JP3959150B2 - ファクシミリ装置のヒ−タ制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字部に電子写真印字方式を採用したファクシミリ装置のヒ−タ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置においては、オペレ−タに原稿の送信結果情報を教えるための手段として、情報の送信動作終了後、「送信結果レポ−ト」を印刷する機能を備えているものがある。
【0003】
上記「送信結果レポ−ト」には、送信日時、送信所要時間、送信局のID番号あるいは電話番号、送信枚数、送信結果(OK/NG/BUSY/エラ−ペ−ジ)等が印刷される。
【0004】
なお、上記「送信結果レポ−ト」は必ず印刷されるものではなく、オペレ−タが送信動作開始前に「送信結果レポ−ト」を印刷するか否かを選択し、装置に入力することにより、オン設定あるいはオフ設定となる。また、装置によっては「送信結果レポ−ト」を印刷するか否かの設定を一度行うと、設定変更が行われるまで、その設定状態を保持しておくものもある。
【0005】
ファクシミリ装置には印刷部に電子写真印字方式を採用したものがある。電子写真印字方式では、感光体ドラム表面に形成されたトナ−像を転写ロ−ラにより搬送されてきた媒体に転写する。このトナ−像を転写した媒体を定着部に搬送し、トナ−像の媒体への定着を行う。この定着部は媒体を搬送挟持するヒ−トロ−ラ対と、一方のヒ−トロ−ラに内蔵されたヒ−タと、該ヒ−タを内蔵したヒ−トロ−ラの近傍に設けられ、ヒ−タの温度を検出するためのサ−ミスタとから構成される。そして、媒体に転写されたトナ−像を熱と圧力とにより媒体に定着する。
【0006】
なお、待機中あるいは送信動作中等の印刷動作を行わない期間中は、消費電力を抑えるためにヒ−トロ−ラに内蔵されたヒ−タに電力を与えない(ヒ−タをオフ状態としておく)ようになっている。
【0007】
以下ファクシミリ装置は、印字部に電子写真方式を採用した装置として説明する。
【0008】
ファクシミリ装置が相手局のファクシミリ装置に情報を送信する場合には、まず、オペレ−タが「送信結果レポ−ト」を印刷するあるいは印刷しないことをファクシミリ装置に入力すると共にスタ−トスイッチを押下する。すると、ファクシミリ装置は送信動作の起動を行い、情報の送信動作を開始する。送信動作が終了したならば、ファクシミリ装置は「送信結果レポ−ト」印刷が選択されているか否かの確認を行い、「送信結果レポ−ト」印刷が選択されていない(「送信結果レポ−ト」印刷オフ設定)場合には、動作を終了とする。
【0009】
一方、「送信結果レポ−ト」印刷が選択されている(「送信結果レポ−ト」印刷オン設定)場合には、ヒ−タに電力を供給してヒ−トアップ(定着温度までヒ−タの温度を上昇させる)を開始し、サ−ミスタからの情報によりヒ−タが定着温度に達すると、「送信結果レポ−ト」印刷動作を開始する。そして「送信結果レポ−ト」印刷動作が終了して媒体を装置外へ排出すると全ての動作が終了となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記ファクシミリ装置においては、「送信結果レポ−ト」を印刷することが選択された場合、情報の送信動作が終了した後に、ヒ−タに電力の供給を開始し、ヒ−トアップを開始する。そして、ヒ−タが定着温度に達するのを待って、「送信結果レポ−ト」印刷動作を開始する。
【0011】
例えば、定着温度がセ氏155度のファクシミリ装置の場合、周囲温度がセ氏25度であれば、そのファクシミリ装置においてはヒ−タがセ氏155度に達するまで約17秒、すなわち送信動作が終了してからヒ−タがセ氏155度に達するまでのヒ−トアップに約17秒必要となる。
【0012】
従って、送信動作を起動してから「送信結果レポ−ト」を印刷し終わるまでに必要な時間が、情報の送信動作に必要な時間と、ヒ−タが周囲温度から定着温度に達するまでの時間(17秒)と、「送信結果レポ−ト」を印刷するのに必要な時間となり、その結果、オペレ−タがスタ−トスイッチを押下してから「送信結果レポ−ト」を取得するまでに時間がかかるという問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するために本発明で設けた解決手段は、相手局のファクシミリ装置に情報を送信したときの送信結果情報をその送信が終了したときに媒体に印刷する場合、定着手段に設けられたヒ−タに電力を供給し、上記送信結果情報を可視像化したトナ−像を媒体に定着することができる定着温度までヒ−タの温度を上昇させるファクシミリ装置のヒ−タ制御方法において、上記相手局のファクシミリ装置に情報を送信する動作の起動を行った後に上記ヒータに電力の供給を開始し、送信動作と並行して上記ヒ−タの温度を上記定着温度よりも低い所定の設定温度まで上昇させ、上記ヒ−タの温度が上記設定温度まで上昇すると送信が終了するまでその温度を保持するよう制御し、上記相手局のファクシミリ装置への情報の送信が終了すると、ヒ−タの温度を更に上記定着温度まで上昇させるものである。
【0014】
上記構成によれば、ヒータの温度を上昇させる動作は相手局のファクシミリ装置に情報を送信する動作の起動を行った後に開始され、送信動作と並行して行われる。そして定着温度より低い所定の設定温度にまでヒータの温度が上昇すると送信が終了するまでその温度を保持しておき、相手局のファクシミリ装置への情報の送信が終了すると、ヒータの温度を更に定着温度まで上昇させる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を付す。
【0016】
図3は実施の形態のファクシミリ装置の印刷部の構成を示す説明図、図4は実施の形態のファクシミリ装置の制御系を示すブロック図である。
【0017】
まず、ファクシミリ装置の印刷部1の構成について説明する。なお、本実施の形態におけるファクシミリ装置は、印刷部1に電子写真印字方式を採用した装置として説明する。
【0018】
図3において、印刷部1は、それぞれ破線で囲んだ媒体搬送部2、トナ−像生成部3、定着部4とから構成されている。媒体搬送部2には、媒体5を搬送するフィ−ドロ−ラ対6が設けられている。
【0019】
トナ−像生成部3には、感光体ドラム7が設けられている。この感光体ドラム7の周囲には、感光体ドラム7表面に静電荷を与える帯電ロ−ラ8と、複数の発光ダイオ−ドあるいはレ−ザビ−ムによる走査により感光体ドラム7上に静電潜像を形成するヘッド9と、トナ−カ−トリッジ10から搬送され、帯電されたトナ−を静電潜像に付着する現像ロ−ラ11と、感光体ドラム7に一定の力で押し付けられ、感光体ドラム7表面に形成されたトナ−像を転写材である媒体5に転写する転写ロ−ラ12と、トナ−の帯電極性とは逆のバイアス電圧を印加し、転写後の感光体ドラム7表面に残存した残存トナ−を除去すると共に、感光体ドラム7表面の除電を行うクリ−ニングロ−ラ13とが設けられている。そしてトナ−像生成部3は、搬送される媒体5上にトナ−像を生成する。
【0020】
定着部4はトナ−像の媒体5への定着を行う。この定着部4は、媒体5を搬送挟持する、ヒ−トロ−ラ14a、14bから成るヒ−トロ−ラ対14と、一方のヒ−トロ−ラ14aに内蔵され、ヒ−トロ−ラ14aを温めるヒ−タ15と、該ヒ−タ15を内蔵したヒ−トロ−ラ14aの近傍に設けられ、ヒ−タ15の温度を検出するためのサ−ミスタ16とから構成される。そして、媒体5に転写されたトナ−像を熱と圧力とにより媒体5に定着させる。
【0021】
次にファクシミリ装置の制御系について説明する。
【0022】
図4において、ファクシミリ装置には、オペレ−タがキ−入力等を行うための操作パネル17と、原稿に記載された情報を光学的に読み取るスキャナ18と、相手局のファクシミリ装置から受信した画像デ−タや「送信結果レポ−ト」等を印刷する印刷部1と、ファクシミリ装置全体の動作を規定するプログラム等が格納されるROM(リ−ドオンリメモリ)19と、送受信画像デ−タや各種の装置設定等を記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)20と、送受信画像デ−タをMH(モデファイド ハフマン)、MR(モデファイド リ−ド)、あるいはMMR(モデファイド モデファイド リ−ド)符号化方式で符号化/復号化するコ−ダ/デコ−ダ21と、送受信画像デ−タやファクシミリ伝送手順信号を変調/復調するモデム22と、電話網とのインタ−フェ−スを制御する網制御部23と、電子写真印刷プロセスに必要な電力を印刷部1に供給する電源24と、図3に示すサ−ミスタ16と接続され、サ−ミスタ16の出力電圧を量子化して温度デ−タに変換し、後述する主制御部へ送信する温度検出部25と、ROM19に格納されたプログラムに従ってファクシミリ装置全体を制御する主制御部26とが設けられている。
【0023】
ここで、ファクシミリ装置の送信方法には、原稿に記載された情報をスキャナ18で読取りながら相手局のファクシミリ装置に送信動作を行うフィ−ダ送信と、原稿に記載された情報を全て読み取ってから相手局のファクシミリ装置に情報の送信動作を開始するメモリ送信とがある。
【0024】
フィ−ダ送信、メモリ送信においても、主制御部26は送信動作の起動を行い、また「送信結果レポ−ト」の印刷を行うことが選択されたことを示す情報(「送信結果レポ−ト」印刷オン設定)を検出したならば、プレヒ−ト処理の実行を開始する。このプレヒ−ト処理とは、主制御部26が印刷部1に印刷動作開始の指示は与えず、ヒ−タ15のみに電源24から電力を供給し、プレヒ−ト温度までヒ−タ15の温度を上昇させる処理のことである。
【0025】
なお、フィ−ダ送信においては、原稿に記載された情報をスキャナ18で読取りながら相手局のファクシミリ装置へ送信する動作と並行してプレヒ−ト処理を行うが、メモリ送信においては、図示せぬ記憶部に記憶されている情報を読み出し、相手局のファクシミリ装置に送信する動作と並行してプレヒ−ト処理を行う点が、フィ−ダ送信とメモリ送信とで異なる。
【0026】
また、プレヒ−ト処理は印刷動作を行わずにヒ−タ15の温度を上昇させるので、ヒ−タ15周辺の部品(ヒ−トロ−ラ対14及び図示せぬ筐体等)にダメ−ジを与えない程度の温度(プレヒ−ト温度)まで上昇させることが望ましい。それ故、主制御部26は、サ−ミスタ16からの電圧に基づき温度検出部25で変換された温度デ−タを受信し、設定されたプレヒ−ト温度よりも高くなり過ぎた場合には、ヒ−タ15への電力の供給を停止し、一方プレヒ−ト温度よりもヒ−タ15の温度が下がった場合には、再びヒ−タ15に電力を供給する制御を行い、プレヒ−ト温度を保持する。
【0027】
そして、主制御部26は、相手局のファクシミリ装置への情報の送信動作が終了したことを検出すると、定着温度へのヒ−トアップを開始する。
【0028】
次に上記構成におけるファクシミリ装置の「送信結果レポ−ト」印刷動作についてフロ−チャ−トに従って説明する。まず、送信方法としてフィ−ダ送信を採用しているファクシミリ装置の動作について図1、図2に示すフロ−チャ−トに従って説明する。図1、図2は実施の形態のファクシミリ装置の動作手順を示すフロ−チャ−トである。
【0029】
まず、オペレ−タが原稿をファクシミリ装置にセットし、相手局のファクシミリ装置の電話番号を入力する。そして、「送信結果レポ−ト」を印刷するあるいは印刷しないのどちらかを選択し、操作パネル17から入力する共に、図示せぬスタ−トスイッチを押下し、送信動作起動開始の入力を行う。ステップS1で主制御部26が上記初期設定の入力結果を受信すると、ステップS2に進み、送信動作を起動する。すなわち発呼処理を行い、相手局のファクシミリ装置との情報のやりとりのための諸設定を行う。なお、「送信結果レポ−ト」を印刷するあるいは印刷しないのどちらかが入力されると、その入力結果はRAM20に格納される。
【0030】
ステップS3で主制御部26はRAM20を参照し、「送信結果レポ−ト」を印刷することを示す情報が格納されていることを確認したならば、プレヒ−ト処理の実行を開始する。そのためステップS4に進み、プレヒ−ト処理を開始する。一方「否」ならば、「送信結果レポ−ト」印刷動作に関する本フロ−チャ−トの処理は終了となる。
【0031】
ステップS4で主制御部26は、ヒ−タ15に電源24から電力を供給し、ヒ−タ15の温度を上げる。ステップS5で主制御部26はサ−ミスタ16からの電圧に基づき温度検出部25で変換された温度デ−タを受信し、ヒ−タ15の温度を検出する。主制御部26はプレヒ−ト温度に達したことを検出すると、ステップS6に進み、プレヒ−ト温度を保持する制御を行う。なお、このプレヒ−ト温度は各装置毎に予め決められている。
【0032】
また、上記ステップS2で、主制御部26は送信動作を起動するが、情報のやりとりに必要な諸設定が終了すると、スキャナ18で原稿に記載された情報を読取りながら、相手局のファクシミリ装置に電話網23を介して送信する。すなわちプレヒ−ト処理と並行して相手局のファクシミリ装置への情報の送信が行われる。
【0033】
ステップS7で主制御部26は、相手局のファクシミリ装置に情報をすべて送信したことを検出したならば、ステップS8に進み、ヒ−タ15に電源24から電力を供給し、ヒ−トアップを開始する。ステップS9で、ヒ−タ15が定着温度に達するまでヒ−トアップをし続け、定着温度に達すると、ステップS10に進み、主制御部26は定着温度を保持する制御を行う。
【0034】
そして、ステップS11に進み、主制御部26は、RAM20に記憶されている「送信結果レポ−ト」に関する情報を読み出し、印刷部1へ転送する。そして、印刷部1で「送信結果レポ−ト」の印刷動作を開始する。
【0035】
まず、帯電ロ−ラ8により感光体ドラム7表面に静電荷を与え、ヘッド9により静電潜像を形成し、現像ロ−ラ11により感光体ドラム7表面の静電潜像を可視像化し、トナ−像を形成する。そしてこのトナ−像を、フィ−ドロ−ラ対6により搬送されてきた媒体5に、転写ロ−ラ12により転写する。
【0036】
そして、フィ−ドロ−ラ対6は更に媒体5を媒体搬送方向下流へと搬送し、ヒ−トロ−ラ対14で媒体5を搬送挟持しながら、媒体5に転写されたトナ−像を熱と圧力とにより媒体5に定着させ、印刷動作を終了とし、装置外に媒体5を排出する。ステップS12で「送信結果レポ−ト」の印刷が終了したならば、ステップS13で主制御部26はヒ−タ15に電力を供給することを停止し、処理を終了とする。
【0037】
次に送信方法としてメモリ送信を採用しているファクシミリ装置の「送信結果レポ−ト」印刷動作について図5、図6に示すフロ−チャ−トに従って説明する。図5、図6は実施の形態のファクシミリ装置の他の動作手順を示すフロ−チャ−トである。
【0038】
まず、オペレ−タが原稿をファクシミリ装置にセットし、相手局のファクシミリ装置の電話番号を入力する。そして、「送信結果レポ−ト」を印刷するあるいは印刷しないのどちらかを選択し、操作パネル17から入力する共に、スタ−トスイッチを押下し、送信動作起動開始の入力を行う。ステップS31で主制御部26が上記初期設定の入力結果を受信すると、ステップS32で主制御部26は、原稿に記載された情報をスキャナ18で読み取り、RAM20に順次記憶する。ステップS33で主制御部26は読取りが終了すると、ステップS34に進み、送信動作を起動する。すなわち発呼処理を行い、相手局のファクシミリ装置と情報のやりとりのための諸設定を行う。なお、「送信結果レポ−ト」を印刷するあるいは印刷しないのどちらかが入力されると、その入力結果はRAM20に格納される。
【0039】
ステップS35で主制御部26はRAM20を参照し、「送信結果レポ−ト」を印刷することを示す情報が格納されていることを確認したならば、プレヒ−ト処理の実行を開始する。そのためステップS36に進み、プレヒ−ト処理を開始する。一方「否」ならば、「送信結果レポ−ト」印刷動作に関する本フロ−チャ−トの処理は終了となる。
【0040】
なお、上記ステップS34で、主制御部26は送信動作を起動し、情報のやりとりに必要な諸設定が終了すると、RAM20に記憶してある情報を順次読み出し、相手局のファクシミリ装置に電話網23を介して送信する。すなわち、プレヒ−ト処理と並行して相手局のファクシミリ装置への情報の送信が行われる。
【0041】
以下ステップS36からステップS45までは、図1、図2に示すステップS4からステップS13までの処理と同様であるので、説明は省略する。
【0042】
なお、図7に示すように、主制御部26は送信動作と並行してプレヒ−ト温度までヒ−タ15の温度を上昇させて保持する動作を行うので、送信動作が終了してからヒ−タ15が定着温度に達するまでのヒ−トアップに必要な時間が短くて済む。
【0043】
例えば、定着温度がセ氏155度のファクシミリ装置の場合、そのファクシミリ装置においては、ヒ−タ15の温度は、送信動作を行っている間にプレヒ−ト温度であるセ氏135度まで上昇しているので、ヒ−トアップを開始してからセ氏155度に達するまでに必要な時間が約3秒(tb)で済む。すなわちヒ−トアップに必要な時間が従来の約17秒から約3秒へと大幅に短縮される。なお、図7は実施の形態のファクシミリ装置の動作に対応するシ−ケンスチャ−トである。
【0044】
また、周囲温度に応じてヒ−トアップに必要な時間が変化する。例えば、周囲温度が低いほどヒ−トアップに必要な時間が増加する。また、定着温度及びプレヒ−ト温度は装置の設定により変更することが可能となっている。
【0045】
また、プレヒ−ト処理を行うのは、「送信結果レポ−ト」の印刷が選択された場合のみなので、不必要な電力を消費することもない。
【0046】
以上本実施の形態においては、送信動作を起動してから「送信結果レポ−ト」を印刷し終わるまでに必要な時間が、情報の送信動作に必要な時間と、ヒ−タ15がプレヒ−ト温度から定着温度に達するまでの時間と、「送信結果レポ−ト」を印刷するのに必要な時間となり、周囲温度からプレヒ−ト温度にヒ−タ15の温度が上昇するまでの時間分、従来よりも短縮することができる。
【0047】
その結果、オペレ−タがスタ−トスイッチを押下してから「送信結果レポ−ト」を取得するまでの時間が短縮され、オペレ−タは原稿の送信結果情報をすぐに取得することができるようになる。
【0048】
また、「送信結果レポ−ト」を出力し終わるまでは次の送信や受信を受け付けることが不可能なファクシミリ装置においては、ヒ−トアップ時間が短縮されることにより、送信が終了してから次の送信や受信を受け付けるまでの時間を短縮することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏する。
【0050】
相手局のファクシミリ装置に情報を送信する動作の起動を行った後に上記ヒータに電力の供給を開始し、送信動作と並行してヒータの温度を上昇させ、上記ヒータの温度が定着温度より低い所定の設定温度まで上昇すると送信が終了するまでその温度を保持し、相手局のファクシミリ装置への情報の送信が終了すると、ヒータの温度を更に定着温度まで上昇させることにより、ヒータ周辺の部品へのダメージを少なくすることができるとともに、送信動作を起動してから送信結果情報を印刷し終わるまでに必要な時間を短縮することができる。
【0051】
その結果、オペレ−タが送信結果情報を取得するまでの時間が短くなり、オペレ−タは原稿の送信結果情報をすぐに取得することができるようになる。
【0052】
また、送信結果情報を出力し終わるまでは次の送信や受信を受け付けることが不可能なファクシミリ装置においては、定着温度に上昇するまでの時間が短縮されることにより、送信が終了してから次の送信や受信を受け付けるまでの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のファクシミリ装置の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図2】実施の形態のファクシミリ装置の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図3】実施の形態のファクシミリ装置の印刷部の構造を示す説明図である。
【図4】実施の形態のファクシミリ装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】実施の形態のファクシミリ装置の他の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図6】実施の形態のファクシミリ装置の他の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図7】実施の形態のファクシミリ装置の動作に対応するシ−ケンスチャ−トである。
【符号の説明】
1 印刷部
5 媒体
15 ヒ−タ
26 主制御部
Claims (2)
- 相手局のファクシミリ装置に情報を送信したときの送信結果情報をその送信が終了したときに媒体に印刷する場合、定着手段に設けられたヒ−タに電力を供給し、上記送信結果情報を可視像化したトナ−像を媒体に定着することができる定着温度までヒ−タの温度を上昇させるファクシミリ装置のヒ−タ制御方法において、
上記相手局のファクシミリ装置に情報を送信する動作の起動を行った後に上記ヒータに電力の供給を開始し、送信動作と並行して上記ヒ−タの温度を上記定着温度よりも低い所定の設定温度まで上昇させ、
上記ヒ−タの温度が上記設定温度まで上昇すると送信が終了するまでその温度を保持するよう制御し、
上記相手局のファクシミリ装置への情報の送信が終了すると、ヒ−タの温度を更に上記定着温度まで上昇させることを特徴とするファクシミリ装置のヒータ制御方法。 - 送信動作の起動を行った後に上記ヒ−タへの電力の供給を開始するのは、送信結果情報の印刷が選択されたときである請求項1記載のファクシミリ装置のヒ−タ制御方法。
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