JP3962148B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネル等を製造するための部品実装装置に係り、とりわけテープキャリア部品(TCP)があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板にプリント基板を実装する部品実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10はTFT液晶パネル(以下単に「液晶パネル」という)の基本構成を示す模式図である。図10に示すように、液晶パネルは、ガラス基板83と、ガラス基板83に接続されるとともに液晶駆動用ICが搭載されたテープキャリア部品84a,84bと、テープキャリア部品84a,84bに接続されたプリント基板81,82とを備えている。このような液晶パネルは、図11(a)(b)に示すように、ガラス基板83とテープキャリア部品84a,84bとを接続してテープキャリア部品付きガラス基板85を製造した後(図11(a)参照)、テープキャリア部品付きガラス基板85のテープキャリア部品84a,84bとプリント基板81,82とを接続することにより製造されている(図11(b)参照)。
【0003】
ここで、テープキャリア部品付きガラス基板85のテープキャリア部品84a,84bとプリント基板81,82とは半田または異方性導電膜(以下「ACF」ともいう)を介して接続されるが、テープキャリア部品84a,84bおよびプリント基板81,82のリードピッチの広狭の関係から、リードピッチが比較的広いゲート側のテープキャリア部品84bとプリント基板82とは半田を介して接続され、リードピッチが狭いソース側のテープキャリア部品84aとプリント基板81とはACFを介して接続されるのが一般的である。また、液晶パネルのソース側は片側駆動方式により駆動されることが多いので、大半の液晶パネルにおいてはガラス基板83の一辺にのみソース側のテープキャリア部品84aが実装されている。
【0004】
図7はテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とプリント基板とをACFを介して接続する従来の部品実装装置を示す図である。図7に示すように、従来の部品実装装置は、パレット11に載置されたソース側プリント基板81を取り出して1つずつ供給するプリント基板供給部10と、テープキャリア部品84a,84bがガラス基板83に実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を供給するガラス基板供給部40と、プリント基板供給部10から供給されたソース側プリント基板81にACFテープを貼付するACF貼付部20と、ACF貼付部20によりACFテープが貼付されたソース側プリント基板81と、ガラス基板供給部40から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板85のソース側テープキャリア部品84aとをACFテープを介して圧着する本圧着部30とを備えている。なお、本圧着部30へのソース側プリント基板81およびテープキャリア部品付きガラス基板85のそれぞれの搬送経路にはカメラ14,15,16が配置され、これらカメラ14,15,16によるアライメントマークの認識結果に基づいて本圧着部30においてソース側プリント基板81およびテープキャリア部品付きガラス基板85の位置合わせが行われるようになっている。
【0005】
図8および図9は図7に示す従来の部品実装装置の動作を説明するための図である。図8および図9に示すように、従来の部品実装装置においては、まず、パレット11に載置されたソース側プリント基板81をプリント基板供給部10のプリント基板搬送装置13によりACF貼付バックアップ21へ搬送する(ステップ401、搬送経路P11)。
【0006】
ここで、ACF貼付バックアップ21はソース側プリント基板81の受取り位置(図9の実線部分)とACF貼付位置(図9の仮想線部分)との間で水平移動することができ、プリント基板搬送装置13により搬送されたソース側プリント基板81を載置しつつ受取り位置からACF貼付位置まで移動し(ステップ402、搬送経路P12)、ACF貼付部20によりソース側プリント基板81にACFテープの貼付を行った後、ACF貼付位置から受取り位置へ戻る(ステップ403、搬送経路P13)。
【0007】
その後、ACF貼付バックアップ21に載置されたソース側プリント基板81はプリント基板搬送装置13により本圧着バックアップ31へ搬送される(ステップ404、搬送経路P14)。
【0008】
ここで、本圧着バックアップ31はソース側プリント基板81の受取り位置(図9の実線部分)と本圧着位置(図9の仮想線部分)との間で水平移動することができ、ACF貼付部20によりACFテープが貼付されたソース側プリント基板81を載置しつつ受取り位置から本圧着位置まで移動する(ステップ405、搬送経路P15)。なおこのとき、搬送経路P15の途中でカメラ14によりソース側プリント基板81のアライメントマークの認識が行われる。
【0009】
一方、ガラス基板供給部40のガラス基板搬送装置45は、前工程から受け渡されたテープキャリア部品付きガラス基板85を基板載置ステージ50へ搬送する(ステップ501、搬送経路C1)。
【0010】
ここで、基板載置ステージ50はテープキャリア部品付きガラス基板85の受渡し位置(図9の実線部分)と本圧着位置(図9の仮想線部分)との間で水平移動することができ、ガラス基板搬送装置45により搬送されたテープキャリア部品付きガラス基板85を載置テーブル51上に載置しつつ受渡し位置から本圧着位置まで移動する(ステップ502、搬送経路C2,C3)。なおこのときには、テープキャリア部品付きガラス基板85のアライメントマークの認識が行われる基板認識位置まで基板載置ステージ50を移動させた後(搬送経路C2)、この基板認識位置でのカメラ15,16によるテープキャリア部品付きガラス基板85の認識結果と、カメラ14によるソース側プリント基板81の認識結果とに基づいて基板載置ステージ50によりテープキャリア部品付きガラス基板85をX,Y,θ方向について調整しつつ本圧着位置まで移動させる(搬送経路C3)。
【0011】
そして、本圧着部30においてテープキャリア部品付きガラス基板85のソース側テープキャリア部品84aとソース側プリント基板81とを位置合わせしてACFテープを介して圧着した後(ステップ503および504)、基板載置ステージ50は、ソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を載置テーブル51上に載置しつつ本圧着位置から受渡し位置まで移動する(ステップ505、搬送経路C6)。その後、この受渡し位置にてソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85が払出し部60により後工程へ払い出され(ステップ506)、これにより1サイクルの動作が終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の部品実装装置においては、プリント基板供給部10から供給される1種類のソース側プリント基板81に対してACF貼付部20によりACFテープを貼付し、このようにしてACFテープが貼付されたソース側プリント基板81と、ガラス基板供給部40から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板85のソース側テープキャリア部品84aとを本圧着部30によりACFテープを介して圧着している。
【0013】
従って、このような従来の部品実装装置は、ゲート側テープキャリア部品84bのリードピッチがACFを用いなくてもよい程広く、かつ片側駆動方式でガラス基板83の一辺にのみソース側テープキャリア部品84aが実装される場合、すなわち1枚のテープキャリア部品付きガラス基板85に対して1枚のソース側プリント基板81のみをACFを介して接続すれば済む場合には十分に対応することができる。
【0014】
しかしながら、最近の液晶パネルでは、ソース側テープキャリア部品84aのリードだけでなくゲート側テープキャリア部品84bのリードも狭ピッチ化しており、従来半田付けにより行われていたゲート側テープキャリア部品84bとゲート側プリント基板82との接続についてもソース側テープキャリア部品84aとソース側プリント基板81との接続と同様にACFを介して行う必要がでてきている。また、最近の液晶パネルでは、ガラス基板83がますます大型化する傾向にあり、ガラス基板83の一辺に種類の異なる2枚以上のプリント基板を接続する場合も多くなってきている。
【0015】
このような場合、従来においては、テープキャリア部品付きガラス基板85に実装される異なった種類のプリント基板ごとに複数の部品実装装置を用意し、これら複数の部品実装装置を連続的に配置して各部品実装装置で1つずつプリント基板を実装していくという方法がとられていた。
【0016】
しかしながら、このような従来の方法では、プリント基板ごとに部品実装装置を用意しなければならないので、コストがかさみ、また実装時間も長くなるという問題がある。
【0017】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、テープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品と少なくとも2種類のプリント基板とをACFを介して安価にかつ効率良く接続することができる部品実装装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、少なくとも2種類のプリント基板を順次供給するプリント基板供給手段と、前記各種類のプリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージを有し、基板載置ステージは、異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板の圧着手段への供給に合わせて、テープキャリア部品付きガラス基板を圧着手段へ供給することを特徴とする部品実装装置である。
【0019】
本発明の第2の特徴は、プリント基板を供給するプリント基板供給手段と、前記プリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージと、前記圧着手段により前記プリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を前記基板載置ステージにより前記圧着手段から移動させるときに前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装された前記プリント基板を支持するプリント基板支持機構とを有し、前記ガラス基板供給手段の前記プリント基板支持機構は、前記圧着手段の近傍に設けられ前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装されたプリント基板を一時的に支持する第1支持部材と、前記基板載置ステージに設けられ前記第1支持部材により支持されたプリント基板を支持するよう前記プリント基板に沿って伸縮自在に延びる第2支持部材とを有することを特徴とする部品実装装置である
【0020】
本発明の第3の特徴は、少なくとも2種類のプリント基板を順次供給するプリント基板供給手段と、前記各種類のプリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージと、前記圧着手段により前記各種類のプリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を前記圧着手段から移動させるときに前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装された前記各種類のプリント基板を支持するプリント基板支持機構とを有し、基板載置ステージは、異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板の圧着手段への供給に合わせて、テープキャリア部品付きガラス基板を圧着手段へ供給することを特徴とする部品実装装置である。
【0021】
本発明の第1および第3の特徴によれば、プリント基板供給手段により少なくとも2種類のプリント基板を順次供給して貼付手段により異方性導電膜を貼付するとともに、このようにして異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板の圧着手段への供給に合わせてガラス基板供給手段の基板載置ステージによりテープキャリア部品付きガラス基板を圧着手段へ供給するので、圧着手段において各種類のプリント基板をテープキャリア部品付きガラス基板に順次実装することができ、またこのとき、1番目に供給されたプリント基板の圧着手段での圧着動作中に2番目のプリント基板の供給および異方性導電膜の貼付を行うことができる。このため、テープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品と少なくとも2種類のプリント基板とを異方性導電膜を介して安価にかつ効率良く接続することができる。
【0022】
また本発明の第2および第3の特徴によれば、プリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板をガラス基板供給手段の基板載置ステージにより圧着手段から移動させるときに、テープキャリア部品付きガラス基板に実装されたプリント基板をプリント基板支持機構により支持するので、プリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板の搬送時にテープキャリア部品に望ましくない負荷がかかることを防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、TFT液晶パネル(以下単に「液晶パネル」という)を製造する場合を例に挙げ、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図5は本発明による部品実装装置の第1の実施の形態を示す図である。なお、本発明の第1の実施の形態は、ガラス基板の異なった辺にソース側およびゲート側のテープキャリア部品がそれぞれ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板に対して種類の異なるソース側およびゲート側のプリント基板を実装する場合についてのものである。
【0024】
まず、図1により、部品実装装置の全体構成について説明する。図1に示すように、部品実装装置は、第1パレット11および第2パレット12に載置されたソース側プリント基板81およびゲート側プリント基板82を交互に取り出して1つずつ供給するプリント基板供給部(プリント基板供給手段)10と、ソース側テープキャリア部品84aおよびゲート側テープキャリア部品84bがガラス基板83の異なった辺にそれぞれ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を供給するガラス基板供給部(ガラス基板供給手段)40と、プリント基板供給部10から供給されたプリント基板81,82にACFテープを貼付するACF貼付部(貼付手段)20と、ACF貼付部20によりACFテープが貼付されたプリント基板81,82と、ガラス基板供給部40から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板85のテープキャリア部品84a,84bとをACFテープを介して圧着する本圧着部(圧着手段)30とを備えている。なお、本圧着部30へのプリント基板81,82およびテープキャリア部品付きガラス基板85のそれぞれの搬送経路にはカメラ14,15,16が配置され、これらカメラ14,15,16によるアライメントマークの認識結果に基づいて本圧着部30においてプリント基板81,82およびテープキャリア部品付きガラス基板85の位置合わせが行われるようになっている。
【0025】
ここでプリント基板供給部10は、第1パレット11および第2パレット12に載置されたプリント基板81,82を搬送するプリント基板搬送装置13を有している。
【0026】
またACF貼付部20は、プリント基板81,82を載置しつつプリント基板81,82の受取り位置とACF貼付位置との間で水平移動するACF貼付バックアップ21を有している(図3乃至図5の符号21参照)。
【0027】
さらに本圧着部30は、ACFテープが貼付されたプリント基板81,82を載置しつつプリント基板81,82の受取り位置と本圧着位置との間で水平移動する本圧着バックアップ31を有している(図3乃至図5の符号31参照)。
【0028】
さらにまたガラス基板供給部40は、前工程から受け渡されたテープキャリア部品付きガラス基板85を搬送するガラス基板搬送装置45と、載置テーブル51上にテープキャリア部品付きガラス基板85を載置しつつテープキャリア部品付きガラス基板85の受渡し位置と本圧着位置との間で水平移動する基板載置ステージ50を有している(図3乃至図5の符号51(50)参照)。
【0029】
なお基板載置ステージ50は、X,Y,θ方向についての調整機能を有し、カメラ14,15,16によるアライメントマークの認識結果に基づいて本圧着部30におけるテープキャリア部品付きガラス基板85の位置を調整できるようになっている。また、本圧着部30によりプリント基板81,82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85は基板載置ステージ50により受渡し位置まで移動し、払出し部60により後工程へ払い出されるようになっている。
【0030】
次に、このような構成からなる本発明の第1の実施の形態の作用について図2乃至図5により説明する。ここで、図2は図1に示す部品実装装置の動作を説明するためのフローチャート、図3乃至図5は図1に示す部品実装装置における部品搬送経路を時系列的に示す図である。
【0031】
図2および図3に示すように、部品実装装置においては、まず、第1パレット11に載置されたソース側プリント基板81をプリント基板供給部10のプリント基板搬送装置13によりACF貼付バックアップ21へ搬送する(ステップ101、搬送経路P11)。
【0032】
ここで、ACF貼付バックアップ21はソース側プリント基板81の受取り位置(図3の実線部分)とACF貼付位置(図3の仮想線部分)との間で水平移動することができ、プリント基板搬送装置13により搬送されたソース側プリント基板81を載置しつつ受取り位置からACF貼付位置まで移動し(ステップ102、搬送経路P12)、ACF貼付部20によりソース側プリント基板81にACFテープの貼付を行った後、ACF貼付位置から受取り位置へ戻る(ステップ103、搬送経路P13)。
【0033】
その後、ACF貼付バックアップ21に載置されたソース側プリント基板81はプリント基板搬送装置13により本圧着バックアップ31へ搬送される(ステップ104、搬送経路P14)。
【0034】
ここで、本圧着バックアップ31はソース側プリント基板81の受取り位置(図3の実線部分)と本圧着位置(図3の仮想線部分)との間で水平移動することができ、ACF貼付部20によりACFテープが貼付されたソース側プリント基板81を載置しつつ受取り位置から本圧着位置まで移動する(ステップ105、搬送経路P15)。なおこのとき、搬送経路P15の途中でカメラ14によりソース側プリント基板81のアライメントマークの認識が行われる。
【0035】
なお、ソース側プリント基板81が本圧着バックアップ31により本圧着位置まで移動したときには、第2パレット12に載置されたゲート側プリント基板82に対してソース側プリント基板81と同様の一連の処理が開始される(ステップ201、搬送経路P21)。
【0036】
一方、ガラス基板供給部40のガラス基板搬送装置45は、前工程から受け渡されたテープキャリア部品付きガラス基板85を基板載置ステージ50へ搬送する(ステップ301、搬送経路C1)。
【0037】
ここで、基板載置ステージ50はテープキャリア部品付きガラス基板85の受渡し位置(図3の実線部分)と本圧着位置(図3の仮想線部分)との間で水平移動することができ、ガラス基板搬送装置45により搬送されたテープキャリア部品付きガラス基板85を載置テーブル51上に載置しつつ受渡し位置から本圧着位置まで移動する(ステップ302、搬送経路C2,C3)。なおこのときには、テープキャリア部品付きガラス基板85のアライメントマークの認識が行われる基板認識位置まで基板載置ステージ50を移動させた後(搬送経路C2)、この基板認識位置でのカメラ15,16によるテープキャリア部品付きガラス基板85の認識結果と、カメラ14によるソース側プリント基板81の認識結果とに基づいて基板載置ステージ50によりテープキャリア部品付きガラス基板85をX,Y,θ方向について調整しつつ本圧着位置まで移動させる(搬送経路C3)。
【0038】
そして、図2および図4に示すように、本圧着部30においてテープキャリア部品付きガラス基板85のソース側テープキャリア部品84aとソース側プリント基板81とを位置合わせしてACFテープを介して圧着した後(ステップ303および304)、基板載置ステージ50は、ソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を載置テーブル51上に載置しつつ本圧着位置から待機位置まで移動する(ステップ305、搬送経路C4)。またこのとき、本圧着バックアップ31は本圧着位置から受取り位置まで戻る(搬送経路P16)。
【0039】
なお、ソース側テープキャリア部品84aとソース側プリント基板81とを位置合わせ(ステップ303)してから、ソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85が待機位置に移動する(ステップ305)までの間に、第2パレット12に載置されたゲート側プリント基板82に対してステップ202乃至205の一連の処理が行われる。すなわち、ゲート側プリント基板82は、搬送経路P22,P23,P24に沿って搬送され、搬送経路P16に沿って受取り位置に戻された本圧着バックアップ31上に載置される。
【0040】
その後、図2および図5に示すように、基板載置ステージ50は、ACF貼付部20によりACFが貼付されたゲート側プリント基板82をテープキャリア部品付きガラス基板85に実装するよう本圧着部30の待機位置にてソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を水平面内で時計方向に約90°回転させ、ソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を載置テーブル51上に載置しつつ待機位置から本圧着位置まで移動する(ステップ306、搬送経路C5)。なおこのとき、カメラ15,16によりソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85のアライメントマークの認識が行われ、この認識結果と、カメラ14によるゲート側プリント基板82の認識結果とに基づいて基板載置ステージ50によりテープキャリア部品付きガラス基板85をX,Y,θ方向について調整しつつ本圧着位置まで移動させる(搬送経路C5)。またこのとき、テープキャリア部品付きガラス基板85のうちゲート側プリント基板82が実装される辺のアライメントマークの間隔と、ソース側プリント基板81が実装される辺のアライメントマークの間隔とが異なる場合には、カメラ15,16に設けられた移動機構(図示せず)により、アライメントマークの認識に先立ち今回認識されるアライメントマークの間隔に合わせてカメラ15,16の位置を調整する。
【0041】
そして、本圧着部30においてソース側プリント基板81が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85のゲート側テープキャリア部品84bとゲート側プリント基板82とを位置合わせしてACFテープを介して圧着した後(ステップ307および308)、基板載置ステージ50は、ソース側プリント基板81およびゲート側プリント基板82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を載置テーブル51上に載置しつつ本圧着位置から受渡し位置まで移動する(ステップ309、搬送経路C6)。その後、この受渡し位置にてソース側プリント基板81およびゲート側プリント基板82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85が払出し部60により後工程へ払い出され(ステップ310)、これにより1サイクルの動作が終了する。
【0042】
このように本発明の第1の実施の形態によれば、プリント基板供給部10によりソース側およびゲート側の2種類のプリント基板81,82を交互に供給してACF貼付部20によりACFテープを貼付するとともに、このようにしてACFテープが貼付された各種類のプリント基板81,82の本圧着部30への供給に合わせてガラス基板供給部40の基板載置ステージ50によりテープキャリア部品付きガラス基板85を本圧着部30へ供給するので、本圧着部30において各種類のプリント基板81,82をテープキャリア部品付きガラス基板85に順次実装することができ、またこのとき、1番目に供給されたソース側プリント基板81の本圧着部30での圧着動作中に2番目のゲート側プリント基板82の供給およびACFテープの貼付を行うことができる。このため、テープキャリア部品付きガラス基板85のテープキャリア部品84a,84bと2種類のプリント基板81,82とをACFテープを介して安価にかつ効率良く接続することができる。
【0043】
なお、上述した第1の実施の形態においては、ガラス基板83の異なった辺に実装されたソース側およびゲート側のテープキャリア部品84a,84bに対してACFテープを介して種類の異なるソース側およびゲート側のプリント基板81,82をそれぞれ実装しているが、これに限らず、大型の液晶パネル等においてガラス基板の一辺に種類の異なる2枚以上のプリント基板を実装するような場合にも適用することができる。また、テープキャリア部品付きガラス基板の4辺にそれぞれ異なるプリント基板を実装するような場合にも適用することができる。この場合には、1種類目のプリント基板をテープキャリア部品付きガラス基板の第1辺に実装しているときに2種類目のプリント基板の供給およびACFテープの貼付を行い、2種類目のプリント基板をテープキャリア部品付きガラス基板の第2辺に実装しているときに3種類目のプリント基板の供給およびACFテープの貼付を行い、3種類目のプリント基板をテープキャリア部品付きガラス基板の第3辺に実装しているときに4種類目のプリント基板の供給およびACFテープの貼付を行うという具合に、1台の部品実装装置によりテープキャリア部品付きガラス基板の4辺にプリント基板を効率良く接続することができる。
【0044】
第2の実施の形態
次に、図6(a)(b)により、本発明による部品実装装置の第2の実施の形態について説明する。本発明の第2の実施の形態は、プリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を基板載置ステージにより本圧着部から移動させるときにプリント基板支持機構によりプリント基板を支持するようにした点を除いて、他は図1乃至図5に示す第1の実施の形態と略同一である。本発明の第2の実施の形態において、図1乃至図5に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0045】
図6(a)(b)に示すように、プリント基板81,82が載置される本圧着バックアップ31の近傍には、テープキャリア部品付きガラス基板85に実装されたプリント基板81,82を一時的に支持するプリント基板リフタ(第1支持部材)52が設けられている。ここで、プリント基板リフタ52は、昇降ロッド52aと、昇降ロッド52aを上下方向に移動させるための駆動機構52bとからなっている。
【0046】
また、テープキャリア部品付きガラス基板85が載置される基板載置ステージ50の載置テーブル51にはプリント基板支え(第2支持部材)53が組み込まれ、プリント基板支え53はプリント基板リフタ52により一時的に支持されたプリント基板81を支持するようプリント基板81,82に沿って伸縮自在に延びるようになっている。
【0047】
なお、プリント基板リフタ52およびプリント基板支え53はプリント基板支持機構を構成しており、プリント基板81,82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を基板載置ステージ50により本圧着部30から移動させるときにテープキャリア部品付きガラス基板85に実装されたプリント基板81,82を支持することができる。
【0048】
次に、このような構成からなる本発明の第2の実施の形態の作用について説明する。なお本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態において、図2に示すステップ305およびステップ309に適用される。
【0049】
すなわち、図6(a)(b)に示すように、本圧着部30によりプリント基板81,82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を基板載置ステージ50により本圧着部30から移動させるときに、まず、基板載置ステージ50の上昇に同期させてプリント基板リフタ52の駆動機構52bにより昇降ロッド52aを上昇させ、昇降ロッド52aの先端部によりプリント基板81,82の下面を一時的に支持してガラス基板83、テープキャリア部品84a,84bおよびプリント基板81,82を水平に保つ。
【0050】
その後、基板載置ステージ50の載置テーブル51に組み込まれたプリント基板支え53をプリント基板81,82に沿って延ばしてプリント基板リフタ52により支持されたプリント基板81,82を支持し、このようにしてプリント基板81,82を支持した状態でプリント基板81,82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を本圧着位置から払出し位置まで移動する。
【0051】
このように本発明の第2の実施の形態によれば、プリント基板81,82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85を基板載置ステージ50により本圧着部30から移動させるときに、テープキャリア部品付きガラス基板85に実装されたプリント基板81,82を載置テーブル51に組み込まれたプリント基板支え53により支持するので、プリント基板81,82が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板85の搬送時にテープキャリア部品84a,84bに望ましくない負荷、例えばプリント基板81,82の自重によりテープキャリア部品84a,84bに曲げ応力が加わることを防止することができる。このため、テープキャリア部品付きガラス基板85の異なる辺に2種類のプリント基板82を実装する場合における品質および信頼性を向上させることができる。
【0052】
また、プリント基板支え53によりプリント基板81,82を支持するのに先立って、基板載置ステージ50の上昇に同期させてプリント基板リフタ52の駆動機構52bにより昇降ロッド52aを上昇させ、昇降ロッド52aの先端部によりプリント基板81,82の下面を一時的に支持してガラス基板83、テープキャリア部品84a,84bおよびプリント基板81,82を水平に保つようにしているので、テープキャリア部品84a,84bに望ましくない負荷がかかることを防止することができるとともに、プリント基板支え53を伸張させたときにプリント基板81,82の表面にプリント基板支え53の支持面が摺接してプリント基板81,82の表面に傷が付くことを防止することできる。
【0053】
なお、上述した第2の実施の形態においては、図6(a)(b)に示すようなプリント基板支持機構を上述した第1の実施の形態に適用しているが、これに限らず、図7乃至図9に示す従来の部品実装装置に適用してもよい。
【0054】
また、上述した第1および第2の実施の形態においては、TFT液晶パネルを製造する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、テープキャリア部品が接続されたガラス基板に対して複数種類のプリント基板をACFテープを介して接続することにより製造される他の種類の液晶パネルにも同様に適用することができる。
【0055】
さらに、上述した第1および第2の実施の形態においては、ガラス基板83の1つの辺(ソース側)と他の辺(ゲート側)とに異なる種類のテープキャリア部品84a,84bが実装されている例で説明したが、テープキャリア部品84a,84bはガラス基板83およびプリント基板81,82の種類に応じて選択されるものであるので、2種類のプリント基板81,82を実装する場合であっても、ガラス基板83の異なる辺にそれぞれ同一種類のテープキャリア部分が実装されていたり、同一の辺に複数種類のテープキャリア部品が実装されていることもあり得る。
【0056】
さらにまた、上述した第1および第2の実施の形態においては、ACF貼付バックアップ21が受取り位置とACF貼付位置との間で、また本圧着バックアップ31が受取り位置と本圧着位置との間で、さらに基板載置ステージ50が受渡し位置と本圧着位置との間でそれぞれ水平移動するように構成されているが、これらACF貼付バックアップ21、本圧着バックアップ31および基板載置ステージ50等の移動範囲はこれに限定されるものではなく、必要に応じて適宜その移動範囲を変更することができることはもちろんである。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、テープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品と少なくとも2種類のプリント基板とを異方性導電膜を介して安価にかつ効率良く接続することができる。また、プリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板の搬送時にテープキャリア部品に望ましくない負荷がかかることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による部品実装装置の第1の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示す部品実装装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示す部品実装装置における部品搬送経路を説明するための図。
【図4】図1に示す部品実装装置における部品搬送経路を説明するための図。
【図5】図1に示す部品実装装置における部品搬送経路を説明するための図。
【図6】本発明による部品実装装置の第2の実施の形態の要部を示す模式図。
【図7】従来の部品実装装置を示す斜視図。
【図8】図7に示す部品実装装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】図7に示す部品実装装置における部品搬送経路を説明するための図。
【図10】液晶パネルの基本構成を示す模式図。
【図11】液晶パネルの製造組立過程を説明するための図。
【符号の説明】
10 プリント基板供給部(プリント基板供給手段)
11 第1パレット
12 第2パレット
13 プリント基板搬送装置
14,15,16 カメラ
20 ACF貼付部(貼付手段)
21 ACF貼付バックアップ
30 本圧着部(圧着手段)
31 本圧着バックアップ
40 ガラス基板供給部(ガラス基板供給手段)
45 ガラス基板搬送装置
50 基板載置ステージ
51 載置テーブル
52 プリント基板リフタ(第1支持部材)
52a 昇降ロッド
52b 駆動機構
53 プリント基板支え(第2支持部材)
60 払出し部
81 ソース側プリント基板
82 ゲート側プリント基板
83 ガラス基板
84a ソース側テープキャリア部品
84b ゲート側テープキャリア部品
85 テープキャリア部品付きガラス基板

Claims (5)

  1. 少なくとも2種類のプリント基板を順次供給するプリント基板供給手段と、
    前記各種類のプリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、
    前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、
    前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、
    前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージを有し、
    基板載置ステージは、異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板の圧着手段への供給に合わせて、テープキャリア部品付きガラス基板を圧着手段へ供給することを特徴とする部品実装装置。
  2. 少なくとも2種類のプリント基板を順次供給するプリント基板供給手段と、
    前記各種類のプリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、
    前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、
    前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、
    前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージを有し、
    前記テープキャリア部品はガラス基板の異なった辺に実装されて前記テープキャリア部品付きガラス基板を構成し、
    前記基板載置ステージは、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段の待機位置にて前記テープキャリア部品付きガラス基板を水平面内で回転させることを特徴とする部品実装装置。
  3. プリント基板を供給するプリント基板供給手段と、
    前記プリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、
    前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、
    前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、
    前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージと、前記プリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を前記基板載置ステージにより前記圧着手段から移動させるときに前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装された前記プリント基板を支持するプリント基板支持機構とを有し、
    前記ガラス基板供給手段の前記プリント基板支持機構は、前記圧着手段の近傍に設けられ前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装されたプリント基板を一時的に支持する第1支持部材と、前記基板載置ステージに設けられ前記第1支持部材により支持されたプリント基板を支持するよう前記プリント基板に沿って伸縮自在に延びる第2支持部材とを有することを特徴とする部品実装装置。
  4. 少なくとも2種類のプリント基板を順次供給するプリント基板供給手段と、
    前記各種類のプリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、
    前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、
    前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、
    前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージと、前記各種類のプリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を前記圧着手段から移動させるときに前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装された前記各種類のプリント基板を支持するプリント基板支持機構とを有し、
    基板載置ステージは、異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板の圧着手段への供給に合わせて、テープキャリア部品付きガラス基板を圧着手段へ供給することを特徴とする部品実装装置。
  5. 少なくとも2種類のプリント基板を順次供給するプリント基板供給手段と、
    前記各種類のプリント基板に対応するテープキャリア部品があらかじめ実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を供給するガラス基板供給手段と、
    前記プリント基板供給手段から供給されたプリント基板に異方性導電膜を貼付する貼付手段と、
    前記貼付手段により異方性導電膜が貼付されたプリント基板と、前記ガラス基板供給手段から供給されたテープキャリア部品付きガラス基板のテープキャリア部品とを異方性導電膜を介して圧着する圧着手段とを備え、
    前記ガラス基板供給手段は、前記テープキャリア部品付きガラス基板が載置される基板載置ステージであって、前記貼付手段により異方性導電膜が貼付された各種類のプリント基板を前記テープキャリア部品付きガラス基板に順次実装するよう前記圧着手段に対して前記テープキャリア部品付きガラス基板を移動させる基板載置ステージと、前記各種類のプリント基板が実装されたテープキャリア部品付きガラス基板を前記圧着手段から移動させるときに前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装された前記各種類のプリント基板を支持するプリント基板支持機構とを有し、
    前記ガラス基板供給手段の前記プリント基板支持機構は、前記圧着手段の近傍に設けられ前記テープキャリア部品付きガラス基板に実装されたプリント基板を一時的に支持する第1支持部材と、前記基板載置ステージに設けられ前記第1支持部材により支持されたプリント基板を支持するよう前記プリント基板に沿って伸縮自在に延びる第2支持部材とを有することを特徴とする請求項記載の部品実装装置。
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