JP3959501B2 - セパレータの取り付け構造 - Google Patents

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Description

この発明は、型枠配置の際に用いられるセパレータの取り付け構造に関する。
阪神大震災の後、耐震性を高めるようにコンクリート建造物内における鉄筋の配置密度が高くなっている。鉄筋の配置密度が高くなると、建造に際して型枠をバタ材と呼ばれる固定枠と一体に固定するセパレータの配置が難しくなる。すなわち、セパレータは一対の型枠内に貫通使用され、その際に鉄筋が邪魔となるためである。建造現場においてセパレータの貫通配置が行なえなくなった場合は鉄筋の配置変更作業を行なわねばならず、非常に手間がかかることとなる。
そのような問題を解消するものとして、型枠に設けた開口に変位可能に蓋体を取り付け、その蓋体を介してセパレータを型枠内に位置調整可能に配置する構成が提案されている(特許3252280)。
この発明は、上記提案の構成において、型枠への蓋体の強固な取り付けを可能とするように行なったものである。
第1の発明(請求項1の発明)では、型枠に設けた開口に変位可能に蓋体を取り付け、その蓋体を介してセパレータを型枠内に位置調整可能に配置するセパレータの取り付け構造において、前記蓋体外面中央位置に被押圧部を突出形成し、前記型枠を外側から固定保持するための保持枠に前記蓋体に相対する開口を形成し、前記開口上に外方から装着される固定用プレートを介して取り付けた固定具により前記被押圧部を押圧して前記蓋体を固定するようにし、第2の発明(請求項2の発明)では、型枠に設けた開口に変位可能に蓋体を取り付け、その蓋体を介してセパレータを型枠内に位置調整可能に配置するセパレータの取り付け構造において、前記型枠を外側から固定保持するための保持枠に前記蓋体に相対する開口を形成し、前記蓋体外面を、前記型枠の外面側に一体に立設されるリブ取り付けた固定具により押圧して固定するようにした。
上記発明それぞれの構成によれば、セパレータを型枠内に位置調整可能に配置する構成において、セパレータを位置調整可能とするための蓋体を型枠の開口に固定具により強固に固定できるようになる。
この発明によれば、安定した構造においてセパレータを型枠内に高い自由度において位置調整可能に、かつ、作業を容易にして配置できるようになり、これにより、型枠内の鉄筋の配置密度が高い場合のセパレータの配置作業が容易、かつ安定して行えるようになる。
図1は第1の発明に用いられるセパレータ取り付け装置の実施形態の斜視図である。セパレータ取り付け用装置1は金属製で、型枠の開口に装着使用される円形の蓋体2と、型枠の保持枠に取り付けられる固定用プレート3と、固定用プレート3の中心位置に差し入れられるネジ棒5とそのネジ棒5に装着されるナット7とからなる。上記ネジ棒5及びナット7が固定具75を構成する。
上記蓋体2にはその中心から外れた位置にセパレータの取り付け穴9が設けられるととともに、外面にはその中央に被押圧部としての棒体11が溶接により固定されて立設され、その端部には環状部材12が取り付けられている。固定用プレート3にはセパレータの取り付け穴13とネジ穴15とが設けられている。ネジ棒5は先端部分16にはネジが設けられておらず、基部面には六角による回転操作部18が凹設されている。
次に、上記セパレータ取り付け装置1を用いての第1の発明の実施形態のセパレータの取り付け構造を説明する。図2はその外観を示す斜視図、図3は断面図である。蓋体2には内面周囲に沿って取り付け用の段部20が形成され、その段部20の内側部分が型枠50の円形の開口51に嵌合されるようにして蓋体2は装着されている。セパレータ60はPコン61で連接されており、そのPコン61部分が蓋体2の内面に位置するようにしてセパレータの挿通穴9を挿通している。固定用プレート3にも内面側に円周形状に沿う一対の取り付け用の凸部23が形成されており、この凸部23が外側の保持枠70に形成される円形の開口25に嵌合されて装着され、その取り付け穴13をセパーレータ60がさらに挿通して外方に突出し、その突出するネジ部分64にナット65が装着されている。
固定用プレート3の中心位置にあるネジ穴15からネジ棒5が螺入され、その先端部分16が蓋体2から延び出す棒体11の環状部材12の穴14に嵌入され、さらに強固にネジ棒5が螺入されナット7が装着されて固定される。これにより、蓋体2は棒体11を介してネジ棒5に押圧されることで型枠50の開口51に強固に装着固定される。
図4はセパレータ60の取り付け位置調整の説明図であり、蓋体2は型枠50の開口51内で矢印方向に回転されることでそのセパレータ60の取り付け穴9を適宜の位置とでき、これにより型枠50内の鉄筋Fの無い位置に容易にセパレータ60を配置することができる。固定用プレート3も同様に開口25内で回転されてそのセパレータ60の取り付け穴13が蓋体2のセパレータ60の取り付け穴9に相対する位置において装着される。
セパレータ60の逆側の端部も、型枠50とコンクリートの充填空間Pを挟んで相対する逆側の型枠位置において、上記と同様にセパレータ取り付け装置1が用いられることで型枠、保持枠に固定される。
次に、第2の発明のセパレータの取り付け構造の実施形態を、図5の斜視図及び図6の断面構成図を用い説明する。この発明では、型枠50の開口51に装着される蓋体2を型枠50に取り付けられる固定具80により固定するようになっている。すなわち、型枠50の外面には通常一体に補強用のリブ55が設けられており、この一対のリブ55の開口51に臨む位置に一対の固定片81が取り付けられ、その固定片81の両端にはネジ穴を備えるボス82がそれぞれ一体に設けられ、それらボス82に螺入される固定ネジ83それぞれにより押し込まれる押圧片84それぞれにより蓋体2が固定されるようになっている。固定片84は略コ字型で一方側が長く突出し、その長く突出する側84aで蓋体2面を押さえる。固定片84は1個の蓋体2に対して4個用いられ、これにより蓋体2は4点において押圧固定される。
この実施形態においても保持枠70として上記実施形態のものと同様の円形の開口25を持つものを使用し、その開口25内において余裕を持って上記の固定ネジ83による蓋体2の固定作業が行なえる。また第1の発明と同様に固定プレート3を用いてセパレータ60の端部を固定するが、この実施形態に用いる固定プレート3には上記実施形態のものにあったネジ穴15は存在しない。
第1の発明の実施形態において用いるセパレータ取り付け装置の斜視図 第1の発明の実施形態のセパレータの取り付け構造の斜視図 第1の発明の実施形態のセパレータの取り付け構造の断面構成図 第1の発明の実施形態におけるセパレータの取り付け位置調整の説明図 第2の発明の実施形態のセパレータの取り付け構造の斜視図 第2の発明の実施形態のセパレータの取り付け構造の断面構成図
符号の説明
2 蓋体
11 棒体(被押圧部)
50 型枠
55 リブ
51 開口
60 セパレータ
75 固定具
80 固定体

Claims (2)

  1. 型枠に設けた開口に変位可能に蓋体を取り付け、その蓋体を介してセパレータを型枠内に位置調整可能に配置するセパレータの取り付け構造において、
    前記蓋体外面中央位置に被押圧部を突出形成し、前記型枠を外側から固定保持するための保持枠に前記蓋体に相対する開口を形成し、前記開口上に外方から装着される固定用プレートを介して取り付けた固定具により前記被押圧部を押圧して前記蓋体を固定することを特徴とするセパレータの取り付け構造。
  2. 型枠に設けた開口に変位可能に蓋体を取り付け、その蓋体を介してセパレータを型枠内に位置調整可能に配置するセパレータの取り付け構造において、
    前記型枠を外側から固定保持するための保持枠に前記蓋体に相対する開口を形成し、前記蓋体外面を、前記型枠の外面側に一体に立設されるリブ取り付けた固定具により押圧して固定することを特徴とするセパレータの取り付け構造。
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