JP2000263866A - 長尺印刷媒体印刷装置 - Google Patents

長尺印刷媒体印刷装置

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JP2000263866A
JP2000263866A JP11111269A JP11126999A JP2000263866A JP 2000263866 A JP2000263866 A JP 2000263866A JP 11111269 A JP11111269 A JP 11111269A JP 11126999 A JP11126999 A JP 11126999A JP 2000263866 A JP2000263866 A JP 2000263866A
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cutting
long
cutter
cut
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JP11111269A
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Kenki Yokoshima
謙樹 横島
Kenji Nakajima
健司 中島
Satoji Nomoto
里司 野本
Kazuhiro Oshida
和弘 押田
Masatsugu Furuya
将継 古矢
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Canon Semiconductor Equipment Inc
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Nippon Typewriter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブやラベルテープをハーフカットする
場合に異なる条件下に於いて最適な深度でハーフカット
を施すことができるようにする 【解決手段】 カッタ10とカッタ移動規制突部20b
を備えたカッタ受け台20とにより構成されるハーフカ
ット手段と、このハーフカット手段を作動させるための
駆動源16と駆動伝達カム22とを有するチューブプリ
ンタ1において、変更された切断深度に基づいてハーフ
カット移動量を制御する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案は、チューブやテープ
等の長尺印刷媒体に文字を印刷し、所定の長さにハーフ
カットする長尺印刷媒体印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チューブやテープ等の長尺印刷媒
体印刷装置として特開平8−238821号公報に記載
されるチューブプリンタが知られており、このチューブ
プリンタは図2に示すようにチューブTに文字などを印
刷するサーマルヘッド7およびプラテンローラ6と、チ
ューブTをこのサーマルヘッド7およびその下流側のハ
ーフカット手段10およびはさみ11に向けて搬送する
一対の搬送ローラ8a、8bおよびプラテンローラ6と
対になるピンチローラ5を有し、文字データや、印刷本
数や、長さなどの個々の入力データに基づいて、チュー
ブTを搬送し、印刷し、所定長さの所定本数に切断する
ものであった。
【0003】また、このチューブプリンタは、操作者が
印刷物を利用しやすいよう印刷後にハーフカット処理が
行えるもので、図3に示すとおりカッタ受け台20のカ
ッタ受け面20aにエンボス20b、20cを設けてカ
ッタ10の移動を規制し、テープであれば基体のみ、チ
ューブであれば図15に示すようにある一定の深度まで
部分的に切断するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな長尺印刷媒体印刷装置において、剥離紙付粘着テー
プ等のテープ状媒体の基体のみを確実に切断する様にし
たハーフカット機構を、チューブのハーフカットに使用
すると、チューブに最適な切断深度よりも深く切断して
しまう傾向があった。
【0005】さらに、チューブの場合、周辺温度の等の
環境やチューブの種類および外径の変更による切断深度
が大きく変化するため、最悪の場合全切りしてしまうこ
とがあった。
【0006】この対策として、前記カッタ受け台20を
交換し、エンボス20b、20cの高さを高くする方法
が考えられていたが、その交換作業は操作者にとって負
担であり、さらに前述するようにチューブは環境等によ
る切断の影響が大きく、またチューブハーフカット刃の
磨耗による影響も大きいので切断深度をコントロールす
ることは容易でないといった問題が生じていた。
【0007】本考案は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、異なる長尺印刷媒体および異な
る条件下に於いて最適な深度でハーフカットを施すこと
ができる長尺印刷媒体印刷手段を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明の長尺印
刷媒体印刷装置は、長尺印刷媒体を搬送する長尺印刷媒
体搬送手段と、搬送された長尺印刷媒体に入力された文
字や記号等の印刷データを印刷する印刷手段と、この印
刷手段の下流側に備えられると共にカッタとカッタ受け
台より構成され、そのどちらか一方にカッタ移動規制突
部を備えることで長尺印刷媒体の一部を残して切断する
ハーフカット手段と、このハーフカット手段を作動させ
るための駆動源と駆動伝達手段から構成されるハーフカ
ット駆動手段と、前記印刷データに基づき、長尺印刷媒
体を搬送し、印刷し、ハーフカットさせる制御手段とを
備えた長尺印刷媒体印刷装置において、前記、長尺印刷
媒体切断手段の切断深度を変更する切断深度変更手段
と、変更された切断深度に基づいてハーフカット駆動手
段を制御する切断駆動制御手段とを、備えたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】以上のような本発明構成によれば、長尺印刷媒
体のハーフカット時に、その切断の状況、媒体の種類あ
るいは環境にあった適切な切断深度に調整することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図より説明す
る。図1はチューブプリンタのカッタ周辺部平面図、図
2は本プリンタの全体平面図、図3はチューブプリンタ
のカッタ周辺部側面図、図4は本プリンタの電気的構成
を示すブロック図である。
【0011】チューブプリンタ1は、熱転写方式の印刷
手段を用いたチューブTおよびラベルテープに印刷する
印刷装置であって、その機台1にはアルファベット等の
文字入力や印刷実行等の指示を与えるキーボード2(入
力部)と、入力された文字の表示や操作者に対する操作
の指示を表示する表示部3(液晶ディスプレイ)と、プ
ラテンローラ6やサーマルヘッド7やチューブやラベル
テープをハーフカットするカッタ10と、チューブTや
ラベルを全切りカットするはさみ11等を備えた印刷部
4とより構成されている。
【0012】前記キーボード2には、文字キー群20
1、実行キー202、印刷キー203の他に、このキー
を押すことによってチューブハーフカットの切断量を変
更する切断量「+」キー204と、切断量「−」キー2
05が設けられている。
【0013】また印刷部4には、プラテンローラ6、サ
ーマルヘッド7、カッタ10、はさみ11の他に、チュ
ーブやラベルをサーマルヘッド7に向けて搬送する一対
の搬送ローラ8a、8bと、サーマルヘッド7の下流側
に於いてプラテン6と対になりチューブTやラベルテー
プをカッタ10に向けて搬送するピンチローラ5と、イ
ンクリボンカセット9と、チューブTやラベルテープの
先端を検知するセンサ12と、同後端を検出するセンサ
13と、不図示のラベルテープカセットの種類(ラベル
テープ幅)を検出するラベル幅検出スイッチ14と、プ
ラテンローラ6と搬送ローラ8aの回転とインクリボン
巻取りの駆動を行なうステッピングモータ15と、サー
マルヘッド7とカッタ10の移動および、はさみ11の
開閉を行なうステッピングモータ16とが設けられてい
る。
【0014】カッタ10は、刃部10aと、この刃部1
0を内部に有し機台1対して摺動自在に備えられるカッ
タホルダ10とによつて構成されており、このカッタ1
0の刃部10aに対向する位置にはカッタ受け台20が
機台1に設けられている。
【0015】カッタ受け台20は、カッタ受け面20a
の上下方向に一対のエンボス20b、20cが備えられ
ており、このエンボス20b、20cの間にチューブT
またはラベルテープを搬送し、前記カッタ10の刃部1
0aをこのエンボス20b、20cに当接させることで
ハーフカットを行うようにしたものである。なお、この
カッタ受け面20aの背面にはゴム製の弾性部材20d
が備えられており、これが弾性変形することでカッタ1
0の刃部10aがエンボスと当接したときに刃が欠けな
いようにしている。
【0016】また、カッタホルダ10bはスプリング2
1によって前記カッタ受け台から離れるよう付勢されて
おり、その背面(刃部10aの反対側)には突部10c
が備えられ、この突部10cが後述するカム22と当接
するようになっている。
【0017】カム22は軸23に回動自在に設けられて
おり、このカムと一体的に形成された歯車24と、歯車
25とを介しモータ16の駆動によって回転するように
なっている。
【0018】尚、カム22と歯車24の下方にはカム2
6が、カム22および歯車24と共に一体的に形成され
ており、このカム26は不図示のヘッドアングルと係合
させることで、1個のモータ16の駆動によりカッタと
ヘッドの両方の移動を行えるようにしている。
【0019】このカム22は図1中右方向に回転させる
ほど、カッタ10をカッタ受け台に向けて移動させる構
成となっており、最も右に回転させた位置Aをラベルテ
ープ切断位置とし、これに続くB、C、D、E、Fをチ
ューブにおける切断位置とし、常態時ではDの位置まで
回転させるようになっている。
【0020】また本プリンタの電気的構成は図4のブロ
ック図に示すように、CPU30は本印刷装置の全体の
制御を行なうもので、前記表示部3を駆動するLCDコ
ントローラ31と、前記キーボード2と、前記サーマル
ヘッド7を駆動するサーマルヘッド駆動回路32と、モ
ータ15およびモータ16をそれぞれ駆動するモータ制
御回路33、34と、チューブおよびラベルテープの検
出センサ12、13やラベル幅検出スイッチ14等のセ
ンサ類と、印刷制御プログラム等の各制御プログラムを
記憶するROM36と、RAM37と、表示用および印
刷用の各サイズの文字などのキャラクターに関するドッ
トパターンデータを記憶するキャラクタジェネレータ3
8とが接続されている。
【0021】次に、本実施例の長尺媒体印刷装置の作動
を図9から図12のフローチャートを基に説明する。
【0022】まずチューブ印刷前の印刷データの入力処
理について説明する。最初の電源投入時など新規な印刷
データの入力が行われる場合には、初期設定処理が実行
されることになり(S1)、この初期設定処理は、まず
印刷対象物の選定のため表示部3に「チューブ印刷」と
「ラベル印刷」が表示される(S10)。
【0023】次に、操作者が矢印キー206により印刷
対象物として「チューブ印刷」を選定し、実行キー20
2を押すと、RAM36内の所定の記憶エリアにチュー
ブであることが記憶される(S11、S13)。
【0024】印刷対象物の選定が終了すると、まずRA
M36の所定の記憶エリアに1ページ目のデータ領域が
セットされ、次に表示部3に入力表示画面(不図示)を
表示させ(S14)初期設定処理が終了する。
【0025】次に、操作者は1ページ目に入力する文字
または数字(以下文字データ)の入力を開始することに
なり。ます1ページ目に入力するデータとして文字
「A」と入力すると、文字データの入力であるので(S
2)、RAM36の所定の記憶エリアに文字データをセ
ットし(S3)、続いて表示部3に文字「A」を表示す
る(S4)。
【0026】次に、数字「1」が入力されると、この
「1」の文字データが前述する「A」の文字データに続
けてセットされ、表示部3に「A1」と表示される。
(S2、S3、S4の繰り返し)
【0027】ここで、1ページ目の入力が終了したら、
次のページに移動するために実行キー202を押すと、
文字キー201の入力ではなく(S2)、切断深度の変
更でもなく(S5)、印刷の入力でもなく(S7)、そ
の他の処理の一つであるカーソル位置の移動処理が実行
される(S9)。
【0028】カーソルの移動処理が実行されると、RA
M36の所定の記憶エリアに2ページ目のデータ領域が
セットされ、表示部3には2ページ目が表示されことに
なる。
【0029】続いて、2ページ目についての文字データ
の入力を行ない、前述すると同様に実行キー202が押
されるとカーソルは3ページ目に移動し、表示部3に3
ページが表示される。このようにして文字キー群201
の入力で各ページへの文字データが入力され、実行キー
202を押すことで次のページへ移動させることができ
る。
【0030】続いて、前述すると同様に、3ページ目、
4ページ目と文字データの入力を行ない、所定ページ数
の印刷データからなる文書データが作成できたら、操作
者はこの文書データを印刷するか、あるいは印刷条件の
変更等の処理を実行することになる。
【0031】ここで印刷条件変更の例として、切断深度
の変更を行う場合について説明する。まず、操作者が前
回の切断状態(切れ過ぎ、切断不足)や、チューブのサ
イズや、周辺温度(低温、高温)あるいは新品のカッタ
に交換した場合等の状況に合わせて、深度「+」キー2
04または深度「−」キー205を操作すると、文字キ
ーの入力ではなく(S2)、切断深度変更の入力なので
(S5)、切断深度変更処理のサブルーチンが実行され
る(S6)。
【0032】切断深度変更のサブルーチンが実行される
と、まず入力されているデータがチューブであるか判断
し(S20)、チューブである場合は続いて表示部3に
図5に示す切断深度変更画面が表示される(S21)。
尚、ステップ20において入力されているデータがラベ
ルテープの場合は、切断深度変更を行わずにメイン処理
に戻ることになる。
【0033】切断深度変更画面は図5に示すとおり、表
示部3に7段階の切断深度を示す目盛り301が表示さ
れ、その下方に目盛りを指示する三角形のカーソルが、
初期状態では中央に位置して表示される。
【0034】操作者は再び変更したい深度となるよう
に、再び深度「+」キー204または深度「−」キー2
05を操作すると、カーソル302が指定された方向に
移動し、所定の位置に達したら(ここでは低温時での太
いチューブの印刷を行うのもっと右の深い位置に移動さ
せる)続いて操作者が実行キーを押すことになる。
【0035】実行キー202が押されると切断深度変更
がされたと判断され(S22)、CPU30はRAM3
6の所定の記憶エリアに切断深度変更値を保存し(S2
3)、切断深度変更処理が終了することになる。
【0036】次に印刷処理について説明する。まず、操
作者は印刷キー203により印刷作業を入力すると、文
字キーの入力ではなく(S2)、切断深度変更でもなく
(S5)、印刷の入力(S7)なので印刷処理のサブル
ーチン(S8)が実行される。
【0037】印刷処理のサブルーチンが実行されると、
まず1ページ分の印刷データの展開(S30)が実行さ
れる。
【0038】印刷データの展開は、RAM36の所定の
記憶エリアに記憶される1ページ分の印刷データがその
設定データ(文字データと余白データ)を基に、RAM
36内の印刷データ展開エリアに展開され、この1ペー
ジ分の印刷データの展開が終了したら印刷が起動される
(S31)。尚、この印刷データの展開処理は2本目の
印刷データへと継続される。
【0039】印刷が起動されると、印刷データ展開エリ
アより印刷データが順次供給され、同時にチューブTを
搬送しながら印刷を行ない、さらにこれと平行してチュ
ーブTが最初のハーフカット位置まで搬送されたかを判
断する(S32)。
【0040】このステップ32においてハーフカット位
置にチューブTが搬送されたと判断されると、続いて印
刷および搬送を一旦停止した後ハーフカット処理が実行
されることになり(S36、S37、S38、S3
9)、ステップ32においてハーフカット位置に無いと
判断された場合は、1ページ分の印刷あるいは全データ
の印刷が終了するまで印刷が実行されることになる(S
31、S32、S33の繰り返しおよびS30,S3
1、S32、S33、S34の繰り返し)。
【0041】前記ハーフカット処理を説明すると、まず
チューブがハーフカット位置まで搬送されたら、まず印
刷媒体の種類を判断し(S36)、ラベルテープである
ならROM35に記憶される図13に示す印刷媒体種類
別ハーフカットへのモータ駆動テーブルより、ラベルテ
ープでのモータ駆動パルス数「417」を取得しハーフ
カットを行う。
【0042】ここで、前述のデータ入力時の設定はチュ
ーブ印刷でハーフカット位置を一番深い位置に変更して
あるので、これに従い、まずステップ36においてチュ
ーブであることが判断され、続いてチューブでのモータ
駆動パルス数「347」と、図14に示す深度変更値別
ハーフカットへのモータ駆動テーブルより変更モータ駆
動パルス数「26」とを取得しその合計373パルス分
モータを駆動してハーフカットを行う。この場合のカム
の移動量は図8に示すカッタホルダの突部10Cにカム
22のB点が達するまでとなる。
【0043】ここで、チューブ印刷で切断深度の変更を
行っていなければ、モータの駆動パルス数は「347」
で、カムの移動量は図6に示すカッタホルダの突部10
Cにカム22のE点が達するまでとなり、チューブ印刷
で切断深度の一番浅い位置に変更してあるなら、モータ
の駆動パルス数は「308」で、カムの移動量は図7に
示すカッタホルダの突部10Cにカム22のH点が達す
るまでとなる。
【0044】この様に印刷とハーフカットの処理が繰り
返され全データの本数の印刷が行われたら(S34)、
最後のハーフカットが行われ(s35)印刷処理は終了
する。
【0045】以上本実施例では、ラベルテープとチュー
ブでは異なるモータ搬送パルスでハーフカットを行い、
さらにチューブの場合には深度変更キーを操作するだけ
の簡単な操作で希望の切断深度の変更することが可能と
なっており、多種多様の条件に合わせて適切な切断深度
のハーフカットが行えるようなる。
【0046】さらに、本実施例ではカッタ受け面の背面
に弾性部材を備えた構成となっており、これによって搬
送パルス数の変更に基づくカッタの移動量変化を適度に
吸収しカッタに必要異常なストレスを与えることな切断
を可能としている。
【0047】尚、本実施例ではラベルテープとチューブ
について説明するが、剥離を有さないプラスチック製プ
レート等の長尺印刷媒体においても実施可能であり、そ
の場合はその印刷媒体に対応する搬送パルス数をテーブ
ルにもてばよい。
【0048】また、切断深度変更はチューブにおいての
み設定可能となっているが、他の印刷媒体においても変
更可能であり、その場合それぞれの変更に応じたテーブ
ルをもてばよい。
【0049】また、搬送パルス数の数値や、搬送パルス
数のテーブルは本実施例の値に限定されるものではな
く、印刷装置の構成(カム等の駆動伝達係)によって適
正な値に変更されることとなる。
【0050】さらに長尺印刷媒体のサイズの変更や装置
周辺温度の変化に応じて搬送パルス数を補正しても良
く、その補正は入力されたサイズあるいは周辺温度にに
対応する補正値テーブルを設け、この補正値を搬送パル
ス数に加算すればよくい。
【0051】さらに、この長尺印刷媒体のサイズの変更
と周辺温度の変化の両方に応じて搬送パルス数を補正し
てもよく、この場合この両方に対応する補正値テーブル
を設けることとなる。
【0052】
【発明の効果】以上、本発明によれば、チューブハーフ
カット時に、その切断の状況、媒体の種類あるいは環境
にあった適切な切断深度に調整することが、その長尺媒
体にあった最適なハーフカットができる。また、ハーフ
カット刃の磨耗による切れ味の劣化も、ハーフカット刃
の押す圧力を上げることにより補正できハーフカット刃
の耐久性も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるチューブプリンタのカッタ周
辺部平面図。
【図2】本プリンタの全体平面図。
【図3】本プリンタのカッタ周辺部側面図。
【図4】本プリンタの電気的構成を示すブロック図。
【図5】切断深度変更画面における表示部を示す図。
【図6】常態時におけるハーフカット時の状態を示す
図。
【図7】浅く切断深度変更した場合のハーフカット時の
状態を示す図。
【図8】深い切断深度変更した場合のハーフカット時の
状態を示す図。
【図9】長尺印刷媒体印刷装置のメイン処理を示すフロ
ーチャート。
【図10】初期設定処理を示すフローチャート。
【図11】切断深度変更処理を示すフローチャート。
【図12】印刷処理を示すフローチャート。
【図13】印刷媒体種類別ハーフカットへのモータ駆動
テーブルを示す図。
【図14】深度変更値別ハーフカットへのモータ駆動テ
ーブルを示す図。
【図15】印刷およびハーフカットされたチューブを示
す図。
【符号の説明】
1 長尺印刷媒体用印刷装置 2 キーボード 201 文字キー群 202 実行キー 203 印刷キー 204 深度「+」キー 205 深度「−」キー 3 表示部 301 深度値目盛り 302 カーソル 4 印刷部 6 プラテンローラ 7 サーマルヘッド 10 カッタ 10a 刃部 10b カッタホルダ 10c 突部 15 ステッピングモータ 16 ステッピングモータ 20 カッタ受け台 20a カッタ受け面 20b エンボス 20c エンボス 20d 弾性部材 21 スプリング 22 カム 23 軸 24 歯車 25 歯車 30 CPU 31 LCDコントローラ 33 モータ制御回路 34 モータ制御回路 35 ROM 36 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 押田 和弘 東京都中央区京橋1丁目11番2号 日本タ イプライター株式会社内 (72)発明者 古矢 将継 東京都中央区京橋1丁目11番2号 日本タ イプライター株式会社内 Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C058 AC06 AE07 AE15 AF15 AF51 LA03 LA26 LB09 LB36 LC02 LC09 LC14 LC18 2C064 AA03 AA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺印刷媒体を搬送する長尺印刷媒体搬
    送手段と、 搬送された長尺印刷媒体に入力された文字や記号等の印
    刷データを印刷する印刷手段と、 この印刷手段の下流側に備えられると共にカッタとカッ
    タ受け台より構成され、そのどちらか一方にカッタ移動
    規制突部を備えることで長尺印刷媒体の一部を残して切
    断するハーフカット手段と、 このハーフカット手段を作動させるための駆動源と駆動
    伝達手段から構成されるハーフカット駆動手段と、 前記印刷データに基づき、長尺印刷媒体を搬送し、印刷
    し、ハーフカットさせる制御手段とを備えた長尺印刷媒
    体印刷装置において、 前記、長尺印刷媒体切断手段の切断深度を変更する切断
    深度変更手段と、 変更された切断深度に基づいてハーフカット駆動手段を
    制御する切断駆動制御手段とを、備えたことを特徴とす
    る長尺印刷媒体印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記ハーフカット駆動手段の駆動源はパ
    ルスモータで、その伝達手段にカム部材が含まれると共
    に、前記切断駆動制御手段はパルスモータの駆動量を制
    御してカム手段を移動させることを特徴とする請求項1
    に記載の長尺印刷媒体印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記切断深度変更手段は、長尺印刷媒体
    の材質やサイズ等の種類を入力する長尺印刷媒体種入力
    手段と、入力された長尺印刷媒体の種類に対応するハー
    フカット駆動テーブルとを有することことを特徴とする
    請求項2に記載の長尺印刷媒体印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記切断深度変更手段は、周辺温度を入
    力する温度入力手段と、周囲温度に対応してパルスモー
    タの駆動量を変更させることを特徴とする請求項2また
    は請求項3に記載の長尺印刷媒体印刷装置。
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