JP3958645B2 - フラットケーブルの取付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングホイールに設けられている操作スイッチのスイッチボディに、フラットケーブルを取り付けるためのストッパを用いたフラットケーブルの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
当節の自動車にはカーオーディオやハンズフリー移動電話等の機器が搭載されており、それらは操作スイッチにより遠隔操作される。操作スイッチは、ステアリングホイールに設けられたパッドの左側と右側とに分けて配置されている。例えば、ステアリングホイールの左側にカーオーディオ用の操作スイッチが配置され、右側にハンズフリー移動電話の操作スイッチが配置される。これらの操作スイッチは、ステアリングホイールにおけるパッドの左右両側に設けられたスイッチボディに取り付けられる。両スイッチボディは、ステアリングホイール内部に配設されたフレキシブルフラットケーブルを介して電気的に接続されている。具体的には、フラットケーブルの両端部に設けられたコネクタが、操作スイッチのボディに埋設されたコネクタハウジングに挿入されている。
【0003】
従来、この種のフラットケーブルは、その両端部がコネクタ接続されている以外に、ステアリングホイールに対し固定する構造を何一つ備えていない。そのため、ステアリングホイールの組み付け時において、ステアリングホイールを構成する部品がフラットケーブルに引っ掛かかれば、コネクタが引き抜かれてしまうおそれがある。そこで、フラットケーブルの両端部以外の部分を固定することが考えられる。例えば、フラットケーブル自体に間隔をおいて複数の係止孔を形成するとともに、スイッチボディに係止突起を設ける。ここでいう係止突起とは単純な凸形状をいう。そして、係止突起に係止孔を係合させることで、フラットケーブルの一部を固定することができる。しかしながら、通常フラットケーブルは所定の引っ張り荷重(98N)に耐えることが要求される。このような事情から、引っ張り荷重に十分に耐えるフラットケーブルとするために、同ケーブル全体を補強すれば上述した問題を解消することは可能である。しかし、補強部材を設けたり、フラットケーブルの絶縁皮膜を厚くしたりすれば、コスト高を招くばかりかフラットケーブル自体が大型化するという不具合が新たに生じることとなる。
【0004】
そこで、フラットケーブルの破損を防ぐために、フラットケーブルの絶縁皮膜の一部分を側方(幅方向)に張り出させ、その張り出し部分に係止孔を形成することも考えられる。つまり、係止孔と係止突起との係合部分を、フラットケーブルのケーブル芯線が密集されている部分から外れた位置に設ける。このような構成とすれば、フラットケーブルに引っ張り荷重が加わっても、フラットケーブルの絶縁が破壊されるおそれがない。
【0005】
ところが、このような構成を採用すれば、以下に示す新たな問題が生じる。係止孔を有する張り出し部分をフラットケーブルの絶縁皮膜と一体的に形成することから、張り出し部分の位置があらかじめ決められてしまう。そのため、張り出し部分の位置をステアリングホイールに設けられた係止突起の位置に合わせるために、フラットケーブルを所定長さ切り取ることで、係止突起に対する係止孔の位置を調節している。この方法では、フラットケーブルに多くの無駄が発生し、歩留まりが悪くなるという問題もある。
【0006】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、スイッチボディにフラットケーブルを低コストで取り付けることにある。又、フラットケーブルにかかる引っ張り荷重に対して十分に耐えることが可能な構成とすることにある。更には、フラットケーブルを任意の位置で切断して使用することを可能にすることで歩留まりを向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明…第1,第4〜第8実施形態に対応)
この発明では、自動車に搭載された機器を遠隔操作する操作スイッチが装備されたスイッチボディをステアリングホイールに設け、前記スイッチボディに対し電気的に接続するフラットケーブルを取り付けるためのストッパを用いたフラットケーブルの取付け構造であって、前記スイッチボディには、間隔をおいて2つの係止突起が設けられ、両係止突起の基端部の間隔よりも先端部の間隔の方が狭くなるように折曲形成され、前記各係止突起はその先端部に所定の角度を有する傾斜部をそれぞれ有し、両傾斜部はそれらの間隔が基端側へ向かうほど大きくなるように直線的に傾いており、前記フラットケーブルにシート状素材を接着し、その両端部に係止孔を有する可撓性の合成樹脂から構成される前記ストッパには、そのシート状素材の両端部にフラットケーブルの側縁から側方へ張り出すように張り出し部を形成し、前記スイッチボディに設けられた前記係止突起に係合される前記係止孔を前記張り出し部に設け、前記ストッパを撓ませて前記係止孔が前記係止突起に係合されることを要旨とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、張り出し部がフラットケーブルの側縁から張り出した位置にあることから、フラットケーブルそのものに係止孔を設けずに済む。そのため、フラットケーブルが緊張した状態で取り付けられても、係止孔が設けられたストッパの方に引っ張り荷重のほとんどがかかり、フラットケーブル自体には直接大きな引っ張り荷重がかかることはない。従って、フラットケーブル自体にかかる引っ張り荷重を低減することができ、フラットケーブルは引っ張り荷重に十分に耐えることができる。又、ストッパはシート状素材を接着しただけの簡単な構成からなるため、ストッパを低コストかつ容易に製造することができる。
【0009】
更に、シート状素材を接着することでストッパがフラットケーブルに取り付けられることから、フラットケーブルの長手方向におけるストッパの固定位置を自由に変更することが可能である。そのため、フラットケーブルを任意の位置で切断して使用できるようになり、フラットケーブルを余すことなく使用することができる。この結果、フラットケーブルの無駄を無くすことができ、歩留まりの向上を図ることができる。なお、シート状素材を接着する手段としては、それらの材料が例えば合成樹脂であれば、熱溶着、超音波溶着、或いは接着剤等で接着することが考えられる。
【0017】
加えて、ストッパの張り出し部に設けた係止孔をスイッチボディに設けた係止突起に係合するという簡単な方法で、スイッチボディにフラットケーブルを取り付けることができる。
【0019】
また、係止突起の基端部の間隔よりも先端部の間隔の方が狭くなるように折曲形成されているにも拘わらず、係止孔と係止突起との係合が容易になる。しかも、ストッパを係止突起に装着した状態では、係止突起の基端部の間隔よりも先端部の間隔の方が狭くなっているので、係止突起からストッパが外れにくくなる。従って、自動車の振動等の影響を受けてフラットケーブルが外れるのを確実に防止することができる。
【0021】
特に、ストッパに設けられた係止孔が係止突起の傾斜部から係合されると、係止孔が傾斜部に沿ってガイドされることにより、撓ませたストッパを広がらせつつ、係止孔を係止突起に係合することができる。従って、係止突起に対してストッパをスムーズに装着することができる。
【0022】
(請求項2の発明…第4実施形態に対応)
この発明では、請求項1に記載のフラットケーブルの取付け構造において、スイッチボディには、ストッパを取り付ける際に、湾曲されるシート状素材がスイッチボディに当たるのを回避するための回避部が設けられていることを要旨とする。
【0023】
請求項2に記載の発明によれば、シート状素材を湾曲させながらストッパをスイッチボディに取り付ける際に、その湾曲部分が回避部内に配置されることとなるため、スイッチボディにストッパが当たることがない。そのため、シート状素材を大きく湾曲保持させた状態で、シート状素材の係止孔をスイッチボディの係止突起に係合することが可能になる。従って、スイッチボディに対するストッパの取付作業が容易になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0025】
図1〜図3に示すように、自動車用ステアリングホイール11の中央部に設けられたパッド12の両側部には、2つのスイッチボディ14,15が設けられている。スイッチボディ14,15には、自動車に搭載された機器を遠隔操作する操作スイッチ16が設けられている。ここで言う機器としては、例えばオーディオ、ハンズフリー移動電話、ナビゲーションシステム等を指す。一方のスイッチボディ14に設けられた操作スイッチ16は、オーディオに用いるものであり、他方のスイッチボディ15に設けられた16は、ハンズフリー移動電話に用いるものである。
【0026】
両スイッチボディ14,15の裏側においてそれらの間に位置する箇所には、両端部にコネクタ17を有するフラットケーブル18が設けられている。それぞれのコネクタ17は、各スイッチボディ15の側面に対峙して設けられた図示しないコネクタハウジングに接続されている。この接続により、両スイッチボディ14,15はコネクタ17を介して電気的に接続されている。
【0027】
図2,図4に示すように、フラットケーブル18の両端部には、それを各スイッチボディ14,15に装着するためのストッパ23が設けられている。各ストッパ23は、フラットケーブル18を挟み込むように接着剤で互いに接着された2枚のシート状素材24から構成されている。シート状素材24は、可撓性を有するPPやPET等の合成樹脂により長方形状に形成されている。ストッパ23の長手方向における両端部は、フラットケーブル18の側縁から側方に張り出された張り出し部23aを有している。それぞれの張り出し部23aには、円形状の係止孔25が透設されている。この係止孔25の形状を任意の形状に変更してもよく、その変更例として例えば楕円形状等にすることが可能である。
【0028】
図2,図4に示すように、前記各スイッチボディ14,15の裏面には、それぞれ所定の間隔をおいて2つの係止突起26が形成されている。この係止突起26は、合成樹脂製であって、スイッチボディ14,15と一体的に形成されている。各係止突起26は、基端部から中央部付近において横L字状をなす主要部26aと、その主要部26aの先端部から斜め方向に沿って突設された傾斜部26bとから構成されている。傾斜部26bは直線的に傾いていることから、対峙された傾斜部26bの間隔は、その基端側に向かうほど次第に大きくなっている。
【0029】
そして、図6に示すように、各係止突起26には、ストッパ23に形成された各係止孔25がそれぞれ係合されるようになっている。この係合により、スイッチボディ14,15に対してフラットケーブル18の両端部が取り付けられるようになっている。なお、係止突起26を上述したような形状としたことにより、両係止突起26の基端部の間隔よりも先端部の間隔の方が狭くなっている。このような形状とした理由は、係止突起26から係止孔25が簡単に抜けないようにするためである。
【0030】
フラットケーブル18の両端部に設けられた係止孔25の中心部の間隔と、各スイッチボディ14,15に設けられた係止突起26の基端部の間隔とはほぼ同じに設定されている。そのため、フラットケーブル18を取り付けたとき、同フラットケーブル18は、所定の引張り荷重(98N)でもって緊張した状態をとり得る。フラットケーブル18に緊張をもたせた理由は、フラットケーブル18がその周囲の部材に引っ掛かりにくくするためである。
【0031】
図1,図2に示すようにフラットケーブル18の中央部には、取付具27が設けられている。この取付具27は、前記ストッパ23と同様に、フラットケーブル18を挟む2枚のシート状素材24を接着剤で接着したものである。そして、取付具27の一端部は、フラットケーブル18の側縁から張り出された張り出し部27aとなっている。この張り出し部27aには係止孔28が形成されている。つまり、取付具27については、ストッパ23と異なり1つの係止孔28のみとなっている。そして、ステアリングホイールの裏側に設けられた図示しないボス部に係止孔28が係合されることにより、フラットケーブル18の中央部が取り付けられるようになっている。
【0032】
次に、フラットケーブル18の両端部をスイッチボディ14,15の裏側に取り付ける方法を以下に示す。
図5に示すように、ストッパ23を撓ませながら、各係止孔25を係止突起26の傾斜部26bにはめ込む。そして、撓ませていたストッパ23を傾斜部26bの傾斜に沿って広げつつ係止突起26の主要部26aに係合する。次いで、図6に示すように、ストッパ23を係止突起26の基端側へ押し込むと、撓んでいたストッパ23がフラットな形状に復帰されるとともに、張り出し部23aを除く中央部分は、係止突起26の内側に入り込むこととなる。この状態では、係止突起26の主要部26aによってストッパ23がスイッチボディ14,15に押さえ付けられ、同ストッパ23は位置ずれしなくなる。
【0033】
従って、本実施形態によれば以下に示す効果がある。
(1)ストッパ23の両端部に設けた張り出し部23aには係止孔25が形成され、その係止孔25がスイッチボディ14,15に設けた係止突起26に係合される。この係合により、フラットケーブル18がスイッチボディ14,15の裏側に取り付けられるようになっている。ストッパ23に形成されている係止孔25は、フラットケーブル18と無関係な位置にあることから、フラットケーブル18を取り付けたときにそれが緊張状態にあっても、フラットケーブル18に直接大きな引っ張り荷重がかかるのを防止することができる。要するに、フラットケーブル18に対する引っ張り荷重を軽減することができる。この結果、フラットケーブル18は引っ張り荷重に対して十分に耐えることができ、コネクタ17を保護することができる。しかも、フラットケーブル18に対する補強部材が必要ないので、フラットケーブル18が大型化するのを防止したり、組み付け工程数が増えることによるコスト高を防止したりすることもできる。
【0034】
(2)合成樹脂からなる2枚のシート状素材24を互いに接着するだけでストッパ23を構成している。そのため、ストッパ23を簡単に製造することができる。
【0035】
(3)2枚のシート状素材24を互いに接着することでストッパ23がフラットケーブル18に固定されていることから、ストッパ23の固定位置を自由に変更することができる。従って、例えば車種の違いや仕様変更等により、フラットケーブル18の長さが異なったり、係止突起26の配置間隔が異なったりする場合であっても、フラットケーブル18を任意の位置で切断して使用することができる。このことから、フラットケーブル18を余すことなく使用することができるので、歩留まりの向上を図ることができる。
【0036】
(4)スイッチボディ14,15にそれぞれ設けられた2つの係止突起26の間隔は、基端部よりも先端部の方が狭くなっている。そのため、係止突起26に係合されているストッパ23の係止孔25が外れるのを防止することができる。この結果、スイッチボディ14,15にフラットケーブル18を安定した状態で取り付けることができる。
【0037】
(5)ストッパ23を撓ませながら、その係止孔25を係止突起26に係合しているため、ストッパ23の装着を簡単に行うことができる。更に、互いに対向する2つの係止突起26の先端部には傾斜部26bが形成され、両傾斜部26bの間隔はその基端側へ向かうほど大きくなっている。そのため、ストッパ23に設けられた係止孔25が傾斜部26bにガイドされることで、撓ませたストッパ23をスムーズに広がらせることができる。よって、ストッパ23に形成された係止孔25を係止突起26の基端部側に容易に押し込むことができる。これにより、ストッパ23の装着をよりいっそう簡単に行うことができる。
【0038】
(第2実施形態)
第2実施形態を、前記実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7,図8に示すように、スイッチボディ14,15に突設されている係止突起31は、円柱状の基部32と、その基部32の先端部に設けられた離脱防止部33とから構成されている。離脱防止部33の先端面には、その軸線方向に沿って延びる十字状の楔状溝34が形成されている。この楔状溝34が設けられていることにより、ストッパ23に設けた係止孔25が係止突起31に係合されるとき、離脱防止部33が窄まるようになっている。これは、係止突起31に対する係止孔25の係合を容易に行うためである。
【0039】
離脱防止部33の基端部の径(離脱防止部33の最大径)は、基部32の径よりも大きく、かつストッパ23に設けられた係止孔25の径よりもわずかに大きい。基部32の径と係止孔25の径とはほぼ同じになっている。このような関係により、ストッパ23に設けた係止孔25が係止突起31に係合された状態では、係止孔25の外周縁が離脱防止部33の基端面に当たるので、ストッパ23が係止突起31から外れないようになっている。
【0040】
従って、上述した構成から、この第2実施形態においても前述した第1実施形態とほぼ同様の効果を発揮させることができる。
(第3実施形態)
図9,図10に示すように、ストッパ23の一端部のみに張り出し部23aが設けられ、係止孔25は1つだけ設けられている。係止孔25が係合される係止突起40は、前記第2実施形態に示す係止突起31と同様に、円柱状の基部41と、その基部41の先端部に設けられた離脱防止部42とから構成されている。但し、第2実施形態と異なる点としては、離脱防止部42の先端部の形状が半球状に形成されている。その上、前記第2実施形態で示す楔状溝34が省略された離脱防止部42となっている。従って、上述した構成から、第3実施形態においても、前述した第1実施形態とほぼ同様の効果を発揮させることができる。
【0041】
(第4実施形態)
図11,図12に示すように、各スイッチボディ14,15の裏面において両係止突起26の間に位置する箇所には有底凹状の回避部51が形成されている。本実施形態において回避部51の両側面は係止突起26の先端部付近に位置しているが、図12に破線で示すように、回避部51の両端側面が係止突起26の基端部付近に位置するように回避部51の開口面積を大きくすることも可能である。
【0042】
上述した構成とすれば、ストッパ23をスイッチボディ14,15に取り付ける際に、シート状素材24をスイッチボディ14,15側に大きく湾曲させても、シート状素材24の湾曲部分は、回避部51内に配置されることとなる。これにより、スイッチボディ14,15にシート状素材24の湾曲部分が当たることがない。つまり、図12に二点差線で示すように、シート状素材24を大きく湾曲させたままの状態で、ストッパ23の係止孔25を、スイッチボディ14,15の係止突起26に係合しやすくなる。従って、ストッパ23の取り付け作業がいっそう容易になる。
【0043】
(第5実施形態)
図13,図14に示すように、本実施形態のシート状素材24は、2つの張り出し部23aの中間位置において複数の可撓性片(可撓性部材)55を有しており、それらの可撓性片55は、フラットケーブル18に接着剤で接着されている。フラットケーブル18の表側にある可撓性片55と裏側にある可撓性片55とは、フラットケーブル18を挟み込むように対峙され、かつフラットケーブル18の幅方向に並設されている。各可撓性片55は、その基端部を中心にして撓むときの弾性抵抗でもってフラットケーブル18が大きい角度で曲げられるのを防ぐ役割がある。シート状素材24は、可撓性片55が設けられている箇所とは反対側の箇所に切欠き部56を有している。この切欠き部56があることにより、フラットケーブル18に対するシート状素材24の接着作業性が向上する。
【0044】
前記シート状素材24において各可撓性片55の基端部間には円形部57が形成されている。この円形部57により、図15に示すように可撓性片55が撓むときに、その基端部に生じる曲げ応力が特定の箇所に集中するのを防止している。なお、円形部57は角張っていない形状であれば、任意の形状に変更することが可能である。
【0045】
なお、本実施形態及びこれ以降の実施形態では、ストッパ23の係止孔25に係合される係止突起を図示していない。ストッパ23の係止孔25には、第1実施形態に示されるタイプの係止突起26、第2実施形態に示されるタイプの係止突起31、いずれのものを係合することが可能である。これらの説明については、上述した実施形態と同じ構成であるため説明を省略する。
【0046】
従って、本実施形態ではストッパ23に複数の可撓性片55が設けられていることから、フラットケーブル18を組み付けるまでの取り扱い過程等において、フラットケーブル18に対し外部から何らかの曲げ力が加わった場合でも、フラットケーブル18は緩やかな角度で湾曲される。そのため、フラットケーブル18の各ケーブル芯線18aに過度な曲げ応力が生じなくなくなり、フラットケーブル18が繰り返し曲げられても、フラットケーブル18のケーブル芯線18aが断線するのを防止することができる。
【0047】
又、各可撓性片55の基端部の間に円形部57が形成されていることにより、フラットケーブル18と共に可撓性片55が曲げられても、その基端部に生じる曲げ応力を分散させることができる。これにより、可撓性片55が繰り返し曲げられるようなことがあっても、可撓性片55の基端部においてシート状素材24がひび割れるような破損を防止することができる。従って、ストッパ23の耐久性を向上することができる。
【0048】
更に、シート状素材24が破損しないようにするために、シート状素材24の形成材料を変更したり厚みを変更したりして、シート状素材24の曲げ剛性を高める必要がない。従って、シート状素材24に円形部57を形成したことにより、ストッパ23の製造コストが上昇するのを防ぐ効果もある。
【0049】
(第6実施形態)
図16に示すように、前記可撓性片55は、シート状素材24の幅方向における両側縁にそれぞれ複数個形成されている。ちなみに、本実施形態において、可撓性片55は、シート状素材24の片側に3つずつ、つまり1枚のシート状素材24につき合計で6つ形成されている。もちろん、可撓性片55の数は、任意の数に変更することが可能である。更に、シート状素材24の一方の側縁(図16の左側)にある可撓性片55の数と、他方の側縁(図16の右側)にある可撓性片55の数とを異ならせることも可能である。
【0050】
従って、本実施形態によれば、フラットケーブル18を組み付けるまでの取り扱い過程において、フラットケーブル18が曲げられるようなことがあっても、フラットケーブル18はシート状素材24の両側の境界部付近において緩やかな角度で湾曲される。このことから、フラットケーブル18のケーブル芯線18aが断線するのをいっそう防止することができる。
【0051】
(第7実施形態)
図17に示すように、前記第5実施形態で説明したストッパ23にある可撓性片55の付近において、合成樹脂製の粘着テープ(被覆部材)61がフラットケーブル18に巻回されている。その粘着テープ61によって可撓性片55全体が被覆されている。
【0052】
この粘着テープ61が巻回されることにより、ストッパ23の境界部付近におけるフラットケーブル18に適度な腰が付与される。そのため、外部からフラットケーブル18に曲げ力が加わるようなことがあっても、ストッパ23の境界部付近でフラットケーブル18はよりいっそう緩やかな角度で湾曲される。そのことに加え、粘着テープ61により、ストッパ23付近におけるフラットケーブル18の補強を図ることができる。そのため、フラットケーブル18が繰り返し湾曲されるようなことがあっても、そのケーブル芯線18aの断線防止効果を非常に高くすることができる。更に、可撓性片55が粘着テープ61によって巻回されていることにより、フラットケーブル18に対するストッパ23の位置ずれ防止効果も非常に高くすることができる。
【0053】
なお、フラットケーブル18に粘着テープ61を巻回することに代えて、フラットケーブル18に外挿される図示しない樹脂チューブをストッパ23の可撓性片55に装着することも可能である。又、粘着テープ61を巻回されている上に粘着テープ61を更に装着することも可能である。
【0054】
(第8実施形態)
図18に示すように、前記第6実施形態で説明したストッパ23にある2つの可撓性片55の付近において、合成樹脂製の粘着テープ(被覆部材)61がフラットケーブル18に巻回されている。この構成においても、前記第7実施形態で示す効果とほぼ同等の効果を発揮することができる。なお、第7実施形態と同様に、粘着テープ61を巻回することに代えて、フラットケーブル18に外挿される図示しない樹脂チューブをストッパ23の可撓性片55に装着することも可能である。或いは、粘着テープ61を巻回されている上に粘着テープ61を更に装着することも可能である。
【0055】
(別の実施形態)
本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記第1実施形態の別例として、係止突起26の形状を図19に示すようにしてもよい。すなわち、前記第1実施形態に示す係止突起26では、主要部26aの形状を横L字状にしていたが、主要部26aの形状を一直線に形成することも可能である。
【0056】
・ 前記第1〜第8実施形態の別例として、ストッパ23を構成するシート状素材24を1枚にしてもよい。この場合には、フラットケーブル18を挟み込むように、1枚のシート状素材24を折り曲げる。特に、第5〜第8実施形態については、シート状素材24をフラットケーブル18の表面側と裏面側とに位置する可撓性片55とが対峙するようにシート状素材24を折り曲げる。そして、シート状素材24とフラットケーブル18とが互いに接合し合う面を接着する。
【0057】
・ 前記第4実施形態では、スイッチボディ14,15に有底の回避部51を凹設したが、図20に示すように、回避部51の底面が開放されたスイッチボディ14,15に変更してもよい。
【0058】
・ 前記第1〜第8実施形態において、2枚のシート状素材24によりストッパ23を構成した。これ以外に、1枚のシート状素材24を谷折りすることにより、フラットケーブル18を挟持し、折り曲げられたシート状素材24の対向面同士を接着剤で接着するようにしてもよい。
【0059】
・ 前記第1〜第8実施形態に示すフラットケーブル18の取付け構造を、フラットケーブル18の中央部に設けられた取付具27に転用してもよい。
・ 前記第1〜第8実施形態においてストッパ23はフラットケーブル18の両端部に設けられているが、両端に限ることなく、フラットケーブル18の任意の位置にストッパ23を設けることが許容される。
【0060】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。
(1)請求項1又は2において、前記シート状素材は、フラットケーブルを挟持するように接着されている。この構成にすれば、フラットケーブルに対するシート状素材の接着強度を向上することができる。
【0061】
(2)請求項1又は2において、2枚のシート状素材が前記フラットケーブルを挟持するように対峙して配置され、それらシート状素材の対峙面同士が互いに接着されている。
【0062】
(3) 請求項1又は2において、前記係止突起は、スイッチボディに対してストッパを押さえ付ける主要部と、前記主要部の先端部に一体的に形成され、前記係止突起に係止孔が係合される側に傾斜した傾斜部とから構成されている。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、フラットケーブルが緊張した状態で取り付けられても、フラットケーブルには直接大きな引っ張り荷重がかからなくなる。従って、フラットケーブルが引っ張り荷重に対して十分に耐えることができる。又、ストッパはシート状素材を接着しただけの簡単な構成からなるため、ストッパを低コストで製造できる。更に、フラットケーブルの無駄を無くすことができ、歩留まりの向上を図ることができる。
【0065】
加えて、ストッパの張り出し部に設けた係止孔をスイッチボディに設けた係止突起に係合するという簡単な方法で、スイッチボディにフラットケーブルを取り付けることができる。
【0066】
また、係止突起と係止孔との係合が解除されにくくなり、フラットケーブルが外れるのを確実に防止することができる。
特に、係止突起に対してストッパをスムーズに装着することができる。
【0067】
請求項2に記載の発明によれば、スイッチボディにストッパを簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるフラットケーブルを取り付けた状態を示す正面図。
【図2】同じく、フラットケーブルを取り付けた状態を示す背面図。
【図3】同じく、フラットケーブルを取り付けた状態を示す見上げ図。
【図4】同じく、ストッパと係止突起とを離した状態の分解斜視図。
【図5】同じく、ストッパを係止突起に取り付ける前の断面図。
【図6】同じく、ストッパを係止突起に取り付けた状態の断面図。
【図7】第2実施形態においてストッパと係止突起とを離した状態の分解斜視図。
【図8】第2実施形態のストッパを係止突起に取り付けた状態の断面図。
【図9】第3実施形態においてストッパと係止突起とを離した状態の分解斜視図。
【図10】第3実施形態のストッパを係止突起に取り付けた状態の断面図。
【図11】第4実施形態においてストッパと係止突起とを離した状態の分解斜視図。
【図12】第4実施形態のストッパを係止突起に取り付ける前の断面図。
【図13】第5実施形態のストッパをフラットケーブルに取り付けた斜視図。
【図14】第5実施形態におけるストッパの正面図。
【図15】第5実施形態においてフラットケーブルが曲がっている状態を示す斜視図。
【図16】第6実施形態におけるストッパの正面図。
【図17】第7実施形態におけるストッパの正面図。
【図18】第8実施形態におけるストッパの正面図。
【図19】別の実施形態においてストッパを係止突起に取り付けた状態の断面図。
【図20】別の実施形態におけるスイッチボディの斜視図。
【符号の説明】
11…ステアリングホイール、14,15…スイッチボディ、16…操作スイッチ、18…フラットケーブル、23…フラットケーブル用ストッパ、23a…張り出し部、24…シート状素材、25…係止孔、26…係止突起、26b…傾斜部、51…回避部、55…可撓性片(可撓性部材)、61…粘着テープ(被覆部材)。
Claims (2)
- 自動車に搭載された機器を遠隔操作する操作スイッチが装備されたスイッチボディをステアリングホイールに設け、前記スイッチボディに対し電気的に接続するフラットケーブルを取り付けるためのストッパを用いたフラットケーブルの取付け構造であって、
前記スイッチボディには、間隔をおいて2つの係止突起が設けられ、両係止突起の基端部の間隔よりも先端部の間隔の方が狭くなるように折曲形成され、前記各係止突起はその先端部に所定の角度を有する傾斜部をそれぞれ有し、両傾斜部はそれらの間隔が基端側へ向かうほど大きくなるように直線的に傾いており、
前記フラットケーブルにシート状素材を接着し、その両端部に係止孔を有する可撓性の合成樹脂から構成される前記ストッパには、そのシート状素材の両端部にフラットケーブルの側縁から側方へ張り出すように張り出し部を形成し、前記スイッチボディに設けられた前記係止突起に係合される前記係止孔を前記張り出し部に設け、
前記ストッパを撓ませて前記係止孔が前記係止突起に係合されることを特徴とするフラットケーブルの取付け構造。 - 前記スイッチボディには、前記ストッパを取り付ける際に、湾曲される前記シート状素材が前記スイッチボディに当たるのを回避するための回避部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブルの取付け構造。
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