JP3959727B2 - 文書編集装置及び製版装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力データに基づいてインク含浸可能な多孔性シートの表面を加熱溶融することにより、インク透過部とインク非透過部からなる画像を多孔性シートの表面に形成する製版装置、及び文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、利用者がキーボードなどから入力した文字などのデータに基づいて、インクを含浸可能な連続気泡を有する多孔性シートの表面に画像を形成するよう構成された文書編集装置が知られている。画像が形成された多孔性シートは通常スタンプとして用いられるものであることから、一般にシートのサイズは限られている。例えば、2〜3種類のサイズの多孔性シートを記録媒体として使用できる装置の場合、入力データに応じて利用者がその都度適当なサイズの多孔性シートを選択していた。あるいはまた、あるサイズの多孔性シートを選択した後に、そのサイズに合わせてデータを入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、もしも、選択した多孔性シートのサイズに比べて入力データが著しく少なかった場合には、多孔性シートが無駄に消費されることになる。また、選択した多孔性シートのサイズを越える画像領域を必要とするようなデータを入力した場合には、画像の一部が途切れた状態で画像形成されたり、エラー処理がおこなわれて画像形成が行われなかったりして、使いづらい場合があった。この発明は、上記の事情に鑑み、常に入力データと使用する多孔性シートとのサイズを容易に適合させることができるような製版装置、及び文書編集装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に記載の文書編集装置は、文書データを入力するための入力手段と、複数の異なるサイズの出力媒体に対して、前記入力手段により入力された前記文書データに基づいて画像形成することが可能な画像形成手段を有する文書編集装置において、当該文書編集装置において出力画像のサイズに影響する操作が行われる毎に、前記入力手段により入力された文書データに基づいて出力画像のサイズを求める第一の演算手段と、前記第一の演算手段により出力画像のサイズが求められる度に、当該出力画像のサイズが当該文書編集装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のうちの最大サイズよりも大きいか否かを判断する判断手段と、当該文書編集装置において、画像形成開始を指示する操作が行われた後に、前記入力手段により入力された文書データに基づいて出力画像のサイズを求める第二の演算手段と、前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズに応じたサイズの出力媒体を前記複数の異なるサイズの出力媒体から選択する選択手段と、表示手段と、前記選択手段によりどのサイズの出力媒体が選択されたのかを前記表示手段に表示させ、前記判断手段が出力画像のサイズが前記最大サイズよりも大きいと判断した場合には前記表示手段にエラー表示させる表示制御手段と、を備える構成とした。また、請求項3に記載の製版装置は、データを入力するための入力手段と、複数の異なるサイズの出力媒体に対して、前記入力手段により入力された前記データに基づいて画像形成することが可能な画像形成手段と、当該製版装置において出力画像のサイズに影響する操作が行われる毎に、前記入力手段により入力されたデータに基づいて出力画像のサイズを求める第一の演算手段と、前記第一の演算手段により出力画像のサイズが求められる度に、当該出力画像のサイズが当該製版装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のうちの最大サイズよりも大きいか否かを判断する判断手段と、当該製版装置において、製版開始を指示する操作が行われた後に、前記入力手段により入力されたデータに基づいて出力画像のサイズを求める第二の演算手段と、前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズに応じたサイズの出力媒体を前記複数の異なるサイズの出力媒体から選択する選択手段と、表示手段と、前記選択手段によりどのサイズの出力媒体が選択されたのかを前記表示手段に表示させ、前記判断手段が出力画像のサイズが前記最大サイズよりも大きいと判断した場合には前記表示手段にエラー表示させる表示制御手段と、を備える構成とした。
【0005】
この文書編集装置や製版装置の構成によれば、第二の演算手段が入力手段により入力されたデータに基づいて出力画像のサイズを求め、選択手段が、その第二の演算手段により求められた出力画像のサイズに応じたサイズの出力媒体を複数の異なるサイズの出力媒体から自動的に選択するので、データのサイズに応じてより適切なサイズの出力媒体が選択される。
【0006】
また、この文書編集装置や製版装置は、前記選択手段によりどのサイズの出力媒体が選択されたのかを表示制御手段の制御により表示する表示手段を有しているので、利用者は、表示手段の表示を参照することにより、適切なサイズの出力媒体を装置に装着でき、出力画像に対してバランスのとれた出力媒体を用いることができる。
【0007】
また、この文書編集装置における判断手段による判断は、当該文書編集装置において出力画像のサイズに影響する操作が行われる毎に実行される第一の演算手段と共に実行されるよう構成されている。また、この製版装置における判断手段による判断は、当該製版装置において出力画像のサイズに影響する操作が行われる毎に実行される第一の演算手段と共に実行されるよう構成されている。
【0008】
よって、利用者はデータ入力を行いつつ、リアルタイムで予め定められた所定のサイズを超えているか否かを知ることができる。
【0009】
請求項2に記載の文書編集装置においては、前記選択手段は、前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズが、当該文書編集装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のいずれよりも大きい場合にはエラーと判定し、前記表示制御手段は、前記選択手段がエラー判定した場合には、前記表示手段にエラー表示させるように構成されている。
【0010】
請求項4に記載の製版装置においては、前記選択手段は、前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズが、当該製版装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のいずれよりも大きい場合にはエラーと判定し、前記表示制御手段は、前記選択手段がエラー判定した場合には、前記表示手段にエラー表示させるように構成されている。
【0011】
さらに請求項5に記載の製版装置は、前記出力媒体はインクを含浸可能な多孔性シートからなり、前記画像形成手段は前記多孔性シートを画像情報に基づき加熱溶融することにより前記多孔性シートの表面にインク透過部分とインク非透過部分からなる画像を形成するように構成されている。
【0012】
この構成によれば、多孔性シートを製版してスタンプの印面を形成することができ、その際、多孔性シートが複数サイズ用意されていれば、入力したデータのサイズに応じて適切なサイズが自動的に選択され、表示手段に表示される。また、複数サイズのうちの最大サイズに収まらない場合についてはエラー表示される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の文書編集装置の実施の形態であるスタンプ製版装置100について説明する。図1は、スタンプ製版装置100の外観を示す図である。スタンプ製版装置100は、種々の文字キーや操作キーが配置されたキーボード60を有する装置本体101と装置本体101後方(図中上方)に開閉可能に設けられたカバー103とを有している。装置本体101のキーボード部60より後方(図中上方)には、さらに入力された文字列や操作に伴う各種のメッセージなどを表示するための表示装置102が設けられている。表示装置102はLCD(液晶表示板)を有している。キーボード60は、数字・アルファベットを入力するための数字・アルファベットキー60A、ひらがな・カタカナを入力するためのかなキー60B、データ入力後に製版を実行させるプリントキー60C、表示装置102上に表示されるカーソルを移動させるためのカーソルキー60D、スタンプ製版装置100の電源をオン・オフするための電源キー60E、入力した文字・記号の回りに枠を設定する枠設定キー60F、入力する文字種(数字・アルファベットの別、ひらがな・カタカナの別)を切り換えるための文字種選択キー60G、入力文字のサイズを変更する文字サイズ変更キー60H、各種の機能の設定を実行させる(機能設定を確定する)実行キー60J、機能設定を確定しないで取りやめるための取消キー60K、後述するROMに格納されているイラストデータを読み出して使用するためのイラストキー60L、入力した文字を削除するための削除キー60M等を有している。
【0014】
装置本体101のカバー103に覆われた部分には、後述する印版保持装置11を挿入し固定するための印版挿入部104が形成されている。また、カバー103の図中左右方向両端部には、アーム80Aおよび80Bが形成されており、アーム80A、80Bの他端は後述するフレームに、所定の回転軸回りに回転可能に支持されている。カバー103は、該回転軸回りにアーム80Aおよび80Bを回転させつつ、開閉(印版挿入部を覆う状態と、露出させた状態)することが可能となっている。
【0015】
図2は、図1に示すスタンプ製版装置100による製版の対象となる多孔性シート1の斜視図である。多孔性シート1としては、例えば連続気泡を有する発泡性樹脂のシートが使用可能である。多孔性シート1は、そのままの状態では含浸したインクを透過させる性質があるが、加熱して表面を溶融させると連続気泡がつぶされインクを透過しない非透過性の膜が形成される。図2に示す例では、多孔性シート1の縁部4および側面5を加熱処理してインク非透過な部分としている。さらに、縁部4を形成することによってできた段差部分の側面3もインク非透過部分となるよう加熱溶融処理されている。図中上面が印面(製版面)2として用いられる面である。
【0016】
多孔性シート1は、微細な連続気泡を有する、硬質あるいは半硬質のポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などにより構成される。なお、ゴム系の材料も使用可能である。本スタンプ製版装置100において用いられる多孔性シート1の厚さは、1〜3mm程度である。なお、多孔性シート1の形状は図2のような形状(すなわち、周辺部が熱処理されインク非透過部3、4、5が形成された形状)に限られるものではない。熱処理されていない多孔性シートを用いることも可能である。
【0017】
図3は、図2に示す多孔性シート1の印面2に対し製版が行われて文字6を有する製版面が形成された、製版済の印版10を示す図である。図3に示す例では、製版面2の文字6の部分のみがインク透過状態のまま残され、文字部(A、B、C)6以外の部分に熱が加えられてインク非透過部7が形成されている。この印版10を用いてスタンプを押す場合には、印面にインクを塗布し、不必要な部分を拭き取る。すると、インク含浸部である文字部(A、B、C)6にはインクが滲み込み、インク非透過部7のインクは拭い去られる。この状態で、印版10を紙などに圧接させれば、文字部6からインクが滲み出して転写されることになる。
【0018】
図4はスタンプ製版装置100で多孔性シート1の印面2を製版する際に、多孔性シート1を保持して製版装置100に装着するために用いられる印版保持装置11の構造を示す図である。また、図5は多孔性シート1が印版保持装置11に保持されている様子を示す図である。
【0019】
印版保持装置11は、シート状の記録媒体である、長方形平板状の多孔性シート1の裏面を支持する支持体12と把手部14を有している。支持体12の表面側(図4における上方側)には、多孔性シート1を保持する長方形状の保持凹部18が溝状に形成されており、保持凹部18の段部の長手方向に沿って一対の係止爪13、13が形成されている。また、保持凹面18の底面には、長手方向に沿って、感圧弱接着剤層17が帯状に設けられている。多孔性シート1は、印面2の裏面を上記感圧弱接着剤層17に当接させ、長手方向に沿った両側面1a、1aが一対の係止爪13、13に弾性的に係止された状態で、印版保持装置11に保持される。なお、この時、多孔性シート1の一端は、保持凹部18の一端部に形成された溝部15にもぐり込んだ状態で保持される。多孔性シート1の一端を溝部15にもぐり込ませるために、保持凹部18の溝部15近傍は傾斜面16として形成されている。
【0020】
この構成において多孔性シート1を印版保持装置11に装着するには、まず多孔性シート1の長辺方向における一端部を傾斜面16に沿って滑らせて溝部15に挿入し、次に一対の係止爪13、13の間において、印面2の裏側の面を感圧弱接着剤層17に押しつけるようにして挿入する。多孔性シート1の印面2の裏面は印版保持装置11の保持凹部18に、感圧弱接着剤17により弱い接着力で固定されると共に、側面1a、1aが係止爪13、13により弾性的に係止される。しかも、多孔性シート1の長手方向位置端部は溝部15に挿入された状態であるため、多孔性シート1は印版保持装置11に確実に装着されることになる。
【0021】
図6〜図8はスタンプ製版装置100の内部の製版ユニット600を取り出して示す図である。図6は斜視図、図7は図6のVII-VII断面図、図8は、図6のVIII-VIII矢視図である。製版ユニット600は、各部材を固定するためのフレーム61を有し、フレーム61の左右両側には側壁61a、61bが立設されている。側壁61a、61b間には、キャリッジ63を案内するためのガイドロッド64と、キャリッジ63を案内しかつキャリッジ63に搭載されたサーマルヘッド65を昇降させるためのカム体66を操作するためのヘッド位置切換ロッド67とが架設されている。カム体66はヘッド位置切換ロッド67に対して回動不能でありかつ軸方向に摺動可能に装着されている。ヘッド位置切換ロッド67は前記左右側壁61a、61bに設けた軸受け73に回転自在に軸支されている。
【0022】
前記多孔性シート1は、印面2を露出した状態で印版保持装置11に装着され、図1に示す印版挿入部104に挿入されて、図7および図8に仮想線にて示すように、キャリッジ63の通過位置上方に図示しない係止支持手段により固定される。キャリッジ63はガイドロッド64とヘッド位置切換ロッド67とにより左右移動自在に支持され、キャリッジ63の前端には左右に延びる所定長さのラック68が一体的に設けられている。フレーム61の前面壁61cに固定した正逆回転可能な駆動モータ69の軸に固定された駆動ピニオン70から前面壁61cの裏面に配置した減速ギア群71を介してピニオンギア72に動力を伝達し、このピニオンギア72をラック68に噛み合わせて、キャリッジ63を左右(図3および図4の矢印A方向と矢印B方向)に移動させることができるように構成されている。
【0023】
キャリッジ63には、カム当接板74とヘッド放熱板75とがヘッド位置切換ロッドと直交する方向の支軸76を介して上下回動可能に装着され、ヘッド放熱板75の上面上端側にサーマルヘッド65が固定されている。サーマルヘッド65は、周知のサーマルプリンタに用いられるサーマルヘッドと同様の構成であって、例えば、印面2と平行でキャリッジの進行方向と直交する方向に128個の点状発熱素子が1列に配置されたものである。なお、この点状発熱素子の列の長さは、印面2の横幅寸法(キャリッジ63の進行方向と直行する方向における長さ)より若干長くなるように設定されている。
【0024】
カム当接板74の上面とヘッド放熱板75の裏面との間に設けられた付勢バネ77によりヘッド放熱板75は常時付勢されている。カム当接板74の下面に当接するように楕円形状に形成されたカム体66は、ヘッド位置切換ロッド67を図6の矢印Cまたは矢印D方向に回動させることにより姿勢変更でき、カム体66を横長状に寝かせた姿勢では、サーマルヘッド65が固定された放熱板75は下方にリリースされ、カム体66を縦長状の起立した姿勢にすると、カム当接板74と付勢バネ7を介してヘッド放熱板75が上方向に回動し、サーマルヘッド65が位置固定されて装着された多孔性シート1の印面2に圧接するように構成されている。
【0025】
なお、ヘッド位置切換ロッド67の端部に取り付けられたギア78および右側壁61bに軸支されたギア79とこれを回動させるアーム80A、80B(図1参照)により、ヘッド位置切換ロッド67を矢印Cまたは矢印D方向に回動させて、カム体66の姿勢を変更させることができる。なお、アーム80A、80Bは図1に示すようにカバー103に固定されている。カバー103を閉じた状態では、ヘッド位置切換ロッド67は矢印D方向に回動され、図7に示すように、カム体66が縦長の姿勢となる。また、カバー103を開いた状態ではヘッド位置切換ロッド67は矢印C方向に回動され、図8に示すように、カム体66が横長の姿勢となる。すなわち、カバー103を閉じた状態ではサーマルヘッド65が印面2に圧接し(図7参照)、カバー103を開いた状態ではサーマルヘッド65は印面2からリリースした状態になる(図8参照)。
【0026】
本スタンプ製版装置100においては、キャリッジ63の初期位置を図6における右端の位置としている。そして、常にキャリッジ63を初期位置から図6における矢印Aの方向に移動させて製版を行う。製版を行った後は、印版保持装置11が印版挿入部104から抜き取られるまではキャリッジ63は移動せず、印版保持装置11が印版挿入部104から抜き取られた後、キャリッジ63を初期位置に戻すようになっている。
【0027】
製版後にキャリッジ63を初期位置に戻すための機構について、図9〜図11を参照して説明する。図9は、キャリッジ63の位置検出機構を説明するための図で、図6の上方から見た場合のキャリッジ63、マイクロスイッチ93および操作部材92の位置関係を示している。図9において、マイクロスイッチ93は、キャリッジ63が図6および図7において右側に移動して所定の原点位置に到達したことを検出するためのスイッチであり、操作部材92はキャリッジ63により操作されてマイクロスイッチ93をオン・オフするもので、いずれもフレーム61に設けられている。なお、後述するが、この位置検出機構は印版保持装置11がスタンプ製版装置100に装着されているか否かを検出する印版検出機構としても機能する。
【0028】
操作部材92は支軸92Xを中心として回動可能となっており、図9に示すように弾性を有しU字型に形成されてフレーム61に当接するU字部92aと、マイクロスイッチ93に当接する当接部92b、U字部のフレーム61に当接していない側に、印版保持装置11が挿入される側(図9においては上方)に突出して設けられた第1の操作部92cと、キャリッジ63の移動方向に沿って(図中左側に向かって)突出した第2の操作部92dとを備えている。
【0029】
図9は、製版が終わり、印版保持装置11が挿入部104から抜き取られた直後の状態を示している。この時にはU字部92aの弾性により操作部材92は図9に示す姿勢となる。すなわち当接部92bがマイクロスイッチ93から離れており、マイクロスイッチ93はオフ状態となっている。キャリッジ63が図9において右方向に移動して図10に示す状態となった場合について説明する。キャリッジ63には第1の操作部92cと当接する突起部63Pが形成されている(図6、図8参照)。キャリッジ63は図10に示す位置に到達すると、突起部63Pが第1の操作部92cの先端のテーパー部に当接し、U字部92aの弾性力に反して操作部材92を時計回りに回動させる。すると、当接部92bがマイクロスイッチ93をオンする。この、キャリッジ63の突起部63Pにより操作部材92が回動されて当接部92bがマイクロスイッチ93をオンする時のキャリッジ63の位置を原点位置とする。マイクロスイッチ93がオンすると、キャリッジ63を逆方向に所定量戻して停止させる。この時の停止位置がキャリッジ63の初期位置となる。キャリッジ63が初期位置にあるときには、マイクロスイッチ93はオフ状態となっている。従って、マイクロスイッチ93はキャリッジ63が原点位置にあるときにオンする。
【0030】
図11は、印版保持装置11を挿入部104に挿入した場合の操作部材92の位置を示す図である。キャリッジ63が上記の原点位置にある時以外は、操作部材92は図9に示されるような状態となっており、マイクロスイッチ93はオフとなっている。印版保持装置11を挿入部104に挿入すると、印版保持装置11の支持体12の側面が操作部材92の第2の操作部92dを押すことにより、図11に示すように操作部材92を図9に示す位置から時計回りに回転させる。操作部材92が時計回りに回動するため、キャリッジ63が原点位置に到達した場合と同様に、操作部材92の当接部92bがマイクロスイッチ93をオンする。従って、マイクロスイッチ93は、キャリッジ63が原点位置にあるとき、または印版保持装置11が挿入部104に挿入された場合に、オンとなる。即ち、マイクロスイッチ93により、キャリッジ63が原点位置に到達したことと、印版保持装置11が装着されたことの両方を検出することができる。
【0031】
図12は、スタンプ製版装置100の制御ユニット210を示す図である。図12に示すように、制御ユニット210には、キーボード60と、サーマルヘッド65と、キャリッジモータ69と、表示装置(液晶ディスプレイ)102と、マイクロスイッチ93が接続されている。
【0032】
制御ユニット210は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、製版用CG−ROM214と、表示装置102への表示の為の表示用CG−ROM215と、キーボード60及びマイクロスイッチ93に接続された入力インタフェース216と、出力インタフェース217とを有しており、これらはバス218により相互に接続されている。更に、制御ユニット210には、出力インタフェース217に夫々接続された、ヘッド駆動回路219、モータ駆動回路220と、表示装置駆動回路221とが設けられている。
【0033】
ROM212には、この製版装置100の全体の作動を制御する制御プログラムが格納されている。
【0034】
RAM213には、入力データを記憶する入力バッファ224、製版用データを記憶する製版バッファ225、各種の処理の作業領域などとして用いられるシフトレジスタ226、その他種々のカウンタやレジスタが設けられている。
【0035】
製版用CG−ROM214には、製版対象となる多数の文字のドットパターンデータがコードデータと対応付けて記憶され、また、表示用CG−ROM215には、製版対象となる多数の文字の表示用ドットパターンデータがコードデータと対応付けて記憶されている。
【0036】
図13は、スタンプ製版装置100の処理を表すフローチャートである。スタンプ製版装置100は、3種類の異なる長さの多孔性シート1を利用することができる。以下の記載においては、この3種類の多孔性シートを、最も長さが長いものから順にL印面、M印面、S印面と呼ぶ。
【0037】
図13のフローチャートはスタンプ製版装置100に電源を投入した時に開始される。図13の処理が開始されると、CPU211は、まずステップS101(以下の記載では、単にS101、S103のように省略して表記する)において、印版保持装置11がスタンプ製版装置100に装着されているか否かを判定する。本スタンプ製版装置100は、利用者が印字を開始すると、入力されたデータを用いて製版することのできる最適なサイズの多孔性シートを、上記のL印面、M印面、S印面の中から選び表示装置102に表示するようになっている。このため、電源投入時に既に印版保持装置11が装着されている場合には一旦取り外すようにメッセージを表示するようになっている。S101において、印版保持装置11が装着されていると判定された場合には(S101:YES)、CPU211は、表示装置102に「保持装置を取り外して下さい」というメッセージを表示する。
【0038】
印版保持装置11が電源投入時には装着されていない場合、もしくはS103にてメッセージが表示された後利用者が印版保持装置11を取り外した場合には、CPU211はS101にてNOと判定し、S105において装置の初期設定を行う。初期設定ではキャリッジ63の初期位置への移動が行われる。前述のように、製版はキャリッジ63が初期位置から移動を開始して行われる。このため、S105において、キャリッジ63を図7の右方向へ移動させ、マイクロスイッチ93により原点に到達したことを検出した後、逆方向へ所定量移動させて初期位置に位置させる。なお、S105において初期設定を行っている間は、表示装置102に準備中である旨の表示が行われる。
【0039】
S105において初期設定が終了すると、CPU211は、キー操作に応じた処理をS107以降のステップで実行する。キー入力が無い場合には(S107:NO)、処理はS107を繰り返す待機状態となる。キー入力が行われると、CPU211は、入力キーに対応した処理をS109で実行する。ここで入力キーに対応した処理とは、たとえば、通常の文字入力、文字列の選択処理、選択された文字列のサイズ変更、文字の削除、カーソルの移動、入力文字種の変更等の処理である。なお、製版開始キーが操作された場合には、以下に説明するS113からの処理が実行され、S109では処理は行われない。
【0040】
S111では、製版開始キーが操作されたか否かが判定される。製版開始キーが操作されなかった場合には(S111:NO)、CPU211はS141からの処理を実行する。S141では、操作されたキーが製版サイズの変更に関するキーであるか否かが判定される。製版サイズの変更に関するキーとは、例えば、数字・アルファベットキー60A、かなキー60B、機能設定の後に操作される実行キー60J、機能設定の実行を取りやめる取消キー60K、カーソルキー60D、文字削除キー60M等がある。本実施の形態のスタンプ製版装置100においては、複数の文字種(数字、アルファベット、かな等)を扱うことができる。これらの文字は、製版用のビットマップおよび表示用のビットマップのデータとしてそれぞれ製版用CG−ROM214および表示用CG−ROM215に、文字種毎に複数のサイズのデータが格納されている。また、本実施の形態においては、文字サイズが同一であれば各文字種毎に文字幅は同一となっている。すなわち、文字種と文字サイズならびに文字数が決まれば、製版(画像形成)に必要なサイズを算出することができる。これら、文字サイズ、文字種毎の文字幅はROM212に格納されている。なお、本実施の形態では、同種の文字の幅が全て同じであるいわゆる等幅のフォントを用いているが、文字毎に幅の異なるいわゆるプロポーショナルフォントを用いた場合でも、各文字の文字幅をデータとして記憶していれば、各文字幅を加算することにより製版に必要なサイズを算出することができる。
【0041】
S141において、製版サイズの変更に関するキーが操作されたと判定された場合には(S141:YES)、S143において製版に必要なサイズが計算される。スタンプ製版装置100は、製版できる最もサイズの大きい印面がL印面であるため、CPU211は、サイズ計算の結果得られた長さが、L印面に収まる長さかどうかをS145にて判定する。サイズ計算の結果がL印面に入る長さであれば(S145:YES)、そのまま処理はS107に戻り、次のキー入力の待機状態となる。サイズ計算の結果得られた長さが、L印面に入らない長さであった場合には(S145:NO)、S147において、入力されたデータが正しく製版されないことを利用者に表示装置102により示すオーバーエラー表示処理を実行した後に、S107に処理を戻す。
【0042】
S111において、製版開始キーが操作され製版開始指令がCPU211に送られたと判定された場合には、S113において、S143と同様のサイズ計算が実行される。次に、CPU211は、サイズ計算の結果得られた製版に必要な長さに基づき、製版する文字列がS印面に入るか否かを判定する(S115)。CPU211が、S印面に製版可能であると判定した場合には(S115:YES)、S117で、S印面を有する多孔性シート1を装着するように表示装置102にメッセージを表示する。そして、S127で、利用者が実行キーを操作するのを待つ。利用者が実行キーを操作すると(S127:YES)、S129において印版保持装置11が装着されたことを、マイクロスイッチ93がオンになっているかどうかにより確認する。もしも、印版保持装置11がスタンプ製版装置100に装着されていない場合には(S129:NO)、処理はS127に戻る。即ち、確実に印版保持装置11がスタンプ製版装置100に装着された状態で実行キーが操作されない限りはS127とS129が繰り返されることになる。
【0043】
S129で、印版保持装置11が装着されていることが確認されると(S129:YES)、CPU211は、S131において、サーマルヘッド65およびキャリッジモータ69を駆動して、印版保持装置11に保持された多孔性シート11の表面をデータに基づいて選択的に溶融して製版を行う。製版を実行している間は製版実行中である旨のメッセージが表示装置102に表示される。
【0044】
製版が終了すると、処理はS101に戻りさらにS103へ進んで、製版が完了した印版を取り外すよう利用者にメッセージを表示する。利用者が製版の完了した多孔性シート1を保持した印版保持装置11をスタンプ製版装置100から取り外すと、S101からS105に処理が進み、キャリッジ63は再び初期位置に戻される。
【0045】
S115において、CPU211が、サイズ計算の結果得られた長さがS印面には入らないと判定した場合には、S119において、M印面に入るか否かの判定が行われる。M印面に入ると判定した場合には、S121に処理を進め、M印面の多孔性シート1を装着するようメッセージを表示する(S121)。その後の処理は、上述のS印面に製版する場合と同様である。
【0046】
S119において、CPU211が、サイズ計算の結果得られた長さがM印面には入らないと判定した場合には、S123において、L印面に入るか否かの判定が行われる。L印面に入ると判定した場合には、S123に処理を進め、L印面の多孔性シート1を装着するようメッセージを表示する(S125)。その後の処理は、上述のS印面に製版する場合、M印面に製版する場合と同様である。
【0047】
S123において、CPU211が、サイズ計算の結果得られた長さがL印面に入らないと判定すると、処理をS147に進めて、オーバーエラー表示を表示装置102に表示し、製版処理は実行しない。
【0048】
以上説明したスタンプ製版装置100において、キーボード60に設けられたデータ入力に使用される各キーが入力手段に相当する。また、CPU211により制御されて発熱駆動されるサーマルヘッド65およびサーマルヘッド65の駆動に同期して移動するキャリッジ63が画像形成手段として機能する。CPU211により実行されるS113およびS143の処理がそれぞれ演算手段に相当する。また、表示装置102が表示手段として機能する。さらに、選択手段は、CPU211により実行されるS115、S119およびS123の処理により構成される。また、請求項4における判断手段はCPU211により実行されるS145の処理により構成される。また、出力画像のサイズが前記所定のサイズを越えているか否かを判定する判定手段はCPU211により実行されるS145の処理により構成される。
【0049】
【発明の効果】
以上のように構成された文書編集装置によれば、製版が開始されると(S111:YES)、画像サイズに対応した印版のサイズが自動的に選択されるので、不必要に大きな多孔性シートを印面として用いることがなく、出力媒体を無駄に消費することのない、効率の良い製版装置を提供することが可能となる。
【0050】
また、選択された印面は、表示手段を介して利用者に知らされるため、利用者は表示されたサイズの出力媒体を装着するだけで出力画像に対してバランスの取れた印版を製版することができる。また、表示される印面サイズは製版のために必要な最小限のサイズとも考えられるため、表示されたサイズを下回らない範囲で所望のサイズの出力媒体を選択することが可能である。
【0051】
また、利用者がデータ入力を行っている間、製版装置により製版することのできる最大サイズの印面に入力データを画像形成することが可能か否かを、リアルタイムで判定し、最大サイズを越えるデータが入力された場合にはエラー表示を行うように構成されているため、利用者は入力しているデータ量を容易に調整することができる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1に記載の文書編集装置又は請求項3に記載の製版装置によれば、第二の演算手段が入力手段により入力されたデータに基づいて出力画像のサイズを求め、選択手段が、その第二の演算手段により求められた出力画像のサイズに応じたサイズの出力媒体を複数の異なるサイズの出力媒体から自動的に選択するので、単に、データが納まるサイズの出力媒体が選択されるのではなく、データに応じてデータの出力に適したサイズの出力媒体が選択されるため、出力媒体を無駄に消費することが無く、効率の良い画像出力が可能となる。
【0053】
また、当該文書編集装置又は製版装置によれば、選択された媒体を利用者に対して表示するよう構成されるため、利用者は表示されたサイズの出力媒体を装着するだけで出力画像に対してバランスの取れた出力媒体を用いることができる。また、表示される出力媒体のサイズは必要最小限のサイズとも考えられるため、利用者は表示されたサイズを下回らない範囲で所望のサイズの出力媒体を選択することも可能となる。
【0054】
また、当該文書編集装置によれば、出力画像のサイズが、当該文書編集装置において画像形成可能な複数の異なるサイズの出力媒体のうちの最大サイズよりも大きいか否かを判断する判断手段の判断は、出力画面のサイズに影響する操作が行われる毎に実行される第一の演算手段と共に実行されるので、データ入力を行いつつ、リアルタイムで出力媒体の最大サイズを超えているか否かを知ることができ、入力しているデータ量を容易に調整することができる。また、当該製版装置によれば、出力画像のサイズが、当該製版装置において画像形成可能な複数の異なるサイズの出力媒体のうちの最大サイズよりも大きいか否かを判断する判断手段の判断は、出力画面のサイズに影響する操作が行われる毎に実行される第一の演算手段と共に実行されるので、データ入力を行いつつ、リアルタイムで出力媒体の最大サイズを超えているか否かを知ることができ、入力しているデータ量を容易に調整することができる。
【0055】
請求項2に記載の文書編集装置によれば、第二の演算手段により求められた出力画像のサイズが当該文書編集装置において画像形成可能な複数の異なるサイズの出力媒体のいずれよりも大きい場合には、選択手段はエラーと判定し、表示手段にエラーが表示される。すなわち、全てのデータを画像として出力できない場合には画像形成することなくエラーの発生が利用者に知らされるので、出力媒体を無駄に消費することが無くなる。また、利用者は入力データのサイズを気にかけることなくデータ入力を行うことができる。
【0056】
請求項4に記載の製版装置によれば、第二の演算手段により求められた出力画像のサイズが当該製版装置において画像形成可能な複数の異なるサイズの出力媒体のいずれよりも大きい場合には、選択手段はエラーと判定し、表示手段にエラーが表示される。すなわち、全てのデータを画像として出力できない場合には画像形成することなくエラーの発生が利用者に知らされるので、出力媒体を無駄に消費することが無くなる。また、利用者は入力データのサイズを気にかけることなくデータ入力を行うことができる。
【0057】
請求項5に記載の製版装置によれば、多孔性シートを製版してスタンプの印面を形成することができ、その際、多孔性シートが複数サイズ用意されていれば、入力したデータのサイズに応じて適切なサイズが自動的に選択され、表示手段に表示される。また、複数サイズのうちの最大サイズに収まらない場合についてはエラー表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンプ製版装置100の外観を示す図である。
【図2】図1に示すスタンプ製版装置100による製版の対象となる多孔性シート1の斜視図である。
【図3】図2に示す多孔性シート1に対し製版が行われて文字6の版が形成された様子を示す図である。
【図4】多孔性シート1を保持して製版装置100に装着するために用いられる印版保持装置11の構造を示す図である。
【図5】多孔性シート1が印版保持装置11に保持されている様子を示す図である。
【図6】スタンプ製版装置の製版ユニット600の斜視図である。
【図7】図6のVII-VII断面図である。
【図8】図6のVIII-VIII矢視図である。
【図9】図6の製版ユニット600を上方から見た場合のキャリッジ63、マイクロスイッチ93および操作部材92の位置関係を示す図である。
【図10】図9のキャリッジ63が右方向に移動して原点位置に到達した状態でのキャリッジ63、マイクロスイッチ93および操作部材92の位置関係を示す図である。
【図11】印版保持装置11を挿入部104に挿入した場合の操作部材92の位置を示す図である。
【図12】スタンプ製版装置100の制御ユニット210を示す図である。
【図13】スタンプ製版装置100の処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 多孔性シート
3 側面
4 縁部
5 側面
11 印版保持装置
12 支持体
14 取っ手部
60 キーボード
600 製版ユニット
61 フレーム
61a 側壁
61b 側壁
63 キャリッジ
64 ガイドロッド
65 サーマルヘッド
66 カム体
67 ヘッド位置切換ロッド
68 ラック
69 駆動モータ
70 駆動ピニオン
71 減速ギア群
72 噛み合いギア
74 カム当接板
75 ヘッド放熱板
76 支軸
77 付勢バネ
78 ギア
79 ギア
80 レバー
80A アーム
80B アーム
92 操作部材
92a U字部
92b 当接部
92c 第1の操作部
92d 第2の操作部
93 マイクロスイッチ
100 スタンプ製版装置
101 装置本体
102 表示装置
103 カバー
104 印版挿入部
118 バス
210 制御ユニット
211 CPU
212 ROM
213 RAM
214 製版用CG−ROM
215 表示用CG−ROM
216 入力インターフェース
217 出力インターフェース
219 ヘッド駆動回路
220 モータ駆動回路
221 表示装置駆動回路
224 入力バッファ
225 製版バッファ
226 シフトレジスタ

Claims (5)

  1. 文書データを入力するための入力手段と、複数の異なるサイズの出力媒体に対して、前記入力手段により入力された前記文書データに基づいて画像形成することが可能な画像形成手段を有する文書編集装置において、
    当該文書編集装置において出力画像のサイズに影響する操作が行われる毎に、前記入力手段により入力された文書データに基づいて出力画像のサイズを求める第一の演算手段と、
    前記第一の演算手段により出力画像のサイズが求められる度に、当該出力画像のサイズが当該文書編集装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のうちの最大サイズよりも大きいか否かを判断する判断手段と、
    当該文書編集装置において、画像形成開始を指示する操作が行われた後に、前記入力手段により入力された文書データに基づいて出力画像のサイズを求める第二の演算手段と、
    前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズに応じたサイズの出力媒体を前記複数の異なるサイズの出力媒体から選択する選択手段と、
    表示手段と、
    前記選択手段によりどのサイズの出力媒体が選択されたのかを前記表示手段に表示させ、前記判断手段が出力画像のサイズが前記最大サイズよりも大きいと判断した場合には前記表示手段にエラー表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする文書編集装置。
  2. 前記選択手段は、前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズが、当該文書編集装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のいずれよりも大きい場合にはエラーと判定し、
    前記表示制御手段は、前記選択手段がエラー判定した場合には、前記表示手段にエラー表示させることを特徴とする請求項1に記載の文書編集装置。
  3. 出力媒体に画像を形成する製版装置であって、
    データを入力するための入力手段と、
    複数の異なるサイズの出力媒体に対して、前記入力手段により入力された前記データに基づいて画像形成することが可能な画像形成手段と、
    当該製版装置において出力画像のサイズに影響する操作が行われる毎に、前記入力手段により入力されたデータに基づいて出力画像のサイズを求める第一の演算手段と、
    前記第一の演算手段により出力画像のサイズが求められる度に、当該出力画像のサイズが当該製版装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のうちの最大サイズよりも大きいか否かを判断する判断手段と、
    当該製版装置において、製版開始を指示する操作が行われた後に、前記入力手段により入力されたデータに基づいて出力画像のサイズを求める第二の演算手段と、
    前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズに応じたサイズの出力媒体を前記複数の異なるサイズの出力媒体から選択する選択手段と、
    表示手段と、
    前記選択手段によりどのサイズの出力媒体が選択されたのかを前記表示手段に表示させ、前記判断手段が出力画像のサイズが前記最大サイズよりも大きいと判断した場合には前記表示手段にエラー表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする製版装置。
  4. 前記選択手段は、前記第二の演算手段により求められた出力画像のサイズが、当該製版装置において画像形成可能な前記複数の異なるサイズの出力媒体のいずれよりも大きい場合にはエラーと判定し、
    前記表示制御手段は、前記選択手段がエラー判定した場合には、前記表示手段にエラー表示させることを特徴とする請求項3に記載の製版装置。
  5. 前記出力媒体はインクを含浸可能な多孔性シートからなり、前記画像形成手段は前記多孔性シートを画像情報に基づき加熱溶融することにより前記多孔性シートの表面にインク透過部分とインク非透過部分からなる画像を形成することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の製版装置。
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