JP3962918B2 - 車両のウイングミラー用のヒンジアクチュエータ - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、車両のウイングミラー(またはアウトサイドミラー)に用いるヒンジアクチュエータに関し、特に、本発明は、請求項1の前段部に記載したヒンジアクチュエータに関する。
【0002】
(背景技術)
従来公知なように、例えば自動車のような車両は、少なくとも1つのウイングミラーを備えている。ウイングミラーは略カップ形状のミラーハウジングを有し、この内部にミラープレートを備えており、使用時にはミラープレートを車両の長手方向に対してほぼ垂直方向に配向させて、運転者が車両の側方及び後方の道路の部分を確認できるようにしている。この際、ミラーハウジングは車両の側部から所定間隔突出する。ただし、例えば狭いスペース内でパーキング操作を行う場合のように、状況によっては、この間隔を短くすることが求められる。このため、ミラーハウジングはヒンジピン等によって車両に対してヒンジ状に取付けられており、多くの場合、ほぼ垂直方向に配向されて、ピンを中心に後方にヒンジ状に移動されると、ミラーハウジングの端部が車両の本体と近接するようにしている。以下、本明細書ではこの移動を「格納(folding in)」として参照し、この最大位置を「最大格納位置」として参照する。また、この最大格納位置から通常の操作位置まで、逆方向にヒンジ状に移動することを「復帰(folding out)」として参照し、また通常の操作位置を「最大復帰位置」として参照する。尚、このようにヒンジ状に移動(可倒)できることは、安全面にも関連する。即ち、車両の外側の障害物がミラーハウジングと衝突した場合、ミラーハウジングが回転できると、車両とミラーと、障害物の双方が損傷することを防止、または少なくとも減少することができる。ただし、この障害物には人間が含まれる。この安全上の理由によって、ミラーハウジングは前方向においても同様にヒンジ状に移動できるように構成されることが求められている。以下、本明細書ではこの移動を「前方可倒(folding over)」として参照し、この最大位置を「最大前方可倒位置」として参照する。
【0003】
様々なヒンジ状の移動を可能にするために、従来、ベースシャフトとベースフランジを有し、車体に固定されるように用いられるミラーベースと、ベースシャフトに対して可動であって、ミラーハウジングの一部を構成するフレームとを有する、ヒンジアクチュエータが使用されている。
【0004】
このようなヒンジアクチュエータの先行技術として、特に電気操作可能なものの例が国際特許第97/43144号公報に開示されている。この公報に開示されているヒンジアクチュエータは、カップリングエレメント(カップリング部材)をギアの形態で、ベースシャフトの周囲で、シャフトの周囲に取付けられるフレーム部分の上方に配置している。そして、このカップリングギアの上方にはクラッチリングまたはバス(bus)が取付けられており、この部材はバスの底面とカップリングギアの上面との間にトルク限界を定めるクロー・カップリング(claw coupling)を備えている。この形態では、バスとカップリングギアが噛合している間、カップリングギアはミラーベースに対して回転できないように固定されており、そして電気モータを使用すると、フレームをミラーベースに対して回転することが可能となる。フレームがベースシャフトに対する回転後、最大復帰位置を定めるストッパを超えて移動しようとする場合には、電気モータは遮断されるように構成されている。ただし、手動操作によって、継続してフレームに大きなトルクを与えると、バスとカップリングギアは分離して、バスは、ばねの作用に逆らって、上方向に押し込まれるように構成されている。そして、フレームはベースシャフトに対して自由に回転できるようになる。ただし、バスはミラーベースに対して依然回転できないように固定されたままになり、またカップリングギアはフレームに対して同様になる。さらに、フレームは軸方向で上方向にシフトされて、最大復帰位置を定めるストッパを超える。
しかしながら、この従来公知のヒンジアクチュエータには短所があって、つまり、このアクチュエータによって占められるスペースの大きさが問題とされている。特に、このアクチュエータ内に使用されるスプリングは最小限の長さと、特に定められた特性を有しなければならず、フレームがミラーベースに対して上方向に移動できるための空間が存在しなければならない。
また、欧州特許第0846596号公報と欧州特許第0402465号公報では、オーバーロードが加わったときに、駆動装置からハウジングが外れるようにクラッチを有するドアミラー用のヒンジアクチュエータについて開示しており、この際、クラッチは夫々、可撓性のレバーアーム上に取付けられるノーズ部と、 ノッチ部内に嵌め込めるように弾性部材から形成されるノーズ部を備えている。
さらに、米国特許第4728181号公報では、ドアミラー用のヒンジ構造について開示しており、この際、ハウジングに取付けられるヒンジのインナーシリンダと、ドアに取付けられるヒンジのアウターシリンダとの間に弾性の緩衝部材(ショックアブソーバー)を備えている。
そして、日本国特許第02048241号公報では、請求項1の前段部に記載したドアミラー用のヒンジアクチュエータについて開示しており、この際、オーバーロードが加わったときに、駆動機構からハウジングが外れるようにクラッチ部を備えている。クラッチ部はローラから形成されて、可撓性のリング部材によって、溝内に嵌め込まれている。そして、オーバーロードが加わると、ローラは可撓性のリング部材に対して突き出されて、ハウジングを垂直方向に移動させることなく、駆動機構からハウジングが外れるようにしている。尚、通常の操作の間、ローラ、可撓性のリング部材及び溝は互いに対して固定されている。
【0005】
(発明の開示)
このように、コンパクトで簡単な構造のクラッチメカニズムを有して、可撓性部材をカムのトラックのベアリングエレメントに対して当接させて、変形させることで、ベースシャフトに対するフレームの移動を可能にするヒンジアクチュエータは公知であるが、しかしながら、クラッチメカニズムは最大格納位置と、最大前方可倒位置とを定めていなかった。さらに、最大格納位置と最大復帰位置との間と、最大復帰位置と最大前方可倒位置との間のフレームの回転移動を区別していなかった。本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、簡単に構成されるとともに、上述した短所を克服するヒンジアクチュエータを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載した特徴を有するヒンジアクチュエータを提供する。この最も簡単な実施の形態では、ヒンジアクチュエータは完全に手動操作によって移動することができ、この際、手動によってトルク限界値を与えると、最大格納位置と最大復帰位置との間でフレームを移動することができ、また、より大きなトルクを与えると、最大復帰位置と最大前方可倒位置との間でフレームを移動することができる。
【0007】
本発明では、電気的な操作が可能な構造とするために、ヒンジアクチュエータはベースシャフトの周囲でかつフレーム部分の上に環状のカップリングエレメントを配置し、この際、ベースシャフトとカップリングエレメントの間に位置するように第二カムトラックを定め、かつ、第二カムトラックの側部に沿って延びるように第二可撓性部材を備え、また、フレームと固定されるようにモータを配置するとともに、減速機構(減速手段)を用いて、カップリングエレメントと協働して、最大格納位置と最大復帰位置との間でのみ、ベースシャフトに対するフレームの回転駆動を可能にし、この際、この回転の間に、第一可撓性部材をベアリングエレメントと当接させて、変形させる。この際、さらに、手動操作によって、最大復帰位置と最大前方可倒位置との間で、ベースシャフトに対してフレームをカップリングエレメントとともに回転させると、第一可撓性部材と第二可撓性部材の双方は夫々対応するベアリングエレメントと当接して、より一層変形される。従って、フレームはモータ駆動によって、最大格納位置と最大復帰位置との間で移動することができ、また、最大復帰位置と最大前方可倒位置との間で、手動による変位が可能となる。後者の変位では、可撓性部材のさらなる変形が生じるため、モータ駆動による変形に必要なトルクよりも、より大きなトルクを必要とする。尚、好適には、カップリングエレメントはカップリングギアであって、カップリングエレメントとモータとの間でコンパクトな減速機構を構成することを可能とする。ただし、例えば、機械式のリンケージのような、他の形態のカップリングエレメントを用いて、減速機構を構成することは可能である。
【0008】
本発明では、手動操作を可能とする構造と電気的な操作を可能とする構造の双方を両立させるため、第一の実施の形態では、ベースシャフトと第一可撓性部材との間に第一カムトラックを配置し、かつベアリングエレメントの誘導用の溝をベースシャフトに設ける。また、第二の実施の形態では、フレームと第一可撓性部材との間に第一カムトラックを配置し、かつ、ベアリングエレメントの誘導用の溝をフレームに設ける。これら2つの実施の形態は、互いに補完する関係にある。第一の実施の形態では、フレーム、可撓性部材及びカムトラックはベースシャフトに対して回転でき、また第二の実施の形態では、フレームはベースシャフト、可撓性部材及びカムトラックのアセンブリに対して回転できる。尚、ベアリングエレメントとして、例えば、ボール(スチールボールを含む)、ニードルピボット、または他の同様のものを使用することができる。また、可撓性部材はソフト・プラスチック・リングとして構成されてもよい。
【0009】
特に好適な実施の形態では、電気的な操作が可能な実施の形態と同様に、ベースシャフトの周囲でかつフレーム部分の上に環状のカップリングエレメントを配置でき、この際、下方に第一カムトラック内のベアリングエレメントの誘導用に溝を定め、またモータをフレームに対して固定して備えて、減速手段を用いて、カップリングエレメントと協働して、最大格納位置と最大復帰位置との間でのみ、ベースシャフトに対するフレームの回転駆動を可能にする。この際、この回転駆動の間に、第一可撓性部材はベアリングエレメントと当接して、変形する。そして、さらに、手動操作によって、フレームをカップリングエレメントとともにベースシャフトに対して、最大復帰位置と最大前方可倒位置との間で回転させると、第一可撓性部材は対応するベアリングエレメントと当接して、異なる方向でより一層の変形を行う。この場合、従って、カムトラックは1つのみでよい。また、この場合、特に、この単一のカムトラックはフレーム部分と第一可撓性部材の間に定められ、また、フレーム部分にはベアリングエレメントの誘導用の溝が設けられる。好適には、可撓性部材が変形できる2つの方向は、互いに垂直である。従って、可撓性部材はステップ形状の形態を有する。
【0010】
本発明では、上述したように、上記先行技術で用いられていたような、比較的長いスプリング(弾性部材)をもはや必要としない。この手段はカップリングエレメントの上面に軸方向下方に向う圧力を及ぼすために用いられているが、本発明では、例えば、カップスプリングや他のロッキング手段を代用することができる。
【0011】
製造技術上の理由のため、可撓性部材や、または実施の形態によっては、フレームや内部に可撓性部材を収容するミラーベースは、例えば、2−コンポネント・インジェクションモールディング(射出成形)・プロセスのような、単一で、同一の生産工程から製造されることが好ましい。
【0012】
(好適な実施形態の説明)
以下、添付した図を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1と図2は、本発明の第一の実施の形態に係るヒンジアクチュエータについて示しており、このアクチュエータはベースシャフト2とベースフランジ3を含むミラーベース1を有することを示している。ベースフランジ3は車体に取付けられることができるが、これに対して、フレーム4とフレーム部分5はベースシャフト2に対して可動となるように取付けられる。尚、フレーム4はミラーハウジング(図示せず)の一部を構成する。ラジアル方向で視て、ベースシャフト2と環状のフレーム部分5の間には、第一カムトラック(またはカム状のトラック)6と可撓性部材(エラスティックエレメント)7が配置される。カムトラック6はリングセグメント形状部(円弧形状部)8と、ボール(ベアリングエレメント)9を有するように構成される。リングセグメント形状部8は環状のフレーム部分5と一体であり、実質的にボールと当接するまでカムトラック内を延びる。図示した実施の形態では、2つのボールと、2つのリングセグメント形状部が用いられている。しかしながら、本発明に係る他の実施の形態では、1つのボールと、1つのリングセグメント形状部を用いることは可能であり、また、この数はより多くてもよく、例えば、6個でもよい。可撓性部材7はラバーリングから形成されるが、リングセグメント形状(円弧状)のゴム製部材から構成されてもよい。そして、フレーム4、可撓性部材7及びカムトラック6のアセンブリは、ベースシャフト2に対して可動となる。このアセンブリはベースシャフト2に対して旋回可能であるが、後者には溝(凹部)10が備えられる。この溝10は奥の深い部分11、12を有し、これらの部分では、最大格納位置と最大復帰位置で夫々ボールを中に収容する。これら2つの位置では、ラバーリング7はわずかに圧縮される。一方、これら2つの位置の間では、ベースシャフト2に対してフレーム4を回転させるときに所定のトルクを必要とするが、これは、ラバーリング7をラジアル方向外側に圧縮させて、溝の深さのより浅い部分13を通ることが必要になるためである。また、最大復帰位置から、図示しないストップパによって定められる最大前方可倒位置までフレーム4を回転させるためには、より大きなトルクを必要とする。このため、ラバーリング7は、ベースシャフト2には溝が不在のため、より大きく圧縮される必要がある。以上説明したヒンジアクチュエータによって、ミラーハウジングを手動によって完全に操作することが可能になる。
【0013】
ただし、上記最大格納位置から上記最大復帰位置まで電気的に回転させることは可能であって、この場合、ギア(カップリングエレメント)14が用いられ、かつ、フレーム4上には電気モータ15が配置されて、減速機構16を間に介して、上記ギアを駆動させるようにする。この際、ベースフランジ1、フレーム部分5及びギア14は、カップスプリング22によって一体にされている。また、ベースシャフト2とギア14の間には、第二カムトラック17と可撓性部材18が配置される。カムトラック17は上記カムトラック6と同様にして、リングセグメント形状部19とボール20を有するように構成される。リングセグメント形状部19はギア14と一体であり、実質的にボールと当接するまでカムトラック内を延びる。この際、同様にして、ボールとリングセグメント形状部の数は限定されず、適宜実施の形態に合わせて任意に選択される。また、同様に、可撓性部材7はラバーリングから形成されるが、リングセグメント形状のゴム製部材から構成されてもよい。従って、ギア14、可撓性部材18及びカムトラック17のアセンブリは、ベースシャフト2に対して可動となる。ベースシャフト2は溝21を有し、この内部にボール20を収容する。また、多大なトルクが与えられて、ラバーリングがラジアル方向外側に向って比較的大きく圧縮されると、上記ボールは溝から位置をずらすことができる。この操作には、例えばトルクリミッタの存在によってトルクが必要とされるが、このトルクはモータ15によって供給されることができない。
【0014】
最大格納位置から最大復帰位置までモータ駆動する際、フレームをベースシャフト2に対して回転するには、溝13の存在によって、比較的小さなトルクを必要とする。この要求されたトルクを提供するために、モータは回転される。この移動の間、ギア14はベースシャフト2に対して固定される。ギアを回転させるには、ラバーリング18を比較的大きく圧縮することが必要になる。最大復帰位置に達すると、モータ15は最大前方可倒位置の方向に向ってさらなる回転を行うことができない。即ち、最大前方可倒位置まで移動するにはより大きなトルクを必要とし、モータは、トルクリミッタの存在によって、このトルクを提供することができず、この結果モータは遮断される。そして、フレーム4とギア14は互いに固定される。ただし、手動によって、十分に大きなトルクが与えられた場合には、フレームはギアとともに最大復帰位置から最大前方可倒位置まで移動することが可能になる。
【0015】
図3と図4は、図1と図2に示した実施の形態に対して補足的な実施の形態を示している。この実施の形態では、カムトラック6はフレーム部分5とラバーリング7の間に備えられ、後者はベースシャフト2の周囲の溝内に収容される。同様に、カムトラック17はギア14とラバーリング18の間に備えられ、後者はまたベースシャフト2の周囲の溝内に収容される。溝10は図1と図2に示したものと同様の形状を有するが、フレーム部分5に備えられており、また、溝21は図1と図2に示したものと同様に構成されて、ギア14に備えられている。ただし、この実施の形態では、ラバーリング7、18は、ボールを溝から位置をずらすためにラジアル方向内側に圧縮される。また、この実施の形態では、リングセグメント形状部8はベースシャフト2の一部を形成する。また、この実施の形態では、説明を容易にするために、上記モータ15と減速機構16を省略して示している。この第二の実施の形態の操作は、図1と図2に示した実施の形態と同様にして行われる。即ち、モータを駆動すると、最大格納位置から最大復帰位置までフレーム4はベースシャフト2、ラバーリング7及びカムトラック6のアセンブリに対してヒンジ状に移動し、この間、ギア14はベースシャフト2に対して固定されたままになるが、これはトルクリミッタの存在によって、ギアを回転させるためにはモータから提供される以上の大きさのトルクを必要とするためである。尚、このトルクは、フレームを回転させるには十分な大きさである。最大復帰位置に達すると、モータは同様に遮断されて、手動操作によって、十分な大きさのトルクを与えることで、フレームはギアとともに最大前方可倒位置まで回転することが可能になる。そして、フレームとギアは操作の停止したモータと減速機構とによって、互いに固定される。
【0016】
図5は本発明に係る第三の実施の形態を示しており、この第三の実施の形態の(B−B線に沿った)断面は、図3のB−B線に沿った断面と同様である。この実施の形態と、図3と図4に示した実施の形態との相違は、単一のカムトラック23が使用されている点にある。このカムトラックは一方では図3と図4に示した実施の形態と同様に、フレーム4とラバーリング24の間で固定され、他方ではギア14とラバーリング24の間で固定されており、後者はベースフランジ3と固定されている。従って、この実施の形態では、単一の、段差を有する形状(ステップ形状)のラバーリング24のみを必要とする。ギア14は下側に溝25とともに備えられて、この内部にボール9が収容されており、また、多大なトルクが与えられて、ラバーリング24が下方に向って比較的大きく圧縮されると、ボールはこの中から位置をずらすことが可能になる。この際、上述した実施の形態と同様に、モータのトルク限界値よりも大きなトルクが必要とされる。また、説明を容易にするために、モータと減速機構を同様に省略して示している。
【0017】
本発明に係る第三の実施の形態の操作は、図1と図2に示した実施の形態と実質的に同様に行われる。即ち、モータ駆動によって、最大格納位置から最大復帰位置まで、フレーム4はベースシャフト2、ラバーリング24及びカムトラック23のアセンブリに対して移動でき、この際、ギア14はベースシャフト2に対して固定されたままになる。これは、ギアとフレームとは十分に互いに分離しており、かつ、ベースシャフト2に対して比較的固定されるように取付けられているギアを回転させるためには、トルクリミッタの存在のために、モータから提供されるトルクよりも大きいトルクを必要とされるためである。尚、このトルクはフレームを回転させるには十分な大きさである。最大復帰位置に達すると、モータは同様に遮断するが、手動操作によって、モータによって提供される以上の大きさのトルクを与えることで、フレームをギアとともに最大前方可倒位置までさらに回転させることが可能になる。そして、フレームとギアは操作の停止したモータと減速機構とによって、互いに固定される。この実施の形態では、ラバーリング24はラジアル方向内側と下側の2つの方向に圧縮される。後者の場合、ギアはフレーム4に固定される。
【0018】
以上、本発明の実施の形態の操作について、最大格納位置から最大復帰位置まで回転移動し、かつ実質的に最大前方可倒位置まで回転移動させる操作について説明した。尚、この操作は、逆方向に回転する場合も同様にして行われることを理解されたい。
【0019】
以上、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、しかしながら、当該分野における通常の知識を有するものであれば、本発明の技術的な範囲内で一定の変更を行うことができるものと思料する。従って、本発明の技術的な範囲は、請求項に記載された範囲内によって決められることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態に係るヒンジアクチュエータの長手方向の断面を示す図である。
【図2】 図1に示した本発明の第一の実施の形態のA−A線に沿った断面図である。
【図3】 本発明の第二の実施の形態に係るヒンジアクチュエータの長手方向の断面を示す図である。
【図4】 図3に示した本発明の第二の実施の形態のB−B線に沿った断面図である。
【図5】 本発明の第三の実施の形態に係るヒンジアクチュエータの長手方向の断面を示す図である。
Claims (10)
- 車両のウイングミラー用のヒンジアクチュエータであって、最大格納位置と最大復帰位置の間と、最大復帰位置と最大前方可倒位置の間で移動可能であり、ベースシャフト(2)とベースフランジ(3)を備えるミラーベース(1)と、前記ベースシャフト(2)の周囲に延び、かつ前記ベースフランジ(3)上に支持されるフレーム部分(5)を備えるフレーム(4)とを有し、該フレーム(4)はミラーハウジングの一部を構成し、前記フレーム部分(5)とともに前記ベースシャフト(2)を中心に回転可能であり、前記ベースシャフト(2)と前記フレーム部分(5)の間で、かつに前記ベースシャフト(2)の周囲に沿って少なくとも1つのベアリングエレメント(9)を含む第一のカム状のトラック(6、23)を定め、該カム状のトラック(6、23)の前記ベースシャフト(2)の周囲に沿う側部に沿って第一可撓性部材(7、24)を延ばして備え、さらに、前記ベースシャフト(2)と前記フレーム部分(5)の間に前記ベアリングエレメント(9)の誘導用の溝(10)を備えて、前記フレーム(4)を前記ベースシャフト(2)に対して、前記最大格納位置と前記最大復帰位置の間で回転させる場合に、前記第一可撓性部材(7、24)が前記ベアリングエレメント(9)と当接して、変形される大きさと比べて、前記フレーム(4)を前記ベースシャフト(2)に対して、前記最大復帰位置と前記最大前方可倒位置の間で回転させる場合に、前記第一可撓性部材(7、24)が前記ベアリングエレメント(9)と当接して、変形される大きさがより大きくなるようにしたことを特徴とするヒンジアクチュエータ。
- 前記ベースシャフト(2)の周囲でかつ前記フレーム部分(5)上に環状のカップリングエレメント(14)を備え、前記ベースシャフト(2)と前記カップリングエレメント(14)の間で、かつ前記ベースシャフト(2)の周囲に沿って少なくとも1つのベアリングエレメント(20)を含む第二のカム状のトラック(17)を定め、該カム状のトラック(17)の前記ベースシャフト(2)の周囲に沿う側部に沿って第二可撓性部材(18)を延ばして備えるとともに、モータ(15)をフレーム(4)に対して固定して備えて、減速手段(16)を用いて、前記カップリングエレメント(14)と協働させて、前記最大格納位置と前記最大復帰位置の間でのみ、前記ベースシャフト(2)に対する前記フレーム(4)の回転駆動を可能とし、この回転駆動の間、前記第一可撓性部材(7)は前記ベアリングエレメント(9)と当接して、変形し、さらに手動によって、前記フレーム(4)を前記カップリングエレメント(14)とともに前記ベースシャフト(2)に対して、前記最大復帰位置と前記最大前方可倒位置の間で回転させることを可能とし、この手動による回転の間、前記第一可撓性部材(7)と前記第二可撓性部材(18)の双方は夫々対応する前記ベアリングエレメント(9、20)と当接して、より大きく変形されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記第一のカム状のトラック(6)は前記ベースシャフト(2)と前記第一可撓性部材(7)との間に配置され、かつ前記ベースシャフト(2)に前記ベアリングエレメント(9)の誘導用の溝(10)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記ベースシャフト(2)の周囲でかつ前記フレーム部分(5)の上に環状のカップリングエレメント(14)を備え、この際、この下方にカム状のトラック(23)内のベアリングエレメント(9)の誘導用の溝(25)を定めるとともに、モータ(15)を前記フレーム(4)に固定して備えて、減速手段(16)を用いて、前記カップリングエレメント(14)と協働して、前記最大格納位置と前記最大復帰位置の間でのみ、前記ベースシャフト(2)に対する前記フレーム(4)の回転駆動を可能とし、この回転駆動の間、前記可撓性部材(24)は前記ベアリングエレメント(9)と当接して、変形し、かつ、さらに手動によって、前記フレーム(4)を前記カップリングエレメント(14)とともに前記ベースシャフト(2)に対して、前記最大復帰位置と前記最大前方可倒位置の間で回転させると、前記第一可撓性部材(24)は対応する前記ベアリングエレメント(9)と当接して、異なる方向で、より大きく変形されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記カム状のトラック(23)は前記フレーム(4)と前記可撓性部材(24)の間に配置され、かつ、前記フレーム内に前記ベアリングエレメントの誘導用の溝が設けられることを特徴とする請求項2または4に記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記カップリングエレメント(14)の上面に軸方向下方に向う圧力を加える手段(22)を、略カップスプリングの形態で備えることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記可撓性部材(7、18、24)はソフト・プラスチック・リングとして構成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記可撓性部材(7、18、24)と前記フレーム(4)または内部に前記可撓性部材を収容する前記ミラーベース(1)は、単一で、同一の生産工程から、二つの部品を射出成形する2−コンポネント・インジェクションモールディング・プロセスから製造されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記ベアリングエレメント(9、20)は1つまたはこれ以上の数のスチールボールから構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のヒンジアクチュエータ。
- 前記ベアリングエレメント(9、20)は1つまたはこれ以上の数のニードルピボットから構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジアクチュエータ。
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