JP3959231B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光部材が故障状態のままで放置されることがなく、ゲームの大当り状態などを間違いなく視覚的に盛り上げることのできる遊技機に関するものであり、特に、パチンコ機、回胴式遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機などの遊技機に好適に適用される。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機では、第1種始動口たる電動チューリップの位置に遊技球が入賞すると、液晶ディスプレイに表示される特別図柄の変動が開始され、所定時間だけ変動表示された後、運良く特別図柄が整列して停止した場合には、大当りと称される特別遊技が開始されるようになっている。そして、この大当り状態では、アタッカーと称される開閉板が開放されて極めて容易に遊技球が入賞するようになっている。したがって、遊技者は、専ら大当りとなることを念じながらゲームを進行することになる。
【0003】
ところが、乱数抽選による大当りの確率は、例えば、1/317.7のような低確率であるので、通常、第1種始動口への入賞を300回以上経ないと大当り状態とはならない。そのため、遊技者は、3つの図柄の2つまでは揃っても(この状態をリーチと称している)最後の1つが揃わず、ガッカリしながら大当り状態となることをひたすら念じ続けることになる。
【0004】
したがって、リーチアクションが大当り状態で完了した場合の喜びは格段のものがあり、飛び上がって喜ぶ遊技者さえいるほどである。そこで、従来のパチンコ機では、機器上部に配置した大当り用ランプや、遊技盤に配置した飾り用ランプ等をさまざまなタイミングで点滅させて遊技者の興趣を誘っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、パチンコ機では、大当り用ランプや飾り用ランプを派手に点滅させることによって遊技動作を盛り上げているが、逆にランプ類に不良があって正常に動作しない場合には遊技者の興趣が落ちてパチンコホール全体のイメージを損ねることとなる。
【0006】
そのため、パチンコメーカでは、出荷前にランプの検査を確実に行っておく必要があるが、従来のパチンコ機では、リーチ状態や大当り状態を自由に呼び出すことができないため、ランプ類の完全な点検ができなかった。
【0007】
本発明は、この問題点に鑑みてなされたものであって、不良状態のランプを確実かつ容易に把握することができる遊技機を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、遊技者に有利な状態を発生させるか否かを決定する抽選機能を有する主制御手段と、遊技状態に関連して発光する複数のランプと、該ランプの発光を制御するランプ制御手段と、複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置とを備え、前記可変表示装置が特定の表示態様となることを条件に遊技者に有利な状態に制御される遊技機であって、前記ランプ制御手段は、前記主制御手段とは別の基板上に構成されて、前記主制御手段からコマンド用コネクタを介して受ける制御コマンドに応じて前記複数のランプを発光させており、前記ランプ制御手段が構成された基板上には、前記主制御手段との接続状態を維持した状態で、単一の点検スイッチを有する点検装置が固定状態で接続される検査用コネクタが設けられ、前記ランプ制御手段は、前記単一の点検スイッチを押すだけで前記点検装置から出力される検査用の制御コマンドに基づいて、前記複数のランプの全てを点滅動作させて、前記複数のランプの全てが正常に発光するか否かの検査動作を実行するよう構成されている。本発明では、検査用ランプ発光機能を備えているので、例えば、メーカからの出荷前に、全てのランプが故障していないかを短時間に検査することができ、遊技ホールを毎日良いイメージに維持することができる。
【0009】
前記ランプ制御手段は、好ましくは、検査用ランプ発光機能に関連するデータを記憶する記憶部を備えており、この場合には、ランプを駆動することだけを外部から指示すれば足りることになる。この場合には、ランプ制御手段には、遊技機外部から入力される所定の信号(典型的には割込み信号など)を契機として前記のデータを読み出し、前記複数のランプを発光させるプログラムを内蔵させていることが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例であるカード式弾球遊技機に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施例のパチンコ機1とパチンコ機1に隣接して設置される玉貸し機2とを図示した斜視図であり、図2は、パチンコ機1の側面図である。
【0012】
図1に示すパチンコ機1は、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠3と、外枠3に固着されたヒンジ4を介して開閉可能に枢着される前枠5とで構成されている。なお、パチンコ機1は、カード式球貸し機2に電気的に接続された状態で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個が配設されている。
【0013】
外枠3に枢着される前枠5には、パチンコ機2の全ての部材が取付けられているが、図3は、前枠5の概略構成を図示したものである。図示の通り、前枠5は、上枠5aと、側枠5b,5cと、下枠5dとで構成され、中央部には開口窓Winが形成されている。この開口窓Winには、遊技部品を備えた遊技盤6が背面側から嵌着されている。
【0014】
前枠5の前面側は、プラスチック製の左右化粧板7,8によって左右の側枠5b,5cが覆われ、開口窓Winに嵌着された遊技盤6は、側枠5bに枢着された開閉可能なガラス扉9で覆われている。ガラス扉9の下側には、上皿10が装着された前面化粧板11が側枠5bに枢着されて開閉可能に配置されている。なお、右化粧板8は、ガラス扉9の表面に連続するよう前方に膨出して形成されており、また、右化粧板8には、ガラス扉9や前面板11を開放する際にカギを挿入するためのカギ穴12が設けられている。
【0015】
前面化粧板11の下部には、上皿10から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿13と、灰皿14と、発射装置15の発射ハンドル16とが設けられている。なお、下皿13や灰皿14は、左右の化粧板と一体的に形成されている。発射装置15は、回動操作可能な発射ハンドル16と、発射ハンドル16の回動角度に応じた打撃力で打撃槌49によって遊技球を発射させる発射モータと、これを動作させる制御基板48などで構成されている(図7)。
【0016】
上皿10の右部には、カード式球貸し機2に接続された表示パネル17が設けられ、この表示パネル17には、球貸し機2の挿入したプリペイドカードのカード残額が3桁の数字で表示するカード残額表示部17aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ17bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ17cとが設けられている。
【0017】
ガラス扉9の上部には、離間して形成された大当り用の第1発光部材18a〜18dと、その下側に列状に形成された大当り用の第2発光部材19とが配置されている。第1発光部材18a〜18dは、それぞれ、LEDランプを密に配置して円形に形成されている(図4(b)参照)。第2発光部材も同様であり、LEDランプを列状に配置して形成されている。
【0018】
また、第1発光部材の下側の左右には、遊技球の補給切れを示す補給切れLEDランプ50と、下皿13が満杯であることを示す満杯LEDランプ51が設けられている。そして、これら発光部材18,19,50,51は、後述する検査動作において、全てが強制的に点滅動作するようになっている。
【0019】
図5は、パチンコ機1の正面図であり、図6は、遊技盤6の概略構成を例示した正面図である。図示の通り、遊技盤6には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール20がほぼ環状に設けられ、このガイドレール20の内側の遊技領域には、カラーの液晶ディスプレイ21、図柄始動手段22、開閉式入賞手段23、合計4つの普通入賞手投24、2つのゲート(通過口)25が配設されている。
【0020】
液晶ディスプレイ21は、変動図柄を表示すると共に、背景画像や各種のキャラクタの動画などをアニメーション的に表示する特別図柄表示手段26として機能する。特別図柄表示手投26は、この実施例では左右方向に3個の図柄表示部21a〜21cを有し、図柄始動手投22に遊技球が入賞することを条件に、図柄表示部21a〜21cの表示図柄が所定時間だけ変動表示(スクロール表示)され、図柄始動手投22への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいた停止図柄パターンで停止させる。
【0021】
この実施例では、液晶ディスプレイ21は、普通図柄を変動表示する機能も有しており、液晶ディスプレイ21の右上の隅には、普通図柄表示部27が設けられている。普通図柄表示部27は、2個の普通図柄を左右に表示するもので、ゲート25を通過した遊技球が検出されると普通図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート25通過時点において抽選された抽選用数値により決定される停止図柄を表示して停止する。図柄始動手段22は、開閉自在な左右1対の開閉爪を備えた電動式チューリップであり、普通図柄表示部27において当たり図柄が整列して停止した場合に、開閉爪が所定時間だけ開放される。
【0022】
開閉式入賞手段23は、前方に開放可能な開閉板を備え、特別図柄表示手段26の変動後の停止図柄が「777」などの当たり図柄のとき、「大当たり」と称する特別遊技が開始され、開閉板が前側に開放される。この開閉式入賞手段23の内部には特定領域があり、この特定領域を入賞球が通過すると特別遊技が継続される。
【0023】
開閉式入賞手段23の開閉板が開放された後、所定時間が経過するか、所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すると開閉板が閉じる。この時、遊技球が特定領域を通過していない場合は特別遊技が終了するが、特定領域を通過していれば最大所定回数(例えば16回)まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。
【0024】
なお、特別図柄表示手段26の変動後の停止図柄が特別図柄で整列すると大当り状態となり、特に選ばれた「特定図柄」で整列すると確率変動型大当たり(確変大当り)となるが、大当りかハズレか、確変大当りか否かは、図柄始動手投22に遊技球が入賞することを条件に乱数抽選によって決定される。そして、確変大当りとなると、次回或いは次々回の大当たり迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、乱数抽選における当選確率が高く設定される。
【0025】
図6に示す通り、液晶ディスプレイ21の直ぐ上には、4個のLEDランプが一列に並んで普通図柄記憶表示部60が形成され、その上には4個のLEDランプが矩形状に配列されて特別図柄記憶表示部61が形成されている。普通図柄記憶表示部60は、遊技球がゲート25を連続的に通過した場合にその個数を表示するものであり、特別図柄記憶表示部61は、図柄始動手段22が遊技球を連続的に認識した場合にその個数を表示するものである。
【0026】
遊技盤上部には装飾風車62を内部から発光させるためのLEDランプが内蔵され、遊技盤の左右にはLEDランプからなる左サイド発光体63と右サイド発光体64が内蔵されている。4つの普通入賞手投24にも、それぞれ各1個のLEDランプが内蔵されて、遊技盤下部にも、大入賞口に対応して左右のLEDランプ65,66と左右の発光ランプ67,68とが設けられている。これらの発光部材は、ゲームの進行に合わせて遊技者の心理に適合するよう、適宜な色で発光するLEDランプや発光ランプが選択されており、後述する検査動作において、全てが点滅動作するようになっている。
【0027】
図7に示すように、前枠5の裏側には、遊技盤6を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形成され、その上側に賞球タンク33と、これから延びるタンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に接続された払出し手段(モータ)35が裏機構板30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続された通路ユニット36が設けられている。払出し手段35から払出された遊技球は通路ユニット36を経由して図1に示す上皿10に払出される。
【0028】
裏機構板30の開口部30aには、遊技盤6の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段22〜24に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着されたケース38の内部に主制御基板39が配設され、その前側に図柄制御基板40が配設されている(図2)。主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、このケース41aに隣接するケース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられている。
【0029】
ランプ制御基板42は、機器上部や遊技盤内に設けられたLEDランプや発光ランプを、主制御基板39からの制御コマンドに応じて発光させるが、ケース41aには、ランプ制御基板42に接続された検査用コネクタ52が設けられている。また、ケース41a,41bの下側で裏機構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられている。
【0030】
発射手段15の後側に装着されたケース47の内部には、発射制御基板48が設けられている。これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々独立の基板であり、電源基板45と発射制御基板48を除く制御基板39,40,42,43,46には、CPUとROMやRAMなどを備えるコンピュータ回路が搭載されており、主制御基板39と他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続されている。
【0031】
主制御基板39とその他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させる種々の制御コマンドを一方向通信で送信可能になっている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主制御基板39における制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を簡単化することができる。
【0032】
図8は、主制御基板39、図柄制御基板40、ランプ制御基板42、サウンド制御基板43、払出し制御基板46、発射制御基板48の関係を概略的に図示したものである。図9は、主制御基板39とランプ制御基板42と検査用コネクタ52と点検装置53の関係を図示したものである。
【0033】
図9に示す通り、主制御基板39からランプ制御基板42に向けては8bit長の制御コマンド(コマンドデータ)が出力されると共に、割込み信号INTが出力される。一方、割込み信号INTを受けたランプ制御基板42では、割込み処理プログラムにおいてコマンドデータを受信し、コマンドデータの内容に応じてLEDランプや発光ランプを駆動している。
【0034】
但し、実際には、機器上部に設けられた大当り用の発光部材18,19や、異常報知用発光部材50,51や、遊技盤6に設けられた発光部材60〜68は、それぞれの専用の回路基板によって駆動されるようになっており、駆動用の各回路基板は、中継基板69,70を経由して、ランプ制御基板40からの制御信号を受けている(図8)。そして、LEDランプや発光ランプは、ランプ制御基板42からの制御信号に基づいて適宜に点灯/消灯/点滅などの各動作を実現する。
【0035】
ところで、主制御基板39からランプ制御基板42に出力される制御コマンドには、特別図柄変動待機中の動作(01H)、特別図柄変動中の動作(02〜0CH)、大当り時の動作(30H)、大当り中の動作(31〜32H)、大当り終了時の動作(33H)、大当り表示(40〜43H)、特別図柄記憶(50〜54H)、普通図柄記憶(60〜64H)、下皿満杯LED点灯(70H)、下皿満杯LED消灯(71H)、補給切れLED点灯(80H)、補給切れLED消灯(81H)、全点滅(FFH)などのコマンドデータが用意されている。なお、カッコ内の16進数がコマンドデータである。
【0036】
特別図柄変動待機中の動作とは、特別図柄が変動中の動作を意味し、遊技盤上の各ランプ24,62,63〜68を消灯させるものである。一方、特別図柄変動中の動作では、遊技盤上の各ランプ24,62,63〜68を点滅又は消灯させる。また、大当り時の動作は、大当り開始前インターバル時の動作であり遊技盤上の各ランプ24,62,63〜68を点滅させる。その他、特別図柄記憶や普通図柄記憶は、図柄記憶表示部60,61に関するものであり、点灯するLEDランプによって作動保留玉数を表す。なお、下皿満杯LED点灯/消灯や、補給切れLED点灯/消灯は、異常報知用の発光部材50,51に関するものである。
【0037】
本実施例の大きな特徴の一つは、制御コマンド中に、全てのLEDランプや発光ランプを一斉に点滅させる制御コマンド(FFH)が用意されている点である。但し、この実施例では、全点滅用の制御コマンド(FFH)は、主制御基板39から出力されることはなく、ランプ制御基板42のケース41aに取付けられた検査用コネクタ52を通してだけランプ制御基板42に出力される。
【0038】
すなわち、図9に示すように、本実施例では、検査用コネクタ52に対応する点検装置53が用意されており、この点検装置53を通してだけコマンドデータFFHが供給されるようになっている。点検装置53は、内部に電池を内蔵すると共に点検スイッチSWを有しており、この点検スイッチSWを押すと、8bitデータFFHを出力すると共に割込みパルスINTを出力するようになっている。そのため、メーカでの出荷前に、検査員などが点検装置53を検査用コネクタ52に装着して点検スイッチSWを押すと、ランプ制御基板42には割込みがかかることになる。
【0039】
そして、割込みを受けたランプ制御基板42では、通常の制御コマンドの場合と全く同様に、割込み処理プログラムにおいてコマンドデータFFHを解析して、これが全点滅用の指令であることを先ず認識する。そして、メモリに記憶している全点滅用のデータを読み出し、直接的にか又は中継基板69,70を経由して、各LEDランプや発光ランプを駆動する。そのため、このパチンコ機では、全てのランプの点検を直ちに終えることができ、発光部材が故障状態のまま出荷されることがない。
【0040】
なお、点検スイッチSWをもう一度押して再度割込みをかけると、点滅動作が終了し、改めて点検スイッチSWを押して割込みをかけると再び点滅動作を繰り返す。したがって、修理完了後のランプの確認も確実に終えることができる。
【0041】
以上、本発明の実施例を説明したが、具体的に記載した内容は特に本発明を限定するものではない。すなわち、実施例では、点検用のコマンドデータをFFHとし、全てのランプを一斉点滅させたが、これらを適宜に変更できるのは勿論である。また点検用のコマンドデータを点検装置からのみ供給するのではなく、主制御基板から供給するようにしても良い。
【0042】
また、実施例では、点検装置と検査用コネクタを着脱自在にしたが、両者を固定状態にして点検スイッチSWを押すだけで点検動作ができる構成を採用すべきである。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、不良状態のランプを確実かつ容易に把握することができる遊技機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるパチンコ機を示す斜視図である。
【図2】図1に示すパチンコ機の側面図である。
【図3】前枠の構造を説明するための概略図である。
【図4】LEDランプの構成と発光部材の構成を説明する図面である。
【図5】図1に示すパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図6】図5に示す遊技盤を更に詳細に図示した正面図である。
【図7】図1に示すパチンコ機の背面図である。
【図8】ランプ制御基板と他の基板との関係を示す図面である。
【図9】主制御基板とランプ制御基板と点検装置との関係を示す図面である。
【符号の説明】
1 遊技機(パチンコ機)
18,19 ランプ(第1発光部材、第2発光部材)
21 可変表示装置(液晶ディスプレイ)

Claims (5)

  1. 遊技者に有利な状態を発生させるか否かを決定する抽選機能を有する主制御手段と、遊技状態に関連して発光する複数のランプと、該ランプの発光を制御するランプ制御手段と、複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置とを備え、前記可変表示装置が特定の表示態様となることを条件に遊技者に有利な状態に制御される遊技機であって、
    前記ランプ制御手段は、前記主制御手段とは別の基板上に構成されて、前記主制御手段からコマンド用コネクタを介して受ける制御コマンドに応じて前記複数のランプを発光させており、
    前記ランプ制御手段が構成された基板上には、前記主制御手段との接続状態を維持した状態で、単一の点検スイッチを有する点検装置が固定状態で接続される検査用コネクタが設けられ、
    前記ランプ制御手段は、前記単一の点検スイッチを押すだけで前記点検装置から出力される検査用の制御コマンドに基づいて、前記複数のランプの全てを点滅動作させて、前記複数のランプの全てが正常に発光するか否かの検査動作を実行するよう構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記ランプ制御手段は、前記点検装置から入力される割込みパルスを契機として、前記検査動作を開始する請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記検査動作は、全てのランプを一斉に点滅させて実行される請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記点検スイッチを押すと、前記検査用の制御コマンドと割込みパルスとが前記点検装置から出力されるようになっている請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記ランプ制御手段は、前記コマンド用コネクタを介して受ける制御コマンドの内容に応じてランプを発光させる一方、
    これと同様の手順によって、検査用コネクタを介して受ける検査用の制御コマンドに基づいてランプを発光させている請求項1に記載の遊技機。
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