貨保持ディスクに一体に設けた歯車と、カム歯車に設けた歯車と、スプロケットに設けた歯車とを順序的に噛合させて歯車列を構成し、かつ硬貨保持ディスクが硬貨を保持している間の回転量と、カム歯車がスプロケットを回転許可する間の回転量と、スプロケットが被計数部材をそれぞれの計数値だけ計数する間の回転量とが一致するように選択された計数部の歯車列に減速歯車を介在させて前記歯車列の回転比をそれぞれ個別に設定する。
【0009】
また、各計数部の硬貨保持ディスクは、ケーシングに設けた円形凹部内において硬貨供給路と硬貨収納路との間に配置され、その円周の2以上の箇所に収納保持する硬貨の径寸法に等しいそれぞれ異なる径寸法のU字状の硬貨保持溝が形成され、その回転動作によって硬貨供給路の硬貨を硬貨保持溝に収納し、かつ硬貨収納路にまで回転移動させるように構成する。
【0010】
【作用】
投入される異なる硬貨に対応してそれぞれ設けられた計数部においては、投入された硬貨により動作されるストッパがカム歯車の回転を許可し、スプロケットの回転により計数を開始する。また、これと同時に硬貨保持ディスクは硬貨を保持した状態で回転される。そして、スプロケットが所定数の計数を完了する状態となるとストッパによりカム歯車の回転が係止され、同時にスプロケットの回転が停止され、以後の計数が停止される。また、これと同時に硬貨保持ディスクに保持されていた硬貨が収納される。
【0011】
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明の計数装置をパチンコ球貸出機に適用した実施例の一部を透視的に示した斜視図であり、図2はその側面図である。パチンコ球貸出機1は正面から見て左右に狭く上下に長いケーシング2の正面上部には100円硬貨と500円硬貨の投入が可能な硬貨投入口3が設けられ、この硬貨投入口3に投入された硬貨は硬貨投入路4を通して硬貨判別機5に投入され、ここで正しい硬貨のみが判別されて100円硬貨,500円硬貨にそれぞれ対応して設けられた第1及び第2の各パチンコ球計数部10,10Aの上部の硬貨供給口11,11Aに供給されるようになっている。前記硬貨判別機5は既存のものがそのまま利用でき、投入された硬貨が正規硬貨であるか否かを判別し、正規の100円硬貨と500円硬貨をそれぞれ異なる硬貨供給口11,11Aに供給させるように構成されている。なお、これらの硬貨以外の硬貨等は、図外の硬貨返却口に返却させるように構成されている。
【0012】
そして、前記硬貨供給口11,11Aには、それぞれ第1及び第2のパチンコ球計数部10,10Aが対応配置されており、各計数部では、ケーシング2に100円硬貨及び500円硬貨の各径寸法及び厚さ寸法に見合った幅及び深さに形成された第1硬貨供給路12及び第1硬貨収納路13と、第2硬貨供給路12A及び第2硬貨収納路13Aが略下方に向けて延設され、前記各硬貨供給口11,11Aに供給された硬貨はこれら第1及び第2の各硬貨供給路12,12Aから硬貨収納路13,13Aを通して装置の下部に配置した硬貨収納口14から図外の硬貨収納器に収納されるようになっている。
【0013】
一方、前記ケーシング2の上部には図示を省略するパチンコ球溜まりが設けられており、このパチンコ球溜まりに対して開口されるパチンコ球供給口6から下方に向けて管状のパチンコ球通路7が延設され、ケーシング2の下部に設けたパチンコ球排出口8にまで連通されている。このパチンコ球通路7は途中で2分岐され、一方は第1パチンコ球通路7として100円硬貨による第1パチンコ球計数装置10に沿うように延設され、他方は第2パチンコ球通路7Aとして500円硬貨による第2パチンコ球計数装置10Aに沿うように延設される。そして、その下流位置で再び合流され、前記パチンコ球排出口8に連通される。なお、ここでは第2パチンコ球通路7Aに対して第1パチンコ球通路7を側方に分岐させた構成を採用している。また、図2において、符号50はこれらのパチンコ球通路7,7Aに供給されるパチンコ球の総数を積算計数するための計数機構であり、スプロケット51,バランサ52,歯車53等で構成されているが、この機構は周知の機構であり、ここでの説明は省略する。
【0014】
そして、前記第1パチンコ球通路7と第2パチンコ球通路7Aのそれぞれの途中には、詳細を後述する第1スプロケット21と第2スプロケット31がそれぞれ設けられており、パチンコ球溜まりのパチンコ球がパチンコ球通路7,7Aを自重で落下されながらこのスプロケット21,31により計数され、計数された数のパチンコ球はパチンコ球排出口8から外部に排出され、硬貨を投入した利用者がパチンコ球を手にすることができるように構成される。なお、前記第1及び第2スプロケット21,31の上下流位置の第1パチンコ球通路7と、第2パチンコ球通路7Aのそれぞれには蛇行部7aが設けられ、パチンコ球の自重による落下速度を抑制する構成とされている。
【0015】
図3に前記第1パチンコ球計数部10の主要部の部分分解斜視図を示し、図4にその組立状態の側面図を示す。前記第1スプロケット21は、その周面に10個の円弧状の切欠部21aが形成された円板として構成され、前記ケーシング2に上下方向に回転可能に支持されている。前記切欠部21aはパチンコ球Bを抱持可能な形状及び寸法に形成されており、その円周一部を前記第1パチンコ球通路7内に臨ませている。したがって、第1パチンコ球通路7をパチンコ球Bが自重で落下されてくると、パチンコ球Bは1個ずつ第1スプロケット21の切欠部21aに抱持され、かつ第1スプロケット21の回転によって下方へ移動され、切欠部21aの抱持から開放されたときに第1パチンコ球通路7をパチンコ球排出口8に向けて落下される。したがって、ここでは第1スプロケット21が1回転すれば、10個のパチンコ球が第1パチンコ球通路7を通過することができ、結果として第1スプロケット21の1回転で10個のパチンコ球を計数することになる。
【0016】
前記第1スプロケット21の一側面には小径の歯車22が一体に形成されており、この歯車22は後述する第1カム歯車27の大径歯車30に噛合される。また、第1スプロケット21に隣接する位置のケーシング2にはL字型のレバー構成の第1バランサ23が揺動可能に支持されており、この第1バランサ23の一端部には錘部23aが一体に設けられ、他端部23bは円弧状に形成されて第1スプロケット21の切欠部21aに係合される。この第1バランサ23は錘部23aの自重によって円弧状の他端部23bが第1スプロケット21の切欠部21aに対して中心方向に押圧力を加えるため、この押圧力によって第1スプロケット21の回転が制動される。これにより、パチンコ球Bが第1パチンコ球通路7を落下される際の加速度によって第1スプロケット21が惰性回転されることが防止され、第1スプロケット21の回転量とパチンコ球の計数値との対応を正確に確保することが可能となる。
【0017】
一方、前記第1硬貨供給路12と第1硬貨収納路13の間の前記ケーシング2には円形の浅い凹部2aが形成されており、この凹部2a内には円板状をした第1硬貨保持ディスク24が配設され、上下方向に回転可能にケーシング2に支持される。この第1硬貨保持ディスク24では、直径方向に対向する円周2箇所には、供給された100円硬貨Cを収容保持する円弧状の硬貨保持溝24aが形成される。この硬貨保持溝24aには第1硬貨供給路12を自重で落下されてくる100円硬貨Cが進入され、かつ第1硬貨保持ディスク24の回転に伴って硬貨保持ディスク24の円周方向に移動されるようになっている。また、この硬貨保持溝24a内に硬貨が保持された状態では、100円硬貨Cの円周位置が第1硬貨保持ディスク24の円周と略一致するような形状および寸法に形成されている。また、前記硬貨保持ディスク24の一方の側面には所要径寸法の歯車25が一体に形成されている。
【0018】
また、前記第1硬貨保持ディスク25の直上位置には第1硬貨供給路12に臨んでL字型のレバー状をした第1ストッパ27が揺動可能にケーシング2に支持されている。この第1ストッパ26はフック状に形成した他端部26aを一端部26bよりも重くなるように設計した重量バランスによって、通常では一端部26bが第1硬貨供給路12内に突出され、他端部26aは後述する第1カム歯車27の渦巻カム29のカム周面に当接されている。そして、第1硬貨供給路12に100円硬貨が供給されたときに、その一端部26bがこの硬貨によって下方に回動され、これにより他端部26aが渦巻カム29のカム周面から離反されるように構成される。
【0019】
前記第1硬貨保持ディスク24に隣接する位置の前記ケーシング2には、第1カム歯車27が上下方向に回動可能に支持される。この第1カム歯車27には小径歯車28、渦巻カム29、大径歯車30が軸方向に隣合って一体形成されており、小径歯車28は前記第1硬貨保持ディスク24の歯車25に噛合される。また、大径歯車30は前記第1スプロケット21の小径歯車22に噛合される。更に、渦巻カム29は、第1カム歯車27の1回転によってその径寸法が変化される渦巻状に形成されている。そして、この渦巻カム29のカム周面には前記第1ストッパ26の他端部26aが自重によって当接されている。なお、この渦巻カム29の円周一部はカム径の差による段部29aが設けられており、この段部29aに第1ストッパ26の他端部26aが当接した状態では、第1カム歯車27は第1ストッパ26によってカム径が漸減される方向(図の時計方向)への回転が係止されるようになっている。
【0020】
ここで、前記第1硬貨保持ディスク24の歯車25と、第1カム歯車27の小径歯車28と大径歯車30、及び第1スプロケット21の小径歯車22とで変速歯車列を構成しているが、この実施例のパチンコ球貸出機は100円で25個のパチンコ球を貸し出すように構成されていることから、第1硬貨保持ディスク24が1/2回転するのに対して第1スプロケット21が2.5回転し、かつこれと共に第1カム歯車27が1回転するように各歯車の歯数と歯数比が設定されている。
【0021】
図5は前記第2パチンコ球計数部10Aの主要部の部分分解斜視図、図6はその側面図である。この第2パチンコ球計数部10Aでは、第2硬貨保持ディスク34、第2カム歯車37、第2ストッパ36、第2スプロケット31は前記第1パチンコ球計数部10にそれぞれ設けたものと同様の構成であり、第1実施例の符号21〜30に対応して符号31〜40を付してある。但し、第2硬貨保持ディスク34は第2硬貨供給路12Aと第2硬貨収納路13Aとの間のケーシングに設けた円形の凹部2b内に配設し、かつ第2硬貨保持ディスク34に設けられる硬貨保持溝34aは使用される500円硬貨の径寸法と厚さ寸法に見合った寸法に設定されている。また、第2ストッパ36の一端部36bは第2硬貨供給路12Aに臨んで配設される。更に、第2スプロケット31は、第1スプロケット21と同様に1回転で10個のパチンコ球を計数可能に構成されているが、ここでは500円硬貨に対応して1回の計数で125個のパチンコ球を計数する必要があるために、1回の計数時に12.5回転されるように構成される。
【0022】
即ち、このように第2スプロケット31を12.5回転させるために、この第2パチンコ球計数部10Aでは、前記第2カム歯車37と第2スプロケット31との間に2個の減速歯車41,42が設けられている。これら減速歯車41,42はそれぞれ大径歯車と小径歯車43,44と45,46とで構成される。そして、これらの減速歯車41,42の減速比を適宜に設計することにより、第2硬貨保持ディスク34を1/2回転させ、第2カム歯車37を1回転させる間に、第2スプロケット31が12.5回転するように、換言すれば第2カム歯車37と第2スプロケット31との回転比が1:12.5となるように設計している。
【0023】
以上の構成のパチンコ球貸出機の動作を図7を更に参照して説明する。図7は第1パチンコ球計数部10の動作を説明するための側面図である。硬貨投入口3に100円硬貨が投入されると、この硬貨は硬貨判別機5によって判別され、硬貨供給口11から第1硬貨供給路12に供給されてくる。ここで、硬貨が投入される前の状態では、第1硬貨保持ディスク24は、図7(a)に示すように、硬貨保持溝24aを第1硬貨供給路12に臨んだ回動位置に設定されている。投入された100円硬貨Cが第1硬貨供給路12にまで供給されると、図7(b)のように、その途中で第1ストッパ26の一端部26bに衝接し、この一端部26bを第1硬貨供給路12の外側に押し出し、第1ストッパ26を反時計方向に回動させる。100円硬貨Cはその直後に第1硬貨保持ディスク24の硬貨保持溝24aに収納される。この第1ストッパ26はその回動により、第1カム歯車27の渦巻カム29を係止する状態から外れる。したがって、第1硬貨保持ディスク24、第1カム歯車27、第1スプロケット21はそれぞれ回転が自由な状態となる。これにより、第1パチンコ球通路7にあるパチンコ球Bの自重により第1スプロケット21が時計方向に回転され始め、パチンコ球Bの計数を開始する。
【0024】
この第1スプロケット21の回転は歯車列(22,41,42)を介して第1カム歯車27と第1硬貨保持ディスク24を回転する。そして、図7(c)のように、第1スプロケット21がパチンコ球を計数するのに伴って第1硬貨保持ディスク24が時計方向に回転され、更にその回転が行われ、結果としてパチンコ球を25個計数したとき、即ち第1スプロケット21が2.5回転すると、図7(d)のように第1カム歯車27が1回転されるため、図7(a)の状態に戻され、第1ストッパ26の他端部26aは渦巻カム29の周面を1周して再び段部29aに係合し、以後の第1カム歯車27の回転を係止する。これにより第1スプロケット21は25個のパチンコ球を計数した2.5回転で回転が係止される。
【0025】
一方、第1スプロケット21が回転されているときに、第1硬貨保持ディスク24は凹部2a内において硬貨保持溝24aに硬貨Cを保持した状態で時計方向に回転され、第1スプロケット21が2.5回転、即ち第1カム歯車27が1回転したときに1/2回転されるため、図7(d)のように硬貨保持溝24aは第1硬貨収納路13に対向位置され、100円硬貨Cは第1硬貨収納路13に落下され、硬貨排出口14を通して図外の硬貨収納器に収納される。この状態では、第1硬貨保持ディスク24の反対側に設けた硬貨保持溝24aが上側の第1硬貨収納路12に位置され、鎖線で示す次の100円硬貨C′を受け入れて保持し、この硬貨C′により前記と同様なパチンコ球の計数を行うことになる。
【0026】
一方、投入された硬貨が500円硬貨であるときには、基本的な動作は100円硬貨と同様であるためその図示は省略するが、硬貨判別機5は第2硬貨供給口11Aに500円硬貨を供給し、第2硬貨供給路12Aに供給された500円硬貨は第2ストッパ36を動作させて第2カム歯車37を回転自由状態とし、更に減速歯車41,42を介して第2スプロケット31の回転を自由状態とし、第2スプロケット31によるパチンコ球Bの計数を開始させる。また、これと同時に、500円硬貨は第2硬貨保持ディスク34の硬貨保持溝34aに保持される。そして、第2カム歯車37が1回転して再び第2カム歯車37が第2ストッパ36により係止される状態となるまでの間、第2スプロケット31は12.5回転し、第2パチンコ球通路7Bを通過される125個のパチンコ球を計数する。また、これと同時に第2硬貨保持ディスク34は1/2回転されるため、硬貨保持溝34aに保持されていた500円硬貨は第2硬貨収納路13Aに落下され、硬貨収納器に収納される。
【0027】
したがって、この構成では硬貨判別機5により硬貨が判別されたときに、各硬貨が別の硬貨供給口11,11Aに供給されることを利用することで、100円硬貨による第1パチンコ球計数部10と、500円硬貨による第2パチンコ球計数部10Aとを専用の独立した装置として構成することができ、これにより各パチンコ球計数部10,10Aでは各硬貨に対応して所定数のパチンコ球を正確に計数可能な構成としている。このため、従来装置のように硬貨の寸法の相違に応じて回動量が変化されるレバーや、相互に係合される複数のレバーが存在しておらず、パチンコ球貸出機に外部から衝撃等が加えられた場合でも、レバーの係合状態が外れる等の事故により誤ってパチンコ球を計数するようなこともない。なお、この構成ではストッパ26,36をレバー構成としているが、このストッパは自重によるバランスで常態が保持されているため、外部からの衝撃でカム歯車に対する係止が外れることは殆ど生じない。このことは本発明が種々の実験により確認していることである。
【0028】
また、第1パチンコ球計数部10と第2パチンコ球計数部10Aとは独立して計数動作が行われるため、仮に一方の計数部が故障した場合でも他方の計数部の計数動作は可能であり、利用者がパチンコ球の貸出を全く行うことができなくなるという事態は回避することができる。
【0029】
更に、第1パチンコ球計数部10と第2パチンコ球計数部10Aの構成部品を比較すれば、第2パチンコ球計数装置10Aの減速歯車41,42を除けばカム歯車27,37と、ストッパ26,36と、スプロケット21,31と、バランサ23,33の構成は全く同じであるために各構成部品の共用化を進めて部品点数の削減を図り、かつ硬貨保持ディスク24,34も硬貨保持溝24a,34aの寸法が異なるだけで他は同じであるため金型の有効利用を図ることができる等、製造の容易化を図り、かつ経済的にも有利なものにできる。
【0030】
また、硬貨が投入されたのにも関わらず正規の数のパチンコ球が計数できない状態が生じた場合には、パチンコ球貸出機の内部を調べることになる。このとき、例えば、第1パチンコ球計数部10において正規の数のパチンコ球が計数できないときには、第1スプロケット21は2.5回転よりも少ない回転数の状態で停止されており、したがって第1硬貨保持ディスク24は、図7(c)に示したように、1/2回転よりも少ない回転数の状態で停止されている。この状態では、100円硬貨Cを保持している状態にある第1硬貨保持溝24aの回転位置が第1硬貨収納路13にまで達していない状態であり、したがって硬貨Cは硬貨保持溝内に保持された状態にある。このことは、500円硬貨を用いた第2パチンコ球計数部10Aにおいても全く同じである。
【0031】
したがって、このように第1又は第2硬貨保持ディスクに保持された状態にある硬貨を確認することで、正しい硬貨が投入されているか否かを判定することができ、特に偽造硬貨による不正使用に伴う誤動作を防止する上で有効となる。また、利用者が100円硬貨と500円硬貨を誤認識し、所望とする数のパチンコ球が貸し出されなかったような場合にも、装置内に保持されている硬貨を確認することで、そのような誤りを明確にすることが可能となる。
【0032】
また、仮に100円硬貨が連続投入された場合には、図7(c),(d)に鎖線で示すように、先に投入された硬貨Cが第1の硬貨保持ディスク24の硬貨保持溝24aに保持されて前記したパチンコ球の計数を行っている間、次に投入された硬貨C′は第1硬貨供給路12の第1硬貨保持ディスク24の円周上で待機されている。このときには第1ストッパ26による第1カム歯車27の係止を解除している状態を保持している。そして、先の硬貨Cによる計数が完了し、先の硬貨が第1硬貨収納路13に落下されるのと同時に、先の硬貨が保持されていた箇所と反対側の硬貨保持溝24aが第1硬貨供給路12に回転位置されたときに、次の硬貨C′が硬貨保持溝内24aに進入され、かつこの次の硬貨C′による計数が先の硬貨Cと同様な動作によって開始される。したがって、連続投入された硬貨C,C′によってそれぞれ順序的に計数が実行されることになり、誤計数を未然に防止することが可能となる。
【0033】
このことは、500円硬貨の第2パチンコ球計数部10Aにおいても同じである。また、100円硬貨と500円硬貨が連続投入された場合には、各硬貨はそれぞれのパチンコ球計数部10,10Aにおいて計数動作に供されるため、いずれの硬貨に対しても正確なパチンコ球の計数が確保できる。
【0034】
また、この実施例では、パチンコ球溜まりから落下されるパチンコ球が第1及び第2のパチンコ球通路7,7Aに分岐される際と、第1及び第2の各パチンコ球計数部10,10Aで計数された第1及び第2の各パチンコ球通路7,7Aを落下されるパチンコ球Bが合流される際にそれぞれパチンコ球詰まりが生じないような構成が取られている。
【0035】
即ち、図8(a)は、パチンコ球通路7における分岐部の正面断面図である。ここでは第2パチンコ球通路7Aは垂直に延長され、第1パチンコ球通路7はこの第1パチンコ球通路7Aから略90度水平方向に分岐されている。この分岐部71において、第1パチンコ球通路に対向する第2パチンコ球通路7Aの壁面に第1突部72が形成され、第1パチンコ球通路7の直下の第2パチンコ球通路7Aの壁面に第2突部73が形成されている。そして、第1パチンコ球通路7の底辺高さ位置は、第2パチンコ球通路7A内にパチンコ球Bが配列されたときに、その最上のパチンコ球の上面高さよりも若干寸法Hだけ低くなるように形成されている。
【0036】
したがって、第2パチンコ球通路7A内にその下部から分岐部71までパチンコ球Bが配列されているときには、その最上のパチンコ球B1は第2突部73によって第1パチンコ球通路7に対して若干偏位された位置にあり、この状態のときにその上からパチンコ球が供給されると、この供給されたパチンコ球は第1突部72によって第1パチンコ球通路側7に偏位され、かつ最上のパチンコ球B1の上面が第1パチンコ球通路7の底面高さよりも高いため、この供給されたパチンコ球はスムーズに第1パチンコ球通路7に導かれることになり、パチンコ球詰まりを未然に防止することができる。
【0037】
また、図8(b)は、第1及び第2パチンコ球通路の合流部の正面断面図である。ここでは、この合流部74に臨んで第2パチンコ球通路7Aの外側壁面が通路の長さ方向に開口され、この開口内に幾分内側に彎曲された揺動レバー75が上下方向に揺動可能に軸支持されている。この揺動レバー75はパチンコ球Bの直径寸法の2倍よりも幾分短い長さとされ、かつその上下の各端部75a,75bは前記した開口を通して第2パチンコ球通路7Aの内方に向けて若干突出された状態とされている。
【0038】
したがって、第1及び第2の各パチンコ球通路7,7Aから同時にパチンコ球Bが合流部74に落下されたときに、それぞれのパチンコ球が合流部74において詰まるおそれが生じた場合でも、第2パチンコ球通路7Aにおいては揺動レバー75は、その上端部75a或いは下端部75bにパチンコ球Bが衝突されたときの衝突力によって下端部と上端部が第2パチンコ球通路7A内に突出され、或いは押出されるように動作されるため、特に下端部75bが第2パチンコ球通路7A内に突出されたときには、合流部74において詰まるような関係にあるパチンコ球の一方、即ち第2パチンコ球通路7A側のパチンコ球に衝撃を与えることになる。したがって、その衝撃によって第2パチンコ球通路7A側のパチンコ球は図示鎖線のように強制的に移動され、合流部74における第1パチンコ球通路7Aからのパチンコ球との詰まりを防止することができる。
【0039】
なお、図9に示すように、揺動レバー75Aをパチンコ球通路7,7Aの分岐部71に設けてもよく、前記した合流部74の場合と同様にこの揺動レバー75Aの作用によってパチンコ球Bの詰まりを防止することができる。また、パチンコ球7,7Aの分岐部71にローラ76を設けておけば、パチンコ球の流れをスムーズなものとしてパチンコ球の詰まりを更に効果的に防止することも可能である。
【0040】
ここで、前記実施例では、第1及び第2の各パチンコ球計数部10,10Aのいずれにおいても、1個の硬貨に対するパチンコ球の計数動作時に硬貨保持ディスク24,34が1/2回転する例を示しているが、硬貨保持溝24a,34aを円周方向に等配して1/3回転、或いは1/4回転させる構成であってもよい。これと同様にカム歯車27,37も1回転以下の回転で1回の計数を行わせるように構成してもよい。更に、スプロケット21,31は1回転で10個の計数を行うように構成しているが、これ以外の数を計数するように構成してもよい。いずれにしても、計数するパチンコ球の数に応じて硬貨保持ディスク、カム歯車、スプロケットの各回転数を任意に設計することは可能である。また、前記実施例ではストッパ26,36とバランサ23,33は自重を利用して動作させるように構成しているが、スプリング等の弾性力を利用した構成としてもよい。
【0041】
また、前記実施例では100円硬貨と500円硬貨の二種の硬貨を用いたパチンコ球貸出装置に適用しているが、他の異種の硬貨を利用する装置にも同様に適用でき、更には硬貨判別機が判別し得る硬貨の種類の範囲で3以上の異なる硬貨を利用した装置として構成することも可能である。また、異種の硬貨がそれぞれ異なる硬貨投入口に投入されるように構成する装置であれば、各硬貨の投入通路に各計数部を個別に設けるようにすればよい。
【0042】
なお、前記実施例では硬貨を用いてパチンコ球の計数を行う例を用いて説明しているが、コインやトークンを利用してもよく、或いはパチンコ球以外の球、例えばゴルフボールやテニスボールの計数装置として構成することができ、更には計数を行うスプロケットの構造を工夫することで円板状をしたコインの貸出機の計数装置として応用することも可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、複数種の硬貨がそれぞれ専用に通過される複数の硬貨通路と、これら硬貨通路に対応した数だけ設けられて被計数部材を通過させる複数の通路と、それぞれ対応する硬貨通路と被計数部材通路との間に設けられる複数の計数部とで構成されており、複数の計数部のそれぞれには、被計数部材を通過させる通路にスプロケットを配置し、このスプロケットと同期して回転されるカム歯車をストッパにより係止させるようにし、かつこのストッバの係止を投入硬貨により解除させるようにし、しかも硬貨保持ディスクによりパチンコ球球等の計数が完了されるまで投入された硬貨を保持するように構成しているので、硬貨種に応じて回転量が変化されるレバー機構や、複数のレバーを相互に係合させた構造を採用しなくとも複数種の硬貨に対応した数の計数を行うことができ、構成の簡略化を図るとともに、故障の発生や外部からの衝撃による誤作動が防止でき、更に一の計数装置が故障した場合でも他の計数装置を作動させることができ、計数が全く不能状態になることが回避でき、高信頼度で安定なパチンコ球等の計数が実現できる。特に、複数の硬貨通路、被計数部材を通過させる複数の通路、複数の計数部のいずれかにおいて故障が発生した場合でも、いずれか1つの硬貨通路とこれに対応する被計数部材の通路、及びこれら硬貨通路と被計数部材の通路の間に設けられた計数部が正常であれば被計数部材の計数を確保することができる。
【0044】
また、本発明において、複数の計数部は、硬貨保持ディスクに一体に設けた歯車と、カム歯車に設けた歯車と、スプロケットに設けた歯車とを順序的に噛合させて歯車列を構成し、かつ硬貨保持ディスクが硬貨を保持している間の回転量と、カム歯車がスプロケットを回転許可する間の回転量と、スプロケットが被計数部材をそれぞれの計数値だけ計数する間の回転量とが一致するように前記歯車列の回転比をそれぞれ個別に設定し、特に複数の計数部のスプロケットとカム歯車の回転比を相違させるだけで各計数部における計数値を相違させることができ、各計数装置における部品の共用化を図ることができ、製造の簡易化と、部品点数の削減を図ることができる。
【0045】
なお、所定数の計数が完了されるまでは投入硬貨は硬貨保持ディスクに保持されるため、計数動作の故障が生じた場合でも、硬貨保持ディスクに保持されている硬貨を確認することで、正規の硬貨が投入されたか否かを確認することができ、計数装置の不正使用に対処することができる。
【0046】
更に、硬貨保持ディスクを円板状に形成し、保持される硬貨の円周と硬貨保持ディスクの円周とを略一致させることで、連続投入された硬貨を次の位置に待機させておくことができ、先の硬貨による計数動作が完了された後に次の硬貨を利用して同様な計数動作を行うことができるので、連続投入された硬貨により順序的な計数を実行することができるため、硬貨の連続投入に対しても正確な計数動作が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をパチンコ球貸出機に適用した実施例の概略構成を透視的に示す斜視図である。
【図2】 図1の概略側面図である。
【図3】 第1パチンコ球計数部の主要部の部分分解斜視図である。
【図4】 図3の組立状態の側面図である。
【図5】 第2パチンコ球計数部の主要部の部分分解斜視図である。
【図6】 図5の組立状態の側面図である。
【図7】 第1パチンコ球計数部の計数動作を説明するための側面図である。
【図8】 パチンコ球詰まりを防止する機構の断面図である。
【図9】 パチンコ球詰まりを防止する更に他の機構の断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ球貸出機
3 硬貨投入口
5 硬貨判別機
7,7A パチンコ球通路
10 100円硬貨用の第1パチンコ球計数部
10A 500円硬貨用の第2パチンコ球計数部
12,12A 硬貨供給路
13,13A 硬貨収納路
21,31 スプロケット
24,34 硬貨保持ディスク
26,36 ストッパ
27,37 カム歯車
Claims (3)
- 投入された複数種の異なる硬貨がそれぞれ専用に通過される複数の硬貨通路と、これら硬貨通路に対応した数だけ設けられてパチンコ球等の被計数部材を通過させる複数の通路と、それぞれ対応する硬貨通路と被計数部材通路との間に設けられる複数の計数部とで構成され、前記複数の計数部は、それぞれの被計数部材通路に臨んで配置され、前記被計数部材の自重によって回転が開始され、かつ回転される際の回転量によって前記被計数部材の計数動作を行うスプロケットと、前記スプロケットと同期して回転駆動されるカム歯車と、投入された硬貨を保持した状態で前記カム歯車と同期して回転駆動され、スプロケットが計数動作を完了した時点で前記保持している硬貨を落下させてその保持を解除する硬貨保持ディスクと、前記カム歯車の回転を係止し、硬貨が投入されたときに前記カム歯車の回転係止を解除し、前記硬貨保持ディスクが硬貨を保持している間の回転量に対応する回転量だけ前記カム歯車が回転されたときに前記カム歯車の回転を再び係止するストッパとを備え、前記複数の計数部は前記硬貨保持ディスクの硬貨保持溝の寸法が相違する他は前記硬貨保持ディスク、スプロケット、カム歯車、ストッパを同じ構成とする一方でそれぞれのスプロケットが計数する被計数部材の計数値が相違するように、前記カム歯車と前記スプロケットの回転比をそれぞれ相違させていることを特徴とする硬貨投入型のパチンコ球等の計数装置。
- 前記複数の計数部はそれぞれ硬貨保持ディスクに一体に設けた歯車と、カム歯車に設けた歯車と、スプロケットに設けた歯車とを順序的に噛合させて歯車列を構成し、かつ硬貨保持ディスクが硬貨を保持している間の回転量と、カム歯車がスプロケットを回転許可する間の回転量と、スプロケットが被計数部材をそれぞれの計数値だけ計数する間の回転量とが一致するように選択された計数部の歯車列に減速歯車を介在させて前記歯車列の回転比をそれぞれ個別に設定していることを特徴とする請求項1に記載の硬貨投入型のパチンコ球等の計数装置。
- 前記各計数部の硬貨保持ディスクは、ケーシングに設けた円形凹部内において硬貨供給路と硬貨収納路との間に配置され、その円周の2以上の箇所に収納保持する硬貨の径寸法に等しいそれぞれ異なる径寸法のU字状の硬貨保持溝が形成され、その回転動作によって硬貨供給路の硬貨を硬貨保持溝に収納し、かつ硬貨収納路にまで回転移動させるように構成される請求項1に記載の硬貨投入型のパチンコ球等の計数装置。
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